JP2008174827A - 電気メッキ処理システムに用いられるガイド装置 - Google Patents

電気メッキ処理システムに用いられるガイド装置 Download PDF

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Abstract

【課題】メッキ処理用タンクに搬送されたワークを好適にメッキ処理すること。
【解決手段】メッキ処理用液が入ったタンク902と、タンク内にレジストフィルム付パターンメッキワーク904を垂下する吊下具と、摺動可能な吊下具を有する陰極バー903と、ワーク904に対し平行な一対の陽極906と、この陽極の内側に配置され、ワークを案内するパネル形状の一対のガイド装置1とを有し、ワークに給電しながら吊下げ具を陰極バー上で摺動させてワークを処理液A中で移動させることにより、ワークに電器メッキを施す電気メッキ処理システム。各ガイド装置1は、新たな処理液Aが循環する枠形状の主管2と、主管に対し斜めに複数本並列され、主管に対し両端部で連結されている副管3とを有する。副管は長手方向に延びるスリット状噴出孔31を有し、スリット状噴出孔経由で、主管に供給された新たな処理液を、ワークに向けて吐出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気メッキ処理システムに用いられるガイド装置、詳しくは、メッキ処理液が充填されたメッキ処理用のタンク内でプリント基板等の被メッキ物を移動させながらメッキする電気メッキ処理ステムに用いられるガイド装置に関する。
プリント基板などのシート状短冊製品(以下、ワーク)をメッキするメッキ処理システムとして、メッキ処理用のタンクに貯留した処理液中にタンク上方からワークを垂下し、このワークに給電しつつ当該ワークを移動することで、ワークの表面に電気メッキを施す電気メッキ処理システムが周知である。
詳しくは、図12,13に示すように、電気メッキ処理システムSは、タンク902の上方に配置した長尺のバー903にメッキ対象となるワーク904を吊下げ具905で垂下し、ワーク904を処理液Aに浸漬した状態でバー903に沿って吊下げ具905を移動する。そして、その間にバー903からワーク904に給電することでワーク904にメッキ処理をする。
バー903は、ワーク904を移動するタンク902の長手方向に沿って水平に延びかつ陰極として機能する。よって、バー903のことを以降、陰極バー903という。
また、処理液Aの中には、陰極バー903と同方向に延在する一対の陽極906が、タンク902の巾方向に所定の間隔を空けてタンク902の壁面に対向するように設けられ、これら一対の陽極906,906の間にワーク904が平行に配置されるようになっている(図12参照)。
そして、この状態で複数のワーク904が直列状態でメッキ液中を移動することで、ワーク904に順次メッキが施される(図13参照)。また、一対の陽極906,906の間に配置されワーク904の両側には、ワーク904がタンク902内を移動する間、陰極と陽極との間の距離、具体的には、前記陽極906と、陰極バー903に導通されているワーク904との間の距離である極間距離を一定に保持するための一対のガイド装置901がタンク902の長手方向と平行に設けられている(図12参照)。
ガイド装置901により極間距離を一定に保つことでメッキ厚が均一になる。換言すると、ガイド装置901は、タンク902内においてワーク904を真っ直ぐ進行させるためのものであるが、実際のところ、ワーク904は、ガイド装置901に接触したり、離れたりしながら、ガイド装置901に案内されて処理液A中を進行する。
そして進行中にワーク904がガイド装置901に接触すると、ワーク904に付着されていたメッキ(銅)が剥がれてガイド装置901に付着し、その結果、分子の一部が他の原子(原子団)で置き換わる置換反応を生じてガイド装置901にメッキが析出し、ショートサーキットを形成してしまうことがある。ガイド装置901が設置されなければ、ショートサーキットを形成することはないが、メッキ厚を均一にする必要上、極間距離を一定に保つガイド装置901の設置は不可欠である。
一方、メッキ処理の進行に伴って消費される処理液A中の金属である例えば銅の含有量を一定に保つため、銅が多く含まれる液である新たな処理液Aを補充する必要がある。そこで、処理液Aをワーク904の両側から噴出してワークの姿勢を制御し、処理液Aの補
充と併せて極間距離を一定に保つようにする方法が考えられる。
そこで本発明者は、図14に示すようにワーク904の両側に設置され、かつワーク904の進行方向に延びる一対のメッキ処理液補充用の主管907,907に、その軸方向に対して垂下する方向に延びる複数の枝管908を等間隔で配列し、枝管908の長手方向に多数形成した噴出孔981からメッキ処理液Aをポンプ圧でワーク904目掛けてジェット噴射させることにより、ワーク904を非接触の状態でガイドすることが可能か否かを検討した。
ワーク904を非接触の状態でガイドするには、枝管908の末端にある噴出孔981〜基端にある噴出孔981までメッキ処理液Aを一様に吐出すること、及び主管907に配列されている枝管908の総てについて同一の圧力でメッキ処理液Aを均等に吐出する必要があることがわかった。
ところが、ポンプ圧は、主管907における枝管908の配列位置によって相違するばかりか、タンク902内に貯留されている処理液Aの液圧が枝管908における噴出孔981の形成位置によって相違するため、均等なメッキ処理液Aの吐出は難しく、非接触の状態でワーク904をガイドすることは、極めて困難である。
この場合、ポンプ圧を高めに設定し、噴出孔981から吐出される処理液Aの量をマックスにすれば、どの噴出孔981からも一律にメッキ処理液Aを噴出することは可能である。しかし、ワーク904は、その厚みが例えば30ミクロンから50ミクロン程度で極めて薄くかつフレキシブルなプリント基板もある。
したがって、処理液Aの吐出圧が強過ぎると、ワーク904に作用する吐出力にワーク904が負けてしまい、タンク902内をワーク904が移動中に不規則に動いてしまう。また、枝管908と枝管908との間であって処理液Aが吐出されない部位ではワーク904は処理液Aの吐出圧の影響を受けないので、当該部位をワーク904が通過する際に、当該部位が存在する側にワーク904が偏って進行したりする。このようなことがあるとワーク904が折れ曲がったり、又は傷ついたりする虞がある。
そこで、ワーク904の周囲を枠部材で縁取ってワーク904がガイド装置901に接触してもワーク904に悪影響が出ないように縁取り治具(図示せず)を用いることが考えられる。しかし、肉薄のワーク904の場合には、縁取り治具を付けること自体が大変である。加えて当該治具に銅が付着し、余分に銅が消費されてしまう。さらに電気や熱の消費も増大する問題がある。
特許第2943070号公報 特許第3065970号公報 特開2005−213641号公報
本発明は上記事情に鑑みて発明されたもので、その解決しようとする課題は、縁取り治具を不要にしてもワークに施されるメッキ処理の均一性を向上させることができる非接触ガイドを有する電気メッキ処理システムを提供することにある。
(1)上記課題を達成するために、本発明の電気メッキ処理システムに用いられるガイド装置は、メッキ処理用の処理液が貯留されているタンクと、このタンク内でメッキ処理が施されるシート状短冊製品を垂下する吊下げ具と、前記タンクに沿って設けられ、当該吊
下げ具が摺動可能に装着され陰極としての機能を有する陰極バーと、前記処理液中に設けられ、前記陰極バーから電子が移動する陽極としての機能を有し、前記シート状短冊製品を間に挟み前記シート状短冊製品に対し平行に配置される一対の陽極と、当該一対の陽極の内側に配置され、前記シート状短冊製品を間に挟んだ状態で当該シート状短冊製品をその進行方向に案内するパネル形状をした一対のガイド装置と、を有し、前記シート状短冊製品に給電しながら前記吊下げ具を前記陰極バー上で摺動させて前記吊下げ具に垂下されている前記シート状短冊製品を前記処理液中で移動させることにより、前記シート状短冊製品に電器メッキを施す電気メッキ処理システムにおいて、前記一対のガイド装置の各々は、前記シート状短冊製品の進行方向に対し斜めに複数本が並列されていると共にタンク外部から新たな処理液が供給されるようになっている斜管を有し、この斜管はその長手方向に延びるスリット状の噴出孔を有し、当該噴出孔経由で、前記新たな処理液を、前記シート状短冊製品に向けて吐出するようにした。
本発明のガイド装置は、電気メッキ処理システムのタンクに設置される。ガイド装置は、メッキ処理用の処理液に浸漬される。
そして、斜管に形成されている噴出孔は、斜管の長手方向に延びるスリット状の噴出孔であるので、噴出孔から排出される処理液は、スリット状をした噴出孔の形成されている長さ寸法と同寸法を有する帯状をした形態になる。
したがって、斜管の噴出孔から排出される処理液には斜管の長手方向において途切れがない。換言すると、斜管においてその長手方向に延び、前記処理液の出るスリット状の噴出孔が形成されているエリアでは、処理液の出る箇所と出ない箇所とがなく、総て処理液が出る。このため、従来技術の説明で述べたように、処理液が吐出されない部位をワークが通過する際に、ワークがガイド装置に接触したり、ワークが当該部位のある側に偏って進行してしまうというようなことがない。
また、一対のガイド装置の各々は シート状短冊製品の進行方向に対し斜めに複数本並列されている斜管を有するので、斜管のうち隣接する斜管同士で上下方向において交わる範囲を生じる。このため、一対のガイド装置の間でそれらと平行に配置されるワークはその進行方向において両側の斜管から吐出する処理液が当たらない箇所がない。
よって、ワークは、その進行中、斜管から噴き出される処理液により、常に両側が押しやられ、一対のガイド装置の中央に位置するようになる。なお、斜管から噴き出される処理液の吐出圧は、斜管の設置されるガイド装置によって、またガイド装置における斜管の設置位置によって差がないように設定することは勿論である。
この結果、ワークは、非接触状態でガイドされながらタンク内を進行する。換言すると極間距離を一定に保ちつつガイド装置に非接触の状態でワークにはメッキ処理がなされる。したがって、極薄のワークにメッキ処理を施す上で必要であった縁取り治具を不要にしてもワークに施されるメッキ処理の均一性を向上させることができる。
(2)また、本発明の電気メッキ処理システムに用いられるガイド装置は、メッキ処理用の処理液が貯留されているタンクと、このタンク内でメッキ処理が施されるシート状短冊製品を垂下する吊下げ具と、前記タンクに沿って設けられ、当該吊下げ具が摺動可能に装着され陰極としての機能を有する陰極バーと、前記処理液中に設けられ、前記陰極バーから電子が移動する陽極としての機能を有し、前記シート状短冊製品を間に挟み前記シート状短冊製品に対し平行に配置される一対の陽極と、当該一対の陽極の内側に配置され、前記シート状短冊製品を間に挟んだ状態で当該シート状短冊製品をその進行方向に案内するパネル形状をした一対のガイド装置と、を有し、前記シート状短冊製品に給電しながら前記吊下げ具を前記陰極バー上で摺動させて前記吊下げ具に垂下されている前記シート状短
冊製品を前記処理液中で移動させることにより、前記シート状短冊製品に電器メッキを施す電気メッキ処理システムにおいて、前記一対のガイド装置の各々は、タンク外部から供給される新たな処理液が内部を循環する枠形状をした主管と、この主管の枠内に位置し、主管に対し斜めに複数本並列され、かつ主管に対して両端部で連結されている副管とを有し、この副管は長手方向に延びるスリット状の噴出孔を有し、当該噴出孔経由で前記主管に供給された新たな処理液を、前記シート状短冊製品に向けて吐出することを特徴としてもよい。
本発明のガイド装置は、電気メッキ処理システムのタンクに設置される。ガイド装置は、メッキ処理用の処理液に浸漬される。
副管はその両端が主管に連結されているため、副管内における圧力バランスが取れており、副管内を流れる処理液の圧力は均一である。また、副管に形成されている噴出孔は、副管の長手方向に延びるスリット状の噴出孔であるので、噴出孔から排出される処理液は、スリット状をした噴出孔の形成されている長さ寸法と同寸法を有する帯状をした形態になる。
したがって、副管の噴出孔から排出される処理液には副管の長手方向において途切れがない。換言すると、副管においてその長手方向に延び、前記処理液の出るスリット状の噴出孔が形成されているエリアでは、処理液の出る箇所と出ない箇所とがなく、総て処理液が出る。このため、従来技術の説明で述べたように、処理液が吐出されない部位をワークが通過する際に、ワークがガイド装置に接触したり、ワークが当該部位のある側に偏って進行してしまうというようなことがない。
また、一対のガイド装置の各々は、枠形状をした主管の枠内に位置し、主管に対し斜めに複数本並列されている副管を有するので、副管のうち隣接する副管同士で上下方向において交わる範囲を生じる。このため、一対のガイド装置の間でそれらと平行に配置されるワークはその進行方向において両側の副管から吐出する処理液が当たらない箇所がない。
よって、ワークは、その進行中、副管から噴き出される処理液により、常に両側が押しやられ、一対のガイド装置の中央に位置するようになる。なお、副管から噴き出される処理液の吐出圧は、副管の設置されるガイド装置によって、またガイド装置における副管の設置位置によって差がない。
この結果、ワークは、非接触状態でガイドされながらタンク内を進行する。換言すると極間距離を一定に保ちつつガイド装置に非接触の状態でワークにはメッキ処理がなされる。したがって、極薄のワークにメッキ処理を施す上で必要であった縁取り治具を不要にしてもワークに施されるメッキ処理の均一性を向上させることができる。
(3)前記副管は、前記主管に連結されるパイプ体と、このパイプ体の長手方向に形成され前記主管に供給された前記処理液を出す排出孔と、当該排出孔を被覆するように前記パイプ体に取り付けられ、当該排出孔から排出された前記処理液を一旦貯め置くチャンバーを形成するためのチャンバー形成体とを有し、このチャンバー形成体に前記スリット状の噴出孔が形成され、当該噴出孔は、前記チャンバーと通じるようにしてもよい。
チャンバーに排出孔から排出される処理液を一旦貯め置くことにより、チャンバー内の処理液の圧は均一化される。したがって、チャンバーと通じるスリット状の噴出孔から処理液は一様に吐出される。
(4)前記チャンバー形成体は、前記パイプ体に取り付けられ、前記スリット状をした噴出孔を形成するために、一端同士が相対するように切妻状に組み合わされた一対の合わせ板と、この一対の合わせ板の間に設けられて前記一対の合わせ板と共に前記チャンバーを形成する少なくとも一対の三角板と、当該三角板の頂点の両隣にある二辺に前記一対の合わせ板を取り付けるための螺子と、前記一対の合わせ板に形成され、前記螺子径よりも大径で前記螺子が通される通し孔と、を有することを特徴としてもよい。
ここで切妻とは、本を開いて伏せたような山形の屋根のことをいう。
一対の合わせ板の各通し孔に螺子を通して一対の三角板の二辺にそれぞれ一対の合わせ板の仮留めを行う。通し孔は螺子よりも大径であるから、螺子は通し孔にゆるみ嵌め状に取り付けられる。そして、一対の合わせ板が前記仮留め状態で取り付けられている三角板の前記二辺の上で当該二辺の長手方向に沿って各合わせ板をそれぞれスライドすることで、前記スリット状をした噴出孔の隙間調整を行う。このように合わせ板のスライド操作だけで隙間調整が簡単にできるため好適である。
(5)前記主管に対し斜めに取り付けられる副管は、その傾斜角度が、前記シート状短冊製品のタンク内における搬送速度が早い程、水平面から近地点側の角度が小さくなるように取り付けられるようにしてもよい。
このようにすることで、搬送速度が速くてもガイド装置の副管による非接触ガイド性を高めることができる。よって本発明に係るガイド装置は非接触ガイド装置ということができる。
(6)さらに本発明は、上記のガイド装置を用いた電気メッキ処理システムに関する。
当該電気メッキ処理システムを用いることにより、ワークは、非接触状態でガイドされながらタンク内を進行する。
本発明によれば、ワークは、非接触ガイド装置によって、非接触状態でガイドされながらタンク内を進行する。換言すると極間距離を一定に保ちつつガイド装置に非接触の状態でワークはメッキ処理がなされる。したがって、極薄のワークにメッキ処理を施す上で必要であった縁取り治具を不要にしてもワークに施されるメッキ処理の均一性を向上させることができる。この結果、メッキされたワークの品質が向上する。
本発明の実施の形態に係る電気メッキ処理システムS1について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明が従来技術と相違する点は、ガイド装置の構造だけであり、ガイド装置に対するワークの位置や動きその他の事項は、従来技術で説明したものと同一である。よってガイド装置の説明を主としてすることにし、従来技術で説明したものと同一部分には、同一符号を付すのみで説明を省略するか、又は図示そのものを省略する。
一対あるガイド装置1のそれぞれは、枠形状(長四角形状)をした主管2と、この主管の枠内に斜めに位置する副管3とを有する(図1〜4参照)。このようなガイド装置901は、タンク902の長手方向と平行に設けられている。なお、副管3は斜めの管であるからこれを斜管と言い換えてもよい。なお、副管3は、ワーク904の進行方向に対し斜めに角度αで傾斜していると言い換えることもできる。
主管2は、タンク902の外部から銅が多く含まれている新たな処理液Aが供給され、当該新たな処理液Aが主管2の内部を循環するようになっている。そして、主管2は、ガイド装置1をタンク内に設置したときにタンクの上部寄りの箇所と下部寄りの箇所に位置
しかつ水平方向にそれぞれ延びる一対の水平管21,21と、水平管21の両端に配置され垂直方向に延びる左右一対の垂直管22と、主管2の隅部に位置し、水平管21及び垂直管22を連結する継ぎ手としての4つの90°エルボ管23とを有する。4つの90°エルボ管23を主管2の隅部に設置することによって、主管2の枠形状が維持される。
水平管21は、タンク902の上部寄りの箇所に位置する上部水平管21Uと下部寄りの箇所に位置する下部水平管21Dとを有する。符号21はこれら水平管21U,21Dの総称として明細書中で用いる。
上部水平管21Uは、タンク902の外部から供給される新たな処理液Aをガイド装置1内に導入する1つの導入管部211と、副管3を主管2に接続するための複数の接続管部212と、導入管部211及び接続管部212の間に位置する間管213とが連結されて一体となった管である。導入管部211も接続管部212もともに三叉(T形状)をしている(図1,3,4参照)。
導入管部211は、三叉のうちの一つの筋であり、設置したときに上方に突出する上方突出筋管部211aが図示しない処理液導入パイプと連結されている。そして、この処理液導入パイプを経由して、タンク外部から新たな処理液Aが導入管部211を経由して、主管2に導入される。
なお、この実施形態では、処理液導入パイプと連結される上方突出筋管部211aは上方を向いているが、これに限定されるものではなく下方その他の方向を向いていてもよい。なお、三叉のうちの残りの筋であり、導入管部211を設置したときに水平方向に延びる水平筋管部211b及び211cは、間管213と連結されている。また90°エルボ管23と接続管部222との間にも間管223が連結されている。
接続管部212は、三叉のうちの一つの筋となり設置したときにワーク904側に突出するワーク側突出筋管部212aが副管3と連結されている。そして、接続管部212経由で主管2から副管3に新たな処理液Aが循環される。ワーク側突出筋管部212aは、ワーク904側を向いている(図3参照)。なお、三叉のうちの残りの筋であり、接続管部212を設置したときに水平方向に延びる水平筋管部212b及び212cは、接続管部212同士を繋ぐ間管213と連結されている(図1,3参照)。上部水平管21Uにおいて接続管部212は4本ある。
間管213は、主管2における副管3の取り付け箇所に応じて接続管部212の主管2における位置が異なるため、寸法が同一ではない(図1,3,4参照)。また、上部水平管21Uにおいて間管213は6本ある。
上部水平管21Uに対向する下部水平管21Dは、この実施形態では3本の接続管部212及び4本の間管213を有するのみであり、導入管部211は有しない。しかし、あってもよい。
垂直管22は、ワーク904の進行方向における上流(図1,4の右側)に位置する上流側垂直管22U及びワーク904の進行方向における下流(図1,4の左側)に位置する下流側垂直管22Lとを有する。いずれも複数の接続管部222及び間管223を有するのみであり、主管2の導入管部211に相当する管を有しないが、あってもよい。垂直管22の接続管部222及び間管223と、水平管21の接続管部212及び間管213とは、符号が異なるだけで同じ形体をしている。符号22は、これら垂直管22U,22Lの総称として明細書中で用いる。
なお、本実施例では、上流側垂直管22Uに5本の接続管部222が設けられ、下流側垂直管22Lに4本の接続管部222が設けられている。そして、これらの接続管部222の間又は90°エルボ管23と接続管部222との間に間管223が、上流側垂直管22Uにあっては合計6本配置され、下流側垂直管22Lにあっては合計5本配置されている。
副管3は、主管2に対し斜めに複数本(この実施形態では7本)が並列状態で、かつ主管2に対して両端部で連結されている。詳しくは、配列した時に上流側よりも下流側の方が上方に位置するように副管3は斜めに取り付けられている。また、副管3の各々はそれらが主管2と接続される箇所によって長さが異なる。
さらに副管3は、その長手方向に延びるスリット状の噴出孔(以下、スリット状噴出孔)31を有し、当該噴出孔31経由で、主管2に供給された新たな処理液Aをワーク904に向けて吐出する(図11参照)。
そのための構成要素として副管3は、主管2に連結されるパイプ体32と、このパイプ体32の外表面にチャンバーCを形成するためのチャンバー形成体33と、副管3を主管2に取り付けるためパイプ体32の両端に連結される90°エルボ管34、34とを有する。
パイプ体32は、主管2に供給された前記処理液Aを排出するための多数の排出孔321が長手方向に形成されている(図6〜11参照)。
チャンバー形成体33は、パイプ体32に形成されたこれら多数の排出孔321を被覆するようにパイプ体32の長手方向に延びるように取り付けられる。そして、チャンバー形成体33によって形成されたチャンバーCに排出孔321から排出された処理液Aを一旦貯め置く(図11に引き出し線を破線で示す処理液A参照)。そして、このチャンバー形成体33にスリット状噴出孔31が形成され、当該スリット状噴出孔31は、チャンバーCと通じるようになっている。
そのためにチャンバー形成体33は、一端同士が相対するように切妻状に組み合わされた一対の合わせ板331,331と、これら一対の合わせ板331,331の間に設けられる多数の三角板332と、当該三角板332に合わせ板331を取り付けるための螺子333とを有する。チャンバー形成体33によって形成されるチャンバーCは、ほぼ三角柱状をした中空である。
合わせ板331は、その長さ寸法がパイプ体32とほぼ同じであり、三角板332の数と同数の通し孔331hを同一軸線上に有する(図6〜8参照)。また通し孔331hは、三角板332の設置間隔と同間隔で合わせ板331の長手方向に形成されている。さらに通し孔331hは、前記螺子333の直径よりも大径で螺子333が通されるようになっている。なお、通し孔331hは、円形に限らず競技用のトラック形状をしていてもよい。その場合、長軸が合わせ板331の長手方向と直行する方向に延びるように形成する。
三角板332は、パイプ体32の外表面32aに立設されており(図6参照)、そのため三角板332の底辺に当たる部分332aは、パイプ体32の曲率に合わせて湾曲されている。当該部分332aを曲辺部ということにする。また三角板332の頂点332aの両隣にある二辺332s,332sには、螺子333が螺合する螺子孔332hが、頂点332aから同距離に形成されている(図6,7参照)。
なお、三角板332は、この実施形態では二等辺三角形状であるが、図9のように直角三角形状体であってもよい。
螺子333は、市販の螺子である。
このような構成からなる副管3を用いてその一対の合わせ板331の各通し孔331hに螺子333を通して三角板332の二辺にそれぞれ一対の合わせ板331の仮留めを行う。通し孔331hは螺子333よりも大径であるから、螺子333は通し孔331hにゆるみ嵌め状に取り付けられる。
そして、一対の合わせ板331が前記仮留め状態で取り付けられている三角板332の二辺332s,332sの上で二辺332s,332sの長手方向に沿って各合わせ板331をそれぞれスライドすることにより(図10の両矢印参照)、スリット状噴出孔31の隙間調整(スリット調整)を行う。このように合わせ板331のスライド操作を行うだけの簡単な操作で隙間調整ができるため好適である。
なお、一対の合わせ板331,331と、三角板332と、合わせ板331の通し孔331hと、螺子333とをスリット状噴出孔31の隙間調整を行うための隙間調整手段ということができる。
一方、副管3の両端に取り付けられる90°エルボ管34は、副管3を主管2に連結する継手として使用される。また副管3の主管2における設置箇所によって、90°エルボ管34は副管3の各端に単数又は双数使用される。この実施形態では、上部水平管21Uと上流側垂直管22Uとを連結する副管3のうち一番長い副管3の上部水平管21Uと副管3とを連結する場合にのみ、90°エルボ管34が間管341を継ぎ手として双数使用されている(図1参照)。
このような構成要素からなる副管3の主管2に対する傾斜角度αは(図1参照)、ワーク904のタンク902内における搬送速度が早い程、水平面から近地点側の角度が小さくなるように取り付けられる。
次にこのようなガイド装置1を備えた電気メッキ処理システムS1の作用効果について述べる。
副管3はその両端が主管2に連結されているため、副管3内における圧力バランスが取れている。このため、副管3内を流れる処理液の圧力は均一である。よって、副管3から噴き出される処理液Aの吐出圧は、副管3の設置されるガイド装置1によって、またガイド装置1における副管3の設置位置によって差がない。
副管3に形成されている噴出孔31は、副管3の長手方向に延びるスリット状の噴出孔31であるので、当該スリット状噴出孔31から排出される処理液Aは、スリット状噴出孔31の形成されている長さ寸法と同寸法を有する帯状をした形態になる(図11に引き出し線を実線で示す処理液A参照)。
したがって、副管3のスリット状噴出孔31から排出される処理液Aには副管3の長手方向において途切れがない。換言すると、副管3においてその長手方向に延び、処理液Aの出るスリット状噴出孔31が形成されているエリアでは、処理液Aの出る箇所と出ない箇所とがなく、総て処理液Aが出る。
このため、ワーク904が一対のガイド装置1の間を進行中において、従来技術の説明
で述べたように処理液Aが吐出されない部位をワーク904が通過する際に、ワーク904がガイド装置に接触したり、ワーク904が当該部位のある側に偏って進行してしまったりするというような問題は、電気メッキ処理システムS1にあっては生じないことになる。
また、パネル形状をした一対のガイド装置1の各々は、主管2の枠内に位置し、主管2に対し斜めに複数本並列されている副管3を有するので、副管3のうち隣接する副管3同士で上下方向において交わる範囲を生じる。このため、一対のガイド装置1の間でそれらと平行に配置されるワーク904はその進行方向において両側の副管3から吐出する処理液Aが当たらない箇所がない。
よって、ワーク904は、その進行中、副管3から噴き出される処理液Aにより、常に両側が押しやられ、一対のガイド装置1の中央に位置するようになる。
この結果、ワーク904は、一対のガイド装置1にガイドされながらも一対のガイド装置1に非接触の状態でタンク902内を進行する。換言すると極間距離を一定に保ちつつガイド装置1に非接触の状態でワーク904にはメッキ処理がなされる。したがって、極薄のワーク904にメッキ処理を施す上で必要であった縁取り治具を不要にしてもワーク904に施されるメッキ処理の均一性を向上させることができる。
副管3は、チャンバーCに排出孔から排出される処理液Aを一旦貯め置くことにより、チャンバーC内の処理液Aの圧は均一化される。したがって、チャンバーCと通じるスリット状噴出孔31から処理液Aは一様に吐出される。
前記主管2に対し斜めに取り付けられる副管3は、その傾斜角度が、前記シート状短冊製品のタンク902内における搬送速度が早い程、水平面から近地点側の角度が小さくなるように取り付けることで、搬送速度が速くてもガイド装置1の副管3による非接触ガイド性を高めることができる。よってガイド装置1は非接触ガイド装置1ということができる。
ガイド装置1を用いることにより、ワーク904は、非接触状態でガイドされながらタンク902内を進行する。換言すると極間距離を一定に保ちつつガイド装置1に非接触の状態でワーク904はメッキ処理がなされる。したがって、極薄のワーク904にメッキ処理を施す上で必要であった縁取り治具を不要にしてもワーク904に施されるメッキ処理の均一性を向上させることができる。この結果、メッキされたワーク904の品質が向上する。
なお、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
電気メッキ処理システムのガイド装置の斜視図である。 図1の横断面図である。 図1の平面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 副管の斜視図である。 (a)図は副管の横断面図であり、(b)図は(a)図の要部拡大図である。 図5の側面図である。 図5の平面図である。 三角板の変形例を示す図である。 隙間調整を行っている状態を説明するための図であり、(a)図は三角板の位置調節を行っている状態を示す図であり、(b)調整状態を示す斜視図である。 副管のスリット状噴出孔から処理液が噴出している状態を説明するための図である。 従来の電気メッキ処理システムを説明するための図である。 図12のXIII−XIII線断面図である。 従来技術の問題点を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 ガイド装置
2 主管
21 水平管
21D 下部水平管
21U 上部水平管
211 導入管部
211a 上方突出筋管部
211b 水平筋管部
211c 水平筋管部
212 主管の接続管部
212a ワーク側突出筋管部
212b 水平筋管部
212c 筋管部
213 水平管の間管
22 垂直管
22L 下流側垂直管
22U 上流側垂直管
222 接続管部
223 垂直管の間管
23 主管の90°エルボ管
3 副管(斜管)
31 スリット状噴出孔(噴出孔)
32 パイプ体
32a パイプ体の外表面
321 パイプ体の排出孔
33 チャンバー形成体
331 合わせ板
331h 通し孔
332 三角板
332a 曲辺部
332h 螺子孔
332a 頂点
332s,332s 三角板の二辺
333 螺子
34 副管の90°エルボ管
901 ガイド装置
902 メッキ処理用タンク
903 陰極バー
904 レジストフィルム付パターンメッキワーク(シート状短冊製品)
905 吊下げ具
906 陽極
907 主管
908 枝管
981 噴出孔
A メッキ処理液(処理液)
C チャンバー
S 電気メッキ処理システム
S1 電気メッキ処理システム
α 副管の主管に対する傾斜角度

Claims (6)

  1. メッキ処理用の処理液が貯留されているタンクと、
    このタンク内でメッキ処理が施されるシート状短冊製品を垂下する吊下げ具と、
    前記タンクに沿って設けられ、当該吊下げ具が摺動可能に装着され陰極としての機能を有する陰極バーと、
    前記処理液中に設けられ、前記陰極バーから電子が移動する陽極としての機能を有し、前記シート状短冊製品を間に挟み前記シート状短冊製品に対し平行に配置される一対の陽極と、
    当該一対の陽極の内側に配置され、前記シート状短冊製品を間に挟んだ状態で当該シート状短冊製品をその進行方向に案内するパネル形状をした一対のガイド装置と、を有し、
    前記シート状短冊製品に給電しながら前記吊下げ具を前記陰極バー上で摺動させて前記吊下げ具に垂下されている前記シート状短冊製品を前記処理液中で移動させることにより、前記シート状短冊製品に電器メッキを施す電気メッキ処理システムにおいて、
    前記一対のガイド装置の各々は、前記シート状短冊製品の進行方向に対し斜めに複数本が並列されていると共にタンク外部から新たな処理液が供給されるようになっている斜管を有し、この斜管はその長手方向に延びるスリット状の噴出孔を有し、当該噴出孔経由で、前記新たな処理液を、前記シート状短冊製品に向けて吐出することを特徴とする電気メッキ処理システムに用いられるガイド装置。
  2. メッキ処理用の処理液が貯留されているタンクと、
    このタンク内でメッキ処理が施されるシート状短冊製品を垂下する吊下げ具と、
    前記タンクに沿って設けられ、当該吊下げ具が摺動可能に装着され陰極としての機能を有する陰極バーと、
    前記処理液中に設けられ、前記陰極バーから電子が移動する陽極としての機能を有し、前記シート状短冊製品を間に挟み前記シート状短冊製品に対し平行に配置される一対の陽極と、
    当該一対の陽極の内側に配置され、前記シート状短冊製品を間に挟んだ状態で当該シート状短冊製品をその進行方向に案内するパネル形状をした一対のガイド装置と、を有し、
    前記シート状短冊製品に給電しながら前記吊下げ具を前記陰極バー上で摺動させて前記吊下げ具に垂下されている前記シート状短冊製品を前記処理液中で移動させることにより、前記シート状短冊製品に電器メッキを施す電気メッキ処理システムにおいて、
    前記一対のガイド装置の各々は、
    タンク外部から供給される新たな処理液が内部を循環する枠形状をした主管と、
    この主管の枠内に位置し、主管に対し斜めに複数本が並列され、かつ主管に対して両端部で連結されている副管とを有し、
    この副管は長手方向に延びるスリット状の噴出孔を有し、当該噴出孔経由で、前記主管に供給された新たな処理液を、前記シート状短冊製品に向けて吐出することを特徴とする電気メッキ処理システムに用いられるガイド装置。
  3. 前記副管は、
    前記主管に連結されるパイプ体と、
    このパイプ体の長手方向に形成され前記主管に供給された前記処理液を出す排出孔と、
    当該排出孔を被覆するように前記パイプ体に取り付けられ、当該排出孔から排出された前記処理液を一旦貯め置くチャンバーを形成するためのチャンバー形成体とを有し、
    このチャンバー形成体に前記スリット状の噴出孔が形成され、当該噴出孔は、前記チャンバーと通じていることを特徴とする請求項2に記載の電気メッキ処理システムに用いられるガイド装置。
  4. 前記チャンバー形成体は、
    前記パイプ体に取り付けられ、前記スリット状をした噴出孔を形成するために、一端同士が相対するように切妻状に組み合わされた一対の合わせ板と、
    この一対の合わせ板の間に設けられる少なくとも一対の三角板と、
    当該三角板の頂点の両隣にある二辺に前記一対の合わせ板を取り付けるための螺子と、
    前記一対の合わせ板に形成され、前記螺子径よりも大径で前記螺子が通される通し孔と、を有することを特徴とする請求項3に記載の電気メッキ処理システムに用いられるガイド装置。
  5. 前記主管に対し斜めに取り付けられる副管は、その傾斜角度が、前記シート状短冊製品のタンク内における搬送速度が早い程、水平面から近地点側の角度が小さくなるように取り付けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気メッキ処理システムに用いられるガイド装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のガイド装置を用いた電気メッキ処理システム。
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