JP2008174816A - 蒸着装置、蒸着方法および有機電界発光素子ならびに表示装置 - Google Patents

蒸着装置、蒸着方法および有機電界発光素子ならびに表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】熱に対する管理が重要となる有機材料等の蒸着材料を長期間にわたり安定した性能で均一に蒸着できるようにすること。
【解決手段】本発明は、蒸着材料10を充填し加熱する材料保持部11と、材料保持部11から蒸発した蒸着材料10を被蒸着部材20に向けて飛散させる開口12と、材料保持部11と開口12との間に配置され、材料保持部11で加熱された蒸着材料10の温度T2より高い温度T1に加熱される高温体13とを備える蒸着装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸着材料を加熱し、蒸発させて開口から被蒸着部材に向けて飛散させることで蒸着を行う蒸着装置、蒸着方法および有機電界発光素子ならびに表示装置に関し、特に蒸着材料として有機材料を用いる場合に好適な蒸着装置、蒸着方法および有機電界発光素子ならびに表示装置に関する。
有機EL(electroluminescence)のEL層を蒸着で形成する量産装置においては、生産を長時間連続で行うために、大量の有機材料を蒸発源に充填する必要がある。この大量の有機材料を、生産時間の最初から最後まで、一定の蒸着レートを出す為の温度に加熱し続けると、一般に有機材料は熱に弱いため、生産の終盤では材料が劣化して有機EL素子の特性が悪化する。これを避けるため、材料を局所的に加熱する方法として、発熱体を直接材料に押し付ける技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、発熱体を直接材料に押し付けるのではなく、輻射熱による加熱を利用する技術として、特許文献2が挙げられる。その他に、例えば特許文献3に開示されるように、光のみにより材料を蒸気化する技術もある。
特開2003−113465号公報 特開2003−253430号公報 特開2005−307302号公報
しかしながら、特許文献1に示される発熱体を直接材料に押し付ける技術では、有機材料自身の熱伝導や溶解による対流等の問題が生じるため、安定した蒸着レートを得ることは難しい。また、輻射熱による加熱を利用する特許文献2に開示の技術では、材料全体が均一に高温となるため、材料の劣化抑制効果はない。また、特許文献3に示される光のみにより材料を蒸気化する技術では、上記の局部加熱と同様、安定したレートを得にくい上、光のみで材料を所望の蒸着レートが得られる温度に加熱するためには、高エネルギーのレーザー光等が必要となり、かえって有機材料を破壊してしまうという問題が生じる。
本発明はこのような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、蒸着材料を充填し加熱する材料保持部と、材料保持部から蒸発した蒸着材料を被蒸着部材に向けて飛散させる開口と、材料保持部と開口との間に配置され、材料保持部で加熱された蒸着材料の温度より高い温度に加熱される高温体とを備える蒸着装置である。
このような本発明では、蒸着時に、材料保持部および材料保持部に充填された材料の表面のみを、これらより高い温度に加熱された高温体からの輻射熱により局部的に加熱することができ、蒸着材料内部に加熱による影響を与えることなく所望の蒸着レートを得ることができるようになる。
ここで、高温体の材質としては、金属材料(例えば、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、ステンレス(SUS))、カーボン材料、セラミックス(例えば、Al23)のような真空中における加熱により、分解、ガス放出等しない安定した材質を用いる。また、高温体には表面加工などにより、輻射率を高くしておくことが好ましい。
また、高温体を板状形状として、材料保持部からの材料蒸気の流出方向に対して直交する位置に配置することで、蒸着材料の突沸による被蒸着部材に形成される蒸着膜厚の変動を軽減することができ、さらに蒸発源内での蒸気の拡散を助ける効果をもたらす。また、この場合に材料蒸気の流路を十分に確保する位置を選択することで、所望のレートを得るための材料加熱温度の上昇を抑えることができるようになる。
また、本発明は、材料保持部に蒸着材料を充填した状態でこの蒸着材料を加熱し、蒸発させて開口から被蒸着部材に向けて飛散させる蒸着方法において、材料保持部と開口との間に高温体を配置しておき、蒸着を行う際、高温体を材料保持部で加熱された蒸着材料の温度より高い温度に加熱する蒸着方法である。
このような本発明では、蒸着時に、材料保持部および材料保持部に充填された材料の表面のみを、これらより高い温度に加熱された高温体からの輻射熱により局部的に加熱することができ、蒸着材料内部に加熱による影響を与えることなく所望の蒸着レートを得ることができるようになる。
また、本発明は、基板上に、第1電極、発光層を含む有機層、第2電極を備える有機電界発光素子において、前記発光層が、材料保持部に有機材料を充填した状態で有機材料を加熱し、蒸発させて開口から基板に向けて飛散させる蒸着方法において、材料保持部と開口との間に高温体を配置しておき、高温体を材料保持部で加熱された有機材料の温度より高い温度に加熱することにより蒸着して形成されているものである。
また、本発明は、基板上に、第1電極、発光層を含む有機層、第2電極を備える有機電界発光素子を用いた表示装置において、前記発光層が、材料保持部に有機材料を充填した状態で有機材料を加熱し、蒸発させて開口から基板に向けて飛散させる蒸着方法において、材料保持部と開口との間に高温体を配置しておき、高温体を材料保持部で加熱された有機材料の温度より高い温度に加熱することにより蒸着して形成されているものである。
したがって、本発明によれば次のような効果がある。すなわち、高温体からの輻射熱による表層加熱によって、材料保持部に充填された蒸着材料全体の平均的な温度を低く保つことができ、それによって材料の劣化を抑えることが可能となる。このため、特性の良い素子を長時間にわたり連続で生産することが可能となる。また、被蒸着部材に形成される蒸着膜の厚さの分布を、被蒸着部材の広いエリアにわたり、長時間において安定的にコントロールすることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1は、本実施形態に係る蒸着装置の概要を説明する模式図である。すなわち、本実施形態に係る蒸着装置は、蒸着材料10として主として有機材料を用いるもので、蒸着材料10である有機材料を充填し加熱する材料保持部11と、材料保持部11から蒸発した蒸着材料10を被蒸着部材20である例えば基板に向けて飛散させる開口12と、材料保持部11と開口12との間に配置され、材料保持部11で加熱された蒸着材料10の温度T2より高い温度T1に加熱される高温体13とを備えている。
材料保持部11は、図示しないヒータによって加熱され、内部に収納する蒸着材料10の全体を所定の温度T2に加熱できるようになっている。通常、この温度T2を蒸着材料10の蒸発温度より高くすることで蒸着材料10が被蒸着部材20に向けて飛散する状態を構成するが、本実施形態では、この温度T2を蒸着材料10の蒸発温度よりも低く設定している。これにより、材料保持部11に収納される有機材料等の蒸着材料10の特性劣化を抑制することができる。なお、蒸着材料10として有機材料以外であっても加熱による特性劣化が顕著な材料を適用する場合には、上記有機材料と同様な特性劣化の抑制効果を得ることができる。
本実施形態の蒸着装置の特徴である高温体13は、材料保持部11の蒸着材料10と開口12との間に配置され、蒸着材料10の温度T2より高い温度T1に加熱される。この温度T1は、高温体13からの輻射熱によって材料保持部11内の蒸着材料10の表面側の一部が局所的に蒸発温度以上に加熱される温度である。つまり、高温体13からの輻射熱によって蒸着材料10の一部が局所的に加熱され、その部分だけが蒸着に必要な温度に達する状態を構成できる。
高温体13の配置は、材料保持部11とその中に充填された蒸着材料10との間で、蒸着材料10の内部と表面とに意図的に温度差を設けることができる位置であればどこでも良いが、好ましくは輻射の効率を上げるために蒸着材料10の近傍に設けるのがよい。ただし、蒸着材料10の蒸気の流れを不要に妨げないようにする必要がある。
高温体13の材質としては、金属材料、カーボン材料、セラミックスのうち選択された1つが用いられる。このうち、金属材料としては、例えば、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、ステンレス(SUS)、セラミックスとしては、例えば、Al23が挙げられる。つまり、高温体13としては、真空中における加熱により、分解、ガス放出等しない安定した材質を用いる。また、高温体13は、表面加工などを施しておき、輻射率を高くしておくことが好ましい。
図2は、本実施形態の蒸着装置の装置構成例を説明する模式図で、(a)は全体図、(b)は高温体周辺の部分拡大図である。図2(a)に示す装置構成では、パイプ14の上側に複数の開口12が被蒸着部材20の幅方向に沿って配置されており、このパイプ14内の略中央に高温体13が取り付けられている。なお、パイプ14の被蒸着部材20側の外面には蒸発源の熱が被蒸着部材20に伝わることを防ぐための熱遮蔽板16が設けられている。
また、パイプの下側には通路パイプ15が設けられ、この通路パイプ15を介してパイプ14と材料保持部11とが接続される状態となる。パイプ14および材料保持部11には各々別個に制御されるヒータ(図示せず)が設けられており、図中破線が熱障壁となり、ここを境にして上下で温度差を付ける制御を可能としている。
ヒータでパイプ14を加熱することで内部の高温体13も加熱され、所定の温度T1(図1参照)まで熱せられる。一方、材料保持部11もヒータによって加熱され、内部の蒸着材料10が所定の温度T2(図1参照)まで熱せられる。
また、高温体13は板状形状に設けられており、材料保持部11からの蒸着材料10の蒸気の流出方向に対して直交する位置に配置されている。つまり、通路パイプ15の穴と開口12との間を遮蔽するかたちで配置され、これにより、蒸着材料10の蒸気が通路パイプ15から直接開口12向かうことを防止している。このような配置にすることで、例えば有機材料が蒸発する際の突沸による被蒸着部材20に形成される蒸着膜厚の変動を軽減することができ、さらに蒸発源内での蒸気の拡散を助ける効果をもたらす。
また、図2(b)に示すように、高温体13を通路パイプ15の出口を遮蔽するかたちで配置するにあたり、蒸着材料10の蒸気の流路を十分に確保する必要がある。ここで、通路パイプ15の出口部分の断面積をSa、高温体13の下側(通路パイプ15側)とパイプ14の内壁との間の断面積をSbとした場合、Sa<Sbとなるようなパイプ径や高温体13の位置を選択する。
具体的には、通路パイプ15の蒸気流におけるコンダクタンスに対し、高温体13の周辺の蒸気流におけるコンダクタンスを十分に下げることで、高温体13による遮蔽があっても、所望のレートを得るための材料加熱温度の上昇を抑えることができるようになる。
このような蒸着装置を用いて蒸着を行うには、蒸着材料10である有機材料等を材料保持部11に収納し、通路パイプ15に材料保持部11を取り付ける。通路パイプ15と材料保持部11との間はガスケットを介して取り付けられ、クランパー機構によって着脱自在に固定される。
次に、材料保持部11をヒータによって加熱するとともに、パイプ14をヒータによって加熱する。この際、ヒータによる温度制御として、材料保持部11側は蒸着材料10の蒸発温度より低い温度T2になるよう制御する。一方、パイプ14側は内部に配置された高温体13が温度T2より高い温度T1となるよう制御する。
高温体13が温度T1になると、高温体13からの輻射熱が通路パイプ15から材料保持部11の蒸着材料10の表面に伝わり、局所的な加熱が成されて蒸発温度を超えた段階で蒸着材料10の蒸気が発生する。
蒸着材料10の蒸気は通路パイプ15からパイプ14内に流入し、高温体13を避けるように回り込んでパイプ14の上側に設けられた開口12から被蒸着部材20に向けて飛散していくことになる。この飛散した蒸着材料10の蒸気が被蒸着部材20に被着して冷却されることにより蒸着膜として形成されることになる。
なお、本実施形態の蒸着装置では、材料保持部11による蒸着材料10の加熱温度は一定にしておき、高温体13の加熱温度を制御することで蒸着レートを制御することができる。すなわち、高温体13の温度が高くなるほど蒸着レートが増加し、低いほど蒸着レートが低下することになる。
このような高温体13の温度制御による蒸着レートの調整を行う場合でも、材料保持部11側の温度制御では蒸着材料10の温度が一定となるよう制御することで、長期間に渡る連続的な蒸着作業があっても材料保持部11内の蒸着材料10に熱による負担をかけずに済み、特性の劣化を抑制することができる。
図3は、本実施形態の蒸着装置を適用した蒸着システムの構成例を説明する模式図であり、(a)は全体図、(b)はパイプ側面方向からの断面図である。この蒸着システムでは、パイプ14に3つの蒸着源が取り付けられたもので、パイプ14の上側に配した基板(被蒸着部材)を蒸着源と相対的に移動させることで基板の下面に蒸着膜を形成する構成となっている。
したがって、パイプ14は、上側を通過する基板(被蒸着部材)の搬送方向と直交する方向に延設され、そのパイプ14の中央部と両端部とに各蒸着源が配置される。これにより、基板の幅方向に沿って蒸着膜を均一に形成することができる。
各蒸着源は、先に説明した蒸着材料を収納および加熱する材料保持部11と、材料保持部11をパイプ14に繋げる通路パイプ15と、通路パイプ15の出口と開口12との間に配置される高温体13とから構成され、これらの組みが各蒸着源に対応して配置されている。
一つのパイプ14内に複数の蒸着源に対応した複数の高温体13を配置する場合には、各高温体13の間に所定の間隔を設けておく。これにより、パイプ14内での蒸着材料の蒸気の流路を確保する。
また、図3(b)に示すように、高温体13は、パイプ14の内径を跨ぐ状態で配置され、パイプ14内での位置を固定できるようになっている。例えば、高温体13が跨ぐ位置のパイプ14にスリットを設けておき、このスリットから高温体13を挿入してパイプ14内を跨ぐようにはめ込んだ後、高温体13とパイプ14とが交差するスリット部分で溶接することによって高温体13の固定を行う。
このような高温体13および材料保持部11を含む各組みの蒸着源については、同じ温度制御を行っても、各々別個の温度制御を行うようにしてもよい。条件を設定することで、同じ温度制御でも均一な蒸着は可能であり、この場合には温度制御系をパイプ14側の一つと、各材料保持部11側の一つにしてシステム構成の簡素化を図ることができる。
一方、各蒸着源における各高温体13および各材料保持部11の各々について、別個に温度制御系を設けることで、場所による蒸着レートの検出結果に応じた温度管理による各蒸着源での緻密な蒸着レート制御を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、材料保持部11での蒸着材料の温度は一定にできることから、各蒸着源における各材料保持部11の温度制御系を統一して一つにしておき、各蒸着源の各高温体13については各々別個の温度制御系にしてもよい。これにより、材料保持部11側については簡素なシステム構成にできるとともに、各高温体13に対する個別温度制御によって各蒸着源での緻密な蒸着レート制御も可能となる。
このような蒸着システムによって基板への蒸着を行うには、各蒸着源の各材料保持部11に蒸着材料を収納し、先に説明した材料保持部11および高温体13の温度制御によって各々所定の温度に加熱した状態で、パイプ14の開口12の上に基板を通過させる。これにより、例えば幅広の基板であっても均一な蒸着膜の形成を行うことができるようになる。
図4は、蒸着による材料の減り方を説明する模式図である。すなわち、本実施形態のように高温体13をパイプ14内に配置した蒸着装置においては、高温体13からの輻射熱によって材料保持部11内の蒸着材料10を局所的に加熱することから、材料保持部11が外側から加熱されても蒸着材料10の表面中央部分から先に蒸発していくことになる。
図4に示す例では、蒸着材料10を材料保持部11に収納した際の表面位置が図中破線で示されており、ほぼ平らな位置になっており、蒸着によって表面中央部分が窪むように減っており、高温体13による輻射熱の効果によって効率的に蒸発が発生していることが分かる。
図5は、高温体の温度に対する蒸着レートの変化を説明する図で、(a)は蒸着レートが数オングストローム/秒の場合、(b)は蒸着レートが数十オングストローム/秒の場合である。また、各図における3本のラインは、被蒸着部材の蒸着位置(中央部、右側、左側)の違いを示している。
なお、図5(a)、(b)のいずれの場合でも、材料保持部の温度は固定になっており、高温体の温度のみを変化させている。
これらのグラフで示されているように、材料保持部の温度は固定で、高温体の温度を高くしていくことで蒸着レートが増加していくことが分かり、本実施形態の蒸着装置の特徴部分である高温体をパイプ内に配置して、これを加熱することによる輻射熱であっても温度に比例した蒸着レートを得ることができるようになる。
また、図6は、蒸着膜厚の面内分布のシミュレーション結果を示す図で、図中実線が本実施形態による蒸着装置(高温体あり)の場合、図中破線が従来の蒸着装置(高温体なし)の場合である。図中横軸が被蒸着部材の面内位置、図中縦軸が膜厚(目標膜厚を100%とした場合)である。
図中破線で示す従来の蒸着装置(高温体なし)では、面内膜厚の分布が大きく変化しているのに対し、本実施形態による蒸着装置(高温体あり)の場合では、目標膜厚に対してばらつき少なく、均一性良好な膜厚を得ることができているのが分かる。
次に、上記説明した蒸着装置および蒸着方法を用いた有機電界発光素子およびこれを用いた表示装置ならびに適用例について説明する。
(有機電界発光素子)
図7は、本実施形態の蒸着装置および蒸着方法を適用して形成した有機電界発光素子の一例を説明する模式断面図である。すなわち、この有機電界発光素子は、ガラス基板1001上に、ゲート電極1003、ゲート絶縁膜1005、および半導体層1007を順に積層してなる薄膜トランジスタTrを形成する。この薄膜トランジスタTrを層間絶縁膜1009で覆い、層間絶縁膜1009に形成した接続孔を介して薄膜トランジスタTrに接続された配線1011を設けて画素回路を形成する。以上のようにして、いわゆるTFT基板1020を形成する。
TFT基板1020上を平坦化絶縁膜1021で覆い、平坦化絶縁膜1021に配線1011に達する接続孔を形成する。平坦化絶縁膜1021上に接続孔を介して配線1011に接続された画素電極(第1電極)1023を例えば陽極として形成し、画素電極1023の周縁を覆う形状の絶縁膜パターン1025を形成する。
画素電極1023の露出面を覆う状態で有機EL材料層1027を積層成膜する。絶縁性パターン1025と有機EL材料層1027とによって、画素電極1023に対して絶縁性を保った状態で対向電極(第2電極)1029を形成する。この対向電極1029は、例えば透明導電性材料からなる陰極として形成されるとともに、全画素に共通のベタ膜状に形成される。
その後、対向電極1029上に光透過性を有する接着剤層1031を介して透明基板1033を貼り合わせ、有機電界発光素子1040を完成させる。
本実施形態では、上記有機EL材料層1027の形成に、先に説明した蒸着装置および蒸着方法を適用する。これにより、長時間に渡る連続的な蒸着であっても材料の特性劣化なく、しかも均一な膜を形成することができ、有機電界発光素子としての発光特性の向上を図ることが可能となる。
(表示装置)
図8は、実施形態の表示装置の一例を示す図であり、(a)は概略構成図、(b)は画素回路の構成図である。ここでは、発光素子として有機電界発光素子1040を用いたアクティブマトリックス方式の表示装置に本発明を適用した実施形態を説明する。
図8(a)に示すように、この表示装置2001の基板2002上には、表示領域2002aとその周辺領域2002bとが設定されている。表示領域2002aは、複数の走査線2009と複数の信号線2011とが縦横に配線されており、それぞれの交差部に対応して1つの画素aが設けられた画素アレイ部として構成されている。これらの各画素aには有機電界発光素子が設けられている。
また、周辺領域2002bには、走査線2009を走査駆動する走査線駆動回路20013と、輝度情報に応じた映像信号(すなわち入力信号)を信号線2011に供給する信号線駆動回路15とが配置されている。
図8(b)に示すように、各画素aに設けられる画素回路は、例えば有機電界発光素子1040、駆動トランジスタTr1、書き込みトランジスタ(サンプリングトランジスタ)Tr2、および保持容量Csで構成されている。
そして、走査線駆動回路13による駆動により、書き込みトランジスタTr2を介して信号線2011から書き込まれた映像信号が保持容量Csに保持され、保持された信号量に応じた電流が駆動トランジスタTr1から有機電界発光素子1040に供給され、この電流値に応じた輝度で有機電界発光素子1040が発光する。
なお、以上のような画素回路の構成は、あくまでも一例であり、必要に応じて画素回路内に容量素子を設けたり、さらに複数のトランジスタを設けて画素回路を構成したりしても良い。また、周辺領域2002bには、画素回路の変更に応じて必要な駆動回路が追加される。
本実施形態にかかる表示装置2001は、図9に開示したような、封止された構成のモジュール形状のものをも含む。例えば、画素アレイ部である表示領域Aを囲むようにシーリング部2021が設けられ、このシーリング部2021を接着剤として、透明なガラス等の対向部(封止基板2006(図7の封止基板1033と対応))に貼り付けられ形成された表示モジュールが該当する。
この透明な封止基板2006には、カラーフィルタ、保護膜、遮光膜等が設けられてもよい。なお、表示領域Aが形成された表示モジュールとしての基板2002には、外部から表示領域2002a(画素アレイ部)への信号等を入出力するためのフレキシブルプリント基板2023が設けられていてもよい。
(適用例)
以上説明した本実施形態に係る表示装置は、図10〜図14に示す様々な電子機器、例えば、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置、ビデオカメラなど、電子機器に入力された映像信号、若しくは、電子機器内で生成した映像信号を、画像若しくは映像として表示するあらゆる分野の電子機器の表示装置に適用することが可能である。以下に、本実施形態が適用される電子機器の一例について説明する。
図10は、本実施形態が適用されるテレビを示す斜視図である。本適用例に係るテレビは、フロントパネル102やフィルターガラス103等から構成される映像表示画面部101を含み、その映像表示画面部101として本実施形態に係る表示装置を用いることにより作製される。
図11は、本実施形態が適用されるデジタルカメラを示す斜視図であり、(a)は表側から見た斜視図、(b)は裏側から見た斜視図である。本適用例に係るデジタルカメラは、フラッシュ用の発光部111、表示部112、メニュースイッチ113、シャッターボタン114等を含み、その表示部112として本実施形態に係る表示装置を用いることにより作製される。
図12は、本実施形態が適用されるノート型パーソナルコンピュータを示す斜視図である。本適用例に係るノート型パーソナルコンピュータは、本体121に、文字等を入力するとき操作されるキーボード122、画像を表示する表示部123等を含み、その表示部123として本実施形態に係る表示装置を用いることにより作製される。
図13は、本実施形態が適用されるビデオカメラを示す斜視図である。本適用例に係るビデオカメラは、本体部131、前方を向いた側面に被写体撮影用のレンズ132、撮影時のスタート/ストップスイッチ133、表示部134等を含み、その表示部134として本実施形態に係る表示装置を用いることにより作製される。
図14は、本実施形態が適用される携帯端末装置、例えば携帯電話機を示す図であり、(a)は開いた状態での正面図、(b)はその側面図、(c)は閉じた状態での正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は上面図、(g)は下面図である。本適用例に係る携帯電話機は、上側筐体141、下側筐体142、連結部(ここではヒンジ部)143、ディスプレイ144、サブディスプレイ145、ピクチャーライト146、カメラ147等を含み、そのディスプレイ144やサブディスプレイ145として本実施形態に係る表示装置を用いることにより作製される。
なお、本実施形態の表示装置は上記の適用例以外の製品であっても適用可能であり、また、本実施形態の蒸着方法によって形成される蒸着膜は有機EL材料層以外であっても適用可能である。
本実施形態に係る蒸着装置の概要を説明する模式図である。 本実施形態の蒸着装置の装置構成例を説明する模式図で、(a)は全体図、(b)は高温体周辺の部分拡大図である。 本実施形態の蒸着装置を適用した蒸着システムの構成例を説明する模式図であり、(a)は全体図、(b)はパイプ側面方向からの断面図である。 蒸着による材料の減り方を説明する模式図である。 高温体の温度に対する蒸着レートの変化を説明する図で、(a)は蒸着レートが数オングストローム/秒の場合、(b)は蒸着レートが数十オングストローム/秒の場合である。 蒸着膜厚の面内分布のシミュレーション結果を示す図で、図中実線が本実施形態による蒸着装置(高温体あり)の場合、図中破線が従来の蒸着装置(高温体なし)の場合である。 本実施形態の蒸着装置および蒸着方法を適用して形成した有機電界発光素子の一例を説明する模式断面図である。 実施形態の表示装置の一例を示す図で、(a)は概略構成図、(b)は画素回路の構成図である。 モジュール形状を説明する模式平面図である。 本実施形態が適用されるテレビを示す斜視図である。 本実施形態が適用されるデジタルカメラを示す斜視図であり、(a)は表側から見た斜視図、(b)は裏側から見た斜視図である。 本実施形態が適用されるノート型パーソナルコンピュータを示す斜視図である。 本実施形態が適用されるビデオカメラを示す斜視図である。 本実施形態が適用される携帯端末装置、例えば携帯電話機を示す図であり、(a)は開いた状態での正面図、(b)はその側面図、(c)は閉じた状態での正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は上面図、(g)は下面図である。
符号の説明
10…蒸着材料、11…材料保持部、12…開口、13…高温体、14…パイプ、15…通路パイプ、16…熱遮蔽板、20…被蒸着部材、1001…ガラス基板、1003…ゲート電極、1005…ゲート絶縁膜、1007…半導体層、1009…層間絶縁膜、1011…配線、1020…TFT基板、1023…画素電極(第1電極)、1029…対向電極(第2電極)、1040…有機電界発光素子、2001…表示装置

Claims (8)

  1. 蒸着材料を充填し加熱する材料保持部と、
    前記材料保持部から蒸発した前記蒸着材料を被蒸着部材に向けて飛散させる開口と、
    前記材料保持部と前記開口との間に配置され、前記材料保持部で加熱された前記蒸着材料の温度より高い温度に加熱される高温体と
    を備えることを特徴とする蒸着装置。
  2. 前記材料保持部に充填される前記蒸着材料は、前記高温体からの輻射熱によって表面部分が局所的に加熱される
    ことを特徴とする請求項1記載の蒸着装置。
  3. 前記高温体は板状形状から成り、前記材料保持部から前記蒸着材料の蒸気の流出方向に対して前記板状形状の板面が直交する方向に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の蒸着装置。
  4. 前記高温体は、金属材料、カーボン材料、セラミックスのうち選択された1つが用いられる
    ことを特徴とする請求項1記載の蒸着装置。
  5. 前記蒸着材料は、有機材料である
    ことを特徴とする請求項1記載の蒸着装置。
  6. 材料保持部に蒸着材料を充填した状態で前記蒸着材料を加熱し、蒸発させて開口から被蒸着部材に向けて飛散させる蒸着方法において、
    前記材料保持部と前記開口との間に高温体を配置しておき、蒸着を行う際、前記高温体を前記材料保持部で加熱された前記蒸着材料の温度より高い温度に加熱する
    ことを特徴とする蒸着方法。
  7. 基板上に、第1電極、発光層を含む有機層、第2電極を備える有機電界発光素子において、
    前記発光層は、
    材料保持部に有機材料を充填した状態で前記有機材料を加熱し、蒸発させて開口から前記基板に向けて飛散させる蒸着方法において、前記材料保持部と前記開口との間に高温体を配置しておき、前記高温体を前記材料保持部で加熱された前記有機材料の温度より高い温度に加熱することにより蒸着して形成されている
    ことを特徴とする有機電界発光素子。
  8. 基板上に、第1電極、発光層を含む有機層、第2電極を備える有機電界発光素子を用いた表示装置において、
    前記発光層は、
    材料保持部に有機材料を充填した状態で前記有機材料を加熱し、蒸発させて開口から前記基板に向けて飛散させる蒸着方法において、前記材料保持部と前記開口との間に高温体を配置しておき、前記高温体を前記材料保持部で加熱された前記有機材料の温度より高い温度に加熱することにより蒸着して形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
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