JP2008174320A - エスカレーター監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗客の異常挙動を確実に検知できて低価格化を可能にするエスカレーター監視装置の提供。
【解決手段】上記課題は、撮影機によるエスカレーターの撮影画像からエスカレーターを利用する乗客の異常挙動を検出する異常挙動検出装置4を、エスカレーターの撮影画像の複数フレーム間における踏み段の画像と乗客の画像の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段9と、エスカレーターの撮影画像の中で、乗客が乗っていない撮影画像より得られた動きベクトルを求めるとともに、その動きベクトルの範囲を算出して記録する正常時動きベクトル範囲記憶手段11と、エスカレーターの撮影画像の中で、乗客が乗っている撮影画像より得られた乗客画像の動きベクトルと前記動きベクトルの範囲とを比較して当該乗客の挙動が異常であることを判別する動きベクトル判別手段12とから構成することで、達成できる。
【選択図】図1
【解決手段】上記課題は、撮影機によるエスカレーターの撮影画像からエスカレーターを利用する乗客の異常挙動を検出する異常挙動検出装置4を、エスカレーターの撮影画像の複数フレーム間における踏み段の画像と乗客の画像の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段9と、エスカレーターの撮影画像の中で、乗客が乗っていない撮影画像より得られた動きベクトルを求めるとともに、その動きベクトルの範囲を算出して記録する正常時動きベクトル範囲記憶手段11と、エスカレーターの撮影画像の中で、乗客が乗っている撮影画像より得られた乗客画像の動きベクトルと前記動きベクトルの範囲とを比較して当該乗客の挙動が異常であることを判別する動きベクトル判別手段12とから構成することで、達成できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、エスカレーター監視装置に係り、特に、エスカレーターの撮影画像からエスカレーターを利用する乗客の異常挙動を検出するエスカレーター監視装置に関するものである。
従来、エスカレーターでは、乗客が走行する踏み段に乗っている間に、その乗客が転倒すると、他の乗客に衝突することで、多数の乗客が将棋倒しとなる事故に発展する危険性があった。そのために、エスカレーターの踏み段上での乗客の異常挙動、たとえば、乗客のふらつき、転倒、逆走などの挙動があった場合には、乗客への警告やエスカレーターの走行停止及び走行減速の制御が行えるエスカレーター求められていた。
そこで、従来、乗客の異常挙動を検出するエスカレーター監視装置としては、エスカレーターの乗客の流れを、画像データを基に監視して、乗客の転倒事故や転倒事故に至る乗客の挙動を検出すると警報を発するか若しくはエスカレーターの速度制御するようにしたものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。さらに、乗客の異常挙動を検出するエスカレーター監視装置としては、画像処理機能を備えた撮像素子によってエスカレーターを撮影し、そのエスカレーターの画像処理結果を基に乗客の異常挙動を検出するようにしたものが知られていた(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−319762号公報
特開2000−211874号公報
しかしながら、上述した特開平5−319762号公報に記載されたエスカレーター監視装置では、エスカレーターの踏み段の走行方向(移動方向)への乗客の流れの異常を検出するものであって、エスカレーターの踏み段の走行方向(移動方向)とは異なる方向への乗客の動き、例えば、乗客のふらつきなどを検出することができないという問題があった。また、特開2000−211874号公報に記載されたエスカレーター監視装置では、画像処理機能を備えた撮像素子を用いた高価なカメラを使用する必要があり、エスカレーターに既に設置されている監視カメラなどを利用ことができず、新たに、画像処理機能を備えた撮像素子を用いた高価なカメラを設置しなければならず、高価格のエスカレーター監視装置となってしまうという問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、乗客の異常挙動を確実に検知できて低価格のエスカレーター監視装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、撮影機によるエスカレーターの撮影画像からエスカレーターを利用する乗客の異常挙動を検出する異常挙動検出装置を包含するエスカレーター監視装置において、前記異常挙動検出装置を、前記エスカレーターの撮影画像の複数フレーム間における踏み段の画像と乗客の画像の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、前記エスカレーターの撮影画像の中で、乗客が乗っていない撮影画像より得られた動きベクトルを求めるとともに、その動きベクトルの範囲を算出して記録する正常時動きベクトル範囲記憶手段と、前記エスカレーターの撮影画像の中で、乗客が乗っている撮影画像より得られた乗客画像の動きベクトルと前記動きベクトルの範囲とを比較して当該乗客の挙動が異常であることを判別する動きベクトル判別手段とから少なくとも構成したことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記動きベクトル判別手段によってエスカレーターを利用する乗客の挙動が異常であると判別されると、当該乗客への警告、当該乗客が撮影されている画像の記録、エスカレーターの踏み段の停止及び減速の制御の、少なくとも1つ以上が実行される構成としたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記異常挙動検出装置は、前記撮影画像の圧縮が実行される構成としたことを特徴としている。
本発明によれば、エスカレーターの踏み段に乗った乗客の、ふらつき、転倒、、逆走などの異常挙動を、正確に、かつ、確実に検知できて、しかも、低価格化を可能にするエスカレーター監視装置が得られる。
以下、本発明に係るエスカレーター監視装置の一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るエスカレーター監視装置のブロック機能図である。図2は、本発明の一実施形態に係り、エスカレーター監視装置による撮影画像により得られるところの、エスカレーターに乗客が乗っていない場合の動きベクトルを説明するための模式図である。図3は、本発明の一実施形態に係り、エスカレーター監視装置による撮影画像により得られるところの、エスカレーターに乗客が正常に乗っている場合の動きベクトルを説明するための模式図である。図4は、本発明の一実施形態に係り、エスカレーター監視装置による撮影画像により得られるところの、エスカレーターに乗っている乗客のふらつきや転倒などの異常挙動した場合の動きベクトルを説明するための模式図である。図5は、本発明の一実施形態に係り、エスカレーター監視装置による撮影画像により得られるところの、エスカレーターに乗っている乗客が追い抜き逆走などの危険挙動した場合の動きベクトルを説明するための模式図である。図6は、本発明の一実施形態に係り、エスカレーター監視装置による異常挙動監視手順を示すフローチャートである。
図1に示す本発明の一実施形態に係るエスカレーター監視装置は、エスカレーター1の踏み段及びその踏み段に乗った乗客2を撮影する撮影機3と、この撮影機3によって得られた撮影画像からエスカレーター1を利用する乗客2の異常挙動を検出する異常挙動検出装置4と、異常挙動検出装置4から出力される挙動検知情報及び動画像データを記録する記録装置5と、異常挙動検出装置4から挙動検知情報が出力されるとエスカレーター1付近に設置されたスピーカー6Aを介してエスカレーター1の踏み段に乗った乗客2に対する注意喚起や警告(警告音、警告音声を含む)を行う警報装置6と、異常挙動検出装置4から挙動検知情報が出力されるとその挙動検知情報の内容に応じてエスカレーター1の踏み段の走行停止若しくは走行速度の減速を制御するエスカレーター制御装置7とから少なくとも構成されている。撮影機3は、ビデオカメラからなる監視カメラからなり、エスカレーター1の踏み段全体及びその踏み段に乗った全ての乗客2を撮影できる位置に設置される。記録装置5は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなっている。
異常挙動検出装置4は、図1に示すように、量子化手段8と、動きベクトル検出手段9と、多重化手段10と、正常時動きベクトル範囲記憶手段11と、動きベクトル判別手段12とから少なくとも構成されている。量子化手段8は、撮影機3からの動画像(撮影画像)をディジタルデータに変換する機能を有している。動きベクトル検出手段9は、撮影機3からの動画像(撮影画像)のうち、連続する画像フレームにおける動きベクトルを検出する機能を有している。多重化手段10は、量子化手段8と動きベクトル検出手段9からの出力を多重化して圧縮された動画像(撮影画像)データ(例えば、MPEG2、MPEG4、H263、H264など)として、記録装置5に出力する機能を有している。ここで、動きベクトルとは、最初のフレームに存在する人物や物体などの部分画像が、次のフレームにおいてどの方向に移動したかを示すベクトルをいう。なお、画像圧縮手段13は、量子化手段8と動きベクトル検出手段9と多重化手段10とによって構成されている。
正常時動きベクトル範囲記憶手段11は、動きベクトル検出手段9の出力より正常時の動画像(撮影画像)より得られる正常時動きベクトル範囲を記憶する機能を有している。動きベクトル判別手段12は、動きベクトル検出手段9からの動きベクトルの情報と正常時動きベクトル範囲記憶手段11に記憶されている正常時動きベクトル範囲との比較結果から得られる挙動検知情報として、記録装置5、警報装置6及びエスカレーター制御装置7に出力する機能を有している。
次に、上記構成のエスカレーター監視装置によるより得られるところの、撮影画像G1〜G4と動きベクトルZ1〜Z5と動きベクトル範囲W1〜W3の内容を、図2〜図5を基に説明する。
図2は、エスカレーター1の踏み段が定常速度(上昇)で走行し、その踏み段に乗客2が乗っていない場合を撮影機3によって撮影した場合に得られるところの、踏み段画像14が撮影された撮影画像G1とこの撮影画像G1から動きベクトル検出手段9によって得られた動きベクトルZ1を示している。これら動きベクトルZ1は、その動きベクトルZ1の原点を共通として同一平面上にプロットすると、撮影機3のレンズの画角やエスカレーター1と撮影機3との距離により、正常時の動きベクトル範囲W1に示す範囲(以下、正常時動きベクトル範囲W1と称する。)に分布することになる。この正常時動きベクトル範囲W1は、正常時動きベクトル範囲記憶手段11に記憶される。
図3は、エスカレーター1の踏み段が定常速度(上昇)で走行し、その踏み段に乗客2が乗っている場合を撮影機3によって撮影した場合に得られるところの、踏み段画像14及び乗客画像15が撮影された撮影画像G2とこの撮影画像G2から動きベクトル検出手段9によって得られた動きベクトルZ2を示している。この場合の動きベクトルZ2は、動きベクトルZ1の原点を共通として同一平面上にプロットすると、エスカレーター1の踏み段と乗客2が等速度で走行(移動)しているため、正常時動きベクトル範囲記憶手段11に記憶された正常時動きベクトル範囲W1内に分布する。これにより、エスカレーター1の踏み段に乗っている乗客の異常挙動が発生していないと判別される。
図4は、エスカレーター1の踏み段が定常速度(上昇)で走行し、その踏み段に乗っている乗客が、ふらつきなどの異常挙動した場合を撮影機3によって撮影した場合に得られるところの、踏み段画像14及び乗客画像15A、15Bが撮影された撮影画像G3とこの撮影画像G3から動きベクトル検出手段9によって得られた動きベクトルZ3、Z4を示している。そして、これら動きベクトルZ3、Z4を、動きベクトルZ1の原点を共通として同一平面上にプロットすると、動きベクトルZ3が、乗客画像15Aの乗客が泥酔状態や両手に荷物を持ったまま手摺を把持しない状態でふらついているために、かつ、動きベクトルZが、乗客画像15Bの乗客が転倒若しくは転落してために、それぞれ、正常時動きベクトル範囲W1外に大きく外れて分布することになる。これにより、エスカレーター1の踏み段に乗っている乗客の挙動が異常であると判別される。
図5は、エスカレーター1の踏み段が定常速度(上昇)で走行し、その踏み段に乗っている乗客が他の乗客を追い抜くことや逆走することなどの危険挙動した場合に得られるところの、踏み段画像14及び乗客画像15、15Cが撮影された撮影画像G4とこの撮影画像G4から動きベクトル検出手段9によって得られた動きベクトルZ5を示している。そして、この動きベクトルZ5は、動きベクトルZ1の原点を共通として同一平面上にプロットすると、エスカレーター1の踏み段と乗客画像15Cの乗客が等速度で走行(移動)しているため、正常時動きベクトル範囲W1の上方に位置する動きベクトル範囲W2に分布することになる。この場合には、エスカレーター1の踏み段に乗っている乗客の異常挙動が発生していないと判別される。また、エスカレーター1の踏み段の走行(移動)方向とは逆方向に、乗客画像15Cの乗客が走行した場合(逆走した場合)の動きベクトルZ5は、正常時動きベクトル範囲W1の下方に位置する動きベクトル範囲W3に分布することになるので、この場合には、エスカレーター1の踏み段に乗っている乗客の挙動が異常であると判別される。
このように、動きベクトル検出手段9によって検出された動きベクトルZ2、Z3、Z4、Z5と正常時動きベクトル範囲記憶手段11の記憶された正常時動きベクトル範囲W1とを比較して、動きベクトルZ2、Z3、Z4、Z5が正常時動きベクトル範囲W1内にあるか否かを知ることによって、エスカレーター1の踏み段に乗っている乗客の挙動が異常であるか否かを判別することができる。
次に、上記一実施形態に係るエスカレーター監視装置よる異常挙動監視手順を、図6に基づき、説明する。
次に、上記一実施形態に係るエスカレーター監視装置よる異常挙動監視手順を、図6に基づき、説明する。
まず、図6のステップS1において、エスカレーター1の踏み段が正常に走行しており、そのエスカレーター1の踏み段に乗客が乗っていない状態を、撮影機3で撮影することで、乗客無し画像が異常挙動検出装置4に送信されると、その異常挙動検出装置4の動きベクトル検出手段9によって、乗客無し画像の動きベクトルZ1を検出する。
次いで、乗客無し画像の動きベクトルZ1を検出すると、図6のステップS2に進み、エスカレーター1の踏み段が正常に走行しており、そのエスカレーター1の踏み段に乗客が乗っていない状態における乗客無し画像の動きベクトル定常範囲(以下、正常時動きベクトル範囲と称する。)を、正常時動きベクトル範囲記憶手段11によって算出して、その正常時動きベクトル範囲記憶手段11に記憶する。なお、図6のステップS1及びステップS2は、例えば、銀行等の開店時や交通機関の運行開始において、エスカレーター1を起動させて、そのエスカレーター1の踏み段の走行速度が一定になったタイミングで、実施するようにすればよい。
次いで、図6のステップS3において、エスカレーター1の踏み段が正常に走行しており、そのエスカレーター1の踏み段に乗客が乗っている状態を、撮影機3で撮影することで、乗客ありの撮影画像が異常挙動検出装置4に送信されると、その異常挙動検出装置4の動きベクトル検出手段9によって、乗客ありの撮影画像の動きベクトルZ2、Z3、Z4、Z5の何れか1つを検出する。
次いで、図3のステップS4に進み、図6のステップS3にて検出された動きベクトルZ2、Z3、Z4、Z5の何れか1つが、正常時動きベクトル範囲記憶手段11に記憶された正常時動きベクトル範囲(定常範囲)を超えたか否かを、動きベクトル判別手段12で判別する。その判別の結果、図6のステップS3にて検出された乗客画像15、15A、15B、15Cの動きベクトルZ2、Z3、Z4、Z5が、正常時動きベクトル範囲(定常範囲)を超えないと判別された場合には、図6のステップS3に戻り、図6のステップS3及びステップS4を繰り返し実施する。また、判別の結果、図6のステップS3にて検出された動きベクトルZ2、Z3、Z4、Z5が、正常時動きベクトル範囲(定常範囲)を超えたと判別された場合には、図6のステップS5に進む。
次いで、図3のステップS5において、乗客画像15、15A、15B、15Cの動きベクトルZ2、Z3、Z4、Z5が、予め定めた異常挙動の方向であるかを動きベクトル判別手段12で判別する。そして、例えば、追い抜きを容認している場合には、図5に示す動きベクトルZ5が、動きベクトル範囲W1と動きベクトル範囲W2の範囲内であるので、予め定めた異常挙動方向の動きベクトルでない(エスカレーター乗客の利用状態が正常である)と判別されて、図6のステップS3に戻り、図6のステップS3、ステップS4及びステップS5を繰り返し実施する。
最後に、図3のステップS5において、予め定めた異常挙動方向の動きベクトルであると判別された場合には、図3のステップS6に進み、警報装置6のスピーカー6Aによる乗客への警告などやエスカレーター制御装置7による減速若しくは停止並びに記録装置5による画像記録を行う。乗客への警告としては、例えば、乗客のふらつきを示す動きベクトルZ3が検出されている場合には、「手摺にお掴まり下さい。」という放送を流すことにより行われる。また、乗客の転倒を示す動きベクトルZ4が検出されている場合には、エスカレーター1の踏み段の走行停止やその踏み段の走行速度の減速を行ったりすることにより、乗客の大怪我の発生を抑える。
上記構成のエスカレーター監視装置によれば、乗客2の動きベクトルを算出して、その動きベクトルが正常時動きベクトル範囲W1を逸脱している場合には、自動的に、エスカレーター1の踏み段に乗った乗客2に注意喚起や警告をしたり、あるいは、エスカレーター1の踏み段の走行停止やその踏み段の走行速度の減速を行ったりすることができ、乗客の大怪我の発生を抑止し得る。また、異常挙動検出装置4から出力される挙動検知情報等が記録装置5に記録保存させるので、その記録保存された挙動検知情報等を分析することによって、エスカレーター1の踏み段上における乗客の転倒などの事故の発生の原因を正確に把握することができる、すなわち、事故の発生が、エスカレーター1に設備に起因するのか、乗客2の利用方法(乗り方)に起因するのかを知ることができるため、その後のエスカレーター1の保守作業及び事故発生対策の改善に役立てることができる。
さらに、上記構成のエスカレーター監視装置によれば、エスカレーター1に予め設置されているところの監視カメラを利用することができるので、画像処理機能を備えた撮像素子を用いた高価なカメラを使用する必要がないため、低価格化を図ることができる。
上記一実施形態例では、記録装置5と警報装置6とエスカレーター制御装置7の三種類の装置を備えるようにしているが、これに限定されない。記録装置5と警報装置6とエスカレーター制御装置7のうちの、いずれかを一つ以上備えるようにしてもよい。
1 エスカレーター
2 乗客
3 撮影機
4 異常挙動検出装置
5 記録装置
6 警報装置
6A スピーカー
7 エスカレーター制御装置
8 量子化手段
9 動きベクトル検出手段
10 多重化手段
11 正常時動きベクトル範囲記憶手段
12 動きベクトル判別手段
13 画像圧縮手段
14 踏み段画像
15、15A、15B、15C 乗客画像
G1〜G4 撮影画像
Z1〜Z5 動きベクトル
W1〜W3 動きベクトル範囲
2 乗客
3 撮影機
4 異常挙動検出装置
5 記録装置
6 警報装置
6A スピーカー
7 エスカレーター制御装置
8 量子化手段
9 動きベクトル検出手段
10 多重化手段
11 正常時動きベクトル範囲記憶手段
12 動きベクトル判別手段
13 画像圧縮手段
14 踏み段画像
15、15A、15B、15C 乗客画像
G1〜G4 撮影画像
Z1〜Z5 動きベクトル
W1〜W3 動きベクトル範囲
Claims (3)
- 撮影機によるエスカレーターの撮影画像からエスカレーターを利用する乗客の異常挙動を検出する異常挙動検出装置を包含するエスカレーター監視装置において、
前記異常挙動検出装置を、前記エスカレーターの撮影画像の複数フレーム間における踏み段の画像と乗客の画像の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、前記エスカレーターの撮影画像の中で、乗客が乗っていない撮影画像より得られた動きベクトルを求めるとともに、その動きベクトルの範囲を算出して記録する正常時動きベクトル範囲記憶手段と、前記エスカレーターの撮影画像の中で、乗客が乗っている撮影画像より得られた乗客画像の動きベクトルと前記動きベクトルの範囲とを比較して当該乗客の挙動が異常であることを判別する動きベクトル判別手段とから少なくとも構成したことを特徴とするエスカレーター監視装置。 - 前記動きベクトル判別手段によってエスカレーターを利用する乗客の挙動が異常であると判別されると、当該乗客への警告、当該乗客が撮影されている画像の記録、エスカレーターの踏み段の停止及び減速の制御の、少なくとも1つ以上が実行される構成としたことを特徴とする請求項1記載のエスカレーター監視装置。
- 前記異常挙動検出装置は、前記撮影画像の圧縮が実行される構成としたことを特徴とする請求項1若しくは2記載のエスカレーター監視装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007090A JP2008174320A (ja) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | エスカレーター監視装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007007090A Pending JP2008174320A (ja) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | エスカレーター監視装置 |
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-
2007
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