JP2008174043A - コンソールボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋体を上下反転させてトレーとして機能させることのできるコンソールボックスにおいて、より安定に蓋体操作を可能とする。
【解決手段】上部が開口したボックス本体12と、ボックス本体12の開口を覆うことのできる蓋体20とを備えているコンソールボックス10において、蓋体40はその一端部の基部30が第1の回転軸22を中心として回動自在にボックス本体12に連結されて開閉可能(A)とされているとともに、基部30以外の蓋体20の本体部40が基部20とは別体に形成されており、蓋体20の本体部40は基部30に対して第1の回転軸22に垂直な第2の回転軸周りに回転可能に連結されて上下反転可能(B)とされており、蓋体20の本体部40の上下反転可能な一面は、上面とされたときトレーとして機能するトレー面42として形成されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、コンソールボックスに関する。特に、自動車の運転席の側部に装備するに好適なコンソールボックスに関する。
従来、蓋体を上下反転させて使用可能なコンソールボックスがあり、例えば特許文献1には蓋体の裏面を上面側に反転させてトレーとして用いることのできるコンソールボックスが開示されている。図11に示されるように、特許文献1に開示されているコンソールボックスはコンソールボックス本体101に上部が開口した開口部110が設けられており、その開口部110を開閉可能な蓋体103が備えられている。蓋体103は、図11に103aとして二点鎖線で示される裏面部131で開口部110を覆う通常の閉じた状態、実線で示される開いた状態をとることができ、更に103bとして二点鎖線で示されるように反転されて裏面部131がトレーとして利用可能な状態をとることができる構成とされている。
すなわち、J字状のステー102の直線状の一端121がコンソールボックス本体101に揺動可能にピン121aで係止されているとともに、屈曲した他端122に蓋体103の後端134がピン122aで揺動可能に係止されている。そして、通常の閉じた状態(103a)から開いた状態(実線103)とするときは、図11中に矢印aで示されるように蓋体103の後端134に配設されたピン122aを回転軸として蓋体103を後方に回動させる。また、通常の閉じた状態(103a)からトレーとして利用可能な状態(103b)とするときは、ピン122aを回転軸として蓋体103を後方に回動させる(矢印a)とともに、図11中に矢印bで示されるようにJ字状のステー102の直線状の一端121に配設されたピン121aを回転軸とするJ字状のステー102の回動を伴って蓋体103の後端134を前方に移動させて蓋体103を反転させる。このような構成のコンソールボックスによれば、使用者が蓋体103を反転させて裏面部131をトレーとして利用することが可能である。
特開平8−142760号公報
しかしながら、従来のコンソールボックスでは蓋体103が平行な2つの回転軸(ピン)121a,122aを介してコンソールボックス本体101に揺動可能に連結されているため、蓋体103の操作時に蓋体103が不安定になりやすいという問題があった。すなわち、蓋体103の開閉操作においては単に蓋体103の後端134に位置するピン122aのみを中心として蓋体103を回転させればよいが、回転軸121a,122aが平行であるために、蓋体103を回転させる操作によりJ字状のステー102が揺動して蓋体103がぐらついてしまう可能性があった。また、蓋体103を反転させる操作においては蓋体103とJ字状のステー102とが同時に回転するため蓋体103が不安定であり、蓋体103の動きを使用者が制御しながら操作しなければならなかった。しかも、運転席や助手席の着座者は、腕を車両後方へ大きく動かして反転操作しなければならなかった。
そこで、本発明は蓋体を上下反転させてトレーとして機能させることのできるコンソールボックスにおいて、より安定に蓋体操作を可能とすることを課題とした。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段をとる。
第1の発明は、上部が開口したボックス本体と、該ボックス本体の開口を覆うことのできる蓋体とを備えており、前記蓋体はその一端部の基部が第1の回転軸を中心として回動自在にボックス本体に連結されて開閉可能とされているとともに、該基部以外の蓋体の本体部が該基部とは別体に形成されており、該蓋体の本体部は前記基部に対して前記第1の回転軸に垂直な第2の回転軸周りに回転可能に連結されて上下反転可能とされており、該蓋体の本体部の上下反転可能な一面は、上面とされたときトレーとして機能するトレー面として形成されていることを特徴とするコンソールボックスである。
この第1の発明のコンソールボックスによれば、蓋体はその一端部の基部が第1の回転軸を中心として回動自在にボックス本体に連結されて開閉可能とされているとともに、基部以外の蓋体の本体部が基部とは別体に形成されて上下反転可能とされており、その本体部の上下反転可能な一面が上面とされたときトレーとして機能するトレー面として形成されている。したがって、蓋体は単にボックス本体の開口を覆うのみならず、蓋体の本体部を反転させてトレー面を上面とすることによりトレーとして用いることが可能である。そして、蓋体を開閉可能とする第1の回転軸と、本体部を反転可能とする第2の回転軸とが垂直に配設されているため開閉操作と反転操作が相互に影響されにくい。すなわち、蓋体を第1の回転軸を中心として回動させて開閉する際に意図せずに反転をしにくく、また本体部を第2の回転軸周りに反転させるときに意図せずに蓋体が開閉方向にぐらつきにくい。したがって、より安定に蓋体を操作することができる。
第2の発明は、上記第1の発明に記載のコンソールボックスであって、前記蓋体の本体部のトレー面が上面とされたときに、前記蓋体の前記ボックス本体に連結された一端部の基部とは反対側の本体部の他端部と前記ボックス本体とを係合させて蓋体をロックするためのロック手段を備えていることを特徴とするコンソールボックスである。
この第2の発明のコンソールボックスによれば、蓋体の本体部のトレー面が上面とされたときに、ボックス本体に連結された基部とは反対側の本体部の他端部とボックス本体とをロックするためのロック手段を備えていることにより、トレーとして使用する際には他端部をロック手段によりボックス本体に固定し、蓋体の一端部と他端部の両端部をボックス本体に固定することができる。したがって、トレー使用時の蓋体のばたつきを抑制することができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明に記載のコンソールボックスであって、前記本体部のトレー面の反対側の面は、上面とされたときアームレストとして機能するアームレスト面として形成されていることを特徴とするコンソールボックスである。
この第3の発明のコンソールボックスによれば、トレー面の反対側の面は、上面とされたときアームレストとして機能するアームレスト面として形成されているため、蓋体は、ボックス本体の開口を覆う機能とトレーとしての機能を兼ね備えるだけでなく、さらに本体部を反転させればアームレストとして機能させることができる。
第4の発明は、前記第3の発明に記載のコンソールボックスであって、前記本体部のトレー面が上面とされるときに下面とされる前記アームレスト面を前記ボックス本体の上端より底上げした位置に配設されるように該蓋体を保持する蓋体底上げ手段を備えていることを特徴とするコンソールボックスである。
第4の発明のコンソールボックスによれば、蓋体底上げ手段により本体部のトレー面が上面とされるときに下面とされるアームレスト面がボックス本体の上端より底上げした位置に配設される。そのため、トレー面に物を載置することによりその荷重でアームレスト面が変形してトレー面が傾くのを防ぐことができる。また、アームレスト面がクッション材等の弾力性を有する材質であってもボックス本体の上端に当接して変形しないため、外観や使い心地が損なわれにくい。
第5の発明は、前記第1から第4の発明うちいずれか1項に記載のコンソールボックスであって、前記蓋体の本体部は、平面視で前記基部側に窄んだ形状であることを特徴とする。
第5の発明のコンソールボックスによれば、蓋体の本体部が平面視で基部側に窄んだ形状であるため、反転操作を可能とするための蓋体の持ち上げ軌道を短縮することができる。したがって、運転席や助手席の着座者は、腕を車両後方へ大きく動かすことなく、手元の操作で本体部の反転操作を可能とすることができる。
本発明によれば、上記した手段により次の効果を得る。
先ず、上記第1の発明によれば、蓋体の本体部を反転させてトレー面を上面とすることによりトレーとして用いることが可能である。また、蓋体の基部とボックス本体とを連結する蓋体を開閉可能とする第1の回転軸と、本体部を反転可能とする第2の回転軸とが垂直に配設されているため、より安定に蓋体を操作することができる。
次に、上記第2の発明によれば、トレー面を上面として使用する際にトレー面を水平に保つことができる。
次に、上記第3の発明によれば、蓋体の本体部を反転させればアームレストとして機能させることができる。
次に、上記第4の発明によれば、アームレスト面が変形してトレー面が傾くのを防ぐことができる。また、アームレスト面の変形を防ぐことができ、外観及び使い心地が損なわれにくい。
次に、上記第5の発明によれば、反転操作を可能とするための蓋体の持ち上げ軌道を短縮することができ、手元での反転操作を可能にすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。まず、図1〜8に示されたコンソールボックス10は、上部が開口し物入れとして使用可能な収納部14を備えたボックス本体12と、収納部14の開口を覆うことのできる蓋体20とを備えている。このコンソールボックス10は、蓋体20が単に開放可能(図3参照)とされているのみならず、特にその一部が上下反転してトレー(図2参照)あるいはアームレスト(図1参照)として使用可能に構成されている。なお、このコンソールボックス10は自動車の運転席の側部に装備される。
蓋体20は、車両の前進方向を前方としてみた前後方向の後方側の一端部20aに基部30を備えている。収納部14の後方位置で基部30がボックス本体12に対して第1の回転軸22(図4参照)を中心として回動自在に連結されており、それにより蓋体20全体を回動させて開閉可能とされている(図8矢印A)。蓋体20の基部30以外の本体部40、すなわち収納部14の開口を覆う部分は基部30とは別体に形成されており、基部30に対して第1の回転軸22に垂直な第2の回転軸24(図4参照)周りに回転可能に連結されて上下反転可能とされている(図8矢印B)。
第1の回転軸22と第2の回転軸24は、図6に示されるように、第1の回転軸22がアウタパイプ23に挿通されており、アウタパイプ23の中央に垂直に第2の回転軸24が接合されている。第1の回転軸22とアウタパイプ23との間には図示しないブッシュが設けられており、第1の回転軸22を中心として、第2の回転軸24がアウタパイプ23を伴ってスムーズに回転可能となっている。
図1に示されるように、ボックス本体12の後方位置は両サイドが隆起して形成されており、第1回転軸22を回転自在に支持するための軸受部16a,16bが設けられている。その軸受部16a,16bの間に基部30が配置されている。図6に示されるように基部30は樹脂製の中空部材であり、その内部にアウタパイプ23が配設されるとともに、第1の回転軸22が両側壁32a,32bを貫通して幅方向に挿通されている。軸受部16a,16bも中空であり、基部30に面する側面に形成された貫通孔に第1の回転軸22の両端部が挿通され、抜け止め22a,22bにより抜け止めされている。
第2の回転軸24は、図4に示されるように基部30の前端面33を貫通して蓋体20の本体部40内に挿通されている。すなわち、本体部40もその骨格が樹脂製で中空部材として形成されており、第2の回転軸24は本体部40の後端面46を貫通し本体部40の内部に設けられた筒状の軸受部48a,48bに挿通されている。第2の回転軸24の先端には軸受部48aから抜けるのを防ぐための抜け止め24aが設けられている。この第2の回転軸24により基部30と本体部40が連結されているとともに、本体部40が第2の回転軸24周りに回転可能とされている。したがって、図3に示すように、コンソールボックス10は、第1の回転軸22を中心に基部30と本体部40とを併せて蓋体20全体を回動させると収納部14の開口を開放することができる。また、図1に二点鎖線で示されるように、蓋体20全体を回動させて、さらに本体部40を第2の回転軸24周りに基部30とは独立して回転させることにより上下反転させることができる。
図6に示されるように、本体部40は平面視で基部30側に窄んだ形状として形成されている。すなわち、略長方形の基部30側の角の欠けた形状として形成されている。図5に示されるように、本体部40の一面は上面とされたときトレーとして機能するトレー面42として形成されており、周囲よりやや凹んだ平坦面として形成されたトレー部43が設けられている。図4に示されるように、本体部40のトレー面42と反対側の面は上面とされたときにアームレストとして機能するアームレスト面44として形成されており、樹脂製の骨格の凹みにクッション材が嵌め合わされてクッション部45が設けられている。したがって、本体部40を上下反転させることにより、蓋体20をトレーあるいはアームレストとして使用することができる。
コンソールボックス10には、蓋体20が閉じられたときに、基部30とは反対側の本体部40の他端部20bとボックス本体12とを係合させて蓋体20をロックするためのロック手段50が備えられている。このロック手段50は、ボックス本体12に設けられたアーチ状の受け部52に爪部54,56を係合させることによりロック可能な構成とされている。図7にはアームレスト面44が上面とされたときのロック手段50の係脱の様子が拡大して示されている。図7に示されるように、ロック手段50は、本体部40に配されたノブ部材58及びノブ部材58を前方へ付勢するコイルバネ64と、ボックス本体12に設けられたアーチ状の受け部52とで構成されている。ノブ部材58は、前後方向に沿った断面で略T字状であり、前方に張り出して配設されるノブ部58aと、ノブ部58aの後方位置で上下対称に設けられた爪部54,56を備えている。蓋体20の本体部40には前端面から後方へ陥入した陥入部60が形成されており、その内部で上下対称に貫通孔61a,61bが形成されている。その陥入部60にノブ部材58のノブ部58aが摺動可能に嵌め込まれており、爪部54,56が貫通孔61a,61bを貫通して上下に伸びて配置されている。ノブ部材58は、その背面にコイルバネ64が配設されており、コイルバネ64により常時前方へ付勢されている。ボックス本体12には収納部14の前方位置で上方に突起する台座部材70が形成されており、その台座部材70上にアーチ状の受け部52が設けられている。
アームレスト面44及びトレー面42の台座部材70に対応する位置は台座部材70が嵌合可能に凹んだ嵌合凹部66,67として硬質材料で形成されており、その一部が受け部52の挿通可能な挿通孔66a,67aとして形成されている。図7(A)に示されるように、アームレスト面44を上面として蓋体20を閉じると、下面であるトレー面42側の嵌合凹部66に台座部材70が嵌り、受け部52が挿通孔66aへ挿通されて本体部40の内部で突起した格好となる。ここで、嵌合凹部66と台座部材70が嵌り合うことによりロックに際する蓋体20の位置決めが容易となっている。受け部52の上部には後ろ下がりの斜面部52aが形成されており、爪部54の下部には、受け部の斜面部52aと相対向する後ろ下がりの斜面部54aが形成されている。蓋体20を閉じると、その斜面部52a,54aにガイドされて爪部54がコイルバネ64に抗して受け部52の後方側に回り込む。そして爪部54は受け部52に後方側から係合し、コイルバネ64により前方に付勢されることにより、蓋体20の内部でロック手段50がロック状態となる。ロックを解除するときは、図7(B)に示されるようにノブ部58をコイルバネ64の付勢力に抗して後方へ押すことにより爪部54の係合が外れてロックを解除することができる。
トレー面42側のロック手段50もアームレスト面44側と略上下対称の構成とされている。すなわち、下面となるアームレスト面44側の嵌合凹部67に台座部材70が嵌り、受け部52が挿通孔67aへ挿通され、受け部52の斜面部52aに爪部の斜面部56aがガイドされて受け部52に後方側から係合する。
図4,5に示されるように、台座部材70は、蓋体20が閉じられたとき、蓋体20に設けられた嵌合凹部66,67に台座部材70が嵌り込み、蓋体20の他端部20bは台座部材70に支持される。特にトレー面42が上面とされるときは、図5に示されるように、下面となるアームレスト面44がボックス本体12の上端より底上げした位置に配設されるように台座部材70が蓋体20を保持する構成とされている。なお、この台座部材70が本発明の蓋体底上げ手段に相当する。この台座部材70により、硬質の嵌合凹部67が支持されてアームレスト面44がボックス本体12の上端に当接しない位置で保持されているため、トレー面42に物を載置した荷重によりクッション部45が変形することがなく、トレー面42が傾いたり、あるいは長期間変形状態とされてクッション部45が永久変形してアームレストとしての使い心地が損なわれることもない。
以上の実施形態のコンソールボックス10によれば以下の作用効果を奏する。
まず、蓋体20が単に収納部14の開口を開閉自在に覆う機能を有するのみならず、使用者が蓋体の本体部40を上下反転させてトレーあるいはアームレストとして機能させることができる。
次に、蓋体20の開閉を担う第1の回転軸22と本体部40の上下反転を担う第2の回転軸24とが垂直に配設されているため、蓋体20の開閉操作時に意図せずに本体部40が反転しにくい。また、本体部40の反転操作時に意図せずに蓋体20が開閉方向にぐらつきにくい。したがって、より安定に蓋体20を操作することができる。
次に、蓋体20の上下反転可能な本体部40が平面視で略長方形の角の欠けた形状とされており、基部30側に窄んだ形状として形成されている。それにより、図8によく示されるように角の切り欠かれていない場合と比較して本体部40の反転操作の軌道をより短縮することが可能であり、閉じた状態でトレーまたはアームレストとして使用される蓋体20を僅かに持ち上げるだけで本体部40の反転操作が可能である。
次に、トレー面42を上面とする場合であってもアームレスト面44を上面とする場合であっても、蓋体20を閉じたときにロック手段50により蓋体20の他端部20bがロックされることにより蓋体20のばたつきが抑制される。
次に、嵌合凹部66と台座部材70とを嵌め合わせてロックする構成とされていることにより、本体部40を上下反転させて閉じる場合でも蓋体20の位置決めが容易である。
次に、トレー面42が上面とされるときに下面とされるアームレスト面44がボックス本体12の上端より底上げした位置に配設されるように蓋体20を保持する構成とされている。それにより、クッション部45の変形、およびそれに伴うトレー面42の傾きやアームレスト面44を上面としたときの使い心地の低下を防ぐことができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内でその他種々の実施形態が考えられるものである。
例えば、図9,10に示されるコンソールボックス78のように、蓋体80の基部82およびボックス本体86の形状を変更し、ボックス本体86の後部中央を突起させて軸受部88を設け、基部82を軸受部88を挟み込むコの字状に形成してもよい。この場合も上記実施形態と同様に、基部82と軸受部88を連結する第1の回転軸を中心として蓋体80全体を回動させて開閉可能とされており、本体部84が第1の回転軸とは垂直な第2の回転軸周りに回転させて上下反転可能な構成とされる(図10参照)。
また、蓋体20の他端部20bとボックス本体12とをロックするロック手段は必ずしも設ける必要はないが、好ましくは、トレー面42が上面とされたときに他端部20bとボックス本体12とをロックするロック手段を設ける構成とされるのがよい。トレー面42のばたつきを抑制することができるためである。上記実施形態のようにトレー面42およびアームレスト面44が上面とされたときにロックするロック手段を設ければより一層好ましい。
また、上記実施形態では、トレー面42が上面とされたとき下面となるアームレスト面44をボックス本体12の上端部より底上げした構成とし、クッション部45がボックス本体12に当接して変形するのを防ぐ構成とされている。クッション部45が変形するのを防ぐその他の構成としては、例えば、アームレスト面44のうち、ボックス本体12の上端に当接する部分を樹脂等の硬質材料で形成し、それ以外の収納部14に対向する部分にクッション部を設けてもよい。
また、上記実施形態ではトレー面42の反対側の面をアームレスト面44としたが、アームレスト面に限定されず化粧面としてもよい。
本発明の実施形態に係るコンソールボックスの斜視図であり、蓋体をアームレストとして利用可能な状態を示すとともに、蓋体を反転させる様子を二点鎖線で示した図である。 図1に示すコンソールボックスの斜視図であり、蓋体をトレーとして利用可能な状態を示す図である。 図1に示すコンソールボックスの斜視図であり、収納部を開放した状態を示す図である。 図1に示すコンソールボックスのIV−IV線断面図である。 図2に示すコンソールボックスのV−V線断面図である。 図2に示すコンソールボックスの平面図である。 図4に示すコンソールボックスのVII部分を拡大してロック手段を示す図であり、(A)はロックされた状態、(B)はロックが解除された状態を示す図である。 図1に示すコンソールボックスの側面図であり、本体部を反転させる様子を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るコンソールボックスの斜視図であり、蓋体を閉じた状態を示した図である。 図9に示すコンソールボックスの斜視図であり、蓋体を反転させる様子を示した図である。 従来のコンソールボックスの側面図である。
符号の説明
10 コンソールボックス
12 ボックス本体
14 収納部
16a,16b 軸受部
20 蓋体
20a 一端部
20b 他端部
22 第1の回転軸
23 アウタパイプ
24 第2の回転軸
30 基部
40 本体部
42 トレー面
43 トレー部
44 アームレスト面
45 クッション部
50 ロック手段
52 受け部
54,56 爪部
58 ノブ部材
64 コイルバネ
66,67 嵌合凹部
70 台座部材
78 コンソールボックス
80 蓋体
82 基部
84 本体部
86 ボックス本体
88 軸受部

Claims (5)

  1. 上部が開口したボックス本体と、該ボックス本体の開口を覆うことのできる蓋体とを備えており、
    前記蓋体はその一端部の基部が第1の回転軸を中心として回動自在にボックス本体に連結されて開閉可能とされているとともに、該基部以外の蓋体の本体部が該基部とは別体に形成されており、該蓋体の本体部は前記基部に対して前記第1の回転軸に垂直な第2の回転軸周りに回転可能に連結されて上下反転可能とされており、
    該蓋体の本体部の上下反転可能な一面は、上面とされたときトレーとして機能するトレー面として形成されていることを特徴とするコンソールボックス。
  2. 請求項1に記載のコンソールボックスであって、
    前記蓋体の本体部のトレー面が上面とされたときに、前記蓋体の前記ボックス本体に連結された一端部の基部とは反対側の本体部の他端部と前記ボックス本体とを係合させて蓋体をロックするためのロック手段を備えていることを特徴とするコンソールボックス。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコンソールボックスであって、
    前記本体部のトレー面の反対側の面は、上面とされたときアームレストとして機能するアームレスト面として形成されていることを特徴とするコンソールボックス。
  4. 請求項3に記載のコンソールボックスであって、
    前記本体部のトレー面が上面とされるときに下面とされる前記アームレスト面を前記ボックス本体の上端より底上げした位置に配設されるように該蓋体を保持する蓋体底上げ手段を備えていることを特徴とするコンソールボックス。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載のコンソールボックスであって、
    前記蓋体の本体部は、平面視で前記基部側に窄んだ形状であることを特徴とするコンソールボックス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009610A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 小島プレス工業株式会社 コンソール用テーブル

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