JP2008173801A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排紙用のトレイ上の放置印刷物による混乱を効果的に防止し、かつその印刷物をユーザの必要性に応じて分別する。
【解決手段】画像形成装置は、外部から入力したジョブに従って、画像データを記録紙に印刷するとともに、ユーザ名を特定可能なID画像を印刷して分別トレイ43に堆積させる。分別トレイ43では、全ての印刷終了から所定時間が経過したときに、ID読み取り部47により記録紙からIDデータを読み取って、そのジョブ名からユーザ名を特定する。そして特定したユーザに対して、分別トレイ43上に記録紙が放置されていることを通知し、その通知結果に応じて分別トイレ43上の記録紙の仕分け搬送を実行する。ここでは通知に対する応答に応じて判別した記録紙の要/不要に従って、予め定めた仕分けトレイ44,45に対して分別トレイ43に堆積した記録紙を仕分けして搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置、より詳細には、画像形成を行った記録紙の必要性に応じて記録紙を分別するようにした画像形成装置に関する。
パーソナルコンピュータ(PC)などの端末装置にネットワーク等を介して接続され、端末装置から送信された画像データを画像形成(印刷)する画像形成装置が普及している。ユーザは、端末装置で作成した画像データを印刷するときに、端末装置を操作して、印刷命令を画像形成装置へ送信する。印刷命令を受けた画像形成装置では、端末装置から送信された画像データに基づいて記録紙に印刷を行い、その印刷物を所定の排紙トレイに排紙する。
通常ユーザは、画像形成装置の排紙トレイを直接目視することにより、印刷物が排紙トレイに排紙されているかどうかを確認する。排紙されていれば、ユーザは排紙トレイから自身の印刷物を取り出す。
このときにユーザが印刷物を排紙トレイから取り除くことを忘れたりすることで、印刷物が排紙トレイに長時間放置されたままになると、新たに印刷された印刷物と混じり合ってそれらの分別が面倒になる、という問題が生じる。
このような問題に対し、印刷物が所定時間以上排紙トレイに放置されたときに、印刷物を別途設けられた個別トレイに移動させるようにした装置が知られている。しかしこのような装置では、排紙トレイがユーザの数だけ必要となり、多数のユーザに対応するためには画像形成装置が大型化してしまうという問題がある。また画像形成装置を大型化しないようにすると、少数の排紙トレイに応じた少数のユーザに限定されてしまうという問題が生じる。
例えば特許文献1には、利用するユーザ数が排紙トレイの数より多い場合でも、出力された印刷物の混同を可能な限り防止するようにした印刷装置が開示されている。ここでは、印刷装置は、印刷出力先としての複数の出力トレイと、共通出力トレイと、相手先ユーザとの情報通信を行う通信手段とを備えている。そして印刷装置は、ユーザからの情報に基づいて決定した出力トレイに記録紙を排出し、所定時間経過した後その出力トレイに記録紙がある場合に、督促のメッセージを相手先に通知する。さらにそのメッセージを通知した後、所定時間経過した後にまだ出力トレイに記録紙がある場合、共通出力トレイに記録紙を移動させ、移動した旨をユーザに通知する。このような適切な通知と移動により出力の混同を防止することを意図している。
特開平9−300781号公報
上記特許文献1のように、所定時間以上記録紙が排紙トレイに放置された場合にユーザに通知して記録紙を別途設けられた所定のトレイに移動させる装置では、印刷物の必要性にかかわらず、所定時間経過後に所定のトレイに移動させるため、本当に必要な印刷物まで不要記録紙として判断され、一括して所定のトレイに移動させられてしまい、ユーザにとって不便となる場合があった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、排紙用のトレイ上の放置印刷物による混乱を効果的に防止し、かつその印刷物をユーザの必要性に応じて分別することで、ユーザの利便性を向上させることができるようにした画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、送信された印刷を指示するジョブに基づいて、画像データと画像データを印刷指示したユーザ情報を特定可能なIDデータとを記録紙に画像形成して記録する画像形成手段と、画像形成手段により記録された記録紙を堆積する堆積手段と、堆積手段に堆積した記録紙のIDデータを読み取るID読取手段と、ID読取手段により読み取ったIDデータに基づき、ジョブを送信したユーザに対して記録紙の必要性を確認する確認手段と、確認手段により確認された記録紙の必要性に従って、記録紙を分別搬送する分別手段と、を備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、画像形成手段が、ジョブに含まれるユーザ情報に関連付けてジョブ名情報を生成し、ジョブ名情報をIDデータとして記録紙に記録し、確認手段は、ID読取手段が読み取ったIDデータからジョブ名情報を抽出し、抽出したジョブ名情報に関連付けられているユーザ情報を特定し、特定したユーザ情報に基づいて記録紙の必要性を確認することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、確認手段が、ジョブを送信したユーザ情報に基づいて、必要性を確認するための通知を送信し、通知に対する応答に従って記録紙の必要性を確認することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、確認手段が、ジョブにより画像形成した記録紙の必要性を管理する仕分け管理テーブルを生成して記憶し、通知に対する応答に基づき仕分け管理テーブルを更新して記録紙の必要性を登録し、分別手段は、仕分け管理テーブルに登録された記録紙の必要性に従って、記録紙を分別搬送することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第3の技術手段において、確認手段が、通知に対して所定時間以内に応答がない場合、IDデータを読み取った記録紙を不要であるものとみなすことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第3の技術手段において、確認手段が、必要性を確認するための通知を電子メールを用いて送信し、かつ電子メールに対して、対応するジョブの画像データの一部を添付することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1の技術手段において、堆積手段として、確認手段による確認結果に基づいて分別すべき記録紙を堆積する分別トレイを備え、分別トレイには、画像形成を行なった後、記録紙の必要性に従って分別搬送する前の記録紙を堆積させることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第6の技術手段において、分別手段が、分別トレイに堆積された記録紙を分別する処理を行っている間に画像形成手段で画像形成されて搬送されてきた記録紙を、一時的に保持する一時排出トレイを備えることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第8の技術手段において、分別手段が、一時排出トレイに一時的に保持した記録紙を、記録紙を分別する処理が行われていないときに一時排出トレイから分別トレイに移送することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第9の技術手段において、一時排出トレイが、分別トレイの搬送路上流側に隣接配置したことを特徴としたものである。
本発明によれば、排紙用のトレイ上の放置印刷物による混乱を効果的に防止し、かつその印刷物をユーザの必要性に応じて分別することで、ユーザの利便性を向上させることができるようにした画像形成装置を提供することができる。
特に本発明によれば、ジョブを送信したユーザに対して印刷物の必要性を確認して分別するため、印刷物の要・不要を確実に区別することができる。
また、印刷物を一時的に保持する一時排出トレイを設けることで、要・不要に基づく印刷物の分別処理中であっても印刷処理が実行可能となり、分別処理によって遅延を生じさせることがなく合理的に印刷処理を行うことができる。また上記の一時排出トレイを、分別処理を行う分別トレイの搬送路上流側に隣接することにより、一時排出トレイから分別トレイへの印刷物の移動時間を短縮させることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部構成例を示す図で、図中、1は画像形成装置示す。画像形成装置1は、大きく分けて、画像読み取り部2、画像形成部3、給紙部4、及び後処理装置5から構成されている。
図1に示すように、画像読み取り部2は、透明ガラスからなる原稿載置台11と、原稿載置台11上へ自動的に原稿を供給するための両面対応自動原稿送り装置(RADF)12と、原稿載置台11上に載置された原稿の画像を走査して読み取るための原稿画像読み取りユニット、すなわちスキャナユニット13とから構成されている。
RADF12は、所定の原稿トレイ上にセットされた複数枚の原稿を、1枚ずつ自動的にスキャナユニット13の原稿載置台11上へ送給する公知の装置である。このRADF12は、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換え手段などから構成され、使用者の選択に応じて原稿の片面または両面をスキャナユニット13に読み取らせる。
スキャナユニット13は、原稿面上を露光するランプリフレクタアセンブリと、原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換する光電変換素子(CCD)17に導くための第1反射ミラーを搭載した第1走査ユニット14と、第2,第3反射ミラーを搭載した第2走査ユニット15と、反射光像をCCD17上に結像するための光学レンズ体16とから構成される。第1走査ユニット14は、原稿載置台11に沿って左から右へ一定速度Vで走行し、第2走査ユニット15は、V/2の速度で同一方向に走行するように走査制御される。
画像読み取り部2は、RADF12とスキャナユニット13の関連した動作によって、原稿載置台11上に読み取るべき原稿を順次載置させる。また同時に原稿載置台11の下面に沿ってスキャナユニット13を移動させて、原稿載置台11上に載置された原稿の画像を1ライン毎に順次CCD17に結像させて原稿画像を読み取る。
原稿画像をスキャナユニット13で読み取ることにより得られた画像データは、各種処理が施された後、図示しないメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリから画像形成部3に出力される。画像形成部3は、メモリから出力された画像データを感光体ドラム22上に可視画像として再現した後、記録紙上に画像が転写してトナー像を形成する。
画像形成部3は、レーザ書き込みユニット(LSU)21と、画像を形成するための電子写真プロセス部20とを備えている。レーザ書き込みユニット21は、メモリから読み出した画像データまたはパーソナルコンピュータ等の外部機器から転送されてきた画像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザと、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラーと、等角速度偏向されたレーザ光を補正して電子写真プロセス部20の感光体ドラム22上を等速度で走査させるf−θレンズとを有している。
電子写真プロセス部20は、周知の態様に従い、感光体ドラム22の周囲に帯電装置23、現像装置24、転写装置25、クリーニング装置26、除電装置を配置し、さらに感光体ドラム22の下流側に定着装置27を配置して構成される。
給紙部4は、第1〜3カセット31〜33と、手差しトレイ35とを備えている。第1カセット31は、第1の給紙トレイ及び第2の給紙トレイを収容するタンデムトレイで、両給紙トレイを装置本体から同時に引き出し可能となっている。
第2カセット32と第3カセット33は、それぞれ第3の給紙トレイ、第4の給紙トレイを収容する。つまり、3つのカセット(31〜33)に4つの給紙トレイが収容されている。また給紙搬送部36,37は、感光体ドラム22と転写装置25との間の転写位置に記録紙を搬送するために、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラを備えている。これら第1〜3カセット31〜33内の4つの給紙トレイには、記録紙がサイズ毎に積載されて収容される。
さらに本例では給紙部4には、オプションの第5のトレイとして大容量カセット34が付加されている。大容量カセット34の内部には、上方に付勢されたエレベータが備えられ、そのエレベータに記録紙が堆積される。そして堆積された記録紙の最上部が給紙ローラに接触し、給紙ローラが回転することによって記録紙が分離して送り出され、装置本体の給紙搬送部36に合流する。大容量カセット34は大容量のトレイであるので、最も使用頻度の高い、例えばA4サイズの標準紙を収容させることができる。
これらの給紙トレイから使用者が所望の給紙トレイを選択すると、その給紙トレイ内から記録紙が1枚ずつ送り出され、給紙搬送部36,37の搬送経路を経由して順次電子写真プロセス部20へ向けて搬送される。
また定着装置27より記録紙搬送方向下流側には、搬送ローラ61を経て記録紙排出路28が設けられる。記録紙排出路28は、後処理装置5の排紙搬送路41と、両面複写のための再給紙搬送部42とに分岐している。
レーザ書き込みユニット21及び電子写真プロセス部20において、メモリから読み出された画像データは、レーザ書き込みユニット21によってレーザ光線を走査させることにより感光体ドラム22の表面上に静電潜像として形成される。そして現像装置24のトナーにより可視像化されたトナー像は、給紙部4から搬送された記録紙の表面上に転写装置25により静電転写され、定着装置27によって定着される。
本発明に関わる実施形態では、画像形成部3は、ユーザからの印刷要求を受け付けると、記録紙に印刷用の画像データを印刷すると共に、記録紙の端部にIDデータを印刷する。
IDデータは、印刷要求のジョブ名情報を含むものである。ここでは画像形成装置1は、ジョブを受信したときにジョブ名を自動生成し、このときにそのジョブに含まれるユーザ名をジョブ名に関連付けて記憶しておく。そしてジョブ名を特定できるIDデータを生成し、記録紙の端部にそのIDデータを印刷する。このIDデータを後に読み取ることにより、IDデータから特定できるジョブ名から、ユーザ名を抽出することができる。
このようにして印刷画像データとIDデータとが印刷された記録紙は、定着装置27から後処理装置5へ送られ、あるいは両面複写のための再給紙搬送部42へと選択的に搬送される。このとき、印刷された記録紙は、一旦反転ローラ62により本体内トレイ63に向けて搬送され、このときに記録紙を完全に排出せずに反転ローラ62を反転させる。そして、記録紙を逆方向、つまり再給紙搬送部42や後処理装置5に向けて反転搬送する。記録紙の搬送路は、切り換えゲート65,64が動作することによって切り換えられる。また記録紙の排出先が本体内トレイ63に指定されている場合は、反転ローラ62により本体内トレイ63に記録紙が排出される。
後処理装置5に送られた記録紙は、必要に応じてソートあるいはステープル処理等の所定の処理が施され、後処理トレイ71に排出される。後処理トレイ71には、記録紙を押し出て排出するためのプッシャー72が備えられ、これにより記録紙は、さらに一時排出トレイ73に移送される。
一時排出トレイ73に一時的に保持された記録紙は、一時排出トレイ73に設けられたプッシャー74により分別トレイ43に排出され、堆積される。
分別トレイに43には、当該分別トレイ43を昇降させるための駆動用ローラ(モータ)やベルトなどで構成されるトレイ昇降手段461と、分別トレイ43上の記録紙の有無を検知する記録紙センサ481とが取り付けられる。同様に記録紙の必要性に応じて仕分けするための第1仕分けトレイ44には、トレイ昇降手段462と、記録紙センサ482とが備えられ、また第2仕分けトレイ45には、トレイ昇降手段463と、記録紙センサ483とが備えられている。
また後処理装置5には、記録紙に記録されたID情報を読み取るためのIDデータ読取部47が設けられている。IDデータ読取部47は、撮像素子のCCDで構成されるラインセンサあるいはエリアセンサであり、分別トレイ43に排紙される記録紙端部のIDデータが読み取り可能な位置に設けられる。ここでは、IDデータ読取部47は、後処理装置5の定位置に固定され、分別トレイ43自体を昇降させて記録紙端部のIDデータを読み取ることができるようにする。IDデータ読取部47は、本発明のID読取手段に該当する。
そして画像形成装置1は、トレイ昇降手段461を用いて分別トレイ43に堆積された記録紙をIDデータ読取部47の読取位置に適宜移動させる。そして読み取ったIDデータからジョブ名情報を抽出し、そのジョブ名情報に対応付けられているユーザ名情報を使用して、ユーザに対してその記録紙の必要性の有無を確認する。つまり記録紙の必要性の確認は、ジョブを送信したユーザに対して行なわれることになる。
この場合画像形成装置1は、IDデータ読取部47により読み取ったIDデータに対応するユーザとの間で、その印刷物の必要性を確認するための情報交換を行う。例えば画像形成装置1から、ユーザ名に関連付けられているユーザのアドレスに対して印刷物の必要を問い合わせるメールを通知し、外部機器にてディスプレイ等に表示させ、その表示に対して入力された応答情報を画像形成装置1で受信する。
またこのときに、画像形成装置1から送信するメールには、IDデータに関連するジョブに含まれる画像データの一部を添付するようにしてもよい。これにより、通知を受けた外部機器では、ユーザが画像データの一部を確認しながらその必要性を判断することができ、利便性を向上させることができる。
そして画像形成装置1は、そのメールに対する応答などにより確認された記録紙の必要性に応じて、記録紙が必要であれば分別トレイ43から第1仕分けトレイ44に搬送し、必要でなければ分別トレイ43から第2仕分けトレイ45に搬送する。
分別トレイ43から各仕分けトレイ44,45への記録紙の搬送に際しては、搬送路中の仕分けゲート49を動作させ、必要性に応じて設定された仕分けトレイ44,45に記録紙を搬送させる。またこのときに記録紙呼び込みローラ75によって、分別トレイ43に堆積された記録紙を上側から搬送路に呼び込み給紙する。
そして上記の一時排出トレイ73から分別トレイ43に記録紙を移送する場合には、分別トレイ43に堆積された記録紙の分別処理中には、分別トレイ43に対して記録紙を移送しないようにする。一時排出トレイ73は、分別トレイ43にて分別処理が行われていないときに、プッシャー74により記録紙を押し出して、分別トレイ43に記録紙を移送する。
また本実施形態の画像形成装置1は、IDデータ読取部47を固定させて分別トレイ43を昇降させることによりIDデータを読み取る構成に限らず、IDデータ読取部47を昇降させて分別トレイ43上のIDデータを読み取る構成としてもよい。
図2〜図5は、分別トレイから仕分けトレイに分別搬送するときの動作例を説明するための図である。各図においてPは搬送する記録紙である。
分別トレイ43から、記録紙Pの必要性に応じて仕分けトレイ44,45に記録紙Pを搬送する場合、まず図2に示すように、分別トレイ43を最低位置まで下降させた後、分別トレイ43の最上位の記録紙PのIDデータがIDデータ読取部47で確認できるまで分別トレイ43を上昇させる。ここでIDデータ読取部47により、最上位の記録紙に形成されたIDデータを読み取って、仕分け管理テーブルを参照し、その記録紙Pが必要であるか否かを判別する。
そして図3に示すように、記録紙呼び込みローラ75を用いて、分別トレイ43から最上位置の記録紙Pの呼び込み給紙を行う。
記録紙Pがユーザにとって必要な記録紙であれば、図4に示すように仕分けゲート49を動作させて、分別トレイ43からの搬送路を第1仕分けトレイ44の方向に切り換える。そして記録紙Pを第1仕分けトレイ44に搬送する。
一方、記録紙Pがユーザにとって必要な記録紙でなければ、図5に示すように仕分けゲート49を動作させて、分別トレイ43からの搬送路を第2仕分けトレイ45の方向に切り換える。そして記録紙Pを第2仕分けトレイ45に搬送する。
これらの呼び込み給紙の後、さらに分別トレイ43上に記録紙があれば、再度記録紙のIDデータがIDデータ読取部471により確認できるまで分別トレイ43を上昇させ、上記と同様の動作を行う。
図6は、記録紙に印刷されたIDデータの一例を示す図である。
記録紙Pは、図中矢印の排紙方向(記録紙搬送方向)に向かって先端を除く端部3辺のいずれかにIDデータが合成印刷される。記録紙先端にIDデータを合成すると、定着巻きつきを生じやすくなることから先端を避けて先端以外の3辺の端部に合成印刷することが望ましい。勿論必要に応じて記録紙先端部にIDデータを印刷するようにしてもよい。本例では、分別トレイ43に堆積した記録紙Pに対して後方側面からIDデータの読み取りを行なうため、記録紙の排紙方向に対する後方側RにIDデータを画像形成する。
IDデータは、例えばバーコードなどであって、これによって画像形成装置ではジョブのジョブ名を特定することができる。画像形成装置1のIDデータ読取部47は、上記のようなIDデータが形成され堆積された記録紙に対して、その側方からIDデータを読み取る。IDデータの印刷部分は、トナーの分だけ記録紙の厚みよりも厚くなり、さらに記録紙に若干量のトナーがしみ込んでいる。そこで複数枚の記録紙が堆積された状態ではその後端面においてバーコード部分が重なり、その後端面をIDデータ読取部47によりスキャンすることで、バーコードをより精度よく読み取ることができる。
図7は、本発明の画像形成装置が備える制御部の構成例を説明するための機能ブロック図である。図7において、図1で図示する構成に相当する部分には、図1と同じ符号が付してある。
画像形成装置1は、ネットワーク等を介してPCなどの外部機器から印刷要求(ジョブ)を受け付ける入力部101と、装置全体の制御を行う主制御部102と、IDデータデータや電子メールアドレスなどのユーザ情報を記憶した記憶部(メモリ)103とを備える。
主制御部102は、各サブ制御部、すなわち印刷制御部104、機構制御部105、IDデータ読取制御部106、確認手段107、表示制御部108、及び分別制御部109に接続され、各サブ制御部を統括して装置全体の制御を行う。
入力部101がユーザからの印刷要求を受け付けると、印刷制御部104が画像形成部110を制御して、記録紙に画像データを印刷すると共に、記録紙の端部にIDデータデータを印刷し、後処理トレイ71及び一時排出トレイ73を介して分別トレイ43に記録紙を排出する。
そして例えば分別トレイ43に記録紙が放置されてから所定時間(例えば10分)経過したときに、機構制御部105がトレイ昇降手段461を制御すると共に、IDデータ読取制御部106がIDデータ読取部47を制御して、記録紙端部のIDデータを読み取る。
確認手段107は、IDデータ読取部47が読み取ったIDデータからジョブ名を特定し、さらにユーザ名を抽出して仕分け管理テーブルに登録する。そしてその仕分け管理テーブルに従って、ユーザに対して記録紙の必要性を確認するための通知を行う。この場合に、確認手段107が通信制御部110を制御し、その通信制御部110による制御に従って通信手段111を動作させて上記の確認のための通知を発信する。通信手段111は、例えばユーザアドレスに従う宛先に対するメール送信及びメール受信を可能とする手段として構成されたものである。さらに確認手段107は、ユーザからの応答に基づいて、記録紙の必要性の有無を仕分け管理テーブルに登録する。
表示制御部108は、LCDなどの表示手段112を制御し、各種情報を表示する。
また分別制御部109は、分別手段113を制御し、上記の確認手段107が登録した記録紙の必要性の有無に従って、分別トレイ43上の記録紙を所定の仕分けトレイ44,45に搬送する。分別手段113は、分別トレイ43から記録紙を給紙する記録紙呼び込みローラ75、記録紙の搬送路とその搬送路を切り換える仕分けゲート49、第1仕分けトレイ44、第2仕分けトレイ45、各トレイのトレイ昇降手段461〜463などが含まれる。
図8は、本発明による画像形成装置における分別仕分け処理に使用するジョブテーブルの一例を示す図である。
ジョブテーブルは、画像形成装置1の記憶部103などのメモリに記憶保持されるもので、外部機器等からジョブが送信されて印刷要求が発生したときに、そのジョブ名とユーザ名とをテーブルにして記憶しておくものである。
この場合、画像形成装置1では、外部機器等からジョブが送信されてきたときに、そのジョブに含まれるユーザ名情報を抽出し、ジョブ名を生成して、そのジョブ名とユーザ名とを関連付けてジョブテーブルに登録していく。このときのジョブ名は、例えばジョブの受信順にシリアル番号(JOB1,2,3・・・)を付与して生成される。
この例では、ユーザA〜GによるJOB(ジョブ)1〜7が実行されたものとする。
図9は、放置印刷物の検出直前の分別トレイの状態例を示す図である。図9の例は、メモリに記憶するテーブルを示すものではなく、分別トレイ43上の記録紙の状態の一例を説明するためのもので、例えば全ての印刷が完了した後所定時間(例えば10分)経過したときの状態を示すものである。
この例では、JOB1,5,6,7により画像形成された記録紙が、印刷終了後所定時間経過しても分別トレイ43上に放置されていることを示している。
図10は、仕分け管理テーブルの一例を示す図である。
画像形成装置1では、ジョブを受信したときに、送信された画像データを記録紙に印刷するともに、ジョブに応じて生成したジョブ名をIDデータとして記録紙に記録する。
そして画像形成装置1は、印刷終了後に所定時間経過したときに、分別トレイ43上の放置記録紙からIDデータを読み取る。そして図8に示すジョブテーブルを参照し、読み取ったIDデータにより特定できるジョブ名から、ユーザ名を抽出する。そしてこれらジョブ名とユーザ名とを図10(A)に示すような仕分け管理テーブルに登録する。
仕分け管理テーブルには、例えば“メール通知未/済”の項目と、“ユーザ回答”の項目とが設定される。図10(A)の段階では、仕分け管理テーブルにおけるメール通知は、全て“未”になっている。
そして仕分け管理テーブルに登録されたユーザに対して、記録紙が必要か否かを確認するメール通知を行う。メール通知を行うためのアドレス情報は、予めユーザ名に関連付けて画像形成装置1で保持しておく。
そしてメールに対するユーザからの回答に従って、仕分け管理テーブルを随時更新していく。更新された仕分け管理テーブルは、例えば図10(B)のようになっている。ここではユーザの回答として、“要”,“不要”,“回答無し”のいずれかが登録されている。
この場合、“要”であれば、分別トレイ43上の記録紙が必要であるとして第1仕分けトレイ44に搬送する。一方、“不要”の場合には、記録紙が不必要であるとして第2仕分けトレイ44に搬送する。また“回答なし”の場合にも記録紙が不必要であるとみなすようにする。回答の判断は、例えばメールを送信してから所定時間経過後に、“要”、“不要”、“回答なし”のいずれかを判断する。
実際に記録紙の仕分けが終了すると、該当する仕分け管理テーブルをメモリからクリアする。
図11は、ユーザに通知するメールの一例を示す図である。上記のように画像形成装置1は、分別トレイ43に所定時間以上放置された記録紙のID情報のジョブ名からユーザ名を特定し、そのユーザ名に応じて記憶しているアドレスを用いてメール通知を行う。
この例では、通知メール120には、“出力紙が排紙トレイに残っています。至急取りに来て下さい。×分以内に要・不要の回答を願います。”との文章が記載され、要・不要を返答するためのチェックボックス121が用意されている。
また通知メール120には、仕分け管理テーブルの“n”に一致するシリアルナンバー122が記載され、さらにジョブ名123とユーザ名124とが記載される。またこのときに、通知メール120に対して、対応するジョブの画像データの一部(例えば画像でデータの1頁目)125を添付してもよい。これにより、通知メール120を確認したユーザは、画像データの一部125を視認することにより、その画像の必要性の有無をより確実かつ簡単に判断することができるようになる。
図12は、本発明による画像形成装置における処理の一例を説明するためのフローチャートで、ユーザの必要性に応じた記録紙の仕分け処理の主要な処理手順を示すものである。
本例の処理は、外部機器等から送信されたジョブに従って印刷を行い、その印刷終了後にスタートする。
ここではまず一時排出トレイ73に一時保管されている記録紙を分別トレイ43に移送する(ステップS1)。一時排出トレイ73から分別トレイ43への記録紙の移送は、分別トレイ43に堆積されている記録紙の分別処理が行われていないときに実行される。
そして分別トレイ43では、全ての印刷終了から所定時間が経過したときに、分別トレイ43上に放置された記録紙を仕分け管理テーブルに登録する(ステップS2)。ここでは上述のように記録紙からIDデータを読み取って、そのジョブ名からユーザ名を特定して仕分け管理テーブルに登録する。仕分け管理テーブルは図10(A)に示すような構成で設定され、メモリ等の記憶部に記憶保持される。
そして仕分け管理テーブルに登録されたユーザに対して、分別トレイ43上に記録紙が放置されていることを通知する(ステップS3)。この通知は、上記のようにメール等によって実行される。
そして上記の通知から所定時間、例えば3分が経過するまで待機して通知に対する応答を待つ(ステップS4)。そして所定時間が経過したならば、通知に対する応答(応答の内容、応答の有無など)に基づき仕分け管理テーブルを更新する(ステップS5)。更新された仕分け管理テーブルは、例えば図10(B)のようになる。
そして分別トイレ43上の記録紙の仕分け搬送を実行する(ステップS6)。ここでは、通知に対する応答に応じて判別した記録紙の要/不要に従って、予め定めた仕分けトレイ44,45に対して分別トレイ43に堆積した記録紙を仕分けして搬送する。
そしてこの後、仕分け管理テーブルをクリアする(ステップS7)。
図13は、本発明による画像形成装置の記録紙の排出搬送処理の一例を説明するためのフローチャートで、図12のステップS1の処理を更に詳しく説明するものである。
本例の処理は、画像形成装置が、印刷すべき画像データを受信することによりスタートする。
まず印刷画像データの印刷処理を行い、印刷により画像形成された記録紙を一時排出トレイ73に排出する(ステップS11)。
そして印刷が完了したかどうかを判別し(ステップS12)、印刷が完了したならば、さらに分別処理中であるかどうかを判別する(ステップS13)。分別処理は、上述のように分別トレイ43積載された記録紙の仕分け搬送処理である。ここで分別処理中であればそのまま待機し、分別処理中でなければ、プッシャー74により一時排出トレイ73の記録紙を分別トレイ43に押し出す(ステップS14)。
図14は、本発明による画像形成装置の確認処理の一例を説明するためのフローチャートで、図12のステップS2の処理を更に詳しく説明するものである。本例の処理は、画像形成装置が、印刷処理終了後にスタートする。
まずタイマーによるカウントtを0にセットする(ステップS21)。そして分別トレイ43の記録紙センサ481により、分別トレイ43上に記録紙があるかどうかを判別する(ステップS22)。ここで分別トレイ43上に記録紙がなければステップS21に戻り、また分別トレイ43上に記録紙があれば、さらにタイマーのカウントtが所定の時間t0だけ経過したかどうか、すなわちt>t0かどうかを判別する(ステップS23)。ここでは例えば、t0=10分に設定し、10分より長く分別トレイ43上に記録紙が放置されているかどうかを判別する。
ここでt>t0でなければ、再度ステップS22に戻って、分別トレイ43上に記録紙があるかどうかを判別し、またt>t0であれば、IDデータ読取部471を記録紙最下位位置に移動させ(ステップS24)、記録紙のIDデータを読み取る(ステップS25)。ここではトレイ昇降手段461を動作して分別トレイ43を昇降させ、IDデータ読取部47が、分別トレイ43上の記録紙に印刷されたIDデータを読み取ることができるように制御する。
そしてIDデータの読取処理を行った結果、IDデータの読取データが得られたかどうかを判別し(ステップS26)、IDデータの読取データがなければ、さらに直前にIDデータがあるかどうかを判別する(ステップS32)。ここでいう直前とは、分別トレイ43を降下させてIDデータ読取部47を記録紙の上方向に移動させたときの前回の位置におけるIDデータの読取を指す。IDデータ読取部47の移動量は予め適宜定められ、例えばその量は0.1mmに設定される。
ステップS32で直前にIDデータがなければ、ここでIDデータ読取部47を記録紙の上面方向に移動させる(ステップS33)。このときの移動量は上記のように例えば0.1mmである。この場合も同様に、実際にはトレイ昇降手段461により分別トレイ43を降下させることにより、記録紙に対するIDデータ読取部47の位置を上昇させる。
そしてIDデータ読取部47が、分別トレイ43の最上位置まで上昇したかどうかを判別し(ステップS34)、最上位置であれば処理を終了し、最上位置でなければ、上記ステップS25に戻ってその位置で記録紙のIDデータの読取処理を実行する。
一方、上記ステップS26で、IDデータの読取データがあれば、さらに直前にIDデータがあるかどうかを判別する(ステップS27)。この場合も同様に移動前の前回の位置におけるIDデータ読取処理によりIDデータが得られたかどうかを判別する。
そして、直前にIDデータがなければ、上記のステップS33に進み、IDデータ読取部47を記録紙の上面方向に移動させる。また直前にIDデータがあれば、得られたIDデータを直前のIDデータと比較する(ステップS28)。
そして比較した結果、直前と今回のIDデータに変化があるかどうかを判別し(ステップS29)、変化があればIDデータよりユーザを特定する(ステップS30)。
そして仕分け管理テーブルにユーザ名とジョブ名とを登録する(ステップS31)。ジョブ名は上述のようにIDデータから特定することができ、ジョブテーブルからそのジョブ名に対応するユーザ名を特定することができる。
そして上記ステップS33に進み、IDデータ読取部47を記録紙の上面方向に移動させる。また上記ステップS29でIDデータに変化がない場合にも、ステップS33に進んでIDデータ読取部47を記録紙の上面方向に移動させる。
図15は、本発明による画像形成装置の分別搬送処理の一例を説明するためのフローチャートで、図12のステップS6の処理を更に詳しく説明するものである。
分別搬送処理においては、まず分別トレイ43を最低位置まで下降させる(ステップS41)。そして分別トレイ43上の最上位の記録紙のIDデータをIDデータ読取部47により確認できるまで、分別トレイ43を上昇させる(ステップS42)。
ここでIDデータ読取部47により、最上位の記録紙に形成されたIDデータを検出し(ステップS43)、その検出したIDデータからジョブ名を特定し、特定したジョブ名を用いて仕分け管理テーブルを参照する(ステップS44)。仕分け管理テーブルには、ユーザからの応答に応じて記録紙の必要性(要・不要)が登録されている。これによりIDデータを検出したジョブ名に対応する記録紙が必要であるか否かを判別する(ステップS45)。
そしてIDデータを検出した記録紙が必要であれば、仕分けゲート49を動作させて、分別トレイ43からの搬送路を第1仕分けトレイ44の方向に切り換える(ステップS36)。そして記録紙呼び込みローラ75を用いて、分別トレイ43から呼び込み給紙を行う(ステップS47)。
そしてIDデータを検出した記録紙が必要でなければ、仕分けゲート49を動作させて、分別トレイ43からの搬送路を第2仕分けトレイ45の方向に切り換える(ステップS49)。そして記録紙呼び込みローラ75を用いて、分別トレイ43から呼び込み給紙を行う(ステップS50)。
そしてこれらの呼び込み給紙の後、さらに分別トレイ43上に記録紙がないかどうかを判別紙(ステップS48)、記録紙なければ処理を終了し、記録紙があればステップS42に戻って、分別トレイ43上の最上位の記録紙のIDデータをIDデータ読取部47により確認できるまで、分別トレイ43を上昇させる。
なお上記の例では、記録紙の必要性に応じて、必要な記録紙を第1仕分けトレイ44に搬送し、不必要な記録紙を第2仕分けトレイ45に搬送するようにしたが、これらのトレイを逆に設定してよいことはいうまでもない。
また仕分けトレイをさらに追加して複数設け、記録紙の重要度の順に分類して仕分けできるように設定してもよい。この場合、ジョブを送信したユーザに対して記録紙の重要度を確認し、その確認結果に従って仕分け管理テーブルに記録紙の重要度を登録し、分別トレイ43に堆積した記録紙を分別するときに、その仕分け管理テーブルを参照して、重要度別に設定された仕分けトレイに記録紙を仕分け搬送すればよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部構成例を示す図である。 分別トレイから仕分けトレイに分別搬送するときの動作例を説明するための図である。 分別トレイから仕分けトレイに分別搬送するときの動作例を説明するための他の図である。 分別トレイから仕分けトレイに分別搬送するときの動作例を説明するための更に他の図である。 分別トレイから仕分けトレイに分別搬送するときの動作例を説明するための更に他の図である。 記録紙に印刷されたIDデータの一例を示す図である。 本発明の画像形成装置が備える制御部の構成例を説明するための機能ブロック図である。 本発明による画像形成装置における分別仕分け処理に使用するジョブテーブルの一例を示す図である。 放置印刷物の検出直前の分別トレイの状態例を示す図である。 仕分け管理テーブルの一例を示す図である。 ユーザに通知するメールの一例を示す図である。 本発明による画像形成装置における処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明による画像形成装置の記録紙の排出搬送処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明による画像形成装置の確認処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明による画像形成装置の分別搬送処理の一例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…画像形成装置、2…画像読み取り部、3…画像形成部、4…給紙部、5…後処理装置、11…原稿載置台、12…RADF、13…スキャナユニット、14…第1走査ユニット、15…第2走査ユニット、16…光学レンズ体、17…CCD、20…電子写真プロセス部、21…レーザ書き込みユニット、22…感光体ドラム、23…帯電装置、24…現像装置、25…転写装置、26…クリーニング装置、27…定着装置、28…記録紙排出路、31…第1カセット、32…第2カセット、33…第3カセット、34…大容量カセット、35…手差しトレイ、36,37…給紙搬送部、41…排紙搬送路、42…再給紙搬送部、43…分別トレイ、44…第1仕分けトレイ、45…第2仕分けトレイ、47…IDデータ読取部、49…仕分けゲート、61…搬送ローラ、62…反転ローラ、63…本体内トレイ、64,65…切り換えゲート、71…後処理トレイ、72…プッシャー、73…一時排出トレイ、74…プッシャー、75…記録紙呼び込みローラ、120…通知メール、121…チェックボックス、101…入力部、102…主制御部、103…記憶部、104…印刷制御部、105…機構制御部、106…IDデータ読取制御部、107…確認手段、108…表示制御部、109…分別制御部、110…通信制御部、111…通信手段、112…表示手段、113…分別手段、122…シリアルナンバー、123…ジョブ名、124…ユーザ名、125…画像データの一部、461…トレイ昇降手段、462…トレイ昇降手段、463…トレイ昇降手段、481…記録紙センサ、482…記録紙センサ、483…記録紙センサ。

Claims (10)

  1. 送信された印刷を指示するジョブに基づいて、画像データと該画像データを印刷指示したユーザ情報を特定可能なIDデータとを記録紙に画像形成して記録する画像形成手段と、
    該画像形成手段により記録された記録紙を堆積する堆積手段と、
    該堆積手段に堆積した記録紙の前記IDデータを読み取るID読取手段と、
    該ID読取手段により読み取った前記IDデータに基づき、前記ジョブを送信したユーザに対して記録紙の必要性を確認する確認手段と、
    該確認手段により確認された前記記録紙の必要性に従って、記録紙を分別搬送する分別手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記画像形成手段は、前記ジョブに含まれるユーザ情報に関連付けてジョブ名情報を生成し、該ジョブ名情報を前記IDデータとして前記記録紙に記録し、
    前記確認手段は、前記ID読取手段が読み取ったIDデータからジョブ名情報を抽出し、該抽出したジョブ名情報に関連付けられているユーザ情報を特定し、該特定したユーザ情報に基づいて前記記録紙の必要性を確認することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記確認手段は、前記ジョブを送信したユーザ情報に基づいて、前記必要性を確認するための通知を送信し、該通知に対する応答に従って前記記録紙の必要性を確認することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、前記確認手段は、ジョブにより画像形成した記録紙の必要性を管理する仕分け管理テーブルを生成して記憶し、前記通知に対する応答に基づき前記仕分け管理テーブルを更新して記録紙の必要性を登録し、
    前記分別手段は、該仕分け管理テーブルに登録された記録紙の必要性に従って、記録紙を分別搬送することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3に記載の画像形成装置において、前記確認手段は、前記通知に対して所定時間以内に応答がない場合、前記IDデータを読み取った記録紙を不要であるものとみなすことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3に記載の画像形成装置において、前記確認手段は、前記必要性を確認するための通知を電子メールを用いて送信し、かつ該電子メールに対して、対応するジョブの画像データの一部を添付することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記堆積手段として、前記確認手段による確認結果に基づいて分別すべき記録紙を堆積する分別トレイを備え、
    前記分別トレイには、前記画像形成を行なった後、前記記録紙の必要性に従って分別搬送する前の記録紙を堆積させることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6に記載の画像形成装置において、前記分別手段は、前記分別トレイに堆積された記録紙を分別する処理を行っている間に前記画像形成手段で画像形成されて搬送されてきた記録紙を、一時的に保持する一時排出トレイを備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置において、前記分別手段は、前記一時排出トレイに一時的に保持した記録紙を、前記記録紙を分別する処理が行われていないときに前記一時排出トレイから前記分別トレイに移送することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置において、前記一時排出トレイは、前記分別トレイの搬送路上流側に隣接配置したことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011031520A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、その画像形成済み記録紙の取り出し照合方法、及び制御プログラム

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