JP2008172482A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機密保持の必要がある原稿に基づく画像を記録媒体に形成する場合には記録媒体に操作者の指紋に基づく画像を形成し、機密情報の必要がない原稿に基づく画像を記録媒体に形成する場合には記録媒体に操作者の指紋に基づく画像を形成しない画像形成装置を提供する。
【解決手段】原稿が複写抑制原稿であると判定した場合に、画像読取部20から出力される画像データと指紋読取部30から出力される指紋データとを画像処理部20において合成させ、原稿が複写抑制原稿ではないと判定した場合に、画像読取部20から出力される画像データと指紋読取部30から出力される指紋データとを画像処理部50において合成させない。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来から、原稿に形成された画像を読み取り、この画像データに基づいて、印刷紙等の記録媒体に画像を形成する画像形成装置が知られている。
近年は、画像の読み取り精度や用紙への画像形成精度が向上し、原稿に形成された画像を高精度で複写することが可能となっている。
ところが、機密書類や、絵画や写真等の著作物などの、複写を制限する必要がある原稿もある。
従来の画像形成装置は、このような複写を制限する必要がある原稿であっても、容易に複写することができるため、不特定多数の人間が許可なく複写を行う虞があった。
このような問題に対して、特許文献1には、操作者の指紋の画像を取得して、取得した指紋に基づくデータを画像データと合成する画像形成装置が提案されている。
このような画像形成装置によれば、印刷紙に操作者の指紋に基づく画像が形成されるため、画像が形成された印刷紙から操作者が特定できる。よって、許可されていない者による複写を心理的に抑制することが可能となる。
特開2000−216926号公報
しかしながら、上述のような画像形成装置では、全ての印刷紙に対して操作者の指紋に基づく画像が形成されてしまう。このため、複写されようとする原稿が機密保持の必要のない原稿であっても、印刷紙に操作者の指紋に基づく画像が形成されてしまう。
印刷紙に操作者の指紋に基づく画像を形成する場合には、指紋に基づく画像によって、原稿に基づく画像(オリジナル画像)の一部が隠れたり、個人情報として管理する必要が生じたりするため、機密保持の必要のない原稿の複写が容易でなくなる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、機密保持の必要がある原稿に基づく画像を記録媒体に形成する場合には記録媒体に操作者の指紋に基づく画像を形成し、機密情報の必要がない原稿に基づく画像を記録媒体に形成する場合には記録媒体に操作者の指紋に基づく画像を形成しない画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、操作者の指紋を読み取る指紋読取部と、上記画像読取部から出力される画像データと、上記指紋読取部から出力される指紋データとを合成可能な画像処理部と、上記画像処理部から出力される画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、上記画像読取部、上記指紋読取部、上記画像処理部、及び上記画像形成部を制御する制御部とを備え、上記制御部が、上記画像読取部から出力される画像データから上記原稿が複写抑制原稿であるか否かを判定し、上記原稿が複写抑制原稿であると判定した場合に、上記画像読取部から出力される上記画像データと上記指紋読取部から出力される指紋データとを上記画像処理部において合成させ、上記原稿が複写抑制原稿ではないと判定した場合に、上記画像読取部から出力される上記画像データと上記指紋読取部から出力される指紋データとを上記画像処理部において合成させないことを特徴とする。
また、本発明においては、予め複写抑制データを記憶する記憶部を備え、上記制御部は、予め記憶部に記憶された複写抑制データと、上記画像読取部から出力される画像データとを比較し、当該画像データから出力される画像データに上記複写抑制データが含まれる場合に、上記原稿が複写抑制原稿であると判定するという構成を採用する。
また、本発明においては、上記制御部は、上記原稿が複写抑制原稿であると判定して上記画像処理部において上記画像データと上記指紋データとが合成された後、あるいは、上記原稿が複写抑制原稿でないと判定した後、上記指紋データを消去するという構成を採用する。
また、本発明においては、上記制御部からの表示データに基づいて表示を行う表示部を備え、上記制御部は、上記指紋データを消去した後に、上記指紋データを消去したことを示す上記表示データを上記表示部に入力するという構成を採用する。
また、本発明においては、上記画像処理部は、上記画像読取部から出力される上記画像データと上記指紋読取部から出力される指紋データとを合成する場合に、上記画像データに基づく画像と上記指紋データに基づく画像とが上記記録媒体上において重ならないように上記画像データと上記指紋データとを合成するという構成を採用する。
また、本発明においては、上記指紋読取部は、読み取った操作者の指紋の固有情報を抽出して、該固有情報を上記指紋データとして出力するという構成を採用する。

また、本発明においては、上記指紋読取部は、スタートキー直下に配置されるとともに上記操作者の指紋を撮像する撮像部を備えるという構成を採用する。
本発明によれば、画像読取部から出力される画像データから原稿が複写抑制原稿であるか否かが判定され、原稿が複写抑制原稿であると判定された場合には、画像読取部から出力される画像データと指紋読取部から出力される指紋データとが画像処理部において合成される。このため、画像処理部から出力される画像データには指紋データが含まれることとなり、印刷媒体に指紋データに基づく画像が形成される。
一方、原稿が複写抑制原稿でないと判定された場合には、画像読取部から出力される画像データと指紋読取部から出力される指紋データとが画像処理部において合成されない。このため、画像処理部から出力される画像データには指紋データが含まれてないこととなり、印刷媒体に指紋データに基づく画像が形成されない。
したがって、本発明によれば、機密保持の必要がある原稿(複写抑制原稿)に基づく画像を記録媒体に形成する場合には記録媒体に操作者の指紋に基づく画像を形成し、機密情報の必要がない原稿に基づく画像を記録媒体に形成する場合には記録媒体に操作者の指紋に基づく画像を形成しないようにすることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における複写機1(画像形成装置)の機能構成を示すブロック図である。本複写機1は、操作表示部10、画像読取部20、指紋読取部30、記憶部40、画像処理部50、印刷部60(画像形成部)及び制御部70を備えている。
操作表示部10は、操作表示パネル10a、操作中継部10b及び表示制御部10cを備えている。図2は、操作表示パネル10aの外観を示す平面図である。操作表示パネル10aは、タッチパネル11、スタートキー12、ストップキー13、テンキー14、クリアキー15及びリセットキー16を備えている。
タッチパネル11(表示部)は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)等の表示器とタッチセンサとを備えている。タッチセンサは、例えば容量結合方式のものや抵抗膜方式のものがあり、指やペン等による接触位置を検出する。このタッチパネル11は、上記接触位置の座標を示す信号を操作中継部10bに出力すると共に、表示制御部10cから入力される画像信号に基づいた画像を表示器に表示する。
スタートキー12は、印刷開始等の指示操作を受け付け、該操作を示す信号を操作中継部10bに出力する。ストップキー13は、印刷中止等の指示操作を受け付け、該操作を示す信号を操作中継部10bに出力する。なお、本実施形態においてスタートキー12は、透光性を有する材料によって形成されている。
テンキー14は、数字指定入力操作を受け付け、該操作を示す信号を操作中継部10bに出力する。クリアキー15は、入力内容を消去する操作を受け付け、該操作を示す信号を操作中継部10bに出力する。リセットキー16は、設定を標準(デフォルト)に戻す操作を受け付け、該操作を示す信号を操作中継部10bに出力する。
操作中継部10bは、タッチパネル11から操作者が触れた位置の座標を示す信号が入力されると、この信号に基づいて操作者の操作指示内容を判断し、該内容に応じた信号を制御部70に出力する。また、操作中継部10bは、操作表示パネル10aの各キー12〜16から入力される各種信号を制御部70に出力する。
表示制御部10cは、制御部70から入力される表示データに基づいて生成した画像信号をタッチパネル11に出力する。
画像読取部20は、原稿自動送り装置(ADF)21及びスキャナ部22を備えている。このような画像読取部20は、制御部70による制御の下に、原稿自動送り装置21から供給された原稿の画像をスキャナ部22で順次読み取り、原稿画像の画像データを記憶部40に出力する。
指紋読取部30は、CCD(Charge Coupled Device)31(撮像部)と、指紋データ生成部32を供えている。
CCD31は、図2に示すスタートキー12の直下に設置されており、スタートキー12を押下する操作者の指の指紋を撮像し、この撮像データを出力するものである。指紋データ生成部32は、制御部70による制御の下に、CCD31から出力される撮像データから操作者の指紋の固有情報を抽出して、該固有情報を指紋データとして記憶部40に出力する。
記憶部40は、ハードディスク等の外部記憶装置及び/又は半導体メモリから構成されており、画像読取部20から入力される原稿画像の画像データ及び指紋読取部30から入力される指紋データとを関連付けて記憶する。この記憶部40は、制御部70による制御の下に、上記画像読取部20からの画像データ及び上記指紋読取部30からの指紋データの書き込みを行うと共に、当該画像データ及び指紋データを読み出して画像処理部50に出力する。また、記憶部40は、予め複写抑制データを記憶している。この複写抑制データは、複写を抑制する必要がある旨を示す画像の画像データ化したものである。具体的には、複写抑制データとしては、「秘」、「極秘」、「CONFIDENTIAL」等の文字やすかし記号等を画像データ化したものが挙げられる。
画像処理部50は、制御部70による制御の下に、記憶部40から入力される画像データを印刷用の画像データに変換、あるいは、画像データ及び指紋データ合成して印刷用の画像データに画像変換して印刷部60に出力する。
印刷部60は、周知の給紙カセット、感光ドラム、露光装置、定着装置、排紙トレイ等を備えている。この印刷部60は、制御部70による制御の下に、印刷紙(記録媒体)を搬送しつつ当該印刷紙にトナーを付着させることにより、画像処理部50から入力される印刷用の画像データに基づく印刷画像を印刷紙上に形成する。
制御部70は、内部メモリ、CPU(Central Processing Unit)、及び他の各部(つまり操作表示部10、画像読取部20、指紋読取部30、記憶部40、画像処理部50、及び印刷部60)とのデータ授受を行う各種入出力インタフェース回線等から構成され、複写機1の全体動作を制御するものである。
内部メモリは、制御プログラムを記憶している。CPUは、上記制御プログラムや各種制御用データ、操作中継部10bから入力される信号等に基づいて制御演算を行うことによって、上記他の各部を統括的に制御する。
次に、本複写機1の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
操作者が、原稿自動送り装置21に原稿をセットし、操作表示パネルを用いて各種のコピー設定(例えば、印刷紙のサイズ設定や色の濃淡設定等)がされると、操作中継部10bを介して上記コピー設定を示す信号が制御部70に入力され、各種パラメータが設定される(ステップS1)。
その後、操作者がスタートキー12を押下すると、操作中継部10bは、スタートキー12が押されたことを示す信号を制御部70に出力する。
制御部70は、操作中継部10bからスタートキー12が押されたことを示す信号が入力される(ステップS2)と、指紋読取部30に操作者の指紋を読み取らせ、指紋データを記憶部40に出力させる。
具体的には、制御部70は、スタートキー12の直下に設置されたCCD31によって、スタートキー12を押下する操作者の指紋を撮像し(読み取り)撮像データを取得する(ステップS3)。続いて、指紋データ生成部32によって、CCD31にて取得された撮像データすなわち読み取られた撮像データから固有情報を抽出する(ステップS4)。そして、抽出された固有情報を指紋データとして出力し、指紋データを記憶部40に記憶させることによって指紋データを取得する(ステップS5)。
また、制御部70は、操作中継部10bからスタートキー12が押されたことを示す信号が入力される(ステップS2)後に、画像読取部20に原稿画像を読み取らせ画像データを取得して出力させる(ステップS6)。
その後、制御部70は、画像読取部20から出力された画像データを解析する(ステップS7)。具体的には、制御部70は、画像読取部20から出力された画像データと、予め記憶部40に記憶された複写抑制データとを比較して、画像データに複写抑制データが含まれているか否かを判定する。
画像データの解析の結果、画像データに複写抑制データが含まれている場合(ステップS8)には、制御部70は、原稿が複写抑制原稿であると判定し、画像処理部50にて、ステップS5にて取得した指紋データとステップS6にて取得した画像データとを合成させるとともに、画像変換させることによって印刷用の画像データを生成する(ステップS9)。
一方、画像データの解析の結果、画像データに複写抑制データが含まれていない場合(ステップS8)には、制御部70は、原稿が複写抑制原稿ではないと判定し、画像処理部50にて、ステップS6にて取得した画像データのみを画像変換させることによって印刷用の画像データを生成する(ステップS10)。すなわち、制御部70は、原稿が複写抑制原稿ではないと判定した場合には、画像処理部50にて、画像読取部20から出力される画像データと、指紋読取部30から出力される指紋データとを合成させない。
続いて制御部70は、画像処理部50にて生成された印刷用の画像データを印刷部60に入力する。そして制御部70は、印刷部60に、印刷紙を搬送しつつ当該印刷紙にトナーを付着させることにより、上記画像データに基づいた印刷画像を印刷紙上に形成させて、印刷物を複写機1の外部へ排出させる(ステップS11)。
なお、本実施形態において、原稿が複写抑制原稿である場合(ステップS8において画像データに複写抑制データが含まれている場合)には、図4(a)に示すように、印刷紙Yには、画像データに基づく画像上の一部に指紋データに基づく画像(図4においては、指紋画像そのもの)が形成される。また、原稿が複写抑制原稿ではない場合(ステップS8において画像データに複写抑制データが含まれていない場合)には、図4(b)に示すように、印刷紙Yには、画像データに基づく画像のみが形成される。
次に、制御部70は、記憶部40に記憶されたステップS5にて取得した指紋データを消去する(ステップS12)。その後、制御部70は、指紋データを消去したことを示す表示データを操作表示部10に入力する。この結果、表示制御部10cにおいて表示データに基づいて画像信号が生成され、当該画像信号が操作表示パネル10aのタッチパネル11に入力されることによって、タッチパネル11上には、指紋データを消去した旨が表示される(ステップS13)。
このような本実施形態の複写機1によれば、画像読取部20から出力される画像データから原稿が複写抑制原稿であるか否かが判定され、原稿が複写抑制原稿であると判定された場合には、画像読取部20から出力される画像データと指紋読取部30から出力される指紋データとが画像処理部50において合成される。このため、画像処理部50から出力される画像データには指紋データが含まれることとなり、印刷紙Yに指紋データに基づく画像が形成される。
一方、原稿が複写抑制原稿でないと判定された場合には、画像読取部20から出力される画像データと指紋読取部30から出力される指紋データとが画像処理部50において合成されない。このため、画像処理部20から出力される画像データには指紋データが含まれてないこととなり、印刷紙Yに指紋データに基づく画像が形成されない。
したがって、本実施形態の複写機1によれば、機密保持の必要がある原稿(複写抑制原稿)に基づく画像を印刷紙Yに形成する場合には印刷紙Yに操作者の指紋に基づく画像を形成し、機密情報の必要がない原稿に基づく画像を印刷紙Yに形成する場合には印刷紙Yに操作者の指紋に基づく画像を形成しないようにすることができる。
このため、本実施形態の複写機1によれば、機密保持の必要がある原稿を複写した場合の印刷紙Yに対する管理意識を高めることができるとともに、機密保持の必要がない原稿の複写を容易に行うことができる。
また、本実施形態の複写機1においては、予め複写抑制データを記憶する記憶部40を備え、制御部70は、予め記憶部40に記憶された複写抑制データと、画像読取部20から出力される画像データとを比較し、当該画像データから出力される画像データに複写抑制データが含まれる場合に、原稿が複写抑制原稿であると判定する。
このため、原稿に、複写抑制データに基づく画像が形成されている場合には、確実に印刷紙Yに指紋に基づく画像を形成することができる。
また、本実施形態の複写機1においては、制御部70は、原稿が複写抑制原稿であると判定して画像処理部50において画像データと指紋データとが合成された後、あるいは、原稿が複写抑制原稿でないと判定した後、指紋データを消去する。
さらには、指紋データを消去した旨を示す表示をタッチパネル11において行う。
このため、操作者に対して個人情報が消去されたことを伝えることができ、操作者に対して心理的な安心感を与えることができる。
なお、例えば、原稿が複写抑制原稿であると判定された場合のみは、指紋データを消去した旨を示す表示を行わない構成も可能である。このような構成を採用することによって、複写抑制原稿を複写した操作者に対して、自らの個人情報が複写機1内に保存されていると思わせ、さらに機密保持の必要がある原稿を複写した場合の印刷紙Yに対する管理意識を高めることができる。
また、本実施形態の複写機1においては、読み取った操作者の指紋の固有情報を抽出し、この固有情報を指紋データとして用いることもできる。このような場合には、指紋そのものの画像を処理する必要がなくなるため、制御部70及び画像処理部50の処理負担を低減させることができる。
また、本実施形態の複写機1においては、指紋読取部30が備えるCCD31が、スタートキー12の直下に配置されている。
スタートキー12は、原稿の複写を行う際に必ず操作者が操作する箇所であるため、本実施形態の複写機1によれば、確実に操作者の指紋を取得することが可能となる。
なお、本実施形態においては、図4に示すように、記録紙Yにおいて、画像読取部20にて読み取られた画像データに基づく画像に、指紋データに基づく画像が重ねて形成されている。このため、指紋データによって、画像読取部20にて読み取られた画像データの一部が欠落した状態となっている。
このため、本発明においては、画像読取部20にて読み取られた画像データに基づく画像と指紋データとを、画像処理部50にて合成する場合に、画像データに基づく画像と指紋データに基づく画像とが記録紙Yにおいて重ならないように、画像データと指紋データとを合成しても良い。
具体的には、例えば、画像データに基づく画像を縮小し、これによって空いたスペースに指紋データを形成する方法が考えられる(図5参照)。また、複写機1が両面印刷可能なものであり、かつ、画像データに基づく画像が印刷紙Yの表面のみに形成される場合には、指紋データに基づく画像が印刷紙の裏面に形成されるように、画像データと指紋データとを合成しても良い(図6参照)。
また、例えば、指紋データに基づく画像が記録紙Yの表面一杯に拡大され、画像データに基づく画像の背景となるように、画像データと指紋データとを合成しても良い(図7参照)。これによっても、画像データに基づく画像が指紋データに基づく画像によって隠れることを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳説したが、具体的な構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において設計変更等が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明の画像形成装置の一例として複写機を挙げて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものでなく、画像形成装置がファクシミリや複合機等に適用することができる。
本発明の一実施形態である複写機の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態である複写機が備える操作表示パネルの外観を示す平面図である。 本発明の一実施形態である複写機の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態である複写機の動作を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態である複写機の変形例を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態である複写機の変形例を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態である複写機の変形例を説明するための説明図である。
符号の説明
1……複写機(画像形成装置)、10……操作表示部、20……画像読取部、30……指紋読取部、31……CCD(撮像部)、32……指紋データ作成部、40……記憶部、50……画像処理部、60……印刷部、70……制御部、Y……印刷紙(記録媒体)

Claims (7)

  1. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    操作者の指紋を読み取る指紋読取部と、
    前記画像読取部から出力される画像データと、前記指紋読取部から出力される指紋データとを合成可能な画像処理部と、
    前記画像処理部から出力される画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像読取部、前記指紋読取部、前記画像処理部、及び前記画像形成部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記画像読取部から出力される画像データから前記原稿が複写抑制原稿であるか否かを判定し、
    前記原稿が複写抑制原稿であると判定した場合に、前記画像読取部から出力される前記画像データと前記指紋読取部から出力される指紋データとを前記画像処理部において合成させ、
    前記原稿が複写抑制原稿ではないと判定した場合に、前記画像読取部から出力される前記画像データと前記指紋読取部から出力される指紋データとを前記画像処理部において合成させない
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 予め複写抑制データを記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、予め記憶部に記憶された複写抑制データと、前記画像読取部から出力される画像データとを比較し、当該画像データから出力される画像データに前記複写抑制データが含まれる場合に、前記原稿が複写抑制原稿であると判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記原稿が複写抑制原稿であると判定して前記画像処理部において前記画像データと前記指紋データとが合成された後、あるいは、前記原稿が複写抑制原稿でないと判定した後、前記指紋データを消去することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部からの表示データに基づいて表示を行う表示部を備え、
    前記制御部は、前記指紋データを消去した後に、前記指紋データを消去したことを示す前記表示データを前記表示部に入力する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記画像処理部は、前記画像読取部から出力される前記画像データと前記指紋読取部から出力される指紋データとを合成する場合に、前記画像データに基づく画像と前記指紋データに基づく画像とが前記記録媒体上において重ならないように前記画像データと前記指紋データとを合成することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記指紋読取部は、読み取った操作者の指紋の固有情報を抽出して、該固有情報を前記指紋データとして出力することを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記指紋読取部は、スタートキー直下に配置されるとともに前記操作者の指紋を撮像する撮像部を備えることを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の画像形成装置。
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