JP2005004039A - 画像形成装置 - Google Patents

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Akio Ueda
章生 上田
Masaru Ushio
勝 牛尾
Junji Sato
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Abstract

【課題】特定の機械状態下において機能する画像形成動作モードに関して熟知していないユーザや、特定の機械状態下において機能する画像形成動作モードが選択されていることを認識していないユーザにも使いやすい画像形成装置を提供する。
【解決手段】原稿外自動消去モードが選択されている場合に(ステップS1;YES)、プラテンカバー123が閉じているときには(ステップS2;YES)、表示部131に「原稿外自動消去が選ばれています。プラテンカバーを開いて下さい」のメッセージを表示する(ステップS3)。プラテンカバー123が開いているときには(ステップS2;NO)、「原稿外自動消去が選ばれています。プラテンカバーは開いたままにして下さい」のメッセージを一定時間表示する(ステップS5)。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関し、特に、特定の機械状態下において機能する画像形成動作モードを選択可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像形成装置は、画像形成を行う際に、特定の機械状態を必要とする場合がある。例えば、プラテン上に載置された原稿の原稿領域と原稿外領域とを区別し、原稿領域のみ画像を形成する「原稿外自動消去モード」(例えば、特許文献1参照。)が選択されている場合には、プラテン上に開閉可能に設置されたプラテンカバーを開いた状態であることが要求される。
【0003】
「原稿外自動消去モード」が選択されているにもかかわらず、プラテンカバーが閉じられている場合には、画像形成装置の表示部に「プラテンカバーを開いて下さい」等のメッセージが表示され、プラテンカバーを開くよう、ユーザに促す画像形成装置が用いられている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−160890号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プラテンカバーを開く理由を認識していないユーザにおいては、プラテンカバーを開いた後にプラテンカバーを閉じてしまう場合があった。この場合、再びプラテンカバーを開くことを促すメッセージが表示され、再びプラテンカバーを開くことになり、操作性が悪かった。
【0006】
また、前のユーザが「原稿外自動消去モード」を選択した場合には、この機能が選択されていることを認識していないユーザもいると考えられる。この場合、ユーザは、プラテンカバーを開くよう指示される理由がわからない。また、指示通りにプラテンカバーを開いたとしても、意図せず原稿外自動消去が行われる場合があった。
【0007】
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、特定の機械状態下において機能する画像形成動作モードに関して熟知していないユーザや、特定の機械状態下において機能する画像形成動作モードが選択されていることを認識していないユーザにも使いやすい画像形成装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1に記載の発明は、特定機械状態下において機能する画像形成動作モードを選択的に指定することが可能に構成された画像形成装置において、画像形成に必要な情報を表示する表示手段と、前記画像形成動作モードが選択された場合であって、当該画像形成装置の機械状態が前記特定機械状態でない場合に、その特定機械状態にすることを促す内容の表示情報を前記表示手段に表示させ、当該画像形成装置の機械状態が前記特定機械状態である場合に、その特定機械状態を維持することを促す内容の表示情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、特定機械状態下において機能する画像形成動作モードが選択された場合であって、画像形成装置の機械状態が特定機械状態でない場合に、その特定機械状態にすることを促す内容の表示情報を表示手段に表示し、画像形成装置の機械状態が特定機械状態である場合に、その特定機械状態を維持することを促す内容の表示情報を表示手段に表示するので、特定機械状態下において機能する画像形成動作モードに関して熟知していないユーザが特定機械状態以外の状態にすることを防ぎ、操作性を向上させることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、原稿が載置されるプラテンと、前記プラテン上に開閉可能に設置されたプラテンカバー又はADFと、を備え、前記特定機械状態は、前記プラテンカバー又は前記ADFの開状態又は閉状態であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、プラテンカバー又はADFの開状態又は閉状態において機能する画像形成動作モードが選択された場合に、プラテンカバー又はADFの開状態又は閉状態を要求することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、前記画像形成動作モードは、前記プラテン上に載置された原稿の領域を自動判別する画像形成動作モードであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、原稿の領域を自動判別する画像形成動作モードが選択された場合に必要とされる機械状態を要求することができる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、前記画像形成動作モードは、折れた原稿を前記ADFに通紙するために設けられた画像形成動作モードであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、折れた原稿をADFに通紙するために設けられた画像形成動作モードが選択された場合に必要とされる機械状態を要求することができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、前記表示手段に表示される表示情報は、前記画像形成動作モードを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置である。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、画像形成動作モードを含む表示情報を表示することにより、特定機械状態を必要とする理由を示すことができる。また、特定機械状態下において機能する画像形成動作モードが選択されていることを認識していないユーザに注意を促すことができる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記画像形成動作モードが選択された場合であって、当該画像形成装置の機械状態が前記特定機械状態である場合に、その特定機械状態を維持することを促す内容の表示情報を前記表示手段に一定時間表示させた後、前記特定機械状態以外の機械状態を示す内容の表示情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置である。
【0019】
請求項6に記載の発明によれば、特定機械状態を維持することを促す内容の表示情報を表示手段に一定時間表示することにより、ユーザが特定の機械状態以外の状態にすることを防ぎ、その後、特定機械状態以外の機械状態を示す内容の表示情報を表示手段に表示することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0021】
まず、本実施の形態における画像形成装置1の構成を説明する。図1に、画像形成装置1の要部構成を示す。図1に示すように、画像形成装置1は、制御部11、スキャナ部12、操作部13、プリンタ部14を備える本体と、コントローラ部20を備えて構成され、本体とコントローラ部20は、PCIバスにより接続されている。
【0022】
まず、制御部11は、画像データ制御部111、不揮発メモリ112、画像メモリ113、読み取り処理部114、圧縮IC115、伸長IC116、書き込み処理部117、記憶部118を備えて構成されている。制御部11は、操作部13から入力される指示に応じて、スキャナ部12、コントローラ部20から入力される画像データに所定の処理を施して、プリンタ部14に出力する。
【0023】
画像データ制御部111は、記憶部118に記憶される各種制御プログラムを読み出して、該制御プログラムに従って、画像形成装置1を構成する各部の動作を集中制御する。具体的に、画像データ制御部111は、スキャナ制御部122、操作制御部132、プリンタ制御部142等の各制御部を統括して制御することにより、画像形成装置1全体の制御を行う。
【0024】
また、画像データ制御部111は、画像メモリ113に格納される画像データの入出力、及び圧縮/伸長処理の制御を行う。例えば、スキャナ部12から画像データが入力された場合、圧縮IC115から入力された圧縮済画像データを圧縮メモリ113aに格納させる。また、コントローラ部20から画像データが入力された場合、PCIバスを介して入力される非圧縮画像データをページメモリ113bに一時的に格納させ、ページメモリ113bから非圧縮画像データを読み出して圧縮IC115に出力し、画像データの圧縮を行わせ、圧縮された画像データを圧縮メモリ113aに格納させる。
【0025】
また、プリンタ部14に画像データを出力する場合、画像データ制御部111は、圧縮メモリ113aから圧縮された画像データを読み出して伸長IC116に出力し、画像データを伸長させ、伸長された画像データを書き込み処理部117に出力させる。さらに、コントローラ部20に画像データを出力する場合、圧縮メモリ113aから圧縮された画像データを読み出して伸長IC116に出力し、画像データを伸長させ、伸長された画像データをページメモリ113bに一時的に格納させる。続いて、ページメモリ113bから伸長された画像データを読み出して、PCIバスを介して、コントローラ部20に伸長された画像データを出力させる。
【0026】
不揮発メモリ112は、各種処理プログラムで処理されたデータ等を格納している。不揮発メモリ112は、画像データ制御部111の制御に応じて、記憶部118又はコントローラ部20の画像メモリ203にデータを出力する。また、不揮発メモリ112は、画像データ制御部111の制御により、記憶部118又はコントローラ部20の画像メモリ203から入力されるデータを記憶する。
【0027】
画像メモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)113は、圧縮メモリ113a、ページメモリ113bを備えている。圧縮メモリ113aは、スキャナ部12、コントローラ部20から入力され、圧縮IC115で圧縮された画像データを一時的に格納する。また、ページメモリ113bは、圧縮されていない画像データ、圧縮された後、伸長された画像データ等を一時的に格納する。
【0028】
読み取り処理部114は、スキャナ部12のCCD(Charge Coupled Device)121から入力される原稿に記載されている文字列又は画像の光情報を電気信号(画像データ)に変換して、圧縮IC115に出力する。
【0029】
圧縮IC115は、読み取り処理部114から入力された画像データを圧縮して、画像データ制御部111に出力する。ただし、ページメモリ113bに格納される画像データについては、圧縮せずにそのまま出力する。
【0030】
伸長IC116は、画像データ制御部111から入力された圧縮された画像データを可視化するため伸長して、書き込み処理部117に出力する。ただし、ページメモリ113bに格納されていた圧縮されていない画像データについては、伸長せずにそのまま出力する。
【0031】
書き込み処理部117は、伸長IC116から入力される伸長済画像データに基づいて、プリンタ部14のLD(Laser Diode)141を制御して、図示しない感光体ドラム上にレーザビームを照射させ、静電潜像を形成させる。
【0032】
記憶部118は、プログラムやデータ等が予め記憶されている図示しない記録媒体(例えば、HDD:Hard Disk Drive)を有しており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。また、この記録媒体は記憶部118に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自在に装着されるものであり、システムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0033】
スキャナ部12は、CCD121、スキャナ制御部122、プラテンカバー123、開閉検知部124等を備えて構成されている。
【0034】
CCD121は、光電変換機能を有する複数の画素が配列された光電面(図示せず)を有しており、これら複数の画素によって原稿面の画像情報を含む光情報を読み取り処理部114に出力する。
【0035】
スキャナ制御部122は、画像データ制御部111の制御に応じて、スキャナを駆動制御する。
【0036】
プラテンカバー123は、図示しないプラテン上に開閉可能に設置され、閉状態においてプラテンを覆うように構成されており、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)125を備える。ADF125は、原稿トレー、紙送り機構等により構成される。ADF125は、プラテンカバー123が閉じられた状態で、原稿トレーにセットされた原稿を原稿束の一番上から一枚ずつプラテン上の原稿読取面に順次搬送し、また、読み取りが終了した原稿を順次排出する。
【0037】
開閉検知部124は、プラテンカバー123の開閉状態を検知するセンサ等を備え、センサからの検知信号を画像データ制御部111に出力する。
【0038】
操作部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等によってなる表示部131を覆うように設けられたタッチパネルを備え、操作制御部132は、電磁誘導式、磁気歪式、感圧式等の座標読み取り原理でタッチ指示された座標を検出し、検出した座標を位置信号として画像データ制御部111に出力する。
【0039】
プリンタ部14は、LD141を備え、プリンタ制御部142は、LD141の投射光を用いた電子写真方式によって、書き込み処理部117から入力される画像データを、被画像形成媒体(例えば、印刷用紙等)に転写して排紙出力する。
【0040】
コントローラ部20は、コントローラ制御CPU201、DRAM制御IC202、画像メモリ(DRAM)203、LAN IF(Local Area Network Interface)204等を備えて構成されている。コントローラ部20は、ネットワークNを介してパーソナルコンピュータ、ファクシミリ等から受信した画像データを画像メモリ203に一旦記憶した後、制御部11に画像データを出力して画像形成可能なデータに変換し、プリンタ部14にて画像形成を行わせる。
【0041】
コントローラ制御CPU201は、図示しないROMに記憶される各種制御プログラムを読み出して、該制御プログラムに従って、コントローラ部20を構成する各部の動作を集中制御する。
【0042】
DRAM制御IC202は、コントローラ制御CPU201の制御に応じて、画像メモリ203に格納される画像データの入出力の制御を行う。具体的に、DRAM制御IC202は、LAN IF204を介して入力される画像データ又は制御部11からPCIバスを介して入力される画像データを画像メモリ203に格納する。また、画像メモリ203に格納された画像データをLAN IF204に出力して他機器に送信させる。さらに、DRAM制御IC202は、画像メモリ203に格納された画像データをPCIバスを介して制御部11に出力して、画像形成を行わせる。
【0043】
画像メモリ203は、ネットワークNを介してLAN IF204から入力される画像データ、又はPCIバスを介して制御部11から入力される画像データを一時的に格納する。
【0044】
LAN IF204は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、あるいはインターネット等のネットワークNに接続された伝送媒体に接続可能なインターフェースであり、ネットワークNを介して入力される画像データをDRAM制御IC202に出力するとともに、DRAM制御IC202から出力される画像データを、ネットワークNを介して他機器に送信する。
【0045】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
なお、動作説明の前提として、以下のフローチャートに記述されている各処理を実現するためのプログラムは、画像形成装置1の画像データ制御部111が読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部118に格納されており、画像データ制御部111は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0046】
まず、原稿外自動消去モード選択時について説明する。原稿外自動消去モードとは、プラテン上に載置された原稿の領域を自動的に判別し、原稿外領域の情報を消去する画像形成動作モードをいう。CCD121により読み取られる原稿領域と、原稿外領域との信号差に基づいて原稿領域を判別するため、プラテンカバー123が開状態であることが必要となる。
【0047】
図2(a)に、表示部131に表示される基本画面を示す。図2(a)において、応用機能ボタン30が選択入力されると、表示部131に、図2(b)に示すような応用機能画面が表示される。原稿外自動消去モードを選択する場合には、図2(b)において、原稿外自動消去ボタン31が選択入力され、OKボタン32が押下される。OKボタン32の押下により、基本画面に復帰する。
【0048】
図3は、画像データ制御部111により実行される原稿外自動消去モード選択時の設定状態及び機械状態チェック処理を示すフローチャートである。
【0049】
まず、図3に示すように、原稿外自動消去モードが選択されているか否かが判別される(ステップS1)。原稿外自動消去モードが選択されている場合には(ステップS1;YES)、開閉検知部124により、プラテンカバー123が閉じているか否かが検知される(ステップS2)。
【0050】
プラテンカバー123が閉じている場合には(ステップS2;YES)、図4(a)に示すように、表示部131に「原稿外自動消去が選ばれています。プラテンカバーを開いて下さい」というメッセージが表示される(ステップS3)。プラテンカバー123が開いている場合には(ステップS2;NO)、ステップS5にジャンプする。
【0051】
上記メッセージに従って、ユーザがプラテンカバー123を開くと、開閉検知部124により、プラテンカバー123の開状態が検知される(ステップS4;YES)。
【0052】
プラテンカバー123の開状態が検知されると(又はプラテンカバー123が開いている場合には(ステップS2;NO))、図4(b)に示すように、表示部131に「原稿外自動消去が選ばれています。プラテンカバーは開いたままにして下さい」というメッセージが一定時間(例えば、3〜5秒)表示される(ステップS5)。一定時間経過後、図4(c)に示すように、表示部131に「コピーできます」というメッセージが表示される(ステップS6)。なお、原稿外自動消去モードが選択されている場合には、プラテンカバー123が開状態であることが必要であるため、図4(a)〜図4(c)に示すように、ADF125を用いた両面原稿の読み取りは選択できないようになっている。
【0053】
そして、コピーボタンが押下され、原稿外自動消去モードを用いて原稿外領域の情報が消去された画像が出力される(ステップS7)。
以上で、原稿外自動消去モード選択時の設定状態及び機械状態チェック処理が終了する。
【0054】
次に、Z折れ原稿モード選択時について説明する。Z折れ原稿モードとは、ADF125を用いて、Z折れ原稿等の一度折られて元に戻したような原稿を正常に読み込むための画像形成動作モードをいう。Z折れ原稿モードが選択されているときには、プラテンカバー123が閉状態であることが必要となる。
【0055】
図5(a)に、表示部131に表示される基本画面を示す。図5(a)において、原稿設定ボタン33が選択入力されると、表示部131に、図5(b)に示すような原稿設定画面が表示される。Z折れ原稿モードを選択する場合には、図5(b)において、Z折れ原稿ボタン34が選択入力され、OKボタン35が押下される。OKボタン35の押下により、基本画面に復帰する。
【0056】
図6は、画像データ制御部111により実行されるZ折れ原稿モード選択時の設定状態及び機械状態チェック処理を示すフローチャートである。
【0057】
まず、図6に示すように、Z折れ原稿モードが選択されているか否かが判別される(ステップS11)。Z折れ原稿モードが選択されている場合には(ステップS11;YES)、開閉検知部124により、プラテンカバー123が開いているか否かが検知される(ステップS12)。
【0058】
プラテンカバー123が開いている場合には(ステップS12;YES)、図7(a)に示すように、表示部131に「Z折れ原稿が選ばれています。プラテンカバーを閉じて下さい」というメッセージが表示される(ステップS13)。プラテンカバー123が閉じている場合には(ステップS12;NO)、ステップS15にジャンプする。
【0059】
上記メッセージに従って、ユーザがプラテンカバー123を閉じると、開閉検知部124により、プラテンカバー123の閉状態が検知される(ステップS14;YES)。
【0060】
プラテンカバー123の閉状態が検知されると(又はプラテンカバー123が閉じている場合には(ステップS12;NO))、図7(b)に示すように、表示部131に「Z折れ原稿が選ばれています。プラテンカバーを閉じたままにして下さい」というメッセージが一定時間(例えば、3〜5秒)表示される(ステップS15)。一定時間経過後、図7(c)に示すように、表示部131に「コピーできます」というメッセージが表示される(ステップS16)。
【0061】
そして、コピーボタンが押下され、Z折れ原稿モードを用いて読み取られた画像が出力される(ステップS17)。
以上で、Z折れ原稿モード選択時の設定状態及び機械状態チェック処理が終了する。
【0062】
本実施の形態における画像形成装置1によれば、プラテンカバー123の開状態において機能する「原稿外自動消去モード」が選択されている場合であって、プラテンカバー123が開状態でない場合には、プラテンカバー123を開くことを促すメッセージを表示部131に表示し、また、プラテンカバー123が開状態である場合には、プラテンカバー123を開いたままにすることを促すメッセージを表示部131に表示するので、「原稿外自動消去モード」に関して熟知していないユーザがプラテンカバー123を閉じることを防ぎ、操作性を向上させることができる。また、プラテンカバー123を開いたままにすることを促すメッセージを一定時間表示した後は、プラテンカバー123の開閉状態以外の機械状態を示すメッセージを表示することができる。
【0063】
また、プラテンカバー123の閉状態において機能する「Z折れ原稿モード」が選択されている場合であって、プラテンカバー123が閉状態でない場合には、プラテンカバー123を閉じることを促すメッセージを表示部131に表示し、また、プラテンカバー123が閉状態である場合には、プラテンカバー123を閉じたままにすることを促すメッセージを表示部131に表示するので、「Z折れ原稿モード」に関して熟知していないユーザがプラテンカバー123を開くことを防ぎ、操作性を向上させることができる。また、プラテンカバー123を閉じたままにすることを促すメッセージを一定時間表示した後は、プラテンカバー123の開閉状態以外の機械状態を示すメッセージを表示することができる。
【0064】
さらに、プラテンカバー123の開状態又は閉状態を必要とする画像形成動作モード(原稿外自動消去やZ折れ原稿)を含むメッセージを表示することにより、プラテンカバー123の開状態又は閉状態を必要とする理由を示すことができる。また、原稿外自動消去モード又はZ折れ原稿モードが選択されていることを認識していないユーザに注意を促すことができる。
【0065】
なお、本実施の形態においては、画像形成を行う際に特定の機械状態が必要とされる機能として、原稿外自動消去モードとZ折れ原稿モードについて説明したが、これらに限定されない。また、特定の機械状態についても、プラテンカバー123の開閉状態に限らない。
【0066】
また、上記の実施の形態における画像形成装置1の細部構成及び詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0067】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、特定機械状態下において機能する画像形成動作モードが選択された場合であって、画像形成装置の機械状態が特定機械状態でない場合に、その特定機械状態にすることを促す内容の表示情報を表示手段に表示し、画像形成装置の機械状態が特定機械状態である場合に、その特定機械状態を維持することを促す内容の表示情報を表示手段に表示するので、特定機械状態下において機能する画像形成動作モードに関して熟知していないユーザが特定機械状態以外の状態にすることを防ぎ、操作性を向上させることができる。
【0068】
請求項2に記載の発明によれば、プラテンカバー又はADFの開状態又は閉状態において機能する画像形成動作モードが選択された場合に、プラテンカバー又はADFの開状態又は閉状態を要求することができる。
【0069】
請求項3に記載の発明によれば、原稿の領域を自動判別する画像形成動作モードが選択された場合に必要とされる機械状態を要求することができる。
【0070】
請求項4に記載の発明によれば、折れた原稿をADFに通紙するために設けられた画像形成動作モードが選択された場合に必要とされる機械状態を要求することができる。
【0071】
請求項5に記載の発明によれば、画像形成動作モードを含む表示情報を表示することにより、特定機械状態を必要とする理由を示すことができる。また、特定機械状態下において機能する画像形成動作モードが選択されていることを認識していないユーザに注意を促すことができる。
【0072】
請求項6に記載の発明によれば、特定機械状態を維持することを促す内容の表示情報を表示手段に一定時間表示することにより、ユーザが特定の機械状態以外の状態にすることを防ぎ、その後、特定機械状態以外の機械状態を示す内容の表示情報を表示手段に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置1の要部構成を示すブロック図である。
【図2】原稿外自動消去モードを選択する際の表示部131の表示例を示す図である。
【図3】画像データ制御部111により実行される原稿外自動消去モード選択時の設定状態及び機械状態チェック処理を示すフローチャートである。
【図4】原稿外自動消去モードが選択されている場合の表示部131の表示例を示す図である。
【図5】Z折れ原稿モードを選択する際の表示部131の表示例を示す図である。
【図6】画像データ制御部111により実行されるZ折れ原稿モード選択時の設定状態及び機械状態チェック処理を示すフローチャートである。
【図7】Z折れ原稿モードが選択されている場合の表示部131の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
11 制御部
111 画像データ制御部
112 不揮発メモリ
113 画像メモリ
114 読み取り処理部
115 圧縮IC
116 伸長IC
117 書き込み処理部
118 記憶部
12 スキャナ部
121 CCD
122 スキャナ制御部
123 プラテンカバー
124 開閉検知部
125 ADF
13 操作部
131 表示部
132 操作制御部
14 プリンタ部
141 LD
142 プリンタ制御部
20 コントローラ部
201 コントローラ制御CPU
202 DRAM制御IC
203 画像メモリ
204 LAN IF
N ネットワーク

Claims (6)

  1. 特定機械状態下において機能する画像形成動作モードを選択的に指定することが可能に構成された画像形成装置において、
    画像形成に必要な情報を表示する表示手段と、
    前記画像形成動作モードが選択された場合であって、当該画像形成装置の機械状態が前記特定機械状態でない場合に、その特定機械状態にすることを促す内容の表示情報を前記表示手段に表示させ、当該画像形成装置の機械状態が前記特定機械状態である場合に、その特定機械状態を維持することを促す内容の表示情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿が載置されるプラテンと、
    前記プラテン上に開閉可能に設置されたプラテンカバー又はADFと、
    を備え、
    前記特定機械状態は、前記プラテンカバー又は前記ADFの開状態又は閉状態であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成動作モードは、前記プラテン上に載置された原稿の領域を自動判別する画像形成動作モードであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成動作モードは、折れた原稿を前記ADFに通紙するために設けられた画像形成動作モードであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記表示手段に表示される表示情報は、前記画像形成動作モードを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記画像形成動作モードが選択された場合であって、当該画像形成装置の機械状態が前記特定機械状態である場合に、その特定機械状態を維持することを促す内容の表示情報を前記表示手段に一定時間表示させた後、前記特定機械状態以外の機械状態を示す内容の表示情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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