JP2008171715A - 燃料電池システム及び燃料電池システムにおけるガス吸着部の再生方法 - Google Patents
燃料電池システム及び燃料電池システムにおけるガス吸着部の再生方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】燃料電池11にエアを供給するためのエア供給路13に、その上流側からガス吸着フィルタ16及びコンプレッサ17を順に接続し、そのコンプレッサ17によりガス吸着フィルタ16を介して燃料電池11にエアを供給する。ガス吸着フィルタ16の再生のために、そのガス吸着フィルタ16の内部を減圧状態にする減圧装置18を設ける。
【選択図】図1
Description
以下に、この発明の第1実施形態を、図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態の燃料電池システムにおいては、燃料電池11のカソード極11aに酸素が供給されるとともに、アノード極11bに水素が供給されて、その水素の酸化還元反応により発電が行われる。
図2に示すように、制御装置27は制御手段を構成し、前記第1開閉弁19を開閉動作させるためのソレノイド119、切替弁20を開閉動作させるためのソレノイド120、第2開閉弁24を開閉動作させるためのソレノイド124及びコンプレッサ17を稼働させるためのモータ117を含む燃料電池システム全体の動作を制御する。メモリ28は、燃料電池システムの動作を制御するために必要なプログラムや諸データを記憶している。燃料電池運転状態検出センサ29は、燃料電池11の運転状態を監視して、燃料電池11の運転状態または停止状態の検出信号を制御装置27に対して出力する。この燃料電池運転状態検出センサ29としては、燃料電池11の発電状態を検出する電流計や電圧計を用いることができる。
さて、燃料電池11の運転時には、燃料電池運転状態検出センサ29から制御装置27に対して運転状態を示す検出信号が出力される。このため、図1に示すように、制御装置27の制御により、減圧装置18の第1開閉弁19が開かれるとともに、切替弁20がコンプレッサ17の二次側を燃料電池11に接続する状態に切り替えられる。それとともに、減圧解放装置22の第2開閉弁24が閉じられる。この状態で、コンプレッサ17が作動されると、吸入口13aからエア供給路13内にエアが吸入されて圧縮され、燃料電池11のカソード極11aに供給される。このとき、エア中に含まれる粉塵等の粒子状または微粒子状の不純物は、除塵フィルタ15によって捕捉されて除去される。また、エア中に含まれる硫黄系ガス等の不純ガスは、ガス吸着フィルタ16内のガス吸着エレメント16aによって吸着されて除去される。そして、燃料電池11のアノード極11bに供給される水素と、カソード極11aに供給されるエア中の酸素との酸化還元反応によって発電が行われる。
従って、この第1実施形態の燃料電池システムは以下に列挙する効果がある。
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第2実施形態においては、図1〜図3に示す第1実施形態において、燃料電池運転状態検出センサ29として、燃料電池11の温度を検出する温度センサを用いたものである。そして、このセンサ29の検出に基づき、燃料電池11の検出温度が摂氏40度以下になったときに、制御装置27は燃料電池11が運転停止状態であると判断する。
(第3実施形態)
次に、この発明の第3実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
(第4実施形態)
次に、この発明の第4実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
(6) ガス吸着フィルタ16の再生に際して蓄電池12の電力を用いないため、蓄電池12の容量を小さくしたり、蓄電池12を省略したりすることが可能となる。
次に、この発明の第5実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に図6〜図9に基づいて説明する。
(7) 大気中の不純ガス含有量が少ない場合は、エア供給路13を流路部13B側に切り替えて、導入されたエアをガス除去フィルタ16中を通過することなく燃料電池11に供給できる。このため、ガス吸着フィルタ16の寿命を延長できるとともに、エア供給路13内の圧力損失を低下させることができて、燃料電池11の稼働効率を向上させることができる。
次に、この発明の第6実施形態を、前記第5実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第6実施形態においては、図10〜図12に示すように、第5実施形態の構成に加えて、次のような構成が追加されている。すなわち、コンプレッサ17と燃料電池11との間におけるエア供給路13とエジェクタ32の一次側におけるエア排出分岐路31との間に、補助エア排出路37が設けられている。エア供給路13と補助エア排出路37との分岐部には、コンプレッサ17の二次側を燃料電池11に接続する状態と補助エア排出路37に接続する状態とに択一的に切り替えるための第3切替弁38が設けられている。図8に2点鎖線で示すように、この第3切替弁38の動作を駆動するソレノイド138が制御装置27に接続されている。
また、この第6実施形態においては、以下の効果を得ることができる。
次に、この発明の第7実施形態を、前記第6実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第7実施形態においては、図13に示すように、エア供給路13における両流路部13A,13Bの双方にそれぞれガス吸着フィルタ16が接続されている。従って、この第7実施形態においては、エアが両流路部13A,13Bのいずれを通っても不純ガスの吸着が実行されるばかりでなく、2つのガス吸着フィルタ16を交互に使用できる。
(11) エアが両流路部13A,13Bのいずれを通っても不純ガスが吸着されるため、2つのガス吸着フィルタ16を交互に使用することにより、より確実に不純エアを除去できるとともに、不純ガス吸着容量を増加できる。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記第1実施形態において、再生動作の開始及び終了が手動のスイッチ操作によって行われるように構成すること。
・ ガス吸着フィルタ16の減圧状態を徐々に解放するための構成を省略すること。
Claims (8)
- 燃料電池にエアを供給するためのエア供給路に、ガス吸着手段及び送風手段を配置し、その送風手段により前記ガス吸着手段を介して燃料電池にエアを供給するようにした燃料電池システムにおいて、
前記ガス吸着手段の再生のために同ガス吸着手段の内部を減圧状態にする減圧手段を設けたことを特徴とする燃料電池システム。 - 前記送風手段をガス吸着手段の下流側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記減圧手段は、
前記送風手段と、
前記ガス吸着手段の上流側においてエア供給路に設けられ、そのエア供給路を開閉するための開閉手段と、
前記送風手段と燃料電池との間においてエア供給路に設けられ、ガス吸着手段の二次側を燃料電池に接続する状態と、大気に開放する状態とに択一的に切り替えるための切替手段と
よりなることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。 - エア供給路に一対の流路部を並列に設けるとともに、一方の流路部に前記ガス吸着手段を設け、
前記減圧手段を、吸引ポートが前記ガス吸着手段に接続されるとともに、一次側が前記燃料電池の下流におけるエア排出路に接続され、かつ二次側が大気に開放されたエジェクタと、前記流路部の一方を択一的に開放及び閉鎖する第1切替手段と、エジェクタの一次側と前記エア排出路との間に設けられた第2切替手段とにより構成し、
第1切替手段の切替えにより前記ガス吸着手段側の流路部が閉鎖された状態において、前記第2切替手段の切り替えにより前記エア排出路がエジェクタの一次側に接続されることにより、エジェクタの吸引作用により前記吸引ポートからガス吸着手段内のエアが吸引されるように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池システム。 - 前記エジェクタの一次側をガス吸着手段におけるガス吸着エレメントの上流側に接続したことを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システム。
- 燃料電池の運転状態を監視するとともに、その運転状態に基づいて前記減圧手段の動作を制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項2〜5のうちのいずれか一項に記載の燃料電池システム。
- 前記吸着手段の減圧解除に際して、減圧状態を徐々に解放させる解放手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の燃料電池システム。
- 燃料電池にエアを供給するためのエア供給路に、ガス吸着手段及び送風手段を配置し、その送風手段により前記ガス吸着手段を介して燃料電池にエアを供給するようにした燃料電池システムにおいて、
前記ガス吸着手段の再生のために同ガス吸着手段の内部を減圧状態にすることを特徴とした燃料電池システムにおけるガス吸着部の再生方法。
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