JP2008171459A - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスク装置において、スピンドルモータがショートにより故障しているか否かを正確に判定できるようにする。
【解決手段】ディスク装置1は、ディスク2を回転させるスピンドルモータ3と、スピンドルモータ3の正の端子及び負の端子との間に生じた電圧差を検出電圧値として検出する差動オペアンプ5と、検出電圧値に基づいてスピンドルモータ3が故障しているか否かを判定する故障判定部10と、ディスク2の種別を判別するディスク判別手段12を備える。ディスク2の停止状態からスピンドルモータ3を駆動する立ち上げ時であって、ディスク判別手段12がディスク2の種別判別している間に、故障判定部10は、検出電圧値が5回連続して所定の閾値より小さくなるとスピンドルモータ3が故障していると判定する。これにより、故障判定部10は、立ち上げ時に要する時間を延長することなく、正確にスピンドルモータ3の故障を判定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスクを回転させるDCモータを備えたディスク装置に関する。
スピンドルモータ等のDCモータを用いてCD、CD−R、またはDVDなどのディスクを回転させて、画像等を記録再生するディスク装置において、DCモータ内のブラシが磨耗することにより塵埃が発生し、この発生した塵埃によってDCモータ内の整流子がショートすることがある。整流子がショートするとスピンドルの回転が停止するため、ディスクの回転が停止する。ディスクの回転が停止すると、ディスク装置を制御する制御部は、スピンドルの回転速度を上げるためにDCモータを駆動させる駆動ICの出力電流を増加させる。駆動ICは、出力電流が増加することにより発熱する。駆動ICは、発熱により誤作動を起こし、アクチュエータに大電流を流す場合がある。また、ディスクの回転が停止することによって、制御部は、アクチュエータの正確な動作を把握できなくなる。そこで、制御部は、ディスクを回転させるために駆動ICを無理に動作させる。このとき、駆動ICからアクチュエータに大電流が流れ、これによって、アクチュエータのカバーが燃えることがあった。
そこで、特許文献1においては、モータに流れる電流が所定値を超えているかを検出し、所定値を超えている状態が所定時間継続すると、モータに短絡が生じていると判定する手段が開示されている。また、特許文献2においては、パルス信号をオンまたはオフさせることにより、モータに電圧を印加する装置において、この電圧がパルス信号に追従しているか否かを判定し、電圧がパルス信号に追従していない状態が所定時間継続すると、モータに短絡が生じていると判定する手段が開示されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に示される技術においては、電流や電圧の異常状態が所定時間継続していることに基づいてモータが短絡しているか否かを判定するため、モータが常に短絡している状態を検出することはできるが、モータの一部分が短絡しており、モータが回転することによって、短絡している状態と短絡してない状態とが交互に生じる状態を検出することができなかった。
特開平10−191551号公報 特開2001−298988号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、ディスクを回転させるスピンドルモータを備えたディスク装置において、スピンドルモータがショートにより故障しているか否かを正確に判定できるようにし、さらに、スピンドルモータがショートにより故障しているとき、スピンドルモータを駆動させないようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、ディスクを回転させるDCモータと、2本の電圧供給線を介してDCモータにオフセット電圧を供給する駆動部と、駆動部にオフセット電圧の供給を指示する制御部と、ディスクがDVDまたはCDのいずれであるかのディスク種別を判別するディスク判別手段と、を備えたディスク装置において、ディスクの停止状態からDCモータを駆動させる立ち上げ時であって、ディスク判別手段がディスク種別を判別している間に、2本の電圧供給線に接続され、2本の電圧供給線の電圧差を検出電圧値として少なくとも40回検出する検出器と、検出電圧値に基づいてDCモータが故障しているか否かを判定する故障判定部と、を備え、故障判定部は、検出電圧値が検出される毎に、検出電圧値と予め定められた閾値との大きさを比較し、検出電圧値が少なくとも5回連続して閾値より小さいときDCモータが故障していると判定し、制御部は、故障判定部によってDCモータが故障していると判定されたことに応じて、DCモータを駆動させないように駆動部を制御するようにしたものである。
また、請求項2の発明は、ディスクを回転させるDCモータと、2本の電圧供給線を介してDCモータにオフセット電圧を供給する駆動部と、駆動部にオフセット電圧の供給を指示する制御部と、ディスクがDVDまたはCDのいずれであるかのディスク種別を判別するディスク判別手段と、を備えたディスク装置において、ディスクの停止状態からDCモータを駆動させる立ち上げ時であって、ディスク判別手段がディスク種別を判別している間に、2本の電圧供給線に接続され、2本の電圧供給線の電圧差を検出電圧値として検出する検出器と、検出電圧値に基づいてDCモータが故障しているか否かを判定する故障判定部と、を備え、故障判定部は、検出電圧値が予め定められた閾値より小さいときDCモータが故障していると判定し、制御部は、故障判定部によってDCモータが故障していると判定されたことに応じて、DCモータを駆動させないように駆動部を制御するようにしたものである。
また、請求項3の発明は、請求項2のディスク装置において、検出器は、所定の回数検出電圧値を検出し、検出電圧値が検出される毎に、検出電圧値と予め定められた閾値との大きさを比較し、検出電圧値が所定の回数連続して閾値より小さいときDCモータが故障していると判定するようにしたものである。
請求項1の発明によれば、ディスクの停止状態からDCモータを駆動する立ち上げ時であって、ディスク判別手段がディスク種別を判別している間に、故障判定部は、検出器が検出した複数の検出電圧値が、少なくとも5回連続して予め定められた閾値より小さいとき、DCモータが故障していると判定する。これにより、故障判定部は、立ち上げ時に要する時間を延長することなくDCモータの故障の有無を判定することができる。また、ディスクに傷がついているとき、またはディスクが偏芯成分にぶれながら回転しているときに生じる検出電圧値の突発的な変化の影響を受けることなく、正確にDCモータが故障しているか否かを判定することができる。
請求項2の発明によれば、ディスクの停止状態からDCモータを駆動する立ち上げ時であって、ディスク判別手段がディスク種別を判別している間に、検出器は検出電圧値を検出する。故障判定部は、検出器が検出した検出電圧値が予め定められた閾値より小さければDCモータがショートしていることによって故障していると判定する。これにより、故障判定部は、ディスク判別手段がディスク種別を判別している間にDCモータの故障を判定することにより、立ち上げ時に要する時間を延長することなくDCモータの故障の有無を判定することができる。
請求項3の発明によれば、故障判定部は、検出器が検出した複数の検出電圧値が、連続して所定の回数予め定められた閾値より小さいときDCモータが故障していると判定するため、請求項2に記載の発明の効果に加え、ディスクに傷がついているとき、またはディスクが偏芯成分にぶれながら回転しているときに生じる検出電圧値の突発的な変化の影響を受けることなく、正確にDCモータが故障しているか否かを判定することができる。
以下、本発明の実施形態に係るディスク装置について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るディスク装置の概略構成を示す。ディスク装置1は、ディスク2を回転させるスピンドルモータ3(DCモータ)と、スピンドルモータ3を駆動させる駆動IC4(駆動部)と、スピンドルモータ3と駆動IC4との間に接続された差動オペアンプ5(検出器)と、ディスク2に対して録画再生処理を行う録画再生部6と、ディスク装置1全体を制御する制御部7とを備える。録画再生部6は、ディスク2から情報を読み取るピックアップユニット8と、ピックアップユニット8が読み出した情報に対してデコード処理を行う信号処理部9とを備える。
制御部7は、差動オペアンプ5から出力された検出電圧値に基づいてスピンドルモータ3が故障しているか否かを判定する故障判定部10と、故障判定部10の判定に応じて駆動IC4を制御するIC制御部11と、ピックアップユニット8がディスク2から情報を読み取った結果に応じてディスク2の種別を判別するディスク判別手段12を備える。ここで、ディスク2は、DVDまたはCDであり、ディスク判別手段12は、ディスク2がCDまたはDVDのいずれであるかを判別する。
IC制御部11は、駆動IC4に対して、ピックアップユニット8から受信したディスク2の回転状態を表す信号に基づいて、基準電圧であるリファレンス電圧VREFを通知し、さらに、スピンドルモータ3を駆動させるために基準電圧からのずれを表すオフセット電圧Vfの供給を指示する。駆動IC4は、端子O1と、端子O2とを備える。端子O1は、電圧供給線SP+を介してスピンドルモータ3のブラシB1に接続され、端子O2は、電圧供給線SP−を介してスピンドルモータ3のブラシB2に接続されている。駆動IC4は、IC制御部11から指示されたリファレンス電圧VREF及びオフセット電圧Vfに基づいて、端子O1及び端子O2の電圧を設定する。差動オペアンプ5の非反転入力端子5aは、電圧供給線SP+に接続されており、反転入力端子5bは、電圧供給線SP−に接続されている。差動オペアンプ5は、非反転入力端子5aの電位と反転入力端子5bの電位との差であるブラシB1とブラシB2との間の電圧差を検出する。差動オペアンプ5は、検出した電圧差を検出電圧値として故障判定部10へ出力する。
故障判定部10は、差動オペアンプ5から入力された検出電圧値に基づいて、スピンドルモータ3が故障しているか否かを判定する。故障判定部10は、スピンドルモータ3が故障しているか否かを判定する基準として、検出電圧値に関する予め定められた閾値を保持している。故障判定部10は、差動オペアンプ5から入力された検出電圧値が閾値より小さければスピンドルモータ3がショートにより故障していると判定し、スピンドルモータ3が故障していることを示す故障信号をIC制御部11に送信する。IC制御部11は、故障判定部10から故障信号を受信すると、駆動IC4に対してスピンドルモータ3を駆動させないように命令する。これにより、故障しているスピンドルモータ3は駆動しなくなるため、駆動IC4に大電流が流れることが回避され、アクチュエータのカバーが燃えることが防止される。
図2は、本実施形態におけるスピンドルモータ3の概略構成を示す。スピンドルモータ3は、DCモータであって、正側の端子であるブラシB1と、負側の端子であるブラシB2と、整流子C1乃至C3と、コイルL1乃至L3とを備える。ブラシB1は電圧供給線SP+に接続され、ブラシB2は電圧供給線SP−に接続されている。駆動IC4が電圧供給線SP+及び電圧供給線SP−を介してブラシB1及びブラシB2に直流電圧を供給することにより、直流電流が、整流子C1乃至C3の一部とコイルL1乃至L3の一部とを介してブラシB1とブラシB2の間に流れる。これにより、スピンドルモータ3は回転する。
スピンドルモータ3が回転することによりブラシB1及びB2が磨耗すると、ブラシB1及びブラシB2の塵埃が発生する。この塵埃が整流子C1乃至C3の間に入り込むことによりブラシB1とブラシB2との間がショートした状態となる。ブラシB1とブラシB2との間がショートした状態であるとき、差動オペアンプ5が故障判定部10に出力する検出電圧値は0に近い値となる。ここで、整流子C1乃至整流子C3の間に存在する3つの隙間のうち、全ての隙間かいずれか2つの隙間がショートしている状態のことを完全ショートとする。また、整流子C1乃至整流子C3の間に存在する3つの隙間のうち、1つの隙間だけがショートしている状態を部分ショートとする。
スピンドルモータ3が完全ショートしているとき、ブラシB1とブラシB2とは常にショートした状態となるため、整流子C1乃至整流子C3は回転しない。一方、スピンドルモータ3が部分ショートしているとき、整流子C1乃至整流子C3が回転すると、ブラシB1とブラシB2とがショートしている状態と、ショートしていない状態とが交互に現れることになる。ブラシB1とブラシB2とがショートしている状態のときに、差動オペアンプ5が検出電圧値を検出すると0に近い値となるが、ブラシB1とブラシB2とがショートしていない状態のときに、差動オペアンプ5が検出電圧値を検出すると0より大きな値となる。故障判定部10は、差動オペアンプ5が検出した検出電圧値の大きさに基づいて、スピンドルモータ3がショートしているか否かを判定する。
図3は、本実施形態に係るスピンドルモータ3の故障判定処理フローを示す。スピンドルモータ3の故障判定処理は、ディスク2の停止状態からスピンドルモータ3が駆動する立ち上げ時であって、ディスク判別手段12がディスク種別を判別している間に行われる。立ち上げ時とは、例えば、録画再生部6が録画再生処理を開始するときである。録画再生部6が録画再生処理を開始すると、IC制御部11は、信号処理部9から出力されるディスク2の回転数を示す信号に基づいて、ディスク2が停止していることを確認する(S101)。ステップS101において、ディスク2が停止していなければ、IC制御部11は、ディスク2が停止するまで待機する。ディスク2が停止すると、駆動IC4は、IC制御部11から指示されたリファレンス電圧VREF及びオフセット電圧Vfに基づいて、スピンドルモータ3にオフセット電圧を印加する(S102)。制御部7は、ピックアップユニット8によって読み取られたディスク2の情報から、ディスク2の直径が8cmであるか12cmであるかのディスクサイズを判別する(S103)。
次に、ディスク判別手段12は、制御部7がピックアップユニット8にDVD用のレーザ光をディスク2に照射させることによって信号処理部9が出力した信号に基づいて、ディスク2がDVDであるか否かを判別する(S104)。ディスク判別手段12がDVDであるか否かの判定を行うと、制御部7は、ピックアップユニット8にCD用のレーザ光を照射させるまで100ms待機させる制御を行う(S105)。これにより、ピックアップユニット8は、DVD用のレーザ光とCD用のレーザ光を同時に照射することを回避することができる。
制御部7が100ms待機する制御を行うと(S105)、故障判定部10は、差動オペアンプ5が検出電圧値を検出する回数をカウントするのに用いられる変数mと、検出電圧値が連続して閾値より小さくなった回数をカウントするのに用いられる変数iに0をセットする(S106)。制御部7は、ディスク2が半回転以上回転しているとき、差動オペアンプ5に電圧供給線SP+上の電圧と電圧供給線SP−上の電圧との差を検出電圧値として検出させ、検出電圧値を故障判定部10に出力させる(S107)。故障判定部10は、差動オペアンプ5が検出電圧値を検出したため変数mに1を加える(S108)。次に、故障判定部10は、スピンドルモータ3が故障しているか否かを判定する処理を行うまで1ms待機する(S109)。ここで、故障判定部10が1ms待機するのは、差動オペアンプ5が連続して検出電圧値を検出するタイミングをずらすためである。差動オペアンプ5は、数十回から数百回であれば瞬間的に連続して検出電圧値を検出することができる。差動オペアンプ5がタイミングをずらすことなく連続して検出電圧値を検出すると、スピンドルモータ3がほとんど回転していない状態での検出電圧値を複数検出することになる。故障判定部10は、スピンドルモータ3が回転している様々な状態における検出電圧値に基づいて、スピンドルモータ3が故障しているか否かを判定することが望ましい。ステップS109において、故障判定部10が1ms待機することにより、差動オペアンプ5は、スピンドルモータ3の様々な回転状態における検出電圧値を検出することが可能となる。
次に、故障判定部10は、検出電圧値と予め定められた閾値との大きさを比較する(S110)。検出電圧値が閾値より小さくないとき(S110でNo)、故障判定部10は、変数iを0にセットして(S111)、ステップS113の処理を行う。一方、検出電圧値が閾値より小さいとき(S110でYes)、故障判定部10は、変数iに1を加える(S112)。検出電圧値は、ディスク2についている傷やディスク2が偏芯成分にぶれながら回転していることによって、一時的に閾値より小さくなることがある。一方、スピンドルモータ3が部分ショートによって故障しているとき、検出電圧値は、連続して閾値より小さくなる。そこで、故障判定部10は、検出電圧値が閾値より小さいと判定した場合であっても直ちにスピンドルモータ3が故障していると判定せず、検出電圧値が所定の回数連続して閾値より小さくなるか否かを判定することによって、検出電圧値の突発的な変化の影響を受けることなく、正確にスピンドルモータ3が故障しているか否かを判定することができる。ここで、検出電圧値は、突発的な変化では5回連続して閾値より小さくならないものとする。そこで、故障判定部10は、検出電圧値が5回連続して閾値より小さくなったときスピンドルモータ3が故障していると判定する。
次に、故障判定部10は、変数iが6か否かを判定する(S113)。ステップS113において、変数iが6であるとき、検出電圧値は、5回連続して閾値より小さくなっているため、故障判定部10は、スピンドルモータ3が故障していると判定する(S113でYes)。故障判定部10によってスピンドルモータ3が故障していると判定されると、IC制御部11は、駆動IC4にスピンドルモータ3を駆動させないように命令し、制御部7は、録画再生部6に録画再生処理を停止させ(S114)、スピンドルモータ3の故障判定処理を終了する。これにより、駆動IC4が故障しているスピンドルモータ3に電流を流すことによりアクチュエータに大電流が流れることが回避されるので、アクチュエータのカバーが燃えることを防止することができる。
ステップS113において、変数iが6でないとき、故障判定部10は、スピンドルモータ3が故障していると判定しない(S113でNo)。本実施形態における故障判定部10は、40個以上の検出電圧値に基づいて検出電圧値が5回連続して閾値より小さくなるか否かを判定することにより、正確にスピンドルモータ3の故障を判定することができる。これにより、故障判定部10は、変数mが41か否かを判定する(S115)。ステップS115において、変数mが41でないとき(S115でNo)、差動オペアンプ5は、検出電圧値を40回検出してないため、制御部7は、差動オペアンプ5に検出電圧値を検出させる(S107)。ステップS115において、変数mが41のとき(S115でYes)、故障判定部10は、スピンドルモータ3が故障していないと判定し、ディスク判別手段12は、100ms経過するのを待つ(S116)。
次に、ディスク判別手段12は、ピックアップユニット8にCD用のレーザ光をディスク2に照射させ、信号処理部9が出力した信号に基づいて、ディスク2がCDであるか否かを判別する(S117)。制御部7は、ディスク判別手段12が判別したディスク2の種別に応じてレーザ光をピックアップユニット8に照射させることにより録画再生部6に録画再生処理を開始させ(S118)、スピンドルモータ3の故障判定処理を終了する。
図4は、本実施形態に係る検出電圧値の変化を示す。図4(a)は故障していないスピンドルモータ3の検出電圧値の変化を示し、図4(b)は故障しているスピンドルモータ3の検出値の変化を示す。図4(a)、(b)において、縦軸は検出電圧値を示し、横軸は検出電圧値が算出された回数を示す。破線は閾値を示し、閾値は、例えば130mVである。図4(a)において、スピンドルモータ3は故障していないため、検出電圧値は閾値を下回らない。図4(b)において、検出電圧値は閾値より大きいが、一旦閾値より連続して5回以上小さくなり、その後、再び閾値より大きくなっている。これにより、故障判定部10は、スピンドルモータ3が故障していると判定する。
このように、本実施形態においては、故障判定部10は、ディスク判別手段12がディスク2の種別を判別している間にスピンドルモータ3の故障を判定する。これにより、立ち上げ時の時間を延長することなくスムーズにスピンドルモータ3の故障することができる。また、故障判定部10は、検出電圧値が連続して5回閾値より小さいとき、スピンドルモータ3が故障していると判定する。これにより、故障判定部10は、ディスクに傷がついているとき、またはディスクが偏芯成分にぶれながら回転しているときに生じる検出電圧値の突発的な変化の影響を受けることなく、正確にDCモータが故障しているか否かを判定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能であり、例えば、差動オペアンプ5は、検出電圧値として40回検出する構成でなく、40回以上検出する構成であっても構わない。また、例えば、故障判定部10は、検出電圧値が連続して3回閾値より小さいとき、スピンドルモータ3が故障していると判定する構成であっても構わない。
本発明の実施形態に係るディスク装置の概略を示す構成図。 本実施形態に係るスピンドルモータの概略を示す構成図。 本実施形態に係る故障判定処理フローチャート。 (a)(b)は本実施形態に係る検出電圧値の変化を示す図。
符号の説明
1 ディスク装置
2 ディスク
3 スピンドルモータ(DCモータ)
4 駆動IC(駆動部)
5 差動オペアンプ(検出器)
7 制御部
10 故障判定部
12 ディスク判別手段
Vf オフセット電圧
SP+ 電圧供給線
SP− 電圧供給線

Claims (3)

  1. ディスクを回転させるDCモータと、
    2本の電圧供給線を介して前記DCモータにオフセット電圧を供給する駆動部と、
    前記駆動部に前記オフセット電圧の供給を指示する制御部と、
    前記ディスクがDVDまたはCDのいずれであるかのディスク種別を判別するディスク判別手段と、を備えたディスク装置において、
    前記ディスクの停止状態から前記DCモータを駆動させる立ち上げ時であって、前記ディスク判別手段がディスク種別を判別している間に、前記2本の電圧供給線に接続され、該2本の電圧供給線の電圧差を検出電圧値として少なくとも40回検出する検出器と、
    前記検出電圧値に基づいて前記DCモータが故障しているか否かを判定する故障判定部と、を備え、
    前記故障判定部は、
    前記検出電圧値が検出される毎に、該検出電圧値と予め定められた閾値との大きさを比較し、該検出電圧値が少なくとも5回連続して該閾値より小さいとき前記DCモータが故障していると判定し、
    前記制御部は、前記故障判定部によって前記DCモータが故障していると判定されたことに応じて、前記DCモータを駆動させないように前記駆動部を制御することを特徴としたディスク装置。
  2. ディスクを回転させるDCモータと、
    2本の電圧供給線を介して前記DCモータにオフセット電圧を供給する駆動部と、
    前記駆動部に前記オフセット電圧の供給を指示する制御部と、
    前記ディスクがDVDまたはCDのいずれであるかのディスク種別を判別するディスク判別手段と、を備えたディスク装置において、
    前記ディスクの停止状態から前記DCモータを駆動させる立ち上げ時であって、前記ディスク判別手段がディスク種別を判別している間に、前記2本の電圧供給線に接続され、該2本の電圧供給線の電圧差を検出電圧値として検出する検出器と、
    前記検出電圧値に基づいて前記DCモータが故障しているか否かを判定する故障判定部と、を備え、
    前記故障判定部は、
    前記検出電圧値が予め定められた閾値より小さいとき前記DCモータが故障していると判定し、
    前記制御部は、前記故障判定部によって前記DCモータが故障していると判定されたことに応じて、前記DCモータを駆動させないように前記駆動部を制御することを特徴としたディスク装置。
  3. 前記検出器は、所定の回数前記検出電圧値を検出し、
    前記検出電圧値が検出される毎に、該検出電圧値と予め定められた閾値との大きさを比較し、該検出電圧値が所定の回数連続して該閾値より小さいとき前記DCモータが故障していると判定することを特徴とした請求項2に記載のディスク装置。
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