JP2008168162A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本来の始動口を含め複数個の始動口を盤面に設け、各始動口への入賞により遊技において異なった取扱いをすることにより、遊技の興趣を増す。
【解決手段】遊技球が入賞し得る始動口と、上記始動口への入賞に伴って乱数を取得する乱数取得手段31と、上記乱数取得手段31によって取得された乱数に基づいた抽選により特別図柄を決定する特別図柄決定手段33と、上記特別図柄決定手段33により決定された特別図柄を変動表示を経て停止表示する特別図柄表示装置12と、上記特別図柄表示装置12における変動表示中の演出を制御する演出制御手段34と、上記特別図柄表示装置12における変動表示の停止を制御する停止制御手段35とを有する弾球遊技機10であって、前記始動口は複数個設けられるとともに、当該複数個の始動口ごとに入賞に伴う取り扱いが異なる。
【選択図】図1

Description

本発明は、弾球遊技機、特に大当たり抽選の契機となる始動口を複数個有する弾球遊技機に関する。
従来、盤面に通常3桁の図柄を表示する図柄表示装置を備え、この図柄表示装置に変動表示を経て停止表示される図柄がたとえばゾロ目等の特定の組合せとなる場合に、アタッカーの開放等の大当たり遊技が発生する弾球遊技機が提供されてきた。
このような弾球遊技機においては、図柄表示装置の変動表示は、盤面に設けられた入賞口のうち特定の始動口への入賞を契機に開始されるのが通常である。
特開平11−276681号公報 特開平2−134178号公報 特開平10−295893号公報 特開2000−210435号公報 特開2000−93595号公報 特開平11−319235号公報 特開平9−99144号公報
従来、上記の始動口は、弾球遊技機の盤面に一箇所だけ設けられるものであった。そして、この種の弾球遊技機における遊技者側から見た遊技の要点は、遊技球をいかにして始動口へ入賞させるべく弾球するかの一点に集約されることとなっている。したがって、ややもすると遊技が単調化するきらいがあった。
そこで、本発明は、本来の始動口を含め複数個の始動口を盤面に設け、各始動口への入賞により遊技において異なった取扱いをすることにより、遊技の興趣を増すことを目的とする。
(第1の発明)
上記の課題に鑑み、本発明のうち第1の発明は、遊技球が入賞し得る始動口と、上記始動口への入賞に伴って乱数を取得する乱数取得手段31と、上記乱数取得手段31によって取得された乱数に基づいた抽選により特別図柄を決定する特別図柄決定手段33と、上記特別図柄決定手段33により決定された特別図柄を変動表示を経て停止表示する特別図柄表示装置12と、上記特別図柄表示装置12における変動表示中の演出を制御する演出制御手段34と、上記特別図柄表示装置12における変動表示の停止を制御する停止制御手段35とを有する弾球遊技機10であって、前記始動口は複数個設けられるとともに、当該複数個の始動口ごとに入賞に伴う取り扱いが異なることを特徴とする。
「特別図柄表示装置」とは、液晶、ブラウン管、ドットマトリクス等による画面上に画像を表示可能な装置をいう。
「特別図柄」とは、上記特別図柄表示装置12に表示される数字、文字その他の絵柄をいう。この特別図柄は、単一の絵柄からなるものであっても、また、複数の絵柄の組合せからなるものであっても、いずれでもよい。
「変動表示」とは、前記特別図柄表示装置12において、一の特別図柄から他の特別図柄へ順次移り変わるように表示されることをいう。ここで、特別図柄が複数の絵柄の組合せから成るものである場合には、複数の絵柄のうちの一部のみが移り変わっているような状態もこの変動表示に含むものとする。
「停止表示」とは、前記特別図柄表示装置12において、特別図柄が上記の変動表示をせずに停止した状態で表示されることをいう。ここでこの停止表示には、特別図柄が単に揺れているようないわゆる「揺れ変動」や、拡大および縮小を繰り返すような変動のような、図柄の移り変わりを伴わない変動も含むものとする。
「始動口」とは、遊技球が入賞可能な入賞口であって、前記特別図柄表示装置12における特別図柄の変動表示の開始に係るものをいう。
「乱数取得手段」とは、前記特別図柄の決定に用いられる「乱数」を取得する手段をいう。ここでこの乱数とは、厳密に数学的な意味でいう乱数を意味するのみならず、規則的に一定数が加算されつつ循環するカウンタの数値をランダムなタイミングで取得することで実質的に乱数として機能するような数値をも含む。すなわち、この特別乱数抽出手段には、常に変動する数値としての乱数を生成させる手段と、ある時点におけるこの乱数の値を取得する手段とが含まれる。また、この、乱数を生成させる手段としては、弾球遊技機10の制御プログラムのソフトウェアリセットが行われるたびに上記カウンタが加算されるようないわゆるソフトウェア乱数や、また、たとえば発振器が発生するパルスをカウントすることで上記カウンタの加算が行われるようないわゆるハードウェア乱数などが用いられる。
「特別図柄決定手段」とは、上記乱数取得手段31により取得された乱数に基づいて、特別図柄を決定する手段をいう。たとえば、乱数の数値と図柄データとが対になった遊技データである判定テーブルを用いて、取得された乱数の数値を参照することで、対応する図柄データに係る特別図柄が決定される。
「演出制御手段」とは、前記特別図柄表示装置12において特別図柄の変動表示が開始されてから停止表示がされるまでの間の演出を制御する手段をいう。ここで、「演出」とは、たとえば、変動表示の背景の変化や、所定のキャラクタの出現など、特別図柄の変動表示以外の画像表現をいう。この演出の制御は、たとえば、複数のパターンの中から一のパターンを乱数による抽選により選択して実行することで行うことができる。
「停止制御手段」とは、前記特別図柄表示装置12における特別図柄の停止を制御する手段をいう。ここで、停止の制御とは、たとえば、特別図柄が複数の絵柄の組合せから成る場合において、各絵柄を一つずつ順番に停止させたり、また、全てを一度に停止させたりするように、停止の方法や順序などを複数のパターンの中から選択して実行することをいう。
本発明においては、始動口が複数個設けられている。そして、これらへの入賞に伴う取扱いはそれぞれ異なることとなっている。たとえば、一の始動口への入賞と他の始動口への入賞とでは、特別図柄の抽選確率を異ならせることで、所定の図柄の出現頻度を始動口ごとに異なるものとすることができる。また、始動口ごとに、選択される演出や停止のパターンを異なるものとすることができる。
なお、弾球遊技機10の制御を司るCPU30に、制御プログラムの一部を実行させることで上記乱数取得手段31、特別図柄決定手段33、演出制御手段34及び停止制御手段35の各手段として機能させることが可能である。
(第2の発明)
また、本発明のうち第2の発明は、第1の発明の特徴に加え、前記複数個の始動口ごとに、前記特別図柄決定手段33における抽選の確率が異なることを特徴とする。
たとえば、一の始動口と他の始動口とは、異なる判定テーブルによって抽選が行われることとして、所定の種類の特別図柄の出現頻度に始動口ごとの差を設けることができる。
(第3の発明)
更に、本発明のうち第3の発明は、第1又は第2の発明の特徴に加え、前記複数個の始動口ごとに、前記演出制御手段34による変動表示中の演出の制御が異なることを特徴とする。
たとえば、演出パターンがA、B、Cの3種類ある場合、一の始動口への入賞では各演出パターンの出現確率がそれぞれ50%、30%、20%であるのに対して、他の始動口への入賞ではそれぞれ10%、20%、70%とするように、演出パターンの出現頻度を始動口ごとに異ならせることができる。また、一の始動口への入賞では、A及びBの2種類が出現するのに対し、他の始動口への入賞では、B及びCの2種類が出現するとするように、出現する演出パターンそのものを異ならせることも可能である。
(第4の発明)
また、本発明のうち第4の発明は、第1、第2又は第3の発明の特徴に加え、前記複数個の始動口ごとに、前記停止制御手段35による変動表示の停止の制御が異なることを特徴とする。
たとえば、停止パターンがA、B、Cの3種類ある場合、一の始動口への入賞では各停止パターンの出現確率がそれぞれ50%、30%、20%であるのに対して、他の始動口への入賞ではそれぞれ10%、20%、70%とするように、停止パターンの出現頻度を始動口ごとに異ならせることができる。また、一の始動口への入賞では、A及びBの2種類が出現するのに対し、他の始動口への入賞では、B及びCの2種類が出現するとするように、出現する停止パターンそのものを異ならせることも可能である。
(第5の発明)
更に、本発明のうち第5の発明は、第1、第2、第3又は第4の発明の特徴に加え、一の始動口への入賞に伴う取り扱いが他の始動口への入賞に伴う取り扱いと異なることとなるか否かを抽選により決定する取扱抽選手段32を有することを特徴とする。
「取扱抽選手段」とは、始動口ごとの入賞に伴う取り扱いを抽選により決定する手段をいう。たとえば、抽選により、一の始動口への入賞の取り扱いを、他の始動口への入賞の取り扱いと異なるものとしたり、また、同じものとしたりすることが可能となる。
なお、弾球遊技機10の制御を司るCPU30に、制御プログラムの一部を実行させることで上記取扱抽選手段32として機能させることが可能である。
本発明は、上記のように構成されているので、以下に記す効果を奏する。
すなわち、本発明は、本来の始動口を含め複数個の始動口を盤面に設け、各始動口への入賞により遊技において異なった取扱いをすることにより、遊技の興趣を増すことが可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る一の実施の形態について説明する。
(1)弾球遊技機の外観
図1は、本実施の形態に係る弾球遊技機10の盤面11の外観を正面図で示したものである。
盤面11のほぼ中央には、3桁の絵柄の組合せから成る「特別図柄」を液晶画面にて変動表示させる特別図柄表示装置12が位置する。なお、この特別図柄のうち、3桁がいずれも同一種類の絵柄の組合せから成るものを「大当たり図柄」と称する。また、この特別図柄表示装置12の上方には4個の特別図柄保留ランプ13、13、13、13が設けられている。
上記特別図柄表示装置12の下方には、遊技球が入賞可能な第一始動口14が設けられている。この第一始動口14の開口部には、第一始動口14の幅を拡大する拡大装置15が設けられる。この拡大装置15は、通常は遊技球1個は通過し得るが2個は同時に通過し得ない程度の幅を保つが、これが拡大すると、落下する遊技球を拾うような形となり、結果として第一始動口14への入賞が容易となる。また、この第一始動口14には、遊技球の入賞を検知する図示しないセンサーが設けられている。
上記第一始動口14の下方には、アタッカーユニット16が取り付けられており、その一部が、後述の大当たり遊技の際に開放する大入賞口17となっている。また、このアタッカーユニット16の左右両端には、入賞口24、24が設けられている。更に、このアタッカーユニット16の前面には、7セグメント発光ダイオードによる普通図柄表示装置18が設けられるとともに、その周囲には4個の普通図柄保留ランプ19、19、19、19が設けられている。この普通図柄表示装置18には、「5」、「6」及び「7」の3種類の数字から選ばれる1桁の数字から成る「普通図柄」が表示される。なお、これらの普通図柄のうち、「7」を「拡大図柄」と称する。
前記特別図柄表示装置12の左側には、遊技球が通過可能なゲート20が設けられる。このゲート20には、遊技球の通過を検知する図示しないセンサーが設けられている。
前記特別図柄表示装置12の右側には、遊技球が入賞可能な第二始動口21が設けられる。この第二始動口21には、遊技球の入賞を検知する図示しないセンサーが設けられている。
また、前記第一始動口14の左方及び右方にも入賞口24、24が設けられる。更に、盤面11下端には、上記第一始動口14、第二始動口21、大入賞口17、及び各入賞口24、24、24、24のいずれにも入賞し得なかった遊技球が排出されるアウト口25が設けられている。
盤面11には、上記以外にも、遊技球の落下方向に変化を付けるための風車26、26、26、26、26、26及び釘(図示せず)が設けられている。また、盤面11の前面は、図示しないガラス板で覆われている。更に、盤面11の下方には図示しない弾球ハンドル、賞球払出口、球受け皿が位置している。
(2)遊技の概要
この弾球遊技機10における遊技の概要は、以下の通りである。
まず、前記弾球ハンドルを遊技者が操作することで、盤面11に遊技球が弾球される。この遊技球は、各風車26、26、26、26、26、26や前記釘等に接触しながら、盤面11を落下する。そして、落下の過程で各入賞口24、24、24、24のいずれかに入賞すると、前記賞球払出口から5球の賞球が遊技者に払い出される。
遊技球がゲート20を通過すると、普通図柄表示装置18において普通図柄が変動を開始する。そして、通常の場合、変動が開始してから30秒が経過すると、変動の開始時点で既に決定されている所定の普通図柄が停止表示される。この停止表示される普通図柄が拡大図柄の「7」であるときには、拡大装置15が0.5秒間作動し、第一始動口14の幅が拡大することで、第一始動口14への入賞が容易となる。また、停止表示される普通図柄が拡大図柄でない「5」又は「6」のときには拡大装置15は作動しないが、この場合でも、第一始動口14への入賞は可能である。なお、普通図柄表示装置18における変動表示の最中に遊技球がゲート20を通過した場合には、普通図柄保留ランプ19、19、19、19が最大4個まで点灯することとなっている。すなわち、この普通図柄保留ランプ19、19、19、19が点灯している個数分に相当する回数だけ、以後の普通図柄表示装置18の作動が保証されることとなっている。
そして、第一始動口14又は第二始動口21への入賞があると、前記賞球払出口から5球の賞球が遊技者に払い出されるのに加え、特別図柄表示装置12が作動し、図柄の変動が開始される。この変動の結果、停止表示される特別図柄が大当たり図柄の場合には、「大当たり遊技」が発生する。この大当たり遊技においては、普段は閉鎖している大入賞口17が開放する。大入賞口17への入賞があると、前記賞球払出口から15球の賞球が遊技者に払い出される。この大入賞口17は、開放して30秒経過するか、又は10球の入賞があるかのいずれかにより一旦閉鎖する。そして、この大入賞口17が開放している間に、この大入賞口17の内部に設けられている図示しないVゾーンへの入賞があると、大入賞口17は一旦閉鎖した後、再度開放することとなっている。これにより、大入賞口17の開放は、最大16回連続することが可能となっている。また、大入賞口17が16回開放し終えるか、又は大入賞口17の開放中に上記Vゾーンへの入賞がなかった場合には、この大当たり遊技は終了する。なお、特別図柄表示装置12における変動表示の最中に遊技球が第一始動口14又は第二始動口21に入賞した場合には、特別図柄保留ランプ13、13、13、13が最大4個まで点灯することとなっている。すなわち、この特別図柄保留ランプ13、13、13、13が点灯している個数分に相当する回数だけ、以後の特別図柄表示装置12の作動が保証されることとなっている。
(3)機能ブロック
図2は、本実施の形態に係る弾球遊技機10における第一始動口14及び第二始動口21に係る機能をブロック図で示したものである。この弾球遊技機10には、この弾球遊技機10における遊技の全体を制御するCPU30と、遊技の制御に係る制御プログラム及び遊技の進行中に必要となる各種データが記憶されているROM40とが設けられている。
(3-1) ROM
ROM40には、弾球遊技機10の制御に係る制御プログラム及び特別図柄表示装置12に表示される画像を表す各種画像データを含む遊技に必要な各種遊技データが記憶されている。この遊技データには、前記特別図柄の決定に用いられる図柄抽選テーブル50、特別図柄表示装置12における変動表示中の演出パターンの決定に用いられる演出抽選テーブル60、及び、特別図柄の停止パターンの決定に用いられる停止抽選テーブル70が含まれる。これらのテーブルは、上記の乱数の値とその値に対応する図柄のデータとが対になったデータ構造を有する。また、図柄抽選テーブル50には、大当たり図柄出現確率の異なる2つのテーブルが含まれ、その確率の低い方が低確率テーブル51、及び、高い方が高確率テーブル52となっている。更に、演出抽選テーブル60には、各々複数の演出パターンから成る通常演出テーブル61及び特殊演出テーブル62が含まれる。加えて、停止抽選テーブル70には、各々複数の停止パターンから成る通常停止テーブル71及び特殊停止テーブル72が含まれる。
(3-2) CPU
CPU30には、上記ROM40に記憶された制御プログラムの一部及び遊技データの一部を一時的に記憶する図示しないRAMが設けられている。
そして、CPU30は、第一始動口14及び第二始動口21への入賞を認識するとともに、上記RAMに記憶された制御プログラム及び遊技データに従い、弾球遊技機10における遊技を制御する。すなわち、CPU30は、上記制御プログラムの所定の部分を実行することで、下記の各手段として機能する。
乱数取得手段31は、制御プログラムの処理とは無関係に、0から16383までの加算を1秒間に700万回程度繰り返すカウンタから、所定の時点における数値を乱数として取得する。
取扱抽選手段32は、図柄抽選テーブル50において、低確率テーブル51を用いるか又は高確率テーブル52を用いるかを、抽選で決定する、また、演出抽選テーブル60において、通常演出テーブル61を用いるか又は特殊演出テーブル62を用いるかを、抽選で決定する。更に、停止抽選テーブル70において、通常停止テーブル71を用いるか又は特殊停止テーブル72を用いるかを、抽選で決定する。
特別図柄決定手段33は、前記乱数取得手段31により取得された乱数を、上記取扱抽選手段32により決定された低確率テーブル51又は高確率テーブル52と参照して、特別図柄を決定する。
演出制御手段34は、上記取扱抽選手段32により決定された通常演出テーブル61又は特殊演出テーブル62から、一の演出パターンを選択するとともに、その演出パターンに従った画像を特別図柄表示装置12に表示させる。
停止制御手段35は、上記取扱抽選手段32により決定された通常停止テーブル71又は特殊停止テーブル72から、一の停止パターンを選択するとともに、前記特別図柄決定手段33により決定された特別図柄を、その選択した停止パターンに従って特別図柄表示装置12上に変動表示及び停止表示させる。
(4) 処理の手順
以下、図3及び図4に示すフローチャートを参照しつつ、本実施の形態に係る弾球遊技機10における処理の手順を説明する。
(4-1) 第一始動口への入賞
第一始動口14へ遊技球が入賞した場合は、図3に示すフローチャートに従った処理が行われる。
まず、S100に示す段階において、第一始動口14への入賞が検出されたか否かが判断される。検出されない場合は、検出がされるまでこの段階を繰り返す。一方、検出された場合は、S112に示す段階へ進む。
S112に示す段階においては、乱数取得手段31により、乱数が取得される。次いで、特別図柄決定手段33により、この取得された乱数が図柄抽選テーブル50の低確率テーブル51と参照され、該当する特別図柄が決定される。そして、S122に示す段階へ進む。
S122に示す段階においては、演出制御手段34により、演出抽選テーブル60の通常演出テーブル61から、一の演出パターンが選択される。そして、S132に示す段階へ進む。
S132に示す段階においては、停止制御手段35により、停止抽選テーブル70の通常停止テーブル71から、一の停止パターンが選択される。そして、S140に示す段階へ進む。
S140に示す段階においては、特別図柄表示装置12において、上記S122に示す段階で選択された演出パターンに従った演出がなされるとともに、上記S132に示す段階で選択された停止パターンに従った変動表示及び停止表示がなされる。そして、本処理は終了する。
(4-2) 第二始動口への入賞
第二始動口21へ遊技球が入賞した場合は、図4に示すフローチャートに従った処理が行われる。
まず、S200に示す段階において、第二始動口21への入賞が検出されたか否かが判断される。検出されない場合は、検出がされるまでこの段階を繰り返す。一方、検出された場合は、S210に示す段階へ進む。
S210に示す段階においては、取扱抽選手段32によって、図柄抽選テーブル50の選択が行われ、次いで、高確率テーブル52又は低確率テーブル51のいずれが選択されたかが判断される。高確率テーブル52の場合はS211に示す段階へ、また、低確率テーブル51の場合はS212に示す段階へそれぞれ進む。
S211に示す段階においては、乱数取得手段31により、乱数が取得される。次いで、特別図柄決定手段33により、この取得された乱数が図柄抽選テーブル50の高確率テーブル52と参照され、該当する特別図柄が決定される。そして、S220に示す段階へ進む。
一方、S212に示す段階においては、乱数取得手段31により、乱数が取得される。次いで、特別図柄決定手段33により、この取得された乱数が図柄抽選テーブル50の低確率テーブル51と参照され、該当する特別図柄が決定される。そして、S220に示す段階へ進む。
S220に示す段階においては、取扱抽選手段32によって、演出抽選テーブル60の選択が行われ、次いで、特殊演出テーブル62又は通常演出テーブル61のいずれが選択されたかが判断される。特殊演出テーブル62の場合はS221に示す段階へ、また、通常演出テーブル61の場合はS222に示す段階へそれぞれ進む。
S221に示す段階においては、演出制御手段34により、演出抽選テーブル60の特殊演出テーブル62から、一の演出パターンが選択される。そして、S230に示す段階へ進む。
一方、S222に示す段階においては、演出制御手段34により、演出抽選テーブル60の通常演出テーブル61から、一の演出パターンが選択される。そして、S230に示す段階へ進む。
S230に示す段階においては、取扱抽選手段32によって、停止抽選テーブル70の選択が行われ、次いで、特殊停止テーブル72又は通常停止テーブル71のいずれが選択されたかが判断される。特殊停止テーブル72の場合はS231に示す段階へ、また、通常停止テーブル71の場合はS232に示す段階へそれぞれ進む。
S231に示す段階においては、停止制御手段35により、停止抽選テーブル70の特殊停止テーブル72から、一の停止パターンが選択される。そして、S240に示す段階へ進む。
一方、S232に示す段階においては、停止制御手段35により、停止抽選テーブル70の通常停止テーブル71から、一の停止パターンが選択される。そして、S240に示す段階へ進む。
S240に示す段階においては、特別図柄表示装置12において、上記S221又はS222に示す段階で選択された演出パターンに従った演出がなされるとともに、上記S231又はS232に示す段階で選択された停止パターンに従った変動表示及び停止表示がなされる。そして、本処理は終了する。
(5)その他
上記実施の形態においては、演出制御手段34及び停止制御手段35は別個の手段として設けられていた。しかし、他の実施の形態においては、演出制御手段34に演出制御のみならず停止制御も実行させて、その代わり上記のような停止制御手段35は設けないこととしてもよい。逆に、停止制御手段35に停止制御のみならず演出制御も実行させて、その代わり上記のような演出制御手段34は設けないこととしてもよい。
本発明の一の実施の形態に係る弾球遊技機の盤面を示す正面図である。 本発明の一の実施の形態に係る弾球遊技機の機能ブロック図である。 本発明の一の実施の形態に係る弾球遊技機における第一始動口入賞時の処理を示すフローチャートである。 本発明の一の実施の形態に係る弾球遊技機における第二始動口入賞時の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 弾球遊技機
11 盤面 12 特別図柄表示装置
13 特別図柄保留ランプ 14 第一始動口
15 拡大装置 16 アタッカーユニット
17 大入賞口 18 普通図柄表示装置
19 普通図柄保留ランプ 20 ゲート
21 第二始動口 24 入賞口
25 アウト口 26 風車
30 CPU
31 乱数取得手段 32 取扱抽選手段
33 特別図柄決定手段 34 演出制御手段
35 停止制御手段
40 ROM
50 図柄抽選テーブル
51 低確率テーブル 52 高確率テーブル
60 演出抽選テーブル
61 通常演出テーブル 62 特殊演出テーブル
70 停止抽選テーブル
71 通常停止テーブル 72 特殊停止テーブル

Claims (3)

  1. 遊技球が入賞し得る始動口と、
    上記始動口への入賞に伴って乱数を取得する乱数取得手段と、
    上記乱数取得手段によって取得された乱数に基づいた抽選により特別図柄を決定する特別図柄決定手段と、
    前記抽選に用いられるとともに前記特別図柄としての大当たり図柄の出現確率の異なる2つのテーブルであって、その確率の低い方である低確率テーブル及び高い方である高確率テーブルと、
    前記低確率テーブル及び前記高確率テーブルのいずれを用いるかを抽選により決定する取扱抽選手段と、
    上記特別図柄決定手段により決定された特別図柄を変動表示を経て停止表示する特別図柄表示装置と、
    上記特別図柄表示装置における変動表示中の演出を制御する演出制御手段と、
    上記特別図柄表示装置における変動表示の停止を制御する停止制御手段とを有する弾球遊技機であって、
    前記始動口は複数個設けられるとともに、
    当該複数個の始動口のうち、1の始動口への入賞に伴う前記特別図柄決定手段における抽選は前記低確率テーブルを用いて行われ、
    他の始動口への入賞に伴う前記特別図柄決定手段における抽選は、取扱抽選手段により決定された前記低確率テーブル及び前記高確率テーブルのいずれかを用いて行われることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記複数個の始動口ごとに、前記演出制御手段による変動表示中の演出の制御が異なることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記複数個の始動口ごとに、前記停止制御手段による変動表示の停止の制御が異なることを特徴とする請求項1又は2記載の弾球遊技機。
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