JP2008167682A - 生地シート成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、パレット上に配置する成形シート及び生地シートの位置を変更することなく種々の折り方により生地シートを成形することが可能な成形装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】パレット上に取り付け固定された正方形状の成形マットにほぼ同じ正方形状の生地シートを載置して間欠搬送する。生地シートの中心部には内材が配置されている。パレットの下方には、4つのトングレバー駆動機構20Aから20Dが搬送方向に配列されており、トングレバーをパレットの長孔から順次突出させて成形マットを屈曲させ、生地シートの4つの角部を順次折畳んでいくことで内材を四つ折りした生地シートにより包み込むように成形する。その際に、マット押え機構320により成形マットの所定位置を圧接して四つ折りに対応した成形マットの屈曲幅に設定する。
【選択図】図8

Description

本発明は、クリーム、ジャム、餡や挽肉といった内材を薄い生地シートにより折畳んで包み込むように成形する生地シート成形装置に関する。
従来より、上述したクリーム等の内材を薄い生地シートで包み込んで成形された食品が開発されてきており、本発明者らは、こうした食品の成形装置の開発を進めてきている。例えば、特許文献1では、レバー動作口が開設された多数のパレットを配列したパレットコンベヤを設置し、パレットのレバー動作口を覆うようにフレキシブルマットをそれぞれのパレットに止着し、トングレバーをレバー動作口から突出させて内材が載置された薄い生地シートをフレキシブルマットとともに折り曲げて成形する成形装置が記載されており、こうした成形装置を用いることで、生地シートFにより内材を包み込んだ食品を成形することができる旨記載されている。第10図から第13図には、矩形状の生地シートの対向する角部を内材の上方で重ね合わせるように折り曲げ成形する場合、生地シートの4つの角部を中心部に寄せ集めるように折り曲げて、対向する角部がそれぞれ重ね合わせるように成形する場合、生地シートの4つの角部を中心部に向かって折り重なるように内材の上面に密着した状態として、いわゆる四つ折りに成形する場合、対向する二辺が重なるように二つ折りに成形する場合が挙げられている。
また、特許文献2では、特許文献1に記載された成形装置において、生地シートで包み込む内材が生地シートの折り曲げ成形時に移動しないようにバランスレバー、プレスロッド、ストップレバー、プレスレバーといった部材を用いて折り曲げた生地シートや内材を押さえ付けるようにした点が記載されている。特許文献2では、矩形状の生地シートを四つ折りに成形する具体例が記載されているが、図33に示すように、対向する二辺が互いに折り重なるように三つ折りに成形したり、対向する二辺が重なるように二つ折りに成形することもできる旨記載されている。
特公昭57−45545号公報 特公平8−8830号公報
上述したこれまでの成形装置では、パレットに形成されたレバー動作口が生地シートの対角線に沿って4つ設けられているため、生地シートの角部を中心部に向かって折り曲げる四つ折りには好適であるが、トングレバーによる折り位置が固定されるためそれ以外の折り方をする場合には、フレキシブルマット及び生地シートをそれに合せてその配置を変更する必要があり、実用化の観点からみると、実質的に四つ折りにしか使用できない欠点があった。
そこで、本発明は、パレット上に配置する成形シート及び生地シートの位置を変更することなく種々の折り方により生地シートを成形することが可能な成形装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る生地シート成形装置は、搬送コンベヤの搬送方向に配列されるとともに複数の長孔が形成された複数のパレットと、前記パレットの上面に載置されるとともに可撓性材料からなる成形マットと、前記パレットの下方に配設されるとともに前記長孔にトングレバーを挿入して突出させるように上下動させるレバー駆動手段とを備え、前記トングレバーを前記長孔から突出させて前記成形マットを折り返すように屈曲させることで前記成形マット上に載置された生地シートを折り曲げるように成形する生地シート成形装置において、前記成形マットの前記トングレバーによる屈曲幅を設定する幅設定手段を備えていることを特徴とする。さらに、前記成形マットは、その上面に配置される矩形状の生地シートを対角線に沿って折り曲げ可能な屈曲幅に設定されるように部分的に前記パレット上に固定されており、前記幅設定手段は、矩形状の生地シートの角部を中心部に向かって折り曲げ可能となるように前記成形マットを部分的に前記パレットに押圧してその屈曲幅を小さく設定することを特徴とする。さらに、前記成形マットは、その上面に配置される矩形状の生地シートの中心部において対角線により画定される2つの領域の一方の領域に対応する位置で部分的に前記パレット上に固定されていることを特徴とする。さらに、前記パレットは、前記成形マット上に配置される矩形状の生地シートの中心から4つの角部に向かう対角線に沿って4つの前記長孔が形成されており、さらに、前記生地シートの中心から対向する二辺に向かう垂線に沿って2つの前記長孔が形成されていることを特徴とする。
本発明は、上記のような構成を有することで、成形マットのトングレバーによる屈曲幅を設定する幅設定手段を備えているので、生地シートの折り方に応じて成形マットの屈曲幅を変更することが可能となり、成形マット及び生地シートの配置を変更することなく別の折り方を行うことができる。
具体的には、成形マットの上面に配置される矩形状の生地シートを対角線に沿って折り曲げ可能な屈曲幅に設定されるように成形マットを部分的にパレット上に固定しておけば、図33(a)に示すように、生地シートを対角線に沿って折る三角折りに成形することができ、幅設定手段として、矩形状の生地シートの角部を中心部に向かって折り曲げ可能となるように成形マットを部分的にパレットに押圧してその屈曲幅を小さく設定する手段を用いることで、従来の四つ折り(図33(b)参照)に成形することも可能となる。そして、成形マットをパレット上に固定する場合には、成形マットの上面に配置される矩形状の生地シートの中心部において対角線により画定される2つの領域の一方の領域に対応する位置で部分的に固定すれば、生地シートを対角線に沿って折り曲げる屈曲動作を安定して行なうことができる。
また、パレットに形成する複数の長孔として、成形マット上に配置される矩形状の生地シートの中心から4つの角部に向かう対角線に沿って4つの長孔を形成し、生地シートの中心から対向する二辺に向かう垂線に沿って2つの長孔を形成しておけば、生地シートの対角線に沿って形成された長孔からトングレバーを突出させて三角折り及び四つ折りによる成形動作が可能となり、垂線に沿って形成された長孔からトングレバーを突出させれば、図33(c)に示すように、対向する二辺が内材の上面に折り重なるように三つ折りして成形する動作を行なうことができる。
そして、成形マット及び生地シートの配置を変更することなくこれらの成形動作を行うことができるため、いままで専用機でしか成形できなかった種々の成形動作を1台で対応可能な成形装置を実用化することができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、生地シート成形装置1に関する全体構成図である。成形装置1は、機枠台2内に無端状の搬送コンベヤ3が搬送ローラ4により張架されており、駆動モータ5により搬送ローラ4が回転駆動されることで、搬送コンベヤ3は、矢印方向に搬送されるようになっている。搬送コンベヤ3には、搬送方向に沿って平面視矩形状のパレット6が多数配列されて固定されている。
図2は、1枚のパレット6部分に関する平面図(図2(a))及びT−T断面図(図2(b))であり、パレット6の上面には、ほぼ正方形状の成形マット7が取付固定されている。また、図3は、パレット6への成形マット7の取付状態を示す分解斜視図であり、図4は、パレット6の平面図であり、図5は、成形マット7の平面図(図5(a))、側面図(図5(b))、底面図(図5(c))である。
パレット6は、厚い金属製又は樹脂製板状体からなり、成形マット7とほぼ同じ大きさの載置部6a及び取付部6bから構成され、載置部6aには、成形マット7の対角線S1及びS2に沿って4つの長孔60から63が形成されている。また、成形マット7の中心(対角線S1及びS2の交点)から対向する二辺向かって延びる垂線Tに沿って2つの長孔64及び65が形成されている。これら6つの長孔60〜65は、所定幅に形成されてパレット6を貫通している。これらの長孔に囲まれた中心部分には、成形マット7のネジ棒74aを挿入するための取付孔66a及びナット76bを挿入するためのナット逃がし穴66bが貫通して形成されている。取付部6bには、搬送コンベヤ3に取り付けるためのネジ穴67が形成されており、パレット6を搬送コンベヤ3の所定位置に配列した後ネジをネジ穴に挿入して締付固定する。
成形マット7は、可撓性の樹脂材料からなる薄板状のマット本体70を備え、上面に向かって折り曲げるように容易に屈曲させることができ、また屈曲させた状態から元の状態に速やかに復元する復元特性を備えている。マット本体70の底面には、対角線S1及びS2に沿って、4つの角部から中心に向かう4つのガイド部71が設けられており、各ガイド部71は、一対の線状突起部により形成されている。そして、ガイド部71で囲まれた中心部には、対角線S1の両側に対向配置された一対の金属製取付プレート73a及び73bが配設されている。
取付プレート73aの底面には、一対の長いネジ棒74aが突設しており、マット本体70に穿設された穴部に挿着されてマット本体の底面側に突出している。そして、突出した一対のネジ棒74aに固定プレート75aが嵌め込まれてマット本体70の底面側に圧接されており、ネジ棒74aをパレット6の取付孔66aに挿入してナット76aにより締付固定することで、マット本体70の上面側及び下面側にそれぞれ取付プレート73a及び固定プレート75aが圧接固定されるようになる。
取付プレート73aは、長方形の一部を切欠いた台形状に形成されており、上底及び下底に相当する2辺が対角線S1に沿って設定されており、高さに相当する辺が対角線S2に沿って設定されている。また、残りの辺は、垂線Tに対して直交するように設定されている。そして、固定プレート75aは、取付プレート73aとほぼ同じ幅でほぼ同じ長さの長方形状に形成されている。
したがって、取付プレート73a及び固定プレート75aは、マット本体70の中心部において対角線S1により画定される一方の領域に配置されて、両プレートの間にマット本体70を挟持して固定されるようになる。そのため、ネジ棒74aをパレット6の取付孔66に挿入してナット76aにより締付固定すると、成形マット7は取付プレート73aの各辺部を基点に屈曲動作が行なわれるようになる。例えば、成形マット7の角部を持ち上げるように屈曲した場合には、取付プレート73aの上底、下底及び高さに相当する辺部から角部までの間で屈曲動作が行なわれるようになり、垂線Tに直交する辺部が対向する成形マット7の辺部が持ち上げられるように屈曲した場合には、取付プレート73aの当該辺部から成形マット7の当該辺部までの間で屈曲動作が行なわれるようになる。
取付プレート73bは、一対の短いネジ棒74bが突設されており、マット本体70の底面側に突出したネジ棒74bには固定プレート75bがナット76bにより固定される。そして、取付プレート73b及び固定プレート75bは、マット本体70の中心部において対角線S1により画定される他方の領域に配置されて、両プレートの間にマット本体70を挟持して固定されるようになる。取付プレート73b及び固定プレート75bは、取付プレート73a及び固定プレート75aと同一の形状に形成されている。そして、成形マット7をネジ棒74aによりパレット6に固定すると、ナット76bがパレット6のナット逃がし穴66b内に収容されるようになる。
取付プレート73bは、成形マット7の対角線S1に沿った折り目での屈曲動作の際にナット76bがナット逃がし穴66bから抜けて上下動するようになるが、対角線S1に沿って成形マット7を二つ折りに重なるように折り曲げると取付プレート73bにより対角線S1に沿って深く折れ曲ることなく丸く湾曲した屈曲状態を実現することができる。。
なお、後述するように、生地シートは成形マット7とほぼ同じ大きさの正方形状に切断されて成形マット7上に配置されるので、上述した対角線S1及びS2は生地シートの対角線に合致し、垂線Tについても同様に生地シートの中心から対向する二辺に向かう垂線に合致する。生地シートの大きさが成形マット7よりも小さい正方形状に切断されたとしても成形マット7の中心とほぼ合致するように配置されていれば同様である。
図1に示すように、搬送コンベヤ3は、機枠台2の上部においてパレット6をほぼ水平状態に保持して搬送するように設定されており、パレット6の搬送方向の長さ分ずつ間欠搬送するように制御される。
搬送方向に配列されたパレット6の列の搬送方向上流側には、薄く延ばされた生地シートFを搬送する搬送ベルト8、搬送される生地シートFをパレット6の幅に対応させて帯状に切断する円形カッタ9が配設されており、生地シートFを搬送ベルト8で搬送しながら円形カッタ9を回転させることで生地シートFの両側を切断して帯状に形成する。切断された帯状の生地シートFが搬送されてパレット列の搬送と同期してパレット6の上面に取り付けた成形マット7に載置されていく。
パレット列に載置された生地シートFは、パレット6とともに搬送されて、ガス抜き用穴を形成するための複数の突起が設けられた穴形成部材10を図示せぬ駆動手段で押圧して生地シートFの表面に複数の穴を形成した後、カッタ11を図示せぬ駆動手段で上下動させて成形マット7の搬送方向の長さずつ生地シートFを切断する。切断された生地シートFは、成形マット7とほぼ同じ正方形状に形成されて、各成形マット7に載置された状態で搬送されていく。
各パレット6により搬送される矩形状の生地シートFの上方には、生地シートFの上面に水分を与える水塗りブラシ12、内材が投入されたホッパ13、ホッパ13から供給される内材を吐出するノズル14及び吐出された内材を所定量ずつ分割する分割器15が配設されている。分割器15は、例えば、細い線材を用いて吐出された棒状の内材を横断するように移動させて所定量ずつ切断分割する。分割された内材は、搬送される生地シートFの上面の所定位置に配置される。
パレット6の列の下方には、トングレバー駆動機構20が複数配置されており、上方には、トングレバー駆動機構20に対向して種々の押圧機構30が折り方に応じて配置される。
図6は、トングレバー駆動機構20に関する概略構成図を示しており、この例では搬送方向に2列のパレット列がある場合に各列の同じ並びのパレットに対してそれぞれトングレバーを突出させて作動させるように設定されている。図6(a)は、トングレバー200a及び200bが上昇した作動状態を示す構成図であり、図6(b)は、トングレバー200a及び200bが下降した待機状態を示す構成図である。
トングレバー駆動機構20は、駆動モータ5から駆動力が伝達される駆動軸21に固定されたカム22を備えており、カム22に形成されたカム溝22aには、駆動レバー24に回転自在に取り付けられたカムローラ23が挿入されている。駆動レバー24は、一端部24aを回動自在に軸支されており、カム22の回転によりカムローラ23がカム溝22aに追随して上下動することで、上下方向に回動するようになる。駆動レバー24の他端部には連結部材25aの一端部が回動自在に取り付けられており、連結部材25aの他端部にはL字形の連結部材25bの一端部が回動自在に取り付けられている。連結部材25bは、折れ曲り部分においてフレーム27に軸支されており、駆動レバー24の上下方向の回動動作に連動して左右方向に往復揺動するようになる。そして、連結部材25bの他端部には連結部材25cの一端部が回動自在に取り付けられており、連結部材25cの他端部には、上下方向に作動レバー26a及び26bが配置されている。そして、上部に配置された作動レバー26aの下端部及び下部に配置された作動レバー26bの上端部が連結部材25cの他端部に同軸に回動自在に取り付けられている。作動レバー26aの上端部は、作動台201の底面に回動自在に取り付けられており、作動レバー26bの下端部はフレーム27に回動自在に取り付けられている。したがって、駆動レバー24の回動動作に連動して連結部材25bが左右方向に往復揺動すると、連結部材25cが左右方向に進退動作を行なうようになり、連結部材25cの進退動作に連動して作動レバー26a及び26bが上下方向に延びた状態から折れ曲った状態に動作するようになる。そのため、作動台201が上下動するようになる。
作動台201は、左右一対の支持部202a及び202bに支持されている。図6では、支持部202aの部分を一部断面図で示している。支持部202aには、作動台201に穿設された穴部に挿着された円筒状の作動部材203a及び作動部材203aの内部に摺動可能に挿着された作動ロッド204aを備えている。
作動部材203aの上部の外周にはフランジ部205aが形成されており、フランジ部205aの下面が作動台201の上面に当接している。作動部材203aの下部は、フレーム27に立設する支持筒部27a内に収容されている。作動ロッド204aの上端部は支持台206の下面に固定されており、その下部には内部に取付穴が軸方向に形成されており、取付穴にフレーム27の取付部27bに立設されたコイルバネ28が収容されている。また、作動ロッド204aの下端部にはリング状のストッパ207aが取り付けられており、作動ロッド204aが上昇すると、ストッパ207aが支持筒部27aの下端に当接してそれ以上の上昇を制限するようになっている。また、作動部材203aのフランジ部205aの上面と支持台206aの下面との間には、作動ロッド204aを取り巻くようにコイルバネ29が配設されている。コイルバネ28は、常時作動ロッド204aを上方に付勢しており、コイルバネ29は、フランジ部205aと支持台206とを離間させるように付勢しており、コイルバネ29の付勢力がコイルバネ28の付勢力よりも大きくなるように設定されている。
以上支持部202aについて説明したが、支持部202bについても同様の構成を備えている。そして、支持部202a及び202bにより作動台201及び支持台206が支持されている。
トングレバー200a及び200bの作動機構として、作動台201及び支持台206を貫通して取り付けられた昇降ロッド208a及び208b、昇降ロッド208a及び208bの先端部に左右方向に突設した支持バー209a及び210a並びに209b及び210b、支持バー209a及び209bの先端部に下端部を回動自在に取り付けられた作動リンク212a及び212bが配設されている。作動リンク212a及び212bの上端部は、作動バー213a及び213bの一端部にそれぞれ回動自在に取り付けられており、作動バー213a及び213bの他端部は、支持台206の上面に設けられた支持突起部206a及び206bの頂部に回動自在に取り付けられている。トングレバー200a及び200bは、それぞれ作動バー213a及び213bの一端部側に下端部を固定して立設されている。そして、支持バー210a及び210bの先端部には、バランスレバー211a及び211bが立設されている。
昇降ロッド208a及び208bは、その下部が作動台201を貫通して固定されており、その上部が支持台206を貫通して摺動可能に取り付けられている。そのため、作動台201が上下動すると、昇降ロッド208a及び208bが上下動するようになる。また、支持台206は、コイルバネ29により作動台201に対して付勢力が付与されて支持バー209a及び210a並びに209b及び210bに圧接された状態となり、作動台201とともに上下動するようになる。しかしながら、支持台206が所定の高さまで上昇すると、支持台206の下面に固定された作動ロッド204aの下端部のストッパ207aにより上昇が制限されるようになる。支持台206の上昇が制限された状態でさらに作動台201が上昇すると、コイルバネ29が圧縮されながら昇降ロッド208a及び208bが上昇するようになる。そのため、支持バー209a及び210a並びに209b及び210bが上昇して、作動バー213a及び213bの一端部並びにバランスレバー211a及び211bが上昇するようになる。その際に、作動バー213a及び213bの他端部は、上昇が制限された支持台206の支持突起部206a及び206bに取り付けられているので、上昇に伴い一端部側が上方に回動するようになってトングレバー200a及び200bは、回動動作を行なうようになる。
図7は、トングレバー200aの一連の作動過程を示す説明図である。作動台201が下降した段階では、トングレバー200aも下降して待機状態となる(図7(a))。待機状態では、作動台201及び支持台206はコイルバネ29により付勢されて間隔が拡がった状態とされ、昇降ロッド208aも下降した状態となってトングレバー200aは傾いた状態に設定されている。
作動台201が上昇すると、作動台201及び支持台206がコイルバネ29に付勢された状態で全体が上昇し、トングレバー200aも傾いた状態のまま上昇してその先端部の作動爪が上方に突出する。また、バランスレバー211aも同様に上昇するようになる。図7(b)では、支持台206が上昇を制限されるまで上昇した場合を示している。
支持台206が上昇制限された状態でさらに作動台201を上昇させると、コイルバネ29を圧縮しながら作動台201のみが上昇して昇降ロッド208aが支持台206から抜け出るように上昇する。そのため、トングレバー200aの作動爪が傾いた状態から回動する作動状態となる(図7(c))。その際に、バランスレバー211aはさらに上昇する。
作動台201が最高位置まで上昇して下降に転じると、まずコイルバネ29の圧縮状態が解除されるように作動台201のみが下降するようになるため、昇降ロッド208aが支持台206に対して下降するようになり、トングレバー200aが再び傾いた状態になる(図7(d))。そして、昇降ロッド208aが下降して支持バー209a及び210aが支持台206に当接すると、コイルバネ29の付勢力によって作動台201と支持台206が一体となってさらに下降し、トングレバー200aは下降して待機状態に設定される(図7(e))。
押え機構30は、生地シートFの折り方に応じて種々の機構を設置すればよい。例えば、図8は、図33(b)に示す四つ折りの場合の押え機構の配列に関する構成図である。この場合には、生地シートの4つの角部を中心部に向かって折畳むために、4つのトングレバー駆動機構20Aから20Dが搬送方向に配列されている。
押え機構としては、折畳まれて内材の上面に載置された生地シートを押える上部生地押え機構300、折畳まれた生地の折り目を押える下部生地押え機構310、成形マット7を押えて成形マットの屈曲幅を設定するマット押え機構320が配列されている。
上部生地押え機構300は、円板状の押圧板を備える押え部材301及び302を駆動ロッド303の下端部に固定した支持バー304の両端に固定し、エアシリンダ305を駆動して押え部材301及び302を上下動させる。押え部材301及び302は、下降して円板状の押圧面で内材の上面を圧接するように作用することで、上面に載置された生地シートが内材から外れてしまうのを防止する。
下部生地押え機構310は、棒状の押え部材311及び312をほぼ水平に支持する支持部材313をエアシリンダ314の駆動ロッドに取り付け、エアシリンダ314を駆動して押え部材311及び312を上下動させる。押え部材311及び312は、下降して折畳まれた生地シートの折り目部分を線状に圧接するように作用することで、以後の生地の折り畳みをきれいに仕上げることができる。
マット押え機構320は、棒状の押え部材321及び322をほぼ鉛直方向になるように支持する支持部材323をエアシリンダ324の駆動ロッドに取り付け、エアシリンダ324を駆動して押え部材321及び322を上下動させる。押え部材321及び322は、下降して成形マットの屈曲幅に応じた所定位置において成形マットをパレットに圧接して屈曲幅を設定する。
後述する二つ折りの場合にも成形マットの1つの角部を対角線に沿って折り曲げるように屈曲動作を行なうため、二つ折りの場合の屈曲幅及び四つ折りの場合の屈曲幅を設定する必要があるが、屈曲幅を設定する幅設定手段としてマット押え機構320を設けることで、1台の成形装置で両方の成形動作を容易に行うことができる。
図9は、図33(c)に示す三つ折り(奉書折り)の場合の押え機構の配列に関する構成図である。この場合には、生地シートの対向する2つの辺部を中心部に向かって折畳むために、2つのトングレバー駆動機構20E及び20Fが搬送方向に配列されている。
押え機構としては、折畳まれて内材の上面に載置された生地シートを押える上部生地押え機構330、折畳まれた生地の折り目を押える下部生地押え機構340が配列されている。
上部生地押え機構330は、矩形状の押圧板を備える押え部材331を支持する支持部材332をエアシリンダ333の駆動ロッドに取り付け、エアシリンダ333を駆動して押え部材331を上下動させる。押え部材331は、下降して矩形状の押圧面で内材の上面を圧接するように作用することで、上面に載置された生地シートが内材から外れてしまうのを防止する。
下部生地押え機構340は、棒状の押え部材341及び342をほぼ水平に支持する支持部材343をエアシリンダ344の駆動ロッドに取り付け、エアシリンダ344を駆動して押え部材341及び342を上下動させる。押え部材341及び342は、下降して折畳まれた生地シートの両端部を線状に圧接するように作用することで、内材全体を生地シートにより密着した状態で包み込むように仕上げることができる。
図10は、図33(a)に示す二つ折り(三角折り)の場合の押え機構の配列に関する構成図である。この場合には、生地シートを対角線に沿って折畳むために、1つのトングレバー駆動機構20Gが配置されている。トングレバー駆動機構20Gは、バランスレバーが長く設定されており、トングレバーが上昇してパレットの長孔から突出した際に対向する長孔から同時にバランスレバーが突出するようになっている。
押え機構としては、生地シートの3つの角部を成形マットに圧接する下部生地押え機構350、二つ折りされた生地シートを所定の方向に倒す揺動アーム機構360、生地シートに被覆された内材の上面を押える上部生地押え機構370、生地シートの隣接する二つ辺部を押える下部生地押え機構380が配列されている。
下部生地押え機構350は、生地シートの3つの角部に対向した位置に押え部材351から353を配設して支持する支持部材354をエアシリンダ355の駆動ロッドに取り付け、エアシリンダ355を駆動して押え部材351から353を上下動させる。押え部材351から353は、下降して矩形状の押圧面で生地シートの3つの角部を成形マットに圧接して密着させるように作用することで、トングレバーによる折畳み動作時に生地の角部が不用意に動くのを防止する。
揺動アーム機構360は、下向きに取り付けられたアーム部材361をエアシリンダ362の駆動ロッドに取り付け、エアシリンダ362を駆動してアーム部材361を左右に揺動させる。アーム部材361は、トングレバーにより屈曲された成形マットを左右に揺動することでさらに屈曲させて所定方向に生地シートを倒すように作用する。
上部生地押え機構370は、矩形状の押圧板を備える押え部材371を支持する支持部材372をエアシリンダ373の駆動ロッドに取り付け、エアシリンダ373を駆動して押え部材371を上下動させる。押え部材371は、下降して生地シートで被覆された内材の上面を圧接するように作用することで、生地シートを内材に密着させるとともに形を整える。
下部生地押え機構380は、L字形に隣接する押え部材381及び382を支持する支持部材383をエアシリンダ384の駆動ロッドに取り付け、エアシリンダ384を駆動して押え部材381及び382を上下動させる。押え部材381及び382は、下降して線状の押圧面で生地シートの隣接する2つの辺部を成形マットに圧接して密着させるように作用することで、折畳まれて重なり合った生地シートの2つの辺部を閉じた状態にする。
図11から図19は、図33(b)に示す四つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。各図面の(a)図は1枚のパレットを上面から見た図であり、理解を容易にするためパレットの対角線が上下方向となるように設定している。また、各図面の(b)図は、パレットの側面から見た図であり、トングレバー駆動機構及び押え機構の動作を示している。なお、パレットに取り付けられる成形マットは、一方の取付プレート73aが固定され、他方の取付プレート73bは固定されていない。(a)図では、トングレバーとパレットの長孔との関係がわかりやすくなるように、成形マット7を省略している。
図11では、正方形状の生地シートFの中心部に平面視矩形状に分割された内材Gが配置された状態で成形マット7に載置され、パレット6がトングレバー駆動機構20Aの上方に間欠搬送される。図12では、上方に搬送されたパレット6に向かってトングレバー200Aが上昇してパレット6の対角線に沿った長孔から突出して作動状態となり、トングレバー200Aが回動して成形マット7の1つの角部を中心部に向かって折り曲げるように屈曲させる。図13では、トングレバー200Bが元の傾斜した状態に戻り、それに合せて成形マット7が自身の復元力により屈曲状態から元の状態に復帰する。また、上部生地押え機構300の支持バー304が下降し、内材Gの上面に折畳まれた生地シートFの角部に押え部材301を圧接して角部を内材Gに密着させ、その後支持バー304は上昇する。
次に、パレット6をトングレバー駆動機構20Bの上方に間欠搬送する。図14では、搬送されたパレット6の対角線に沿った長孔からトングレバー200Bを突出させて作動状態とし、トングレバー200Bが回動することで、折畳まれた角部に対向する生地シートFの角部を折畳むように成形マット7の角部を中心部に向かって折り曲げるように屈曲させる。図15では、折畳まれた角部の上面に対向する角部が重なるように折畳まれて、トングレバー200Bが元の傾斜状態に戻り、それに合せて成形マット7が元の状態に復帰するとともに、上部生地押え機構300の支持バー304が再び下降して、重なり合った角部に押え部材302を圧接して角部を密着させ、その後支持バー304は再度上昇する。
2つの角部が折畳まれた後パレット6を次の下部生地押え機構310の下方に間欠搬送する。図16では、下部生地押え機構310の支持部材313が下降して押え部材311及び312を生地シートFに圧接する。押え部材311及び312は、生地シートFの折畳まれていない角部の折り目に対応する箇所を線状に圧接して以後の折畳み動作を容易に行なえるようにする。押え部材311及び312による圧接動作後支持部材313は上昇する。
次に、パレット6をトングレバー駆動機構20Cの上方に間欠搬送する。なお、図17以降の(a)図では、理解を容易にするためパレット6をそれ以前の(a)図に対して90度時計回りに回転した図となっている。図17では、搬送されたパレット6の対角線に沿った長孔からトングレバー200Cを突出させて作動状態とし、トングレバー200Cが回動することで、折畳まれていない一方の角部を折畳むように成形マット7の角部を中心部に向かって折り曲げるように屈曲させる。折畳まれた角部は、既に折畳まれた角部の上にさらに重ねられる。そして、トングレバー200Cが元の傾斜状態に戻り、それに合せて成形マット7が元の状態に復帰する。
次に、パレット6をトングレバー駆動機構20Dの上方に間欠搬送する。図18では、まず、マット押え機構320の支持部材323が下降して、押え部材321及び322の先端で成形マット7を押圧してパレット6に圧接させる。この圧接動作により成形マット7は、圧接位置を基点に屈曲動作を行なうようになり、屈曲幅が設定される。これは、成形マット7の取付プレート73bが固定されていないため、図18において屈曲動作を行なう角部については対角線に沿って屈曲動作が可能となっており、そのため四つ折りに必要な屈曲幅に小さく設定することが必要となるからである。
予め押え部材321及び322で成形マット7を圧接した状態で、パレット6の対角線に沿った長孔からトングレバー200Dを突出させて作動状態とし、トングレバー200Dが回動することで、折畳まれていない最後の角部を折畳むように成形マット7の角部を中心部に向かって折り曲げるように屈曲させる。屈曲幅が小さく設定されているので、折畳まれた角部は、既に折畳まれた角部の上にさらに重ねられるようになる。そして、トングレバー200Dが元の傾斜状態に戻り、それに合せて成形マット7が元の状態に復帰する。
以上の成形動作により、図19に示すように、生地シートFの4つの角部を順次折畳んで内材Gの上面に重ね合うように成形された成形品Hが得られる。
図20から図26は、図33(c)に示す三つ折り(奉書折り)による成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。各図面の(a)図は1枚のパレットを上面から見た図であり、トングレバーとパレットの長孔との関係がわかりやすくなるように、成形マット7を省略している。また、各図面の(b)図は、パレットの側面から見た図であり、トングレバー駆動機構及び押え機構の動作を示している。
図20では、正方形状の生地シートFの中心部に平面視矩形状に分割された内材Gが配置された状態で成形マット7に載置され、パレット6がトングレバー駆動機構20Eの上方に間欠搬送される。図21では、上方に搬送されたパレット6に向かってトングレバー200Aが上昇してパレット6の対向する二辺に向かう垂線に沿った長孔から突出して作動状態となり、トングレバー200Eが回動して成形マット7の一方の辺部を中心部に向かって折り曲げるように屈曲させる。図22では、トングレバー200Eが元の傾斜した状態に戻り、それに合せて成形マット7が自身の復元力により屈曲状態から元の状態に復帰する。また、上部生地押え機構330の支持部材332が下降し、内材Gの上面に折畳まれた生地シートFの辺部に押え部材331を圧接して辺部を内材Gに密着させ、その後支持部材332は上昇する。
次に、図23に示すように、パレット6をトングレバー駆動機構20Fの上方に間欠搬送する。図24では、パレット6の対向する二辺に向かう垂線に沿った長孔からトングレバー200Fを突出させて作動状態とし、トングレバー200Fが回動することで、既に折畳まれた辺部に対向する生地シートFの辺部を折畳むように成形マット7の辺部を中心部に向かって折り曲げるように屈曲させる。そして、既に折畳まれた辺部の上面に対向する辺部が重なるように折畳まれて、トングレバー200Fが元の傾斜状態に戻り、それに合せて成形マット7が元の状態に復帰する。
2つの辺部が折畳まれた後パレット6を次の下部生地押え機構340の下方に間欠搬送する。図25では、下部生地押え機構340の支持部材343が下降して押え部材341及び342を生地シートFに圧接する。押え部材341及び342は、折畳まれた生地シートFの両端部を線状に圧接して、内材G全体を生地シートFにより密着した状態で包み込むように仕上げる。押え部材341及び342による圧接動作後支持部材343は上昇する。
以上の成形動作により、図26に示すように、生地シートFの対向する2つの辺部を順次折畳んで内材Gの上面に重ね合うように成形された成形品Hが得られる。
図27から図32は、図33(a)に示す二つ折り(三角折り)による成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。各図面の(a)図は1枚のパレットを上面から見た図であり、理解を容易にするためパレットの対角線が上下方向となるように設定している。また、各図面の(b)図は、パレットの側面から見た図であり、トングレバー駆動機構及び押え機構の動作を示している。
まず、正方形状の生地シートFの中心部において折り目となる対角線から一方の側にずれた位置に分割された内材Gが配置され、成形マット7に生地シートFを載置した状態でパレット6が下部生地押え機構350の下方に間欠搬送される。図27では、下部生地押え機構350の支持部材354が下降し、生地シートFの3つの角部に押え部材351から353を圧接して角部を成形マット7に密着させ、その後支持部材354は上昇する。生地シートFの3つの角部を成形マット7に密着させることで、トングレバーによる折畳み動作時に生地シートFの角部が不用意に動くのを防止する。
次に、パレット6をトングレバー駆動機構20Gの上方に間欠搬送する。図28では、パレット6の対角線に沿った長孔からトングレバー200Gを突出させるとともにその長孔に対向する長孔からバランスレバー211Gを突出させて作動状態とする。そのため、成形マット7の固定された取付プレート73a(内材Gが配置された側を固定)を基点に成形マット7の両側の角部が折れ曲るように屈曲され、生地シートFは対角線に沿って上方に向かって二つ折りされるようになる。この場合取付プレート73bは固定されていないため成形マット7の屈曲動作により上方に持ち上げられるが、取付プレート73bにより対角線に沿って深く折れ曲ることなく丸く湾曲した屈曲状態となる。
図29では、揺動アーム機構360を駆動して、両側から屈曲されて二つ折りの状態となった成形マット7の一方の側にアーム部材361を押し当てる。その際、トングレバー200G及びバランスレバー211Gを下降させて元の状態に戻し、それに合せて成形マット7が自身の復元力により屈曲状態から元の状態に復帰するようにすれば、二つ折りされた生地シートFは、アーム部材361の移動方向に倒れて二つ折り状態のまま成形マット7の上面に載置されるようになる。
次に、パレット6を上部生地押え機構370の下方に間欠搬送する。図30では、上部生地押え機構370の支持部材372が下降し、内材Gの上面に被覆された生地シートF全体に押え部材371を圧接して内材Gに密着させるとともに形を整える。その後支持部材372は上昇する。
次に、パレット6を下部生地押え機構380の下方に間欠搬送する。図31では、下部生地押え機構380の支持部材383が下降し、生地シートFの二つ折りにより重ね合わされた辺部を押え部材381及び382で圧接して密着させ閉じた状態とする。その後支持部材383は上昇する。
以上の成形動作により、図32に示すように、生地シートFが対角線に沿って二つ折りに折畳まれてその内部に内材Gを包み込んだ成形品Hが得られる。
以上説明したように、同じ成形マットを用いて同じ形状に切断された生地シートを間欠搬送して、図33に示すような、二つ折り、三つ折り及び四つ折りといった種々の成形動作を1台の成形装置で行うことができる。
本発明に係る成形装置に関する全体概略正面図である。 パレット部分に関する平面図及び断面図である。 パレット部分に関する分解斜視図である。 パレットに関する平面図である。 成形マットに関する平面図、側面図及び底面図である。 トングレバー駆動機構に関する概略構成図である。 トングレバーの一連の作動過程を示す説明図である。 四つ折りの場合の押え機構の配列に関する構成図である。 三つ折りの場合の押え機構の配列に関する構成図である。 二つ折りの場合の押え機構の配列に関する構成図である。 四つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 四つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 四つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 四つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 四つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 四つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 四つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 四つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 四つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 三つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 三つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 三つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 三つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 三つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 三つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 三つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 二つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 二つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 二つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 二つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 二つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 二つ折りによる成形動作に関する一連の成形過程を示す説明図である。 成形品に関する斜視図である。
符号の説明
F 生地シート
G 内材
H 成形品
1 成形装置
3 搬送コンベヤ
6 パレット
7 成形マット
20 トングレバー駆動機構
30 押え機構

Claims (4)

  1. 搬送コンベヤの搬送方向に配列されるとともに複数の長孔が形成された複数のパレットと、前記パレットの上面に載置されるとともに可撓性材料からなる成形マットと、前記パレットの下方に配設されるとともに前記長孔にトングレバーを挿入して突出させるように上下動させるレバー駆動手段とを備え、前記トングレバーを前記長孔から突出させて前記成形マットを折り返すように屈曲させることで前記成形マット上に載置された生地シートを折り曲げるように成形する生地シート成形装置において、前記成形マットの前記トングレバーによる屈曲幅を設定する幅設定手段を備えていることを特徴とする生地シート成形装置。
  2. 前記成形マットは、その上面に配置される矩形状の生地シートを対角線に沿って折り曲げ可能な屈曲幅に設定されるように部分的に前記パレット上に固定されており、前記幅設定手段は、矩形状の生地シートの角部を中心部に向かって折り曲げ可能となるように前記成形マットを部分的に前記パレットに押圧してその屈曲幅を小さく設定することを特徴とする請求項1に記載の生地シート成形装置。
  3. 前記成形マットは、その上面に配置される矩形状の生地シートの中心部において対角線により画定される2つの領域の一方の領域に対応する位置で部分的に前記パレット上に固定されていることを特徴とする請求項2に記載の生地シート成形装置。
  4. 前記パレットは、前記成形マット上に配置される矩形状の生地シートの中心から4つの角部に向かう対角線に沿って4つの前記長孔が形成されており、さらに、前記生地シートの中心から対向する二辺に向かう垂線に沿って2つの前記長孔が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の生地シート成形装置。
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