JP2008165249A - バヨネットマウントを製造する方法およびバヨネットマウント - Google Patents

バヨネットマウントを製造する方法およびバヨネットマウント Download PDF

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Abstract

【課題】低コストであっても、十分な強度を有するバヨネットマウントおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】樹脂製の筒体の外周に沿って配置されるとともに、筒体の中心軸から放射方向に突出した樹脂製のバヨネット爪部を含む樹脂製のマウント本体を有するバヨネットマウントを製造する方法は、筒状補強部に対し、該筒状補強部の端面において中心軸から放射方向に突出したバヨネット爪部を補強する爪補強部と、該爪補強部と対向する抜け止め部とを一体的に形成した金属部材を作製し、金属部材をマウント本体に埋め込む。
【選択図】図2

Description

本発明は、一眼レフカメラ等のレンズ交換可能なカメラ、電子カメラ、ビデオカメラ等の撮影レンズ、アダプタ等とボディとを締結するバヨネットマウントに関する。
従来から使用されている一眼レフカメラ等のバヨネットマウントは、円筒面から放射状に突き出した複数個の爪をレンズ側とボディ側に設けて、互いに装着後に、相対的に回転させることにより、両者の爪を係合させてレンズとボディとを締結する。
従来のバヨネットマウントは、金属製のものがほとんどであるが、近年では、エンジニアリングプラスチックの進歩により、プラスチック樹脂の射出成形により、バヨネットマウントを製造することも行われている。
特開平3−229230号公報 特開平3−231726号公報
しかし、従来の金属製のバヨネットマウントは、強度は、十分であったが、爪の加工にフライス加工等が必要であるため、製造コストが高いという問題があった。また、従来のプラスチック製のバヨネットマウントは、製造コストは、低くできたが、爪には、レンズ、ボディの重量による負荷がかかるので、自重の重いレンズ等へは、強度不十分のため使用することができないという問題があった。
更に、従来のプラスチック製のバヨネットマウントは、繰り返しの着脱に対する耐久性も低いという問題もあった。
一方、プラスチック製のバヨネットマウントの強度不足を補うために、特開平3−229230号公報(米国特許5262899号)では、マウント光軸方向にのびた筒状部を一体成形して剛性を高めたマウントを開示している。しかし、このマウントは、新たにマウントの規格を設定するならば実施の可能性があるが、従来製品との互換性を考慮すると、使用することができなかった。
また、特開平3−231726号公報では、マウントロック溝の強度不足を補うために、マウントロック溝の周辺部を金属部材で形成したマウントが開示されている。しかし、このマウントは、マウントロック溝の強度不足を解消するのみであり、バヨネットマウントの爪の強度不足は、解決されていなかった。
本発明は、低コストであっても、十分な強度を有するバヨネットマウントおよびその製造方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明のバヨネットマウントは、樹脂を素材とするマウント本体と、マウント本体のバヨネット爪部の少なくとも一部を補強する金属部材とを備える。
このバヨネットマウントにおいて、バヨネット爪部はマウント本体の周方向に複数設けられ、金属部材は複数のバヨネット爪部を補強する複数の爪補強部を有し、複数の補強部は一体に形成されているのが好ましい。この場合、金属部材は複数の爪補強部に対向する複数の抜け止め部を有し、複数の爪補強部と複数の抜け止め部とは一体に形成されているのが好ましい。あるいは、金属部材は複数の爪補強部に対向する抜け止め部を有し、抜け止め部はマウント本体の周方向に連続して形成されているのが好ましい。
また、上記のバヨネットマウントにおいて、金属部材はバヨネットマウント自体の円筒に沿って形成された円筒補強部を有し、複数の爪補強部は、円筒補強部の端面において円筒の中心軸から放射線方向に突出し、円筒補強部と複数の爪補強部とは一体に形成されているのが好ましい。
バヨネットマウント自体の円筒に沿って形成された円筒補強部と該円筒補強部の端面において該円筒の中心軸から放射線方向に突出する一以上の爪補強部とが一体に形成された金属部材をインサート成形してバヨネットマウントを製造する本発明の方法は、金属部材の円筒補強部と爪補強部を使用して金属部材の金型に対する位置を規制する工程と、金属部材の金型に対する位置の規制後樹脂を注入する工程とからなる。
バヨネットマウント自体の円筒に沿って形成された円筒補強部と該円筒補強部の端面において該円筒の中心軸から放射線方向に突出する一以上の爪補強部とが一体に形成された金属部材をインサート成形してバヨネットマウントを製造する本発明の他の方法は、金属部材の円筒補強部を使用して金属部材の金型に対する円筒の径方向の位置を規制する径方向規制工程と、金属部材の爪補強部を使用して金属部材の金型に対する円筒の中心軸回りの回転方向の位置を規制する回転方向規制工程と、金属部材の爪補強部を使用して金属部材の金型に対する円筒の中心軸方向の位置を規制する軸方向規制工程と、金属部材の金型に対する径方向、回転方向、中心軸方向の位置の規制後樹脂を注入する注入工程とからなる。
このバヨネットマウントを製造する方法において、径方向規制工程と軸方向規制工程とを、金型側に設けられた同一部材により同時に行うのが好ましい。
また、本発明のバヨネットマウントは、上記のバヨネットマウントを製造する方法により製造するのが好ましい。
上記により、バヨネット爪部の強度が高いバヨネットマウントを低価格で容易に製造することができる。また、マウント本体に対する金属部材の位置決めをより簡単にかつ高精度にすることができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるバヨネットマウント10の第1実施形態の断面図及び正面図である。図1(b)は、バヨネットマウント10を図示しないカメラ本体側から見た正面図であり、図1(a)は、そのA−A断面を示している。図2は、図1(a)を拡大して示した図である。
バヨネットマウント10は、レンズ交換式カメラの交換レンズ100に設けられ、交換レンズ100をカメラ本体に装着するために使用される。一般に、交換レンズ100側に設けられたバヨネットマウントを雄バヨネットマウントと言い、カメラ本体側に設けられたバヨネットマウントを雌バヨネットマウントと言うが、本実施形態では、雄バヨネットマウントを単にバヨネットマウントと称して以下説明する。
バヨネットマウント10は、マウント本体1と、補強リング2とを有する。マウント本体1は、成形時に補強リング2をインサート成形により一体に埋め込まれて成形された本体部分であり、素材にポリカーボネイトを用いている。マウント本体1は、爪部1a,基準面1b,カメラ本体に装着したときに図示しないロックピンを挿入してロックを行うロック溝1c,レンズ鏡筒100とバヨネットマウント10とを図示しないビスで固定するためのざぐり孔1e等を有している。
また、マウント本体1は、爪部1aの両端に爪端部1f、1g(図1(b))を有しており、ここには、補強リング2の爪端部2d,2eが同位置に露出している。これらが露出しているのは、補強リング2の回転方向の位置決め時に、固定型51に補強リング2の爪端部2d,2eが当たり、そのままの状態で成形されたためである(後述)。
更に、マウント本体1は、カメラ本体側に補強リング2まで達する穴1hを6ヶ所有している。穴1hは、成形時に後述する固定側センターコア53の凸部53aが補強リング2を押さえていたために残る穴である。
図3(a)〜3(c)は、補強リング2を示す図である。図3(a)は、レンズ側から見た図であり、図3(b)は、側面図であり、図3(c)は、カメラ本体側から見た図である。補強リング2は、カメラ本体側に3ヶ所の爪補強部2a、レンズ側に3ヶ所の抜け止め部2b、バヨネットマウント自体の円筒に沿って形成された円筒部2cを有している。爪補強部2a、抜け止め部2bは、円筒部2cの端面から円筒の中心軸(レンズの光軸に相当)から放射線方向に突出(延在)している。補強リング2は、ステンレスを絞り加工等のプレス加工により加工した部材であり、爪補強部2a、抜け止め部2b、円筒部2cを一体に形成している。
補強リング2は、マウント本体1を成形するときに、金型に装着され、インサート成形によりマウント本体1と一体化される。
(金型への補強リング2の位置規制)
マウント本体1と補強リング2との相対位置の精度は、補強リング2を金型に装着するときに、その金型内部における位置を正確に規制することにより、保証される。図4は、補強リング2の位置規制をインサート成形時に行う過程を説明する図であり、図4(a)から始まり、図4(c)までの過程を経て、インサート成形が行われる。
本実施形態で使用する金型は、固定型51,可動型52,固定側センターコア53,スライド型54を備え、補強リング2を金型にセットするときには、これらに加えて、取付工具55及びスリーブ56を使用する。
以下、主に補強リング2の装着方法を中心としてインサート成形時における金型の動作の流れを説明する。
(1)金型が開いた状態で、固定側センターコア53を0.3mmだけ矢印D1方向に後退させる。
(2)スリーブ56を備えた取付工具55に補強リング2を挿入する。このとき、補強リング2の取付工具55に対する回転方向の位置は、1個の爪補強部2aの爪端面2e,2dを使用して大体の回転方向の位置を決めて挿入する。本実施形態では、図3(c)において左上の爪補強部2aを使用する。その後、この補強リング2を取付工具55と共に矢印D2方向に定位置より0.3mm奥まで入れる。ここで、固定型51にある爪形状に爪端面2e,2dが固定型51に接するようにはめ込まれることにより、補強リング2は、金型に対する回転方向の位置が規制される〔図4(a)〕。なお、固定型51の補強リング2が挿入される側には面取り加工がされており、補強リング2の挿入がスムーズに行えるようになっている。
(3)スライド型54をエアシリンダにより矢印D3方向に前進させる。このスライド型54は、補強リング2の円筒部2cを外周から押さえることにより、径方向の規制を行う〔図4(b)〕。
(4)スリーブ56を使用して、取付工具55から補強リング2を外して、金型内に補強リング2を残して、取付工具55及びスリーブ56を金型外へ取り外す。
(5)可動型52を矢印D5方向に移動し金型を閉じることにより、固定側センターコア53を矢印D6方向に0.3mm移動させることにより、固定側センターコア53の凸部53aが補強リング2の爪補強部2aを押さえるので、補強リング2は、光軸方向の位置が規制される。径方向及び回転方向の位置は、既に固定されているので、補強リング2は、金型に対して所定の位置に固定される〔図4(c)〕。
(6)この状態で、樹脂を金型に注入して、マウント本体1を補強リング2と一体に成形し、バヨネットマウント10が完成する。
図5は、金型を図4(a)の矢印D1方向に見た図である。スライド型54は、各矢印方向にスライドする。補強リング2は、上述したように、1個の爪補強部2aの爪端面2d、2e(図3(c))が固定型51の端面51b、51cに接するようにしてはめ込まれる。他の2個の爪補強部は特に固定型51には接触する構造にはなっていない。すなわち、本実施形態では、1個の爪補強部2aと固定型51の端面51b、51cとで回転方向の位置が規制される。その結果、図1(b)に示すように、1個の爪部1aの両端の爪端部1f、1gには、補強リング2の爪端部2d,2eが露出しているが、他の2個の爪部の両端では、爪補強部2aの爪端面はモールド部材1j、1kで覆われている。
固定側センターコア53の6個の凸部53aは、図5に示すように配置される。なお、凸部53aは固定側センターコア53に設けられているため、スライド型54が補強リング2を押さえる方向に降りてきている場合は、スライド型54に隠れて見えない状態であるが、図5では、説明の便宜上図示している。また、固定型51およびスライド型54は円弧状の端面51a、端面54aを有する。従って、補強リング2の円筒部2cは、成形時、固定型51の端面51aおよびスライド型54の端面54aにより全面が覆われるので、表面にモールド材が付着することはない。
このように、第1実施形態によれば、インサート成形により簡単に補強リング2をマウント本体1に埋め込むことができるので、金属製のバヨネットマウントと同等の強度を有したバヨネットマウントを低価格に製造することができる。また、インサート成形をしているので、マウント本体の組み立て作業等を必要とせず、バヨネットマウントを簡単に製造することができる。
また、補強リング2の爪補強部2aと円筒部2cを使用して、径方向の位置規制、回転方向の位置規制、光軸方向の位置を行っているので、マウント本体に対する金属部材の位置決めをより簡単にかつ高精度にすることができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、爪補強部2aの爪端面2d、2eと固定型51の端面51b、51cとで補強リング2の回転方向に位置を規制する例を説明した。しかし、補強リング2を取付工具55に挿入する時に回転方向の正確な位置規制を行うようにしてもよい。第2実施形態は、補強リング2の回転方向の位置規制をスリーブ56を備えた取付工具55により行うものである。第1実施形態とは、金型の動作の流れが一部異なり、取付工具55とスリーブ56の一部が異なるのみであるので、第1実施形態の図4を参照して以下説明する。
第2実施形態における補強リング2の装着方法およびインサート成形時における金型の動作の流れを説明する。
(1)金型が開いた状態で、固定側センターコア53を0.3mmだけ矢印D1方向に後退させる。
(2)スリーブ56を備えた取付工具55に補強リング2を挿入する。このとき、補強リング2の取付工具55に対する回転方向の位置は、1個の抜け止め部2bの端面(爪補強部2aの爪端面2e,2dに対応する端面)を使用して回転方向の位置を決めて挿入する。第1実施形態では、この場合に大体の回転方向の位置を決めていたが、本第2実施形態では、正確な回転方向の位置を決める。これは、スリーブ56に抜け止め部2bの端面と係合する突起を設けることにより実現される。これにより、補強リング2は、金型に対する回転方向の位置が規制される。抜け止め部は、図3(a)において右上の抜け止め部2bを使用する。なお、爪補強部2aの爪端面2e,2dを使用して回転方向の位置を決めるようにしてもよい。
(3)その後、この補強リング2を取付工具55と共に矢印D2方向に定位置より0.3mm奥まで入れる。〔図4(a)〕。
(4)スライド型54をエアシリンダにより矢印D3方向に前進させる。このスライド型54は、補強リング2の円筒部2cを外周から押さえることにより、径方向の規制を行う〔図4(b)〕。
(5)固定側センターコア53を矢印D6方向に0.3mm移動させることにより、固定側センターコア53の凸部53aが補強リング2の爪補強部2aを押さえる。これにより、補強リング2は、光軸方向の位置が規制される。同時に、固定側センターコア53の凸部53aは、スライド型54とで補強リング2の爪補強部2aを挟み込み固定する。
(6)スリーブ56を使用して、取付工具55から補強リング2を外して、金型内に補強リング2を残して、取付工具55及びスリーブ56を金型外へ取り外す。このとき、補強リング2の爪補強部2aは固定側センターコア53の凸部53aとスライド型54とで挟み込まれて固定されているため、回転方向の位置は規制された状態が維持される。すなわち、補強リング2は、この時点で光軸方向、径方向、回転方向の位置が規制され、金型に対して所定の位置に固定されている。
(5)可動型52を矢印D5方向に移動し金型を閉じる〔図4(c)〕。
(6)この状態で、樹脂を金型に注入して、マウント本体1を補強リング2と一体に成形し、バヨネットマウント10が完成する。
以上のように、第2実施形態によれば、補強リング2を取付工具55に挿入する時に回転方向の正確な位置規制を行うようにしたので、取付工具55に取り付けられた補強リング2の金型への挿入の工程が楽になる。すなわち、第1実施形態に比べて金型の設計が簡単になり、バヨネットマウント製造時の工程管理も楽になる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、第1実施形態と金型のみ異なる。第1実施形態の金型は、固定型51,可動型52,固定側センターコア53,スライド型54を備えていたが(図5)、第3実施形態の金型は、第1実施形態の固定型51もスライド可能なスライド型にしたものである。
図6は、第3実施形態の金型を示す図である。その他の内容は第1実施形態と同様であるのでその説明を省略し、適宜、第1実施形態の図を参照して説明する。図6は、金型を図4(a)の矢印D1方向に見た図である。第1実施形態の図5と異なるところは、図5の固定型51がスライド型60に置き換えられたところである。6個のスライド型54、60は、すべて各矢印方向にスライドする。
このように、第3実施形態によれば、補強リング2の径方向を規制する金型をすべてスライド型にしたので、取付工具55に取り付けられた補強リング2の金型への挿入の工程が一層楽になる。すなわち、第1実施形態では、補強リング2は固定型51に対しては密着するような状態で挿入されていたが、第3実施形態では十分な遊びをもって挿入することができる。従って、補強リング2の金型への挿入の機構設計が簡単になり、また、バヨネットマウント製造時の工程管理も楽になる。
(第4実施形態)
図7(a)、7(b)は、本発明によるバヨネットマウント20の第4実施形態の断面図及び正面図である。図7(b)は、バヨネットマウント20をカメラ本体側からみた正面図であり、図7(a)は、そのA−A断面を示している。図8は、図7(a)を拡大して示した図である。
第4実施形態におけるバヨネットマウント20は、穴1i以外は、第1実施形態におけるバヨネットマウント10と同一形態であるので、共通する部分には、同一の符号を付して、重複する説明は、省略する。
バヨネットマウント20は、カメラ本体側に補強リング2まで達する穴1iを3ヶ所有している。穴1iは、成形時に図示しない固定側センターコアの凸部が補強リング2を押さえていたために残る穴であり、第1実施形態と異なり、補強リング2の内径部まで穴形状がある。よって、固定側センターコアの凸部は、補強リング2を内径側からも規制する。
図9は、第4実施形態の金型を図4(a)の矢印D1方向に見た図である。金型は固定側センターコアの凸部53bを除き、第3実施形態の金型(図6)と同様である。凸部53bは、図9に示すとおり3個配置されている。凸部53bは固定側センターコア53に設けられているため、スライド型54が補強リング2を押さえる方向に降りてきている場合は、スライド型54に隠れて見えない状態であるが、図9では、説明の便宜上図示している。なお、凸部53bの先端は、補強リング2の位置を光軸方向と内径側から径方向に規制するために、断面がL字状の形状を有する。
成形工程は、第1実施形態と同様にして行われ、図7(a)、7(b)に示した形状のバヨネットマウント20が完成する。
このように、第4実施形態によれば、第1実施形態と同様な方法でかつ内径側の規制も行うようにしたので、第1実施形態と同様に低価格であっても、補強リング2の位置決めがより簡単であるうえに、位置決めの精度も更に高くすることができる。
(第5実施形態)
図10(a)〜10(c)は、第5実施形態の補強リング2を示す図である。図10(a)は、レンズ側から見た図であり、図10(b)は、側面図であり、図10(c)は、カメラ本体側から見た図である。補強リング12は、ステンレスを絞り加工等のプレス加工により加工した部材であり、カメラ本体側に3ヶ所の爪補強部12aを有し、レンズ側には一体に繋がった抜け止め部12bを有している。
第5実施形態の補強リング12は、抜け止め部12bに回転方向の位置規制のための突起13を設ける。突起13は端面13e、13fを有し、第2実施形態と同様に補強リング12を取付工具55に挿入する時に、回転方向の位置規制に使用する。スリーブ56には、突起13の端面13e、13fと係合する突起を設ける。これにより、補強リング12は、金型に対する回転方向の位置が規制される。インサート成形時の補強リング12の装着方法および成形方法は第2実施形態と同様であるので説明を省略する。
このように、第5実施形態によれば、補強リング12の抜け止め部12bを一体に繋がった構造にしたので、補強がより強固になる。特に、バヨネットマウントの爪部に負荷がかかったときに、金属の補強リング12がモールド部材からはがれるような不具合が軽減される。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施形態において、補強リング2の光軸方向の位置決めをするために、穴1h又は穴1iを設けた例を示したが、この内容に限定する必要はない。補強リング2に凸部を数ヶ所設けて、これを金型に当て付けるようにしてもよい。このような形態とすると、穴があかないで、凸部が数ヶ所露出する形態となる。
(2)各実施形態において、補強リング2、12として、プレス加工品を使用した例を示したが、この内容に限定する必要はない。例えば、削り加工品やダイキャスト品等であってもよい。
(3)各実施形態において、本発明を交換レンズのマウントに適用した例を示したが、この内容に限定する必要はない。例えば、中間リング等に適用してもよいし、カメラ本体に設けられているマウントに適用してもよい。さらに、カメラに限定する必要もない。
(4)各実施形態において、補強リング2をインサート成形により一体に成形した例を示したが、この内容に限定する必要はない。例えば、ビス止めを使用してもよいし、接着を使用してもよい。
(5)各実施形態において、本発明をカメラに使用されるバヨネットマウントに適用した例を示したが、この内容に限定する必要はない。ある部材とある部材とを、バヨネットマウント類似の方式で接続する場合のすべてに適用してもよい。
(6)各実施形態において、本発明を雄バヨネットマウントに適用した例を示したが、この内容に限定する必要はない。雌バヨネットマウントに適用してもよい。
(7)第1実施形態において、1個の爪補強部2aを使用して回転方向の位置が規制される本発明を雄バヨネットマウントに適用した例を示したが、この内容に限定する必要はない。複数の爪補強部を使用してもよいし、複数の爪補強部の端部を組み合わせて使用してもよい。すなわち、爪補強部を使用して回転方向の位置を規制するすべての態様が本発明に含まれる。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
(a)は、本発明によるバヨネットマウント10の第1実施形態の断面図である。(b)は、本発明によるバヨネットマウント10の第1実施形態の正面図である。 図1(a)を拡大して示した図である。 (a)は、第1実施形態の補強リング2をレンズ側から見た図である。(b)は、第1実施形態の補強リング2を側面から見た側面図である。(c)は、第1実施形態の補強リング2をカメラ本体側から見た図である。 図4は、補強リング2の位置規制をインサート成形時に行う過程を説明する図である。 図5は、第1実施形態の金型を図4(a)の矢印D1方向に見た図である。 図6は、第3実施形態の金型を図4(a)の矢印D1方向に見た図である。 (a)は、本発明によるバヨネットマウント20の第4実施形態の断面図である。(b)は、本発明によるバヨネットマウント20の第4実施形態の正面図である。 図8は、図7(a)を拡大して示した図である。 図9は、第4実施形態の金型を図4(a)の矢印D1方向に見た図である。 (a)は、第5実施形態の補強リング2をレンズ側から見た図である。(b)は、第5実施形態の補強リング2を側面から見た側面図である。(c)は、第5実施形態の補強リング2をカメラ本体側から見た図である。

Claims (9)

  1. バヨネットマウントは、
    樹脂を素材とするマウント本体と、
    前記マウント本体のバヨネット爪部の少なくとも一部を補強する金属部材とを備える。
  2. クレーム1に記載のバヨネットマウントにおいて、
    前記バヨネット爪部は前記マウント本体の周方向に複数設けられ、
    前記金属部材は前記複数のバヨネット爪部を補強する複数の爪補強部を有し、
    前記複数の補強部は一体に形成されている。
  3. クレーム2に記載のバヨネットマウントにおいて、
    前記金属部材は前記複数の爪補強部に対向する複数の抜け止め部を有し、
    前記複数の爪補強部と前記複数の抜け止め部とは一体に形成されている。
  4. クレーム2に記載のバヨネットマウントにおいて、
    前記金属部材は前記複数の爪補強部に対向する抜け止め部を有し、
    前記抜け止め部は前記マウント本体の周方向に連続して形成されている。
  5. クレーム2〜4のいずれか1に記載のバヨネットマウントにおいて、
    前記金属部材はバヨネットマウント自体の円筒に沿って形成された円筒補強部を有し、
    前記複数の爪補強部は、前記円筒補強部の端面において前記円筒の中心軸から放射線方向に突出し、
    前記円筒補強部と前記複数の爪補強部とは一体に形成されている。
  6. バヨネットマウント自体の円筒に沿って形成された円筒補強部と該円筒補強部の端面において該円筒の中心軸から放射線方向に突出する一以上の爪補強部とが一体に形成された金属部材をインサート成形してバヨネットマウントを製造する方法は、
    前記金属部材の前記円筒補強部と前記爪補強部を使用して前記金属部材の金型に対する位置を規制する工程と、
    前記金属部材の金型に対する位置の規制後樹脂を注入する工程とからなる。
  7. バヨネットマウント自体の円筒に沿って形成された円筒補強部と該円筒補強部の端面において該円筒の中心軸から放射線方向に突出する一以上の爪補強部とが一体に形成された金属部材をインサート成形してバヨネットマウントを製造する方法は、
    前記金属部材の前記円筒補強部を使用して前記金属部材の金型に対する前記円筒の径方向の位置を規制する径方向規制工程と、
    前記金属部材の前記爪補強部を使用して前記金属部材の金型に対する前記円筒の中心軸回りの回転方向の位置を規制する回転方向規制工程と、
    前記金属部材の前記爪補強部を使用して前記金属部材の金型に対する前記円筒の中心軸方向の位置を規制する軸方向規制工程と、
    前記金属部材の金型に対する前記径方向、前記回転方向、前記中心軸方向の位置の規制後樹脂を注入する注入工程とからなる。
  8. クレーム7に記載のバヨネットマウントを製造する方法において、
    前記径方向規制工程と前記軸方向規制工程とを、金型側に設けられた同一部材により同時に行う。
  9. クレーム6〜8のいずれか1に記載のバヨネットマウントを製造する方法により製造されたバヨネットマウント。
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