JP2008164817A - レンズ装置およびレンズシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】画角および/または焦点の遠隔操作による調整を可能/不能な状態に切替自在なレンズ装置および当該レンズ装置を備えるレンズシステムを提供する。
【解決手段】ズーム群を移動するズーム移動機構30およびフォーカス群を移動するフォーカス移動機構40を備えるレンズ装置100であって、ズーム移動機構を介してズーム群を光軸方向に移動させるズーム駆動部10と、フォーカス移動機構を介してフォーカス群を光軸方向に移動させるフォーカス駆動部20と、ズーム駆動部およびフォーカス駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部60と、ズーム駆動部およびフォーカス駆動部を制御するための制御信号を操作信号に基づいて生成する制御部80と、を備え、受信部には、操作信号を遮蔽することで操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段62が設けられる。
【選択図】図8

Description

本発明は、レンズ装置およびレンズシステムに係り、より詳しくは、変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構および/または焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構を有するレンズ装置、および当該レンズ装置を備えるレンズシステムに関する。
近年、金融業や小売業等の店舗では、CCD等からなる監視カメラが多用されている。この種の監視カメラには、ズームレンズや固定焦点レンズとともに、画角および焦点を手動で調整可能なバリフォーカルレンズが適用されている。
固定焦点レンズは、焦点調整が可能であるが、画角調整が不能であるので、設置に際しては、複数のレンズを準備し、所望の撮影条件が得られるレンズを選択する必要がある。ズームレンズは、画角調整が可能であり、かつ画角調整を行っても焦点が変化しないレンズ構成であるので、設置に際しては、一度焦点を調整すれば、画角のみを調整することで所望の撮影条件が容易に得られる。一方、バリフォーカルレンズは、画角調整が可能であるが、画角調整を行っても焦点が変化しないレンズ構成を備えないので、設置に際しては、画角を調整する度に焦点を再調整する必要がある。しかし、バリフォーカルレンズは、ズームレンズほど複雑なレンズ構成を備えず製造単価の低減が図れるので、監視カメラ用途に多用されている。
監視カメラの設置は、カメラが店舗の天井や壁面などに設置され、レンズの光軸が所定方向に設定された上で、レンズの画角および焦点が適切に調整されることで完了する。ここで、バリフォーカルレンズの画角および焦点は、従来、レンズ本体に設けられた手動調整部を調整することで行われているが、近年、以下の理由により、遠隔操作による電動調整の要求が生じている。
すなわち、通常、バリフォーカルレンズの焦点は、カメラにモニタを一時的に接続し、モニタに表示される映像を確認しながら調整されるので、特に、高所への設置に際しては、モニタを確認しながらの手動調整に困難を来たす。また、カメラの高画質化に伴って、微妙な調整が要求されるので、焦点の手動調整が困難となる場合がある。さらに、ドーム型監視カメラでは、画角および焦点の調整後にドームが装着されるが、ドームの装着により光路長が変化し、調整された焦点にズレが生じる。よって、焦点の手動調整とドームの着脱とを試行錯誤的に繰返す必要が生じ、監視カメラの設置が困難となる場合がある。
このため、下記特許文献1には、画角および焦点を操作スイッチにより調整可能とし、所定の調整条件を予め設定することで、撮影条件を自動調整する電動バリフォーカルレンズが開示されている。
特開2001−21785号公報
バリフォーカルレンズでは、画角を調整する度に焦点を調整する必要があるが、本来、この調整は設置時にのみ要求されるものであるので、この調整のためにのみズームレンズを伴う高価なシステムを構築する必要性は低い。一方、ズームレンズに比して調整作業の効率性が若干劣るが、赤外線や微弱電波などの遠隔操作による電動調整をバリフォーカルレンズに適用すれば、廉価なシステムが構築可能となる。しかしながら、設置調整後の監視時に誤操作や犯罪者の妨害行為により、調整された画角および焦点を容易に変更される恐れがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、画角および/または焦点の遠隔操作による調整を可能/不能な状態に切替自在な、新規かつ改良されたレンズ装置および当該レンズ装置を備えるレンズシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構および焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構を備えるレンズ装置が提供される。本レンズ装置は、変倍レンズ移動機構を介して変倍レンズ群を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部と、焦点レンズ移動機構を介して焦点レンズ群を光軸方向に移動させる焦点レンズ駆動部と、変倍レンズ駆動部および焦点レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、変倍レンズ駆動部および焦点レンズ駆動部を制御するための制御信号を操作信号に基づいて生成する制御部と、を備え、受信部には、操作信号を遮断することで操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられる。
かかる構成によれば、変倍レンズおよび焦点レンズ駆動部が遠隔操作用の操作信号に基づいて制御されるので、ズームレンズに適用される制御システムに比して、廉価な制御システムが構築される。また、操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられ、遠隔操作を設置時にのみ可能な状態とし、監視時には不能な状態とすることができるので、監視時の誤操作や犯罪者の妨害行為により、調整された画角および焦点を容易に変更される恐れがない。
また、本発明の第2の観点によれば、変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構を備えるレンズ装置が提供される。本レンズ装置は、変倍レンズ移動機構を介して変倍レンズ群を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部と、変倍レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、変倍レンズ駆動部を制御するための制御信号を操作信号に基づいて生成する制御部と、を備え、受信部には、操作信号を遮断することで操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられる。
かかる構成によれば、操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられ、変倍レンズの遠隔操作を設置時にのみ可能な状態とし、監視時には不能な状態とすることができるので、監視時の誤操作や犯罪者の妨害行為により、調整された画角を容易に変更される恐れがない。
また、本発明の第3の観点によれば、焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構を備えるレンズ装置が提供される。本レンズ装置は、焦点レンズ移動機構を介して焦点レンズ群を光軸方向に移動させる焦点レンズ駆動部と、焦点レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、焦点レンズ駆動部を制御するための制御信号を操作信号に基づいて生成する制御部と、を備え、受信部には、操作信号を遮断することで操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられる。
かかる構成によれば、操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられ、焦点レンズの遠隔操作を設置時にのみ可能な状態とし、監視時には不能な状態とすることができるので、監視時の誤操作や犯罪者の妨害行為により、調整された焦点を容易に変更される恐れがない。
上記切替手段を制御する切替手段制御部を有し、切替手段制御部を介して、操作信号の受信が可能または不能な状態となるように切替手段を制御するための制御スイッチが備えられるようにしてもよい。かかる構成によれば、制御スイッチによって切替手段が制御されるので、設置時および設置完了時に制御スイッチを操作することによって、遠隔操作を可能または不能な状態にできる。
上記操作信号の受信が不能な状態となるように切替手段を制御するための制御信号を操作信号に基づいて生成するようにしてもよい。かかる構成によれば、操作信号に基づいて生成された制御信号によって、操作信号を受信不能な状態に切替手段が制御されるので、設置完了時には、切替手段を制御するために制御スイッチを操作する必要がない。
上記制御部に供給される動作電源を制御するためのスイッチを有し、スイッチが切替手段に連動して制御されるようにしてもよい。かかる構成によれば、切替手段に連動してスイッチが制御されるので、設置時にのみ動作電源を供給し、監視時には供給しないようにすることができる。よって、監視時には、動作電源の供給を維持する必要がない。
さらに、本発明の第4の観点によれば、変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構および焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構を有するレンズ装置を備えるレンズシステムが提供される。本レンズシステムにおいて、レンズ装置は、変倍レンズ移動機構を介して変倍レンズ群を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部と、焦点レンズ移動機構を介して焦点レンズ群を光軸方向に移動させる焦点レンズ駆動部と、を有する。本レンズシステムは、変倍レンズ駆動部および焦点レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、変倍レンズ駆動部および焦点レンズ駆動部を制御するための制御信号を操作信号に基づいて生成する制御部と、を備える。そして、受信部には、操作信号を遮断することで操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられる。
本発明によれば、画角および/または焦点の遠隔操作による調整を可能/不能な状態に切替自在なレンズ装置および当該レンズ装置を備えるレンズシステムが提供される。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るバリフォーカルレンズが適用される監視カメラの一例を示す斜視図である。図1に示すように、監視カメラ200、200’は、ドーム状の外観を有し、基台202、ドーム204、ドーム204の内側で基台202に搭載されるカメラ本体、カメラ本体に装着されるレンズ100、100’を有する。バリフォーカルレンズ100、100’は、基台202に対する角度を可変(チルト回転)に、および/または、基台202に対して中心線を回転軸として回転可能(パン回転)に装着されうる。
図1に示すように、ドーム204の内側では、レンズ100、100’にカバー206が被せられうる。カバー206には、レンズ100、100’のチルト回転範囲に対応する開口207が設けられる。カバー206は、レンズ100、100’とともに、基台202に対して中心線を回転軸として回転可能に搭載されうる。レンズ100、100’を内包するドーム204は、レンズ100、100’の保護や撮影方向の隠蔽を目的として、少なくともレンズ100、100’の撮影範囲およびズームおよびフォーカスリング33、43を覆う所定位置に設けられる。
バリフォーカルレンズ100、100’の外周には、画角調整のためのズームリング33と、焦点調整のためのフォーカスリング43と、が設けられる。ズームおよびフォーカスリング33、43は、バリフォーカルレンズ100、100’が備えるズームレンズ(群)36(「変倍レンズ群」に相当する。)およびフォーカスレンズ(群)46(「焦点レンズ群」に相当する。)の各々の位置に対応して、レンズ100、100’の鏡筒の後側(撮影者側)および前側(被写体側)に各々に設けられる。
図2は、本発明の実施形態に係るバリフォーカルレンズを示す分解斜視図、図3は、図2に示すバリフォーカルレンズのレンズ本体を示す光軸沿いの断面図である。なお、図3には、レンズ本体のみが示され、レンズ本体以外の構成要素が省略されている。図2および図3に示すように、本実施形態に係るバリフォーカルレンズ100、100’は、レンズ本体、ズーム駆動部10(「変倍レンズ駆動部」に相当する。)、フォーカス駆動部20(「焦点レンズ駆動部」に相当する。)、ズームおよびフォーカス駆動部10、20を制御する制御部80、80’、遠隔操作用の信号を受信する受信部60、60’などで構成される。
まず、レンズ本体について説明する。レンズ本体は、ズーム移動機構30(「変倍レンズ移動機構」に相当する。)、フォーカス移動機構40(「焦点レンズ移動機構」に相当する。)、両調整部の間に設けられる絞り調整機構50などで構成される。図3に示すように、レンズ本体は固定筒31、41を備え、固定筒31、41の内部には、レンズ枠32、42が配置される。また、固定筒31、41の外周には、ズームおよびフォーカスリング33、43が配置される。
レンズ枠42は、固定筒41の内部で前側(被写体側)に配置され、フォーカスレンズ(群)46を保持する。レンズ枠42には、その周面から突出する係合ピン44が装着される。一方、固定筒41には、光軸P方向に直進溝45が形成され、係合ピン44が直進溝45に係合することで、レンズ枠42およびフォーカスリング43が、直進溝45にガイドされて光軸P方向に直進移動するように構成される。
レンズ枠32は、固定筒31の内部でレンズ枠42の後側(撮影者側)に配置され、ズームレンズ(群)36を保持する。レンズ枠32には、その周面から突出する係合ピン34が装着される。一方、固定筒31には、光軸方向に直進溝35が形成され、係合ピン34が直進溝35に係合することで、レンズ枠32およびズームリング33が、直進溝35にガイドされて光軸P方向に直進移動するように構成される。なお、図3には、ズームレンズ(群)36およびフォーカスレンズ(群)46が各々に単一のレンズとして構成される場合を示すが、かかる構成に限定されるものではない。
フォーカスリング43は、レンズ枠42が配置される部位において、固定筒41の外周面に回転可能に配置される。フォーカスリング43の内周面には、光軸Pに対して螺旋状にカム溝47が形成される。レンズ枠41に装着される係合ピン44は、フォーカスリング43のカム溝47に係合する。よって、フォーカスリング43を回転操作すると、フォーカスリング43のカム溝47と固定筒41の直進溝45との交差位置が光軸P方向に移動するとともに、その交差位置に従って係合ピン44、レンズ枠42およびフォーカスレンズ46が光軸P方向に移動する。このように、フォーカスリング43を回転操作することで、フォーカスレンズ46の設定位置を調整して焦点が調整される。
ズームリング33は、フォーカスリング43の後側に配置され、固定筒31の外周面に回転可能に配置される。また、ズームリング33には、フォーカスリング43側に延長部39が設けられる。延長部39では、フォーカスリング43の外周を覆うようにズームリング33の内径が拡大される。ズームリング33の内周面には、光軸Pに対して螺旋状にカム溝37が形成される。レンズ枠31に装着される係合ピン34は、ズームリング33のカム溝37に係合する。よって、ズームリング33を回転操作すると、ズームリング33のカム溝37と固定筒31の直進溝35との交差位置が光軸P方向に移動するとともに、その交差位置に従って係合ピン34、レンズ枠31およびズームレンズ36が光軸P方向に移動する。このように、ズームリング33を回転操作することで、ズームレンズ36の設定位置を調整して画角が調整される。
上記の構成では、固定筒31、41に直進溝35、45を設け、ズームおよびフォーカスリング33、43に螺旋状のカム溝37、47を設けているが、固定筒31、41に螺旋状のカム溝37、47を設け、ズームまたはフォーカリング33、43に直線状のカム溝37、47を設けるようにしてもよい。また、固定筒31、41とズームまたはフォーカスリング33、43の双方に螺旋状のカム溝37、47を設けるようにしてもよい。
フォーカスリング43の前側の端部には、外周上にギヤ部48が設けられ、ギヤ部48が回転することで、フォーカスリング43が回転される。また、ズームリング33の前側の端部にも、外周上にギヤ部38が設けられ、ギヤ部38が回転することで、ズームリング33が回転される。
絞り調整機構50は、ズーム移動機構30とフォーカス移動機構40との間に介装され、絞り調整を行う開閉部(不図示)を内部に有する絞り枠52と、絞り枠52を駆動する駆動部51などで構成される。絞り調整機構50では、レンズ本体が装着されるカメラに搭載された絞り制御部(不図示)から、ケーブル53を介して出力される制御信号により、絞り駆動部51が制御されることで、絞り枠52の開閉が自動調整される。
固定筒31の後側には、カメラ本体などにレンズ本体を交換可能に装着するための装着枠54が設けられる。装着枠54は、略円筒状に形成され、後端に円環状の装着部55を備える。装着部55は、外周面上にネジ部56が形成され、カメラ本体の装着部(不図示)に形成されたネジ部に係合されることで、レンズ本体をカメラ本体などに交換可能に装着する。
つぎに、ズームおよびフォーカス駆動部10、20について説明する。なお、両駆動機構10、20は、互いに同様な構成を備えるものであるので、以下では、特にズーム駆動部10について説明する。
図2に示すように、ズーム駆動部10は、ズーム移動機構30に駆動力を供給するモータ12、モータ12の駆動力をズームリング33に伝達する駆動ギヤ14などで構成される。ここで、モータ12としては、例えば直流モータなどが適用されるが、かかる場合に限定されるものではない。ズーム駆動部10は、駆動ギヤ14がズームリング33の外周に設けられたギヤ部38に噛合うように、取付部材18を介してレンズ本体の取付部(不図示)に装着される。駆動ギヤ14は、モータ12の軸13に固着されるギヤ軸15を備え、モータ軸13の回転力がギヤ軸15を介して駆動ギヤ14に伝達されることで、駆動ギヤ14が回転する。
ズームおよびフォーカス駆動部10、20は、後述する制御部80、80’により駆動制御される。ここで、レンズ本体は、図2に示すように、ズームおよびフォーカスリング33、43のギヤ部38、48が駆動ギヤ14、24に各々に噛合し、ズームおよびフォーカスリング33、43を回転可能なように、ズームおよびフォーカス駆動部10、20に取付けられる。よって、制御部80、80’を介してズーム駆動部10のモータ12に駆動電圧が供給されると、モータ12が作動することで、駆動ギヤ14およびギヤ部38を介してズームリング33に駆動力が伝達され、ズームリング33が回転する。これにより、ズームリング33の回転運動がズーム移動機構30を介してズームレンズ36の直進運動に変換されることで、ズームが電動で調整可能となる。
つぎに、本発明に係るバリフォーカルレンズのズームおよびフォーカス駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部について説明する。図4は、本発明の第1の実施形態に係る受信部を示す斜視図(部分透視図)である。図4には、操作信号を受信可能な状態(a)と、受信不能な状態(b)とにある受信部が示される。ここで、図4に示す受信部300は、図2他に示す受信部60に相当する。
受信部300は、例えば赤外線や微弱電波など、リモコン装置などから送信される遠隔操作用の信号を受信する。以下では、他の実施形態も含めて、特に遠隔操作用の信号として赤外線が用いられる場合について説明するが、本発明の適用範囲を赤外線のみに限定するものではない。
本実施形態に係る受信部300は、後述する制御部80に接続されており、ケース部310、ケース部310を支持する支持部330、操作信号の受信を遮断するシャッタ340などで構成される。なお、ドーム型監視カメラの場合、受信部300への操作信号の入力がドーム204により遮蔽されることがないように、ドーム204の材質や構造形式を選定するなど、必要な措置が図られる。
ケース部310は、受光した赤外線を電気信号に変換する受光素子312、変換された電気信号を制御部に出力する出力回路(不図示)などで構成される。ケース部310の前面(受光面)には、受光素子312を保護するために、受光素子312を覆う透光性のスクリーン314が設けられる。また、ケース部310の前面に延設された側壁部318には、スクリーン314の前面でシャッタ340を摺動可能なように、ガイド溝316などで構成されるガイド機構が設けられる。
受光素子312としては、赤外線の熱作用を利用する、例えば、熱膨張型、焦電型、熱電対型、抵抗型などの熱型素子や、赤外線が波長によって定まるエネルギーの塊(光量子または光子、フォトン)として作用する、例えば、光電管型、光導電型、接合型などの量子型素子が適用される。受光素子312は、赤外線エネルギーを熱として吸収し、それに伴う温度上昇により表面電荷や熱起電力、電気抵抗の変化が現われる現象を利用する。一般的に、熱型素子は、低感度で低速応答であるが、感度が赤外線の波長に依存せずに一定であるので赤外の全領域に適用でき、特に光の全エネルギー測定には有用である。他方、量子型素子は、高感度で高速応答であるが、感度が波長に依存するので遮断波長以上の長波長領域では感度が失われる。
支持部330は、例えば図2(a)に示すように、ズームおよびフォーカス駆動部10、20の取付部18などにケース部310を支持するために設けられる。ケース部材310は、支持部330を介して、固定支持のみならず回転自在の状態で支持されるようにしてもよい。この場合、固定部に対する受光面の傾斜角度が変更可能となるので、受信(受光)方向の調整が可能となる。図4には、支持部330が棒状の部材として構成される場合について示すが、かかる場合に限定されず、例えば、板状の部材または複数の部材として構成されるようにしてもよい。また、支持部330は、受信部300と受信部300以外の構成要素とを接続するケーブルなどを内包するような構成を有するようにしてもよい。
シャッタ340は、遮光性(赤外遮蔽性)の板状部材であり、操作信号の受信を遮断可能なようにケース部310の前面(受光面)に設けられる。シャッタ340は、ケース部310の側壁部318に設けられたガイド溝316に挿設され、手動により上下に摺動される。シャッタ340には、手動による操作のために把持部344が設けられるようにしてもよい。図4(b)に示すように、受光面を遮蔽するようにシャッタ340が閉鎖されると、赤外遮蔽性のシャッタ340によって操作信号の受信が遮断される。なお、シャッタ340の形状は、板状に限定されるものでなく、例えばドーム状に形成されるようにしてもよい。
受信部300には、例えば、シャッタ340の摺動面342の下端に設けられた係止突起346と、係止突起346に係合するようにガイド溝316の上部に設けられた係止孔322として構成される係止部が設けられる。シャッタ340は、係止突起346が係止孔322に係合すると、ガイド溝316に対して係止されるので、開放状態で維持される。なお、係止部の構造配置は、かかる場合に限定されるものではない。例えば、ガイド溝316の上部に弾性支持された係止突起により、シャッタ340の下端面を支持するような構造配置も適用されうる。この場合、係止突起の突端は、シャッタ340の摺動面342と接触した状態ではガイド溝316の摺動面に位置しており、シャッタ340の摺動面342との接触が断たれると、ガイド溝316の摺動面から突出するように作動する。
受信部300には、シャッタ340の開閉に応じて接触が制御される接触端子が設けられる。接触端子は、例えば、ケース部310の前面下部に設けられた固定端子320と、シャッタ340の下端面に設けられた可動端子348として構成されており、固定端子320がケーブル(不図示)などを介して制御部80に接続されるようにしてもよい。接触端子は、シャッタ340が完全に閉鎖されると可動端子348と固定端子320とが接触し、開放されると接触が断たれるように構成される。これにより、制御部80では、接触端子の接触を介してシャッタ340の開閉状況が検出可能となる。なお、接触端子の構造配置は、かかる場合に限定されるものではない。例えば、固定端子および可動端子がガイド溝316の下端およびシャッタ340の摺動面342の下端に設けられるような構造配置も適用されうる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る受信部を示す斜視図(部分透視図)である。図5には、操作信号を受信可能な状態(a)と、受信不能な状態(b)とにある受信部が示される。ここで、図5に示す受信部300’は、図2他に示す受信部60’に相当する。なお、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同様な構成要素についての重複説明は省略する。
本実施形態に係る受信部300’は、後述する制御部80’に接続されており、ケース部310、支持部330およびシャッタ340’などとともに、シャッタ340’を開閉駆動するシャッタ駆動機構で構成される。
シャッタ駆動機構は、シャッタ340’の開閉に必要とされる駆動力を供給するモータ362、シャッタ340’を開閉するための開閉ギヤ368、モータ362の駆動力を開閉ギヤ368に伝達する駆動ギヤ群366などで構成される。ここで、モータ362としては、例えば直流モータが適用されるが、かかる場合に限定されるものではない。シャッタ駆動機構は、開閉ギヤ368がシャッタ340’の背面に設けられたギヤ溝350に噛合うように、ケース部310に装着される。駆動ギヤ群366は、例えば、モータ軸364に固着される第1駆動ギヤ366a(スパーギヤ;平歯車)および第1駆動ギヤ366aと開閉ギヤ368との間に配される第2駆動ギヤ366b(ベベルギヤ;かさ歯車)で構成される。
これにより、モータ軸364の回転力が第1駆動ギヤ366aに伝達され、第1駆動ギヤ366aの回転力がモータ軸354に対して交差軸を有する第2駆動ギヤ366bに伝達されることで、第2駆動ギヤ366bが回転する。よって、モータ362に駆動電圧が供給されると、モータ362が作動することで、駆動ギヤ群366を介して開閉ギヤ368に駆動力が伝達され、開閉ギヤ368の回転運動がシャッタ340’のギヤ溝350を介してシャッタ340’の上下運動に変換されることで、シャッタ340’が開閉可能となる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る受信部を示す斜視図(部分透視図)である。図6には、操作信号を受信可能な状態(a)と、受信不能な状態(b)とにある受信部が示される。ここで、図6に示す受信部400は、図2他に示す受信部60に相当する。なお、本実施形態の説明において、第1または第2の実施形態と同様な構成要素についての重複説明は省略する。
本実施形態に係る受信部400は、後述する制御部80に接続されており、ケース部410、ケース部410を支持する支持部430、操作信号の受信を遮断するカバー440などで構成される。
ケース部410の側面には、ケース部410を支持部430に対して回転自在に支持するための接続部424が設けられる。接続部424を介して支持部430に接続されることで、支持部430に対して受光面の傾斜角度が変更可能となるので、受信(受光)方向の調整が可能となる。
カバー440は、遮光性(赤外遮蔽性)の板状部材であり、操作信号の受信を遮断可能なように、例えば、ケース部410の下方で支持部430に固定されるように設けられる。図6(b)に示すように、受光面がカバー440と対向するようにケース部410が回転されると、赤外遮蔽性のカバー440によって操作信号の受信が遮断される。なお、カバー440の構造配置は、かかる場合に限定されるものではなく、例えば、ケース部410の後方に設けられるようにしてもよい。
受信部400には、受光面の方向に応じて接触が制御される接触端子が設けられる。接触端子は、例えば、カバー440の前壁部442に設けられた固定端子448と、ケース部410の前面下部に設けられた可動端子420として構成されており、固定端子448がケーブル(不図示)などを介して制御部80に接続されるようにしてもよい。接触端子は、操作信号を受信可能な状態にケース410が操作されると、可動端子420と固定端子448とが接触し、受信不能な状態に操作されると接触が断たれるように構成される。これにより、制御部80では、接触端子の接触を介して受光面の方向が検出可能となる。なお、接触端子の構造配置は、かかる場合に限定されるものではない。例えば、固定端子および可動端子がケース部410の後面下部およびカバー440の後壁部に各々に設けられるような構造配置も適用されうる
図7は、本発明の第4の実施形態に係る受信部を示す斜視図(部分透視図)である。図7には、操作信号を受信可能な状態(a)と、受信不能な状態(b)とにある受信部が示される。ここで、図7に示す受信部400’は、図2他に示す受信部60’に相当する。なお、本実施形態の説明において、第3の実施形態と同様な構成要素についての重複説明は省略する。
本実施形態に係る受信部400’は、後述する制御部80’に接続されており、ケース部410、支持部430およびカバー440などとともに、ケース部410を回転駆動するケース駆動機構で構成される。
ケース駆動機構は、ケース部410の回転に必要とされる駆動力を供給するモータ462、ケース部410を回転するための回転ギヤ468、モータ462の駆動力を回転ギヤ468に伝達する駆動ギヤ群466、回転ギヤ468の回転によりケース部410を回転させるための固定軸470および固定ギヤ472などで構成される。ここで、モータ462としては、例えば直流モータが適用されるが、かかる場合に限定されるものではない。ケース駆動機構は、回転ギヤ468が支持部430に固定された支持軸470に固設された固定ギヤ472に噛合うように、ケース部410に装着される。駆動ギヤ群466は、例えば、モータ軸464に固着される第1駆動ギヤ466a(スパーギヤ;平歯車)および第1駆動ギヤ466aと回転ギヤ468との間に配される第2駆動ギヤ466b(ベベルギヤ;かさ歯車)で構成される。
これにより、モータ軸464の回転力が第1駆動ギヤ466aに伝達され、第1駆動ギヤ466aの回転力がモータ軸464に対して交差軸を有する第2駆動ギヤ466bに伝達されることで、第2駆動ギヤ466bが回転する。よって、モータ462に駆動電圧が供給されると、モータ462が作動することで、駆動ギヤ群466を介して回転ギヤ468に駆動力が伝達され、回転ギヤ468の回転運動が支持軸470の固定ギヤ472を介してケース部410の回転運動に変換されることで、ケース駆動機構を含むケース部410が回転可能となる。
つぎに、本発明に係るバリフォーカルレンズのズームおよびフォーカス駆動部を制御する制御部および受信部について説明する。図8は、本発明の第1および第3の実施形態に係る制御部および受信部の構成を模式的に示すブロック図である。
図8に示すように、本実施形態に係る制御部80は、モータ12、22を各々に駆動する第1および第2モータ駆動部86a、86b、モータ12、22の駆動を各々に制御する第1および第2モータ制御部84a、84b、モータ制御部84a、84bを含む制御部80全体を制御するコントローラ82などで構成される。制御部80は、電源制御部90を備え、カメラなどの外部電源210から電源制御部90を介して供給される動作電源により、コントローラ82や受信部60などを作動させる。制御部80は、受信制御部88を備え、受信部60から受信制御部88を介して入力される操作信号の入力を制御する。
コントローラ82は、受信制御部88およびモータ制御部84a、84bに接続され、受信制御部88を介して入力された操作信号に応じて、制御信号を生成し、モータ制御部84a、84bに出力する。第1および第2モータ制御部84a、84bは、コントローラ82から入力された制御信号に応じて、モータ12、22を駆動するための駆動信号を生成し、モータ駆動部86a、86bに出力する。第1および第2モータ駆動部86a、86bは、モータ制御部84a、84bから入力された駆動信号に応じて、モータ12、22の回転方向や回転速度を決定し、モータ12、22を回転させる駆動電圧を発生する。
制御部80には、受信部60の接触端子を介して、電源制御部90からコントローラ82や受信部60に供給される動作電源を制御するスイッチ72が設けられる。図8には、電源制御部90に設けられたスイッチ72が受信部60に直接接続される場合について示すが、かかる場合に限定されず、例えば、コントローラ82を介して接続されるようにしてもよい。
以下、本実施形態に係るバリフォーカスレンズ100を備えた監視カメラ200の設置手順について説明する。設置に際して、監視カメラ200が店舗の天井や壁面などに設置され、レンズ100の光軸Pが所定方向に設定された状態で、受信部60が操作信号を受信可能な状態に切替えられるように切替手段62が操作される。切替手段62とは、第1の実施形態ではシャッタ340を、第2の実施形態ではケース部材410を各々に意味する。よって、第1の実施形態では、図4(a)に示すようにシャッタ340が手動により開放され、第3の実施形態では、図6(a)に示すように受光面が操作者側を向くようにケース部材410が手動により回転される。なお、ドーム型監視カメラの場合、ドーム装着による光路長の変化を予め考慮して、この時点でドーム204がカメラ側に装着される。
受信可能な状態が確保されると、接触端子を介して、電源制御部90のスイッチ72が閉成される。ここで、スイッチ72が閉成されることで、コントローラ82や受信部60などへの動作電源の供給が可能となる。これにより、操作信号による画角および焦点の遠隔操作が可能な状態となる。
設置者は、カメラに接続されたモニタに表示される映像を確認しながら、リモコン装置の操作により、画角および焦点を調整する。リモコン装置の操作により出力される操作信号は、受信部60を介して制御部80に入力される。制御部80に入力された操作信号は、受信制御部88を介してコントローラ82に入力される。
コントローラ82は、入力された操作信号に応じて、制御信号を生成し、モータ制御部84a、84bに出力する。第1および第2モータ制御部84a、84bは、コントローラ82から入力された制御信号に応じて、モータ12、22を駆動するための駆動信号を生成し、モータ駆動部86a、86bに出力する。第1および第2モータ駆動部86a、86bは、モータ制御部84a、84bからの駆動信号に応じて、モータ12、22の作動条件を決定し、モータ12、22を回転させる駆動電圧を発生させる。
そして、制御部80からズームおよびフォーカス駆動部10、20のモータ12、22に駆動電圧が供給されると、モータ12、22が作動することで、駆動ギヤ14、24を介してズームおよびフォーカスリング33、43に駆動力が伝達され、ギヤ部38、48が回転する。これにより、ギヤ部38、48の回転運動がズームおよびフォーカス移動機構30、40を介してズームおよびフォーカスレンズ36、46の直進運動に変換されることで、ズームまたはフォーカスが電動で調整される。
一方、設置の完了に際して、受信部60が操作信号を受信不能な状態に切替えられるように切替手段62が操作される。ここで、第1の実施形態では、図4(b)に示すようにシャッタ340が手動により閉鎖され、第3の実施形態では、図6(b)に示すように受光面がカバー440と対向するようにケース部410が手動により回転される。なお、ドーム型監視カメラの場合、切替手段62の操作前にドーム204が外され、操作後にドーム204が再び装着される。受信不能な状態になると、接触端子を介して、電源制御部90のスイッチ72が開成される。
ここで、スイッチ72が開成されることで、コントローラ82や受信部60などへの動作電源の供給が断たれる。これにより、操作信号による画角および焦点の遠隔操作が不能な状態となるとともに、外部電源210から制御部80への電源供給が断たれ、よって、外部電源210からの電源供給が不要となる。
設置の完了後に、画角および焦点を再び調整する場合には、操作信号を受信可能な状態に切替手段62が操作され、設置時と同様の設置手順が繰返される。なお、ドーム型監視カメラの場合、切替手段62の操作のために、操作前にドーム204が外される。
以上、説明したように本実施形態によれば、ズームおよびフォーカス駆動部10、20が遠隔操作用の操作信号に基づいて制御されるので、ズームレンズに適用される制御システムに比して、廉価な制御システムが構築される。また、操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段62が設けられ、遠隔操作を設置時にのみ可能な状態とし、監視時には不能な状態とすることができるので、監視時の誤操作や犯罪者の妨害行為により、調整された画角および焦点を容易に変更される恐れがない。
さらに、切替手段62に連動してスイッチ72が制御されるので、設置時にのみ動作電源を供給し、監視時には供給しないようにすることができる。よって、監視時には、動作電源の供給を維持する必要がない。
図9は、本発明の第2および第4の実施形態に係る制御部および受信部の構成を模式的に示すブロック図である。以下、図9を参照することにより、本実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明において、第1または第3の実施形態と同様な構成要素についての重複説明は省略する。
制御部80’には、外部電源210から電源制御部90’を介してコントローラ82’や受信部60’などに供給される動作電源を、制御スイッチ70を介して制御するスイッチ72’が設けられる。図9には、スイッチ72’が制御スイッチ70を介して受信部60’に接続される場合について示すが、かかる場合に限定されず、例えば、コントローラ82’を介して接続されるようにしてもよい。
一方、操作信号の受信を可能または不能な状態に切替えるように、例えば図2(a)に示すように、ズームおよびフォーカス駆動部10、20の取付部18の裏側には、レンズ鏡筒に近接して、切替手段62’を制御するための制御スイッチ70が設けられる。切替手段62’とは、第2の実施形態ではシャッタ340’およびシャッタ駆動機構を、第4の実施形態ではケース部410およびケース駆動機構を各々に意味する。よって、制御スイッチ70を介して、第2の実施形態ではシャッタ340’の開閉、第4の実施形態ではケース部410の受光面の方向が切替えられる。また、制御スイッチ70は、直接的または間接的に電源制御用のスイッチ72’を制御する。
受信部60’には、切替手段62’、切替手段62’を駆動する切替手段駆動部64、切替手段駆動部64を制御する切替手段制御部66が設けられる。切替手段制御部66は、制御スイッチ70、制御部80’の受信制御部88’および電源制御部90’、切替手段駆動部64に各々に接続される。
切替手段制御部66は、制御スイッチ70の状態、受信制御部88’から出力される制御信号、リモコン装置から受信された操作信号に応じて、切替手段駆動部64を制御する制御信号を生成する。また、切替手段制御部66は、電源制御用のスイッチ72’を制御する制御信号を生成する。切替手段駆動部64は、切替手段制御部66で生成される制御信号に応じて切替手段62’を駆動するための駆動信号および駆動電圧を発生させる。
以下、本実施形態に係るバリフォーカスレンズ100’を備えた監視カメラ200’の設置手順について説明する。設置に際して、制御スイッチ70が手動により操作されると、制御スイッチ70を介して、電源制御部90のスイッチ72’が閉成される。なお、ドーム型監視カメラの場合、ドーム装着による光路長の変化を予め考慮して、この時点でドーム204がカメラ側に装着される。
スイッチ72’が閉成されると、コントローラ82’や受信部60’への動作電源の供給が可能となる。コントローラ82’は、動作電源を供給されると、受信部60’が操作信号を受信可能な状態に切替えられるように、切替手段62’を制御するための制御信号を、受信制御部88’を介して切替手段制御部66に出力する。
切替手段制御部66は、コントローラ82’からの制御信号を受信すると、切替手段駆動部64を制御する制御信号を生成し、切替手段駆動部64に出力する。切替手段駆動部64は、制御信号に基づいて切替手段62’を駆動する駆動信号および駆動電圧を発生させ、切替手段62’に出力する。これにより、受信部60’が操作信号を受信可能な状態に切替えられるように切替手段62’が駆動される。すなわち、第2の実施形態では、図5(a)に示すようにシャッタ340’が開放され、第4の実施形態では、図7(a)に示すように受光面が操作者側を向くようにケース部材410が回転される。
これにより、操作信号による画角および焦点の遠隔操作が可能な状態となる。設置者は、リモコン装置の操作により、画角および焦点を調整する。
一方、設置の完了に際して、制御スイッチ70が手動により操作されると、切替手段制御部66は、切替手段駆動部64を制御する制御信号を生成し、切替手段駆動部64に出力する。切替手段駆動部64は、制御信号に基づいて切替手段62’を駆動する駆動信号および駆動電圧を発生させ、切替手段62’に出力する。これにより、受信部60’が操作信号を受信不能な状態に切替えられるように切替手段62’が駆動される。すなわち、第2の実施形態では、図5(b)に示すようにシャッタ340’が閉鎖され、第4の実施形態では、図7(b)に示すように受光面がカバー440と対向するようにケース部材410が回転される。なお、ドーム型監視カメラの場合、制御スイッチ70の操作前にドーム204が外され、操作後にドーム204が再び装着される。
切替手段62’の駆動が完了すると、切替手段制御部66は、電源制御用のスイッチ72’を開成させる制御信号を生成し、電源制御部90’に出力する。スイッチ72’が開成されることで、コントローラ82’や受信部60’への動作電源の供給が断たれる。
これにより、操作信号による画角および焦点の遠隔操作が不能な状態となるとともに、外部電源210からコントローラ82’や受信部60’への電源供給が断たれ、よって、外部電源210からの電源供給が不要となる。
設置の完了に際しては、制御スイッチ70を手動により操作する代わりに、リモコン装置による遠隔操作用の信号により切替手段62’が制御されるようにしてもよい。この場合、切替手段制御部66は、操作信号に応じて切替手段駆動部64を制御する制御信号を生成する。切替手段62’は、制御信号に基づいて、受信部60’が操作信号を受信不能な状態に切替えられるように駆動される。そして、切替手段62’の駆動が完了すると、スイッチ72’が開成されることで、コントローラ82’や受信部60’への動作電源の供給が断たれる。なお、操作信号に基づいて生成される制御信号は、切替手段制御部66で生成される代わりに、コントローラ82’で生成されるようにしてもよい。
これにより、ドーム型監視カメラの場合、制御スイッチ70の手動による操作が不要であるので、ドーム204の着脱が不要となる。なお、操作信号を受信不能なように切替手段62’が制御された後には、遠隔操作用の信号による制御が不能となる。
設置の完了後に、画角および焦点を再び調整する場合には、制御スイッチ70を介して操作信号を受信可能な状態に切替手段62’が操作され、設置時と同様の設置手順が繰返される。なお、ドーム型監視カメラの場合、制御スイッチ70の操作のために、操作前にドーム204が外される。
以上、説明したように本実施形態によれば、制御スイッチ70によって切替手段62’が制御されるので、設置時および設置完了時に制御スイッチ70を操作することによって、遠隔操作を可能または不能な状態にできる。また、操作信号に基づいて生成された制御信号によって、操作信号を受信不能な状態に切替手段62’が制御されるので、設置完了時には、切替手段62’を制御するために制御スイッチ70を操作する必要がない。
さらに、切替手段62’に連動してスイッチ72’が制御されるので、設置時にのみ動作電源を供給し、監視時には供給しないようにすることができる。よって、監視時には、動作電源の供給を維持する必要がない。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、前述の実施形態では、レンズ100、100’がズームおよびフォーカス駆動部10、20およびズームおよびフォーカス移動機構30、40を備える場合が説明された。しかしながら、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではなく、例えば、レンズ100、100’がズーム駆動部10およびズーム移動機構30を備えフォーカス駆動部20およびフォーカス移動機構40を備えない場合、またはフォーカス駆動部20およびフォーカス移動機構40を備えズーム駆動部10およびズーム移動機構30を備えない場合においても、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明では、レンズ100、100’がバリフォーカルレンズである場合の実施形態が例示されているが、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、レンズ100、100’が、例えば、画角が固定で焦点調整のみを要する固定焦点レンズや画角および焦点調整を要するズームレンズに適用される場合においても、同様に適用可能なものである。
例えば、前述の説明では、バリフォーカルレンズ100、100’がズームおよびフォーカス移動機構30、40、ズームおよびフォーカス駆動部10、20、受信部60、60’、制御部80、80’および切替手段などを有する場合が説明された。しかしながら、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではなく、例えば受信部や制御部など上記構成要素の一部が、レンズの代わりにカメラ本体に備えられるようなレンズシステムにおいても、同様に適用可能なものである。
例えば、前述の説明では、バリフォーカルレンズ100、100’がドーム型監視カメラに適用される場合の実施形態が例示されているが、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、ドーム型に限定されない各種監視カメラ、または監視カメラ以外のカメラ装置においても、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明では、ズームおよびフォーカスレンズ駆動機構10、20、ならびにシャッタおよびケース駆動機構の駆動力がギヤ機構を介してズームおよびフォーカス移動機構30、40、ならびにシャッタ340’およびケース部410に伝達される場合の実施形態が例示されているが、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、ギヤ機構の代わりに、例えば、ベルト機構などを介する場合においても、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明では、シャッタ機構により操作信号の受信を遮断する場合の実施形態が例示されているが、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、シャッタ機構の代わりに、例えば、フラップ機構などにより操作信号の受信を遮断する場合においても、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明では、ケース部410の回転機構により操作信号の受信を遮断する場合の実施形態が例示されているが、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、回転機構の代わりに、例えば、ケース部410を必要に応じて格納する機構などにより操作信号の受信を遮断する場合においても、同様に適用可能なものである。
本発明の実施形態に係るバリフォーカルレンズが適用される監視カメラの一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るバリフォーカルレンズを示す分解斜視図である。 図1に示すバリフォーカルレンズのレンズ本体を示す光軸沿いの断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る受信部を示す斜視図(部分透視図)である。 本発明の第2の実施形態に係る受信部を示す斜視図(部分透視図)である。 本発明の第3の実施形態に係る受信部を示す斜視図(部分透視図)である。 本発明の第4の実施形態に係る受信部を示す斜視図(部分透視図)である。 本発明の第1および第3の実施形態に係る制御部および受信部の構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の第2および第4の実施形態に係る制御部および受信部の構成を模式的に示すブロック図である。
符号の説明
10 ズーム駆動部
20 フォーカス駆動部
30 ズーム移動機構
40 フォーカス移動機構
50 絞り調整機構
60、60’ 受信部
62、62’ 切替手段
64 切替手段駆動部
66 切替手段制御部
70 制御スイッチ
72、72’ スイッチ
80、80’ 制御部
82、82’ コントローラ
84a、84b モータ制御部
86a、86b モータ駆動部
88、88’ 受信制御部
90、90’ 電源制御部
100、100’ バリフォーカルレンズ
210 外部電源

Claims (7)

  1. 変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構および焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構を備えるレンズ装置であって、
    前記変倍レンズ移動機構を介して前記変倍レンズ群を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部と、
    前記焦点レンズ移動機構を介して前記焦点レンズ群を光軸方向に移動させる焦点レンズ駆動部と、
    前記変倍レンズ駆動部および前記焦点レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、
    前記変倍レンズ駆動部および前記焦点レンズ駆動部を制御するための制御信号を前記操作信号に基づいて生成する制御部と、を備え、
    前記受信部には、前記操作信号を遮断することで前記操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられることを特徴とする、レンズ装置。
  2. 変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構を備えるレンズ装置であって、
    前記変倍レンズ移動機構を介して前記変倍レンズ群を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部と、
    前記変倍レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、
    前記変倍レンズ駆動部を制御するための制御信号を前記操作信号に基づいて生成する制御部と、を備え、
    前記受信部には、前記操作信号を遮断することで前記操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられることを特徴とする、レンズ装置。
  3. 焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構を備えるレンズ装置であって、
    前記焦点レンズ移動機構を介して前記焦点レンズ群を光軸方向に移動させる焦点レンズ駆動部と、
    前記焦点レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、
    前記焦点レンズ駆動部を制御するための制御信号を前記操作信号に基づいて生成する制御部と、を備え、
    前記受信部には、前記操作信号を遮断することで前記操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられることを特徴とする、レンズ装置。
  4. 前記切替手段を制御する切替手段制御部を有し、前記切替手段制御部を介して、前記操作信号の受信が可能または不能な状態となるように前記切替手段を制御するための制御スイッチが備えられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のレンズ装置。
  5. 前記操作信号の受信が不能な状態となるように前記切替手段を制御するための制御信号を前記操作信号に基づいて生成することを特徴とする、請求項4に記載のレンズ装置。
  6. 前記制御部に供給される動作電源を制御するためのスイッチを有し、前記スイッチが前記切替手段に連動して制御されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のレンズ装置。
  7. 変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構および焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構を有するレンズ装置を備えるレンズシステムであって、
    前記変倍レンズ移動機構を介して前記変倍レンズ群を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部と、前記焦点レンズ移動機構を介して前記焦点レンズ群を光軸方向に移動させる焦点レンズ駆動部と、を有する前記レンズ装置と、
    前記変倍レンズ駆動部および前記焦点レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、
    前記変倍レンズ駆動部および前記焦点レンズ駆動部を制御するための制御信号を前記操作信号に基づいて生成する制御部と、を備え、
    前記受信部には、前記操作信号を遮断することで前記操作信号の受信を可能または不能な状態に切替える切替手段が設けられることを特徴とする、レンズシステム。
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