JP2008163610A - 建具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガラスと枠部との間の高い水密性を備えた建具を提供する。
【解決手段】複層ガラスの端部を収容し、当該複層ガラスを取り付けるための枠部と、前記複層ガラスと前記枠部との間に介装され、前記複層ガラスと前記枠部との間を水密にするための水密材と、前記水密材と間隔を隔てて前記複層ガラスの端部に設けられ、当該端部を保護するための端部保護材と、を有する。
【選択図】図4
【解決手段】複層ガラスの端部を収容し、当該複層ガラスを取り付けるための枠部と、前記複層ガラスと前記枠部との間に介装され、前記複層ガラスと前記枠部との間を水密にするための水密材と、前記水密材と間隔を隔てて前記複層ガラスの端部に設けられ、当該端部を保護するための端部保護材と、を有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、ガラスを備えた建具に関する。
ガラスを備えた建具としては、軟質合成樹脂製の部材の内部に非伸縮性テープを埋め込ませた帯状部材を、ガラスの周方向に沿って、ガラスの表裏面と端面とに亘って両面接着テープ等にて貼り付けたガラスの端部を、サッシの溝にはめ、ガラスとサッシとの間にガラス押さえ部材を押し込んでガラスを固定した建具が知られている。このような建具は、たとえば、帯状部材がガラスの表裏面方向に突出する突条を、また、ガラス押さえ部材がガラス側に突出するフィン状突条を有しており、ガラス押さえ部材を押し込んだ際に、帯状部材の突条とガラス押さえ部材のフィン状突条とが引っ掛かり、ガラス押さえ部材の浮き上がり乃至脱落を防止するように構成されている。また、帯状部材により、ガラス端部の欠損が防止されるように構成されている(特許文献1参照)。
実公平5−44474号公報
上記従来の建具にあっては、ガラス押さえ部材により、ガラスとサッシ等の枠部との間が水密に保たれることが望ましい。しかしながら、上記ガラス押さえ部材は、ガラス端部を保護する機能も有する帯状部材に引っ掛かって脱落等が防止されるように構成されているため、ガラス押さえ部材は帯状部材と必ず接触する。また、ガラス押さえ部材は、ガラスと枠部との間に押し込むため、枠部内にてガラス押さえ部材と帯状部材とがどのような状態で接触しているかを確認することはできない。このため、ガラス押さえ部材が、誤って帯状部材に乗り上げていたり、押されていたりすると、ガラスとガラス押さえ部材とが適切な接触状態とならず、水密状態が保たれない畏れがあるという課題があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ガラスと枠部との間の高い水密性を備え、さらにガラス端部の欠損が防止されるようにした建具を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の建具は、複層ガラスの端部を収容し、当該複層ガラスを取り付けるための枠部と、前記複層ガラスと前記枠部との間に介装され、前記複層ガラスと前記枠部との間を水密にするための水密材と、前記水密材と間隔を隔てて前記複層ガラスの端部に設けられ、当該端部を保護するための端部保護材と、を有することを特徴とする建具である。
このような建具によれば、複層ガラスの端部が保護されるので、複層ガラスが損傷することを防止することが可能である。また、端部保護材は水密材と間隔が隔てられているので、水密材と端部保護材とが重なって、水密材と複層ガラスとの接触面積が小さくなったり、水密材が端部保護材により複層ガラスから浮き上がることはないので、良好な水密状態を保つことが可能である。
このような建具によれば、複層ガラスの端部が保護されるので、複層ガラスが損傷することを防止することが可能である。また、端部保護材は水密材と間隔が隔てられているので、水密材と端部保護材とが重なって、水密材と複層ガラスとの接触面積が小さくなったり、水密材が端部保護材により複層ガラスから浮き上がることはないので、良好な水密状態を保つことが可能である。
かかる建具であって、前記枠部は、枠部本体と、前記枠部本体とともに前記複層ガラスを保持するための押縁と、を有し、前記複層ガラスは、前記押縁と前記枠部本体との間に前記水密材を介して挟持されていることが望ましい。
このような建具によれば、枠部本体と押縁との間に挟持される前の状態における複層ガラスの端部を保護して、欠損等が生じることを防止することが可能である。たとえば、複層ガラスが躯体に固定された枠部に取り付けられる場合には、施工現場にて直接取り付けられることになるが、上記建具によれば、端部保護材を取り付けた状態で複層ガラスを搬送することが可能なので、搬送時においても複層ガラスの端部を保護することが可能である。また、現場に搬入された際には、端部保護材が取り付けられているので、枠部にそのまま取り付けることができるため現場での作業が容易である。
このような建具によれば、枠部本体と押縁との間に挟持される前の状態における複層ガラスの端部を保護して、欠損等が生じることを防止することが可能である。たとえば、複層ガラスが躯体に固定された枠部に取り付けられる場合には、施工現場にて直接取り付けられることになるが、上記建具によれば、端部保護材を取り付けた状態で複層ガラスを搬送することが可能なので、搬送時においても複層ガラスの端部を保護することが可能である。また、現場に搬入された際には、端部保護材が取り付けられているので、枠部にそのまま取り付けることができるため現場での作業が容易である。
かかる建具であって、前記端部保護材は、前記複層ガラスの前記端部に沿う形状をなす保護材本体と、前記保護材本体の内側にて、前記複層ガラスと対向する位置に設けられた前記複層ガラスの当接部とを有し、前記当接部は、前記保護材本体より軟質の部材にて形成されていることが望ましい。
このような建具によれば、端部保護材は、複層ガラスの端部に沿う形状をなす保護材本体の内側の複層ガラスと対向する位置に、保護材本体より軟質な当接部を備えているので、軟質な部材にて複層ガラスに当接され、端部保護材を単独で複層ガラスに取り付けることが可能である。このため、たとえば、端部保護材を複層ガラスに取り付けるために接着剤等を必要としないので、容易に取り付けることが可能である。
このような建具によれば、端部保護材は、複層ガラスの端部に沿う形状をなす保護材本体の内側の複層ガラスと対向する位置に、保護材本体より軟質な当接部を備えているので、軟質な部材にて複層ガラスに当接され、端部保護材を単独で複層ガラスに取り付けることが可能である。このため、たとえば、端部保護材を複層ガラスに取り付けるために接着剤等を必要としないので、容易に取り付けることが可能である。
かかる建具であって、前記当接部は、前記保護材本体の内側に向かって突出された突起部を有し、前記端部保護材は、前記複層ガラスの端部に装着されて生じる前記突起部のたわみ変形による弾性力により、前記複層ガラスに当接されることが望ましい。
このような建具によれば、複層ガラスには、当該複層ガラスが装着された際に生じる突起部のたわみ変形による弾性力により端部保護材が取り付けられるので、端部保護材が複層ガラスから外れることを防止することが可能である。
このような建具によれば、複層ガラスには、当該複層ガラスが装着された際に生じる突起部のたわみ変形による弾性力により端部保護材が取り付けられるので、端部保護材が複層ガラスから外れることを防止することが可能である。
かかる建具であって、前記端部保護材は、前記複層ガラスの全周に亘って設けられており、前記複層ガラスが取り付けられた際に下方に位置する前記端部保護材には、水抜き穴が設けられていることが望ましい。
このような建具によれば、複層ガラスと端部保護材との間に水等が発生しても水抜き穴から排出することが可能である。
このような建具によれば、複層ガラスと端部保護材との間に水等が発生しても水抜き穴から排出することが可能である。
本発明によれば、ガラスと枠部との間の高い水密性を備え、さらにガラス端部の欠損が防止されるようにした建具を提供することにある。
以下、本発明の一実施形態に係る建具について図面を参照して説明する。
本実施形態では、建物の開口を部分的に閉塞し、図1に示すようなガラスが嵌め付けられたFIX窓10と、FIX窓10にて閉塞されていない部分を閉塞可能に設けられた移動可能な障子3とを備えた建具1を例に挙げて説明する。
本実施形態では、建物の開口を部分的に閉塞し、図1に示すようなガラスが嵌め付けられたFIX窓10と、FIX窓10にて閉塞されていない部分を閉塞可能に設けられた移動可能な障子3とを備えた建具1を例に挙げて説明する。
本実施形態のガラスは、複数のガラス板の周縁部間にスペーサや封着剤を介在させて、互いに間隔を隔てて対面させた複層ガラスである。以下の説明においては、建具を室外側から見たときに上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向または見付け方向、奥行き方向を見込み方向として示す。
本実施形態の建具1は、図1乃至図3に示すように、例えば室内外を仕切る壁の開口に設けられた矩形状の枠体11と、枠体11に取り付けられて見付け方向に移動可能な障子3と、枠体に取り付けられてFIX窓10を形成するガラスユニット5と、枠体11とともにガラスユニット5を保持するための縦骨17と、を有している。
本実施形態では、枠体11を構成する上枠12、下枠13、左右の縦枠14、15のうちの上枠12、下枠13、右側に位置する縦枠(以下、右縦枠という)15、と、上枠12と下枠13との間に設けられた縦骨17と、にガラスユニット5が保持されてFIX窓10が構成されている。本実施形態では、上枠12、下枠13、右縦枠15および縦骨17が枠部に相当する。そして、FIX窓10は、枠体11の見込み方向においてほぼ中央より室外側の領域に設けられており、枠体11の見込み方向においてほぼ中央より室内側の領域には障子3が移動可能に設けられている。
FIX窓10は、上枠12、下枠13、右縦枠15、および、縦骨17にガラスユニット5が水密材としてのシール材16を介して取り付けられて構成されている。
本実施形態では、ガラスユニット5の端部5aは、上枠12、下枠13、右縦枠15および縦骨17のいずれにも固定されるが、上枠12、下枠13、右縦枠15、縦骨17にガラスユニット5が固定された状態は、概ね同じであるため、以下の説明では、下枠13にガラスユニット5が取り付けられた状態を例に挙げて説明する。
図3に示すように、下枠13には、見込み方向におけるほぼ中央に、開口の中央方向に向かって突出され、その開口を閉塞するように設けられるガラスユニット5の端部5aと対面するガラス対面部位13aが、全長に亘って設けられている。
また、下枠13には、ガラス対面部位13aと見込み方向室外側の対向する位置に、ガラス対面部位13aと見込み方向に間隔を隔てて、ガラスユニット5を押さえるための押縁20が着脱自在に設けられている。ガラス対面部位13aと押縁20とには、互いに対向する面側にシール材16が設けられている。そして、押縁20が取り外された状態にてガラスユニット5が配置され、その後押縁20が取り付けられる。押縁20が取り付けられることにより、ガラスユニット5の室内側の面にガラス対面部位13aに設けられたシール材16が、また、室外側の面に押縁20に設けられたシール材16が、それぞれ押圧される。本実施形態においては、各押縁が取り外された上枠12、下枠13、右縦枠15、および、縦骨17が枠部本体に相当する。
ガラスユニット5は、複層ガラスとしてのガラス本体6とガラス本体6の端部を保護するための端部保護材7とを有している。本実施形態では、図2に示すように、矩形状のガラス本体6の周縁部に全周に亘って端部保護材7が設けられている。本実施形態では、ガラス本体6の各辺の端部にそれぞれ1本ずつ、合計4本の端部保護材7が取り付けられている。ガラス本体6のコーナー部では、隣接する端部保護材7の端部がそれぞれ45°に切断され、切断された端部同士が突き合わされている。4本の端部保護材7はほぼ同形状をなしているが、FIX窓10としてガラスユニット5が取り付けられた際に下側に配置される端部保護材7には、水抜き穴7aが形成されている。以下の説明では、下側に配置される端部保護材7を例に挙げて説明する。
ガラス本体6は、2枚のガラス板6aの周縁部間にスペーサ6bや封着剤(不図示)を介在させて互いに間隔を隔てて対面させて一体に形成された複層ガラスである。
端部保護材7は、断面形状が図4に示すように、ガラス本体6の断面形状における端部に沿う形状、すなわち断面がほぼコ字状をなしている。具体的には、たとえば、ガラス本体6の下端部6cから約5mmの領域を、ガラス本体6の表裏面にて対向する一対の側壁部7bおよび側壁部7bの下端側を連結する連結部7cとからなる保護材本体7eと、側壁部7bの内側に形成されたガラス本体6に当接される当接部7dと、を有している。
保護材本体7eは、同一の材料、たとえば硬質樹脂にて断面がコ字状になるように一体に形成されており、さらに、一対の側壁部7bの対向する内側には、保護材本体7eより軟らかい軟質樹脂の当接部7dが一体成形されている。また、連結部7cには、ガラス本体6に沿う方向に適宜間隔を隔てて水抜き穴7aが複数設けられている。水抜き穴7aは、ガラス本体6の上側および左右方向の両側に設けられる端部保護材7に設けられていても良い。
当接部7dは、一対の側壁部7bの内側であって、上下方向におけるほぼ半分より上側に形成されており、側壁部7bに沿って設けられた板状部7fと、板状部7fの下端部および上下方向における中間部から下方内側に向かって、側壁部7bとほぼ45°の角度をなすように突設されたひれ状の突起部7gと、を有している。一対の側壁部7bに設けられた板状部7f間の間隔は、端部保護材7が取り付けられるガラス本体6の厚さより広く形成されており、突起部7g間の間隔はガラス本体6の厚さより狭く形成されている。
そして、ガラス本体6に、端部保護材7を取り付ける際には、コ字状をなす端部保護材7の開放された端側からガラス本体6の下端部6cを一対の側壁部7bの突起部7g間に向かって挿入する。このとき、端部保護材7の内側に設けられ、ガラス本体6の幅より狭い間隔で突出されている軟質樹脂製の突起部7gは、ガラス本体6の表面に当接されて側壁部7b側に押圧されることにより、突起部7gにたわみ変形が生じる。ガラス本体6の下端部6cが端部保護材7の連結部7cに当接された際にも、突起部7gがたわみ変形している状態は維持される。このため、端部保護材7は、突起部7gのたわみ変形による弾性力によりガラス本体6を挟持するので、接着剤等を用いることなくガラス本体6に取り付けることが可能である。
端部保護材7が取り付けられたガラスユニット5は、躯体に固定された枠体11に取り付けられるため、現場での取り付け作業となる。
そして、ガラスユニット5の取り付けは、まず、上枠12、下枠13、右縦枠15、および、縦骨17の各押縁20が取り外された状態にて、下枠13に所謂セッティングブロック18が適宜配置される。次に、配置されたセッティングブロック18上に、水抜き穴7aが設けられている側を下方に向けてガラスユニット5が載置される。このとき、ガラスユニット5の室内側の面が各ガラス対面部位13aに設けられたシール材16と当接するようにガラスユニット5を載置する。その後、4つの押縁20を、各々上枠12、下枠13、右縦枠15、および、縦骨17に嵌め付けることによりガラスユニット5を上枠12、下枠13、右縦枠15、および、縦骨17に固定する。このとき、ガラスユニット5の室内側および室外側の面には、各ガラス対面部位13aと各押縁20とに設けられたシール材16が押圧されて、ガラスユニット5と上枠12、下枠13、右縦枠15、および、縦骨17との間が水密となる。
ガラスユニット5が上枠12、下枠13、右縦枠15、および、縦骨17に取り付けられたFIX窓10の状態では、ガラスユニット5の端部保護材7と、ガラス対面部位13aおよびに押縁20に設けられたシール材16とは、接触することなく、図3に示すように互いに間隔を隔てて配置されている。すなわち、端部保護材7とシール材16とは干渉することなくFIX窓10に設けられている。
本実施形態においては、下枠13にガラスユニット5が取り付けられた状態を例に説明したが、端部保護材7とシール材16とは干渉することなく設けられていることは、上枠12、右縦枠15、縦骨17にガラスユニット5が取り付けられた状態であっても同様である。
本実施形態の建具1によれば、ガラスユニット5の端部5aが端部保護材7により保護されるので、たとえば、ガラスユニット5の端部5aが欠けるような損傷が生じることを防止することが可能である。また、端部保護材7はシール材16と間隔が隔てられているので、シール材16と端部保護材7とが重なって、シール材16とガラスユニット5との接触面積が小さくなったり、シール材16が端部保護材7によりガラスユニット5の表面から浮き上がることはないので、良好な水密および気密状態を保つことが可能である。さらに、端部保護材7とシール材16とが干渉しない構成としたので、端部保護材7およびシール材16の形状は互いの制約を受けることはない。このため、端部保護材7およびシール材16を汎用性の高い形状とすることが可能であり、コストを抑えることも可能である。
また、上記のようなFIX窓10は、施工現場でのガラスユニット5の取り付け作業が余儀なくされるが、上記建具1によれば、端部保護材7を取り付けた状態でガラスユニット5を搬送することが可能なので、搬送時においてもガラスユニット5の端部5aを保護することが可能である。また、現場に搬入された際には、端部保護材7が取り付けられているので、上枠12、下枠13、右縦枠15、および、縦骨17にそのまま取り付けることが可能であり、現場での作業が容易である。
また、本実施形態の建具1の端部保護材7は、ガラスユニット5の端部5aに沿う形状をなす保護材本体7eにおける一対の側壁部7bの内側であって、ガラスユニット5の端部5aと対向する位置に、保護材本体7eより軟質な当接部7dを備えている。このため、端部保護材7の軟質な部材にて構成された当接部7dをガラスユニット5に当接させることにより、端部保護材7を単独でガラスユニット5に取り付けることが可能である。そして、たとえば、端部保護材7をガラスユニット5に取り付けるために接着剤等を必要としないので、取り付けが容易である。また、接着材等を使用しないので水分によりガラスユニット5に対する保持力が低下することはなく、信頼性の高い建具1を実現することが可能である。
さらに、上記建具1にあっては、ガラスユニット5が取り付けられた際に、下側に配置される端部保護材7には、水抜き穴7aが設けられているので、ガラスユニット5と端部保護材7との間に水等が発生しても水抜き穴7aから排出することが可能である。
なお、本実施形態においては、FIX窓10にガラスユニット5が取り付けられた状態を例に説明したが、移動可能な障子3にガラスユニット5を取り付けても良く、さらに、扉やドア、間仕切り等の開口部にガラスユニット5を取り付けても良い。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 建具、5 ガラスユニット、6 ガラス本体、6a 端部、
7 端部保護材、7a水抜き穴、7d当接部、7e保護材本体、7g 突起部、
10 FIX窓、11 枠体、12 上枠、13 下枠、15 右縦枠、
16 シール材、17 縦骨、20 押縁
7 端部保護材、7a水抜き穴、7d当接部、7e保護材本体、7g 突起部、
10 FIX窓、11 枠体、12 上枠、13 下枠、15 右縦枠、
16 シール材、17 縦骨、20 押縁
Claims (5)
- 複層ガラスの端部を収容し、当該複層ガラスを取り付けるための枠部と、
前記複層ガラスと前記枠部との間に介装され、前記複層ガラスと前記枠部との間を水密にするための水密材と、
前記水密材と間隔を隔てて前記複層ガラスの端部に設けられ、当該端部を保護するための端部保護材と、
を有することを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具であって、
前記枠部は、枠部本体と、前記枠部本体とともに前記複層ガラスを保持するための押縁と、を有し、
前記複層ガラスは、前記押縁と前記枠部本体との間に前記水密材を介して挟持されていることを特徴とする建具。 - 請求項1または請求項2に記載の建具であって、
前記端部保護材は、前記複層ガラスの前記端部に沿う形状をなす保護材本体と、
前記保護材本体の内側にて、前記複層ガラスと対向する位置に設けられて前記複層ガラスに当接される当接部とを有し、
前記当接部は、前記保護材本体より軟質の部材にて形成されていることを特徴とする建具。 - 請求項3に記載の建具であって、
前記当接部は、前記保護材本体の内側に向かって突出された突起部を有し、
前記端部保護材は、前記複層ガラスの端部に装着されて生じる前記突起部のたわみ変形による弾性力により、前記複層ガラスに当接されることを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の建具であって、
前記端部保護材は、前記複層ガラスの全周に亘って設けられており、
前記複層ガラスが取り付けられた際に下方に位置する前記端部保護材には、水抜き穴が設けられていることを特徴とする建具。
Priority Applications (1)
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2006
- 2006-12-27 JP JP2006353079A patent/JP2008163610A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080925 |
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Effective date: 20110118 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20110726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |