JP2008161249A - 吸収性物品の個装構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用済み吸収性物品の廃棄に当たって、使用済みの吸収性物品を袋状部に収容した状態を維持し、使用済み吸収性物品の外部からの視認を不可能にするとともに、臭気の拡散を防止した吸収性物品の個装構造を提供する。
【解決手段】透液性表面シート3と裏面シート2との間に吸収体4が介在され、個装状態で包装シート10によって包装された吸収性物品1の個装構造において、前記包装シート10の上面又は下面に、前記包装シート10の長手方向端部から所定長さで設けられるとともに、長手方向中央に向けた開口部14を形成する袋状部形成シート11によって袋状部13が構成され、かつ前記開口部14を成す袋状部形成シート11の開口縁に沿って伸縮部材15が配設されており、前記吸収性物品1は前記包装シート10に長手方向を合わせた状態で載置され、包装シート10と共に折り畳まれ包装された構造とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、主には生理用ナプキン、おりものシート、失禁パッド、医療用パッド、トイレタリー等に使用される吸収性物品を個装するための個装構造に係り、使用済みの吸収性物品を簡便且つ衛生的に廃棄処理できるようにした吸収性物品の個装構造に関する。
従来より、パンティライナー、生理用ナプキン、失禁パッドなどの吸収性物品として、ポリエチレンシートまたはポリエチレンシートラミネート不織布などの不透液性裏面シートと、不織布または透液性プラスチックシートなどの透液性表面シートとの間に粉砕パルプ等の紙綿からなる吸収体を介在したものが知られている。そして、この吸収性物品は、製品状態で、個装シートによって個々に包装されている。
前記吸収性物品は、使用後、吸収体に吸収した経血等を隠すように、前記表面シートを内側にして、吸収性物品の長手方向端部から丸めて廃棄処分されていた。しかしながら、そのままの状態では、丸めた吸収性物品の両端部から、前記吸収体に吸収された経血等が外部から視認されるとともに、経血等の臭気が拡散してしまうため、さらにトイレットペーパーやティッシュペーパーなどで幾重にも覆い包んでから廃棄処分されるのが一般的であった。
かかる処分方法では、使用済みの吸収性物品を丸める手間がかかるとともに、丸める作業中に、吸収体に吸収された経血等によって、手や衣服等が汚れるおそれがあった。また、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどを多量に使用するため、資源を無駄遣いしていた。
近年では、包装材の一端に設けられた止着テープによって包装構造が封止されるとともに、該止着テープが長手方向に延長可能になされることによって、生理用ナプキンの使用後、この生理用ナプキンと包装材とを一体に丸めた状態で、止着テープを延長させて止着可能にしたもの(下記特許文献1参照)、包装フィルムの少なくとも一部に袋状部を備え、この袋状部に使用後に丸めるなどしてコンパクト化したナプキンを挿入して、包装フィルムで丸めて取付テープで止めて処理するようにしたもの(下記特許文献2参照)が提案されている。
特開平9−10259号公報 特開2001−87306号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の吸収性物品の包装構造は、使用済みナプキンと包装材とを一体的に丸めて止着テープで止着したものであるため、止着テープが剥がれた場合に丸めた状態が解放され、使用済みナプキンが露出するおそれがあった。
また、上記特許文献2記載の個装形態の場合は、使用済みのナプキンを丸めるなどして包装フィルムの袋状部に挿入し、この包装フィルムで丸めた後、取付テープで丸めた状態を保持しようとするものであった。このため、取付テープが剥がれた場合に、包装フィルムが展開され、使用済みのナプキンが袋状部から飛び出たり、内部の臭気が放出されたりするおそれがあった。
そこで、本発明の主たる課題は、使用済み吸収性物品の廃棄に当たって、使用済みの吸収性物品を袋状部に収容した状態を維持し、使用済み吸収性物品の外部からの視認を不可能にするとともに、臭気の拡散を防止した吸収性物品の個装構造を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在され、個装状態で包装シートによって包装された吸収性物品の個装構造において、
前記包装シートの上面又は下面に、前記包装シートの長手方向端部から所定長さで設けられるとともに、長手方向中央に向けた開口部を形成する袋状部形成シートによって袋状部が構成され、かつ前記開口部を成す袋状部形成シートの開口縁に沿って伸縮部材が配設されており、前記吸収性物品は前記包装シートに長手方向を合わせた状態で載置され、包装シートと共に折り畳まれ包装されていることを特徴とする吸収性物品の個装構造が提供される。
上記請求項1記載の本発明では、前記包装シートの上面又は下面に、前記包装シートの長手方向端部から所定長さで設けられるとともに、長手方向中央に向けた開口部を形成する袋状部形成シートによって袋状部が構成されているため、使用済み吸収性物品を廃棄処分する際、使用済み吸収性物品を前記袋状部から延在した前記包装シートに巻き包みながら収容したり、または使用済み吸収性物品を前記袋状部に収容した後、前記袋状部から延在した前記包装シートを前記袋状部に収容したりすることができるようになる。また、本発明では、前記開口部を成す袋状部形成シートの開口縁に沿って伸縮部材が配設されているため、袋状部に収容した使用済み吸収性物品は、止着テープなどの接着手段によることなく、前記伸縮部材の伸縮力によって開口部が閉塞され、確実に袋状部に収容した状態を維持でき、使用済み吸収性物品の外部からの視認が不可能になるとともに、臭気の拡散が防止できる。
請求項2に係る本発明として、前記袋状部は、前記包装シートの上面又は下面に、個装した状態で前記包装シートに対してほぼ同幅で、かつ長手寸法が短く形成された袋状部形成シートを、長手方向端部を合わせて重ね合わせた後、幅方向両端縁部及び長手方向端縁部が夫々接合されることにより構成されている請求項1記載の吸収性物品の個装構造が提供される。
請求項3に係る本発明として、前記袋状部は、前記包装シート及び袋状部形成シートが1枚のシート材からなり、長手方向端部を折り返し、少なくとも幅方向両端部が夫々接合され、必要に応じて長手方向端部において包装シートと袋状部形成シートとが接合されることにより構成されている請求項1記載の吸収性物品の個装構造が提供される。
上記請求項2、3記載の発明は、それぞれ袋状部の形成態様を具体的に列挙したものである。特に、請求項2記載の方法の場合は、包装シートと袋状部形成シートとは別の部材を使用することが可能であるため、目的に応じた機能性を有するものを任意に選択することが可能となる。
請求項4に係る本発明として、前記袋状部の幅方向両端縁部及び/又は長手方向端縁部にマチ部を有する請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品の個装構造が提供される。
上記請求項4記載の本発明では、袋状部の幅方向両端縁部及び/又は長手方向端縁部にマチ部を有することにより、大型の吸収性物品でも十分に全体を覆い隠すことができるようになる。
請求項5に係る本発明として、前記包装シート及び/又は袋状部形成シートが伸縮性を有する素材で構成されている請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品の個装構造が提供される。
上記請求項5記載の本発明では、前記包装シート及び/又は袋状部形成シートが伸縮性を有する素材で構成されることにより、使用済み吸収性物品を袋状部に挿入する際に、開口部を大きく拡げることができ挿入し易くなる。
請求項6に係る本発明として、前記包装シート及び/又は袋状部形成シートは、不透明な材料及び/又は印刷が施された材料からなる請求項1〜5いずれかに記載の吸収性物品の個装構造が提供される。
上記請求項6記載の発明では、前記包装シート及び/又は袋状部形成シートとして不透明な材料及び/又は印刷が施された材料を使用することにより、使用済み吸収性物品の着色等を外部から視認できなく、又は視認しづらくなるため、はずかしさ等が軽減されるようになる。
請求項7に係る本発明として、前記包装シート及び/又は袋状部形成シートに、消臭機能が付加してある請求項1〜6いずれかに記載の吸収性物品の個装構造が提供される。
上記請求項7記載の本発明は、前記包装シート及び/又は袋状部形成シートに、消臭機能を付加することにより、使用済み吸収性物品の臭気の拡散防止を図ることができる。
請求項8に係る本発明として、前記吸収性物品は、包装シート及び袋状部形成シートと共に、長手方向の一方端側を折り畳んだ後、その上に他方端側を折り重ねた三つ折りとされ、前記袋状部の両側縁部の接合強度より、前記折り重ね部の両側部における前記包装シート同士又は前記包装シートと袋状部形成シートとの接合強度が小さくしてある請求項2〜7いずれかに記載の吸収性物品の個装構造が提供される。
上記請求項8記載の本発明では、各部分の接合強度を適宜調整することにより、個装状態から包装シートの開封時に、包装シートの破れを防止できるようになる。
請求項9に係る本発明として、前記折り重ね部の両側部における前記包装シート同士又は前記包装シートと袋状部形成シートとの接合部は、前記袋状部の両側縁部の接合部より外側に形成されている請求項8記載の吸収性物品の個装構造が提供される。
上記請求項9記載の発明では、前記折り重ね部の両側部における前記包装シート同士又は前記包装シートと袋状部形成シートとの接合部は、前記袋状部の両側縁部の接合部より外側に形成されることにより、万が一、開封時に前記折り重ね部の接合部に破れが生じたとしても、袋状部の破れを防止できる。
以上詳説のとおり本発明によれば、使用済み吸収性物品の廃棄に当たって、使用済みの吸収性物品を袋状部に収容した状態が維持でき、使用済み吸収性物品の外部からの視認が不可能になるとともに、臭気の拡散が防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔参考的吸収性物品例〕
図1は本発明に係る生理用ナプキン1の一部破断斜視図である。
生理用ナプキン1は、主にはパンティライナー、生理用ナプキン、おりものシート、失禁パッドなどの用途に供されるもので、例えば図1に示されるように、不透液性裏面シート2(以下、単に裏面シートという。)と、透液性表面シート3(以下、単に表面シートという。)との間に、吸収体4または同図に示されるように、クレープ紙5によって囲繞された吸収体4が介在した構造となっている。前記吸収体4の周囲においては、前記不透液性裏面シート2と表面シート3とがホットメルト接着剤等の接着手段によって接合されている。なお、前記表面シート3と吸収体4との間に親水性のセカンドシート(図示せず)を配置しても良い。
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他に防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には、防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが好適に用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。
前記表面シート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、スパンボンド法はドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法及びエアスルー法は嵩高でソフトである点で優れている。
前記不透液性裏面シート2と表面シート3との間に介在される吸収体4は、綿状パルプからなるものが好ましい。このとき、綿状パルプは、後述する凹状エンボスを施すことを考慮して、130〜200g/m2の目付とすることが好ましい。また、このパルプ中に高吸水性樹脂を混入したもの、或いはパルプ中に化学繊維を混入させるとともに、高吸水性樹脂を混入したものを使用することもできる。前記吸収体4は、図示のように、形状保持、および経血等を速やかに拡散させるとともに、一旦吸収した経血等の逆戻りを防止するためにクレープ紙5によって囲繞するのが望ましい。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶融パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。
前記高吸水性樹脂としては、たとえばポリアクリル酸塩架橋物、自己架橋したポリアクリル酸塩、アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体架橋物のケン化物、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体架橋物、ポリスルホン酸塩架橋物や、ポリエチレンオキシド、ポリアクリルアミドなどの水膨潤性ポリマーを部分架橋したもの等が挙げられる。これらの内、吸水量、吸水速度に優れるアクリル酸またはアクリル酸塩系のものが好適である。前記吸水性能を有する高吸水性樹脂は製造プロセスにおいて、架橋密度および架橋密度勾配を調整することにより吸水力と吸水速度の調整が可能である。前記高吸水性樹脂の含有率は10〜60%とするのが望ましい。高吸水性樹脂含有率が10%未満の場合には、十分な吸収能を与えることができず、60%を超える場合にはパルプ繊維間の絡み合いが無くなり、シート強度が低下し破れや割れ等が発生し易くなる。
図2及び図3に示されるように、生理用ナプキン1の非肌当接面には、下着に対する固定のために適宜の塗布パターンによって複数条の、図示例では4条のズレ止め粘着剤層6、6…が形成されている。前記ズレ止め粘着剤層6、6…を形成する粘着剤としては、たとえばスチレン系ポリマー、粘着付与剤、可塑剤のいずれかが主成分であるものが好適に使用される。前記スチレン系ポリマーとしては、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレン−スチレン共重合体等が挙げられるが、これらのうち1種のみを使用しても、二種以上のポリマーブレンドであってもよい。この中でも熱安定性が良好であるという点で、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体が好ましい。また、前記粘着付与剤および可塑剤としては、常温で固体のものを好ましく用いることができ、粘着付与剤ではたとえばC5系石油樹脂、C9系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂、ロジン系石油樹脂、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂等が挙げられ、前記可塑剤では例えば、リン酸トリフレシル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル等のモノマー可塑剤の他、ビニル重合体やポリエステルのようなポリマー可塑剤が挙げられる。
〔吸収性物品の個装構造〕
前記生理用ナプキン1は、図2に示されるように、本発明に係る包装シート10により個装される。この包装シート10の上面又は下面には、図2、図3に示されるように、前記包装シート10の長手方向端部から所定長さで設けられるとともに、長手方向中央に向けた開口部14を形成する袋状部形成シート11によって袋状部13が構成され、かつ前記開口部14を成す袋状部形成シート11の開口縁に沿って伸縮部材15が配設されており、前記生理用ナプキン1は前記包装シート10に長手方向を合わせた状態で載置され、包装シート10と共に折り畳まれ包装されている。
前記袋状部13は、図示例のように、包装シート10及び袋状部形成シート11が1枚のシート材からなり、長手方向端部を折り返し、少なくとも幅方向両端部が夫々接合され、必要に応じて長手方向端部において包装シート10と袋状部形成シート11とが接合されることにより構成されるものであってもよいし、包装シート10の上面又は下面に、個装した状態で前記包装シート10に対してほぼ同幅で、かつ長手寸法が短く形成された袋状部形成シート11を、長手方向端部を合わせて重ね合わせた後、幅方向両端縁部及び長手方向端縁部が夫々接合されることにより構成されるものであってもよい。
前記袋状部13は、使用済み生理用ナプキン1の十分な収容スペースを確保するため、包装シート10の長手方向端部から5cm以上の範囲で設けられることが好ましい。
前記袋状部13の端部の接合方法は、エンボス圧着、加熱融着、接着剤等、適宜の封鎖手段の単独または組合せによって接合され封止部(封止線)17が形成されている。
前記伸縮部材15は、開口部14に伸縮力を付加するためのものであり、前記開口部14を成す袋状部形成シート11の開口縁に沿って伸張状態で接着されている。前記伸縮部材15は、通常使用される材質の糸ゴム又は帯状ゴムを使用することができ、1又は複数条で配設することができる。
また、前記包装シート10及び/又は袋状部形成シート11は、少なくとも前記ズレ止め粘着剤層6,6…に対応する領域に離型処理が施されたシート材とされ、剥離材が省略されているが、図4に示されるように、前記ズレ止め粘着剤層6、6…に対応する領域に、開口部14で夫々分割されるように、剥離可能な剥離材16A、16Bを介在させるようにしてもよい。この場合、前記剥離材16A、16Bは、包装シート10と剥離不能に固着されるのが望ましい。場合によっては、前記ズレ止め粘着剤層6、6…を一体的に覆う1枚の剥離材によって覆うようにすることも可能である。この場合は、開口部14を塞がないように、1枚の剥離材と包装シート10とは接合しないようにする。
前記剥離処理としては、ズレ止め粘着剤層6、6…に対する当接面に対し、例えばシリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、または四フッ化エチレン系樹脂などの離型処理液を塗工するかスプレー塗布し離型処理を行う。前記剥離材としては前記離型処理を施した紙またはプラスチックシートを用いることができる。なお、特別に離型処理をしなくても、実質的に粘着力の低下を招かないものであれば、フィルムそのものであっても、不織布そのものであっても良い。
前記生理用ナプキン1は、図5に示されるように、折り線(1)位置にてナプキン一方端部側(α部)をナプキン中央部(β部)上に折り畳んだならば、折り線(2)位置にてナプキン他方端部側(γ部)を折り畳み、図6に示されるように、包装シート10又は袋状部形成シート11の開口した側縁部分10a、10aをエンボス圧着、加熱融着、接着剤等、適宜の封鎖手段の単独または組合せによって封鎖(以下、包装シールという。)することによって個装状態とする。また、包装シート10の開口側端縁10bは、好ましくは接着剤により接合した後、タブテープ16により封止する。
本生理用ナプキン1では、個装状態からの開封を行う際に、包装シート10の破れを防止するために、袋状部13を構成する前記包装シート10と袋状部形成シート11とを接合する両側縁封止部17の接合強度、前記α部、β部、γ部をそれぞれ折り重ねた側縁部分の包装シール接合強度を適宜調整するようにしている。具体的には、袋状部13の両側縁封止部17の接合強度より、前記α部、β部、γ部をそれぞれ折り重ねた折り重ね部の両側部における包装シート10同士又は包装シート10と袋状部形成シート11との接合強度が小さく設定されていることが好ましい。これによって、個装状態のナプキンを開封する際、前記封止部17で破れを生じさせることなく、三つ折り状態から容易に展開できるようになる。
ところで、前記袋状部13を形成するために両側縁部に形成した封止部17を、図7に示されるように、前記包装シート10をナプキン1と共に折り畳んだ側縁部分の接合部10a、10aよりも内側位置に形成するようにすれば、万が一、三つ折り状態から展開した際に、前記接合部10a、10aに破れが生じても、袋状部13の袋状態が維持されるようになる。
次に、使用済み生理用ナプキン1の処理方法について、図8〜図11に基づいて詳説する。吸収体4に経血等が吸収された使用済み生理用ナプキン1は、新たに装着するナプキンを取り出した包装シート10の袋状部13内に収納して廃棄処分される。具体的手順は、まず初めに、新たに装着する個装状態のナプキンを展開して、包装シート10を取り外しておく。その後、吸収体4に経血等が吸収された使用済み生理用ナプキン1をショーツから取り外し、図8に示されるように、使用済み生理用ナプキン1を長手方向に丸めた状態で、前記包装シート10の開口部14が形成された面側の包装シート10の延在部10Aの長手方向端部に載置するか、或いは図9に示されるように、使用済み生理用ナプキン1をショーツから取り外したそのままの状態で、一方端を袋状部13に収容して長手方向に沿って載置する。
その後、図10に示されるように、包装シート10の延在部10Aの長手方向端部から使用済み生理用ナプキン1とともに丸めて、使用済み生理用ナプキン1を包装シート10で覆い包む。そして、開口部14近傍まで丸めたら、図11に示されるように、開口部14を拡げて、使用済み生理用ナプキン1を包装シート10とともに袋状部13内に収容する。その後、廃棄処分する。
本発明では、上述のように、使用済み生理用ナプキン1を包装シート10とともに開口部14から袋状部13に収容することによって、前記開口部14を成す袋状部形成シート11の開口縁に沿って配設される伸縮部材15の伸縮作用により開口部14が閉塞し、使用済み生理用ナプキン1を確実に袋状部13に収容した状態が維持できる。このため、使用済み生理用ナプキン1の外部からの視認が不可能になるとともに、臭気の拡散が防止できるようになる。
また、使用済み生理用ナプキン1の他の収容方法として、図12及び図13に示されるように、使用済み生理用ナプキン1を長手方向に丸めるか(図示例)、或いは折り畳んだ状態で、袋状部13に収容しておき、その後包装シート10の延在部10Aを袋状部13に収容する手順としてもよい。
ここで、前記包装シート10及び/又は袋状部形成シート11は、使用済み生理用ナプキン1及び包装シート10の開口部14からの収納を容易にするため、伸縮性を有する素材で構成されるようにすることが望ましい。
また、使用済み生理用ナプキン1を収納した際、外部から経血等の視認を不可能又は視認しづらくするため、包装シート10及び/又は袋状部形成シート11は、不透明な材料及び/又は印刷が施された材料で構成することが好ましい。
さらに、使用済み生理用ナプキン1からの臭気の拡散を防止するため、包装シート10及び/又は袋状部形成シート11に、活性炭などを混入して消臭機能を付加することが好ましい。
このように、本発明では、包装シート10の長手方向端部から所定長さに袋状部が形成されることによって、新たに装着するためのナプキンを取り除いた後、使用済み生理用ナプキン1の廃棄用収納袋として利用できるようになる。このため、従来廃棄処分する際に一般的に行われていたトイレットペーパーやティッシュペーパーなどで幾重にも覆い包む手間及び資源の無駄遣いを無くすことが可能となるとともに、臭気の拡散を抑制でき、さらには吸収体4に吸収された体液等を外部から見えなくすることが可能となる。また、開口部14を成す袋状部形成シート11の開口縁に沿って伸縮部材15が配設されているため、止着テープなどの接着手段によることなく、伸縮部材15の伸縮作用によって開口部14が閉塞され、使用済み生理用ナプキン1を確実に袋状部13に収容した状態を維持できる。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、包装シート10の上面に、前記包装シート10の長手方向端部から所定長さで設けられるとともに、長手方向中央に向けた開口部14を形成する袋状部形成シート11によって袋状部13が構成されていたが、これに代え包装シートの下面に、同様にして袋状部形成シート11によって袋状部13を構成するようにしてもよい。
(2)上記形態例では、前記包装シート10の上面に袋状部形成シート11を重ね合わせた後、幅方向両端縁部及び長手方向端縁部を夫々接合することにより袋状部13を構成したが、袋状部13の幅方向両端部及び/又は長手方向端縁部にマチ部を形成して袋状部13を構成してもよい。この場合、マチ部を構成するシート材は包装シートの外形より内方に折り畳むようにする。したがって、袋状部13は、個装した状態で、包装シート10に対してほぼ同幅で、長手方向端部が合った状態となっている。このマチ部を形成することにより、使用済みナプキン1を収容し易くできる。
(3)上記形態例では、側方に突出するウイング状フラップを有しないナプキンに対する適用例を示したが、ウイング状フラップを有するナプキンに対しても同様に適用が可能である。
本発明に係る生理用ナプキン1の一部破断展開図である。 生理用ナプキン1の個装状態を示す展開図である。 そのIII−III線矢視図である。 他の形態例に係る生理用ナプキン1の個装状態を示す展開図である。 個装要領を示す斜視図である。 個装状態を示す斜視図である。 他の形態例に係る個装状態を示す斜視図である。 使用済みの生理用ナプキン1の処理要領(その1)を示す斜視図である。 使用済みの生理用ナプキン1の処理要領(その2)を示す斜視図である。 使用済みの生理用ナプキン1の処理要領(その3)を示す斜視図である。 使用済みの生理用ナプキン1の処理要領(その4)を示す斜視図である。 他の形態例に係る使用済みの生理用ナプキン1の処理要領(その1)を示す斜視図である。 他の形態例に係る使用済みの生理用ナプキン1の処理要領(その2)を示す斜視図である。
符号の説明
1…生理用ナプキン、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4…吸収体、5…クレープ紙、6…ズレ止め粘着剤層、10…包装シート、11…袋状部形成シート、13…袋状部、14…開口部、15…伸縮部材、17…封止部

Claims (9)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在され、個装状態で包装シートによって包装された吸収性物品の個装構造において、
    前記包装シートの上面又は下面に、前記包装シートの長手方向端部から所定長さで設けられるとともに、長手方向中央に向けた開口部を形成する袋状部形成シートによって袋状部が構成され、かつ前記開口部を成す袋状部形成シートの開口縁に沿って伸縮部材が配設されており、前記吸収性物品は前記包装シートに長手方向を合わせた状態で載置され、包装シートと共に折り畳まれ包装されていることを特徴とする吸収性物品の個装構造。
  2. 前記袋状部は、前記包装シートの上面又は下面に、個装した状態で前記包装シートに対してほぼ同幅で、かつ長手寸法が短く形成された袋状部形成シートを、長手方向端部を合わせて重ね合わせた後、幅方向両端縁部及び長手方向端縁部が夫々接合されることにより構成されている請求項1記載の吸収性物品の個装構造。
  3. 前記袋状部は、前記包装シート及び袋状部形成シートが1枚のシート材からなり、長手方向端部を折り返し、少なくとも幅方向両端部が夫々接合され、必要に応じて長手方向端部において包装シートと袋状部形成シートとが接合されることにより構成されている請求項1記載の吸収性物品の個装構造。
  4. 前記袋状部の幅方向両端縁部及び/又は長手方向端縁部にマチ部を有する請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品の個装構造。
  5. 前記包装シート及び/又は袋状部形成シートが伸縮性を有する素材で構成されている請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品の個装構造。
  6. 前記包装シート及び/又は袋状部形成シートは、不透明な材料及び/又は印刷が施された材料からなる請求項1〜5いずれかに記載の吸収性物品の個装構造
  7. 前記包装シート及び/又は袋状部形成シートに、消臭機能が付加してある請求項1〜6いずれかに記載の吸収性物品の個装構造。
  8. 前記吸収性物品は、包装シート及び袋状部形成シートと共に、長手方向の一方端側を折り畳んだ後、その上に他方端側を折り重ねた三つ折りとされ、前記袋状部の両側縁部の接合強度より、前記折り重ね部の両側部における前記包装シート同士又は前記包装シートと袋状部形成シートとの接合強度が小さくしてある請求項2〜7いずれかに記載の吸収性物品の個装構造。
  9. 前記折り重ね部の両側部における前記包装シート同士又は前記包装シートと袋状部形成シートとの接合部は、前記袋状部の両側縁部の接合部より外側に形成されている請求項8記載の吸収性物品の個装構造。
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