JP2001087306A - 吸収性物品の個包装体 - Google Patents

吸収性物品の個包装体

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JP2001087306A
JP2001087306A JP26746699A JP26746699A JP2001087306A JP 2001087306 A JP2001087306 A JP 2001087306A JP 26746699 A JP26746699 A JP 26746699A JP 26746699 A JP26746699 A JP 26746699A JP 2001087306 A JP2001087306 A JP 2001087306A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用済ナプキンの廃棄に際して、使用済ナプ
キンのサイズが大きいときや経血等の吸収量が多いとき
は、外部に経血等が出ない様に全体を覆って包むのが困
難である。そこで本発明は、取出し良好な折り畳みタイ
プで包装した個包装体であって、使用済ナプキンを経血
等の滲み出しの恐れなく、且つ簡便に包むことができる
吸収性物品個包装体を提供することを目的とする。 【解決手段】 ナプキン11と、ナプキン11より大き
い平面を有する包装フィルム14と、取付テープ13
と、ナプキン11の接着部に対向して設けられる離型テ
ープ12とを有する個包装体である。包装フィルム14
は袋状部14aを備える。ナプキン11が離型テープ1
2を介して包装フィルム14上に載置され、この状態で
折り畳まれて取付テープ13により止着される。使用済
ナプキン21の廃棄にあたり、使用済ナプキン21を袋
状部14aに入れ、取付テープ13で止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生理用ナプキンや
失禁用パッド等の吸収性物品(以下、代表例として生理
用ナプキンを挙げて説明することがある)の個包装体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】生理用ナプキンはその反身体面に接着部
を備え、使用時に該接着部によって生理用ナプキンをシ
ョーツに接着固定し、ナプキン装着箇所からのズレを防
止できる様になっている。この様な生理用ナプキンが個
包装されている時には、上記接着部が包装材に接着する
事態を避ける為に、上記接着部を離型テープで覆ったり
(離型テープ使用タイプ)、或いは包装材表面に剥離剤
を塗布し(剥離剤塗布タイプ)、包装材に生理用ナプキ
ンが接着して取り出せなくなるという事態を回避してい
る。
【0003】上記離型テープ使用タイプの場合は、生理
用ナプキンから包装材を外した後、離型テープを剥がす
操作を行わなければならず、一連の生理用ナプキン取り
出し操作が煩雑である上、離型テープがゴミとして出る
が、上記剥離剤塗布タイプは、上記離型テープの剥離操
作が不要であるから、包装材からの生理用ナプキン取り
出し操作が簡便である。但し上記離型テープ使用タイプ
であっても、包装材に離型テープを接着固定しておき、
包装材から生理用ナプキンを取り出すと同時に、離型テ
ープが生理用ナプキンから剥がれる構成としたものにあ
っては、上記剥離剤塗布タイプと比較して生理用ナプキ
ン取り出しの操作性に劣るところはない。加えて離型テ
ープと包装材が別々のゴミとならずに一体であるから、
ゴミ箱への廃棄も簡単である。
【0004】昨今、生理用ナプキン自体の吸収性能向上
だけでなく、包装材から生理用ナプキンを取り出す時の
操作性の良さが求められている。
【0005】生理用ナプキン等の吸収性物品の個包装体
としては、生理用ナプキンより大きい平面を有する包
装フィルムに上記生理用ナプキンを載置し、包装フィル
ムと共に生理用ナプキンを三つ折りや二つ折りに畳み、
取付テープで止着するタイプ(折り畳みタイプ:例えば
特開平3−176376号,特開平6−14962号,
実開平2−17127号,実開平4−111324号公
報,実開平6−75446号)と、袋内に生理用ナプ
キンを入れるタイプ(袋タイプ:例えば実開平4−12
0733号,実開平4−34828号,実開昭63−7
102号)の2つに大別される。
【0006】上記折り畳みタイプは、取付テープを剥が
して折り畳みを展開し、包装フィルムを生理用ナプキン
の接着部から剥がすという操作(或いは展開すると同時
に包装フィルムを剥がすという操作)で取り出しを行
う。また上記袋タイプは、袋の一片を破り、ここから生
理用ナプキンを引き出すという操作である。
【0007】これら折り畳みタイプと袋タイプの取り出
し易さを比較すると、包装材(包装フィルム,袋)に離
型テープを接着固定した離型テープ使用タイプや、剥離
剤塗布タイプにおいて、上記袋タイプでは生理用ナプキ
ンの接着部を包装材(袋内面)に対してスライド方向に
引き抜く操作であるから、引抜き抵抗が生じて生理用ナ
プキンを取り出し難いのに対し、上記折り畳みタイプで
は生理用ナプキンを包装フィルムから略垂直方向に剥が
すものであるから外し易く、従って折り畳みタイプの方
が操作性が良い。尚離型テープを包装材に固定しない離
型テープ使用タイプにおいては、袋タイプであっても、
接着部が被覆された状態で生理用ナプキンが引き抜かれ
るから抵抗性がなく取り出し易いものの、取り出した後
に離型テープを剥離する操作を必要とし、全体として操
作が煩雑となる。
【0008】他方、使用済みの生理用ナプキンの廃棄に
関して、そのまま捨てることはマナーの点から悪く、ま
た吸収した経血等が汚物入れ(ゴミ箱)を汚して不潔で
あるので、専ら使用済みナプキンをトイレットペーパー
で巻いて捨てるか、或いは生理用ナプキン取り替えに際
して発生した包装材(新しい生理用ナプキンを包装して
いたもの)により、使用済みナプキンを包んで捨てると
いう手法が採られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記トイ
レットペーパーで巻く場合は、該トイレットペーパーが
水分を通し易い素材であるから、生理用ナプキンに吸収
された経血等が外に滲み出る心配があり、その為に何重
にも頑丈に巻くことになり、トイレットペーパーを大量
に使用して勿体ないという問題がある。
【0010】一方上記生理用ナプキンの包装材で包む場
合では、包装材は一般に防水性であるから経血等が包装
材を通して滲み出る心配が少ないものの、使用済みナプ
キンのサイズが大きいときや経血等の吸収量が多いとき
には、下記に詳述する如く外部に経血等が出ない様に全
体を覆って包むのが困難であり、またこの様に注意深く
包むことは操作性が悪い。
【0011】即ち折り畳みタイプの包装フィルムを使用
する場合においては、使用済みナプキンを該包装フィル
ムによって海苔巻き状に巻き、取付テープで止めて捨て
ることになるが、夜用ナプキンや長時間用ナプキンは普
通用ナプキンに比べて大型であるから、該大型のナプキ
ンを小型の普通用ナプキンの包装フィルムで巻こうとし
ても、大型ナプキンがはみ出て外側に経血汚染部が露出
する恐れがある。また使用済みナプキンと包装フィルム
のサイズが適合していても、即ち例えばいずれも普通用
のものであっても、経血等の吸収量が多いときには、巻
いた横側面(筒状に巻かれた端部)から経血が滲み出る
恐れがある。他方、海苔巻き状に巻かずに生理用ナプキ
ン全体を覆う様に注意深く包むことは操作性が悪い。
【0012】尚袋タイプの袋を使用する場合において
は、使用済みナプキンを袋に入れて捨てることになり、
ナプキン全体を覆うことができて経血等の滲み出しの恐
れが小さいが、前述の如く新しいナプキンの取り出し操
作性に劣る。また上記と同様に大型のナプキンを小型の
ナプキンの袋に入れようとしても入らない。
【0013】そこで本発明は以上の問題に鑑みてなされ
たものであって、接着部を有する吸収性物品を、取り出
し良好な折り畳みタイプで包装した個包装体であって、
使用済み吸収性物品を良好に、また簡便に包むことがで
きる吸収性物品の個包装体を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吸収性物品
の個包装体は、略長方形の吸収性物品と、該吸収性物品
より大きい平面を有する包装フィルムと、取付テープ
と、前記吸収性物品の接着部に対向して設けられる離型
層とを有する個包装体であって、前記包装フィルムが、
その少なくとも一部に袋状部を備え、前記取付テープが
前記包装フィルムの長手方向一方端部に設けられ、前記
吸収性物品が前記離型層を介して前記包装フィルム上に
載置され、この積層状態で折り畳まれて前記取付テープ
により止着されたものであることを要旨とする。
【0015】本発明の個包装体は折り畳みタイプになっ
ており、上記袋状部はあたかも1枚のフィルムとなって
従来と同様に包装フィルムと生理用ナプキンが共に折り
畳まれている。この個包装体は上述の様に生理用ナプキ
ンの取り出し操作性に優れている。そしてナプキンの取
り替えにあたって、新しい生理用ナプキンを取り出した
後の包装フィルムの袋状部に使用済みナプキンを入れ、
上記取付テープで止めて廃棄する。この様に使用済みナ
プキンを袋状部内に収納することで使用済みナプキンを
全体的に覆うことができるから、経血等が滲み出る恐れ
が少なく、且つこの操作は袋状部に収納するという簡単
なものである。
【0016】殊に上記袋状部を包装フィルム平面の大き
さいっぱいに形成したものは、非常に収納容量が大き
く、よってかなり大型の使用済みナプキンを収納可能で
ある。
【0017】更に本発明においては、前記袋状部の挿入
口が前記包装フィルムの長手方向側に向けて開口するも
のであることが好ましい。
【0018】上記袋状部内に使用済みナプキンを収納し
た後、包装フィルムの長辺側を折り畳むか、或いは巻い
て捨てることが考えられるが、このとき上記の様に袋状
部の挿入口が長手方向に向けて開口していると、該挿入
口を塞ぐ様にして折り畳む、或いは巻くことになり、よ
って使用済みナプキンが出てしまう恐れが少ないからで
ある。
【0019】加えて本発明においては、前記袋状部の挿
入口が前記包装フィルムの吸収性物品載置面側に開口す
るものであることが好ましい。
【0020】個包装体は生理用ナプキンを内側にして折
り畳まれ、これを上記取付テープで止着されているもの
であるから、取付テープの粘着面は吸収性物品載置面側
に向いている。従って袋状部の挿入口が吸収性物品載置
面側に開口していると、上記取付テープで止める際に上
記袋状部挿入口を塞ぐ様にすることができるから好まし
い。
【0021】また本発明においては、前記袋状部が前記
包装フィルムにおける前記取付テープ設置端に対向する
辺を底部とするものであることが好ましい。
【0022】この様に上記取付テープ設置端に対向する
辺を底部とした袋状部は、上記取付テープに向かって挿
入口を有することになるから、該挿入口を上記取付テー
プにより塞ぐことが容易である。
【0023】更に本発明においては、前記袋状部がマチ
付きであることが好ましい。この様にマチ付きとするこ
とにより、袋状部の収納力が非常に大きくなり、かなり
大きな使用済みナプキンを収納可能である。
【0024】加えて本発明においては、前記包装フィル
ムが非透水性フィルムにより構成されていることが望ま
しい。この様に非透水性フィルムで構成することによ
り、収納した使用済みナプキンの経血等がしみ出す恐れ
がない。
【0025】
【発明の実施の形態及び実施例】<実施例1>図1の
(a)は本発明に係る吸収性物品(生理用ナプキン)の個
包装体を示す斜視図であり、図1の(b),(c)は該個包装
体から生理用ナプキンを取り出す様子を示す斜視図、図
1の(d)は生理用ナプキンを取り出した後の包装フィル
ムの斜視図、図1の(e),(f)は使用済みナプキンを収納
廃棄する様子を示す斜視図である。また図2(a)〜(f)は
それぞれ図1(a)〜(f)に示す生理用ナプキン及び包装材
を長手方向に切断した断面図であり、即ち図2(a)は図
1(a)のA−A線断面、図2(b)は図1(b)のB−B線断
面、図2(c)は図1(c)のC−C線断面、図2(d)は図1
(d)のD−D線断面、図2(e)は図1(e)のE−E線断
面、図2(f)は図1(f)のF−F線断面にそれぞれ相当す
る。
【0026】生理用ナプキン11は略長方形をしてお
り、包装フィルム14は非透水性フィルムで構成され、
上記生理用ナプキン11よりやや大きい平面を有する大
きさとなっている。該包装フィルム14の一方短辺端部
には取付テープ13がその粘着面を生理用ナプキン載置
面側に向けて取付けられている。また包装フィルムのナ
プキン載置面には離型テープ(離型層)12が接着固定
されている。包装フィルム14はその一部が2重となっ
て袋状部14aを形成している。該袋状部14aの挿入
口14bは生理用ナプキン11の載置面側に長手方向に
向けて開口しており(即ち、包装フィルム14の短辺と
平行に開口部を有する)、袋状部14aの底部は取付テ
ープ13設置端に対向する辺となっている。
【0027】生理用ナプキンの個包装体は、上記生理用
ナプキン11が離型テープ12を介して上記包装フィル
ム14上に載置され、この積層状態のまま三つに折り畳
まれ、取付テープ13により止着されている。
【0028】生理用ナプキンの取り替えに際して、まず
新しい生理用ナプキンの個包装体(図1(a),図2(a))
の取付テープ13を外して、折り畳まれた包装フィルム
14を広げ(図1(b),図2(b)及び図1(c),図2
(c))、生理用ナプキン11を外す。上記離型テープ1
2は包装フィルム14に固着されているから、生理用ナ
プキン11を包装フィルム14から外す操作によって生
理用ナプキン11から離型テープ12が剥がれる(図1
(d),図2(d))。この生理用ナプキン取り出し操作は簡
便であり、よって人体への素速い装着が可能である。
【0029】次いで包装フィルム14の袋状部14aに
使用済みナプキン21を挿入する(図1(e),図2(e);
図1(e)の矢印G)。尚このとき使用済みナプキンを適
宜丸めたり、或いは折り畳む等すると、コンパクトとな
って袋状部14aに入れ易くなる。
【0030】その後、袋状部14a内に使用済みナプキ
ン21を入れた状態で、包装フィルム14を海苔巻き状
に巻いて挿入口14bを塞ぎ、取付テープ13で止着す
る(図1(f),図2(f))。
【0031】図1(f),図2(f)に示すの様な廃棄形態
は、使用済みナプキン21全体を包装フィルムで完全に
覆っている形態であるから、経血等が滲み出る恐れがな
い。またこの様な廃棄形態にする操作は上述の様に簡単
である。
【0032】<実施例2>図3(a)は本発明に係る吸収
性物品(生理用ナプキン)の個包装体を広げた様子を表
す斜視図であり、図3(b),(c)は生理用ナプキン11を
取り外した後の包装材に使用済みナプキン21を収納し
た様子を表す斜視図である。
【0033】該包装材は包装フィルム24と取付テープ
13からなり、上記包装フィルム24は非透水性フィル
ムで構成され、生理用ナプキン11よりやや大きい平面
を有する大きさである。また上記包装フィルム24の生
理用ナプキン載置部分には剥離剤(離型層)(図示せ
ず)が塗布されている。
【0034】上記包装フィルム24は全体が2重となっ
て袋状部24a,24cを形成しており、この2重のう
ち生理用ナプキン載置側のフィルムに長手方向中央部で
切り込みが入れられて挿入口24b,24dを形成して
いる。即ち上記包装フィルム24には、取付テープ13
設置端を底部とした袋状部24cと、上記取付テープ1
3設置端に対向する辺を底部とした袋状部24aが設け
られており、そして該袋状部24a,24cは長手方向
中央部に開口する挿入口24b,24dをそれぞれ有す
る。そして該挿入口24b,24dはいずれも生理用ナ
プキン載置面側に長手方向に向けて開口している。
【0035】本実施例2の個包装体は、生理用ナプキン
11が剥離剤層を介して包装フィルム24上に載置され
(図3(a))、三つ折りに折り畳まれて取付テープによ
り止着されている。
【0036】生理用ナプキンの取り替えにあたって、上
記実施例1と同様に個包装体を展開し(図3(a))、新
しい生理用ナプキン11を包装フィルム24から外した
後、包装フィルム24の袋状部24a,24cに向けて
使用済みナプキン21を入れる(図3(b))。次いで図
3(c)に示す如く挿入口24b,24dを塞ぐ様に内側
して二つ折りにし、取付テープ13で止着する。尚図3
(c)の様な二つ折りではなく、三つ折り、若しくは海苔
巻き状に巻いても良い。
【0037】この実施例2においても使用済みナプキン
21全体を完全に覆ってしまうことができるから、経血
等が滲み出る恐れがなく、且つこの様な廃棄形態とする
操作は簡単である。更にこの実施例2の個包装体におい
ても、新しい生理用ナプキンの取り出し操作が簡単であ
る。
【0038】加えて本実施例2の個包装体の包装材は、
包装フィルム24平面全体を袋状部24a,24cとし
て用いているから収納容量が大きく、従ってかなり大型
の使用済みナプキン21を入れることができる。その
上、袋状部24a,24cの挿入口24b,24dが長
手方向中央部において対向して設けられているから、一
つの大型の使用済みナプキンを2つの袋状部24a,2
4cに振り分ける様にして両方に入れることができる。
しかも、仮に挿入口を包装フィルム長手方向の一方端近
傍に設けた場合等においては、実施例2と同じ収納容量
とすると一方の袋状部の袋深さが深くなって使用済みナ
プキンを袋底辺まで入れることが少々困難となり、よっ
て袋状部の容量を有効に利用し難いが、上記実施例2の
様に挿入口が長手方向中央部に設けられたものにあって
は、いずれの袋状部24a,24cも袋深さがあまり深
くなく、よって袋状部内全体を有効に利用できる。
【0039】尚袋状部24a,24cへの収納に際し
て、大型使用済みナプキンを巻いたり折り畳んだりして
コンパクトな形状とするのが望ましい。
【0040】以上の様に本発明に係る吸収性物品の個包
装体に関して、実施例を示す図面を参照しつつ具体的に
説明したが、本発明はもとより図示例に限定される訳で
はなく、前記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加
えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発
明の技術的範囲に包含される。
【0041】例えば上記袋状部がマチ付きのものであっ
ても良く、この場合はより一層収納容量が大きくなるか
ら、非常に大きい使用済みナプキンを入れることができ
る。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る吸収性物品の個包装体によ
れば、接着部を有する吸収性物品を折り畳みタイプで包
装したものであるから、吸収性物品の取り出しが簡単,
迅速に行うことができる上、使用済み吸収性物品の廃棄
にあたっても、個包装体の包装材を用いて、簡便に且つ
経血等の滲み出る恐れ少なく包むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る吸収性物品(生理用ナプキ
ン)の個包装体を示す斜視図、(b),(c)は個包装体から
生理用ナプキンを取り出す様子を示す斜視図、(d)は包
装フィルムの斜視図、(e),(f)は使用済みナプキンを収
納し廃棄形態とする様子を示す斜視図。
【図2】図1(a)〜(f)に示す生理用ナプキン及び包装材
を、長手方向に切断したそれぞれの断面図。
【図3】(a)は本発明に係る吸収性物品(生理用ナプキ
ン)の個包装体を展開した様子を表す斜視図、(b),(c)
は生理用ナプキンを取り外した後の包装材に使用済みナ
プキン21を収納した様子を表す斜視図。
【符号の説明】
11 新しい生理用ナプキン 12 離型テープ 13 取付テープ 14,24 包装フィルム 14a,24a,24c 袋状部 14b,24b,24d 挿入口 21 使用済みナプキン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略長方形の吸収性物品と、該吸収性物品
    より大きい平面を有する包装フィルムと、取付テープ
    と、前記吸収性物品の接着部に対向して設けられる離型
    層とを有する個包装体であって、 前記包装フィルムが、その少なくとも一部に袋状部を備
    え、 前記取付テープが前記包装フィルムの長手方向一方端部
    に設けられ、 前記吸収性物品が前記離型層を介して前記包装フィルム
    上に載置され、この積層状態で折り畳まれて前記取付テ
    ープにより止着されたものであることを特徴とする吸収
    性物品の個包装体。
  2. 【請求項2】 前記袋状部の挿入口が、前記包装フィル
    ムの長手方向側に向けて開口するものである請求項1に
    記載の吸収性物品の個包装体。
  3. 【請求項3】 前記袋状部の挿入口が、前記包装フィル
    ムの吸収性物品載置面側に開口するものである請求項1
    または2に記載の吸収性物品の個包装体。
  4. 【請求項4】 前記袋状部が、前記包装フィルムにおけ
    る前記取付テープ設置端に対向する辺を底部とするもの
    である請求項1〜3のいずれか記載の吸収性物品の個包
    装体或いは吸収性物品用包装。
  5. 【請求項5】 前記袋状部がマチ付きである請求項1〜
    4のいずれかに記載の吸収性物品の個包装体。
  6. 【請求項6】 前記包装フィルムが、非透水性フィルム
    により構成されている請求項1〜5のいずれかに記載の
    吸収性物品の個包装体。
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