JPH09220255A - 生理用ナプキン - Google Patents
生理用ナプキンInfo
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- JPH09220255A JPH09220255A JP8031868A JP3186896A JPH09220255A JP H09220255 A JPH09220255 A JP H09220255A JP 8031868 A JP8031868 A JP 8031868A JP 3186896 A JP3186896 A JP 3186896A JP H09220255 A JPH09220255 A JP H09220255A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 生理用ナプキンを小さく折り畳んでコンパク
トに個装しながら、ナプキン本体の損傷を防止する。ま
た、バック等に収納する場合、簡便な携帯を可能とす
る。 【解決手段】 ナプキン本体4にショーツ内面への止着
部6を形成する。また、ナプキン本体4を長さ方向の両
端部から内側に三つ折りにし、この三つ折りのナプキン
本体4を個装フィルム7の離型処理面8で被覆する。そ
して、ナプキン本体4の三つ折りの折り返し辺9と交差
する幅方向の両側から個装フィルム7及びナプキン本体
4を内側に折り返し、この折り返しの先端部10、11
を止着して形成する。
トに個装しながら、ナプキン本体の損傷を防止する。ま
た、バック等に収納する場合、簡便な携帯を可能とす
る。 【解決手段】 ナプキン本体4にショーツ内面への止着
部6を形成する。また、ナプキン本体4を長さ方向の両
端部から内側に三つ折りにし、この三つ折りのナプキン
本体4を個装フィルム7の離型処理面8で被覆する。そ
して、ナプキン本体4の三つ折りの折り返し辺9と交差
する幅方向の両側から個装フィルム7及びナプキン本体
4を内側に折り返し、この折り返しの先端部10、11
を止着して形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生理用ナプキンに係る
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生理用ナプキンは、ナプキン本体
の防漏シートの外面に、粘着剤を塗布して、ショーツ内
面への止着部を形成し、この止着部の表面を、紙製の離
型紙にて被覆している。また、ナプキン本体を内側に配
置して、ナプキン本体及び離型紙を、長さ方向に三つ折
りまたは四つ折りして折り返し、この折り返したナプキ
ン本体及び離型紙を個装袋にて個装していた。
の防漏シートの外面に、粘着剤を塗布して、ショーツ内
面への止着部を形成し、この止着部の表面を、紙製の離
型紙にて被覆している。また、ナプキン本体を内側に配
置して、ナプキン本体及び離型紙を、長さ方向に三つ折
りまたは四つ折りして折り返し、この折り返したナプキ
ン本体及び離型紙を個装袋にて個装していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の生理用ナプキンは、ナプキン本体及び離型紙を折り
返して形成するものの、個装形状が大きくかさ張るもの
となっていた。そのため、小物入れ、ポシェット等のバ
ッグに、生理用ナプキンを収納しようとすると、バッグ
の収納スペースを大きく占有し、携帯を不便なものとし
ていた。
来の生理用ナプキンは、ナプキン本体及び離型紙を折り
返して形成するものの、個装形状が大きくかさ張るもの
となっていた。そのため、小物入れ、ポシェット等のバ
ッグに、生理用ナプキンを収納しようとすると、バッグ
の収納スペースを大きく占有し、携帯を不便なものとし
ていた。
【0004】また、この従来の生理用ナプキンに於て、
小型化するためにナプキン本体の折り畳み回数を多くす
る事が考慮される。この方法は、折返部を平行に配置し
てナプキン本体を複数回折り畳んだ後、この折返部と交
差する方向に折り返して折り畳めば、ナプキン本体は小
型となる。
小型化するためにナプキン本体の折り畳み回数を多くす
る事が考慮される。この方法は、折返部を平行に配置し
てナプキン本体を複数回折り畳んだ後、この折返部と交
差する方向に折り返して折り畳めば、ナプキン本体は小
型となる。
【0005】しかしながら、この方法は、従来全く実施
されていない。なぜなら、紙製の離型紙は、複数回の平
行な折り返し後に、更にこの折り返し辺と交差する方向
に折り返すと、折り目が硬く変形し、この硬くなった離
型紙の折り目がナプキン本体に接触して、ナプキン本体
を損傷する虞れを有していたからである。また、従来の
生理用ナプキンを使用する場合、ナプキン本体を取り出
して空になる個装袋と、止着部から剥離した離型紙がゴ
ミになり、この両方のゴミの処理に手数が掛かるもので
あった。
されていない。なぜなら、紙製の離型紙は、複数回の平
行な折り返し後に、更にこの折り返し辺と交差する方向
に折り返すと、折り目が硬く変形し、この硬くなった離
型紙の折り目がナプキン本体に接触して、ナプキン本体
を損傷する虞れを有していたからである。また、従来の
生理用ナプキンを使用する場合、ナプキン本体を取り出
して空になる個装袋と、止着部から剥離した離型紙がゴ
ミになり、この両方のゴミの処理に手数が掛かるもので
あった。
【0006】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、生理用ナプキンは、従来方法に比較し
て、小さくコンパクトに個装する事を可能としながら、
ナプキン本体を損傷するような事がなく、小物入れ、ポ
シェット等のバックに収納する場合、バックの収納スペ
ースを大きく占有せずに、簡便な携帯を可能にする。ま
た、使用時のゴミの発生量を低減して、ゴミの廃棄を簡
便に行おうとするものである。
るものであって、生理用ナプキンは、従来方法に比較し
て、小さくコンパクトに個装する事を可能としながら、
ナプキン本体を損傷するような事がなく、小物入れ、ポ
シェット等のバックに収納する場合、バックの収納スペ
ースを大きく占有せずに、簡便な携帯を可能にする。ま
た、使用時のゴミの発生量を低減して、ゴミの廃棄を簡
便に行おうとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、透水性の表面シートと非透水性の防漏
シートとの間に、体液吸収性の吸収層を介装してナプキ
ン本体を形成し、このナプキン本体の防漏シートの外面
にショーツ内面への止着部を形成するとともに、ナプキ
ン本体を、長さ方向の両端側から内側に折り返して三つ
折りとし、この三つ折りのナプキン本体の止着部を、個
装フィルムの離型処理面で被覆し、この個装フィルムを
三つ折り状態のナプキン本体よりも大きな面積とすると
ともに、ナプキン本体の三つ折りの折り返し辺と交差す
る幅方向の両側から個装フィルム及びナプキン本体を内
側に折り返し、この折り返した個装フィルムの先端部を
個装フィルムに止着して形成して成るものである。
を解決するため、透水性の表面シートと非透水性の防漏
シートとの間に、体液吸収性の吸収層を介装してナプキ
ン本体を形成し、このナプキン本体の防漏シートの外面
にショーツ内面への止着部を形成するとともに、ナプキ
ン本体を、長さ方向の両端側から内側に折り返して三つ
折りとし、この三つ折りのナプキン本体の止着部を、個
装フィルムの離型処理面で被覆し、この個装フィルムを
三つ折り状態のナプキン本体よりも大きな面積とすると
ともに、ナプキン本体の三つ折りの折り返し辺と交差す
る幅方向の両側から個装フィルム及びナプキン本体を内
側に折り返し、この折り返した個装フィルムの先端部を
個装フィルムに止着して形成して成るものである。
【0008】また、折り返しの先端部の止着は、粘着テ
ープにて行っても良い。
ープにて行っても良い。
【0009】また、折り返しの先端部の止着は、粘着剤
を塗布して行っても良い。
を塗布して行っても良い。
【0010】
【作用】上述の如く構成したものであるから、使用前の
生理用ナプキンは、従来の複数回の折り返しを平行にの
み行って個装した方法に比較して、個装形状を小型化
し、コンパクトに形成できる。そのため、小物入れ、ポ
シェット等のバッグに収納する場合、バッグの収納スペ
ースを大きく占有する事がなく、簡便な携帯を可能とす
る。
生理用ナプキンは、従来の複数回の折り返しを平行にの
み行って個装した方法に比較して、個装形状を小型化
し、コンパクトに形成できる。そのため、小物入れ、ポ
シェット等のバッグに収納する場合、バッグの収納スペ
ースを大きく占有する事がなく、簡便な携帯を可能とす
る。
【0011】また、離型紙を用いずに、離型紙よりも薄
手の個装フィルムを止着部側に配置しているから、ナプ
キン本体の折り返しを、平行な折り返し部と、この折り
返し辺と交差する方向の折り返し部とを形成して行って
も、従来方法の如く、折り返しの交差する部分が硬くな
って、ナプキン本体を損傷する虞れがない。
手の個装フィルムを止着部側に配置しているから、ナプ
キン本体の折り返しを、平行な折り返し部と、この折り
返し辺と交差する方向の折り返し部とを形成して行って
も、従来方法の如く、折り返しの交差する部分が硬くな
って、ナプキン本体を損傷する虞れがない。
【0012】また、生理用ナプキンを使用する場合は、
個装フィルムの先端部の止着を解除した後、ナプキン本
体及び個装フィルムを外側に展開し、全ての折り返し部
分を伸張する。また、個装フィルムの離型処理面を止着
部から剥離した後、ショーツの内面に止着部を止着し、
ナプキン本体をショーツ内面に装着する。この装着によ
って、止着部から剥離した個装フィルムはゴミとなる
が、従来の離型紙と個装袋とを廃棄する方法に比較し
て、ゴミの発生量が少なく、ゴミの簡便な廃棄を可能と
する。また、個装袋は、使用済みのナプキン本体を包装
して廃棄するのに使用する事ができる。
個装フィルムの先端部の止着を解除した後、ナプキン本
体及び個装フィルムを外側に展開し、全ての折り返し部
分を伸張する。また、個装フィルムの離型処理面を止着
部から剥離した後、ショーツの内面に止着部を止着し、
ナプキン本体をショーツ内面に装着する。この装着によ
って、止着部から剥離した個装フィルムはゴミとなる
が、従来の離型紙と個装袋とを廃棄する方法に比較し
て、ゴミの発生量が少なく、ゴミの簡便な廃棄を可能と
する。また、個装袋は、使用済みのナプキン本体を包装
して廃棄するのに使用する事ができる。
【0013】また、折り返しの先端部の止着は、粘着テ
ープにて行えば、先端部の簡易な止着が可能となる。ま
た、ナプキン本体を使用する場合は、粘着テープを先端
部から引きはがせば、個装フィルムの開放を容易に行う
事が可能となる。
ープにて行えば、先端部の簡易な止着が可能となる。ま
た、ナプキン本体を使用する場合は、粘着テープを先端
部から引きはがせば、個装フィルムの開放を容易に行う
事が可能となる。
【0014】また、折り返しの先端部の止着は、粘着剤
を塗布して行えば、止着のために使用する資材の使用量
を少なくする事ができ、廉価に行う事が可能となる。
を塗布して行えば、止着のために使用する資材の使用量
を少なくする事ができ、廉価に行う事が可能となる。
【0015】また、ナプキン本体は予め三つに折り畳ん
で個装フィルムに載置するから、この三つに折り畳んだ
ナプキン本体を載置できる大きさで個装フィルムを形成
する事ができ、折り畳む前のナプキン本体の大きさに合
わせて個装フィルムを形成した場合よりも、個装フィル
ムの面積を小さくする事ができる。従って、個装フィル
ムを節約する事ができ、廉価製品を得る事ができるし、
ゴミの排出量も小さくなる。
で個装フィルムに載置するから、この三つに折り畳んだ
ナプキン本体を載置できる大きさで個装フィルムを形成
する事ができ、折り畳む前のナプキン本体の大きさに合
わせて個装フィルムを形成した場合よりも、個装フィル
ムの面積を小さくする事ができる。従って、個装フィル
ムを節約する事ができ、廉価製品を得る事ができるし、
ゴミの排出量も小さくなる。
【0016】また、本発明では、最初にナプキン本体を
長さ方向から内側に2回折り込んで、三つ折りにした状
態で個装フィルムに載置している。そのため、ナプキン
本体の使用者の肌に接触する面がナプキン本体自身で被
覆される。従って、次に個装フィルム及びナプキン本体
を幅方向に三つ折りする際に、ナプキン本体の使用者の
肌に接触する面が個装フィルムに接しないから、使用者
に清潔感を与える事が可能となる。これに対し、ナプキ
ン本体よりも面積の大きな個装フィルムに、最初にナプ
キン本体を載置して、ナプキン本体及び個装フィルムを
一緒に三つに折り込むと、ナプキン本体の2回目に折り
込む一方の折り面の、使用者の肌に接触する面が、1回
目に折り込んだ折り面の個装フィルムの外面側に接触
し、使用者に不潔感を与えるものとなってしまう。
長さ方向から内側に2回折り込んで、三つ折りにした状
態で個装フィルムに載置している。そのため、ナプキン
本体の使用者の肌に接触する面がナプキン本体自身で被
覆される。従って、次に個装フィルム及びナプキン本体
を幅方向に三つ折りする際に、ナプキン本体の使用者の
肌に接触する面が個装フィルムに接しないから、使用者
に清潔感を与える事が可能となる。これに対し、ナプキ
ン本体よりも面積の大きな個装フィルムに、最初にナプ
キン本体を載置して、ナプキン本体及び個装フィルムを
一緒に三つに折り込むと、ナプキン本体の2回目に折り
込む一方の折り面の、使用者の肌に接触する面が、1回
目に折り込んだ折り面の個装フィルムの外面側に接触
し、使用者に不潔感を与えるものとなってしまう。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、図3、図4に示す(1)は、表面シートで、メッシュ
シート、不織布等の透水性の素材にて形成する。また、
この表面シート(1)の裏面側には、図4に示す如く、ポ
リエチレン等の非透水性の素材から成る防漏シート(2)
を配置する。また、表面シート(1)と防漏シート(2)と
の間に、体液吸収性の吸収層(3)を介装してナプキン本
体(4)を形成する。また、吸収層(3)は、コットン、パ
ルプ、吸収性高分子等の素材から構成し、防漏シート
(2)及び表面シート(1)よりも幅狭に形成している。
ば、図3、図4に示す(1)は、表面シートで、メッシュ
シート、不織布等の透水性の素材にて形成する。また、
この表面シート(1)の裏面側には、図4に示す如く、ポ
リエチレン等の非透水性の素材から成る防漏シート(2)
を配置する。また、表面シート(1)と防漏シート(2)と
の間に、体液吸収性の吸収層(3)を介装してナプキン本
体(4)を形成する。また、吸収層(3)は、コットン、パ
ルプ、吸収性高分子等の素材から構成し、防漏シート
(2)及び表面シート(1)よりも幅狭に形成している。
【0018】また、ナプキン本体(4)は、表面シート
(1)及び防漏シート(2)を吸収層(3)の外周に突出し、
この突出部分を止着固定する事により、吸収層(3)の外
周に、図3、図4に示す如くフラップ(5)を形成する。
(1)及び防漏シート(2)を吸収層(3)の外周に突出し、
この突出部分を止着固定する事により、吸収層(3)の外
周に、図3、図4に示す如くフラップ(5)を形成する。
【0019】また、ナプキン本体(4)は、防漏シート
(2)の外面側にホットメルト等の粘着剤を塗布して、シ
ョーツ内面への止着部(6)を設けている。ここで、この
粘着剤を塗布する部分は、ナプキン本体(4)を長さ方向
の両端部から三つ折りにして個装フィルム(7)に載置し
た場合に、個装フィルム(7)と接触する部分のみとす
る。なぜなら、防漏シート(2)全体に粘着剤を塗布する
と、ナプキン本体(4)を長さ方向に三つ折りにした場合
に、ナプキン本体(4)の折り面がお互いに接着して開放
できなくなってしまうからである。
(2)の外面側にホットメルト等の粘着剤を塗布して、シ
ョーツ内面への止着部(6)を設けている。ここで、この
粘着剤を塗布する部分は、ナプキン本体(4)を長さ方向
の両端部から三つ折りにして個装フィルム(7)に載置し
た場合に、個装フィルム(7)と接触する部分のみとす
る。なぜなら、防漏シート(2)全体に粘着剤を塗布する
と、ナプキン本体(4)を長さ方向に三つ折りにした場合
に、ナプキン本体(4)の折り面がお互いに接着して開放
できなくなってしまうからである。
【0020】また、ナプキン本体(4)は、止着部(6)の
表面側に個装フィルム(7)を配置している。この個装フ
ィルム(7)は、長さ方向に三つ折りしたナプキン本体
(4)よりも大きな面積で形成し、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ラミネート紙、ポリエチレンテレフタレート
等の素材で形成する。また、この個装フィルム(7)は、
防漏シート(2)側の表面にシリコン処理を施して、離型
処理面(8)を形成している。この離型処理面(8)は、止
着部(6)の表面を剥離可能に被覆する事が可能となるよ
う、止着部(6)よりも大きな面積で形成する。
表面側に個装フィルム(7)を配置している。この個装フ
ィルム(7)は、長さ方向に三つ折りしたナプキン本体
(4)よりも大きな面積で形成し、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ラミネート紙、ポリエチレンテレフタレート
等の素材で形成する。また、この個装フィルム(7)は、
防漏シート(2)側の表面にシリコン処理を施して、離型
処理面(8)を形成している。この離型処理面(8)は、止
着部(6)の表面を剥離可能に被覆する事が可能となるよ
う、止着部(6)よりも大きな面積で形成する。
【0021】また、この個装フィルム(7)及びナプキン
本体(4)は、複数回折り返して個装している。この個装
方法は、まず、ナプキン本体(4)を個装フィルム(7)の
内側に配置して、ナプキン本体(4)を、図2に示す如く
最初に長さ方向の両端部から内側に2回折り込んで、三
つ折りにして行う。この折り込みにより、ナプキン本体
(4)の使用者の肌に接触する面が、ナプキン本体(4)自
身で全て被覆されるから、使用者に清潔感を与える事が
できる。そして、この三つ折り状態のナプキン本体(4)
を、個装フィルム(7)に載置する。
本体(4)は、複数回折り返して個装している。この個装
方法は、まず、ナプキン本体(4)を個装フィルム(7)の
内側に配置して、ナプキン本体(4)を、図2に示す如く
最初に長さ方向の両端部から内側に2回折り込んで、三
つ折りにして行う。この折り込みにより、ナプキン本体
(4)の使用者の肌に接触する面が、ナプキン本体(4)自
身で全て被覆されるから、使用者に清潔感を与える事が
できる。そして、この三つ折り状態のナプキン本体(4)
を、個装フィルム(7)に載置する。
【0022】次に、上記の折り返し辺(9)と直角に交差
する方向に、個装フィルム(7)及び三つ折り状態のナプ
キン本体(4)を、ナプキン本体(4)の幅方向の両端から
内側に2回折り込んで三つ折りにする。そして、この折
り返しの先端部(10)(11)を、図1に示す如くナプキ
ン本体(4)と平行に積層して、粘着テープ(12)で止着
固定する。また、この粘着テープ(12)による止着は、
剥離可能に行ってもよいし、剥離不可能に行ってもよ
い。剥離不可能に行った場合は、使用時に粘着テープ
(12)の止着箇所で個装フィルム(7)を引きちぎって止
着を開放する。
する方向に、個装フィルム(7)及び三つ折り状態のナプ
キン本体(4)を、ナプキン本体(4)の幅方向の両端から
内側に2回折り込んで三つ折りにする。そして、この折
り返しの先端部(10)(11)を、図1に示す如くナプキ
ン本体(4)と平行に積層して、粘着テープ(12)で止着
固定する。また、この粘着テープ(12)による止着は、
剥離可能に行ってもよいし、剥離不可能に行ってもよ
い。剥離不可能に行った場合は、使用時に粘着テープ
(12)の止着箇所で個装フィルム(7)を引きちぎって止
着を開放する。
【0023】上述の如く構成したものに於て、生理用ナ
プキンを使用するには、図1に示す如く、三つ折りした
個装フィルムの先端部(10)(11)から粘着テープ(1
2)を剥離するか又は引きちぎり、この先端部(10)(1
1)を、図2の実線の如く幅方向に展開する。また、長
さ方向に三つ折りされているナプキン本体(4)を長さ方
向の外側に展開し、図2の2点鎖線に示す如く、全ての
折り返し部分を伸張する。
プキンを使用するには、図1に示す如く、三つ折りした
個装フィルムの先端部(10)(11)から粘着テープ(1
2)を剥離するか又は引きちぎり、この先端部(10)(1
1)を、図2の実線の如く幅方向に展開する。また、長
さ方向に三つ折りされているナプキン本体(4)を長さ方
向の外側に展開し、図2の2点鎖線に示す如く、全ての
折り返し部分を伸張する。
【0024】次に、防漏シート(2)の止着部(6)から個
装フィルム(7)を剥離する。そして、ショーツの内面に
止着部(6)を止着し、ナプキン本体(4)をショーツ内面
に固定する。そして、ウィング(17)を折り返して、シ
ョーツの外面に止着する。
装フィルム(7)を剥離する。そして、ショーツの内面に
止着部(6)を止着し、ナプキン本体(4)をショーツ内面
に固定する。そして、ウィング(17)を折り返して、シ
ョーツの外面に止着する。
【0025】また、上記実施例に於て、折り返しの先端
部(10)(11)の止着には、粘着テープ(12)を用い
た。しかし第2実施例に於て、折り返しの先端部(10)
(11)は、ホットメルト等の粘着剤を表面に塗布し、先
端部(10)(11)を、図5に示す如く、ナプキン本体
(4)に対し平行に積層することにより、粘着剤塗布部
(13)で止着している。
部(10)(11)の止着には、粘着テープ(12)を用い
た。しかし第2実施例に於て、折り返しの先端部(10)
(11)は、ホットメルト等の粘着剤を表面に塗布し、先
端部(10)(11)を、図5に示す如く、ナプキン本体
(4)に対し平行に積層することにより、粘着剤塗布部
(13)で止着している。
【0026】また、上記各実施例に於て、ナプキン本体
(4)は、吸収層(3)と表面シート(1)とを直接接触して
いる。しかし、第3実施例に於て、ナプキン本体(4)
は、吸収層(3)よりも幅狭な吸収シート体(15)を、図
6に示す如く吸収層(3)と表面シート(1)との間に配置
している。この吸収シート体(15)は、吸収紙、パルプ
及び吸収性ポリマーを積層して形成する事が可能であ
る。
(4)は、吸収層(3)と表面シート(1)とを直接接触して
いる。しかし、第3実施例に於て、ナプキン本体(4)
は、吸収層(3)よりも幅狭な吸収シート体(15)を、図
6に示す如く吸収層(3)と表面シート(1)との間に配置
している。この吸収シート体(15)は、吸収紙、パルプ
及び吸収性ポリマーを積層して形成する事が可能であ
る。
【0027】この吸収シート体(15)は、ナプキン本体
(4)の幅方向の中央部に配置し、体液吸収能力を高めて
いる。また、ナプキン本体(4)は、吸収シート体(15)
を配置する事によって、中央部の肉厚を厚く形成し、使
用時のフィット性を良好とする事が可能となる。そし
て、ナプキン本体(4)は、吸収シート体(15)を配置す
る事により、中央部の剛性が増加し、ナプキン本体(4)
を、長さ方向の両端部から内側に三つ折りにする事が容
易に可能となる。
(4)の幅方向の中央部に配置し、体液吸収能力を高めて
いる。また、ナプキン本体(4)は、吸収シート体(15)
を配置する事によって、中央部の肉厚を厚く形成し、使
用時のフィット性を良好とする事が可能となる。そし
て、ナプキン本体(4)は、吸収シート体(15)を配置す
る事により、中央部の剛性が増加し、ナプキン本体(4)
を、長さ方向の両端部から内側に三つ折りにする事が容
易に可能となる。
【0028】また、ナプキン本体(4)は、図7に示す如
く、吸収シート体(15)の両側を加熱圧縮して、円弧型
のエンボス部(16)を形成する。このエンボス部(16)
は、装着時に於て、ナプキン本体(4)の両側を体形にフ
ィットした立ち上げを容易とし、体液の横漏れを防止す
る事が可能である。また、ナプキン本体(4)は、個装時
に幅方向の両側を内側に折り込む場合、エンボス部(1
6)を介して先端部(10)(11)を内側に折り返す事が
容易となるものである。
く、吸収シート体(15)の両側を加熱圧縮して、円弧型
のエンボス部(16)を形成する。このエンボス部(16)
は、装着時に於て、ナプキン本体(4)の両側を体形にフ
ィットした立ち上げを容易とし、体液の横漏れを防止す
る事が可能である。また、ナプキン本体(4)は、個装時
に幅方向の両側を内側に折り込む場合、エンボス部(1
6)を介して先端部(10)(11)を内側に折り返す事が
容易となるものである。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、個装形状を小型化し、コンパクトに形成する事が
可能となる。そのため、小物入れ、ポシェット等のバッ
グに収納する場合、バッグの収納スペースを大きく占有
する事がなく、簡便な携帯を可能にする。
から、個装形状を小型化し、コンパクトに形成する事が
可能となる。そのため、小物入れ、ポシェット等のバッ
グに収納する場合、バッグの収納スペースを大きく占有
する事がなく、簡便な携帯を可能にする。
【0030】また、薄手の個装フィルムをショーツへの
止着部に配置して、ナプキン本体を折り返すため、折り
返しの交差する角部によって、ナプキン本体を損傷する
虞れがない。
止着部に配置して、ナプキン本体を折り返すため、折り
返しの交差する角部によって、ナプキン本体を損傷する
虞れがない。
【0031】また、コンパクトに個装しているから、使
用者が折り畳まずにそのまま手の中に保持する事が可能
となる。そのため、使用者のプライバシーを保護する事
が可能となる。また、装着時は、止着部から剥離した個
装フィルムのみがゴミとなるから、従来方法に比較し
て、ゴミの発生量を少なくできる。
用者が折り畳まずにそのまま手の中に保持する事が可能
となる。そのため、使用者のプライバシーを保護する事
が可能となる。また、装着時は、止着部から剥離した個
装フィルムのみがゴミとなるから、従来方法に比較し
て、ゴミの発生量を少なくできる。
【0032】更に、個装フィルム及びナプキン本体を折
り畳む際に、最初にナプキン本体のみを長さ方向の両側
から内側に三つ折りしているから、ナプキン本体の使用
者の肌に接触する面が、ナプキン本体自身で全て被覆さ
れる。従って、このナプキン本体の三つ折り後に、個装
フィルム及びナプキン本体を幅方向に三つ折りにした際
に、ナプキン本体の肌接触面が個装フィルムに接触する
事がないから、使用者に清潔感を与える事ができる。
り畳む際に、最初にナプキン本体のみを長さ方向の両側
から内側に三つ折りしているから、ナプキン本体の使用
者の肌に接触する面が、ナプキン本体自身で全て被覆さ
れる。従って、このナプキン本体の三つ折り後に、個装
フィルム及びナプキン本体を幅方向に三つ折りにした際
に、ナプキン本体の肌接触面が個装フィルムに接触する
事がないから、使用者に清潔感を与える事ができる。
【0033】また、個装フィルムは、長さ方向に三つ折
りしたナプキン本体を載置できる大きさで形成している
から、個装フィルムの面積を小さくする事ができる。従
って、個装フィルムを節約する事ができ、ゴミの容量も
小さくなる。
りしたナプキン本体を載置できる大きさで形成している
から、個装フィルムの面積を小さくする事ができる。従
って、個装フィルムを節約する事ができ、ゴミの容量も
小さくなる。
【図1】個装フィルムでナプキン本体を個装した状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図2】ナプキン本体を長さ方向の両端部から折り返
し、個装フィルムに載置した状態を示す斜視図。
し、個装フィルムに載置した状態を示す斜視図。
【図3】個装フィルムにナプキン本体を載置した状態を
示す平面図。
示す平面図。
【図4】図3のA−A線端面図。
【図5】ナプキン本体と平行に積層した先端部を粘着剤
によって止着した実施例の斜視図。
によって止着した実施例の斜視図。
【図6】吸収シート体およびエンボス部を設けた実施例
の平面図。
の平面図。
1 表面シート 2 防漏シート 3 吸収層 6 止着部 7 個装フィルム 8 離型処理面 9 折り返し辺 10 先端部 11 先端部 12 粘着テープ
Claims (3)
- 【請求項1】 透水性の表面シートと非透水性の防漏シ
ートとの間に、体液吸収性の吸収層を介装してナプキン
本体を形成し、このナプキン本体の防漏シートの外面に
ショーツ内面への止着部を形成するとともに、ナプキン
本体を、長さ方向の両端側から内側に折り返して三つ折
りとし、この三つ折りのナプキン本体の止着部を、個装
フィルムの離型処理面で被覆し、この個装フィルムを三
つ折り状態のナプキン本体よりも大きな面積とするとと
もに、ナプキン本体の三つ折りの折り返し辺と交差する
幅方向の両側から個装フィルム及びナプキン本体を内側
に折り返し、この折り返した個装フィルムの先端部を個
装フィルムに止着して形成した事を特徴とする生理用ナ
プキン。 - 【請求項2】 折り返しの先端部の止着は、粘着テープ
にて行う事を特徴とする請求項1の生理用ナプキン。 - 【請求項3】 折り返しの先端部の止着は、粘着剤を塗
布して行う事を特徴とする請求項1の生理用ナプキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8031868A JPH09220255A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 生理用ナプキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8031868A JPH09220255A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 生理用ナプキン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09220255A true JPH09220255A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12343032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8031868A Pending JPH09220255A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 生理用ナプキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09220255A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999060965A1 (en) * | 1998-05-23 | 1999-12-02 | Yuhan-Kimberly Ltd. | Individually packaged absorbent article and a method for making the same |
US6183587B1 (en) | 1997-11-26 | 2001-02-06 | The Procter & Gamble Company | Method of making sanitary napkin comprising three dimensionally shaped tube of absorbent material |
US6475199B1 (en) | 1998-04-27 | 2002-11-05 | The Procter & Gamble Company | Method of individually packaging a three dimensionally-shaped absorbent article |
-
1996
- 1996-02-20 JP JP8031868A patent/JPH09220255A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6183587B1 (en) | 1997-11-26 | 2001-02-06 | The Procter & Gamble Company | Method of making sanitary napkin comprising three dimensionally shaped tube of absorbent material |
US6475199B1 (en) | 1998-04-27 | 2002-11-05 | The Procter & Gamble Company | Method of individually packaging a three dimensionally-shaped absorbent article |
WO1999060965A1 (en) * | 1998-05-23 | 1999-12-02 | Yuhan-Kimberly Ltd. | Individually packaged absorbent article and a method for making the same |
US6502695B1 (en) | 1998-05-23 | 2003-01-07 | Yuhan-Kimberly Ltd. | Individually packaged absorbent article and a method for making the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040305 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040816 |