JP5498718B2 - 個装吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品が包装シートによって個装された個装吸収性物品に関する。
従来より、生理用ナプキン、パンティライナー、おりものシート、失禁パッドなどの吸収性物品50としては、例えば図15に示されるように、ポリエチレンシートまたはポリエチレンラミネート不織布などからなる不透液性の裏面シート51と、不織布または透孔性プラスチックシートなどからなる透液性の表面シート52との間に綿状パルプなどからなる吸収体53が介在された本体部分の両側部に夫々、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定されるウイング状フラップ54、54が形成されたものが知られている。
この種の吸収性物品50では、装着状態時にズレ止めを図るために、例えば前記本体部分の非肌当接面側(裏面シート51の外面)に1または複数条の粘着剤層56…が形成されるとともに、前記ウイング状フラップ54、54の裏面シート51側の面(外面)に粘着剤層57、57が設けらている。
前記吸収性物品50を下着30に固定する際には、図16に示されるように、吸収性物品50を局所にあてがい、側方に突出する前記ウイング状フラップ54、54を下着より取り出し、両ウイング状フラップ54、54を折返し線RL、RLで折返し、下着のクロッチ部分を巻き込むようにしながら前記ウイングズレ止め粘着剤層57、57を下着30の股間部外面に接着するようにする。
一方、前記吸収性物品50を個装するに際しては、前記ウイング状フラップ54、54を本体部分の肌当接面側(表面シート52側)に腹折りした上で、前記粘着剤層57、57を紙又はフィルムからなる剥離紙によって被覆するとともに、前記粘着剤層56…を剥離紙によって被覆し、吸収性物品50の外面側に包装シートを配置して、ナプキン50、剥離紙及び包装シートを共に長手方向に複数折りとし、側縁部分をヒートシールするとともに、開封部をタグテープ等により止着するようにしている。
ここで、長手方向に複数折りするに際しては、下記特許文献1に示されるように、従来より、吸収性物品の前側と後側の2箇所の折り線位置にて、吸収性物品の後側部分を表面シート側の面に折り返した後、その上に前側部分を折り返して重ねた三つ折りが主流となっている。
また、下記特許文献2では、吸収性物品をコンパクトに個装するため、吸収性物品が包装材の幅狭部と共に吸収性物品の長手方向に一体的に巻回されてロール状物とされた吸収性物品の包装構造が開示されている。
特開2003−88548号公報 特開2006−320397号公報
しかしながら、三つ折りの個装吸収性物品の場合、開封手順は、(1)タグテープを剥がし、吸収性物品の前側部分を展開する、(2)吸収性物品の後側部分を展開する、(3)吸収性物品を剥離紙及び包装シートから取り外す、という3ステップを要するため、迅速な装着というのは不可能であった。また、吸収性物品の前側部分及び後側部分の展開において、一々個装吸収性物品を持ち替える手間があり、開封作業が面倒であった。
また、吸収性物品の交換時に、個装吸収性物品を手の平などに隠して持ち運べるようにすることが望まれていたが、三つ折りの場合には手の平に隠れる程度にコンパクトにすることが難しかった。
さらに、開封後の吸収性物品は、三つ折りの場合、図17に示されるように、折り線位置が2箇所のため、吸収性物品の前後両端部の折り角度が鋭く、折り癖によって両端部が内側に傾斜した状態となる。また、上記特許文献2のように吸収性物品を長手方向に巻回してロール状物とした場合、コンパクトな個装は実現できるものの、特にロール内側部分、すなわち吸収性物品の長手方向端部において、巻き癖によって端部が内側に湾曲した状態となる。そのため、このような吸収性物品を下着に装着しようとしても、装着作業時に吸収性物品と下着との接着が剥離しやすく長手方向端部が下着から浮き上がったり、装着中に吸収性物品が身体にフィットし難くくヨレやズレの原因となったりしていた。
そこで本発明の主たる課題は、迅速かつ容易な開封を可能にするとともに、コンパクトな個装形状とし、開封後の吸収性物品の装着作業を容易にするとともに、身体にフィットしやすくした個装吸収性物品を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された吸収性物品と、この吸収性物品を個装する包装シートとからなり、前記吸収性物品は、長手方向の両端部をそれぞれ前記表面シート側の面に折り畳むとともに、更に折り畳んだ吸収性物品の長手方向中心部にて内側に折り畳むことにより四つ折りとされた個装吸収性物品であって、
前記包装シートは、前記吸収性物品の長手方向一方側の端部から外側に延在して設けられた外側延在部分を有するとともに、該外側延在部分の端縁の中央にタグテープが設けられており、
前記吸収性物品の後端折り畳み部と前端折り畳み部とを折り畳んだ状態で、前記包装シートは前記両端部が折り畳まれた吸収性物品の裏面側を長手方向に沿って包囲するとともに、前記包装シートの外側延在部分によって前記両端部が折り畳まれた吸収性物品の表面側を長手方向に沿って包囲し、かつ前記外側延在部分の先端部が前記両端部が折り畳まれた吸収性物品よりも外側に延在しており、
次いで前記後端折り畳み部と前端折り畳み部とを折り畳んだ吸収性物品の長手方向中心部にて前記後端折り畳み部と前端折り畳み部とを対向させるように内側に折り畳んで四つ折りに折り畳んだ後、前記包装シートの外側延在部分を吸収物品を巻き込むように折返し、前記タグテープによって包装シートの外面に剥離可能に接合し、前記包装シートの開口した両側縁部を封鎖手段によって封鎖することにより個装状態とされ、
使用時に、前記タグテープを摘んで展開方向に引っ張ることにより、前記包装シートと吸収性物品の折り畳みが展開できるようにしたことを特徴とする個装吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、個装状態において、吸収性物品は、長手方向の両端部をそれぞれ前記表面シート側の面に折り畳むとともに、更に折り畳んだ吸収性物品の長手方向中心部にて内側に折り畳むことにより四つ折りとされているため、コンパクトな個装吸収性物品とすることができ、吸収性物品の交換時に個装吸収性物品を手の平などに隠して持ち運ぶことができるようになる。
また、前記包装シートは、前記包装シートは、前記吸収性物品の長手方向一方側の端部から外側に延在して設けられた外側延在部分を有するとともに、該外側延在部分の端縁の中央にタグテープが設けられており、前記吸収性物品の後端折り畳み部と前端折り畳み部とを折り畳んだ状態で、前記包装シートは前記両端部が折り畳まれた吸収性物品の裏面側を長手方向に沿って包囲するとともに、前記包装シートの外側延在部分によって前記両端部が折り畳まれた吸収性物品の表面側を長手方向に沿って包囲し、かつ前記外側延在部分の先端部が前記両端部が折り畳まれた吸収性物品よりも外側に延在しており、次いで前記後端折り畳み部と前端折り畳み部とを折り畳んだ吸収性物品の長手方向中心部にて前記後端折り畳み部と前端折り畳み部とを対向させるように内側に折り畳んで四つ折りに折り畳んだ後、前記包装シートの外側延在部分を吸収物品を巻き込むように折返し、前記タグテープによって包装シートの外面に剥離可能に接合し、前記包装シートの開口した両側縁部を封鎖手段によって封鎖することにより個装状態とされている。そして、個装吸収性物品の使用時に、前記タグテープを摘んで展開方向に引っ張ることにより、前記包装シートと吸収性物品の折り畳みが展開できるようにしている。このため、開封手順が、(1)開封端部を摘んでそのまま展開方向に引っ張る、(2)吸収性物品を包装シートから取り外す、という2ステップからなり、従来の三つ折りの個装吸収性物品のように、開封に3ステップを要さず、迅速な装着が可能となる。また、開封端部を展開方向に引っ張るだけで吸収性物品の折り畳みが展開できるため、個装吸収性物品を一々持ち替える必要が無く、開封作業が容易となる。
さらに、前述の通り四つ折りであるため、3箇所の折り位置で緩やかに折れ曲がり、折り癖による吸収性物品の傾斜が、長手方向に対して外側に広がった形状となる。このため、かかる吸収性物品を下着に装着する際、下着の湾曲に沿いやすく、下着と接合し易くなるとともに、身体にもフィットしやすく、装着中のヨレやズレが防止できる。
請求項2に係る本発明として、前記吸収性物品には、前記包装シートの外側延在部分が設けられる側と反対側に位置する端部折り畳み部の前記裏面シート側の面に、展開用粘着剤層が形成されるとともに、前記吸収性物品の長手方向の両端部がそれぞれ前記表面シート側の面に折り畳まれた状態で、前記展開用粘着剤層が前記包装シートの外側延在部分に接合された剥離紙によって剥離可能に覆われ、
使用時に、前記タグテープを摘んで展開方向に引っ張ることにより、前記展開用粘着剤層が形成された両端折り畳み部を展開できるようにしてある請求項1記載の個装吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明では、前記吸収性物品に、前記包装シートの外側延在部分が設けられる側と反対側に位置する端部折り畳み部の前記裏面シート側の面に、展開用粘着剤層を形成するとともに、前記吸収性物品の長手方向の両端部がそれぞれ前記表面シート側の面に折り畳まれた状態で、前記展開用粘着剤層が前記包装シートの外側延在部分に接合される剥離紙によって剥離可能に覆うことにより、使用時に、前記タグテープを摘んで展開方向に引っ張ることにより、前記展開用粘着剤層と剥離紙との接合作用によって、前記両端折り畳み部を展開できるようにしたものである。
請求項3に係る本発明として、前記吸収性物品には、両側部に夫々、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定されるウイング状フラップが形成されるとともに、前記ウイング状フラップの前記裏面シート側の面にウイングズレ止め粘着剤層が形成され、
個装状態で、前記ウイング状フラップがそれぞれ、前記表面シート側の面に折り返され、一対の前記ウイングズレ止め粘着剤層が剥離紙によって剥離可能に覆われている請求項1、2いずれかに記載の個装吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の発明では、ウイング状フラップが形成された吸収性物品について規定したものであり、個装状態で、前記ウイング状フラップがそれぞれ、前記表面シート側の面に折り返され、一対の前記ウイングズレ止め粘着剤層が剥離紙によって剥離可能に覆われるようにしたものである。
請求項4に係る本発明として、前記包装シートの外側延在部分が設けられる側に位置する端部折り畳み部と前記外側延在部分の端部までの区間内において、前記包装シートの両側縁部に、前記包装シートの開口した両側縁部を封鎖手段によって封鎖する領域に包装シートが掛からないようにシート幅寸法を縮小した凹形状の切欠き部が形成されている請求項1〜3いずれかに記載の個装吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明では、包装シートの両側縁の開口部を封鎖手段により封鎖する際の加工を容易にするため、前記包装シートの外側延在部分が設けられる側に位置する端部折り畳み部と前記外側延在部分の端部までの区間内において、前記包装シートの両側縁部に、前記包装シートの開口した両側縁部を封鎖手段によって封鎖する領域に包装シートが掛からないようにシート幅寸法を縮小した凹形状の切欠き部を形成したものである。
以上詳説のとおり本発明によれば、迅速かつ容易な開封を可能にするとともに、コンパクトな個装形状とし、開封後の吸収性物品の装着作業を容易にするとともに、身体にフィットしやすくした個装吸収性物品が提供できる。
個装生理用ナプキンNの一部破断展開図である。 図1のII−II線矢視図である。 個装生理用ナプキンNの個装手順図(その1)である。 個装生理用ナプキンNの個装手順図(その2)である。 個装生理用ナプキンNの個装手順図(その3)である。 個装生理用ナプキンNの個装手順図(その4)である。 個装生理用ナプキンNの個装手順図(その5)である。 個装状態を示す斜視図である。 個装生理用ナプキンNの開封手順図(その1)である。 個装生理用ナプキンNの開封手順図(その2)である。 個装生理用ナプキンNを開封した状態の側面図である。 他の形態例を示す個装生理用ナプキンNの展開図(その1)である。 他の形態例を示す個装生理用ナプキンNの展開図(その2)である。 他の形態例を示す個装生理用ナプキンNの展開図(その3)である。 従来の生理用ナプキン50を示す一部破断展開図である。 生理用ナプキン50の装着状態図である。 生理用ナプキン50を開封した状態の側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔生理用ナプキン1の構造例〕
本発明に係る生理用ナプキン1は、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシートなどからなる不透液性の裏面シート2と、経血やおりものなどを速やかに透過させる透液性の表面シート3と、これら両シート2,3間に介在された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、表面側両側部にそれぞれ長手方向に沿って形成されたサイド不織布6とから構成されている。前記表面シート3と裏面シート2との間に吸収体4が介在された本体部分の長手方向両側縁部には夫々、前記裏面シート2とサイド不織布6との貼り合わせ部分により側方に突出し、前記吸収体4が介在しないフラップ部が形成されるとともに、このフラップ部には、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定されるウイング状フラップW、Wが含まれている。なお、前記吸収体4は形状保持および拡散性向上のためにクレープ紙で囲繞することができる。
また、前記表面シート3と裏面シート2との間に吸収体4が介在された本体部分の裏面には、下着に対する固定のために適宜の塗布パターンによって複数条の、図示例では2条の本体ズレ止め粘着剤層7,7…が形成されている。また、前記ウイング状フラップW、Wの裏面シート2側の面(裏面)には、ウイングズレ止め粘着剤層8、8が形成されている。さらに、ナプキン1の後側端部近傍の裏面シート2側の面(裏面)には、展開用粘着剤層9が形成されている。
以下、さらに前記生理用ナプキン1の構造例について詳述すると、
前記裏面シート2は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
次いで、前記表面シート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。
前記裏面シート2と表面シート3との間に介在される吸収体4は、たとえばフラッフ状パルプと吸水性ポリマーとにより構成されている。前記吸水性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に、例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。本例のように、吸収体4を囲繞するクレープ紙を設ける場合には、結果的に透液性表面シート3と吸収体4との間にクレープ紙が介在することになり、吸収性に優れる前記クレープ紙によって体液を速やかに拡散させるとともに、これら経血等の逆戻りを防止するようになる。
また、前記吸収体4に合成繊維を混合しても良い。前記合成繊維は、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、及びこれらの共重合体などを使用することができるし、これら2種を混合したものであってもよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイドバイサイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維も用いることができる。前記合成繊維は、体液に対する親和性を有するように、疎水性繊維の場合には親水化剤によって表面処理したものを用いるのが望ましい。
前記ズレ止め粘着剤層7、8、9を形成する粘着剤としては、たとえばスチレン系ポリマー、粘着付与剤、可塑剤のいずれかが主成分であるものが好適に使用される。前記スチレン系ポリマーとしては、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレン−スチレン共重合体等が挙げられるが、これらのうち1種のみを使用しても、二種以上のポリマーブレンドであってもよい。この中でも熱安定性が良好であるという点で、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体が好ましい。また、前記粘着付与剤および可塑剤としては、常温で固体のものを好ましく用いることができ、粘着付与剤ではたとえばC5系石油樹脂、C9系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂、ロジン系石油樹脂、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂等が挙げられ、前記可塑剤では例えば、リン酸トリフレシル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル等のモノマー可塑剤の他、ビニル重合体やポリエステルのようなポリマー可塑剤が挙げられる。
〔生理用ナプキン1の個装構造〕
前記個装生理用ナプキンNは、前記生理用ナプキン1と、この生理用ナプキン1を個装する包装シート10とから構成されている。
前記生理用ナプキン1は、長手方向の両端部をそれぞれ折り線L1、L3位置にて表面シート3側の面に折り畳むとともに、更に折り畳んだ吸収性物品の長手方向中心部(折り線L2位置)にて内側に折り畳むことにより四つ折りとされる。
前記包装シート10は、幅方向に対しては両側部のフラップ部を表面シート3側の面に折り返した状態のナプキン1の平面寸法より左右に所定の寸法だけ大きく形成され(図4参照)、長手方向に対してはナプキン1の後側寄りの所定位置から前側端部の外側に所定寸法だけ延在する外側延在部分10Aが形成される略矩形状のシートとすることができる。素材的には、プラスチックフィルム又は不織布などを使用することができるが、好ましくは薄くかつ柔軟性の高いプラスチックフィルムとするのがよい。幅寸法は、後述する封鎖手段が確保されるような寸法とする。また、長手寸法は、後述するナプキン1の両端折り畳み部を折り畳んだ状態で、少なくともナプキン1を長手方向に包囲する寸法とする。
前記包装シート10のナプキン1側の当接面には、本体ズレ止め粘着剤層7…に対する当接面に対し、後述の剥離紙11と同様の離型処理が施された剥離紙5が、前記本体ズレ止め粘着剤層7…の形成範囲を覆う大きさで、ホットメルト等の接着剤によって接着されている。前記剥離紙5の離型処理は、前記粘着剤層7…を覆う面にだけ施されるようにし、その反対側の包装シート10に接着される面には、前記包装シート10との接着性を確保するために、前記離型処理を施さないようにする。包装シート10と剥離紙5とは、適当な箇所で、具体的には長手方向に数箇所に亘って接着されている。
また、前記包装シート10の外側延在部分10Aの端縁のほぼ中央には、タグテープ15が設けられている。前記タグテープ15は、紙又はプラスチックフィルム等からなる部材で、基端側が包装シート10に剥離不能に接着され、突出部分に剥離可能な接着剤層が設けられ、且つその先端部分に非接着性の摘み部が形成されている。
一方、個装状態において、前記ウイング状フラップW、Wが前記表面シート3側の面(表面)に折り返され(腹折りされ)るとともに、ナプキン1の後端折り畳み部1Aが前記表面シート3側の面(表面)に折り返され(腹折りされ)、一対のウイングズレ止め粘着剤層8、8及び展開用粘着剤層9が剥離紙11によって剥離可能に覆われている。
前記剥離紙11としては、ズレ止め粘着剤層8及び展開用粘着剤層9に対する当接面に対し、例えばシリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、または四フッ化エチレン系樹脂などの離型処理液を塗工するかスプレー塗布し離型処理した紙またはプラスチックシートを用いることができる。なお、特別に離型処理をしなくても、実質的に粘着力の低下を招かないものであれば、フィルムそのものであっても、不織布そのものであっても良い。
さらに、前記個装生理用ナプキンNは、図1に示されるように、幅方向の仮想の折り線L1〜L5の位置にて、長手方向に折り畳まれて個装状態とされる。
〔個装手順〕
前述した個装生理用ナプキンNを個装する手順について説明する。
先ず、図3に示されるように、本体ズレ止め粘着剤層7、7を剥離紙5によって覆う。さらに、前記ウイング状フラップW、Wをそれぞれ、表面シート3側の面(表面)に折り返すとともに、このウイング状フラップW、Wと重ならないように、ナプキン1の後端折り畳み部1Aを折り線L1位置にて表面側に折り返す。これにより、一対のウイングズレ止め粘着剤層8、8が隣接配置されるとともに、その後側に展開用粘着剤層9が配置される。これらウイングズレ止め粘着剤層8、8及び展開用粘着剤層9を一体的に剥離紙11によって剥離可能に覆う。
その後、図4に示されるように、包装シート10に前記剥離紙5の非離型処理加工面側を接着し、包装シート10にナプキン1を配置する。このとき、前記折り線L1位置にて折り返した後端折り畳み部1Aの後端部と包装シート10の後側端部を合わせるように配置する。
次に、図5に示されるように、ナプキン1の前端折り畳み部1Bを折り線L3位置にて包装シート10とともに表面側に折り畳む。このとき、包装シート10は、前記外側延在部分10Aによってナプキン1を長手方向に沿って包囲し、さらにナプキン1の後端折り畳み部1Aの後端部より外側に延在する位置まで設けられる。この折り畳みと同時に、包装シート10の外側延在部分10Aに前記剥離紙11の非離型処理加工面側を接着する。この折り畳みにより、ナプキン1は、後端折り畳み部1A及び前端折り畳み部1Bがそれぞれ、表面側に折り畳まれた状態となる。なお、この折り畳みにより、折り線L2とL4とが重なるとともに、折り線L1とLとが重なるようになる。
更に、図6に示されるように、後端折り畳み部1A及び前端折り畳み部1Bを腹折りしたナプキン1の長手方向(前後方向)中心部の折り線L2(L4)位置にて包装シート10とともに内側に折り畳む(ナプキン1の後端折り畳み部1A及び前端折り畳み部1Bを対向させるように折り畳む)。この折り畳みにより、ナプキン1は四つ折りに折り畳まれる。
次いで、図7に示されるように、ナプキン1の後端折り畳み部1Aの後端部より外側に延在する包装シート10の外側延在部分10Aを、ナプキン1の後端折り畳み部1Aの後端部を巻き込むように、折り線L5(L1)位置にて折り返す。
しかる後、図8に示されるように、この折り返した端部を開封端部とし、包装シート10の外面にタブテープ15によって剥離可能に接合するとともに、包装シート10の開口した両側縁部10a、10aをエンボス圧着、加熱融着、接着剤等、適宜の封鎖手段の単独または組合せによって封鎖し、折り畳み形状を保持する。
〔開封手順〕
次に、使用時に、図8に示される製品状態の個装生理用ナプキンNを開封する手順について説明する。本個装生理用ナプキンNの開封手順は、(1)図9及び図10に示されるように、タグテープ15を摘んで剥がし、そのまま展開方向に引っ張る、(2)ナプキン1を包装シート10から取り外す、という2ステップからなる。前記第1ステップにより、ナプキン1の前端折り畳み部1Bが展開するとともに後端折り畳み部1Aが展開用粘着剤層9と剥離紙11との接合により引っ張られて展開し、且つ包装シート10の側縁部分10a、10aの封鎖手段が解除されて、ナプキン1が展開する。
これに対し、従来の三つ折りの個装吸収性物品の場合、開封手順は、上述の通り、(1)タグテープを剥がし、吸収性物品の前側部分を展開する、(2)吸収性物品の後側部分を展開する、(3)吸収性物品を剥離紙及び包装シートから剥がす、という3ステップを要する。このため、本発明に係る個装生理用ナプキンNでは、上記2ステップであるので、迅速な装着が可能となる。
また、開封後のナプキン1は、図11に示されるように、折り線位置が3箇所(折り線L1、L2、L3)であるため、ナプキン1の折り角度が小さくなり、折り癖によるナプキン1の傾斜が、長手方向に対して全体に外側に広がった形状となる。このため、このようなナプキンを下着に装着する場合、下着の湾曲に沿いやすく、本体ズレ止め粘着剤層7の接着が効果的となる。また、身体にもフィットしやすく、装着中のヨレやズレが防止できるようになる。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、包装シート10は略矩形状のシートとされていたが、図12に示されるように、包装シート10の外側延在部分10Aが設けられる側に位置する前端折り畳み部1Bと前記外側延在部分10Aの端部までの区間内において、包装シート10の両側縁部に切欠き部10b、10bを形成してもよい。さらに具体的には、前記切欠き部10bは、折り線L3からL5の範囲S内の包装シート10の両側縁部に形成されることが好ましい。これにより、個装生理用ナプキンNを折り畳んで包装シート10の両側縁部10a、10aを封鎖する際に、この両側縁部10a、10aの資材枚数が低減するため、封鎖手段が容易となる。
(2)上記形態例では、ナプキン1の両側部にウイング状フラップW、Wが形成されていたが、図13に示されるように、かかるウイング状フラップのないナプキンに対しても適用することもできる。この場合、前記剥離紙11は、前記展開用粘着剤層9を覆う範囲の大きさで形成することができる。
(3)上記形態例では、本体ズレ止め粘着剤層7、7を覆う剥離紙5と、ウイングズレ止め粘着剤層8、8及び展開用粘着剤層9を覆う剥離紙11とを別体のもので構成していたが、図14に示されるように、これらが一体となった剥離紙20を用いても良い。
(4)上記形態例では、ナプキン1の前側端部の外側に包装シート10の外側延在部分10Aが形成されるようにしたが、これとは逆に、ナプキン1の後側端部の外側に形成されるようにしてもよい。
1…生理用ナプキン、1A…後端折り畳み部、1B…前端折り畳み部、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4…吸収体、5…剥離紙、6…サイド不織布、7…本体ズレ止め粘着剤層、8…ウイングズレ止め粘着剤層、9…展開用粘着剤層、10…包装シート、N…個装生理用ナプキン

Claims (4)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された吸収性物品と、この吸収性物品を個装する包装シートとからなり、前記吸収性物品は、長手方向の両端部をそれぞれ前記表面シート側の面に折り畳むとともに、更に折り畳んだ吸収性物品の長手方向中心部にて内側に折り畳むことにより四つ折りとされた個装吸収性物品であって、
    前記包装シートは、前記吸収性物品の長手方向一方側の端部から外側に延在して設けられた外側延在部分を有するとともに、該外側延在部分の端縁の中央にタグテープが設けられており、
    前記吸収性物品の後端折り畳み部と前端折り畳み部とを折り畳んだ状態で、前記包装シートは前記両端部が折り畳まれた吸収性物品の裏面側を長手方向に沿って包囲するとともに、前記包装シートの外側延在部分によって前記両端部が折り畳まれた吸収性物品の表面側を長手方向に沿って包囲し、かつ前記外側延在部分の先端部が前記両端部が折り畳まれた吸収性物品よりも外側に延在しており、
    次いで前記後端折り畳み部と前端折り畳み部とを折り畳んだ吸収性物品の長手方向中心部にて前記後端折り畳み部と前端折り畳み部とを対向させるように内側に折り畳んで四つ折りに折り畳んだ後、前記包装シートの外側延在部分を吸収物品を巻き込むように折返し、前記タグテープによって包装シートの外面に剥離可能に接合し、前記包装シートの開口した両側縁部を封鎖手段によって封鎖することにより個装状態とされ、
    使用時に、前記タグテープを摘んで展開方向に引っ張ることにより、前記包装シートと吸収性物品の折り畳みが展開できるようにしたことを特徴とする個装吸収性物品。
  2. 前記吸収性物品には、前記包装シートの外側延在部分が設けられる側と反対側に位置する端部折り畳み部の前記裏面シート側の面に、展開用粘着剤層が形成されるとともに、前記吸収性物品の長手方向の両端部がそれぞれ前記表面シート側の面に折り畳まれた状態で、前記展開用粘着剤層が前記包装シートの外側延在部分に接合された剥離紙によって剥離可能に覆われ、
    使用時に、前記タグテープを摘んで展開方向に引っ張ることにより、前記展開用粘着剤層が形成された両端折り畳み部を展開できるようにしてある請求項1記載の個装吸収性物品。
  3. 前記吸収性物品には、両側部に夫々、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定されるウイング状フラップが形成されるとともに、前記ウイング状フラップの前記裏面シート側の面にウイングズレ止め粘着剤層が形成され、
    個装状態で、前記ウイング状フラップがそれぞれ、前記表面シート側の面に折り返され、一対の前記ウイングズレ止め粘着剤層が剥離紙によって剥離可能に覆われている請求項1、2いずれかに記載の個装吸収性物品。
  4. 前記包装シートの外側延在部分が設けられる側に位置する端部折り畳み部と前記外側延在部分の端部までの区間内において、前記包装シートの両側縁部に、前記包装シートの開口した両側縁部を封鎖手段によって封鎖する領域に包装シートが掛からないようにシート幅寸法を縮小した凹形状の切欠き部が形成されている請求項1〜3いずれかに記載の個装吸収性物品。
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