JPH0657335U - 生理用ナプキン - Google Patents

生理用ナプキン

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JPH0657335U
JPH0657335U JP571093U JP571093U JPH0657335U JP H0657335 U JPH0657335 U JP H0657335U JP 571093 U JP571093 U JP 571093U JP 571093 U JP571093 U JP 571093U JP H0657335 U JPH0657335 U JP H0657335U
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JP
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sanitary napkin
bag
back side
sanitary
packaging bag
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百合子 林
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百合子 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用済み生理用ナプキンが非透水性の袋に収
容されて廃棄される率を増大させ、非収容状態での廃棄
によりトイレ等の衛生や美観が損なわれること等を効果
的に防止し、所謂エイズウイルス等を始めとするウイル
スや細菌等の感染を予防する。 【構成】 個別包装袋12の底部付近の内側の一部分
(固定部)を、生理用ナプキン10の後部における裏側
に固定する。未使用の生理用ナプキン10を、横方向の
折目によって吸収面10aを内側にして三つ折りにした
状態で、非透水性の個別包装袋12内に収容する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、生理用ナプキンに関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】
使用済みの生理用ナプキンは、トイレ等における汚物入れ等の中に廃棄される べきものであるが、汚物入れの蓋を開けることが厭われて、蓋の上やその他の場 所に放置されることも少なくない。
【0003】 使用済みの生理用ナプキンは血液等を吸収しているので、そのまま廃棄される と、蓋の上やその他の場所に放置された場合は勿論、汚物入れ等の中に投入され た場合でも、トイレ及び汚物入れ等の後の利用者や清掃作業者等の嫌悪感を増大 させたり、所謂エイズウイルス等を始めとするウイルスや細菌等の感染の危険を 引き起すおそれがある。
【0004】 未使用の生理用ナプキンを包装する個別包装袋は、通常は非透水性であるから 、上記のような嫌悪感増大や感染等を防ぐには、その個別包装袋を保管しておき 、使用済み生理用ナプキンをその中に収容させた上で廃棄することが有効である 。
【0005】 ところが、生理用ナプキン使用中に、個別包装袋を別に保管しておき、廃棄の 際に保管していた個別包装袋を取り出すのは、実際上かなり煩雑であり、利用す るトイレ等の設備や衛生状態等によっては、そのような作業を容易に行い得ない こともあり得る。そのため現実には、使用済み生理用ナプキンがこのように個別 包装袋内に収容されて廃棄されることは、極めて稀である。
【0006】 本考案は、従来技術に存した上記のような問題点に鑑み行われたものであって 、その目的とするところは、使用済み生理用ナプキンが非透水性の袋に収容され て廃棄される率が大きく増大し、非収容状態での廃棄によりトイレ等の衛生や美 観が損なわれること等を効果的に防止することができ、所謂エイズウイルス等を 始めとするウイルスや細菌等の感染予防上も有効性が高い生理用ナプキンを提供 することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の生理用ナプキンは、 非透水性の個別包装袋内に収容されてなる生理用ナプキンであって、 前記個別包装袋が、その個別包装袋からの未使用生理用ナプキンの取出し及び個 別包装袋への使用済生理用ナプキンの収容を阻害しない状態で、生理用ナプキン のうち使用時に吸収面の裏側に位置する部分に連結されたものとしている。
【0008】 そしてこの生理用ナプキンは、生理用ナプキンの前後中間部が、個別包装袋に 対して主として側方へ相対的に動き得るように、個別包装袋の前後両端部が、生 理用ナプキンの前後両端部のうち使用時に吸収面の裏側に位置する部分に連結さ れており、 前記個別包装袋に、ショーツ類の内側にその個別包装袋を固定するための粘着部 が設けられたものとすることが好ましい。
【0009】 また本考案の生理用ナプキンは、 非透水性の廃棄用袋が、その廃棄用袋への使用済生理用ナプキンの収容を阻害し ない状態で、生理用ナプキンのうち使用時に吸収面の裏側に位置する部分に連結 されたものとすることもできる。
【0010】 そしてこの生理用ナプキンは、 生理用ナプキンの前後中間部が、廃棄用袋に対して主として側方へ相対的に動き 得るように、廃棄用袋の前後両端部が、生理用ナプキンの前後両端部のうち使用 時に吸収面の裏側に位置する部分に連結されており、 前記廃棄用袋に、ショーツ類の内側にその廃棄用袋を固定するための粘着部が設 けられたものとすることが好ましい。
【0011】
【作用】
請求項1の考案においては、個別包装袋から未使用生理用ナプキンを取出した 場合、個別包装袋は、生理用ナプキンのうち使用時に吸収面の裏側に位置する部 分に連結しているので、個別包装袋が廃棄されることなく吸収面の裏側に位置し た状態で生理用ナプキンが使用される。
【0012】 従って、個別包装袋と連結した状態で、吸収に支障なく、且つ個別包装袋を汚 損することなく生理用ナプキンを使用することができると共に、吸収面の裏側に 位置した個別包装袋が吸収面を対象部に押圧する作用を発揮し得る。
【0013】 使用済み生理用ナプキンの吸収面を内側にして折り畳み、汚損が防止される吸 収面の裏側を持ってそれを廃棄しようとすると、そこに必ず、個別包装袋が、汚 損が防止された状態で連結されている。その非透水性の個別包装袋内に、使用済 み生理用ナプキンの吸収面の裏側を持って、手をほとんど汚すことなくその使用 済み生理用ナプキンを収容させることができる。
【0014】 請求項3の考案においては、廃棄用袋は、生理用ナプキンのうち使用時に吸収 面の裏側に位置する部分に連結しているので、廃棄用袋が吸収面の裏側に位置し た状態で生理用ナプキンが使用される。
【0015】 従って、廃棄用袋と連結した状態で、吸収に支障なく、且つ廃棄用袋を汚損す ることなく生理用ナプキンを使用することができると共に、吸収面の裏側に位置 した廃棄用袋が吸収面を対象部に押圧する作用を発揮し得る。
【0016】 使用済み生理用ナプキンの吸収面を内側にして折り畳み、汚損が防止される吸 収面の裏側を持ってそれを廃棄しようとすると、そこに必ず、廃棄用袋が、汚損 が防止された状態で連結されている。その非透水性の廃棄用袋内に、使用済み生 理用ナプキンの吸収面の裏側を持って、手をほとんど汚すことなくその使用済み 生理用ナプキンを収容させることができる。
【0017】 請求項2または請求項4の考案においては、粘着部によって、ショーツ類の内 側に個別包装袋または廃棄用袋が固定される。その個別包装袋または廃棄用袋の 前後両端部が、生理用ナプキンの前後両端部のうち使用時に吸収面の裏側に位置 する部分に連結されているので、生理用ナプキンの前後中間部は、個別包装袋ま たは廃棄用袋、すなわちショーツ類に対して、主として側方へ相対的に動き得る 。
【0018】
【実施例】
本考案の実施例を、図面を参照しつつ説明する。 図1乃至図4は、本考案の1実施例についてのものであって、そのうち図1は 、個別包装袋内に収容された未使用生理用ナプキンの断面図、図2は、使用状態 の生理用ナプキンの断面図、図3は、図2の要部拡大図、図4は、個別包装袋内 に収容された使用済生理用ナプキンの破砕断面図である。
【0019】 未使用の生理用ナプキン10は、図1に示されるように、横方向の折目によっ て吸収面10aを内側にして三つ折りにされた状態で、個別包装袋12内に収容 されている。個別包装袋12は、非透水性であれば、例えば合成樹脂フィルムが コーティングされた不織布製であっても良く、合成樹脂フィルム製であっても良 い。個別包装袋12の底部付近の内側の一部分(固定部14)が、生理用ナプキ ン10の後部における裏側10bに固定されている。
【0020】 個別包装袋12の開口部のうち上側縁部12aは、その先端部が外側へ折返さ れ、その折返し部12a1の外側に、接着剤16が塗着されている。一方、個別 包装袋12の開口部のうち下側縁部12bの先端部は、上側縁部12aを内包し た状態で、内側に塗着された粘着剤18によって個別包装袋12の表面に接着さ れ、それによって個別包装袋12の開口部が閉塞されている。下側縁部12bの 先端部よりも図1におけるやや下方の内側に、折返し部12a1に塗着されたの と同種の接着剤16が塗着されている。この接着剤16は、個別包装袋12には 接着しないが、接着剤16同士を圧接すると、相互に接着するものであって市販 されている。
【0021】 使用するには、下側縁部12bの先端部の粘着剤18を剥離させて個別包装袋 12を開口し、個別包装袋12を裏返しながら生理用ナプキン10を取り出し、 生理用ナプキン10を広げると共に、個別包装袋12を例えば二つ折りにして生 理用ナプキン10の裏側(図2における下側)の後部(図2における右方部)に 位置させる。そして、生理用ナプキン10の裏側における中間部から前端部に亙 る部分に亙って設けられた粘着テープ20の離型紙(図示を略す)を除去し、粘 着テープ20によりショーツ類(図示を略す)の内側に生理用ナプキン10を固 定して使用する。
【0022】 個別包装袋12は、生理用ナプキン10のうち使用時に吸収面10aの裏側に 位置する部分に連結しているので、個別包装袋12が廃棄されることなく吸収面 10aの裏側に位置した状態で生理用ナプキン10が使用される。この場合、吸 収面10aの吸収に支障なく、且つ個別包装袋12を汚損することなく生理用ナ プキン10を使用することができると共に、吸収面10aの裏側に位置した個別 包装袋12が吸収面10aを対象部に押圧する作用を発揮して、吸収性向上或は 漏れ防止の効果をも奏し得る。なお、生理用ナプキン10の後部における裏側1 0bに、個別包装袋12を収容し得るポケットを設けてもよい。
【0023】 粘着テープ20による固定は、生理用ナプキン10の中間部から前端部に亙る 部分で十分であるが、個別包装袋12の固定位置を生理用ナプキン10における より後方にして、ショーツ類に対する生理用ナプキン10の固定長さをより長く することもできる。図1並びに図2及び図3に示された状態において、接着剤1 6同士は分離状態にあるので、非接着状態が保たれる。
【0024】 使用済みの生理用ナプキン10を個別包装袋12内に収容するには、図4に示 されるように横方向の折目によって吸収面10aを内側にして生理用ナプキン1 0を折り畳み、個別包装袋12を再び表に返しつつ個別包装袋12内に生理用ナ プキン10を収容する。そして、個別包装袋12の開口部の上側縁部12aの折 返し部12a1を伸ばし、その接着剤16を下側縁部12bの接着剤16に圧接 させて接着し、開口部を閉塞する。
【0025】 使用済み生理用ナプキン10の吸収面10aを内側にして折り畳み、汚損が防 止される吸収面10aの裏側を持ってそれを廃棄しようとすると、そこに必ず、 個別包装袋12が、汚損が防止された状態で連結されているので、使用中に包装 袋を別に保管しておく手間や保管していた包装袋を取り出す手間を要せず、連結 された非透水性の個別包装袋12内に、使用済み生理用ナプキン10の吸収面1 0aの裏側を持って、手をほとんど汚すことなくその使用済み生理用ナプキン1 0を収容させることができる。
【0026】 それゆえ、使用済み生理用ナプキン10がその非透水性の個別包装袋12に収 容されて廃棄される率が大きく増大し、非収容状態での廃棄によりトイレ等の衛 生や美観が損なわれること等を効果的に防止することができ、所謂エイズウイル ス等を始めとするウイルスや細菌等の感染予防上も有効性が高い。また、個別包 装袋12をそのまま利用するので、省資源及びごみ発生抑制の効果も発揮する。 なお、個別包装袋を伸縮性のある材料により構成したり、個別包装袋の開口部 を伸縮性のあるギャザーにより構成すると、生理用ナプキンの取り出し及び個別 包装袋への収容がより容易になる。
【0027】 図5乃至図9は、本考案の別の実施例についてのものであって、そのうち図5 は、使用状態の生理用ナプキンの断面図、図6はその底面図、図7は、三つ折り 状態の使用済生理用ナプキンの側面図、図8は、廃棄用袋内に収容された使用済 生理用ナプキンの平面図、図9はその側面図である。
【0028】 生理用ナプキン30の前後両端部のうち吸収面30aの裏側30b(図5にお ける下側)に、廃棄用袋32の前後両端部の上側の一部分(固定部34・36) が固定されている。廃棄用袋32は、非透水性であれば、例えば合成樹脂フィル ムがコーティングされた不織布製であっても良く、合成樹脂フィルム製であって も良い。廃棄用袋32の開口部33は、図5における下側の中央部の前後両端部 に亙っており、両開口縁部38・40の中間部38a・40aにおける外側面( 図5における下面)に、廃棄用袋32には接着しないが、接着剤同士を圧接する と相互に接着する接着剤42が塗着されている。
【0029】 図5における廃棄用袋32の最下面における前後両端部に亙って、開口部33 を挟んで平行に、2本の粘着テープ44(粘着部の一例)が固定されており、こ の粘着テープ44によって、ショーツ類(図示を略す)の内側に廃棄用袋32が 固定される。その廃棄用袋32の前後両端部が、生理用ナプキン30の前後両端 部のうち吸収面30aの裏側に連結されているので、生理用ナプキン30の前後 中間部38a・40aは、廃棄用袋32、すなわちショーツ類に対して、主とし て側方(図5における紙面に垂直な方向)へ相対的に動き得る。使用者の身体の 動きに対する生理用ナプキン30の追随性が良いので、生理用ナプキン30から の漏れが効果的に防止される。
【0030】 なお、このような効果は、個別包装袋或は廃棄用袋に代えて、袋状のもの以外 のもの、例えば単なるシート状のものを採用し、その前後両端部を、生理用ナプ キンの前後両端部のうち使用時に吸収面の裏側に位置する部分に連結し、そのシ ート状のものに、ショーツ類の内側にそのシート状のものを固定するための粘着 部を設けても、達成することが可能である。
【0031】 使用済みの生理用ナプキン30を廃棄用袋32内に収容するには、図7に示さ れるように横方向の折目によって吸収面30aを内側にして生理用ナプキン30 を折り畳み、廃棄用袋32の両開口縁部38・40の中間部38a・40a(図 7における下端部に位置する)をそれぞれ把持して廃棄用袋32を図7における 上方へ裏返すことにより、廃棄用袋32内に生理用ナプキン30を収容する。そ して、両開口縁部38・40の接着剤42同士を圧接させて接着し、開口部33 を閉塞する。
【0032】 使用済み生理用ナプキン30の吸収面30aを内側にして折り畳み、汚損が防 止される吸収面30aの裏側を持ってそれを廃棄しようとすると、そこに必ず、 廃棄用袋32が、汚損が防止された状態で連結されているので、使用中に包装袋 を別に保管しておく手間や保管していた包装袋を取り出す手間を要せず、連結さ れた非透水性の廃棄用袋32内に、使用済み生理用ナプキン30の吸収面30a の裏側を持って、手をほとんど汚すことなくその使用済み生理用ナプキン30を 収容させることができる。
【0033】 上記各実施例において廃棄用袋32及び廃棄用袋32を閉塞する手段としては 、上記のような接着剤42を利用する手段に限るものではなく、適宜の公知手段 を利用することができることは云うまでもない。また、廃棄用袋32又は廃棄用 袋32と生理用ナプキン30の連結は、別の連結部材等を介して行うこともでき る。
【0034】 また、以上の実施例についての記述における上下位置関係は、単に図に基づい た説明の便宜のためのものであって、実際の使用状態等を限定するものではない 。
【0035】
【考案の効果】
請求項1の生理用ナプキンにおいては、個別包装袋が廃棄されることなく吸収 面の裏側に位置した状態で、吸収に支障なく、且つ個別包装袋を汚損することな く生理用ナプキンを使用することができると共に、吸収面の裏側に位置した個別 包装袋が吸収面を対象部に押圧する作用を発揮して、吸収性向上或は漏れ防止の 効果をも奏し得る。
【0036】 使用済み生理用ナプキンの吸収面を内側にして折り畳み、汚損が防止される吸 収面の裏側を持ってそれを廃棄しようとすると、そこに必ず、個別包装袋が、汚 損が防止された状態で連結されている。従って、使用中に包装袋を別に保管して おく手間や保管していた包装袋を取り出す手間を要せず、連結された非透水性の 個別包装袋内に、使用済み生理用ナプキンの吸収面の裏側を持って、手をほとん ど汚すことなくその使用済み生理用ナプキンを収容させることができる。
【0037】 それゆえ、使用済み生理用ナプキンがその非透水性の個別包装袋に収容されて 廃棄される率が大きく増大し、非収容状態での廃棄によりトイレ等の衛生や美観 が損なわれること等を効果的に防止することができ、所謂エイズウイルス等を始 めとするウイルスや細菌等の感染予防上も有効性が高い。また、個別包装袋をそ のまま利用するので、省資源及びごみ発生抑制の効果も発揮する。
【0038】 請求項3の生理用ナプキンにおいては、廃棄用袋が吸収面の裏側に位置した状 態で、吸収に支障なく、且つ廃棄用袋を汚損することなく生理用ナプキンを使用 することができると共に、吸収面の裏側に位置した廃棄用袋が吸収面を対象部に 押圧する作用を発揮して、吸収性向上或は漏れ防止の効果をも奏し得る。
【0039】 使用済み生理用ナプキンの吸収面を内側にして折り畳み、汚損が防止される吸 収面の裏側を持ってそれを廃棄しようとすると、そこに必ず、廃棄用袋が、汚損 が防止された状態で連結されている。従って、使用中に包装袋を別に保管してお く手間や保管していた包装袋を取り出す手間を要せず、連結された非透水性の廃 棄用袋内に、使用済み生理用ナプキンの吸収面の裏側を持って、手をほとんど汚 すことなくその使用済み生理用ナプキンを収容させることができる。
【0040】 それゆえ、使用済み生理用ナプキンがその非透水性の廃棄用袋に収容されて廃 棄される率が大きく増大し、非収容状態での廃棄によりトイレ等の衛生や美観が 損なわれること等を効果的に防止することができ、所謂エイズウイルス等を始め とするウイルスや細菌等の感染予防上も有効性が高い。
【0041】 請求項2または請求項4の生理用ナプキンにおいては、粘着部によって、ショ ーツ類の内側に固定される個別包装袋または廃棄用袋の前後両端部が、生理用ナ プキンの前後両端部のうち使用時に吸収面の裏側に位置する部分に連結されてい るので、生理用ナプキンの前後中間部は、個別包装袋または廃棄用袋、すなわち ショーツ類に対して、主として側方へ相対的に動き得る。そのため、生理用ナプ キンの吸収面の裏側に設けられた粘着部により、その生理用ナプキンのほぼ全長 に亙ってショーツ類の内側に固定される従来品に比し、使用者の身体の動きに対 する生理用ナプキンの追随性が良く、生理用ナプキンからの漏れ、特に、しばし ば問題となる横漏れが、効果的に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】個別包装袋内に収容された未使用生理用ナプキ
ンの断面図である。
【図2】使用状態の生理用ナプキンの断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】個別包装袋内に収容された使用済生理用ナプキ
ンの破砕断面図である。
【図5】使用状態の生理用ナプキンの断面図である。
【図6】使用状態の生理用ナプキンの底面図である。
【図7】三つ折り状態の使用済生理用ナプキンの側面図
である。
【図8】廃棄用袋内に収容された使用済生理用ナプキン
の平面図である。
【図9】廃棄用袋内に収容された使用済生理用ナプキン
の側面図である。
【符合の説明】
10 生理用ナプキン 10a 吸収面 10b 裏側 12 個別包装袋 14 固定部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】非透水性の個別包装袋内に収容されてなる
    生理用ナプキンであって、 前記個別包装袋が、その個別包装袋からの未使用生理用
    ナプキンの取出し及び個別包装袋への使用済生理用ナプ
    キンの収容を阻害しない状態で、生理用ナプキンのうち
    使用時に吸収面の裏側に位置する部分に連結されている
    ことを特徴とする生理用ナプキン。
  2. 【請求項2】生理用ナプキンの前後中間部が、個別包装
    袋に対して主として側方へ相対的に動き得るように、個
    別包装袋の前後両端部が、生理用ナプキンの前後両端部
    のうち使用時に吸収面の裏側に位置する部分に連結され
    ており、 前記個別包装袋に、ショーツ類の内側にその個別包装袋
    を固定するための粘着部が設けられている請求項1記載
    の生理用ナプキン。
  3. 【請求項3】非透水性の廃棄用袋が、その廃棄用袋への
    使用済生理用ナプキンの収容を阻害しない状態で、生理
    用ナプキンのうち使用時に吸収面の裏側に位置する部分
    に連結されていることを特徴とする生理用ナプキン。
  4. 【請求項4】生理用ナプキンの前後中間部が、廃棄用袋
    に対して主として側方へ相対的に動き得るように、廃棄
    用袋の前後両端部が、生理用ナプキンの前後両端部のう
    ち使用時に吸収面の裏側に位置する部分に連結されてお
    り、 前記廃棄用袋に、ショーツ類の内側にその廃棄用袋を固
    定するための粘着部が設けられている請求項3記載の生
    理用ナプキン。
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