JP2008160918A - 電動機およびこれを備えた空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】汎用品の電動機を使用しても、電動機の冷却が可能で量産性に優れた安価な電動機を提供する。
【解決手段】本電動機は、電動機のケーシングの外周に別体のヒートシンクをリング状に取り付け、このヒートシンクは複数個の円弧形状のヒートシンク部材に分割され、この各ヒートシンク部材は異なる形状をなす複数のフィンを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】本電動機は、電動機のケーシングの外周に別体のヒートシンクをリング状に取り付け、このヒートシンクは複数個の円弧形状のヒートシンク部材に分割され、この各ヒートシンク部材は異なる形状をなす複数のフィンを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、特に冷却構造を改良した電動機およびこれを備えた空気調和機に関する。
従来、空気調和機において、本体内に配設される送風機などに使用される電動機は、使用時に電動機内部の巻線から発熱が生じるため、その発熱による電動機の劣化を防ぐために電動機のケーシング外面を冷却する必要がある。
そのため、電動機のケーシング外周に放熱フィンを設け、放熱効果を高めたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の電動機は、放熱フィンがケーシング自体に一体的に形成しているため、電動機が専用品となり、市販の汎用品が使用できないため電動機が高価になるといった問題があった。
実開平4−100098号公報
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、標準品の電動機を使用しても、電動機の冷却が可能で量産性に優れた安価な電動機およびこれを備えた空気調和機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る電動機および電動機を配設した空気調和機は、板状ベースの外表面に複数のフィンを突設させると共に両端部に係合部を形成させた帯状のヒートシンク部材を、係合部を介して複数個連結して、電動機のケーシングの外周面にリング状に取り付けたヒートシンクを備えたことを特徴とする。
本発明に係る電動機によれば、汎用品の電動機を使用しても、電動機の冷却が可能で量産性に優れた安価な電動機を提供することができる。
本発明に係る電動機について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る電動機を組み込んだ室内機の一部を切欠して示す概念図、図2は本発明の一実施形態に係る電動機に送風ファンを連結して構成する送風機の斜視図である。
図1および図2に示すように、本発明の一実施形態に係る送風ファン2と電動機3を連結して構成する送風機1は、例えば、空気調和機の室内機21に組み込んで用いるもので、この室内機21には、送風機1の他に、この送風機1から送風を受ける室内熱交換器22などが収容され、送風機1は室内熱交換器22に沿って配される横流ファン2と、この横流ファン2の横方向に電動機3が配設される。
この電動機3は汎用品であり、ケーシング4は平面円筒形状をなす。
図3に示すように、電動機3のケーシング4の反回転軸3a側の半分の部位には、その外周に別体のヒートシンク5が取り付けられる。
図4、図5に示すように、ヒートシンク5は、アルミニウム製で、板状ベース6aの外表面に複数のフィン6bを突設させると共に両端部に折り曲げた係合部6c、6cを形成させた帯状のヒートシンク部材6を構成している。このヒートシンク部材6は、製造時は、フラットな形状をなし、ケーシング4に巻き付けてリング状に組み立てて取り付ける。即ち、この板状ベース6aを複数枚例えば2個使用して、電動機3のケーシング4の外周面の曲面形状に合わせて湾曲させて、複数個例えば2個の円弧形状に変形させたヒートシンク部材6を夫々の係合部6c、6cを連結してリング状として、電動機3のケーシング4の外周面に密着するように装着させる。
この各ヒートシンク部材6に形成するフィン6bは、異なる形状をなす複数の高さのフィンで構成し、例えば、円弧の中心部位近傍を高めに構成し、両端部近傍を低めに構成させている。
なお、フィン6bの形状は、フィン高さを異ならしめる他、波形、ひねりの度合などを形成させるものであってもよい。
また、図2、図4及び図5に示すように、各ヒートシンク部材6には、分割形成する複数のヒートシンク部材6を連結して一体的に円弧形状に形成するために、係合部6cに組立用ねじ孔7が設けられ、分割形成するヒートシンク部材6を夫々の係合部6c、6cを当接させて連結し、接合された係合部6c、6cの各ねじ孔7、7を貫通する組立用ねじ8によって固定することで、リング状のヒートシンク5が組み立てられる。
さらに、一方のヒートシンク部材6に、突出部10を形成し、この突出部10の内側からリード線11を引き出し、引き出されたリード線は突出部10に形成する切欠凹部12より繰り出されるように構成させている。
上述のように電動機3は上記形状のヒートシンク5を備えるので、一般的に使用されている電動機3にフラットな形状ヒートシンク部材6を巻き付けてリング状に取り付けるため、電動機3に汎用品の使用が可能となり、さらに、ヒートシンク部材6がフラットな形状で成形されるので、成形金型のコストが削減されて、量産性に優れて安価になる。
また、電動機3にヒートシンク5を設けることにより、室内機の限定されたスペースに配置される送風機用の電動機において自然放熱(自然空冷)下で使用しても、電動機3は放熱が行えて冷却され、特に、ヒートシンク部材6が異なる形状をなす複数の高さのフィン6bを備えるので、放熱効果が向上する。
ヒートシンク部材6に形成する突出部10に切欠凹部12を設け、リード線11を引き出すので、リード線11引出部の保護と挟み込みを防止することができる。
なお、図中符号13は取付孔13aを介して、電動機3を室内機21内に固定するための取付片である。
本実施形態に係る電動機によれば、汎用品の電動機を使用しても、電動機の冷却が可能で量産性に優れた安価な電動機が実現する。
1…電動機、2…横流ファン、3…電動機、4…ケーシング、5…ヒートシンク、6…ヒートシンク部材、6a…板状ベース、6b…フィン、6c…係合部、7…組立用ねじ孔。
Claims (2)
- 板状ベースの外表面に複数のフィンを突設させると共に両端部に係合部を形成させた帯状のヒートシンク部材を、係合部を介して複数個連結して、電動機のケーシングの外周面にリング状に取り付けたヒートシンクを備えたことを特徴とする電動機。
- 請求項1記載の電動機に送風ファンを連結して構成する送風機をユニット本体内に配設したことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006344140A JP2008160918A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 電動機およびこれを備えた空気調和機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006344140A JP2008160918A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 電動機およびこれを備えた空気調和機 |
Publications (1)
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ID=39661191
Family Applications (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011109949A1 (zh) * | 2010-03-12 | 2011-09-15 | 湘潭电机股份有限公司 | 一种带散热翅片的电机外壳及其制造方法 |
CN103647433A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-03-19 | 招远市东朋自动化仪表有限公司 | 一种永磁传动机构 |
CN103986283A (zh) * | 2013-02-07 | 2014-08-13 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于构造电机的方法以及电机 |
KR20150136563A (ko) * | 2014-05-27 | 2015-12-07 | 현대위아 주식회사 | 인휠모터의 부쉬 구조 |
KR20190025959A (ko) | 2016-09-28 | 2019-03-12 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 전동기, 송풍기, 공기 조화기 및 전동기의 제조 방법 |
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2006
- 2006-12-21 JP JP2006344140A patent/JP2008160918A/ja active Pending
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