JP2008159983A - 三次元基板間接続構造体とその製造方法およびそれを用いた立体回路装置 - Google Patents

三次元基板間接続構造体とその製造方法およびそれを用いた立体回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】反りなどの機械的変形を吸収し複数の回路基板間を良好に接続でき、シールドに効果的な薄型の三次元基板間接続構造体とその製造方法およびそれを用いた立体回路装置を提供する。
【解決手段】三次元基板間接続構造体2は、内周部6と外周部4とを有する枠状のハウジング8と、ハウジング8の上下面を接続する複数の接続端子電極と、ハウジングの少なくとも一方の面の複数の接続端子電極18、20上に設けられたバンプ22と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品を搭載し複数の回路基板間を接続する三次元基板間接続構造体とその製造方法およびそれを用いた立体回路装置に関する。
従来、ICチップやチップ部品などの電子部品を搭載した回路基板間を接続するための基板接合部材(以下、「三次元基板間接続構造体」と記す)として、プラグ側とソケット側からなる多極接続タイプコネクタや樹脂製基板に複数個の接続ピンを固定したピンコネクタなどが用いられている。
近年、モバイル機器などの軽薄短小化や高機能化の進展につれて、回路基板間の接続端子数が増加し、ピンコネクタ接続端子の狭ピッチ化が進んでいる。
そこで、例えば、圧接コネクタのハウジングの底部から、電気回路基板の導電部に圧接し、接点を含む弾性変位可能な変位部を有する多数のピン端子をハウジングの長手方向に千鳥足状に露出させて配置したコネクタが開示されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、ピン端子相互間のピッチを狭くして圧接コネクタの大型化を回避し、電気回路基板の導電部との安定な接触ができるとしている。
また、端子形状が台形形状で、端子の引き出し線との接続側に台形形状の平行を成す長辺と短辺とが交互に並ぶように配置し、端子の幅の広い部分を外部回路とのコンタクト領域として千鳥足状に配置した回路基板が開示されている(例えば、特許文献2参照)。これにより、接続信頼性を低下させずに端子形成領域を狭小化できる。
一方、携帯情報機器などにおいては、機器の高速、高周波数化に伴い、外来電磁波による誤動作や放射電磁波による他機器への妨害などのEMC(電磁両立性:Electromagnetic Compatibility)に対する要求が厳しくなっている。そのため、電磁シールドを確実に行える回路基板実装技術への要望が高い。そこで、制御ICチップなどの高周波部品を搭載した複数の回路基板間を接続する三次元基板間接続構造体においても、外部からの電磁波や高周波部品などで内部から放射される電磁波を確実に電磁シールドすることが要求される。
特開平11−265747号公報 特開2002−334736号公報
上記特許文献1のコネクタによれば、弾性変位可能なピン端子をハウジングの長手方向に千鳥足状に配置し、耐衝撃性を高めるとともに、ピン端子間の狭ピッチを実現している。しかし、コネクタの薄型化が困難であり、製造コストが高くなる課題がある。
一方、特許文献2によれば、端子形成領域を狭小化するため、回路基板端子のコンタクト領域を千鳥足状に配置する構成については記載されているが、外部回路あるいは三次元基板間接続構造体との接続に関しては開示されていない。
また、特許文献1および特許文献2ともに、例えば接合することによって生じる反りなどの機械的な変形を有する回路基板や三次元基板間接続構造体との良好な接続状態を得る手段に関しては開示されていない。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、反りなどの機械的変形のある複数の回路基板間を薄型で確実に接続するとともに、電磁シールド機能を備えた三次元基板間接続構造体とその製造方法およびそれを用いた立体回路装置を提供することを目的とする。
上述したような目的を達成するために、本発明の三次元基板間接続構造体は、内周部と外周部とを有する枠状のハウジングと、ハウジングの上下面を接続する複数の接続端子電極と、ハウジングの少なくとも一方の面の複数の接続端子電極上に設けられたバンプと、を有する。
さらに、バンプは、複数の接続端子電極の位置で、少なくともその高さが異なる構成を有する。
このような構成によれば、回路基板間を三次元基板間接続構造体で接続する場合、反りなどにより生じる間隙をバンプによって吸収し両者を良好に接合することが可能となる。
さらに、複数の接続端子電極の接触領域が千鳥足状に配置されている構成であってもよい。
このような構成によれば、複数の接続端子電極を有効に配置でき、端子数を増加した高密度実装用の三次元基板間接続構造体を実現できる。
さらに、ハウジングの外周部の側面にシールド電極が形成され、ハウジングの上下面にシールド電極と接続する接地電極が形成されている構成であってもよい。
さらに、複数の接続端子電極が、内周部の側面を介してハウジングの上下面に設けられている構成であってもよい。
このような構成によれば、回路基板の電気信号が集中する多数の接続端子電極から外部へ発生するノイズや電磁波の放射を防止するとともに、外部からのノイズや電磁波の放射を確実に防止できる。
さらに、複数の接続端子電極が、内周部および外周部の両側面を介してハウジングの上下面に設けられている構成であってもよい。
このような構成によれば、ハウジングの内周部および外周部の側面に形成する複数の接続端子電極間の距離を大きくすることができ、また、接続端子電極の引出し領域が、隣接する接続端子電極の接触領域間を通過することがないため、隣接する接続端子電極の相互間の電気信号の干渉やノイズを減少させることができる。また、接続端子電極を大幅に増加できる端子構造にも展開できる。
さらに、バンプがスタッドバンプにより形成されている構成であってもよい。さらに、バンプがハウジングの少なくとも一方の面上に形成された突起を含む基板バンプで構成されていてもよい。
このような構成によれば、三次元基板間接続構造体に形成したスタッドバンプや基板バンプの先端部を加熱圧接して、回路基板の接続端子電極上に変形接触させ熱収縮性の樹脂によって固定することによって良好な接合状態を実現できる。
さらに、バンプがはんだバンプにより形成されている構成であってもよい。
このような構成によれば、加熱することによってはんだバンプを直接溶融させ回路基板の接続端子電極と接合できる。
また、本発明の三次元基板間接続構造体の製造方法は、内周部と外周部とを有する枠状のハウジングを型成型する工程と、ハウジング上に接続端子電極を形成する工程と、ハウジングの少なくとも一方の面の接続端子電極上にバンプを形成する工程と、を含む。
このような方法によれば、反りなどの機械的な変形を吸収して複数の回路基板間を良好に接合できる薄型の三次元基板間接続構造体を容易に作製できる。
また、本発明の三次元基板間接続構造体の製造方法は、内周部と外周部とを有する枠状のハウジングを型成型する工程と、ハウジング上にレジストパターンを形成する工程と、レジストパターン上にめっき層を形成する工程と、ハウジングの少なくとも一方の面のめっき層で覆われたレジストパターンの開口部にはんだを挿入しはんだバンプを形成する工程と、レジストパターンを除去し接続端子電極を形成する工程と、を含む。
このような方法によれば、レジストの開口部にはんだ量を変えて挿入し、はんだバンプを形成することにより、反りなどの機械的変形を吸収するとともに回路基板の接続端子電極と直接接合するはんだバンプを有する薄型の三次元基板間接続構造体を容易に製造することができる。
また、本発明の三次元基板間接続構造体の製造方法は、少なくとも一方の面の接続端子電極に位置する領域にあらかじめ突起を備えた内周部と外周部とを有する枠状のハウジングを型成型する工程と、ハウジング上にめっき層を形成する工程と、突起を含むめっき層上にレジストパターンを形成する工程と、レジストパターンで覆われた以外のめっき層をエッチングする工程と、レジストパターンを剥離し、接続端子電極に基板バンプを形成する工程と、を含む。
このような方法によれば、接続端子電極上に、突起を形成したハウジングを一体に成型することによって容易に基板バンプを形成できる。
また、本発明の立体回路装置は、上記三次元基板間接続構造体を介して、少なくとも第1の回路基板と第2の回路基板とを接続する構成である。
このような構成によれば、複数の回路基板間を反りなどの機械的変形を吸収し良好に接続することができるとともに、複数の接続端子電極や回路基板に実装された、三次元基板間接続構造体の内周部内に位置する回路部品を電磁シールドできる立体回路装置が得られる。
本発明によれば、回路基板間の接続時の信頼性に優れるとともに、シールド効果を有する薄型の三次元基板間接続構造体とその製造方法およびそれを用いた立体回路装置を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1(A)は本発明の第1の実施の形態における三次元基板間接続構造体の構成を示す平面図、図1(B)、図1(C)および図1(D)はそれぞれ図1(A)中のA−A線断面図、B−B線断面図およびC−C線断面図である。
図1に示すように、三次元基板間接続構造体2は、例えば四角形状の外周部4と内周部6を有する額縁形の枠状のガラスエポキシ樹脂などからなるハウジング8を備えている。また、ハウジング8の上部面14と下部面16で千鳥足状に複数個配設された接続端子電極18、20を有する。そして、接続端子電極18は、上部面14上に形成された上面接続端子電極18a、下部面16上に形成された下面接続端子電極18bと内周部6の側面上に形成された側面接続電極18cと一体的に形成して構成される。同様に、接続端子電極20は、上面接続端子電極20a、下面接続端子電極20bと側面接続電極20cとを一体的に形成して構成される。さらに、上面接続端子電極と下面接続端子電極は、接続する回路基板の接続端子と接触する四角の領域(以下、「接触領域」と記す)と、その接触領域から引き出され側面接続電極と接続する帯状の領域(以下、「引出し領域」と記す)から構成されている。ここで、上面接続端子電極18aと上面接続端子電極20aとの違いは、接触領域が千鳥足状に配置され、上面接続端子電極18aの外周部4側に位置するため引出し領域の長さが、上面接続端子電極20aより長いことである。また、下面接続端子電極18b、20bとの差異も同様である。
また、ハウジング8の外周部4の側面上に全体にわたってシールド電極10が形成されている。そして、ハウジング8の上部面14や下部面16上には、例えばハウジング8の四隅の位置にシールド電極10と接続する接地電極12a、12bが一体的に形成されている。
そして、以下で説明する、例えばスタッドバンプなどの複数のバンプ22が、ハウジング8の少なくとも上面接続端子電極18a、20aの各々の接触領域上、すなわち回路基板の接続電極(図示せず)に対応する位置に形成されている。この時、以下で図2を用いて詳細に説明するように、バンプ22のサイズ(大きさ、高さなど)が、三次元基板間接続構造体2の、例えば反りなどの変形に対応した形状で形成される。
これにより、三次元基板間接続構造体を介して、接続される回路基板の反りなどの機械的な変形を有効に吸収し、均一で安定した接続ができる。
以下に、本発明の第1の実施の形態における三次元基板間接続構造体を用いて、回路基板の反りなどの機械的な変形を吸収するメカニズムについて説明する。
図2(A)は本発明の第1の実施の形態における第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板と接続する前の状態を示す断面図で、図2(B)は第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板に接合した時の状態を示す断面図である。
まず、図2(A)に示すように、第1の回路基板24の接続電極(図示せず)と三次元基板間接続構造体2の下面接続端子電極18bとをはんだなどによって接合(下面接続端子電極20bも同様)した場合、第1の回路基板24と三次元基板間接続構造体2の熱膨張係数とが異なる。例えば、第1の回路基板24の熱膨張係数が三次元基板間接続構造体2よりも大きい場合、三次元基板間接続構造体2は第1の回路基板24によって引張り力を受けて下方に凸状の形状となる。
そこで、図2(A)に示すように、凸状の三次元基板間接続構造体2と第2の回路基板26とを接続する際に、バンプ22の大きさや高さを、凸状の反りの形状に対応させて変化させる。例えば、上記の場合、反りの中心線(D−D)から外側に向かうにしたがって接続端子電極の接触領域上(以下、詳細には接続端子電極の接触領域上であるが単に接続端子電極上と表現する)に高さの高いバンプ22を形成するものである。
ここで、バンプ22として、以下の製造方法で説明するように、ワイヤボンダを用いて金バンプを形成するスタッドバンプを用いることができる。
つぎに、図2(B)に示すように、三次元基板間接続構造体2の上面接続端子電極上に形成したバンプ22と対向する第2の回路基板26の接続電極(図示せず)面側に、例えば熱硬化性エポキシ樹脂を主成分とする接着層28を塗布する。
そして、三次元基板間接続構造体2のバンプ22を接着層28の上から熱圧着して変形させて、第2の回路基板26の接続電極(図示せず)と圧接させるとともに、接着層28を熱硬化させる。この時、接着層28の熱収縮によって、バンプ22が第2の回路基板26の接続電極に押し付けられて、三次元基板間接続構造体2と接続される。これにより、第2の回路基板26が三次元基板間接続構造体2の反りに沿うように変形する必要がなくなるため、変形からの復元力による応力の発生がなく剥離強度の高い接続が得られる。すなわち、反りなどの機械的な変形をサイズの異なるバンプによって吸収し、第2の回路基板26と三次元基板間接続構造体2との均一な接続状態を実現できる。その結果、落下衝撃や耐振動性に優れた構造を有する三次元基板間接続構造体が得られる。
ここで、三次元基板間接続構造体2のハウジング8の材料として、例えばガラスエポキシ樹脂や液晶ポリマー、ポリフェニレンサルファイド、ポリブチレンテレフタレートなどの絶縁性樹脂が用いられる。さらに、高い形状精度や高い伝熱性などが要求される場合には、セラミック基板などの絶縁性基板を用いてもよい。
また、接続端子電極、シールド電極10や接地電極12a、12bの材料として、例えば銅(Cu)や銀(Ag)、アルミニウム(Al)などの導電率の大きな金属材料で形成することが好ましい。さらに、接続の安定性や各電極の経時的な劣化を防止して信頼性を向上させるために、それらの材料の上に、例えば金からなる膜を形成することが望ましい。
なお、本実施の形態では、反りの形状を下方に凸状とした例で説明したが、これに限られない。例えば第1の基板の熱膨張係数が三次元基板間接続構造体の熱膨張係数より小さい場合には凹状になる場合もある。また、回路基板自体が平坦でなくどちらかに反りを発生した形状を有する場合もありうる。その場合においても、三次元基板間接続構造体の接続端子電極上のバンプサイズを回路基板の反り形状に合わせて設計することにより容易に対応できる。例えば、バンプのサイズを接続する回路基板と三次元基板間接続構造体の接触面間距離(接触面間隙)に対応させて、接続端子電極上に配置形成すればよい。
また、本実施の形態では、反りなどの機械的な変形が二次元的に生じる場合を例に説明したが、これに限られない。例えば、三次元的な変形に対しては、ハウジング8の他の枠辺の接続端子電極に形成するバンプの高さなどを変えて配設すればよいことはいうまでもない。
また、本実施の形態では、三次元基板間接続構造体2と第1の回路基板24とをはんだで接合した例で説明した、これに限られない。例えば、異方導電性シートや異方導電性樹脂を用いてもよい。これにより、さらに接続が容易となる。
本実施の形態によれば、反りなどの変形を有する回路基板間においても、落下や衝撃などの信頼性の高い接続を異なるバンプ形状を備えた三次元基板間接続構造体を実現できる。
また、ハウジング8の外周部の側面上に配設したシールド電極10および上下面に配設した接地電極12a、12bにより、接続端子電極や回路基板に実装された高周波部品などから発生するノイズや電磁波などの放射や外部からのノイズを有効にシールドすることができる。
以下に、本発明の第1の実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法について説明する。
図3は、本発明の第1の実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法の主な工程図である。そして、図3(A)、図3(D)、図3(G)、図3(J)は、三次元基板間接続構造体の各製造工程における平面図である。また、図3(B)、図3(E)、図3(H)、図3(K)は、各平面図中のB−B線断面図、図3(C)、図3(F)、図3(I)、図3(L)は、同E−E線断面図である。なお、B−B線は図1(A)中に示す複数の上面接続端子電極18a上に配設したバンプの中心を通る線と同一であり、E−E線の位置は内周部の一側面の位置を示している。
まず、図3(A)、図3(B)、図3(C)に示すように、例えばガラスエポキシ樹脂などを型成型して絶縁性基板(ハウジング)30を用意する。
つぎに、図3(D)、図3(E)、図3(F)に示すように、絶縁性基板30の上部面、下部面、外周部側面、内周部側面を粗化して、例えばパラジウム塩などのめっき触媒を全体に塗布する。そして、例えば無電解銅めっき法を用いて、絶縁性基板30上に所定の厚みの銅めっき層32を形成する。具体的には、例えば絶縁性基板30を、以下に示す無電解銅めっき液に2時間浸漬し、約10μm厚の銅を析出させ、全面に銅めっき層32が形成される。ここで、無電解銅めっき液としては、例えば硫酸銅・5水和物/エチレンジアミン4酢酸/ポリエチレングリコール/l2.2−ジビリジル/ホルムアルデヒド混合液を水酸化ナトリウムでPH12.5に調整したものが用いられ、液温70℃で使用される。なお、無電解めっきと電解銅めっきを組み合わせても効果的であり、銅めっき層32を短時間で形成できる。
つぎに、図3(G)、図3(H)、図3(I)に示すように、形成した銅めっき層32上の全体にエッチング用のレジストを塗布し、紫外線を照射して所定のパターンで露光処理する。この時、エッチング用のレジストとしては、例えば電着レジスト(例えば、日本ペイント株式会社製の「フォトED P−1000」)を用い、25℃で50mA/dmで3分間電着させ、約8μmの厚さに塗布する。そして、フォトマスクを装着し、紫外線(散乱光)を約400mj/cmで照射し、所定のパターンを露光した。その後、32℃の1%メタ珪酸ナトリウムをスプレー装置を用いて120秒間スプレーしてレジストを現像する。これにより、最終的に上面接続端子電極、下面接続端子電極、側面接続電極、接地電極およびシールド電極上を覆うレジストパターン34が得られる。
つぎに、図3(J)、図3(K)、図3(L)に示すように、レジストパターン34を形成した後、40℃の塩化第2鉄の36%溶液に2〜3分間浸漬して銅めっき層32をエッチングする。その後、50℃の5%メタ珪酸ナトリウムを120秒間スプレーしてレジストを剥離し所定の上面接続端子電極18a、20a、下面接続端子電極18b、20b、側面接続電極18c、20c、シールド電極10および接地電極12a、12bを形成する。
その後、少なくとも上面接続端子電極18a、20a上に、ワイヤボンダを用いて金バンプなどのバンプ22を形成する。具体的には、金ワイヤの先端を放電溶融させてボールを形成し、上面接続端子電極18a、20a上に超音波を加えながら加圧加熱して接合させてワイヤを切断することによりバンプ22は形成される。この時、放電溶融を行う際に放電印加電圧を変化させることによってボールの大きさを変えることができる。これにより、例えば図3(K)に示す反りの中心線(D−D)から遠ざかるにつれ上面接続端子電極上のサイズ(大きさ、高さなど)を変化させたバンプ22が形成される。
以上の工程により、例えば、ハウジングの寸法として、長さ10.6mm、幅9mm、厚み0.45mmで、接続端子電極の引き出し線幅は約75μm、上面接続端子電極のピッチが約300μm程度の高密度実装に対応した三次元基板間接続構造体が作製される。
なお、本実施の形態では、上面接続端子電極、下面接続端子電極、側面接続電極、接地電極およびシールド電極などを同時に一括して形成する例で説明したがこれに限られず、相前後して形成してもよい。
また、本実施の形態においては、絶縁性基板の全面にわたって、例えばエポキシ樹脂と合成ゴム、架橋剤、硬化剤、フィラーを組み合わせた接着促進層を形成しその表面を粗化した後、めっき処理工程をしてもよい。これにより、絶縁性基板の表面へのめっきの固着強度を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、上面接続端子電極、下面接続端子電極、側面接続電極、接地電極およびシールド電極の表面を金めっきすることが望ましい。これにより、接続の安定性や耐湿性などの信頼性を向上できる。
また、本実施の形態では、上面接続端子電極、下面接続端子電極、側面接続電極、接地電極およびシールド電極の形成方法として、無電解めっき法、フォトリソ技術とエッチング技術を用いて形成する例で説明したが、これに限られない。例えば、所定の膜厚でパターン形成できる方法であれば、特に制限されずに適用することができる。
なお、上記製造方法では、めっき層を形成後、レジストパターンで各電極を形成する例で説明したが、これに限られない。例えば、レジストパターンを形成後、めっき層を形成して、各電極をリフトオフ法などで形成してもよい。この場合、レジストパターンの位置が最終的に得られる各電極以外の領域を覆う形で形成される。
(第2の実施の形態)
以下に、本発明の第2の実施の形態における三次元基板間接続構造体について説明する。
図4(A)は本発明の第2の実施の形態における三次元基板間接続構造体36の構成を示す平面図、図4(B)、図4(C)および図4(D)はそれぞれ図4(A)中のA−A線断面図、B−B線断面図およびC−C線断面図である。
本発明の第2の実施の形態は、バンプとして、はんだバンプを設ける点で第1の実施の形態とは異なるものである。そこで、以下では、第1の実施の形態の構成および製造方法の異なる点について主として説明する。なお、第1の実施の形態と同じ要素には同一符号を付し説明する。
図4に示すように、三次元基板間接続構造体36は、第1の実施の形態と同様、ガラスエポキシ樹脂のハウジング8の上部面14上に上面接続端子電極18a、20a、接地電極12a、下部面16上に下面接続端子電極18b、20b、接地電極12b、外周部4の側面上にシールド電極10、内周部6の側面上に側面接続電極18c、20cなどを備えている。
そして、図4(C)と図4(D)に示すように、この三次元基板間接続構造体36の上面接続端子電極18a、20aには、反りの中心線(D−D)から遠ざかるにしたがって、サイズの異なるはんだバンプ38が複数形成される。この時、以下で図5を用いて詳細に説明するように、はんだバンプ38のサイズ(大きさ、高さなど)が、三次元基板間接続構造体36の、例えば反りなどの変形に対応した形状で形成される。
これにより、三次元基板間接続構造体を介して、接続される回路基板の反りなどの機械的な変形を有効に吸収することができる。
以下に、本発明の第2の実施の形態における三次元基板間接続構造体を用いて、回路基板の反りなどの機械的な変形を吸収するメカニズムについて、第1の実施の形態と同様な反りを想定し説明する。
図5(A)は本発明の第2の実施の形態における第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板と接続する前の状態を示す断面図で、図5(B)は第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板に接合した時の状態を示す断面図である。
図5(A)に示すように、第1の回路基板24の接続電極(図示せず)と三次元基板間接続構造体36の下面接続端子電極18bとをはんだなどによって接合(下面接続端子電極20bも同様)した場合、第1の回路基板24と三次元基板間接続構造体36の熱膨張係数とが異なる。例えば、第1の回路基板24の熱膨張係数が三次元基板間接続構造体36よりも大きい場合、三次元基板間接続構造体36は第1の回路基板24によって引張り力を受けて下方に凸状の形状となる。
そこで、図5(A)に示すように、凸状の三次元基板間接続構造体36と第2の回路基板26とを接続する際に、はんだバンプ38の大きさや高さを、凸状の反りの形状に対応させて変化させる。例えば、上記の場合、反りの中心線(D−D)から外側に向かうにしたがって接続端子電極上に高さの高い、例えば錫、銀、銅(SnAgCu)系などのはんだバンプ38を形成するものである。
なお、はんだバンプ38は、以下の製造方法で説明するように、製造時のレジストパターンの開口部に挿入するはんだ量によってそのサイズ(高さや大きさなど)を制御することができる。
つぎに、図5(B)に示すように、三次元基板間接続構造体36の上面接続端子電極上に形成したはんだバンプ38を加熱加圧し、第2の回路基板26の接続電極(図示せず)にはんだを溶融させて接合する。この場合、第1の実施の形態とは異なり第2の回路基板26の接続端子とは直接に接合される。
これにより、反りなどの機械的な変形をサイズの異なるはんだバンプ38によって吸収し、強固な接続を得ることができる。さらに、第1の実施の形態のように、第2の回路基板26の接続電極(図示せず)の周囲に熱硬化性エポキシ樹脂を主成分とする接着層28を塗布して硬化させてもよい。
以下に、本発明の第2の実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法について説明する。
図6は、本発明の第2の実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法の主な工程図である。そして、図6(A)、図6(D)、図6(G)、図6(J)は、三次元基板間接続構造体の各製造工程における平面図である。また、図6(B)、図6(E)、図6(H)、図6(K)は、各平面図中のB−B線断面図、図6(C)、図6(F)、図6(I)、図6(L)は、同E−E線断面図である。
まず、図6(A)、図6(B)、図6(C)に示すように、例えばガラスエポキシ樹脂などを型成型して絶縁性基板(ハウジング)30を用意する。
つぎに、図6(D)、図6(E)、図6(F)に示すように、型成型した絶縁性基板30の全面にエッチング用のレジストを塗布し、紫外線を照射して所定のパターンで露光・現像処理を行いレジストパターン34を得る。
つぎに、図6(G)、図6(H)、図6(I)に示すように、レジストパターン34が形成されていない絶縁性基板30が露出した面を粗化して、例えばパラジウム塩などのめっき触媒を全体に塗布する。そして、無電解銅めっき法を用いて、全面に所定の厚みの銅めっき層32を形成する。その後、少なくとも上面接続端子電極の位置に相当する開口部に、レジストパターン34で形成された開口部中の銅めっき層32上に、SnAgCu系などのはんだ量を、反りの中心線(D−D)から遠ざかる上面接続端子電極18a、20aほど多く挿入し、はんだバンプ38のサイズを制御する。すなわち、はんだバンプ38のサイズを反りの中心ほど小さく、遠ざかるほど大きく形成する。レジストパターン34の開口部中にはんだが挿入されるため、隣接する上面接続端子電極に流動して電気的に接触するなどの問題が発生することがない。
つぎに、図6(J)、図6(K)、図6(L)に示すように、レジストパターンをリフトオフして、上面接続端子電極、下面接続端子電極、側面接続電極、接地電極およびシールド電極を形成する。
以上の工程により、図4に示す三次元基板間接続構造体36が作製される。
なお、レジストの塗布、露光条件や材料、無電解銅めっき法の条件や材料などは第1の実施の形態と同様である。
(第3の実施の形態)
以下に、本発明の第3の実施の形態における三次元基板間接続構造体について説明する。
図7(A)は本発明の第3の実施の形態における三次元基板間接続構造体36の構成を示す平面図、図7(B)、図7(C)および図7(D)はそれぞれ図7(A)中のA−A線断面図、B−B線断面図およびC−C線断面図である。
本発明の第3の実施の形態は、スタッドバンプやはんだバンプの代わりに絶縁性基板自体に形状(特に、高さ)の異なる突起を形成しバンプ(以下、「基板バンプ」と記す)とする点で、第1の実施の形態や第2の実施の形態とは異なるものである。そこで、以下では、第1の実施の形態や第2の実施の形態の構成および製造方法と異なる点について主として説明する。なお、第1の実施の形態や第2の実施の形態と同じ要素には同一符号を付し説明する。
図7に示すように、三次元基板間接続構造体40は、ガラスエポキシ樹脂のハウジング46の少なくとも上部面14上に突起44を形成し、その突起44を覆うように上面接続端子電極18a、20aが形成されて基板バンプ42を備えた構成を有する。そして、第1の実施の形態と同様に、ハウジング46の上部面14上には、上面接続端子電極18a、20a、接地電極12a、下部面16上には下面接続端子電極18b、20b、接地電極12b、外周部4の側面上にはシールド電極10、内周部6の側面上に側面接続電極18c、20cなどを備えている。
そして、図7(C)と図7(D)に示すように、この三次元基板間接続構造体40は反りの中心線(D−D)から遠ざかるにしたがってサイズの大きくなる基板バンプ42が複数設けられている。この時、基板バンプ42のサイズ(大きさ、高さなど)は、回路基板の変形量に対応して、ハウジング46の面上の突起44のサイズをあらかじめ型成型時に、設定して成型される。
これにより、三次元基板間接続構造体を介して、接続される回路基板の反りなどの機械的な変形に対して、均一な接触を実現できる。
以下に、本発明の第3の実施の形態における三次元基板間接続構造体を用いて、回路基板の反りなどの機械的な変形を吸収するメカニズムについて、第1の実施の形態と同様な反りを想定し説明する。
図8(A)は本発明の第3の実施の形態における第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板と接続する前の状態を示す断面図で、図8(B)は第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板に接合した時の状態を示す断面図である。
図8(A)に示すように、第1の回路基板24の接続電極(図示せず)と三次元基板間接続構造体40の下面接続端子電極18bとをはんだなどによって接合(下面接続端子電極20bも同様)した場合、第1の回路基板24と三次元基板間接続構造体40の熱膨張係数とが異なる。例えば、第1の回路基板24の熱膨張係数が三次元基板間接続構造体40よりも大きい場合、三次元基板間接続構造体40は第1の回路基板24によって引張り力を受けて下方に凸状の形状となる。
そこで、図8(A)に示すように、凸状の三次元基板間接続構造体40と第2の回路基板26とを接続する際、基板バンプ42の大きさや高さを、凸状の反りの形状に対応させて変化させる。例えば、上記の場合、反りの中心線(D−D)から外側に向かうにしたがって接続端子電極上にサイズの大きい基板バンプ42を形成したものである。
つぎに、図8(B)に示すように、三次元基板間接続構造体40上で、例えば銅めっき層32の上面接続端子電極18a、20aで覆われて形成された基板バンプ42と対向する第2の回路基板26の接続電極(図示せず)の面側に、例えば熱硬化性エポキシ樹脂を主成分とする接着層28を塗布する。
そして、三次元基板間接続構造体40の基板バンプ42を接着層28の上から熱圧着して、基板バンプ42の先端を覆う銅めっき層32を変形させ第2の回路基板26の接続端子電極(図示せず)に圧接させるとともに、接着層28を熱硬化させる。この時、接着層28の熱収縮によって、基板バンプ42が第2の回路基板26の接続端子電極に押し付けられて、三次元基板間接続構造体40と均一に接続する。すなわち、反りなどの機械的な変形を有する回路基板に対しても、サイズの異なる基板バンプで均一に接続させることができる。また、均一に接続できるため、バンプを部分的に変形させる必要がなく、低荷重での接続が可能となる。
以下に、本発明の第3の実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法について説明する。
図9は、本発明の第3の実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法の主な工程図である。そして、図9(A)、図9(D)、図9(G)、図9(J)は、三次元基板間接続構造体の各製造工程における平面図である。また、図9(B)、図9(E)、図9(H)、図9(K)は、各平面図中のB−B線断面図、図9(C)、図9(F)、図9(I)、図9(L)は、同E−E線断面図である。
まず、図9(A)、図9(B)、図6(C)に示すように、例えばガラスエポキシ樹脂などを型成型して複数のサイズの異なる突起44が一体的に形成された絶縁性基板(ハウジング)47を用意する。この時、突起44は、回路基板などの反りに対応して、例えば下向きで凸状の場合には、反りの中心線(D−D)に近いほどサイズが小さく、遠ざかるほどサイズが大きく形成される。
つぎに、図9(D)、図9(E)、図9(F)に示すように、突起44を含む絶縁性基板47の上部面、下部面、外周部側面、内周部の側面を粗化して、例えばパラジウム塩などのめっき触媒を全体に塗布する。そして、無電解銅めっき法を用いて、所定の厚みの銅めっき層32を形成する。
つぎに、図9(G)、図9(H)、図9(I)に示すように、形成した銅めっき層32上の全体にわたってエッチング用のレジストを塗布し、紫外線を照射して所定のパターンで露光・現像処理する。これにより、最終的に上面接続端子電極、下面接続端子電極、側面接続電極、接地電極およびシールド電極上を覆うレジストパターン34が得られる。
つぎに、図9(J)、図9(K)、図9(L)に示すように、レジストパターン34を形成した後、所定の溶液で銅をエッチングする。そして、レジストパターン34を剥離し所定の上面接続端子電極18a、20a、下面接続端子電極18b、20b、側面接続電極18c、20c、シールド電極10および接地電極12a、12bを形成する。この時、銅めっき層32で覆われた突起44を含む基板バンプ42が、所定の形状で形成される。上記工程により、図7に示す三次元基板間接続構造体40が作製される。
なお、レジストに用いる条件および材料、無電解銅めっき法に用いる条件および材料などは第1の実施の形態と同様である。
また、上記製造方法では、第1の実施の形態と同様に、めっき層を形成後、レジストパターンで各電極を形成する例で説明したが、これに限られない。例えば、レジストパターンを形成後、めっき層を形成して、各電極をリフトオフ法などで形成してもよい。この場合、レジストパターンの位置が最終的に得られる各電極以外の領域を覆う形で形成される。
以下に、本発明の第3の実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法の別の例について、図10を用いて説明する。なお、図10(A)から図10(F)は、上述した製造工程と同じであるため説明は省略する。
すなわち、図10(G)、図10(H)、図10(I)に示すように、絶縁性基板(ハウジング)47の全面に、例えば銅めっき層32を形成した後、レーザビームを用いて、直接、上面接続端子電極、下面接続端子電極、側面接続電極、接地電極およびシールド電極以外の箇所の銅めっき層32を除去しパターンニングする。
これにより、図7に示すような基板バンプ42が形成された三次元基板間接続構造体40を容易に作製できる。
上記実施の形態によれば、レジスト処理・現像工程を省くことができ、工程を簡略化でき、生産性を高めることができる。
なお、上記製造方法では、レーザビームを用いたが、電子ビームも有効である。
(第4の実施の形態)
以下に、本発明の第4の実施の形態における三次元基板間接続構造体について説明する。
図11(A)は本発明の第4の実施の形態における三次元基板間接続構造体48の構成を示す平面図、図11(B)、図11(C)および図11(D)はそれぞれ図11(A)中のA−A線断面図、B−B線断面図およびC−C線断面図である。
本発明の第4の実施の形態は、ハウジングの外周部側面にシールド電極を配設しない点で、上記各実施の形態とは異なるものである。以下では、上記各実施の形態の構成と異なる点について主として説明する。なお、上記各実施の形態と同じ要素には同一符号を付し説明する。
一般に、シールド電極は、回路基板で扱われる信号の種類によっては必ずしも必要ではない。そのため、シールド電極が必要でない場合には、本実施の形態のように同じサイズの額縁形の枠状のハウジング8の外周部4と内周部6の側面上の両方に、側面接続電極を設けることができる。なお、以下では、第1の実施の形態と同様に、上面接続端子電極上にバンプとしてスタッドバンプを用いた例で説明する。そして、三次元基板間接続構造体の製造方法に関しても、各電極を形成するレジストパターンが異なるが、基本的に第1の実施の形態と同様であるので、説明は省略する。
図11に示すように、三次元基板間接続構造体48は、例えば四角形状の外周部4と内周部6を有する額縁形の枠状のガラスエポキシ樹脂などからなるハウジング8を備えている。また、ハウジング8の上部面14と下部面16で千鳥足状に複数個配設された接続端子電極18、50を有する。そして、接続端子電極18は、上部面14に形成された上面接続端子電極18a、下部面16上に形成された下面接続端子電極18bと内周部6の側面上に形成された側面接続電極18cと一体的に形成して構成される。一方、接続端子電極50は、上面接続端子電極50a、下面接続端子電極50bと外周部4の側面上に形成された側面接続電極50cとを一体的に形成して構成される。さらに、上面接続端子電極と下面接続端子電極は、接続する回路基板の接続端子と接触する千鳥足状に配置された接触領域と、その接触領域から引き出され側面接続電極と接続する引出し領域から構成されている。
そして、第1の実施の形態と同様に、例えばスタッドバンプなどの複数のバンプ22が、ハウジングの少なくとも上面接続端子電極18a、50aの各々の接触領域上に(回路基板の接続電極(図示せず)に対応する位置に)形成されている。この時、バンプ22のサイズ(大きさ、高さなど)が、三次元基板間接続構造体48の、例えば反りなどの変形に対応して形状で形成される。
これにより、三次元基板間接続構造体を介して、接続される回路基板の反りなどの機械的な変形を有効に吸収することができる。
また、ハウジングの上部面から下部面にいたる側面接続電極間の間隔を広くできるとともに、第1の実施の形態のような隣接する上面接続端子電極の間に配線する引出し領域を除くことができる。その結果、隣接する側面接続電極相互間のノイズ、電磁波放射などの相互干渉を低減するとともに、接続端子電極の数を増すことができる。
また、接地電極を省略できるため、その領域にさらに接続端子電極を形成し、接続端子電極の数を増加させることができる。
なお、さらに接続端子電極数を増加させるには、以下で説明する図12の接続端子電極構成とすることができる。
図12(A)は、本発明の第4の実施の形態における三次元基板間接続構造体の別の例を示す平面図、図12(B)、図12(C)および図12(D)はそれぞれ図12(A)中のA−A線断面図、B−B線断面図およびC−C線断面図である。
図12に示すように、三次元基板間接続構造体52は、上部面14で上面接続端子電極20aと上面接続端子電極50aとを、下部面16上で下面接続端子電極20bと下面接続端子電極50bとを相対するように配置したものである。そして、上面接続端子電極20aと下面接続端子電極20bは内周部6の側面上の側面接続電極20cと接続し、上面接続端子電極50aと下面接続端子電極50bは外周部4の側面上の側面接続電極50cと電気的に接続している。
これにより、接続端子電極の数を大幅に増加させた三次元基板間接続構造体52を実現できる。同様に、図12に示すようにハウジング8の四隅の領域にも接続端子電極を配置することによってさらに増すことも可能である。
なお、本実施の形態では、バンプとしてスタッドバンプを例に説明したが、はんだバンプ、基板バンプの場合も同様に構成することができる。
なお、上記各実施の形態では、三次元基板間接続構造体の片面だけにバンプを配置したが、必要に応じて両面にバンプを設けてもよいことは説明するまでもない。
(第5の実施の形態)
以下に、本発明の第5の実施の形態における立体回路装置について説明する。
図13(A)は本発明の第5の実施の形態における立体回路装置の構成を示す斜視図で、図13(B)は図13(A)の部分拡大断面図である。
なお、以下では、第1の実施の形態で説明した三次元基板間接続構造体2を用い、第1の実施の形態と同じ要素には同一符号を付し説明する。また、図13(A)において、説明を分かりやすくするために、回路基板の配線パターンを一部省略し、かつ回路基板間に挟まれた三次元基板間接続構造体2を透視して図示している。
図13に示すように、立体回路装置54は、第1の回路基板24と第2の回路基板26とを三次元基板間接続構造体2を間に挟んで対向して接続した構成を有する。
ここで、第1の回路基板24には三次元基板間接続構造体2の内周部6内に収まるように、例えば高周波回路などのICチップからなる回路部品56が、第1の回路基板24に形成した配線パターン60の接続端子(図示せず)と、例えばはんだで接続し、所定の位置に実装されている。
そして、三次元基板間接続構造体2の下面接続端子電極18b、20bと第1の回路基板24の所定の配線パターン60の接続端子(図示せず)がはんだなどで接続されている。さらに、三次元基板間接続構造体2の上面接続端子電極18a、20a上のバンプ22と第2の回路基板26に設けた所定の配線パターン62の接続端子(図示せず)とが接続されている。
また、三次元基板間接続構造体2に設けられた接地電極12aと第1の回路基板24、接地電極12bと第2の回路基板26にそれぞれ設けた接地配線パターン64、66間とを接続してアース電位に接地されている。
さらに、接地電極12a、12bは、三次元基板間接続構造体2に設けたシールド電極10と接続される。
これにより、三次元基板間接続構造体2で内包された回路部品56や上面接続端子電極18a、20a、下面接続端子電極18b、20b、側面接続電極18c、20cをシールドし、外部からのノイズや接続端子電極および回路部品56で発生する内部ノイズの放射などを効率よく遮蔽する。
本実施の形態によれば、サイズの異なるバンプを有しシールド電極を備えた三次元基板間接続構造体を介して、複数の回路基板間を、反りなどの機械的な変形を有効に吸収して良好に接続できる。さらに、ノイズなどによる誤動作を生じない信頼性に優れた薄型の立体回路装置を実現できる。
なお、本実施の形態において、第1の回路基板に回路部品を実装する例で説明したが、これに限らない。例えば、第2の回路基板や、第1の回路基板と第2の回路基板の両方に回路部品を実装してもよい。これにより、シールドが必要なる回路部品を多数実装することができる。
また、本実施の形態では、第1の実施の形態の三次元基板間接続構造体2を用いて説明したが、上記各実施の形態で説明した三次元基板間接続構造体を用いてもよく、同様な効果を奏するものである。
また、本実施の形態では、三次元基板間接続構造体を介して回路基板を2枚接続する例で説明したが、これに限られない。例えば、3枚以上の複数枚をそれぞれ三次元基板間接続構造体を介して多段接続してもよい。これにより、シールドが必要な回路部品を独立にシールドできるため、電磁波干渉を未然に防ぐことができる。また、複数の回路基板間を別々に中継できるため、複雑な回路基板配置などに容易に対応できる。さらに、複数の三次元基板間接続構造体により、立体回路装置の機械的な強度の向上や取り扱いが容易な構成とすることができる。
また、上記各実施の形態において、接続端子電極をハウジングの全周にわたって設けた例で説明したが、これに限られない。例えば、ハウジング形状が四角形の場合、一辺、対向する辺または三辺など部分的に設けてもよい。
また、上記各実施の形態において、枠状のハウジングを例に説明したが、これに限られない。例えば、円形、多角形など接続する構成に合わせた任意の形状としてもよい。
本発明に係る三次元基板間接続構造体とその製造方法およびそれを用いた立体回路装置は、軽薄短小化が進む情報携帯機器などの技術分野において有用である。
(A)本発明の第1の実施の形態における三次元基板間接続構造体の構成を示す平面図(B)図1(A)のA−A線断面図(C)図1(A)のB−B線断面図(D)図1(A)のC−C線断面図 (A)同実施の形態における第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板と接続する前の状態を示す断面図(B)第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板に接合した時の状態を示す断面図 同実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法の主な工程図 (A)本発明の第2の実施の形態における三次元基板間接続構造体の構成を示す平面図(B)図4(A)のA−A線断面図(C)図4(A)のB−B線断面図(D)図4(A)のC−C線断面図 (A)同実施の形態における第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板と接続する前の状態を示す断面図(B)第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板に接合した時の状態を示す断面図 同実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法の主な工程図 (A)本発明の第3の実施の形態における三次元基板間接続構造体の構成を示す平面図(B)図7(A)のA−A線断面図(C)図7(A)のB−B線断面図(D)図7(A)のC−C線断面図 (A)同実施の形態における第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板と接続する前の状態を示す断面図(B)第1の回路基板と接合した三次元基板間接続構造体を第2の回路基板に接合した時の状態を示す断面図 同実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法の主な工程図 同実施の形態における三次元基板間接続構造体の製造方法の別の例を示す工程図 (A)本発明の第4の実施の形態における三次元基板間接続構造体の構成を示す平面図(B)図11(A)のA−A線断面図(C)図11(A)のB−B線断面図(D)図11(A)のC−C線断面図 (A)本発明の第4の実施の形態における三次元基板間接続構造体の別の例を示す平面図(B)図12(A)のA−A線断面図(C)図12(A)のB−B線断面図(D)図12(A)のC−C線断面図 (A)本発明の第5の実施の形態における立体回路装置の構成を示す斜視図(B)図13(A)の部分拡大断面図
符号の説明
2,36,40,48,52 三次元基板間接続構造体
4 外周部
6 内周部
8,46 ハウジング
10 シールド電極
12a,12b 接地電極
14 上部面
16 下部面
18,20,50 接続端子電極
18a,20a,50a 上面接続端子電極
18b,20b,50b 下面接続端子電極
18c,20c,50c 側面接続電極
22 バンプ
24 第1の回路基板
26 第2の回路基板
28 接着層
30,47 絶縁性基板
32 銅めっき層
34 レジストパターン
38 はんだバンプ
42 基板バンプ
44 突起
54 立体回路装置
56 回路部品
60,62 配線パターン
64,66 接地配線パターン

Claims (13)

  1. 内周部と外周部とを有する枠状のハウジングと、
    前記ハウジングの上下面を接続する複数の接続端子電極と、
    前記ハウジングの少なくとも一方の面の前記複数の接続端子電極上に設けられたバンプと、
    を有することを特徴とする三次元基板間接続構造体。
  2. 前記バンプは、前記複数の接続端子電極の位置で、少なくともその高さが異なることを特徴とする請求項1に記載の三次元基板間接続構造体。
  3. 前記複数の接続端子電極の接触領域が千鳥足状に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の三次元基板間接続構造体。
  4. 前記ハウジングの前記外周部の側面にシールド電極が形成され、
    前記ハウジングの上下面に前記シールド電極と接続する接地電極が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の三次元基板間接続構造体。
  5. 前記複数の接続端子電極が、前記内周部の側面を介して前記ハウジングの上下面に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の三次元基板間接続構造体。
  6. 前記複数の接続端子電極が、前記内周部および前記外周部の両側面を介して前記ハウジングの上下面に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の三次元基板間接続構造体。
  7. 前記バンプがスタッドバンプにより形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の三次元基板間接続構造体。
  8. 前記バンプが前記ハウジングの少なくとも一方の面上に形成された突起を含む基板バンプで構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の三次元基板間接続構造体。
  9. 前記バンプがはんだバンプにより形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の三次元基板間接続構造体。
  10. 内周部と外周部とを有する枠状のハウジングを型成型する工程と、
    前記ハウジング上に接続端子電極を形成する工程と、
    前記ハウジングの少なくとも一方の面の前記接続端子電極上にバンプを形成する工程と、
    を含むことを特徴とする三次元基板間接続構造体の製造方法。
  11. 内周部と外周部とを有する枠状のハウジングを型成型する工程と、
    前記ハウジング上にレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターン上にめっき層を形成する工程と、
    前記ハウジングの少なくとも一方の面の前記めっき層で覆われた前記レジストパターンの開口部にはんだを挿入しはんだバンプを形成する工程と、
    前記レジストパターンを除去し接続端子電極を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする三次元基板間接続構造体の製造方法。
  12. 少なくとも一方の面の接続端子電極に位置する領域にあらかじめ突起を備えた内周部と外周部とを有する枠状のハウジングを型成型する工程と、
    前記ハウジング上にめっき層を形成する工程と、
    前記突起を含む前記めっき層上にレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンで覆われた以外の前記めっき層をエッチングする工程と、
    前記レジストパターンを剥離し、前記接続端子電極に基板バンプを形成する工程と、
    を含むことを特徴とする三次元基板間接続構造体の製造方法。
  13. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の三次元基板間接続構造体を介して、少なくとも第1の回路基板と第2の回路基板とを接続したことを特徴とする立体回路装置。
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