JP2008158171A - 車載表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示画面の輝度変更を行っても、必要な情報をユーザに知らせることのできる車載表示装置を提供する。
【解決手段】 表示画面の画面設定輝度を変更可能な車載表示器であって、表示画面を構成する各画素の輝度設定に、該画素に設定される色相及び彩度を反映した色種別に応じて定まる、当該画素の最大設定可能輝度よりも小さい上限値側リミット及び画素の最小設定可能輝度より大きい下限値側リミットの少なくともいずれかを有する輝度許容範囲を設定して、出力輝度の変更に伴い各画素の輝度設定が、個々の画素の色種別に対応した輝度許容範囲を逸脱して変更されることを制限する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両に搭載されて種々の情報を表示する車載表示装置に関するものである。
特開2004−157434号公報 特願2005−282739号公報
近年、車両の計器パネルの表示装置として、従来の機械式メータの他に液晶(LCD:Liquid Crystal Display)等の画像表示装置も用いられている。この画像表示装置には、表示のデザインやレイアウトを自在に設定できるという利点がある。そこで、従来のメータ表示に加えて、この画像表示装置において車載用ナビゲーション装置の画面表示を行なう車両用表示装置も考案されている。(特許文献1参照)。
特許文献1の車両用表示装置等に用いられるカラー液晶表示器では、表示画面全体の輝度調節は、バックライトの明るさで調節されている。また、有機EL(Electro Luminescence)などの自発光の表示器では、全体の出力電圧(または、電流)を一律に抑えることで輝度調節を行っている。しかし、警告表示等のユーザにいち早く知らせるべき情報を表示する場合でも、その表示についても表示画面と同じ輝度で表示されるため、表示画面が暗いとユーザがその情報に気付かないという問題があった。
また、これらの問題点を解決する技術として、特許文献2には、表示器の画面に表示される色の階調を調節することで表示器の画面の輝度を調節可能とする技術が開示されている。
ところが、特許文献2の場合、全ての色はそれぞれ一定の階調範囲から逸脱するとそれぞれの色が急激に灰色化していくので、この場合、画面の背景や表示情報の全てが灰色化して、知らせるべき情報が画面上で目立たなくなってしまうという問題が発生する。例えば、赤色を明るく変更していく場合、一定以上の階調を下回ると赤みが薄れて、色は白に近い灰色に変化してしまうし、逆に赤色を暗く変更していく場合には、一定以上の階調を上回ると赤みが薄れて、黒に近い灰色に近づいてしまう。そして、これは赤色に限らず全ての色において言えることであり、結果、画面全体が灰色化してしまうのである。
本発明の課題は、表示画面の輝度変更を行っても、必要な情報をユーザに知らせることのできる車載表示装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の車載表示装置は、
カラー画像表示器の表示画面における各画素の出力を制御する表示制御手段と、
表示画面の画面設定輝度を変更可能に設定する出力輝度変更設定手段と、
表示画面を構成する各画素の輝度設定に、該画素に設定される色相及び彩度を反映した色種別に応じて定まる、当該画素の最大設定可能輝度よりも小さい上限値側リミット及び画素の最小設定可能輝度より大きい下限値側リミットの少なくともいずれかを有する輝度許容範囲を設定する輝度許容範囲設定手段と、
表示画面の出力輝度の変更に伴い各画素の輝度設定が、個々の画素の色種別に対応した輝度許容範囲を逸脱して変更されることを制限する輝度変更制限手段と、
を備えることを特徴とする。
カラー画像表示器の表示画面に表示される表示色は、輝度設定を徐々に明るくしていくと、色相及び彩度を反映した色種別毎に、色が徐々に明るく見えるようになるが、一定以上の輝度を超えると色が薄れて白に近い灰色に変化してしまう(図11及び図12参照)。逆に輝度設定を徐々に暗くしていくと、一定以上の輝度を超えると色が薄れて黒に近い灰色に変化してしまう。これらはあらゆる色種別おいて言えることであり、例えばカラー画像表示器の表示画面の輝度を過度に明るくする、あるいは過度に暗くすると、全ての表示対象の色が灰色化して個々を視認し難くなる。
ところが、上記本発明の構成によると、カラー画像表示器の表示色は、色相及び彩度を反映した色種別毎に、輝度の上限値側リミット及び下限値側リミットが設けられているので、明るくする場合、暗くする場合のそれぞれの場合において、灰色化する手前で輝度変更に制限をかけ、灰色化を防止することができる。また、早い段階で灰色化する色やなかなか灰色化しない色があり、これらは色種別毎に異なるから、色種別毎にこれらリミットを定めることで、各色種別の輝度設定範囲をできる限り広く取りつつ、上記のような灰色化を防止できる。
上記の表示制御手段において、画素のカラー出力設定を、該画素の色種別を特定する色相H及び彩度Cと、同じく輝度を特定する明度Vとの組を設定値パラメータとする形で行なうとともに、カラー出力設定を特定するH,C,Vの設定値パラメータの組を、画素のRGB出力設定値に変換するRGB変換手段を有し、その変換により得られたRGB出力設定値に基づいて各画素の出力制御を行なうものとすることができる。このとき、輝度許容範囲設定手段は、画素の明度Vにより輝度許容範囲を直接設定するものとでき、輝度変更制限手段は、当該設定された輝度許容範囲に基づいて画素の明度設定の変更制限を行なうものとできる。
上記構成によると、画素のカラー出力設定を行なうための設定値パラメータとして、色相H及び彩度Cとともに輝度を特定する明度Vを有し、該明度Vに明度許容範囲(輝度許容範囲)を設ける形で輝度制限が与えられるので、色相H及び彩度Cにより定められる色合いを変えることなく、輝度のみを調節することができる。また、色相H及び彩度Cと、設定された輝度許容範囲内に制限された明度Vとの組が指定されれば、その出力は、その組をRGB出力設定値に変換するだけで容易に行なうことができる。
また、上記の表示制御手段は、種々の画面設定輝度における画素のRGB出力設定値を、当該画素に設定される色種別毎に記憶するRGB変換テーブルを記憶するRGB変換テーブル記憶手段を有し、画素のカラー出力設定が該色種別と設定輝度とを用いて特定されるとともに、それら色種別及び設定輝度に対応するRGB出力設定値をRGB変換テーブルから読み出して各画素の出力制御を行なうものとできる。そして、このとき、輝度変更制限手段は、RGB変換テーブル上において、画面設定輝度が予め定められた下限値以下もしくは上限値以上となる制限対象領域での、画面設定輝度に応じたRGB設定値の変化が、下限値を超える領域もしくは上限値未満となる制限非対象領域よりも制限されるように、各画面設定輝度に対応するRGB出力設定値を定めることにより、画素の輝度設定の変更制限を行なうものとできる。
上記構成によると、RGB変換テーブルが、予め輝度制限を設ける形で作成されているので、出力時にこのRGB変換テーブルを参照するだけで、輝度制限を有する出力を容易に行なうことができる。
本発明の表示制御手段は、表示画面において輝度変更制限の対象となる輝度制限対象領域を、JIS:Z8102に規定された彩度が6以上となる高彩色領域として定め、輝度変更制限の対象とならない当該制限対象領域の背景領域を、彩度が2以下となる低彩色領域として定めることができる。表示画面上の背景領域が上記のように定義される黒系あるいは白系の低彩色領域である場合、表示すべき図形(文字やマーク等)が輝度変更に伴い灰色化すると、それらの図形の視認は難くなる。上記構成によると、この図形等の表示領域が輝度制限対象領域とされ、輝度変更に制限が設けられるので、背景が黒系や白系の無彩色に近い色であっても、輝度変更に伴う各色の灰色化が防止されて、視認性の悪化は生じない。
また、上記背景領域を、JIS:Z8102に規定された明度が1以下に固定された低明度領域として定め、輝度変更制限手段を、輝度制限対象領域を構成する画素の輝度設定を、下限値側リミットを下回って変更されることを制限するものとして構成できる。ここでの背景領域は、明度1以下の低明度領域、即ちほぼ黒色の領域であるから、輝度制限対象領域を構成する画素の輝度設定を下限値側リミットで制限することで、輝度変更に伴う該輝度制限対象領域の灰色化(黒色に近い灰色化)が防止され、該輝度制限対象領域の視認性を確保できる。
また、背景領域がこのような黒系色であり、かつ上記のように制限対象領域の画面設定輝度に応じたRGB設定値の変化を、制限非対象領域よりも制限して設定されたRGB変換テーブルにより輝度の変更制限を行なう場合には、該RGB変換テーブルを、画面設定輝度が下限値以下となる制限対象領域にて、RGB出力設定値のうち混合比率最小となるものが少なくとも一定となるように定めることができる。基本的にRGBの値は、小さくなるほど黒に近づく。RGB出力設定値のうち混合比率最小となるものとは即ち、R,G,Bの3つの値の中で最も黒に近い値である。この値を減じたときの輝度変化は、他の2つの値を減じる場合よりも色を急激に黒くさせる可能性が高いから、上記構成のように、RGB出力設定値のうち混合比率最小となる設定値変化を制限対象領域において一定とすれば、上記のような急激な黒への変化を防止できる。
また、RGB変換テーブルを、画面設定輝度が下限値以下となる制限対象領域にてRGB出力設定値の混合比率最小となるものが一定となるように定め、残余のものの少なくとも1つが、画面設定輝度を1単位変化させたときの当該出力設定値の変化代が制限非対象領域における変化代よりも小さくなる範囲で変化するように定めてもよい。制限対象領域において、RGB出力設定値のうち混合比率最小のものを一定にして、それ以外の残余のRGB出力設定値の値を変化させると、R,G,Bの三色のバランスが変わり、輝度だけでなく色合いも変化する可能性がある。上記構成によると、制限対象領域において、残余のRGB出力設定値の値の変化が小さく制限されるので、色合いの変化を最小としながら輝度を増減することができる。
一方、背景領域を、JIS:Z8102に規定された明度が8以上に固定された高明度領域として定め、輝度変更制限手段を、輝度制限対象領域を構成する画素の輝度設定を、上限値側リミットを超えて変更されることを制限するものとして構成してもよい。ここでの背景領域は、明度8以上の高明度領域、即ちほぼ白色の領域であるから、輝度制限対象領域を構成する画素の輝度設定を上限値側リミットで制限することで、輝度変更に伴う該輝度制限対象領域の灰色化(白色に近い灰色化)が防止され、該輝度制限対象領域の視認性を確保できる。
また、背景領域がこのような白系色であり、かつ上記のように制限対象領域の画面設定輝度に応じたRGB設定値の変化を、制限非対象領域よりも制限して設定されたRGB変換テーブルにより輝度の変更制限を行なう場合には、該RGB変換テーブルは、画面設定輝度が上限値以上となる制限対象領域にて、RGB出力設定値のうち混合比率最大となるものが少なくとも一定となるように定めることができる。基本的に、RGBの値は大きくなるほど黒に近づく。RGB出力設定値のうち混合比率最大となるものとは即ち、R,G,Bの3つの値の中で最も白に近い値である。この値を増加させたときの輝度変化は、他の2つの値を減じる場合よりも色を急激に黒くさせる可能性が高いから、上記構成のように、RGB出力設定値のうち混合比率最大となる設定値変化を制限対象領域において一定とすれば、上記のような急激な白への変化を防止できる。
また、RGB変換テーブルを、画面設定輝度が上限値以上となる制限対象領域にてRGB出力設定値の混合比率最大となるものが一定となるように定め、残余のものの少なくとも1つが、画面設定輝度を1単位変化させたときの当該出力設定値の変化代が制限非対象領域における変化代よりも小さくなる範囲で変化するように定めてもよい。制限対象領域において、RGB出力設定値のうち混合比率最小のものを一定にして、それ以外の残余のRGB出力設定値の値を変化させると、R,G,Bの三色のバランスが変わり、輝度だけでなく色合いも変化する可能性がある。上記構成によると、制限対象領域において、残余のRGB出力設定値の値の変化が小さく制限されるので、色合いの変化を最小としながら輝度を増減することができる。
また、RGB変換テーブルは、制限対象領域にてRGB出力設定値の全てのものを一定に定めるものであってもよい。制限対象領域におけるRGB出力設定値の変化を固定することで、確実に灰色化を防止できる。
さらに、輝度制限対象領域は、表示画面上に表示される警告インジケータの表示領域とすることができる。警告インジケータは、どのような輝度調整がなされても確実に表示されなければならないから、上記のように輝度の変更制限を設けることが効果的である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の車載表示装置を車載用ナビゲーション装置(以下、ナビゲーション装置と略称する)100に適用した場合の構成を示すブロック図である。なお、本発明の車載表示装置の適用範囲を車載用ナビゲーション装置(100)に限定するものではなく、例えば、車両の計器パネルに設置される表示装置に適用してもよい。また、車両の計器パネルに設置される表示装置にナビゲーション画面を含む構成としてもよい。
ナビゲーション装置100は、位置検出器1,地図データ入力器6,操作スイッチ群7,リモートコントロール(以下リモコンと称する)センサ11,音声案内などを行なう音声合成回路24およびスピーカ15,不揮発メモリ9,表示器10,ハードディスク装置(HDD)21,これらの接続された制御回路8,リモコン端末12を備えている。
位置検出器1は、周知の地磁気センサ2,ジャイロスコープ3,距離センサ4,および衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS受信機5を有している。これらのセンサ等2,3,4,5は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては前述したうちの一部のセンサで構成してもよく、さらに、ステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ例えば車速センサ23等を用いてもよい。
操作スイッチ群7は、例えば表示器10と一体になったタッチパネル22もしくはメカニカルなスイッチが用いられる。タッチパネル22は、表示器10の画面上にガラス基盤と透明なフィルムにスペーサと呼ばれる隙間を介してX軸方向、Y軸方向に電気回路が配線され、フィルム上をユーザがタッチすると、押された部分の配線がショートして電圧値が変わるため、これを2次元座標値(X,Y)として検出する、いわゆる抵抗膜方式が広く用いられる。その他に、透明な導電性基盤のガラス面に電気信号を受ける物質を塗布し、指をガラス面に近づけると静電容量の変化を電気信号としてセンサで検知する、いわゆる静電容量方式を用いてもよい。メカニカルスイッチの他に、マウスやカーソル等のポインティングデバイスを用いてもよい。
また、マイク31および音声認識ユニット30を用いて種々の指示を入力することも可能である。これは、マイク31から入力された音声信号を、音声認識ユニット30において周知の隠れマルコフモデル等の音声認識技術により処理を行ない、その結果に応じた操作コマンドに変換するものである。これら操作スイッチ群7、リモコン端末12、マイク31によって、種々の指示を入力することが可能である。
送受信機13は、例えばVICS(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報通信システム)センタ14から道路交通情報を受信するための装置である。
また、ETC(自動料金収受システム,ETC:Electronic Toll Collection)車載器16と通信することにより、ETC車載器16がETC路上器(図示せず)から受信した料金情報などを本ナビゲーション装置100に取り込むことができる。また、ETC車載器16によって外部ネットワークと接続し、VICSセンタ14との通信を行なう構成をとってもよい。
制御回路8は通常のコンピュータとして構成されており、周知のCPU81,ROM82,RAM83,入出力回路であるI/O84およびこれらの構成を接続するバスライン85が備えられている。CPU81は、HDD21に記憶されたナビプログラム21pおよびデータにより制御を行なう。また、HDD21へのデータの読み書きの制御はCPU81によって行なわれる。A/D変換部86は周知のA/D(アナログ/デジタル)変換回路を含み、例えば位置検出器1などから制御回路8に入力されるアナログデータをCPU81で演算可能なデジタルデータに変換するものである。ROM82に、HDD21が故障した場合にナビゲーション機能のうちで必要最低限の動作を行なうためのプログラムを記憶しておいてもよい。この制御回路8が、本発明の表示制御手段、出力輝度変更設定手段、輝度許容範囲設定手段、輝度変更制限手段、及びRGB変換手段として機能する。
描画部87は、HDD21等に記憶された表示用のデータや表示色のデータから表示器10に表示させるための描画データを生成する。
HDD21には、ナビプログラム21pの他に位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、道路の接続を表した道路データを含む地図データ21mが記憶される。地図データ21mは、表示用となる所定の地図画像情報を記憶するとともに、リンク情報やノード情報等を含む道路網情報を記憶する。リンク情報は、各道路を構成する所定の区間情報であって、位置座標、距離、所要時間、道幅、車線数、制限速度等から構成される。また、ノード情報は、交差点(分岐路)等を規定する情報であって、位置座標、右左折車線数、接続先道路リンク等から構成される。また、リンク間接続情報には、通行の可不可を示すデータなどが設定されている。
また、HDD21には経路案内の補助情報や娯楽情報、その他にユーザが独自にデータを書き込むことができ、ユーザデータ21uとして記憶される。これらのユーザデータ21uは、操作スイッチ群7,タッチパネル22およびリモコン端末12の操作あるいはマイク31からの音声入力によって内容の書き換えが可能である。また、ナビゲーション装置100の動作に必要なデータや各種情報をデータベース21dとして記憶してもよい。
また、地図データ21mおよびユーザデータ21uは、地図データ入力器6を介して記憶媒体20からそのデータの追加・更新を行なうことが可能である。記憶媒体20は、そのデータ量からCD−ROMやDVDを用いるのが一般的であるが、例えばメモリカード等の他の媒体を用いてもよい。また、外部ネットワークからダウンロードする構成としてもよい。
不揮発メモリ9はEEPROMやフラッシュメモリ等の書き換え可能な半導体メモリによって構成され、ナビゲーション装置100の動作に必要な情報およびデータが記憶されている。なお、不揮発メモリ9は、車両のアクセサリスイッチがオフ状態すなわち、ナビゲーション装置100がオフ状態になっても、記憶内容が保持されるようになっている。
また、不揮発メモリ9の代わりにナビゲーション装置100の動作に必要な情報およびデータをHDD21に記憶してもよい。さらに、ナビゲーション装置100の動作に必要な情報およびデータを不揮発メモリ9とHDD21に分けて記憶してもよい。
表示器10はカラーの階調表示ができるカラー画像表示器であり、本実施形態においては液晶表示器が採用されている。液晶表示器10は、TFT(Thin Film Transistors:薄膜トランジスタ)からなる液晶パネル75(図2参照)と、バックライト(図示せず)を含んで構成される。液晶パネル75で画像が表示され、その画像がバックライトにより背面から照射されることでユーザはその画像を見ることができる。なお、本実施形態においては、バックライトの輝度をユーザが表示器の画面を視認できる範囲で最小とするような電圧を印加して、バックライトの長寿命化が図られている。表示色の輝度変更は、後述の明るさ調整処理により実施される。
スピーカ15は制御回路8のI/O84に接続される周知の音声合成回路24に接続され、ナビプログラム21pの指令によって不揮発メモリ9あるいはHDD21に記憶されるデジタル音声データを音声合成回路24においてアナログ音声に変換したものが送出される。なお、音声合成の方法には、音声波形をそのままあるいは符号化して蓄積しておき、必要に応じて繋ぎあわせる録音編集方式などがある。
車速センサ23は周知のロータリエンコーダ等の回転検出部を含み、例えば車輪取り付け部付近に設置されて車輪の回転を検出してパルス信号として制御回路8に送るものである。制御回路8では、その車輪の回転数を車両の速度に換算して、車両の現在位置から所定の場所までの予想到達時間を算出したり、車両の走行区間毎の平均車速を算出する。
LAN I/F26は車内LAN27を介してセンサあるいは他の車載機器とのデータの遣り取りを行なうためのインターフェース回路である。また、LAN I/F26を介して車速センサ23からのデータ取り込み、あるいはETC車載器16との接続を行なってもよい。
このような構成を持つことにより、ナビゲーション装置100は、制御回路8のCPU81によりナビプログラム21pが起動されると、ユーザが操作スイッチ群7,タッチパネル22、リモコン端末12の操作あるいはマイク31からの音声入力によって、表示器10上に表示されるメニューから目的地経路を表示器10に表示させるための経路案内処理を選択した場合、次のような処理を実施する。
すなわち、ユーザが地図上の任意の地点あるいは施設検索や住所検索、ユーザが設定した登録地などから地点を選択して目的地として設定すると、位置検出器1により車両の現在位置が求められ、該現在位置から目的地までの最適な案内経路を求める処理が行われる。そして、表示器10上の道路地図に案内経路を重ねて表示し、ユーザに適切な経路を案内する。このような自動的に最適な案内経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。また、表示器10およびスピーカ15の少なくとも一方によって、操作時のガイダンスや動作状態に応じたメッセージの報知を行なう。
また、表示灯25はランプ,LEDおよびこれらの駆動回路で構成されており、表示器10とは独立して設置される。表示灯25は警告等の各種情報を表示する。表示内容は、例えば、ウィンカー、ハイビーム等の灯火状態,シートベルト未装着警告,半ドア警告等の表示器10が動作していない場合でもユーザに通知を行なわなければならないものである。灯火状態,シートベルト装着状態,半ドア状態等は車内LAN27を介して他の車載機器から取得する。
図2は、表示器10に含まれる駆動回路の概略構成を示したブロック図である。駆動回路は、液晶駆動電源回路40,基準電位発生回路50,ソースドライバ60,走査ドライバ70,液晶パネル75等を含んで構成される。なお、図2においては、これら構成要素を統括的に制御するコントローラおよびバックライトユニットの図示を省略している。
液晶駆動電源回路40は、液晶駆動電源回路40の電源電圧Vccからソースドライバ60用の駆動電源電圧Vdcdcを生成して出力する駆動電源回路45と、同じく電源電圧Vccから最高位基準電位VrefHを生成して出力する信号電源回路46とを備える。駆動電源電圧Vdcdcと最高位基準電位VrefHは、液晶パネル75の設計や液晶材料の特性で決まる電圧が必要であり、液晶駆動電源回路40自体の駆動に必要な電源電圧Vccとは異なる電圧である。なお、ここでは、それら駆動電源電圧Vdcdcと最高位基準電位VrefHは、液晶駆動電源回路40の電源電圧Vccよりも高い値であるとする。
基準電位発生回路50は、液晶駆動電源回路40から与えられた最高位基準電位VrefHに基づいて、例えば抵抗分割により、ソースドライバ60において階調電圧を生成するのに必要な複数の基準電位Vref0〜Vrefnを生成する。
ソースドライバ60は、液晶駆動電源回路40から供給された駆動電源電圧Vdcdcを電源とし、制御回路8から入力されたデジタル画像データD0〜Dmをラッチするラッチ回路66と、ラッチ回路66によってラッチされたデジタル画像データD0〜Dmを基準電位発生回路50から与えられた複数の基準電位Vref0〜Vrefnを用いてアナログ信号に変換するD/Aコンバータ64と、D/Aコンバータ64から出力されたアナログ信号をバッファリングして複数のアナログ画像信号Y0〜Ykとして出力する出力回路62とを備えて構成される。
走査ドライバ70は、所定の周期の走査信号X0〜Xiを出力する。液晶パネル75は、マトリクス状に配列された複数の画素セルによって構成され、例えば、各画素セルのオン/オフをTFTによって制御するアクティブマトリクス駆動の液晶ディスプレイである。また、液晶パネル75は、ソースドライバ60のアナログ画像信号Y0〜Ykと走査ドライバ70の走査信号X0〜Xiとによって定まる画像を表示する。
画素セルは光の3原色であるRGB(赤,緑,青)を一組として構成され、RGBの色の組み合わせにより一つの色を表現している。また、各原色の設定値を変更することで、色相H、彩度C、明度Vの異なる数多くの色を表現できる。
また、表示器10として有機EL表示器,プラズマ表示器を用いてもよい。有機EL表示器は、例えばRGBそれぞれの色に発光する有機分子を順番に配置して画素セルを構成し、RGBそれぞれの有機分子に印加する電圧を変化させることによってRGBの色の階調を変化させて当該表示領域の輝度を可変とすることができる。
プラズマ表示器の画面はRGBの三つのドットの集まりからできている。それぞれのドットは、厚さ3mm程度の二枚のガラス基板に挟まれたセル構造をしている。電極からこのセル内に封入したガスに電流を流して放電させるとプラズマが生じる。このとき紫外線が生じるが、この紫外線がそれぞれのセルの蛍光体にぶつかって、RGBそれぞれの可視光を発する。RGBの各ドットに印加する電圧を変えれば流れる電流も変化し、RGBの色の階調が変化して当該表示領域の輝度を可変とすることができる。
本発明においては、表示器10の表示画面の画面設定輝度を階調変更によって変更可能とされ、さらに、表示画面の出力輝度の変更に伴う各画素の輝度設定が、個々の画素の色種別に対応した輝度許容範囲を逸脱して変更されることを制限するように構成されている。これらは、以下で述べる明るさ調節処理により実行される。なお、上述のような、画素セルに印加される電圧によって明るさが変化する有機EL表示器,プラズマ表示器等のいわゆる自発光型ディスプレイにおいても、本発明の構成が適用可能である。
(明るさ調節処理1)
図3,図5を用いて、表示器10の表示画面の出力輝度を、予め定められた輝度許容範囲内で調節する明るさ調節処理について説明する。なお、本処理はナビプログラム21pに含まれ、ナビプログラム21pの他のプログラムとともに繰り返し実行される。
まず、S11では、表示器10の表示画面の画面設定輝度を取得する。画面設定輝度は、ユーザの操作スイッチ群7,タッチパネル22、リモコン端末12の操作あるいはマイク31からの音声入力等、予め定められた輝度設定操作部によって、予め定められた複数段階の明度Vの中から設定される。ここで、明度Vとは、表示器10の表示画面を構成する各画素の輝度を特定するパラメータである。設定された明度Vは、RAM83あるいは不揮発メモリ9の所定の領域に記憶されているので、S11ではこれを読み出す形で取得する。なお、本実施形態の画面設定輝度は、例えば図6〜10に示すような形で、1〜10の10段階の明度V(0,30,60,90,120,150,180,210,240,255)の中から設定されるものとする。
次に、S12では、表示色情報を取得する。表示色情報とは、図5に示す、パレット毎に設けられた色種別の色相H、彩度C、明度Vの許容範囲(上限明度及び下限明度により規定される:本発明の輝度許容範囲に相当する)、及び表示種別に関する情報である。なお、図6〜図10には、左側に明度Vの許容範囲が設定されないテーブルが示されており、右側に図5に示す明度Vの許容範囲を設定したテーブルが示されている。ここで、色相H及び彩度Cとは、表示器10の表示画面を構成する各画素の色種別を特定するために予め定められたパラメータである。表示色情報は、HDD21あるいは描画部87の図示しないメモリに記憶されているので、S12ではこれを読み出す形で取得する。
続いてS13では、表示器10の表示画面の出力輝度を特定する明度Vを決定する。ここでは、S11で取得した明度V(画面設定輝度)が、S12で取得した明度許容範囲(上限明度及び下限明度)から逸脱するものであるか否かを判定して、逸脱するものでなければ現在設定されている明度Vをそのまま使用し、上限明度を超える場合には該上限明度を明度Vとして使用し、下限明度を下回る場合には該下限明度を明度Vとして使用する。
S14では、S12で取得した各表示種別を、同じくS12で取得した色相H及び彩度Cと、S13で決定した明度Vとに基づく表示色にて、表示器10の表示画面上に表示する。表示器10の各画素のカラー出力設定は、該画素の色種別を特定する色相H及び彩度Cと、同じく輝度を特定する明度Vとの組を設定値パラメータとする形でなされているので、これらのパラメータの組をRGB出力設定値(階調)に変換する。HCV系からRGB系への変換は周知の方法を採用できる。そして、そのRGB出力設定値に基づいて、各表示種別の図形(文字やマーク等)を出力する。ここでは、表示種別やRGB出力設定値等の描画データが、制御回路8からデジタル画像データD0〜Dmとして表示器10(ラッチ回路66)に送られる。
このように、明るさ調節処理1では、色相H及び彩度Cにて特定される各色種別毎に、明度Vの明度許容範囲(輝度許容範囲)を設けることで、それら色種別の灰色化が防止されている。つまり、従来、図6〜図10の左側のテーブルのように輝度変更がなされていたものを、右側のテーブルのように制限を設けることで、それぞれの表示色の灰色化を防止している。また、この明るさ調節処理1では、表示器10の表示画面の輝度調整が明度Vのみの変更により実行されるので、色相H及び彩度Cにて特定される色合いを維持したまま、輝度のみを変更することができる。
なお、背景色が黒系色に設定されている場合、具体的には、JIS:Z8102に規定された明度が1以下に固定された低明度領域が背景色として設定されている場合では、各色種別の明度が下がってそれぞれが黒に近い灰色に近づくことが問題となる。図11は、背景色を黒としたときの、各色種別の明度に応じた表示色を示すものである。この図からもわかるように、各色種別の明度が下がるほど、各色種別の固有の色合いが薄れて、無彩色である灰色もしくは黒に近づき、背景にまぎれて目立たなくなる。従って、背景(背景領域)に上記の低明度領域が設定されている場合には、例えば、図13に示すパレットテーブルのように下限明度のみを設けてもよい。この場合、明るさ調節処理1(図3)のS13では、設定されている明度Vが図13の下限明度を下回る場合にのみその下限明度が明度Vとして定められ、下限明度以上である場合には、S11で読み出した明度Vがそのまま出力に使用される。
逆に、背景色に白系色に設定されている場合、具体的には、JIS:Z8102に規定された明度が8以上に固定された高明度領域が背景色として設定されている場合では、各色種別の明度が上がってそれぞれが白に近い灰色に近づくことが問題となる。図12は、背景色を白としたときの、各色種別の明度に応じた表示色を示すものである。この図からもわかるように、各色種別の明度が上がるほど、各色種別の固有の色合いが薄れて、無彩色である灰色もしくは白に近づき、背景にまぎれて目立たなくなる。従って、背景(背景領域)に上記の高明度領域が設定されている場合には、例えば、図14に示すパレットテーブルのように上限明度のみを設けてもよい。この場合、明るさ調節処理1(図3)のS13では、設定されている明度Vが図14の上限明度を超える場合にのみ該上限明度が明度Vと定められ、上限明度以上である場合には、S11で読み出した明度Vがそのまま採用される。
また、警告表示の明度許容範囲(輝度許容範囲)を、他の表示種別の明度許容範囲よりも狭く設定してもよい。例えば、図15に示すように、有彩色にて表示される警告表示1〜3の明度許容範囲を、有彩色にて表示される他の表示種別の明度よりも狭く設定することができる。これにより、表示器10の表示画面に対して明るさ調整がなされた場合に、少なくとも警告表示(例えば警告インジケータ)については過度の明るさ変更が禁止されるので、該警告表示を確実に視認可能となる。また、警告表示にのみ明度許容範囲を設け、他の表示種別には明度制限を行なわないようにすることも可能ではある。
なお、警告表示1〜3には、以下のうちの少なくとも1以上が含まれる。
(1)送受信機13を介して取得した交通情報,天候情報のうち、位置検出器1で検出される車両の現在位置の所定の距離内に含まれる情報。
(2)表示灯25で表示される内容。
(3)車内LAN27を介して取得したセンサあるいは他の車載機器の情報のうち、センサあるいは他の車載機器が異常と推定される情報(計器パネルの警告表示内容など)。
(4)ナビゲーション装置の動作異常に関する情報。
(5)経路案内の右左折地点等の案内情報。
(明るさ調節処理2)
図3,図16を用いて、上記の明るさ調節処理の別の例について説明する。
まず、S11では、表示器10の表示画面の画面設定輝度を取得する。画面設定輝度は、ユーザによる上述した輝度設定操作部により設定され、予め定められた複数段階の明るさ設定値の中から設定される。ここで、明るさ設定値とは、色種別毎に定められるRGB出力設定値の基準設定値(図16に示すRGBの各値)からの、R,G,Bそれぞれの値の変化量を特定するためのパラメータである。例えば、この明るさ設定値が高く設定された場合には、予め定められた変化規則に基づいて各色種別のRGB設定値の各値も連動して高くなり、低く設定された場合には、予め定められた変化規則に基づいて各色種別のRGB設定値の各値が連動して低くなる。この明るさ設定値は、RAM83あるいは不揮発メモリ9の所定の領域に記憶されているので、S11ではこれを読み出す形で取得する。
次に、S12では、表示色情報を取得する。表示色情報とは、図16に示す、パレット毎に設けられた色種別のRGB出力設定値の基準設定値、RGB出力設定値のリミット値(上限値及び下限値により規定される:本発明の輝度許容範囲に相当する)、及び表示種別に関する情報である。表示色情報は、HDD21あるいは描画部87の図示しないメモリに記憶されているので、S12ではこれを読み出す形で取得する。
続いてS13では、出力に使用されるRGBの出力設定値を決定する。そのために、まずは、S11で取得した明るさ設定値に基づいてRGB設定値を算出する。なお、各色種別のRGB設定値の各値は、明るさ設定値の変化に応じた予め定められた変化規則(演算規則)を有するので、ここではその規則に従い、明るさ設定値に基づくRGB設定値を算出する。なお、この変化規則は、RGB出力設定値の各値が、少なくとも各色種別の色相H及び彩度Cの変化をそれぞれ所定の範囲内に制限されるような形で定められており、明るさ設定値の変化によって各色種別の色合いが大きく変更されないようになっている。
明るさ設定値に基づくRGB設定値が算出されると、算出されたRGB設定値と、S12で取得した色種別毎のRGB出力設定値のリミット値とに基づいて、出力用のRGB出力設定値を決定する。具体的には、RGB設定値の各値と、対応するR,G,Bのリミット値(図16に示す上限値及び下限値)とを比較する。そして、RGB設定値の各値の少なくとも1以上が下限リミット値を下回る場合には、リミット値を下回った色の値がその下限リミット値に固定される。残余の色の値は、さらに下の値をとることができるが、さらに明るさ設定値の変化が1単位低く変化した場合には、その変化代が、それまでの変化代よりも小さくなるような変化規則が適用されて、変化が制限される。他方、RGB出力設定値の各値の少なくとも1以上が上限リミット値を上回る場合には、リミット値を上回った色の値がその上限リミット値に固定される。残余の色の値は、さらに上の値をとることができるが、さらに明るさ設定値の変化が1単位高く変化した場合には、その変化代が、それまでの変化代よりも小さくなるような変化規則が適用されて、変化が制限される。ここでは、残余の色の値もリミット値を超えた色の値と同様に固定される(変化代がゼロとなる)ものとする。
S14では、S12で取得した各表示種別に対応する図形(文字やマーク等)を、S13で取得したRGBの出力設定値(階調)に基づいて出力する。このとき、表示種別やRGB出力設定値等の描画データが、制御回路8からデジタル画像データD0〜Dmとして表示器10(ラッチ回路66)に送られる。
このように、明るさ調節処理2では、画素のカラー出力設定が、RGB設定値の各値を設定値パラメータとする形でなされるとともに、これらの値に制限が加えられて得られたRGB出力設定値に基づいて各画素の出力制御が行なわれる。
また、各色種別において、明るさ設定値の変化に伴いRGB設定値の各値の少なくとも1つがリミット値を越えた後には、残余の値による黒あるいは白への接近量が減じられて、あるいは残余の値による黒あるいは白への接近が禁止されるので、各色種別が白や黒に接近し難くなり、その色合いが急激に無くなって無彩色に近づくこと(灰色化)が防止されている。
なお、図16に示すパレットテーブルに定められたR,G,Bの下限リミット値は、RGB出力設定値のうち混合比率最小となるものに、上限リミット値は、RGB出力設定値のうち混合比率最大となるものに定めることを基本としている。ところが、混合比率最小となる値が既にR,G,Bの最小値(本実施形態においては「0」)に近い場合や、混合比率最大となる値が既にR,G,Bの最大値(本実施形態においては「255」)に近い場合には、すぐにリミット値に達してしまうので、各色種別の輝度変化範囲をさらに広げて設けるために、R,G,Bの他の値にリミット値を設けている。
なお、明るさ調節処理2においても、明るさ調節処理1と同様、背景色が黒系色の場合には下限リミット値のみを設け、背景色が白系色の場合には上限リミット値のみを設けることができるし、警告表示の輝度許容範囲を、他の表示種別の輝度許容範囲よりも狭く設定することもできる。
(明るさ調節処理3)
図4,図17を用いて、上記の明るさ調節処理の別の例について説明する。
まず、S21では、表示器10の表示画面の明るさ情報として画面設定輝度を取得する。画面設定輝度は、ユーザによる上述した輝度設定操作部により設定され、予め定められた複数段階の中から設定される。ここでの画面設定輝度とは、図17に示すパレットテーブル(RGB変換テーブル)に設定した複数段階の明るさ設定値のことであり、本実施形態においては、1〜10の10段階に設定可能である。
次に、S22では、図17のパレットテーブルを参照して、パレット毎にRGB出力設定値を取得する。そして、S23にて、取得したRGB出力設定値に基づいて、各表示種別に対応する図形(文字や図形)や警告表示を、S13で取得したRGBの出力設定値(階調)に基づいて出力する。このとき、表示種別やRGB出力設定値等の描画データが、制御回路8からデジタル画像データD0〜Dmとして表示器10(ラッチ回路66)に送られる。
図17のパレットテーブルは、パレット毎に定められた各色種別と、表示器10の表示画面の各明るさ設定値との関係を、当該表示を行なう画素セルのRBG出力設定値で表したものであり、HDD21あるいは描画部87の図示しないメモリに記憶される。
そして、図17のパレットテーブルでは、各色種別(各パレット)毎に、明るさ設定値が予め定められた下限値以下もしくは上限値以上となる制限対象領域での、明るさ設定値に応じたRGB設定値の変化が、下限値を超えるもしくは上限値未満となる制限非対象領域よりも制限されるように、各明るさ設定値に対応する各パレットのRGB出力設定値が既に定められている。つまり、このパレットテーブルが輝度許容範囲を有する形で定められているのである。本実施形態では、各パレットに定められた制限対象領域にて、RGB出力設定値の全ての値が一定となるように定められている。なお、このテーブルでは、各色種別と、背景,図形(文字やマーク等)の表示種別とも対応付けて記憶されている。
なお、図17のパレットテーブルでは、警告表示の輝度許容範囲が、他の表示種別の輝度許容範囲よりも狭く設定されている。
このように、明るさ調節処理3では、パレットテーブル上に、各画面設定輝度に対応するRGB出力設定値が、輝度制限を反映した形で予め定められているので、表示器10への出力をこのパレットテーブルを参照する形で実行されるだけで、出力時に輝度制限が自動的に反映される。
なお、図17のパレットテーブルでは、各パレットの制限対象領域にて、RGB出力設定値の全ての値が一定となるように定められているが、画面設定輝度が下限値以下となる制限対象領域にて、RGB出力設定値の混合比率最小となるものを一定に定め、さらに、残余のものの少なくとも1つを、画面設定輝度を1単位変化させたときの当該出力設定値の変化代が制限非対象領域における変化代よりも小さくなる範囲で変化するように定めてもよい。また、画面設定輝度が上限値以上となる制限対象領域にて、RGB出力設定値の混合比率最大となるものを一定に定め、残余のものの少なくとも1つを、画面設定輝度を1単位変化させたときの当該出力設定値の変化代が制限非対象領域における変化代よりも小さくなる範囲で変化するように定めてもよい。
図18は、表示器10の画面表示状態を示す一例である。これらの表示画面では、背景領域10a上に、文字表示領域10gと、各種警告表示領域10b〜10eとを設けた形で表示している。上記全ての明るさ調節処理によれば、背景10aが無彩色に近い色(図18の場合は白)である場合に、画面設定輝度が大きく変更されたとしても、文字表示領域10g及び警告表示領域10b〜10eは一定の輝度制限が設けられているので、各表示領域は視認し易い。また、警告表示領域10b〜10eに、さらに厳しい輝度制限が設けられていれば、その視認性はより良くなる。
なお、図18では、文字表示領域10gに、車両に設置された図示しない燃料センサから得られる燃料消費量と、位置検出器1による車両の現在位置の推移とから得られる走行距離とによって求められる燃費を表示しているが、表示器10に地図を表示して経路案内を行なう場合においても、予め設定された右左折等の案内地点に到達した場合に案内メッセージを表示する場合、地図上の案内地点を強調表示する場合、あるいは走行経路上の交通情報を取得して地図に重ね合わせて表示する場合に、地図表示よりも明るさを明るくして(色の階調を明るいものとして)表示してユーザに注意を喚起することができる。なお、警告表示領域10b〜10eの表示を、映像に文字や絵を重ねる公知のスーパーインポーズを用いて行なってもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
例えば、本発明は車載用ナビゲーション装置(100)の表示器(10)に限定されるものではなく、例えば図19のように液晶表示器にメータ表示領域91〜95とナビゲーション表示領域96とを同時に表示する車載表示システムにおいて、メータ表示における各種表示(車速(92),エンジン回転数(94),水温(91),油温,燃料(95),シートベルト装着有無,パーキングブレーキ,シフトレンジ(93)等)に本発明の明るさ調節を適用することができる。例えば燃料の残量が所定の量を下回った場合、燃料計(95)自体あるいは燃料警告表示の表示色の階調は、表示画面の変更輝度設定が変更されていても、ユーザに視認し易い階調で表示さして注意喚起することができる。
また、このメータ表示領域91〜95とナビゲーション表示領域96との相互の明るさ調節に本発明の明るさ調節を適用することができる。また、車載用ナビゲーション装置,メータ液晶表示器等の他に、各種の走行情報を表示する車載モニタ、車両の後退時に車両の後方等を表示して運転の支援を行なういわゆるバックモニタ、車載用音響映像機器等の表示器にも本発明の明るさ調節を適用でき、画面設定輝度が大きく変更された場合にも、必要な表示情報をユーザに確実に伝えることが可能となる。
また、車幅灯,前照灯などの点灯/消灯を行なう図示しないライトスイッチの操作によって、いわゆる昼間モード/夜間モードの切り替えが行なわれる際にも本発明の明るさ調節を適用できる。
車載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図。 表示器に含まれる駆動回路の概略構成を示したブロック図。 明るさ調節処理1及び2を説明するためのフロー図。 明るさ調節処理3を説明するためのフロー図。 パレットテーブルの第一実施例を示す図。 色相H及び彩度Cを固定して明度Vを変更したときの階調変化を示す第一の例。 色相H及び彩度Cを固定して明度Vを変更したときの階調変化を示す第二の例。 色相H及び彩度Cを固定して明度Vを変更したときの階調変化を示す第三の例。 色相H及び彩度Cを固定して明度Vを変更したときの階調変化を示す第四の例。 色相H及び彩度Cを固定して明度Vを変更したときの階調変化を示す第五の例。 背景色を黒系色とした場合の各色種別の明度に応じた表示色を示す図。 背景色を白系色とした場合の各色種別の明度に応じた表示色を示す図。 明るさ調節処理1に使用するパレットテーブルの第二実施例を示す図。 明るさ調節処理1に使用するパレットテーブルの第三実施例を示す図。 明るさ調節処理1に使用するパレットテーブルの第四実施例を示す図。 明るさ調節処理2に使用するパレットテーブルの一実施例を示す図。 明るさ調節処理3に使用するパレットテーブルの一実施例を示す図。 画面の表示例を示す図。 車載表示システムの表示例を示す図。
符号の説明
8 制御回路
9 不揮発メモリ
10 表示器
21 ハードディスク装置
26 LAN I/F
87 描画部
100 車載用ナビゲーション装置

Claims (12)

  1. カラー画像表示器の表示画面における各画素の出力を制御する表示制御手段と、
    前記表示画面の画面設定輝度を変更可能に設定する出力輝度変更設定手段と、
    前記表示画面を構成する各画素の輝度設定に、該画素に設定される色相及び彩度を反映した色種別に応じて定まる、当該画素の最大設定可能輝度よりも小さい上限値側リミット及び画素の最小設定可能輝度より大きい下限値側リミットの少なくともいずれかを有する輝度許容範囲を設定する輝度許容範囲設定手段と、
    前記表示画面の出力輝度の変更に伴い各前記画素の輝度設定が、個々の画素の前記色種別に対応した輝度許容範囲を逸脱して変更されることを制限する輝度変更制限手段と、
    を備えることを特徴とする車載表示装置。
  2. 前記表示制御手段において、前記画素のカラー出力設定が、該画素の前記色種別を特定する色相H及び彩度Cと、同じく前記輝度を特定する明度Vとの組を設定値パラメータとする形でなされるとともに、前記カラー出力設定を特定する前記H,C,Vの設定値パラメータの組を、前記画素のRGB出力設定値に変換するRGB変換手段を有し、その変換により得られたRGB出力設定値に基づいて各画素の出力制御を行なうものであり、
    前記輝度許容範囲設定手段は、画素の明度Vにより前記輝度許容範囲を直接設定するものであり、
    前記輝度変更制限手段は当該設定された輝度許容範囲に基づいて前記画素の明度設定の変更制限を行なうものである請求項1記載の車載表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、種々の前記画面設定輝度における前記画素のRGB出力設定値を、当該画素に設定される前記色種別毎に記憶するRGB変換テーブルを記憶するRGB変換テーブル記憶手段を有し、前記画素のカラー出力設定が該色種別と前記設定輝度とを用いて特定されるとともに、それら色種別及び設定輝度に対応する前記RGB出力設定値を前記RGB変換テーブルから読み出して各画素の出力制御を行なうものであり、
    前記輝度変更制限手段は、前記RGB変換テーブル上において、前記画面設定輝度が予め定められた下限値以下もしくは上限値以上となる制限対象領域での、前記画面設定輝度に応じた前記RGB設定値の変化が、前記下限値を超えるもしくは前記上限値未満となる制限非対象領域よりも制限されるように、各画面設定輝度に対応するRGB出力設定値を定めることにより、前記画素の輝度設定の変更制限を行なうものである請求項1記載の車載表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記表示画面において前記輝度変更制限の対象となる輝度制限対象領域が、JIS:Z8102に規定された彩度が6以上となる高彩色領域として定められ、前記輝度変更制限の対象とならない当該輝度制限対象領域の背景領域が、前記彩度が2以下となる低彩色領域として定められている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車載表示装置。
  5. 前記背景領域は、JIS:Z8102に規定された明度が1以下に固定された低明度領域として定められ、
    前記輝度変更制限手段は、前記輝度制限対象領域を構成する前記画素の輝度設定を、前記下限値側リミットを下回って変更されることを制限するものである請求項4記載の車載表示装置。
  6. 請求項3記載の要件を備え、
    前記RGB変換テーブルは、前記画面設定輝度が前記下限値以下となる前記制限対象領域にて、前記RGB出力設定値のうち混合比率最小となるものが少なくとも一定となるように定められている請求項5記載の車載表示装置。
  7. 前記RGB変換テーブルは、前記画面設定輝度が下限値以下となる前記制限対象領域にて前記RGB出力設定値の混合比率最小となるものが一定となるように定められ、残余のものの少なくとも1つが、前記画面設定輝度を1単位変化させたときの当該出力設定値の変化代が前記制限非対象領域における変化代よりも小さくなる範囲で変化するように定められてなる請求項6記載の車載表示装置。
  8. 前記背景領域は、JIS:Z8102に規定された明度が8以上に固定された高明度領域として定められ、
    前記輝度変更制限手段は、前記輝度制限対象領域を構成する前記画素の輝度設定を、前記上限値側リミットを超えて変更されることを制限するものである請求項4記載の車載表示装置。
  9. 請求項3記載の要件を備え、
    前記RGB変換テーブルは、前記画面設定輝度が前記上限値以上となる前記制限対象領域にて、前記RGB出力設定値のうち混合比率最大となるものが少なくとも一定となるように定められている請求項8記載の車載表示装置。
  10. 前記RGB変換テーブルは、前記画面設定輝度が前記上限値以上となる前記制限対象領域にて前記RGB出力設定値の混合比率最大となるものが一定となるように定められ、残余のものの少なくとも1つが、前記画面設定輝度を1単位変化させたときの当該出力設定値の変化代が前記制限非対象領域における変化代よりも小さくなる範囲で変化するように定められてなる請求項9記載の車載表示装置。
  11. 前記RGB変換テーブルは、前記制限対象領域にて前記RGB出力設定値の全てのものが一定となるように定められている請求項6又は請求項9記載の車載表示装置。
  12. 前記輝度制限対象領域は、前記表示画面上に表示される警告インジケータの表示領域である請求項4ないし請求項11のいずれか1項に記載の車載表示装置。
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