JP2008158103A - 圧電ブザー - Google Patents
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Abstract
【課題】 耐久性が向上した圧電ブザーを提供する。
【解決手段】 環形状の固定リング2と、それぞれ弾性を有する材料からなり固定リング2に固着されて互いに対向し固定リング2の内周面との間に空洞を形成する2枚のフィルム3と、それぞれ電歪効果により変形する圧電素子5が両面にそれぞれ固着され一方ずつのフィルム3のそれぞれ内側の面に固着された2枚の振動板4とからなる振動ブロック1を備える。振動ブロック1は、固定リング2においてボディ61に接着固定されている。振動ブロック1をフィルム3においてボディ61に固定する場合に比べ、耐久性が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】 環形状の固定リング2と、それぞれ弾性を有する材料からなり固定リング2に固着されて互いに対向し固定リング2の内周面との間に空洞を形成する2枚のフィルム3と、それぞれ電歪効果により変形する圧電素子5が両面にそれぞれ固着され一方ずつのフィルム3のそれぞれ内側の面に固着された2枚の振動板4とからなる振動ブロック1を備える。振動ブロック1は、固定リング2においてボディ61に接着固定されている。振動ブロック1をフィルム3においてボディ61に固定する場合に比べ、耐久性が向上する。
【選択図】図1
Description
本発明は、圧電ブザーに関するものである。
従来から、図10(a)(b)に示すように電圧をかけたときに電歪効果によって矢印で示すように電圧の向きに応じた向きの歪みが生じる圧電素子5を用いた圧電ブザーが提供され、警報器などに用いられている(例えば、特許文献1参照)。圧電素子5はセラミックからなるものが一般的である。大きな音圧を得るために、圧電素子5は扁平な形状のものを図11に示すように例えば金属のような弾性を有する導電材料からなる扁平な振動板4の一面又は両面に重ねて固着して用いられる。図11の例では振動板4の両面にそれぞれ圧電素子5が固着され、振動板4の一方の圧電素子5が面積を拡張する方向に歪むときには他方の圧電素子5は面積を縮める方向に歪むように圧電素子5の向きと通電方向とがそれぞれ選択されており、各圧電素子5と振動板4との間に交流電圧を加えると破線で示すように振動板4が振動して音が発生する。
この種の圧電ブザーとして、例えば図12及び図13に示すものがある。以下、上下方向は図を基準としてこの従来例について詳しく説明する。
この圧電ブザーでは、両面の中央部にそれぞれ薄い円板形状の圧電素子5が固着された薄い円板形状の振動板4を2枚用いている。各振動板4は、それぞれ、例えば合成樹脂のような弾性を有する材料からなる扁平な有底円筒形状のフィルム3の内底面に固着されている。各フィルム3にはそれぞれ内径が振動板4よりも僅かに大きい円形状の凹部を形成するように外向きに膨出した収納部32が中央部に設けられており、各振動板4はそれぞれ収納部32の内底面に固着されている。さらに、収納部32の中央部には、振動板4との間に密封された空間を構成するように外向きに円錐台形状に膨出した膨出部31が設けられている。フィルム3は、膨出部31内の空気や振動板4を介して圧電素子5の力を受けて振動するものである。このようなフィルム3を設けると、膨出部31内の空気を伝わった振動と振動板4との連結部から伝わった振動とがフィルム3において重畳することにより音量が増大する。特に低音域では、振動ブロック1において振動する面積が広くなることによる効果もあって、フィルム3による音量増大の効果が大きい。また、フィルム3で密封されることにより圧電素子5が保護されるから、防水性も向上している。
各フィルム3は内底面同士を対向させる向きで例えば嵌合によって互いに結合し、全体として中空の円板形状を構成している。さらに、フィルム3を機械的に補強するために例えば金属からなり上方から見て各フィルム3をそれぞれ囲む円環形状の固定リング2が取り付けられ、ここにおいて振動ブロック1が構成されている。振動板4同士は間に隙間を空けて互いに対向しており、振動ブロック1内の空間は2枚の振動板4によって3つに仕切られた形となっている。
上記振動ブロック1は、振動ブロック1を上下から挟む形で互いに結合するボディ61とカバー62とからなるハウジング6に収納される。
振動ブロック1は、下側のフィルム3の下面がボディ61の上面に接着されることにより、ハウジング6に対する変位を制限されていた。
特開昭55−57176号公報
ところで、フィルム3は上記のように膨出部31内の空気から振動が伝わるものであるため、振動板4に比べて振動しやすくするために薄肉に形成された結果として機械的強度が低くなっている。上記従来例では、振動板4がフィルム3においてボディ61に保持されているため、鳴動時に下側のフィルム3に機械的負荷がかかるから耐久性が低く、フィルム3が耐えうる音量の限界が低くなっていた。また、フィルム3に収納部32が設けられていることにより、収納部32の端部の段差に応力が集中しやすいため、さらに耐久性が低くなっていた。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、耐久性を向上した圧電ブザーを提供することにある。
請求項1の発明は、環形状の固定リングと、それぞれ弾性を有する材料からなり固定リングに固着されて互いに対向し固定リングの内周面との間に空洞を形成する2枚のフィルムと、それぞれ電歪効果により変形する圧電素子が少なくとも一面に固着され一方ずつのフィルムのそれぞれ内側の面に固着された2枚の振動板とからなる振動ブロックと、振動ブロックが固定されたボディと、ボディに機械的に結合して振動ブロックを覆うカバーとを備え、振動ブロックは、固定リングにおいてボディに固定されていることを特徴とする。
この発明によれば、振動ブロックをフィルムにおいてボディに固定する場合に比べて耐久性が向上する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、固定リングはボディに接着されており、ボディにおいて固定リングが接着される面には、固定リングを接着する接着剤が溜まる接着凹部が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、接着凹部を設けない場合に比べてボディへの固定リングの接着が容易となる。
請求項3の発明は、環形状の固定リングと、それぞれ弾性を有する材料からなり固定リングに固着されて互いに対向し固定リングの内周面との間に空洞を形成する2枚のフィルムと、それぞれ電歪効果により変形する圧電素子が少なくとも一面に固着され一方ずつのフィルムのそれぞれ内側の面に固着された2枚の振動板とからなる振動ブロックと、振動ブロックを間に挟む形で互いに結合するボディとカバーとからなり固定リングに当接することによって振動ブロックの可動範囲を制限するハウジングを備えることを特徴とする。
この発明によれば、ハウジングがフィルムに当接することによって振動ブロックの可動範囲を制限する場合に比べ、耐久性が向上する。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、ボディとカバーとの少なくとも一方と固定リングとには互いに凹凸係合する位置決め部がそれぞれ設けられ、位置決め部同士の凹凸係合によりハウジングに対する固定リングの回転が制限されていることを特徴とする。
この発明によれば、振動ブロックの運動のうち音量に寄与しない運動である回転運動が制限される。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において、ボディとカバーとはカシメにより互いに結合していることを特徴とする。
この発明によれば、ボディとカバーとを接着によって互いに結合させる場合に比べ、ボディとカバーとの結合を短時間で行うことができる。
請求項1の発明は、振動ブロックが固定リングにおいてボディに固定されるので、振動ブロックのフィルムがボディに固定される場合に比べ、耐久性を向上することができる。
請求項2の発明は、固定リングを接着する接着剤が溜まる接着凹部がボディに設けられているので、ボディへの固定リングの接着が容易となる。
請求項3の発明は、振動ブロックのハウジングに対する可動範囲が固定リングへの当接によって制限されるので、振動ブロックのハウジングに対する可動範囲がフィルムへの当接によって制限される場合に比べ、耐久性を向上することができる。
請求項4の発明は、ボディとカバーとの少なくとも一方と固定リングとに互いに凹凸係合する位置決め部を設けたので、振動ブロックの運動のうち音量に寄与しない運動である回転運動が制限される。
請求項5の発明は、ボディとカバーとがカシメにより互いに結合しているので、ボディとカバーとを接着によって互いに結合させる場合に比べ、ボディとカバーとの結合を短時間で行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態の基本構成は従来例と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態の基本構成は従来例と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、図1〜図4に示すように、例えば金属からなる円環形状の固定リング2と、例えば合成樹脂のような弾性を有する材料からなり薄い円板形状であって固定リング2の一方ずつの開口をそれぞれ閉塞する形で固定リング2に固着され間に隙間を空けて互いに対向する2枚のフィルム3と、例えば金属のような弾性を有する導電材料からなり薄い円板形状であって各フィルム3の対向面にそれぞれ固着された振動板4と、それぞれ薄い円板形状の圧電セラミックからなり振動板4の表裏両面のそれぞれ中央部に一枚ずつ固着された計4枚の圧電素子5とからなる振動ブロック1を備える。振動板4と圧電素子5との固着、振動板4とフィルム3との固着、フィルム3と固定リング2との固着にはそれぞれ例えば接着剤が用いられており、振動板4や圧電素子5に接続される電線(図示せず)はこの接着剤の層を通して引き出される。各フィルム3はそれぞれ振動板4の全周において固定リング2に固着されており、これによって圧電素子2は密封されている。なお、フィルム3を固定リング2に接着する際や振動板4をフィルム3に接着する際に、密封される空間の気圧が接着剤の反応熱等によって変化することで該空間の内外に連通する穴が接着剤の層に開いてしまう可能性がある場合であって、該空間を確実に密封したい場合には、該空間の内外に連通する空気穴(図示せず)を予めフィルム3に貫設しておき、この空気穴を接着後に閉塞するとよい。
上下方向は図1を基準として各部の形状について詳しく説明すると、各フィルム3の中央部には、それぞれ上下方向の外向きに円錐台形状に膨出して振動板4との間に密閉された空洞を形成する膨出部31が設けられており、振動板3の上下のうち外側の面に固着された圧電素子5は上記空洞に収納されている。
固定リング2の上下両面には、それぞれ、内径がフィルム3の外径よりも僅かに大きい環形状の囲み突起21が上下方向の外向きに突設されている。各フィルム3は、それぞれ囲み突起21によって位置決めされ、固定リング2の上下の一方ずつの面の囲み突起21に囲まれた環形状の範囲において固定リング2に例えば接着により固定されている。つまり、フィルム3間の距離は、間に固定リング2を挟むことによって確保されている。また、固定リング2の上下の寸法は、囲み突起21の外側では囲み突起21の内側よりも小さくなっている。
また、本実施形態は、振動ブロック1の下側に位置して振動ブロック1が固定されるボディ61とボディ61の上側に被着されて振動ブロック1が収納される空間をボディ61との間に構成するカバー62とからなるハウジング6を備える。
詳しく説明すると、ボディ61は、厚さ方向を上下方向に向けた円板形状であって外径が固定リング2よりも大きい本体部61aと、本体部61aにおいて径方向の両端部からそれぞれ外向きに突設された2個の固定部61bとを有する。各固定部61bにはそれぞれねじ止め用のねじ(図示せず)がねじ挿通穴61cが上下に貫設されており、各固定部61bはそれぞれハウジング6の固定に用いられる。
さらに、本体部61aの上面には、外径が固定リング2の外径よりも小さく且つ固定リング2の内径よりも大きい円筒形状の保持突起61dが上方へ突設されており、固定リング2の下面が保持突起61dの上面に接着されることにより振動ブロック1はボディ61に固定されている。
保持突起61dの外径は固定リング2の囲み突起21の外径と略同じであり、保持突起61dの内径は固定リング2の囲み突起21の内径よりも小さくかつ固定リング2の内径よりも大きくしてある。さらに、保持突起61dの上面には、内側の突出寸法を外側よりも大きくする環形状の段61eが設けられている。段61eの外径は固定リング2の囲み突起21の内径よりも僅かに小さくしてあり、段61eが囲み突起21の内側に位置することにより、ボディ61に対する振動ブロック1の位置決めがなされている。また、図5に示すように、保持突起61dの上面において段61eの外側には、環形状の接着溝61fが設けられており、固定リング2を保持突起61dに接着する際には接着剤(図示せず)が接着溝61fに溜まることで接着が容易となっている。
カバー62は全体として下面が開口した有底円筒形状であって、上面に円柱形状の凹部62aが設けられている。また、カバー62の外周面と凹部62aの内面とには、それぞれハウジング6の内外を連通させる音穴62bが複数個ずつ周方向に並べて設けられている。
ボディ61の本体部61aの上面であって保持突起61dの外側には、それぞれ円弧形状であってカバー62の内周面に当接してカバー62を位置決めする複数個の位置決め突起61gが上方に突設されている。さらに、カバー62の下端面には4個の結合突起62hが周方向に約90度ずつ位置をずらして下方に突設され、ボディ61の本体部61aにはそれぞれ結合突起62hが挿通される結合穴61hが上下に貫設されていて、結合突起62hが結合穴61hに挿通されて圧力や熱によってカシメられること(カシメ結合)により、ボディ61とカバー62とは互いに結合している。本実施形態は上記のようにボディ61とカバー62とをカシメによって互いに結合させているので、ボディ61とカバー62との結合に接着剤を用いる場合に比べ、ボディ61とカバー62とを短時間で結合させることができる。さらに、ボディ61の本体部61aの下面において結合穴61h付近には、カシメられた結合突起62hが収納されるカシメ凹部61iが設けられている。
上記構成によれば、振動ブロック1を固定リング2においてボディ61に固定しているから、従来例のように振動ブロック1をフィルム3においてボディ61に固定する場合に比べ、耐久性が向上しており、より大きな音量に耐えうる。また、従来例と比較すると、収納部32を設けていないことによっても耐久性が向上している。
さらに、振動ブロック1の上側に生じた音と下側に生じた音とが互いに干渉することによる音量の低下は、保持突起61dによって抑制される。
(実施形態2)
本実施形態は、振動ブロック1をハウジング6に保持する構造に特徴を有し、基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、振動ブロック1をハウジング6に保持する構造に特徴を有し、基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、保持突起61dを設ける代わりに、図6に示すように、位置決め突起61gから内向きに複数個(図では計6個)の台座突起61jを突設しており、振動ブロック1は図7に示すように台座突起61jに載置されている。つまり、振動ブロック1は、ボディ61とカバー62とによって可動範囲を制限されているものの、実施形態1と違ってボディ61に接着はされていない。これにより、振動ブロック1はハウジング6に対して上下に変位可能となっている。
また、台座突起61jのうち、周方向に約120度ずつ位置をずらした3個の台座突起61jの上面には、それぞれ円柱形状の位置決め突起61kが上方に突設されている。図9(a)に示すように、固定リング2において、囲み突起21よりも径方向の外側に突出した鍔部22には、それぞれ固定リング2の径方向の外側と上下両側(すなわち固定リング2の軸方向の両側)とに開放された位置決め切り欠き22aが、周方向に約120ずつ位置をずらして3個設けられており、図8に示すように位置決め突起61kが位置決め切り欠き22aに一対一に係入することにより、振動ブロック1のボディ61に対する運動のうち音量に寄与しない運動である回転運動は制限されている。すなわち、位置決め切り欠き22aと位置決め突起61kとがそれぞれ請求項における位置決め部である。また、固定リング2の鍔部22の外径はカバー62の内径よりも僅かに小さい程度としてあり、固定リング2の鍔部22の外周面はハウジング6の内面に近接している。すなわち、振動ブロック1の上側に生じた音と下側に生じた音とが互いに干渉することによる音量の低下が、固定リング2の鍔部22によって抑制されるようになっている。
上記構成によれば、ハウジング6に対する振動ブロック1の可動範囲の制限は固定リング2とハウジング6との当接によってなされ、フィルム3はハウジング6から特に大きな力を受けることがないから、従来例のように振動ブロック1をフィルム3においてハウジング6に固定する場合に比べて耐久性が向上している。
また、振動ブロック1がハウジング6に固定されていないから、鳴動時には振動ブロック1全体がハウジング6に対して振動することにより、音量の増大が期待できる。
なお、位置決め切り欠き22aに代えて、図9(b)に示すように位置決め突起61kが挿通される位置決め穴22bを固定リング2に上下に貫設してもよい。この構成を採用すれば、位置決め切り欠き22aの場合に比べ、組立時に位置決め突起61kの導入が若干難しくなるものの、位置決め突起61kから受ける力がより分散されるから磨耗が抑えられる。
1 振動ブロック
2 固定リング
3 フィルム
4 振動板
5 圧電素子
6 ハウジング
22a 位置決め切り欠き(請求項における位置決め部)
22b 位置決め穴(請求項における位置決め部)
31 膨出部
61 ボディ
61f 接着溝(請求項における接着凹部)
61k 位置決め突起(請求項における位置決め部)
62 カバー
2 固定リング
3 フィルム
4 振動板
5 圧電素子
6 ハウジング
22a 位置決め切り欠き(請求項における位置決め部)
22b 位置決め穴(請求項における位置決め部)
31 膨出部
61 ボディ
61f 接着溝(請求項における接着凹部)
61k 位置決め突起(請求項における位置決め部)
62 カバー
Claims (5)
- 環形状の固定リングと、それぞれ弾性を有する材料からなり固定リングに固着されて互いに対向し固定リングの内周面との間に空洞を形成する2枚のフィルムと、それぞれ電歪効果により変形する圧電素子が少なくとも一面に固着され一方ずつのフィルムのそれぞれ内側の面に固着された2枚の振動板とからなる振動ブロックと、
振動ブロックが固定されたボディと、ボディに機械的に結合して振動ブロックを覆うカバーとを備え、
振動ブロックは、固定リングにおいてボディに固定されていることを特徴とする圧電ブザー。 - 固定リングはボディに接着されており、
ボディにおいて固定リングが接着される面には、固定リングを接着する接着剤が溜まる接着凹部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の圧電ブザー。 - 環形状の固定リングと、それぞれ弾性を有する材料からなり固定リングに固着されて互いに対向し固定リングの内周面との間に空洞を形成する2枚のフィルムと、それぞれ電歪効果により変形する圧電素子が少なくとも一面に固着され一方ずつのフィルムのそれぞれ内側の面に固着された2枚の振動板とからなる振動ブロックと、
振動ブロックを間に挟む形で互いに結合するボディとカバーとからなり固定リングに当接することによって振動ブロックの可動範囲を制限するハウジングを備えることを特徴とする圧電ブザー。 - ボディとカバーとの少なくとも一方と固定リングとには互いに凹凸係合する位置決め部がそれぞれ設けられ、位置決め部同士の凹凸係合によりハウジングに対する固定リングの回転が制限されていることを特徴とする請求項3記載の圧電ブザー。
- ボディとカバーとはカシメにより互いに結合していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の圧電ブザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006344867A JP2008158103A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 圧電ブザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006344867A JP2008158103A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 圧電ブザー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008158103A true JP2008158103A (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=39659094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006344867A Withdrawn JP2008158103A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 圧電ブザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008158103A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101964186A (zh) * | 2010-09-27 | 2011-02-02 | 宁波东方电子有限公司 | 压电式声响器 |
-
2006
- 2006-12-21 JP JP2006344867A patent/JP2008158103A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101964186A (zh) * | 2010-09-27 | 2011-02-02 | 宁波东方电子有限公司 | 压电式声响器 |
CN101964186B (zh) * | 2010-09-27 | 2013-06-12 | 宁波东方电子有限公司 | 压电式声响器 |
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Legal Events
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