JP2008158093A - 液晶プロジェクタ付き携帯電話装置 - Google Patents

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茂夫 鈴木
Michiyo Saito
路世 齊藤
Makoto Saiga
誠 雜賀
Mariko Kobayashi
真理子 小林
Naoki Nakamura
直樹 中村
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Abstract

【課題】液晶プロジェクタの投影レンズを、撮影レンズとして兼用させ、よりスリムで小型にすることができ、また、部品点数も削減することで、製造コストを低減することもできる液晶プロジェクタ付き携帯電話装置を提供すること。
【解決手段】液晶プロジェクタの投影レンズを撮影レンズ3として兼用させるようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶パネルなどの反射型光変調素子を3枚用いた3板式の液晶プロジェクタを内蔵する携帯電話装置に関する。
従来から、携帯電話機などの小型機器にプロジェクタを搭載した機器が知られている(例えば特許文献1〜2)。
特開2000−236375号公報 特開2006−115486号公報
しかしながら、従来のプロジェクタ付き携帯電話装置でンズと、投影用のレンズを別々に設けなければならず、装置をよりスリムで小型化にすることができなかった。
そこで、本発明では、液晶プロジェクタの投影レンズを、撮影レンズとして兼用させ、よりスリムで小型にすることができ、また、部品点数も削減することで、製造コストを低減することもできる液晶プロジェクタ付き携帯電話装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、この発明は、液晶プロジェクタの投影レンズを、撮影レンズとして兼用させる液晶プロジェクタ付き携帯電話装置としたことを特徴とする。
この発明によれば、液晶プロジェクタの投影レンズを、撮影レンズとして兼用させることから、携帯電話装置をよりスリムで小型にすることができると共に、部品点数も削減することで、製造コストを低減することもできる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<液晶プロジェクタ付き携帯電話装置の原理>
図1(a)は本発明に係る液晶プロジェクタ付き携帯電話装置を折り畳んだときの外観図、図1(b)は図1(a)の携帯電話装置を開いたときの外観図、図1(c)は図1(a)の携帯電話装置の内部の主要な光学系を示す概略説明図である。
図1(a)において、1は液晶プロジェクタ付き携帯電話装置である。この携帯電話装置1は第1ケース(第1の装置本体)1aと第2ケース(第2の装置本体)1bを備え、第1ケース1aと第2ケース1bはヒンジ軸1cを介して折畳可能に設けられている。この第1,第2ケース1a,1bは図1(b)に示したように折り畳んだときの合わせ面1a1,1b1を有する。また、合わせ面1a1には複数の操作ボタン(符号省略)を備える操作部1a2が設けられ、合わせ面1b1には液晶表示器(液晶表示部、表示手段)1b2が設けられている。1dは第2ケース1bに設けられたアンテナである。
また、第2ケース1b内には撮影光学系が設けられている。この撮影光学系2は、第2ケース(第2の装置本体)1bの背面に図1(a)の如く保持された撮影レンズ3と、図1(c)の如く第2ケース1b内に設けられ且つ撮影レンズ3により投影される被写体が結像されるCCD(固体撮像素子)4を有する。
また、この第2ケース1b内には液晶プロジェクタ5が設けられている。この液晶プロジェクタ5は、反射型の液晶パネルであるLCOS(Liquid Crystal On Silicon)6と、このLCOS6に光を投影する光源7と、撮影レンズ3とCCD4との間に配設されたハーフミラー8と、撮影レンズ3を有する。この光源7にはLD光源が用いられている。
更に、図1(a),図1(b)の第1ケース1a内には図1(c)に示した制御回路9が配設されていて、この制御回路9には図1(b)に示した操作部1a2の操作が入力される。この制御回路9は、操作部1a2の操作により液晶表示器1b2の表示内容を選択変更したり、その他一般に知られている携帯電話の制御を行うようになっている。また、制御回路9は、操作部1a2の操作による切換信号でCCD4やLCOS6,光源7等の制御を行って、撮影光学系2による撮影と、液晶プロジェクタ5による投影との切換制御を行うようになっている。尚、この切換操作は、操作部1a2の複数の操作ボタン(符号省略)のいずれか一つ、或いは複数の組み合わせを用いて行うことができる。
従って、操作部1a2の操作により、CCD4を制御回路9によりOFFさせると共に、制御回路9によりLCOS6を作動させ且つ光源7を点灯させることにより、光源7からの照明光をLCOS6に投影して反射させ、LCOS6に映し出された画像を光源7からの照明光により反射させて取り出し、取り出した画像の反射光をハーフミラー8及び撮影レンズ3を介して携帯電話装置の外部のスクリーン等の投影面に投影することにより、投影面にLCOS6に映し出された画像を映し出すことができる。
この投影面としては、通常のスクリーンや身近にある建物の壁や天井或いはその他種々の平面や物体を利用できる。この場合には、携帯電話装置の撮影レンズ3が投影レンズとして機能する。従って、携帯電話装置でダウンロードした映画や、撮影した写真、動画などをスクリーンに拡大して投影することができる。
また、操作部1a2の操作により、CCD4を制御回路9によりONさせると共に、制御回路9によりLCOS6及び光源7をOFFさせることにより、撮影レンズ3を介してCCD4に結像される被写体をCCD4により撮像して、液晶表示器1b2に表示させることができる。
尚、LCOS(Liquid Crystal On Silicon)6は、液晶プロジェクタ5の主要な光学系を示し、シリコン基板の上に液晶を形成して、光を反射させて表示する反射型の液晶表示パネルを言う。
尚、撮影レンズ3として兼用される投影レンズは、90度以上の広角レンズが用いられている。また、これに限定されず、例えば、120度〜180度の超広角レンズを撮影レンズ3とすることが望ましい。
また、図2は、図1(c)の液晶プロジェクタ5のLCOS6及び光源7に代えて用いるカラー液晶プロジェクタ本体10の主要な光学系を示したものである。
このカラー液晶プロジェクタ本体10は、白色光源(図示せず)と、この白色光源からの照明光が入射するダイクロイックプリズム11を有する。このダイクロイックプリズム11には、白色光源からの白色照明光は矢印A1で示したように入射されるようになっている。しかも、白色光はS偏光された状態でダイクロイックプリズム11に入射するようになっている。
尚、この白色光源には、白色照明光を出射する半導体レーザを用いている。しかし、白色光源は、この半導体レーザーに限定されず、LED、ハロゲンランプ等でもよい。
更に、ダイクロイックプリズム11は、白色光の赤色光、青色光、緑色光の三原色の光のうち、赤色光の光を矢印A2で示したように反射させると共に、S偏光された青色光の光を矢印A3で示したように反射させる接合面(コーティング面)11aを有する。また、ダイクロイックプリズム11の接合面11aは、矢印A4で示したようにS偏光された緑色光を透過させるようになっている。
また、カラー液晶プロジェクタ本体10は、3つのPBS(Polarization beam splitter、偏光ビームスプリッタ)、即ち、青(Blue)及び赤(red)用の第1偏光ビームスプリッタ12と、緑(Green)用の第2偏光ビームスプリッタ13と、射出側の第3偏光ビームスプリッタ14を有する。しかも、カラー液晶プロジェクタ本体10は、青(Blue)波長回転用の第1の積層型位相板(第1偏光板)15と、青(Blue)波長回転用の第2の積層型位相板第(2偏光板)16と、緑(Green)波長回転用の積層型位相板(第3偏光板)17と、1/4波長板(第4偏光板)18を有する。
更に、カラー液晶プロジェクタ本体10は、3つのLCOS(Liquid Crystal On Silicon、反射型の液晶パネル)、即ち、青色(Blue)光用液晶パネル19と、緑色(Green)光用液晶パネル20と、赤色(red)光用液晶パネル21を有する。
そして、ダイクロイックプリズム11で反射させられた赤色光、青色光は積層型位相板15に入射するようになっている。この積層型位相板15は、二色のうち赤色光を矢印A3で示したようにS偏光の状態で透過させ、青色光をS偏光からP偏光に変換するように、図示しないフィルターと位相板を積層した構成となっている。この積層型位相板15には周知の構造のものを採用できるので、その詳細な説明は省略する。
この積層型位相板15を透過した赤色光及び青色光は第1偏光ビームスプリッタ12に入射するようになっている。そして、第1偏光ビームスプリッタ12は、積層型位相板15をS偏光の状態で透過した赤色光を矢印A5で示したように反射させると共に、P偏光させられた青色光を矢印A6で示したように透過させる接合面(コーティング面)12aを有する。
また、第1偏光ビームスプリッタ12を透過した青色光は、青色光用液晶パネル19に入射して、青色光用液晶パネル19で反射するようになっている。この際、青色光は、青色光用液晶パネル19の画像を反射すると共に、青色光用液晶パネル19によりS偏光されて矢印A7で示したように第1偏光ビームスプリッタ12に入射するようになっている。
一方、第1偏光ビームスプリッタ12で反射した赤色光は、赤色光用液晶パネル21に入射して、赤色光用液晶パネル21で反射するようになっている。この際、赤色光は、赤色光用液晶パネル21の画像を反射すると共に、赤色光用液晶パネル21でP偏光されて、矢印A8で示したように第1偏光ビームスプリッタ12に入射するようになっている。
そして、矢印A7の如く第1偏光ビームスプリッタ12に入射したS偏光の青色光は矢印A9で示したように接合面12aで反射し、矢印A8の如く第1偏光ビームスプリッタ12に入射したP偏光の赤色光は矢印A10で示したように接合面12aを透過するようになっている。
この第1偏光ビームスプリッタ12で反射した青色光及び第1偏光ビームスプリッタ12を透過した赤色光は青波長回転用の第2の積層型位相板16に入射するようになっている。この第2の積層型位相板16は、二色のうち赤色光を矢印A10で示したようにP偏光の状態で透過させ、青色光をS偏光からP偏光に変換するように、図示しないフィルターと位相板を積層した構成となっている。この積層型位相板16には周知の構造のものを採用できるので、その詳細な説明は省略する。
この第2の積層型位相板16をP偏光の状態で透過した赤色光は矢印A10で示したように第3偏光ビームスプリッタ14に入射し、第2の積層型位相板16でP偏光された青色光は矢印A11で第3偏光ビームスプリッタ14に入射するようになっている。しかも、第3偏光ビームスプリッタ14に入射するP偏光の状態の赤色光及び青色光は、矢印A10,A11で示したように第3偏光ビームスプリッタ14の接合面(コーティング面)14aを透過するようになっている。
また、ダイクロイックプリズム11をS偏光された状態で透過した緑色光は矢印A4で示したように第2偏光ビームスプリッタ13に入射する。そして、第2偏光ビームスプリッタ13は、入射したS偏光の緑色光を矢印A12で示したように反射する接合面(コーティング面)13aを有する。この第2偏光ビームスプリッタ13の接合面13aで反射した緑色光は緑色光用液晶パネル20に入射するようになっている。この際、緑色光は、緑色光用液晶パネル20の画像を反射すると共に、緑色光用液晶パネル20によりP偏光されて矢印A13で示したように第2偏光ビームスプリッタ13に入射するようになっている。
この第2偏光ビームスプリッタ13に入射したP偏光状態の緑色光は第2偏光ビームスプリッタ13の接合面13aを透過し、緑波長回転用の積層型位相板17に入射する。この緑波長回転用の積層型位相板17は、入射するP偏光状態の緑色光をS偏光させて、矢印A14で示したように第3偏光ビームスプリッタ14に入射させるようになっている。この第3偏光ビームスプリッタ14は、S偏光された緑色光を矢印A15で示したように反射する接合面(コーティング面)14aを有する。
そして、この接合面14aを上述の如く透過したP偏光(直線偏光)の赤色光及び青色光とS偏光(直線偏光)の接合面14aで反射した緑色光は、1/4波長板18を透過する。この際、1/4波長板18は、直線偏光成分である赤色光,青色光及び緑色光を円偏光させて合成し、カラーによる合成画像の光束を矢印A16で示したように出射する。このカラーによる合成画像の光束は、図1に示したハーフミラー8及び撮影レンズ3を介してスクリーン等(図示せず)に投影される。
以上のように、本発明では、液晶プロジェクタ5の投影レンズを、撮影レンズ3として兼用させることから、携帯電話装置をよりスリムで小型にすることができると共に、部品点数も削減することで、製造コストを低減することもできる。
なお、本発明の液晶プロジェクタ付き携帯電話装置の液晶プロジェクタの光学系は、当然、液晶プロジェクタ装置として用いることもできる。
また、超広角レンズを搭載することから、車載カメラとして、自動車に搭載し、車内LANケーブルを携帯電話に接続することにより、車窓の様子を撮影し、携帯電話の映像メモリに保存することもできる。
また、以上説明したように、この発明の実施の形態の液晶プロジェクタ付き携帯電話装置は、液晶プロジェクタ5の投影レンズを撮影レンズ3として兼用させるようにしている。即ち、液晶プロジェクタ付き携帯電話装置は、携帯電話の撮影レンズ3を液晶プロジェクタ5の投影レンズと兼用させている。
この構成によれば、液晶プロジェクタ5の投影レンズと携帯電話の撮影レンズ3を兼用させているので、携帯電話装置に液晶プロジェクタ5を組み込んでも、液晶プロジェクタ5の投影レンズと携帯電話の撮影レンズ3とを別々に設けた携帯電話装置よりも携帯電話装置をよりスリムで小型にすることができ、また、部品点数も削減することで、製造コストを低減することもできる。
また、この発明の実施の形態の液晶プロジェクタ付き携帯電話装置において、撮影レンズ3として兼用される投影レンズは90度以上の広角レンズとしている。この構成によれば、液晶プロジェクタ付き携帯電話装置を車載カメラとした場合、自動車に搭載し、車内LANケーブルを携帯電話に接続することにより、車窓の様子を撮影し、携帯電話の映像メモリに保存することもできる。
更に、この発明の実施の形態のプロジェクタ付き携帯電話装置において、前記液晶プロジェクタは、光源から発光されたS偏光の白色光をダイクロイックプリズム11に入射させるようにしている。また、前記白色光の赤色、青色、緑色の三原色のうち、赤色、青色の二色の光を前記ダイクロイックプリズム11で反射させ且つ前記ダイクロイックプリズム11で緑色光を透過させるようになっている。また、前記ダイクロイックプリズム11で反射させた赤色、青色の二色のうち青色光を第1偏光板(積層型位相板15)によりS偏光からP偏光の光に変換させ且つ前記ダイクロイックプリズム11で反射させた赤色、青色の二色のうち赤色光を第1偏光板(積層型位相板15)をS偏光の状態で透過させるようにしている。更に、前記第1偏光板(積層型位相板15)によりP偏光とされた青色光を第1偏光ビームスプリッタ12を透過させ且つ前記第1偏光板(積層型位相板15)を透過したS偏光の赤色光を前記第1偏光ビームスプリッタ12で反射させるようにしている。また、前記第1偏光ビームスプリッタ15で反射した赤色用の反射液晶パネル21に入射させて前記赤色用の反射液晶パネル21で反射させる際にS偏光からP偏光に変換させるようにしている。また、前記第1偏光ビームスプリッタ15を透過した青色光を青色用の反射液晶パネル19に入射させて青色用の反射液晶パネル19で反射させる際にP偏光からS偏光に変換させるようしている。更に、前記赤色用の反射液晶パネル21でP偏光に変換された赤色光を前記第1偏光ビームスプリッタ15を透過させ且つ前記青色光を青色用の反射液晶パネル19でS偏光に変換された青色光を前記第1偏光ビームスプリッタ15で反射させるようにしている。また、前記第1偏光ビームスプリッタ15を透過した赤色光を第2偏光板(積層型位相板16)をP偏光の状態で透過させ且つ前記第1偏光ビームスプリッタ15で反射するS偏光の青色光を前記第2偏光板(積層型位相板16)でP偏光に変換させている。しかも、前記ダイクロイックプリズム11を透過したS偏光の緑色光を第2偏光ビームスプリッタ13で反射させている。また、この緑色光を緑色用の反射液晶パネル20に入射させて反射させて前記緑色光を緑色用の反射液晶パネル20で反射させる際にS偏光からP偏光に変換させ、このP偏光の緑色光を第2偏光ビームスプリッタ13を透過させて第3偏光板(積層型位相板17)でP偏光からS偏光に変換させている。そして、前記第2偏光板(積層型位相板16)を透過したP偏光の赤色光及び前記第2偏光板(積層型位相板16)でP偏光に変換された青色光を第3偏光ビームスプリッタ14を透過させ且つ前記第3偏光板(積層型位相板17)でS偏光に変換された緑色光を前記第3偏光ビームスプリッタ14で反射させている。更に、前記第3偏光ビームスプリッタ14を透過する直線偏光であるP偏光の赤色光及び青色光と前記第3偏光ビームスプリッタ14で反射する直線偏光であるS偏光の緑色光とを第4偏光板(1/4波長板)で円偏光に変換して合成するようにしている。
この構成によれば、簡単な構成で、カラーの液晶プロジェクタを携帯電話に組み込むことができる。
また、この発明の実施の形態のプロジェクタ付き携帯電話装置において、前記液晶プロジェクタ5は、S偏光の白色光を発光させる白色光源(図示せず)と、前記白色光の赤色光、青色光、緑色光の三原色のうち、赤色光、青色光の二色の光を反射させ且つ緑色光を透過させるダイクロイックプリズム11と、前記ダイクロイックプリズム11で反射した青色光をS偏光からP偏光の光に変換させ且つダイクロイックプリズム11で反射した前記赤色光をS偏光の状態で透過させる第1偏光板(積層型位相板15)を有する。また、液晶プロジェクタ5は、前記第1偏光板(積層型位相板15)を透過したS偏光の赤色光を反射させ且つ前記第1偏光板(積層型位相板15)でP偏光された青色光を透過させる第1偏光ビームスプリッタ12を有する。更に、液晶プロジェクタ5は、前記第1偏光ビームスプリッタ12で反射する赤色光が入射し且つこの入射する赤色光を反射させる際にP偏光させて前記第1偏光ビームスプリッタ12を透過させる赤色用の反射液晶パネル21と、前記第1偏光ビームスプリッタ12を透過する青色光を反射させ且つ反射する青色光をS偏光させて前記第1偏光ビームスプリッタ12で反射させる青色用の反射液晶パネル19を有する。また、液晶プロジェクタ5は、前記第1偏光ビームスプリッタ12で反射させた青色光をS偏光からP偏光に変換且つ前記第1偏光ビームスプリッタ12を透過する赤色光をP変更状態で透過させる第2偏光板(積層型位相板16)を有する。また、液晶プロジェクタ5は、前記ダイクロイックプリズム11を透過した緑色光を反射させる第2偏光ビームスプリッタ13と、前記第2偏光ビームスプリッタ13で反射した緑色光が入射し且つこの入射する緑色光を反射させる際にP偏光させて前記第2偏光ビームスプリッタ13を透過させる緑色用の反射液晶パネル20と、前記第2偏光ビームスプリッタ13を透過した緑色光をP偏光からS偏光にさせる第3偏光板(積層型位相板17)を有する。また、液晶プロジェクタ5は、前記第2偏光板(積層型位相板16)を透過したP偏光の赤色光及び青色光を透過させ且つ前記第3偏光板(積層型位相板17)を透過したS偏光の緑色光を反射させる第3偏光ビームスプリッタ14と、前記第3偏光ビームスプリッタ14から出射するP偏光の赤色光,青色光及びS偏光の緑色光を直線偏光であるP偏光及びS偏光から円偏光に変換して合成する第4偏光板(1/4波長板18)を有する。
この構成によれば、簡単な構成で、カラーの液晶プロジェクタを携帯電話に組み込むことができる。
更に、この発明の実施の形態の液晶プロジェクタ付き携帯電話装置において、前記白色光を出力する光源は半導体レーザである。
この構成によれば、簡単な構成で、カラーの液晶プロジェクタの光源を小さなものとすることができる。
(a)は本発明に係る液晶プロジェクタ付き携帯電話装置を折り畳んだときの外観図、(b)は(a)の携帯電話装置を開いたときの外観図、(c)は(a)の携帯電話装置の内部の主要な光学系を示す概略説明図である。 本発明に係る液晶プロジェクタ付き携帯電話装置の液晶プロジェクタ光学系の拡大図を示す。
符号の説明
1・・・携帯電話装置
2・・・撮影光学系
5・・・液晶プロジェクタ
10・・・カラー液晶プロジェクタ本体
11・・・ダイクロイックプリズム
12・・・第1偏光ビームスプリッタ
13・・・第2偏光ビームスプリッタ
14・・・第3偏光ビームスプリッタ
15・・・積層型位相板(第1偏光板)
16・・・積層型位相板(第2偏光板)
17・・・積層型位相板(第3偏光板)
18・・1/4波長板(第4偏光板)
19・・・青色用の反射液晶パネル
20・・・緑色用の反射液晶パネル
21・・・赤色用の反射液晶パネル

Claims (5)

  1. 液晶プロジェクタの投影レンズを、撮影レンズとして兼用させることを特徴とする液晶プロジェクタ付き携帯電話装置。
  2. 請求項1に記載の液晶プロジェクタ付き携帯電話装置において、
    撮影レンズとして兼用される投影レンズは、90度以上の広角レンズであることを特徴とする液晶プロジェクタ付き携帯電話装置。
  3. 請求項1又は2のいずれか1項に記載のプロジェクタ付き携帯電話装置において、
    前記液晶プロジェクタは、
    光源から発光されたS偏光の白色光をダイクロイックプリズムに入射させ、前記白色光の赤色、青色、緑色の三原色のうち、赤色、青色の二色の光を前記ダイクロイックプリズムで反射させ且つ前記ダイクロイックプリズムで緑色光を透過させ、前記ダイクロイックプリズムで反射させた赤色、青色の二色のうち青色光を第1偏光板によりS偏光からP偏光の光に変換させ且つ前記ダイクロイックプリズムで反射させた赤色、青色の二色のうち赤色光を第1偏光板をS偏光の状態で透過させ、前記第1偏光板によりP偏光とされた青色光を第1偏光ビームスプリッタを透過させ且つ前記第1偏光板を透過したS偏光の赤色光を前記第1偏光ビームスプリッタで反射させ、前記第1偏光ビームスプリッタで反射した赤色用の反射液晶パネルに入射させて前記赤色用の反射液晶パネルで反射させる際にS偏光からP偏光に変換し、前記第1偏光ビームスプリッタを透過した青色光を青色用の反射液晶パネルに入射させて青色用の反射液晶パネルで反射させる際にP偏光からS偏光に変換させ、前記赤色用の反射液晶パネルでP偏光に変換された赤色光を前記第1偏光ビームスプリッタを透過させ且つ前記青色光を青色用の反射液晶パネルでS偏光に変換された青色光を前記第1偏光ビームスプリッタで反射させ、前記第1偏光ビームスプリッタを透過した赤色光を第2偏光板をP偏光の状態で透過させ且つ前記第1偏光ビームスプリッタで反射するS偏光の青色光を前記第2偏光板でP偏光に変換させ、前記ダイクロイックプリズムを透過したS偏光の緑色光を第2偏光ビームスプリッタで反射させ、この緑色光を緑色用の反射液晶パネルに入射させて反射させて前記緑色光を緑色用の反射液晶パネルで反射させる際にS偏光からP偏光に変換させ、このP偏光の緑色光を第2偏光ビームスプリッタを透過させて第3偏光板でP偏光からS偏光に変換させ、前記第2偏光板を透過したP偏光の赤色光及び前記第2偏光板でP偏光に変換された青色光を前記第3偏光ビームスプリッタを透過させ且つ前記第3偏光板でS偏光に変換された緑色光を前記第3偏光ビームスプリッタで反射させ、前記第3偏光ビームスプリッタを透過する直線偏光であるP偏光の赤色光及び青色光と前記第3偏光ビームスプリッタで反射する直線偏光であるS偏光の緑色光とを第4偏光板で円偏光に変換して合成することを特徴とする液晶プロジェクタ付き携帯電話装置。
  4. 請求項1又は2のいずれか1項に記載のプロジェクタ付き携帯電話装置において、
    前記液晶プロジェクタは、
    S偏光の白色光を発光させる白色光源と、
    前記白色光の赤色光、青色光、緑色光の三原色のうち、赤色光、青色光の二色の光を反射させ且つ緑色光を透過させるダイクロイックプリズムと、
    前記ダイクロイックプリズムで反射した青色光をS偏光からP偏光の光に変換させ且つダイクロイックプリズムで反射した前記赤色光をS偏光の状態で透過させる第1偏光板と、
    前記第1偏光板を透過したS偏光の赤色光を反射させ且つ前記第1偏光板でP偏光された青色光を透過させる第1偏光ビームスプリッタと、
    前記第1偏光ビームスプリッタで反射する赤色光が入射し且つこの入射する赤色光を反射させる際にP偏光させて前記第1偏光ビームスプリッタを透過させる赤色用の反射液晶パネルと、
    前記第1偏光ビームスプリッタを透過する青色光を反射させ且つ反射する青色光をS偏光させて前記第1偏光ビームスプリッタで反射させる青色用の反射液晶パネルと、
    前記第1偏光ビームスプリッタで反射させた青色光をS偏光からP偏光に変換且つ前記第1偏光ビームスプリッタを透過する赤色光をP変更状態で透過させる第2偏光板と、
    前記ダイクロイックプリズムを透過した緑色光を反射させる第2偏光ビームスプリッタと、
    前記第2偏光ビームスプリッタで反射した緑色光が入射し且つこの入射する緑色光を反射させる際にP偏光させて前記第2偏光ビームスプリッタを透過させる緑色用の反射液晶パネルと、
    前記第2偏光ビームスプリッタを透過した緑色光をP偏光からS偏光にさせる第3偏光板と、
    前記第2偏光板を透過したP偏光の赤色光及び青色光を透過させ且つ前記第3偏光板を透過したS偏光の緑色光を反射させる第3偏光ビームスプリッタと、
    前記第3偏光ビームスプリッタから出射するP偏光の赤色光,青色光及びS偏光の緑色光を直線偏光であるP偏光及びS偏光から円偏光に変換して合成する第4偏光板を有することを特徴とする液晶プロジェクタ付き携帯電話装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液晶プロジェクタ付き携帯電話装置において、
    前記白色光を出力する光源は、半導体レーザであることを特徴とする液晶プロジェクタ付き携帯電話装置。
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