JP2008157537A - 浴室換気装置及び浴室換気システム - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室の使用状態を判断して換気運転を行えるようにした浴室換気装置を提供する。
【解決手段】浴室空調装置1Aは、浴室51に隣接した洗面脱衣室52に設置された操作部2Aに湿度検知センサ4Aを備え、洗面脱衣室52の湿度に応じて浴室51の換気を行う入浴後換気運転モードが実行される。入浴後換気運転モードでは、制御部3Aは、湿度検知センサ4Aで洗面脱衣室52の湿度の上昇を検知すると、入浴者が浴室扉51aを開けて浴室51から出て、入浴が終了したと判断して、浴室換気装置1Aで換気運転を開始する。また、入浴後換気運転モードで換気運転を開始すると、洗面脱衣室52の湿度の低下または時間の経過等に応じて換気運転を停止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、浴室の換気を行う機能を有した浴室換気装置、及びこの浴室換気装置を備えた浴室換気システムに関し、特に、入浴後に換気運転を自動的に開始できるようにしたものである。
従来より、浴室等の換気や、浴室及び衣類等の乾燥を行う機能を備えた浴室換気装置が提案されている。従来の浴室換気装置は、浴室に隣接し、脱衣や洗面等が行われる洗面脱衣室等に操作部が設置され、操作部の操作で換気運転等が実行される。このため、入浴後に換気運転を行う場合は、入浴が終了して浴室から出た入浴者が、換気運転の開始や停止を指示する操作を行う必要があった。
また、湿度センサを備えて浴室内の湿度(相対湿度)を検知し、浴室内の湿度に基づいて運転を停止する制御が行われる浴室換気装置も提案されている。
更に、湿度センサの結露を防止するためのヒータを備えた浴室換気装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−372278号公報
通常、入浴中の浴室は高湿の状態になっているので、入浴後に浴室換気装置で換気運転を行って湿気を排出することで、カビの発生を抑制するようにしている。
しかし、従来の浴室換気装置では、入浴後に換気運転を行うためには入浴者等の操作が必要で、操作が煩わしくなる虞があった。また、操作が行われないと換気運転が行われず、浴室内に湿気が残った状態となる虞があった。
また、換気運転の停止も入浴者等の操作が必要で、浴室を乾燥させるために必要な換気時間が経過する前に換気運転が停止され、浴室内に湿気が残った状態となったり、必要以上に長時間の換気運転が行われ、電力の無駄な消費や騒音の原因につながる虞があった。
更に、入浴者がタイマーで換気時間を設定する場合も、換気時間の過不足が発生する虞があった。
一方、湿度センサで浴室内の湿度を検知し、浴室内の湿度に基づいて運転を停止する制御が行われる浴室換気装置では、入浴中等に湿度センサに結露が発生し、正確に湿度が検知できなくなる虞があった。
これに対し、湿度センサの結露を防止するためのヒータを備えた浴室換気装置では、湿度の検知は正確に行えるようになるが、ヒータを備えるために製品としてのコストが高くなると共に、ヒータ使用時の消費電力があり、ランニングコストも高くなる虞があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、浴室の使用状態を判断して換気運転を行えるようにした浴室換気装置及び浴室換気システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の浴室換気装置は、浴室の空気を吸い込んで屋外に排出する換気運転が少なくとも行われる換気装置本体と、浴室との間に扉を有して隣接した他室の湿度を検知する湿度検知手段と、湿度検知手段で検知された他室の湿度の変化に応じて浴室の使用状態を判断し、湿度検知手段で他室の湿度の上昇を検知することで、換気運転を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の浴室換気装置では、入浴者が浴室の扉を開け、浴室に隣接した他室に出ることで、浴室の湿気が他室に移動することによる湿度の上昇を、この他室に設置した湿度検知手段で検知すると、浴室の換気運転が行われ、浴室内の湿気が屋外に排出される。
また、本発明の浴室換気システムは、浴室の空気を吸い込んで屋外に排出する換気運転が少なくとも行われる浴室換気装置と、浴室との間に扉を有して隣接した他室の湿度を検知する湿度検知手段と、他室に温風を吹き出す暖房運転が少なくとも行われる他室暖房装置と、湿度検知手段で検知された他室の湿度の変化に応じて浴室の使用状態を判断し、湿度検知手段で他室の湿度の上昇を検知することで、浴室換気装置で浴室の換気運転を行うと共に、他室暖房装置で他室の暖房運転を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の浴室換気システムでは、入浴者が浴室の扉を開け、浴室に隣接した他室に出ることで、浴室の湿気が他室に移動することによる湿度の上昇を、この他室に設置した湿度検知手段で検知することで、入浴の有無が判断される。
そして、入浴があったと判断すると、浴室の換気運転が行われ、浴室内の湿気が屋外に排出される。また、浴室に隣接した他室の暖房運転が行われ、相対湿度が下げられた他室の空気が、浴室の換気運転を行うことで発生する空気の流れによって、浴室の扉の空気取入口から浴室に取り込まれる。
本発明の浴室換気装置及び浴室換気システムによれば、入浴者等の操作によらず、入浴後に浴室の換気運転が開始されるので、操作の煩わしさを解消できると共に、入浴後に浴室の換気が確実に行われるので、カビの発生を抑制することができる。
また、湿度検知手段が浴室との間に扉を有して隣接した他室に設置されるので、結露の影響を排除でき、湿度を正確に検知できる。更に、湿度検知手段の結露を防止するヒータが不要となるので、製品としてのコストを下げることができると共に、消費電力が抑制されるので、ランニングコストを下げることができる。
また、浴室内の湿度と、浴室に隣接した他室の湿度は相関関係があることから、この他室で検知される湿度の下降率や上昇率から換気停止時間を求めることとすれば、換気停止時間を入浴者等がタイマーで設定する場合と比較して、換気時間が過剰であったり、また、換気時間が不足するといった設定のミスを無くすことができる。
以下、図面を参照して本発明の浴室換気装置及び浴室換気システムの実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の浴室換気装置の構成例>
図1は、第1の実施の形態の浴室換気装置の一例を示す構成図である。第1の実施の形態の浴室換気装置1Aは、浴室暖房換気乾燥機等と称され、浴室51の天井に設置される。
浴室換気装置1Aは、浴室51との間に浴室扉51aを有して隣接した他室である洗面脱衣室52の、浴室扉51aに近い壁面に設置された操作部2Aで操作され、操作部2Aが操作されることで選択された運転モードが制御部3Aの制御で実行される。
本例では、操作部2Aに湿度検知手段の一例として湿度検知センサ4Aを備え、洗面脱衣室52の湿度に応じて浴室51の換気を行う入浴後換気運転モードが実行される。
入浴後換気運転モードでは、制御部3Aは、湿度検知センサ4Aで洗面脱衣室52の湿度の上昇を検知すると、入浴者が浴室扉51aを開けて浴室51から出て、入浴が終了したと判断して、浴室換気装置1Aで換気運転を開始する。また、入浴後換気運転モードで換気運転を開始すると、洗面脱衣室52の湿度の低下または時間の経過等に応じて換気運転を停止する。
尚、浴室換気装置1Aでは、入浴後換気運転モード以外の運転モードとして、循環風により温風を吹き出して、浴室51の暖房を行う暖房運転モードが実行される。
また、操作部2Aの操作で浴室51の換気を行う通常の換気運転モードと、所定時間で図示しない建物の空気が入れ替えられる風量で常時換気を行う24時間換気運転モードが実行される。
更に、循環風により温風を吹き出しながら浴室51の換気を行って、浴室51に干された衣類等の乾燥を行う衣類乾燥運転モードと、循環風により送風を吹き出す涼風運転モードが実行される。
図2及び図3は、浴室換気装置1Aの一例を示す構成図で、図2は、浴室換気装置1Aの断面図、図3は浴室換気装置1Aを下方から見た分解斜視図である。
浴室換気装置1Aは、空気を吸い込んで循環させる循環ファン部12と、空気を吸い込んで排気する換気ファン部13とを備える。
循環ファン部12は循環送風手段の一例で、回転軸の向きを鉛直方向とした多翼のファン14と、ファン14を回転駆動する循環ファンモータ15と、風路を形成する循環ファンケース16を備える。
循環ファンケース16は、ファン14の軸方向に沿った下面が開口して循環ファン吸込口17が形成される。また、循環ファンケース16は、ファン14の接線方向に沿って吹出風路18が形成され、吹出風路18と連通した下面が開口して循環ファン吹出口19が形成される。
循環ファン部12では、循環ファンモータ15によってファン14が回転駆動されると、循環ファン吸込口17から空気が吸い込まれ、循環ファン吸込口17から吸い込まれた空気は、吹出風路18を通って循環ファン吹出口19から吹き出される。
浴室換気装置1Aは、循環ファン部12にヒータ20hを備える。ヒータ20hは加熱手段の一例で、例えばPTCヒータが用いられ、循環ファン吹出口19の近傍の吹出風路18に取り付けられる。これにより、ファン14を回転駆動すると共にヒータ20hに通電すると、吹出風路18を通る空気がヒータ20hによって加熱されて、循環ファン吹出口19から温風が吹き出す。
換気ファン部13は換気手段の一例で、回転軸の向きを鉛直方向とした多翼のファン21と、ファン21を回転駆動する換気ファンモータ22と、風路を形成する換気ファンケース23を備える。
換気ファンケース23は、ファン21の軸方向に沿った下面が開口して換気ファン吸込口24が形成される。また、換気ファンケース23は、ファン21の接線方向に沿って排気風路25が形成され、排気風路25と連通した一の側面が開口して排気口26が形成される。
浴室換気装置1Aは、循環ファン部12と換気ファン部13を収容する本体ケース27を備える。本体ケース27は、鉄等の金属で構成され、循環ファン部12の上側に換気ファン部13が重なる形態で、循環ファン部12と換気ファン部13が取り付けられる。
浴室換気装置1Aは、本体ケース27の一の側面に、換気ファン部13の排気口26と連通した排気ダクトジョイント28aが取り付けられる。
また、浴室換気装置1Aは、排気口26の形成面以外の本体ケース27の他の側面に1個または2個の副吸込口27aが形成され、副吸込口27aに副吸込ダクトジョイント28bが取り付けられる。
更に、浴室換気装置1Aは、本体ケース27内で循環ファン部12の上側に、循環ファン部12の吹出風路18とは独立して、副吸込口27aと換気ファン吸込口24を連通させた副吸込風路27bが形成される。
副吸込ダクトジョイント28bは、副吸込口27aを開閉する副吸込口開閉ダンパ29を備える。副吸込口開閉ダンパ29は他室換気手段の一例で、ダンパモータ29aに駆動されて副吸込口27aを開閉する。副吸込口開閉ダンパ29で副吸込口27aを閉じると、他室、本例では図1に示す洗面脱衣室52からの空気の吸い込みが停止される。また、副吸込口開閉ダンパ29の開度を調整することで、他室から吸い込まれる空気の量が調整される。
浴室換気装置1Aは、換気ファン部13の下側に換気吸込風路形成部材30が取り付けられる。換気吸込風路形成部材30は、本体ケース27の下面側に開口を有して換気吸込口30aを形成すると共に、換気吸込口30aと換気ファン吸込口24を連通させた換気吸込風路30bを形成する。
換気吸込口30aは、換気吸込風路30bを開閉する風路開閉ダンパ31を備える。風路開閉ダンパ31は、ダンパモータ31aに駆動されて換気吸込風路30bを開閉する。風路開閉ダンパ31で換気吸込風路30bを閉じると、図1に示す浴室51からの空気の吸い込みが停止される。また、風路開閉ダンパ31の開度を調整することで、浴室51から吸い込まれる空気の量が調整される。
浴室換気装置1Aは、本体ケース27の下面にフロントパネル32を備える。フロントパネル32は、本体ケース27に対して着脱できるように構成され、循環ファン部12の循環ファン吸込口17及び換気ファン部13と連通した換気吸込口30aと対向して吸込グリル32aが形成される。また、フロントパネル32は、循環ファン部12の循環ファン吹出口19と対向して吹出グリル32bが形成される。
次に、図1を参照にして浴室換気装置1Aの設置例について説明する。浴室換気装置1Aは、浴室51の天井に設置される。浴室51の天井パネルには、図2等で説明した浴室換気装置1Aの本体ケース27が入る開口部が形成され、浴室換気装置1Aは、フロントパネル32が露出するようにして、天井裏から吊り下げる形態、あるいは天井パネルに固定する形態等で取り付けられる。
浴室51の天井に取り付けられた浴室換気装置1Aは、排気ダクトジョイント28aに排気ダクト5aが接続される。排気ダクト5aは、図示しない建物の外壁53に取り付けた屋外グリル6に接続され、浴室換気装置1Aで浴室51等から吸い込んだ空気を、排気ダクト5aを介して屋外に排出できる構成となっている。
また、浴室換気装置1Aは、副吸込口27aに取り付けられた副吸込ダクトジョイント28bに副吸込ダクト5bが接続され、副吸込ダクト5bは、洗面脱衣室52に設置された副吸込口グリル7に接続されて、洗面脱衣室52及び図示しない建物の他室の空気を吸い込める構成となっている。
浴室換気装置1Aは、洗濯物等の被乾燥物を乾燥させる機能を備えるので、浴室51には洗濯物等を掛けるランドリパイプ54を備える。また、浴室換気装置1Aの吹出グリル32bから吹き出す空気が、浴槽55aから出て洗い場55bに居る入浴者に直接当たると、体が濡れている場合等に寒さを感じることがある。このため、空気の吹き出し方向が浴槽55a側に向くように、吹出グリル32bによる吹き出し方向が設定される。
浴室51の入口に備えた浴室扉51aには、空気取入口(ガラリ)51bを備え、浴室51に隣接した洗面所脱衣所52等の空気を浴室51内に取り込めるようになっている。
<第1の実施の形態の浴室換気装置の制御機能例>
図4は、浴室換気装置1Aの制御系の一例を示す機能ブロック図である。浴室換気装置1Aは、CPUやEEPROM等の不揮発性のメモリ71a等を有した制御部3Aに、操作部2Aと、操作部2Aに備えた湿度検知センサ4Aと、図2及び図3で説明した循環ファンモータ15と、換気ファンモータ22と、ヒータ20hと、ダンパモータ29a,31a等が接続される。
制御部3Aは制御手段の一例で、メモリ71a等に格納されたプログラムに従って、本例では、暖房運転を行う暖房運転モード、換気運転を行う換気運転モード、入浴後に換気運転を自動で行う入浴後換気運転モード(浴室乾燥運転モード)、衣類の乾燥運転を行う衣類乾燥運転モード、涼風運転を行う涼風運転モード及び24時間換気運転を行う24時間換気運転モードを実行する。
入浴後換気運転モードでは、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度が、予め設定された所定の換気開始湿度になると、換気運転を開始する制御が行われる。または、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度の上昇率が、予め設定された所定の換気開始湿度上昇率になると、換気運転を開始する制御が行われる。
また、入浴後換気運転モードでは、予め設定された換気停止時間が経過すると、換気運転を停止する制御が行われる。ここで、換気停止時間は、換気運転を開始してからの時間、あるいは、湿度検知センサ4Aで検出された洗面脱衣室52の湿度が所定値まで下降してからの時間で設定される。
または、洗面脱衣室52の湿度の下降率あるいは上昇率と、換気停止時間とを関連付けた換気停止時間テーブルをデータ記憶手段としてのメモリ71a等に記憶しておき、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度の下降率あるいは上昇率に応じて換気停止時間テーブルから選択された換気停止時間が経過すると、換気運転を停止する制御が行われる。
<第1の実施の形態の浴室換気装置の動作例>
図5及び図6は、入浴に伴う浴室及び洗面脱衣室の湿度及び温度等の関係を示すグラフであり、次に、各図を参照して第1の実施の形態の浴室換気装置1Aの動作例について説明する。なお、図5と図6は、図1に示す浴室51の広さを異ならせた場合の計測例である。
図1に示す浴室51に入浴者が入り、シャワー等を使用すると、図5及び図6に示すように、浴室51の湿度が上昇する。一方、浴室扉51aが閉められて浴室51と仕切られている洗面脱衣室52の湿度は、殆ど上昇しない。
これに対して、入浴が終了した入浴者が浴室51から出るため、浴室扉51aを開けると、浴室51内の湿気が洗面脱衣室52に移動することで、洗面脱衣室52の湿度が上昇する。なお、浴室51及び洗面脱衣室52の温度は、殆ど変化しない。
これにより、洗面脱衣室52の壁面に設置される操作部2A等に湿度検知センサ4Aを備えて、洗面脱衣室52の湿度を検知することで、入浴が終了して入浴者が浴室51から出たか否かが判断できる。なお、湿度検知センサ4Aは、洗面脱衣所52の湿度を検知できれば良いので、洗面脱衣室52の壁面や天井面に設置しても良い。
そして、制御部3Aは、入浴後換気運転モードが選択されている設定では、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度が、予め設定された所定の換気開始湿度になると、換気運転を開始する。
なお、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度を所定の間隔毎に記憶しておき、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度の上昇率が、予め設定された所定の換気開始湿度上昇率になると、換気運転を開始するようにしても良い。
更に、季節や浴室51の状況によって湿度が変動するので、湿度検知センサ4Aで検知された湿度と、湿度の上昇率の双方から、入浴の有無の判断をするようにしても良い。
制御部3Aは、換気運転では、例えば、ダンパモータ31aを駆動して風路開閉ダンパ31を開けて所定の開度にすると共に、ダンパモータ29aを駆動して副吸込口開閉ダンパ29を開けて所定の開度にして、換気ファンモータ22を駆動する。
換気ファンモータ22が駆動されると、換気ファン部13のファン21が回転することで、フロントパネル32の吸込グリル32aから、換気吸込口30aを通り換気ファン吸込口24へ浴室51内の空気が吸い込まれる。
換気ファン吸込口24から吸い込まれた空気は、排気風路25によって排気口26へと流れる。そして、排気ダクトジョイント28aに接続された排気ダクト5aから、屋外グリル6を介して屋外へ排出される。
また、換気ファンモータ22が駆動されると、副吸込ダクトジョイント28bに接続された副吸込ダクト5bを介して、副吸込口グリル7から洗面脱衣室52の空気が吸い込まれ、排気ダクトジョイント28aに接続された排気ダクト5aから、屋外グリル6を介して屋外へ排出される。
なお、浴室換気装置1Aで浴室51の空気が吸い込まれると、浴室扉51aの空気取入口51bからも洗面脱衣室52の空気が浴室51に吸い込まれ、副吸込口グリル7から吸い込まれる空気の流れによって、浴室51の空気が洗面脱衣室52に流れ込まない風量となるように、副吸込口開閉ダンパ29の開度等が設定されている。
これにより、入浴後換気運転モードが設定されていると、浴室51から出た入浴者が操作部2Aを操作することなく換気運転が開始され、入浴後換気運転モードで換気運転を行うと、浴室換気装置1Aの吸込グリル32aから浴室51内の高湿の空気WAが吸い込まれる。
また、副吸込口グリル7から洗面脱衣室52内の空気WAが吸い込まれる。更に、浴室扉51aの空気取入口51bからも洗面脱衣室52内の空気WAが吸い込まれる。
そして、浴室51及び洗面脱衣室52から浴室換気装置1Aに吸い込まれた空気WAは、屋外グリル6から排気EAとして屋外に排出される。
従って、入浴後換気運転モードで入浴後に換気運転を行うと、図5及び図6に示すように、浴室51の湿度が下がると共に、洗面脱衣室52の湿度が下がり、カビの発生等を抑制することができる。
このように、入浴者が操作部2Aの図示しない換気運転ボタンを押して換気運転を開始する操作を行わなくても、入浴があったことを判断して換気運転が行われるので、入浴の都度、換気運転ボタンを押す等の煩わしさが解消される。
また、換気運転を開始する操作が忘れられて、換気運転が行われないという問題が解消され、カビの発生等を抑制することができる。
更に、湿度検知センサ4Aが洗面脱衣室52に設置されることで、入浴中でも湿度検知センサ4Aには結露が発生せず、結露の影響による湿度の誤検知を防止できると共に、結露を防止するためのヒータ等の設置が不要となり、コストを削減し、消費電力を抑制することができる。
ここで、本例の浴室換気装置1Aは、副吸込口27aを備えた構成で、入浴後換気運転モードでは、副吸込グリル7から空気を吸い込んで洗面脱衣室52の換気を行うことで、浴室扉51aを開けたことで洗面脱衣室52に流れた湿気を排出している。
但し、洗面脱衣室52の湿気は、浴室51に比較して短時間で排出できることから、換気運転開始後、予め設定された所定時間が経過すると、副吸込口開閉ダンパ29を閉じることで浴室51からの換気風量を増やし、浴室51の湿気を短時間で排出できるようにしても良い。
なお、副吸込口を備えていない浴室換気装置の場合は、浴室扉51aの空気取入口51bから洗面脱衣室52の換気が行われる構成となる。
次に、入浴後換気運転モードで開始された換気運転を停止する制御について説明する。制御部3Aは、換気運転を開始してから、予め設定された換気停止時間が経過すると、ダンパモータ31aを駆動して風路開閉ダンパ31を閉じると共に、ダンパモータ29aを駆動して副吸込口開閉ダンパ29を閉じ、換気ファンモータ22を停止して換気運転を停止する。
なお、換気運転を停止する制御としては、制御部3Aは、換気運転を開始した後、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度が所定値まで下降してから、予め設定された換気停止時間が経過すると、換気運転を停止するようにしても良い。
すなわち、図5及び図6に示すように、換気運転を開始すると、浴室51の湿度が下降すると共に、洗面脱衣室52の湿度が下がる。
このため、換気運転時は、湿度検知センサ4Aで検知される洗面脱衣室52の湿度の低下に伴って、浴室51の湿度も低下していると判断され、洗面脱衣室52の湿度が所定値まで下降してから、換気停止時間を計時することで、浴室51内の湿気を確実に排出するのに必要な時間を確保することができる。
更に、換気運転を停止する制御としては、制御部3Aは、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度の下降率に応じて図示しない換気停止時間テーブルから換気停止時間を選択し、選択された換気停止時間が経過すると、換気運転を停止するようにしても良い。
すなわち、洗面脱衣室52の湿度が所定値まで下降するのに要する時間が長くなると、浴室51内の湿気を排出して湿度を下げるのに要する時間も長くなる傾向にある。
このため、換気運転時は、湿度検知センサ4Aで検知される洗面脱衣室52の湿度の下降率から浴室51内の状態を判断し、洗面脱衣室52の湿度が所定値まで下降するのに要した時間が2分であると、換気運転を例えば2時間行い、洗面脱衣室52の湿度が所定値まで下降するのに要した時間が4分であると、換気運転を例えば4時間行うといった制御を行うことで、浴室51内の湿気を確実に排出することができる。
ここで、換気停止時間は、換気運転開始前の洗面脱衣室52の湿度の上昇率から設定されるようにしても良い。
すなわち、洗面脱衣室52の湿度の上昇率が高くなると、浴室51内の湿度が高く、浴室51内の湿気を排出して湿度を下げるのに要する時間も長くなる傾向にある。
このため、換気運転時は、湿度検知センサ4Aで検知される洗面脱衣室52の湿度の上昇率から浴室51内の状態を判断し、湿度の上昇率が高い場合は換気停止時間を長く設定し、湿度の上昇率が低い場合は換気停止時間を短く設定することで、浴室51内の湿気を確実に排出することができる。
このように、浴室51の湿度と洗面脱衣室52の湿度は相関関係があるので、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度に基づいて浴室51の状態を判断して換気運転が行われ、最適な状態で換気運転が停止されるので、入浴者等が単にタイマーで時間を設定する場合と比較して、換気時間の過不足なく換気運転を行うことができる。
なお、入浴後換気運転モードで開始された換気運転の停止は、手動で行えるようにしても良い。
次に、入浴後換気運転モードで実行される換気運転の他の例について説明する。入浴後換気運転モードで実行される換気運転としては、乾燥運転モードで実行される循環換気運転でも良い。
すなわち、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度に基づいて、上述したように入浴があったと判断すると、制御部3Aは、ダンパモータ31aを駆動して風路開閉ダンパ31を開けて所定の開度にすると共に、ダンパモータ29aを駆動して副吸込口開閉ダンパ29を開けて所定の開度にして、換気ファンモータ22を駆動する。また、ヒータ20hに通電して、循環ファンモータ15を駆動する。
換気ファンモータ22が駆動されると、上述したように、換気ファン部13のファン21が回転することで、フロントパネル32の吸込グリル32aから、換気吸込口30aを通り換気ファン吸込口24へ浴室51内の空気が吸い込まれる。
換気ファン吸込口24から吸い込まれた空気は、排気風路25によって排気口26へと流れる。そして、排気ダクトジョイント28aに接続された排気ダクト5aから、屋外グリル6を介して屋外へ排出される。
また、換気ファンモータ22が駆動されると、副吸込ダクトジョイント28bに接続された副吸込ダクト5bを介して、副吸込口グリル7から洗面脱衣室52の空気が吸い込まれ、排気ダクトジョイント28aに接続された排気ダクト5aから、屋外グリル6を介して屋外へ排出される。
なお、浴室換気装置1Aで浴室51の空気が吸い込まれると、浴室扉51aの空気取入口51bからも洗面脱衣室52の空気が浴室51に吸い込まれる。
循環ファンモータ15が駆動されると、循環ファン部12のファン14が回転することで、フロントパネル32の吸込グリル32aから、循環ファン部12の循環ファン吸込口17へ浴室51内の空気が吸い込まれる。
循環ファン吸込口17から吸い込まれた空気は、吹出風路18によって循環ファン吹出口19へと流れる。ヒータ20hが通電されると、吹出風路18を通る空気が加熱され、フロントパネル32の吹出グリル32bから、浴室51内に温風が吹き出される。
このように、入浴後換気運転モードで循環換気運転を行うと、浴室51内の空気を循環させて温風を吹き出しながら換気が行われることで、浴室51内の湿気を排出しながら、浴室51内の乾燥を促進することができる。
入浴後換気運転モードで実行される換気運転の更に他の例としては、上述した循環換気運転を所定時間実行した後に、換気停止時間まで換気運転を行うようにしても良い。また、ヒータ20hの通電を行わず、送風による循環換気運転を行うようにしても良い。更に、循環風で温風を吹き出す暖房運転を所定時間実行した後に、換気停止時間まで換気運転を行うようにしても良い。
また、入浴後換気運転モードと24時間換気運転モードが選択されている設定では、通常、入浴前に暖房運転モードが実行されて浴室51が暖房されると共に、各ダンパが閉じられて浴室51及び洗面脱衣室52からの換気運転が停止される。
そして、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度に基づいて、入浴後換気運転モードで上述したように換気運転が行われると共に、換気運転が停止されると、換気風量が切り替えられて、24時間換気運転が続行される。
<第1の実施の形態の浴室換気システムの構成例>
図7は、第1の実施の形態の浴室換気システムの一例を示す構成図である。第1の実施の形態の浴室換気システム11Aは、浴室51に設置される浴室換気装置1Aと、洗面脱衣室52に設置される洗面室暖房装置8を備える。
洗面室暖房装置8は、浴室51との間に浴室扉51aを有して隣接した洗面脱衣室52の、天井に近い壁面に設置され、図示しないファンやヒータ等を備えて、洗面脱衣室52の空気を循環させながら、温風を吹き出す機能を有する。
洗面室暖房装置8は、浴室扉51aに近い洗面脱衣室52の壁面に設置された操作部9で操作され、制御部10の制御で暖房運転等が実行される。
浴室換気装置1Aは、図2及び図3で説明した構成で、例えば、洗面室暖房装置8の操作部9に隣り合わせて浴室扉51aに近い洗面脱衣室52の壁面に設置された操作部2Aで操作され、操作部2Aが操作されることで選択された運転モードが制御部3Aの制御で実行される。
本例では、操作部2Aに湿度検知センサ4Aを備え、洗面脱衣室52の湿度に応じて浴室換気装置1Aで浴室51の換気を行うと共に、洗面室暖房装置8で洗面脱衣室52の暖房を行う入浴後換気運転モード(浴室乾燥運転モード)が実行される。
入浴後換気運転モードでは、制御部3Aは、湿度検知センサ4Aで洗面脱衣室52の湿度の上昇を検知すると、入浴者が浴室扉51aを開けて浴室51から出て、入浴が終了したと判断して、浴室換気装置1Aで浴室51の換気運転を開始すると共に、洗面室暖房装置8で洗面脱衣室52の暖房運転を開始する。また、入浴後換気運転モードで換気運転及び暖房運転を開始すると、洗面脱衣室52の湿度の低下または時間の経過等に応じて換気運転を停止する。
<第1の実施の形態の浴室換気システムの動作例>
次に、各図を参照して第1の実施の形態の浴室換気システム11Aの動作例について説明する。
上述したように、図7に示す浴室51に入浴者が入り、シャワー等を使用すると、浴室51の湿度が上昇する。そして、入浴が終了した入浴者が浴室51から出るため、浴室扉51aを開けると、浴室51内の湿気が洗面脱衣室52に移動することで、洗面脱衣室52の湿度が上昇する。
制御部3Aは、入浴後換気運転モードが選択されている設定では、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度が、予め設定された所定の換気開始湿度になると、入浴があったとして、図2に示す副吸込口開閉ダンパ29を閉じて、浴室換気装置1Aで換気運転を開始する。また、洗面所暖房装置8の制御部10に暖房運転を開始させる指示を送信し、洗面所暖房装置8で暖房運転を開始させる。
なお、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度の上昇率が、予め設定された所定の換気開始湿度上昇率になると、上述した浴室換気装置1Aの換気運転と洗面所暖房装置8の暖房運転を開始するようにしても良く、更に、湿度検知センサ4Aで検知された湿度と、湿度の上昇率の双方から、入浴の有無の判断をするようにしても良い。
洗面所暖房装置8で暖房運転を行うと、洗面脱衣室52の空気を循環させながら温風HAが吹き出されて、洗面脱衣室52が暖房される。洗面脱衣室52が暖房されて温度が上昇すると、洗面脱衣室52内の相対湿度が下がる。
浴室換気装置1Aで換気運転を行うと、吸込グリル32aから浴室51内の高湿の空気WAが吸い込まれる。また、洗面所暖房装置8で暖房されて相対湿度の下がった洗面脱衣室52内の暖かい空気DAが、浴室扉51aの空気取入口51bから浴室51に吸い込まれる。
これにより、浴室51内の高湿の空気が屋外へ排出されると共に、洗面脱衣室52から相対湿度が下げられた空気が浴室51に取り込まれるので、入浴後換気運転モードで浴室換気装置1Aでの換気運転と洗面所暖房装置8での暖房運転を行うと、浴室51の湿度が下がると共に、洗面脱衣室52の湿度が下がり、カビの発生等を抑制することができる。
ここで、浴室空調装置1Aでは、図2に示す副吸込口開閉ダンパ29を閉じて換気運転を行うことで、洗面脱衣室52に設置される副吸込口グリル7からは、相対湿度の下がった洗面脱衣室52内の暖かい空気DAが吸い込まれないようにして、洗面脱衣室52内の空気が直接屋外に排出されないようにしている。
このように、第1の実施の形態の浴室換気システム11Aでも、入浴者が操作部2Aの図示しない換気運転ボタンを押して換気運転を開始する操作を行わなくても、入浴があったことを判断して浴室換気装置1Aでの換気運転と洗面所暖房装置8での暖房運転が行われるので、第1の実施の形態の浴室換気装置1A単体の場合と同様の効果が得られ、入浴の都度、換気運転ボタンを押す等の煩わしさが解消される。
浴室換気システム11Aにおいて、入浴後換気運転モードで開始された換気運転と暖房運転を停止する制御については、上述した浴室換気装置1A単体の場合の制御と同等で良い。すなわち、制御部3Aは、浴室換気装置1Aでの換気運転と洗面所暖房装置8での暖房運転を開始してから、予め設定された換気停止時間、または、換気運転を開始した後、湿度検知センサ4Aで検知された洗面脱衣室52の湿度が所定値まで下降してから、予め設定された換気停止時間が経過すると、浴室換気装置1Aでの換気運転を停止すると共に、洗面所暖房装置8での暖房運転を停止する。
ここで、換気運転及び暖房運転を停止する制御としては、湿度検知センサ4Aで検知される洗面脱衣室52の湿度の上昇率または下降率に基づいて換気停止時間を選択しても良い。
また、入浴後換気運転モードで実行される換気運転の他の例としては、循環換気運転を行っても良い。
なお、浴室換気システム11Aを構成する浴室換気装置1Aは、副吸込口を備えていない1室タイプ等と称されるものでも良い。このような浴室換気装置を備える場合、洗面脱衣室52に別途換気装置を備え、入浴後換気運転モードでは、洗面脱衣室52の換気装置は運転を停止または中断する制御が行われる。
本発明は、浴室の暖房や衣類乾燥、浴室及び他室の換気を行う機能を有する浴室換気乾燥機に適用される。
第1の実施の形態の浴室換気装置の一例を示す構成図である。 浴室換気装置の一例を示す構成図である。 浴室換気装置の一例を示す構成図である。 第1の実施の形態の浴室換気装置の制御系の一例を示す機能ブロック図である。 入浴に伴う浴室及び洗面脱衣室の湿度及び温度等の関係を示すグラフである。 入浴に伴う浴室及び洗面脱衣室の湿度及び温度等の関係を示すグラフである。 第1の実施の形態の浴室換気システムの一例を示す構成図である。
符号の説明
1A・・・浴室換気装置、2A・・・操作部、3A・・・制御部、4A・・・湿度検知センサ、8・・・洗面所暖房装置、9・・・操作部、10・・・制御部、11A・・・浴室換気システム、51・・・浴室、51a・・・浴室扉、52・・・洗面脱衣室

Claims (7)

  1. 浴室の空気を吸い込んで屋外に排出する換気運転が少なくとも行われる換気装置本体と、
    前記浴室との間に扉を有して隣接した他室の湿度を検知する湿度検知手段と、
    前記湿度検知手段で検知された前記他室の湿度の変化に応じて前記浴室の使用状態を判断し、前記湿度検知手段で前記他室の湿度の上昇を検知することで、前記換気運転を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とする浴室換気装置。
  2. 前記制御手段は、前記湿度検知手段で検知された前記浴室と隣接した他室の湿度または湿度の上昇率が、所定の換気開始値となるのに伴い、前記換気運転を行うようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の浴室換気装置。
  3. 前記制御手段は、前記湿度検知手段で検知された前記他室の湿度が、所定の換気終了値となった場合に、換気運転を停止する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の浴室換気装置。
  4. 前記他室の湿度の下降率または上昇率と換気停止時間を関連付けた換気停止時間テーブルが、データ記憶手段に予め記憶され、前記制御手段は、前記湿度検知手段で検知された前記他室の湿度の下降率または上昇率に基づいて、前記換気停止時間テーブルから換気停止時間を選択し、選択された換気停止時間に基づいて換気運転を停止する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の浴室換気装置。
  5. 前記換気装置本体は、前記他室に設置された吸込口から空気を吸い込んで屋外に排出する他室換気手段を備え、
    前記制御手段は、換気運転を開始すると、前記他室換気手段で前記他室の換気を行う
    ことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の浴室換気装置。
  6. 前記制御手段は、前記浴室からの換気運転の停止前に、前記他室換気手段での前記他室からの換気を停止する
    ことを特徴とする請求項5記載の浴室換気装置。
  7. 浴室の空気を吸い込んで屋外に排出する換気運転が少なくとも行われる浴室換気装置と、
    前記浴室との間に扉を有して隣接した他室の湿度を検知する湿度検知手段と、
    前記他室に温風を吹き出す暖房運転が少なくとも行われる他室暖房装置と、
    前記湿度検知手段で検知された前記他室の湿度の変化に応じて前記浴室の使用状態を判断し、前記湿度検知手段で前記他室の湿度の上昇を検知することで、前記浴室換気装置で前記浴室の換気運転を行うと共に、前記他室暖房装置で前記他室の暖房運転を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とする浴室換気システム。
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