JP2008156870A - 鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法 - Google Patents

鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法 Download PDF

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【課題】予め設定した捩りトルクの閾値を越えたか否かで捩りを終了するためのトルクの勾配値を設定し、ワイヤのねじ切れを起こすことなく結束を確実に行なうことができる鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法を提供すること。
【解決手段】鉄筋aをワイヤ1で結束する鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法において、上記鉄筋aを結束するワイヤ1を把持するフック9を回転駆動するモータ6の捩りトルクの勾配値の変化を監視し、捩りトルクの勾配値が所定の勾配値になったとき結束を終了する鉄筋結束機において、上記モータ6の捩りトルクが所定の閾値Msを超えたか否かを判断し、所定の閾値Msを越えた場合は所定の勾配値を大きく、超えない場合は所定の勾配値を小さく設定したこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄筋をワイヤで結束する際、結束を高めながらもワイヤが切れない状態で結束を終了させる鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法に関するものである。
従来、建築物や構造物に鉄筋コンクリートを施工する場合は、縦横に交差させた鉄筋をワイヤで結束した後にコンクリートを打設しているが、ワイヤによる鉄筋の結束は鉄筋結束機で行っている。この鉄筋結束機によるワイヤの結束は、ワイヤのねじ切れを防止しながら鉄筋を確実に結束を行なう必要があり、この為のワイヤのねじ切れ防止方法が本出願人から提案されている(例えば、特許文献1)。この鉄筋結束機はワイヤを把持するフックを回転駆動するモータが回転してからの捩りトルクを駆動電流により単位時間毎に計測し、その捩りトルクの勾配値が増加から減少に切り替わった時点で上記捩り装置による捩じり締めを終了させるようにしたものである。
特許第3227693号公報
本発明が解決しようとする問題点は、捩りトルクの勾配値が増加から減少に変るということはワイヤのねじりがピークに達していることになり、その時点でモータを止めてもイナーシャがあるため結束が進みワイヤがねじ切れてしまう問題があった。
本発明は、上記問題点を解決し、予め設定した捩りトルクの閾値を越えたか否かで捩りを終了するためのトルクの勾配値を設定し、ワイヤのねじ切れを起こすことなく結束を確実に行なうことができる鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するために本発明に係る鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法は、鉄筋をワイヤで結束する鉄筋結束機において、以下の要件を備えることを特徴とする。
(イ)上記鉄筋を結束するワイヤを把持するフックを回転駆動するモータの捩りトルクの勾配値を計測すること
(ロ)上記捩りトルクの勾配値が所定の勾配値になったとき結束を終了すること
(ハ)上記モータの捩りトルクが所定の閾値を超えたか否かを判断し、所定の閾値を越えた場合と、超えない場合とでは上記所定の勾配値が異なるように設定されていること
(ニ)上記閾値を超えたときの結束を終了させるための判断となるトルクの勾配値は、閾値を超えない場合の結束を終了させるための判断となるトルクの勾配値よりも大きく設定したこと
なお、前記閾値と前記勾配値とはユーザーが変更できるようにしてもよい。
また、閾値と結束を終了させるトルクの勾配値とは、結束力設定に伴い自動的に変更されることが好ましい。
さらに、前記閾値と結束を終了させるための判断となるトルクの勾配値を、複数の段階に区切ってより細かく結束終了条件を設定してもよい。
本発明によれば、ワイヤを把持するフックを回転駆動するモータの捩りトルクの勾配値がモータを停止させるトルクの勾配値になったか否かを判断するとき、捩りトルクが予め設定した閾値を越えたか否かでモータを停止させるトルクの勾配値の基準を変えることにより、小さなトルクでねじりを終了させる場合と、大きなトルクに到達したときに捩りを終了させる場合とで小さな捩りトルクでワイヤがねじ切れる場合はねじ切れる直前まで結束を行い、大きな捩りトルクでねじ切れる場合はねじりの途中でも結束は充分と判断して結束を停止することができ、捩りトルクの大小(閾値を超えたか否か)に応じて結束停止を判断することにより結束状況に柔軟に対応することができる鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法を提供することができる。
図1は本発明に係る、鉄筋結束機の一例の要部を示すもので、この鉄筋結束機はスプール7に巻装されたワイヤ1を前方に送り出すワイヤ送り装置2と、送り出されたワイヤ1をループ状に巻き回すガイドアーム3と、巻き回されたワイヤ1の一部を把持して捩じり締める捩り装置4と、元側のワイヤ1からワイヤループ1aを分断する切断装置5とを備えているもので、ワイヤ送り装置2と捩り装置4と切断装置5とは結束機本体に設けられモータ6により作動するようになっている。
この鉄筋結束機は、メインスイッチ14を入れておき、鉄筋aの結束時にトリガレバー8を引き操作しトリガスイッチ12をONすることによりワイヤ送り装置2によりスプール7からワイヤ1が送り出され、ガイドアーム3によって鉄筋aにループ状に巻き回した後、捩り装置4が作動し、ワイヤループ1aの一部をフック9で掴んで捩じり回転することにより鉄筋aを結束するとともに、切断装置5により元側のワイヤ1からワイヤループ1aを切断して分断するようになっているものである。
ところで、この鉄筋結束機には捩り装置4のモータ6の捩りトルクを計測する計測手段10と、計測手段の計測した捩りトルクから結束終了のタイミングを判断し、モータ6を停止して結束を終了させる制御手段11とが設けられている。
図2は鉄筋結束機のブロック図を示し、符号10は計測手段、11は制御手段、12はトリガスイッチ、13は電池パック、14はメインスイッチ、15は電池パックから供給される電圧を上記制御手段を作動させる電圧に変換するDCーDCコンバータを示す。
上記計測手段10は、モータ6に直列に接続され、モータ6の駆動電流を計測するもので、駆動電流を計測することにより、モータ6の捩りトルクの変化を監視することができる。この計測手段10は抵抗素子で構成され、この抵抗素子の端子電圧から回路を流れる駆動電流を求めている。なお、計測手段10は回路を流れる電流によって発生する磁束を測定して駆動電流を求めるホール素子型電流センサ等を使用してもよい。計測手段10で計測した計測結果dは制御手段11に入力される。
制御手段11はマイクロプロセッサで構成され、内蔵したメモリに常駐している制御プログラムに基づいてモータ6の捩りトルクの変化を監視するとともに、モータのステータコイルに印加する電圧を制御するスイッチング素子(例えば、パワートランジスタ)16a〜16dを駆動する駆動信号e1〜e4を制御しモータ6の回転速度・作動・停止を制御するように構成されている。
上記モータ6に流れる電流の変化を、上記制御手段11はタイマ回路17からのタイマ信号tに基づいて、単位時間Tuが経過する毎に計測した駆動電流値を計測し、前回計測したときの駆動電流値とから捩りトルクの勾配値を監視するようになっている。
この制御手段11は、ワイヤによる鉄筋の捩じり締めが進行するにしたがって捩じり締めが固くなることにより、ワイヤを捩じるためのモータ6の捩りトルクが増大することを監視しているが、この監視は単位時間Tuごとに駆動電流値を計測するとともに以前計測した駆動電流値とから捩りトルク(駆動電流値)の勾配値Ad(n)を監視し、この勾配値Ad(n)が所定の勾配値になったら鉄筋の結束が充分になされたと判断し、モータ6の駆動信号e1〜e4をOFFすることにより、スイッチング素子16a〜16dをOFFしてモータ6を停止するようになっている。
なお、制御手段11は結束が終了した後にトリガレバー8を開放することによりトリガスイッチ12がOFFになることを条件に結束が終了したと判断し、再度トリガレバー8を引き操作することにより、モータ6の駆動信号e1〜e4を再び出力し、次の結束作業に対応することができる。
鉄筋をワイヤで結束する際のモータの捩りトルクの変化は、図3(a)のモータの駆動電流特性曲線に示すように、捩りの開始時は、ワイヤは鉄筋に巻きついておらず捩りトルクカーブの上昇は非常に少なかったり不安定であるが、捩じりの進行とともにワイヤが鉄筋にきつく巻きついて捩りトルクが上昇し、次第に捩りトルクカーブの傾斜が大きくなり、やがてワイヤのねじ切れが近づくと捩りトルクカーブがなだらかになり、捩じ切れが発生すると捩りトルクカーブが降下し始めることになる。
捩りトルクMの変化が捩りトルク曲線G1に示すように、結束対象によって捩りトルクが低い段階であってもねじ切れが発生する場合(通常、鉄筋にワイヤを3回巻きつけた後に捩りを開始するが、ねじりの途中でワイヤの1本又は2本がねじ切れてしまう時と、捩りトルク曲線G2に示すように、捩りトルクMが高い段階でもねじ切れないで捩じり締めが継続する場合(通常、鉄筋にワイヤを3回巻きつけた後に捩りを開始するが、途中で1本もねじ切れずに3本のワイヤを捩じって行く時とがあり、一概に捩りトルクの勾配値Adがなだらかになったか否かで判断する必要がなく、強いトルクで捩じっている場合の結束を停止する判断となるトルクの勾配値βは大きくし、弱いトルクで捩じっている場合の結束を停止する判断となるトルクの勾配値αは小さくし、既に強いトルクで捩じっている場合はトルクのカーブがなだらかになるまで捩じる必要はなく、弱いトルクで捩っている場合はトルクのカーブがなだらかになるまで捩じり、結束の終了を一律に一定の勾配値で判断するのではなく、捩じり締めを終了させるタイミングを捩りトルクの大きさに対応して柔軟に判断できるようにした。
上述した鉄筋結束機のワイヤねじ切れ防止方法を、図3(a)(b)の駆動電流特性曲線図及び、図4のフローチャート図に基づいて説明する。
トリガボタンを引き操作して、モータを回転させ、捩りトルクを単位時間Tu毎に計測する(ステップST1)とともに、捩りトルクが閾値を桁か否かを判断する(ステップST2)。設定した閾値Msを越えていなければ、ステップST3に進んで捩りトルクの勾配値を計測する。
捩りトルクは単位時間Tu毎に計測し、計測した現在の捩りトルクM(n)と前回計測した捩りトルクM(n−1)とから捩りトルクの勾配値Ad(n)を算出する。
算出した勾配値Ad(n)が設定した勾配値αより小さくなったか否かを判断し、勾配値αより大きければ捩りが足りないと判断して捩りを継続し、ステップST1に戻り再びトルクの測定を行なう。
図3(a)に示すように算出した勾配値が設定した勾配値αと等しいか、小さければ捩りがピークに近づいているので、弱いトルクであっても捩りは充分に行なわれ、このまま捩りを継続するとワイヤがねじ切れてしまうと判断し、ステップST7に進んでモータを停止させワイヤの捩りを終了する。
一方、トルクの勾配値が設定した勾配値αにならないうちに、捩りトルクが閾値Msを超えた場合は、図3(b)に示すように、ワイヤが3本健在で強い捩じっている状態であると判断し、ステップST5に進んで、現在の捩りトルクM(n)と前回計測した捩りトルクM(n−1)とから捩りトルクの勾配値Ad(n)を算出する。
算出した勾配値Ad(n)が設定した勾配値βになったか否かを判断し、図3(b)に示すように、勾配値Ad(n)が勾配値βと等しくなっていれば、勾配値が小さくなって(捩りのピークが近づいている状態)いなくても、既に高いトルクで結束しているので結束は充分であると判断し、ステップST7に進んでモータを停止させワイヤの捩りを終了し、勾配値βになっていなければ、結束は足りないと判断し、ステップST5に戻って再びトルクの測定を行なえばよい。
上述のねじ切れ防止方法は、単位時間Tu毎に捩りトルクを計測し、計測した捩りトルクが閾値Msを超えたか否かを判断し、超えていなければ前回計測した捩りトルクと、今回計測した捩りトルクから勾配値を算出し、算出した勾配値が低い勾配値α(捩りのピークが近い状態で、このまま捩ればワイヤがねじ切れてしまう状態)になっていれば結束を停止し、閾値Msを越えていれば算出した勾配値が低い勾配値(勾配値α)になっていなくても既に高い捩りトルクで結束をしているので、結束の途中であっても設定した勾配値βに近ければ、結束は充分なされていると判断したもので、捩りトルクが低い段階ではトルク勾配が緩やかでも止めずに捩りを続行することにより結束力を高めることができ、捩りトルクが高い場合は、既に高いトルクで結束が行なわれているのでトルク勾配が緩やかになっていなくても充分に結束がなされていると判断し、ワイヤのネジ切れを防止することができる。
なお、上述の捩りトルクの監視は、一定時間ごとに捩りトルクを計測していたが、捩りトルクが大きくなるに従って捩りトルクのピークが近づくことになり、捩りトルクの勾配値を監視するための監視時間を同じ時間幅にして捩りトルクの勾配値を監視すると、捩りトルクのピークが過ぎてしまいワイヤが捩じ切れる恐れがあるため、捩りトルクが大きくなるに従って捩りトルクの勾配値を監視するための監視時間の時間幅を順次短くするようにしてもよい。
また、上述の閾値Msは固定されている必要はなく、ユーザーが実際に結束しながら結束状態を見て判断し、図示しないダイヤルなどで任意に設定できるようにしてもよい。この場合、閾値Msを高く設定することによりネジ切れの危険性もあるので、トルクの勾配値は閾値Msの設定値に応じて制御回路が自動的に高くなるように設定すればよい。この閾値Msと捩りを停止する判断の基準となるトルクの勾配値は予め実験などで把握し、メモリに閾値Ms対トルク勾配値などのテーブルを作成しておき、閾値Msを変化させた場合はこのテーブルにしたがって自動的に結束を停止させるトルク勾配値を読み込むようにしてもよい。
なお、閾値Msは一つに限らず複数の閾値(Ms1、Ms2、・・・)と、停止させるトルクの勾配値(α、β、・・・)で構成され、トルクが上昇するにつれて細かく停止条件を変化させてもよい。
上述のワイヤのねじ切れ防止方法は、一般にユーザーは、ワイヤがねじ切れることと、締結力が弱いことを嫌う傾向があり、締結力が弱い現象は捩りトルクが低い状態で捩りが停止することにより起こり、トルク勾配が0又はマイナスになる状態で停止すれば、捩りが十分に行なわれ締結力が高くなるが、捩りトルクが高い段階ではトルク勾配が0に近づくとねじ切れが発生しやすくなる状態を回避することができるので、ユーザーの性格を把握したワイヤのねじ切れ防止方法を提供することができる。
に係るワイヤのねじ切れ防止方法を適用した鉄筋結束機の側面図 上記鉄筋結束機の電気的構成を説明するブロック図 (a)(b)はモータの駆動電流(捩りトルク)の変化を示す駆動電流対時間の駆動電流特性図 ワイヤのねじ切れ防止方法を説明するフローチャート図
符号の説明
1 ワイヤ
6 モータ
10 計測手段
11 制御手段
Ad 捩りトルクの勾配値
M 捩りトルク
Ms 捩りトルクの閾値
Tu 単位時間

Claims (4)

  1. 鉄筋をワイヤで結束する鉄筋結束機において、以下の要件を備えることを特徴とする鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法。
    (イ)上記鉄筋を結束するワイヤを把持するフックを回転駆動するモータの捩りトルクの勾配値を計測すること
    (ロ)上記捩りトルクの勾配値が所定の勾配値になったとき結束を終了すること
    (ハ)上記モータの捩りトルクが所定の閾値を超えたか否かを判断し、所定の閾値を越えた場合と、超えない場合とでは上記所定の勾配値が異なるように設定されていること
    (ニ)上記閾値を超えたときの結束を終了させるための判断となるトルクの勾配値は、閾値を超えない場合の結束を終了させるための判断となるトルクの勾配値よりも大きく設定したこと
  2. 前記閾値または結束を終了させる勾配値または両方の値をユーザーが変更できるようにした、請求項1記載の鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法。
  3. 前記閾値または前記結束を終了させるための判断となるトルクの勾配値は、両方の値をユーザーが変更できるようにした場合を除き、一方の値の変更に伴い自動的に変更される、請求項2記載の鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法。
  4. 前記閾値と結束を終了させるための判断となるトルクの勾配値を複数の組み合わせで構成した、請求項2記載の鉄筋結束機におけるワイヤのねじ切れ防止方法。
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