JP2008155821A - 作業車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンバインで収穫作業のときに、夕方になり作業不可能になると、このコンバインを圃場へおいて帰ることがあるが、このときに、このコンバインが盗難に合うことがあったが、この盗難を防止しようとするものである。
【解決手段】コンバインに設けた走行装置2を走行速度を変更操作する主変速レバーには、指紋を検出する指紋検出装置12を設け、この指紋検出装置12が登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー10をロック状態に制御装置13により、制御させて、走行不可能にする。
【選択図】図3
【解決手段】コンバインに設けた走行装置2を走行速度を変更操作する主変速レバーには、指紋を検出する指紋検出装置12を設け、この指紋検出装置12が登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー10をロック状態に制御装置13により、制御させて、走行不可能にする。
【選択図】図3
Description
本発明は、コンバイン等の作業車両に関し、特に該車両の盗難を防止する盗難防止装置に係る。
コンバイン等の車両盗難防止システムとして、特開2005−138654(特許文献1)で記載のように、イモビライザーが一般的である。このイモビライザーは、エンジンキー等の携帯可能なアイテムにICチップを埋め込むと共に、車両にICチップ認証機器を搭載したものであり、運転者等が車両に搭乗する前の時点で、ICチップ内に格納されている登録番号を車両に送信して、車両内のICチップ認証機器側で、そのICチップ認証機器に予め登録番号と、ICチップ側から送信された登録番号とを照合する。そして、双方の登録番号が一致しない限り、エンジンのロックを解除できないようになっている。又は、特許文献1で記載のように、利用者本人の情報に基づいて利用者本人が否かを確認するための本人確認手段と、前記本人確認手段により、利用者が本人であることが確認された場合に限り、エンジンのロックを解除するエンジン制御手段を設けている。
特開2005−138654号公報
エンジンキー等にICチップを埋め込むと共に、車両にICチップ認証機器を搭載していることにより、盗難防止を確実に行うことができるが、コストアップになる。又、エンジンキーを紛失したときには、効果がなくなることが発生するが、これらの問題点を解決しようとするものである。
上述のような課題を解決するために、この発明は、次のような技術手段を講じる。
このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行装置(2)と、該走行装置(2)の走行速度を変更操作する主変速レバー(10)とを備えた作業車両において、該主変速レバー(10)に指紋を検出する指紋検出装置(12)を設け、前記指紋検出装置(12)が登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー(10)をロック状態とするレバーロック機構(30)を作動する制御装置(13)を設けたことを特徴とする作業車両としたものである。
このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行装置(2)と、該走行装置(2)の走行速度を変更操作する主変速レバー(10)とを備えた作業車両において、該主変速レバー(10)に指紋を検出する指紋検出装置(12)を設け、前記指紋検出装置(12)が登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー(10)をロック状態とするレバーロック機構(30)を作動する制御装置(13)を設けたことを特徴とする作業車両としたものである。
作業車両としてコンバインを例に挙げると、穀稈を刈取り、収穫作業を行うときには、走行装置(2)を回転駆動させて走行させ、この走行速度の調節は、主変速レバー(10)の操作位置を変更して行い、穀稈は刈取装置(4)で刈取りされ、この刈取り穀稈は、この刈取装置(4)で後方上部へ移送されて、脱穀装置(5)へ供給され、この脱穀装置(5)内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒は選別されて、この脱穀装置(5)の外側の所定位置へ排出され、一時貯留される。
前記主変速レバー(10)には、指紋検出装置(12)を設けている。運転操作作業者がこの主変速レバー(10)を把持して操作したときに、この主変速レバー(10)に設けた指紋検出装置(12)で指紋が検出され、制御装置(13)へ入力される。この検出された指紋が、この制御装置(13)内に登録された以外の指紋であると検出されたときには、この主変速レバー(10)は該制御装置(13)により、レバーロック機構(30)が作動してロック状態とされ、この走行装置(2)は走行が不可能になる。
請求項2に記載の発明においては、前記主変速レバー(10)に付着する指紋を指紋検出装置(12)で検出し、登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー(10)をロック状態に制御すると共に、エンジン(20)の始動は可能に制御する制御装置(13)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両としたものである。
前記主変速レバー(10)に付着する指紋を指紋検出装置(12)により検出され、この指紋検出装置(12)が登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー(10)をロック状態に制御装置(13)で制御すると共に、エンジン(20)の始動は、この制御装置(13)により始動制御されるように設けている。
請求項1に記載の発明においては、走行装置(2)の走行速度を変更操作する主変速レバー(10)には、指紋検出装置(12)を設け、この指紋検出装置(12)が登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー(10)をロック状態に制御する制御装置(13)を設けたことにより、この走行装置(2)は走行ができないことにより、盗難に遭うことを防止できる。
請求項2に記載の発明においては、前記主変速レバー(10)に付着する指紋を、指紋検出装置(12)が検出して、登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー(10)をロック状態に制御すると共に、エンジン(20)の始動は可能に制御装置(13)により、始動制御されるが、登録された人以外の人では、走行させることができないことにより、盗難の防止を確実に行うことができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
作業車両の一例としてのコンバイン1の走行装置2の上側に走行車台3を設け、この走行車台3の前方部に穀稈を刈取り後方上部へ移送する刈取装置4を設け、この刈取装置4の後側で該走行車台3の左上側には、刈取り穀稈を該刈取装置4から供給を受けて引継して、脱穀する脱穀装置5を設けている。該脱穀装置5の右側で該走行車台3の上側には、脱穀済みで選別する穀粒を、該脱穀装置5から供給を受けて、一時貯留する穀粒貯留タンク6を設けている。
作業車両の一例としてのコンバイン1の走行装置2の上側に走行車台3を設け、この走行車台3の前方部に穀稈を刈取り後方上部へ移送する刈取装置4を設け、この刈取装置4の後側で該走行車台3の左上側には、刈取り穀稈を該刈取装置4から供給を受けて引継して、脱穀する脱穀装置5を設けている。該脱穀装置5の右側で該走行車台3の上側には、脱穀済みで選別する穀粒を、該脱穀装置5から供給を受けて、一時貯留する穀粒貯留タンク6を設けている。
上記穀粒貯留タンク6の前側で該走行車台3の上方部には、操縦席7を設け、該操縦席7の前方部と、横側前部とにわたって操作装置8を設け、この操作装置8の上板9には、該走行装置2の走行速度を変更操作する主変速レバー10と、走行方向を変更操作する方向制御レバー11とを設ける。
前記主変速レバー10の把持部には、指紋検出装置12を設けると共に、該指紋検出装置12が検出した検出指紋を入力する制御装置13を、該操作装置8内に設けている。制御装置13の記憶部には予め特定人の指紋情報を登録しており、指紋情報検出出力がなされると、記憶された指紋情報と検出された指紋情報とを照合し該登録以外の指紋を検出したときには、該制御装置13は、該主変速レバー10をロックして操作不可状態にする構成である。
具体例について、図2のフローチャートに基づき説明する。コンバイン作業開始すべくキースイッチをオンにし、エンジンを始動する(ステップ101)。ついで、主変速レバー10操作に基づき、車体を走行操作しようとするが(ステップ102)、このとき、指紋検出装置12に指紋検出すべくつまり手指を所定の検出エリアにかざすよう指紋照合ランプ12aが点滅する(ステップ103)。このときは主変速レバー10の操作に連動する後述の斜板角制御モータ10Bは未だ連動されない状態である。指紋検出装置12によって指紋が検出されると(ステップ104)、予め制御装置13の記憶部13Mに記憶されている指紋情報が呼び出され、制御装置13の照合判定部13Sにて検出指紋情報と照合される。照合の結果、検出された指紋と記憶された指紋情報とが一致すると(ステップ104〜106)、主変速レバー10操作による変速が許可され、主変速レバー10の操作位置を検出する操作位置検出センサ10Aの検出結果に基づき無段変速装置の斜板角制御モータ10Bが連動される(ステップ107)。
上記の指紋照合において、不一致と判定された場合には、主変速レバー10は適宜中立復帰機構、即ち中立復帰制御モータ10Cによって中立位置に戻される(ステップ106〜109)。即ち、主操作レバー10の基部の被動ギヤと中立復帰制御モータ10Cとを噛み合わせ、該モータ10Cの正逆転連動によって操作位置検出センサ10Aが中立位置を検出するまで移動制御する構成である。そして、該中立位置において待機するレバーロック機構30が作動する(ステップ110)が、該レバーロック機構30は、中立位置にある主変速レバー10のレバー部に進退可能に設けられレバー10側に進入すると前後操作移行を牽制するソレノイド30S作動型の牽制アーム30Aで構成されている。
このレバーロック機構30が作動し、所定時間経過すると自動的にエンジン停止出力、例えば燃料供給停止制御出力がなされ(ステップ111、112)、自動的にエンジンが停止するものである。
上記の実施例では、主変速レバー10操作があっても、指紋検出装置12による指紋検出、及び制御装置13による指紋照合がなされる前には、指紋照合ランプ12aが点滅して指紋検出を促すから、不慣れなオペレータも戸惑うことが少ない。また、指紋照合が不一致でレバーロック機構30が作動する位置を中立位置に復帰して行わせる構成としたから、後日正規のオペレータが指紋照合してコンバインを操作するときエンジン始動後、指紋照合一致の判断とともに直ちに発進して思わぬ衝突事故を惹き起こすことを防止できる。
なお、レバーロック機構30として牽制アーム30Aの手段に代えて、前記中立復帰制御モータ10Cをロック状態とする形態でもよく、その他種々の方法としてもよい。
なお、前記コンバイン1の走行車台3の下側には、図4〜図6で示すように、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ2aを張設した走行装置2を配設し、走行車台3の左上側面に脱穀装置5を載置している。走行車台2の前方部の刈取装置4で立毛穀稈を刈取りして、後方上部へ移送し、脱穀装置5のフィードチェン14aと、挟持杆14bとで引継いで挟持移送しながら脱穀する。脱穀済みで選別済みの穀粒は、脱穀装置5の右横側へ配設した穀粒貯留タンク6内へ供給され、一時貯留される。
なお、前記コンバイン1の走行車台3の下側には、図4〜図6で示すように、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ2aを張設した走行装置2を配設し、走行車台3の左上側面に脱穀装置5を載置している。走行車台2の前方部の刈取装置4で立毛穀稈を刈取りして、後方上部へ移送し、脱穀装置5のフィードチェン14aと、挟持杆14bとで引継いで挟持移送しながら脱穀する。脱穀済みで選別済みの穀粒は、脱穀装置5の右横側へ配設した穀粒貯留タンク6内へ供給され、一時貯留される。
前記走行車台3の前方部には、図4〜図6で示すように、立毛穀稈を分離するナローガイド15a、及び分草体15bと、立毛穀稈を引起す各引起装置16と、引起された穀稈を掻込み移送する穀稈掻込移送装置17の各掻込装置17aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置18と、刈取りされた穀稈を挟持移送して脱穀装置5のフィードチェン14aと挟持杆14bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置17の根元・穂先移送装置19a・19b等からなる刈取装置4を設けている。該刈取装置4は、油圧駆動による伸縮シリンダ20aにより、土壌面に対して、昇降する。
前記刈取装置4の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆21aの上端部に設ける支持パイプ杆21bを、走行車台3の上側面に設けた支持装置21cで回動自在に支持させている。伸縮シリンダ20aを作動させると、該支持杆21aと共に、刈取装置4が上下回動する。
前記刈取装置4の穀稈掻込移送装置17によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送する穀稈に接触作用することにより、脱穀装置5への穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ4aを設けている。
前記穀粒貯留タンク6側の前部には、図4〜図6で示すように、コンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置8と、操縦席7とを設け、この操縦席7の下側にエンジン20を載置している。
前記走行車台3の前端部に装架した走行用のミッションケース22内の伝動機構22aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ22bを設けている。
前記穀粒貯留タンク6内へ貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク6の後側には、図4〜図6で示すように、縦移送螺旋23aを軸支内装した縦移送筒23を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この縦移送筒23の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋24aを伸縮自在に内装した排出オーガ24を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設している。
図1で示すように、前記コンバイン1の主変速レバー10を運転作業者が把持する把持部10aには、この運転作業者が把持したときに、この作業者の指が当接する当接部分には、この作業者の指紋が検出できる位置には、指紋検出装置12を設け、この指紋検出装置12で検出した指紋は、操作装置8に内装して設け、制御装置13内へ入力される構成である。
前記制御装置13内には、予めこのコンバイン1を運転操作する作業者の指紋を入力して、登録記憶させている。この設定させて記憶させた指紋と、検出した指紋とが比較され、登録記憶した指紋以外であると検出したときには、この制御装置13により、主変速レバー10部に設けた、ロック用のソレノイド(図示せず)が始動制御され、このソレノイドでこの主変速レバー10がロックされて、操作が不可能になる構成である。
これにより、前記コンバイン1の主変速レバー10を、運転作業者により、把持されて、運転操作用とすると、この運転作業者の指紋が指紋検出装置12で検出され、この検出指紋が制御装置13へ入力され、この検出指紋と、この制御装置13へ設定記憶させた、運転作業者の指紋とが比較され、相違していると判定されると、該主変速レバー10が該制御装置13でロックされ、これにより、該コンバイン1の走行操作ができなくなり、これによって、このコンバイン1が盗難にあうことを防止できる。
前記コンバイン1の主変速レバー10に付着する指紋を指紋検出装置12で検出されて、制御装置13に入力され、この入力された検出指紋が、登録以外の指紋であるとこの制御装置13により、判定制御されると、この判定検出により、この制御装置13によって、該主変速レバー10はロック状態に制御されると共に、エンジン20は始動可能に該制御装置13で制御され、このコンバイン1は走行制御されないが、該エンジン20は回転駆動される。
これにより、前記コンバイン1の主変速レバー10に付着する指紋を、指紋検出装置12が検出し、登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー10をロック状態に制御すると共に、エンジン20の始動は可能に制御する制御装置13を設けたことにより、登録された人以外の人であっても、該エンジン20は始動されるが、走行操作ができないことにより、このコンバイン1の盗難の防止ができる。脱穀作業を行うことはできる。
前記主変速レバー10には、指紋検出装置12を設けて、運転作業者の指紋を検出させ、この指紋の認証がされなければ、エンジン20は始動制御されない。
これにより、前記コンバイン1の持主、及び指紋認証システムに登録された以外の人が、エンジン20の始動ができないことにより、盗難防止ができる。
これにより、前記コンバイン1の持主、及び指紋認証システムに登録された以外の人が、エンジン20の始動ができないことにより、盗難防止ができる。
前記コンバイン1の操作装置8には、方向制御レバー(パワステレバー)11の把持部には、指紋検出装置12を設け、この指紋検出装置12で指紋が認証されなければ、エンジン20は始動制御されない。又、認証されなければ、該方向制御レバー11がロックされて、操作ができない構成である。更に、指紋が認証されなくても、該エンジン20の始動制御は可能である。
これにより、前記コンバイン1の持主、及び指紋認証システムに登録された人以外の人が、エンジン20の始動ができないことにより、盗難防止ができる。又、登録された人以外の人が、このコンバイン1の操向操作ができない。更に、登録された人以外の人が、該エンジン20の始動はできるが、操向操作することができない。
前記指紋検出装置12で指紋認証されなければ、主変速レバー10がロックされて、走行操作ができない構成である。又、指紋認証されなければ、方向制御レバー11がロックされて、走向操作ができない構成である。更に、指紋認証されなくても、エンジン20は始動可能である。
これにより、前記コンバイン1の持主、及び指紋認証システムに登録された人以外の人が、このコンバイン1の走行操作、又は操向操作ができない。更に、指紋認証システムに登録された人以外の人がエンジン20の始動ができるが、走行操作、及び操向操作することができない。
前記指紋検出装置12で指紋認証されなければ、主変速レバー10がロックされて、走行操作ができない構成である。又、指紋が認証されなければ、方向制御レバー11がロックされて、操向操作ができない構成である。指紋認証されなくても、エンジン20の始動が可能な構成である。
これにより、前記コンバイン1の持主、及び指紋認証システムに登録された人以外の人がエンジン20の始動ができるが、走行操作することができない。又、機械の持主、及び指紋認証システムに登録された人以外の人がエンジン20の始動できるが、操向操作することができない。
前記指紋検出装置12の複数の運転作業者の指紋を登録し、個々の運転作業者が、自分の方向制御レバー11の感度を設定し、個々の運転作業者が設定した自分の感度を選択して使用する構成である。
これにより、自分に合った方向制御レバー11の感度で使用できて、便利である。
前記コンバイン1の穀粒貯留タンク6内に貯留した穀粒を、排出支持筒23と、この排出支持筒23の上側に横方向で前後方向に伸縮自在に設けた排出オーガ24を任意位置に調節し、この任意位置に穀粒を排出するが、この任意位置は、このコンバイン1を運転操作する運転作業者によって異なることが多く、このために、指紋検出装置12を穀粒排出位置に使用して、次のようにしようとするものである。
前記コンバイン1の穀粒貯留タンク6内に貯留した穀粒を、排出支持筒23と、この排出支持筒23の上側に横方向で前後方向に伸縮自在に設けた排出オーガ24を任意位置に調節し、この任意位置に穀粒を排出するが、この任意位置は、このコンバイン1を運転操作する運転作業者によって異なることが多く、このために、指紋検出装置12を穀粒排出位置に使用して、次のようにしようとするものである。
前記コンバイン1を運転操作する運転作業者の指紋を、主変速レバー10に設けた、指紋検出装置12に個別に登録すると共に、排出オーガ24の排出位置も個別に登録する。これにより、各運転作業者が主変速レバー10を把持することにより、各運転作業者が個別に認証され、穀粒排出作業を設定する設定ボタンを操作すると、各運転作業者別の設定排出位置へ排出オーガ24が、自動で伸縮移動操作されて停止する。これにより、排出開始の排出スイッチを「ON」操作すると、穀粒の排出が開始され、設定の排出位置へ穀粒が排出される。
これにより、各運転作業者別の任意位置へ穀粒は、自動排出される。
運転作業者が操作する前記方向制御レバー11の操作頻度が、図5で示すよう兄、方向制御マイクロスイッチ(左・右)10cで検出され、又、自動方向制御センサ(左・右)10dで検出され、これらが操作装置8の制御装置13へ入力され、操作頻度が低下したと検出されると、自動的に方向制御シリンダソレノイド11aが始動制御する構成である。
運転作業者が操作する前記方向制御レバー11の操作頻度が、図5で示すよう兄、方向制御マイクロスイッチ(左・右)10cで検出され、又、自動方向制御センサ(左・右)10dで検出され、これらが操作装置8の制御装置13へ入力され、操作頻度が低下したと検出されると、自動的に方向制御シリンダソレノイド11aが始動制御する構成である。
これにより、作業効率を高めることができる。又、作業者の操作負担を軽減することができる。
運転作業者の眠気を検出する、図8で示すように、眠気検出装置25を設け、この検出が操作装置8の制御装置13へ入力され、車体水平制御シリンダ25aが作動する。
運転作業者の眠気を検出する、図8で示すように、眠気検出装置25を設け、この検出が操作装置8の制御装置13へ入力され、車体水平制御シリンダ25aが作動する。
これにより、居眠り運転等の危険運転を防止することができる。
図9で示すように、前記主変速レバー10には、指紋検出装置12を有すると共に、扱ぎ深さ位置を変更可能に設け、この位置を検出する主変速レバー位置検出装置26と、扱ぎ深モータ26aとを設けている。該指紋検出装置12と、主変速レバー位置検出装置26の操作位置とは、制御装置13へ入力され、この入力により、扱ぎ深モータ26aが始動制御されて、設定の扱ぎ深位置へ自動移動制御される。
図9で示すように、前記主変速レバー10には、指紋検出装置12を有すると共に、扱ぎ深さ位置を変更可能に設け、この位置を検出する主変速レバー位置検出装置26と、扱ぎ深モータ26aとを設けている。該指紋検出装置12と、主変速レバー位置検出装置26の操作位置とは、制御装置13へ入力され、この入力により、扱ぎ深モータ26aが始動制御されて、設定の扱ぎ深位置へ自動移動制御される。
これにより、効率良く各運転作業者に対して対応ができる。
図10で示すように、前記指紋検出装置12と、刈取装置4に設けた刈取部高さ検出装置27とが検出した検出値が、制御装置13へ入力され、この入力により、フィードチェン14aを停止させるフィードチェン停止モータ27aと、刈取装置4を停止させる刈取装置停止モータ27bとが停止制御される構成である。
図10で示すように、前記指紋検出装置12と、刈取装置4に設けた刈取部高さ検出装置27とが検出した検出値が、制御装置13へ入力され、この入力により、フィードチェン14aを停止させるフィードチェン停止モータ27aと、刈取装置4を停止させる刈取装置停止モータ27bとが停止制御される構成である。
これにより、効率良く各運転作業者の要求に対して対応ができる。又、作業効率の向上を図ることができる。
図11で示すように、前記指紋検出装置12と、操作装置8に設けたブレーキ押付け調節ダイヤル28とが検出した検出値が、制御装置13へ入力され、この入力により、比例制御弁(ブレーキ加圧装置)28aの開閉状態が制御される構成である。
図11で示すように、前記指紋検出装置12と、操作装置8に設けたブレーキ押付け調節ダイヤル28とが検出した検出値が、制御装置13へ入力され、この入力により、比例制御弁(ブレーキ加圧装置)28aの開閉状態が制御される構成である。
これにより、効率良く各運転作業者の要求に対して対応ができる。又、作業効率の向上を図ることができる。
前記方向制御レバー11の把持部には、運転作業者の指紋を検出する指紋検出装置12を設けた構成において、この指紋検出装置12で登録された運転作業者であると認識されなければ、主変速レバー10がロックされ、コンバイン1が操作できない構成である。
前記方向制御レバー11の把持部には、運転作業者の指紋を検出する指紋検出装置12を設けた構成において、この指紋検出装置12で登録された運転作業者であると認識されなければ、主変速レバー10がロックされ、コンバイン1が操作できない構成である。
これにより、前記コンバイン1の盗難防止と、安全確保ができる。
前記主変速レバー10の把持部10aには、指紋検出装置12を設け、この指紋検出装置12が登録された運転作業者であると認識されなければ、方向制御レバー11がロックされて、コンバイン1を操作できない。
前記主変速レバー10の把持部10aには、指紋検出装置12を設け、この指紋検出装置12が登録された運転作業者であると認識されなければ、方向制御レバー11がロックされて、コンバイン1を操作できない。
これにより、前記コンバイン1の盗難防止と、安全確保を図ることができる。
前記操作装置8に運転作業者の脳波を検出できるように構成し、眠気により、ガンマ波が増加したと検出すると、車速を自動的に減速する。又は、自動停止制御される。
前記操作装置8に運転作業者の脳波を検出できるように構成し、眠気により、ガンマ波が増加したと検出すると、車速を自動的に減速する。又は、自動停止制御される。
これにより、作業中の居眠りによる事故発生の防止ができる。
前記方向制御レバー11は、図12、及び図13で示すように、操作装置8の上板9に左右に回動操作自在に設け、この方向制御レバー11の下側の左右両側には、リミットスイッチ左11bと、リミットスイッチ右11cとを設けて、検出を制御装置13へ入力させて、この方向制御レバー11を左、又は右への回動操作を検出させている。又、この入力により、各種モータを始動、及び停止制御させる。
前記方向制御レバー11は、図12、及び図13で示すように、操作装置8の上板9に左右に回動操作自在に設け、この方向制御レバー11の下側の左右両側には、リミットスイッチ左11bと、リミットスイッチ右11cとを設けて、検出を制御装置13へ入力させて、この方向制御レバー11を左、又は右への回動操作を検出させている。又、この入力により、各種モータを始動、及び停止制御させる。
又、前記方向制御レバー11の操作頻度を検出し、操作頻度の低下によって、疲労度を判定する構成において、作業開始時に、一定時間内の該方向制御レバー11の操作回数をカウントしてデータを取る。このデータを所定回数取り、平均値を出したものを基準値とする。この基準値より、操作回数が低下した場合に疲労していると判定する。低下の度合いに応じて出力(例えば、車速を自動的に減速する)の度合いを変化させる。操作回数の低下の度合を数段階に分類し、その段階に応じて出力する内容を変化させる。
各段階毎で疲労度の度合いを見分け、モータ等で作業者に知らせる。
これらにより、刈取り作業の開始時に、前記方向制御レバー11の操作頻度の基準値を取ることにより、各作業者によって異なる。この方向制御レバー11の操作頻度を正確にカウントでき、作業者に応じた制御が可能になる。又、基準値と、低下の度合に応じて出力の度合を変化させるので的確な制御が可能となり、安全な作業を行うことができる。操作装置8の容量が少なくても、段階ごとの制御なので、容量をあまり必要としない。操作回数の低下度合により、作業者の疲労度に応じて作業者に疲労度の内容を知らせることができる。
これらにより、刈取り作業の開始時に、前記方向制御レバー11の操作頻度の基準値を取ることにより、各作業者によって異なる。この方向制御レバー11の操作頻度を正確にカウントでき、作業者に応じた制御が可能になる。又、基準値と、低下の度合に応じて出力の度合を変化させるので的確な制御が可能となり、安全な作業を行うことができる。操作装置8の容量が少なくても、段階ごとの制御なので、容量をあまり必要としない。操作回数の低下度合により、作業者の疲労度に応じて作業者に疲労度の内容を知らせることができる。
前記方向制御レバー11の左右方向の修正を検出するリミットスイッチ11b、11cの「ON」から次に「ON」されるまでのタイムラグを測定し、このタイムラグが大きくなることにより、疲労度を判定できる構成である。上記の構成において、作業開始時に、アトランダムに上記タイムラグのサンプルデータを数回取り、この平均値を基準としている。
これにより、前記リミットスイッチ左・右11b、11cの「ON」から、次に「ON」になるまでのタイムラグの長さで、疲労度を判定することにより、一定時間の方向制御レバー11の操作回数をカウントする等の工程が不用となり、短時間で状態検出が可能になる。又、刈取り作業開始時に、該方向制御レバー11の「ON」から「ON」へのタイムラグを測定し、基準値を取ることで、作業者によって異なるこの方向制御レバー11のタイムラグをデータとして取ることで、作業者に応じた制御が可能になる。
図14〜図17において、作業者のストレス度の推定とストレス軽減対策について示すものであり、前記コンバイン1で穀稈を刈取る刈取り作業において、図14〜図15で示すように、騒音を惹き起こす音圧レベルが予め設定したしきい値を越え、又は振動値(加速度)以上の累積時間によって、作業者のストレス度を推定し(図17、ステップ201〜ステップ203)、ストレス度が所定以上となると、ストレス軽減装置、例えば音楽発生手段や香り発生手段を作動する。又、刈取り作業における図16で示すように、短時間内の作業中断回数によって、作業者のストレス度を推定し(図17 ステップ204〜ステップ206)、同様にストレス度が所定以上となると、ストレス軽減策、例えば音楽発生手段や香り発生手段を作動するものである。このように作業者のストレス度の大小の推定と、それに対応する対策によって作業環境による作業者の不快感を軽減しようとする。
これにより、騒音の曝露時間に応じてストレス度(又は疲労度)の推定を行い、ストレス度(又は疲労度)に応じた権限対策を行うための情報とすることができる。又、頻繁に作業が中断すると作業者は、イライラするなどのストレスが高まり、作業精度の低下や事故につながる場合がある。これにより、作業者のストレス軽減装置を用いるための有効な情報を得ることができる。
2 走行装置
4 刈取装置
5 脱穀装置
10 主変速レバー
12 指紋検出装置
13 制御装置
20 エンジン
30 レバーロック機構
4 刈取装置
5 脱穀装置
10 主変速レバー
12 指紋検出装置
13 制御装置
20 エンジン
30 レバーロック機構
Claims (2)
- 走行装置(2)と、該走行装置(2)の走行速度を変更操作する主変速レバー(10)とを備えた作業車両において、該主変速レバー(10)に指紋を検出する指紋検出装置(12)を設け、前記指紋検出装置(12)が登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー(10)をロック状態とするレバーロック機構(30)を作動する制御装置(13)を設けたことを特徴とする作業車両。
- 前記主変速レバー(10)に付着する指紋を指紋検出装置(12)で検出し、登録以外の指紋を検出したときには、該主変速レバー(10)をロック状態に制御すると共に、エンジン(20)の始動は可能に制御する制御装置(13)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006348349A JP2008155821A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006348349A JP2008155821A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 作業車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008155821A true JP2008155821A (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=39657228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006348349A Pending JP2008155821A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 作業車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008155821A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2006
- 2006-12-25 JP JP2006348349A patent/JP2008155821A/ja active Pending
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