JP2008155013A - ゴルフボールおよびゴルフボールの製造方法 - Google Patents
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【解決手段】本発明のゴルフボールは、コアと、このコアの表面に形成されたカバー材と、カバー材の表面に形成され、ディンプルを構成するリッジ部とを有する。このディンプルは、底部がカバー材の表面により構成され、側面が少なくともリッジ部により構成されるものであり、カバー材と、リッジ部とは硬度が異なる。
【選択図】図1
Description
具体的には、一般にミドルアイアンと呼ばれるゴルフクラブにより、従来のゴルフボールを打撃すると、スピンが掛かり過ぎ、スピン量が必要以上に多くなる。このため、本来得られる飛距離よりも、その飛距離が短くなってしまう。
一方、ミドルアイアン以外のゴルフクラブにおいては、スピン量が多くなることはなく、各ゴルフクラブに応じた飛距離が得られる。
このように、従来のゴルフボールにおいては、ゴルフクラブの種類により、すなわち、ロフト角度により、スピンの掛かり方が異なり、各ゴルフクラブにあった所定の飛距離が必ずしも得られないという問題点がある。
また、本発明においては、前記カバー材は、2層構造を有し、前記コアの表面に形成される第1カバーと、前記第1カバーの表面に形成される第2カバーとからなるものであることが好ましい。
さらにまた、本発明においては、前記リッジ部は、ウレタンを主成分とするものであることが好ましい。
さらに、本発明においては、前記第1カバーは、アイオノマー樹脂からなり、前記第2カバーは、ウレタンアイオノマー樹脂からなるものであることが好ましい。
さらに、本発明においては、前記第2カバーは、その硬度が、ショアD硬度で40〜60であることが好ましい。
さらにまた、本発明においては、前記第1カバーは、その硬度が、ショアD硬度で40〜60であることが好ましい。
なお、本発明において、ショアD硬度とは、JIS Z2246(2000)で規定されているD形試験機により測定されたもののことである。
一方、一般にミドルアイアンと呼ばれるロフト角度が中程度のゴルフクラブで打撃した際にも、リッジ部よりもカバー材に力が作用し、スピンがあまり掛からずに、ゴルフクラブに応じた所定の飛距離が得られる。
また、ミドルアイアンよりもロフト角度が大きいゴルフクラブで打撃した際には、カバー材よりもリッジ部に力が作用し、スピンが掛かり、ゴルフクラブに応じた所定の飛距離が得られ、例えば、アプローチに必要な飛距離が得られる。
このように、ゴルフクラブの種類に依らず、すなわち、ロフト角度に依らず、ゴルフクラブに応じた所定の飛距離が出るゴルフボールを得ることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るゴルフボールを示す模式的平面図である。また、図2は、本発明の第1の実施形態に係るゴルフボールの表面の一部を拡大して示す模式的斜視図であり、さらに、図3(a)は、本発明の第1の実施形態に係るゴルフボールを示す模式的断面図であり、(b)は、図3(a)の要部拡大図である。
また、本実施形態のゴルフボール10は、図3(a)に示すように、コア12と、このコア12の表面12aに形成されたカバー材14と、このカバー材14の表面22aに形成され、凹状のディンプル30を構成するリッジ部16とを有するものである。
ゴルフボール10においては、リッジ部16の最も高いところを結んで得られる円Dの直径が、ゴルフボール10の直径となる。
また、コア12は、例えば、ポリブタジエン等を主成分とする基材ゴム、不飽和カルボン酸金属塩、有機過酸化物、酸化亜鉛、または硫酸バリウムなどを含むゴム組成物により形成されるものである。特に、コア12は、シス−1,4結合を40%以上有するポリブタジエンを含有するゴムにより形成されることが好ましい。
また、リッジ部16は、カバー材14の表面の表面硬度よりも硬度が低いことが好ましい。このとき、カバー材14が複数層構造である場合には、最表面側に形成されたものの材質の表面硬度よりもリッジ部16は硬度が低いことが好ましい。
なお、カバー材14において、その構成は、一般的にゴルフボールに用いられるものであれば、特に限定されるものではなく、1層構造または複数層構造体からなるものであってもよい。このため、図3(a)および(b)に示すような2層構造に限定されるものではなく、単層構造であってもよい。カバー材14が単層構造である場合、カバー材14は、例えば、アイオノマー樹脂またはウレタンアイオノマー樹脂により構成される。
なお、カバー材14が第1カバー20および第2カバー22の2層構造である場合においては、カバー材14を構成する第1カバー20および第2カバー22のいずれの硬度も、ショアD硬度で40〜60であることが好ましい。
なお、リッジ部16は、図4(a)に示すように、頂点が連続したものに限定されるものではなく、例えば、図4(b)に示すように、リッジ部40aは、複数の三角錐状のピット42aにより構成してもよい。さらには、図4(c)に示すように、リッジ部40bは、複数の四角錐状のピット42bにより構成してもよい。
また、リッジ部16においては、その硬度は、ショアD硬度で35〜55であることが好ましい。リッジ部16のショアD硬度を35〜55とすることにより、現状のゴルフボールと同等のスピン性能および耐久性も有するため、好ましい。
なお、カバー材14(第1カバー20および第2カバー22)、ならびにリッジ部16の硬さを示すショアD硬度とは、JIS Z2246(2000)で規定されているD形試験機により測定されたもののことである。
また、ミドルアイアンよりもロフト角度が大きいゴルフクラブで本実施形態のゴルフボール10を打撃した際には、カバー材14よりもリッジ部16に力が作用し、スピンが掛かり、例えば、アプローチに必要な飛距離が得られる。
このように、ディンプル30を構成するリッジ部16の硬度と、カバー材14の表面硬度とを異ならせ、例えば、ディンプル30を構成するリッジ部16の硬度をカバー材14の表面の硬度(第2カバー22の表面の硬度)よりも柔らかくすることにより、ゴルフクラブの種類に依らずに、すなわち、ロフト角度に依らずに、必要以上にスピンが掛かることがなくなり、スピンが掛かり過ぎることによる飛距離の低下が抑制される。これにより、ゴルフクラブの種類に応じた所定の飛距離が得られる。
ここで、図5(a)〜(d)は、本実施形態のゴルフボールの製造方法を工程順に示す模式的断面図であり、図6(a)および(b)は、本実施形態のゴルフボールの製造方法における他の工程を示す模式的断面図である。
次に、図5(b)に示すように、半球状のキャビティ51が設けられた下型50a、および半球状のキャビティ51が設けられた上型50bからなり、下型50aと上型50bとを合わせると球状のキャビティとなる金型50を用いて、コア12の表面12aに第1カバー20を形成する。
金型50において、上型50bと下型50aとを開いて、例えば、キャビティ51内にコア12を収納し、上型50bと下型50aとを閉じる。このとき、コア12は、キャビティ51内に突出したサポートピンpにより支持される。このサポートピンpは、成形時においては、キャビティ51から上型50b内に引っ込み、またはキャビティ51から下型50a内に引っ込み、退避する。
次に、所定時間経過後、溶融樹脂が硬化した後、上型50bと下型50aとを開いて第1カバー20が成形されたコア12を取り出す。
この金型52は、後述するカバー部材23を第1カバー20の表面20aに固着させて、第2カバー22を形成するためのものである。
この金型56は、半球状の凸部58aを有する下型58と、この凸部58aに嵌め込まれるキャビティ60aを有する上型60とからなるものである。下型58と上型60とを閉じた場合、凸部58aとキャビティ60aとの間に隙間62ができる。この隙間62は、第2カバー22を半割した大きさを有するものである。この金型56により、第2カバー22が半割された大きさを有するカバー部材23が得られる。
また、金型56は、カバー部材23を成形するための溶融樹脂を隙間62に供給するためのゲート(図示せず)が設けられており、このゲートは、溶融樹脂供給源(図示せず)に接続されている。
金型56においては、カバー部材23を成形する際、下型58と上型60とを閉じて、溶融樹脂供給源からゲートを介して隙間62内に所定の射出圧力でカバー部材23を成形するために必要な量の溶融樹脂を供給する。
次に、所定時間経過後、溶融樹脂が硬化した後、下型58と上型60とを開いてカバー部材23を取り出す。このカバー部材23は、1つのゴルフボールに対して2個形成される。
次に、所定時間経過後、カバー部材23が第1のカバー20の表面20aに固着した後、上型52bと下型52aとを開いて第2カバー22が形成されたコア12を取り出す。すなわち、カバー材14が形成されたコア12を取り出す。
この金型54は、キャビティ55に、後述するリッジ70を設置するための設置部55aが形成されている。
この金型64は、半球状の凸部66aを有する下型66と、この凸部66aが嵌め込まれる半球状のキャビティ68aを有する上型68とからなるものである。
また、上型68のキャビティ68aには、形成されるディンプル30のパターン(ディンプルパターン)に応じた溝部68bが形成されている。この溝部68bに溶融樹脂が充填されることにより、リッジ部16を構成するリッジ70が所定のディンプルパターン状に形成される。なお、リッジ70は、その大きさがゴルフボール全体の半球の大きさに相当する範囲で所定のディンプルパターン状に形成される。
また、金型64は、リッジ70を成形するための溶融樹脂を溝部68bに供給するためのゲート(図示せず)が設けられており、このゲートは、溶融樹脂供給源(図示せず)に接続されている。
次に、所定時間経過後、溶融樹脂が硬化した後、下型66と上型68とを開いてリッジ70を取り出す。このリッジ70を、1つのゴルフボールに対して2個形成する。
次に、所定時間経過後、リッジ70が第2カバー22の表面22aに固着した後、上型54bと下型54aとを開く。そして、カバー材14の表面にリッジ部16が形成され、図1および図2に示すようなディンプル30が所定の配置パターンで形成されたゴルフボール10を取り出す。このようにして、本実施形態のゴルフボール10を成形することができる。
この場合、金型72は、半球状のキャビティ73が設けられた下型72a、および半球状のキャビティ73が設けられた上型72bからなり、下型72aと上型72bとを合わせると球状のキャビティとなるものである。
この金型72は、第2カバー22を成形するための溶融樹脂を半球状のキャビティ73に供給するためのゲート(図示せず)が設けられており、このゲートは、溶融樹脂供給源(図示せず)に接続されている。
次に、所定時間経過後、溶融樹脂が硬化した後、上型72bと下型72aとを開いて第2カバー22が成形されたコア12を取り出す。
このようにしても、第2カバー22を形成し、カバー材14を形成することができる。
このようなことから、ディンプル30の側面34の硬さを容易に変えることができ、上述の性能を有するゴルフボール10を得ることができる。
図8は、本発明の第2の実施形態に係るゴルフボールの要部を拡大して示す模式図である。この図8は、第1の実施形態のゴルフボール10の断面の要部を示す図3(b)に対応するものである。
なお、図1、図2ならびに図3(a)および(b)に示す本発明の第1の実施形態に係るゴルフボール10と同様の構成には、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
第2カバー24の下壁部24bの上端面24cに、第2カバー24の表面の硬度(カバー材14aの表面の硬度)よりも柔らかいリッジ部16aが形成されている。ディンプル30aにおいては、その上部がリッジ部16aにより構成される。
このように、本実施形態においては、ディンプル30aの底部32aは、第2カバー24の表面24aにより構成され、側面34aが第2カバー24およびリッジ部16aにより構成される。
また、本実施形態のリッジ部16aは、第1の実施形態のリッジ部16と素材その他、硬さ(ショアD硬度)も同様である。
なお、本実施形態のゴルフボール80においても、第1の実施形態のゴルフボール10と同様の効果を得ることができる。
本実施形態のゴルフボール80においても、リッジ部16aは、第1の実施形態と同様に、図4(a)に示すように、三角柱状のものに限定されるものではなく、例えば、図4(b)に示すように、複数の三角錐状のピット42aにより構成してもよく、さらには、図4(c)に示すように、複数の四角錐状のピット42bにより構成してもよい。
本実施形態のゴルフボール80の製造方法においては、第1の実施形態のゴルフボール10の製造方法に比して、第2カバー24およびディンプル30aの形成方法が異なり、それ以外の製造方法は、第1の実施形態のゴルフボール10と同様である。このため、その詳細な説明は省略する。
次に、下壁部24bの上端面24cに、予め所定のディンプルパターンに形成しておいた、第2カバー24の表面の硬度(カバー材14aの表面の硬度)よりも柔らかいリッジを固着させ、リッジ部16aを形成する。これにより、本実施形態のゴルフボール80を製造することができる。
また、本実施形態のゴルフボール80の製造方法においても、第1の実施形態のゴルフボールの製造方法と同様の効果を得ることができる。
図9は、本発明の第3の実施形態に係るゴルフボールの要部を拡大して示す模式図である。この図9は、第1の実施形態のゴルフボール10の断面の要部を示す図3(b)に対応するものである。
なお、図1、図2ならびに図3(a)および(b)に示す本発明の第1の実施形態に係るゴルフボール10と同様の構成には、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
第2カバー26の下壁部26bの上端面26cに、第2カバー26の表面の硬度(カバー材14bの表面の硬度)よりも柔らかいリッジ部16bが形成されている。ディンプル30bにおいては、その上部がリッジ部16bにより構成される。
このように、本実施形態においては、ディンプル30bの底部32bは、第2カバー26により構成され、その側面34bが第2カバー26およびリッジ部16bにより構成される。
また、本実施形態のリッジ部16bは、第1の実施形態のリッジ部16と素材その他、硬さ(ショアD硬度)も同様である。
なお、本実施形態のゴルフボール82においても、第1の実施形態のゴルフボール10と同様の効果を得ることができる。
本実施形態のゴルフボール82においても、リッジ部16bは、第1の実施形態と同様に、図4(a)に示すように、三角柱状のものに限定されるものではなく、例えば、図4(b)に示すように、複数の三角錐状のピット42aにより構成してもよく、さらには、図4(c)に示すように、複数の四角錐状のピット42bにより構成してもよい。
本実施形態のゴルフボール82の製造方法においては、第1の実施形態のゴルフボール10の製造方法に比して、第2カバー26およびディンプル30bの形成方法が異なり、それ以外の製造方法は、第1の実施形態のゴルフボール10と同様である。このため、その詳細な説明は省略する。
次に、下壁部26bの上端面26cに、予め所定のディンプルパターンに形成しておいた、第2カバー26の表面の硬度(カバー材14bの表面の硬度)よりも柔らかいリッジを固着させ、リッジ部16bを形成する。これにより、本実施形態のゴルフボール82を製造することができる。
また、本実施形態のゴルフボール82の製造方法においても、第1の実施形態のゴルフボールの製造方法と同様の効果を得ることができる。
本実施例においては、下記表1に示すサンプルA〜サンプルEのゴルフボールについて、バックスピン量および耐久性を評価項目として、評価試験を行った。各項目の評価結果を下記表1に示す。
サンプルA〜サンプルEの各ゴルフボールは、いずれもリッジ部がウレタンを主成分とするものである。サンプルA〜サンプルEの各ゴルフボールは、リッジ部のショアD硬度が異なるだけであり、それ以外の構成は全て同じである。
このスイングロボットにより、サンプルA〜サンプルEのゴルフボールについて、それぞれ、同一仕様、すなわち、同じサンプルのゴルフボールを3個用い、3個の同じサンプルのゴルフボールについて各3回ずつ、合計9回打撃した。各打撃毎にバックスピン量を測定した。下記表1に示す「バックスピン量」とは、サンプルA〜サンプルEのゴルフボールについて、それぞれ、同一仕様のゴルフボールを3個用い、各ゴルフボールを各3回ずつ、合計9回打撃して求められたバックスピン量の平均値である。
なお、下記表1に示す「バックスピン量」の欄の「−」は測定不可であることを示す。
また、サンプルAは、打撃のインパクトで、リッジ部の剥がれが生じるため、ウェッジとゴルフボールとの間に摩擦力が作用しにくく、ウェッジとゴルフボールとの間ですべりが生じ、バックスピン量がばらついた。このように、サンプルAは、安定したバックスピン量が得られず、実質的なバックスピン量を測定することができなかった。このため、サンプルAにおいては、バックスピン量を測定不可とした。
サンプルBは、打撃インパクトの際の衝撃で、リッジ部が剥がれないものの、他のサンプルC〜Eと比較して、リッジ部が削れていた。このため、耐久性の評価は「△」とした。
バックスピン量は、リッジ部のショアD硬度が高くなるにつれて、すなわち、サンプルB〜Eの順序で、バックスピン量が減少した。
バックスピン量が10000(rpm)と、現状のゴルフボールと同等のスピン性能および耐久性を有するものは、サンプルB、サンプルC、およびサンプルDであった。このことから、現状のゴルフボールと同等のスピン性能(バックスピン量が10000(rpm))および耐久性を有するものとしては、リッジ部のショアD硬度が35〜55のものである。
12 コア
14、14a、14b カバー材
16、16a、16b リッジ部
20 第1カバー
22、24、26 第2カバー
23 カバー部材
30、30a、30b ディンプル
32、32a、32b 底部
34、34a、34b 側面
50、52、54、56、64、72 金型
51、53、55、60a、68a キャビティ
Claims (11)
- コアと、前記コアの表面に形成されたカバー材と、
前記カバー材の表面に形成され、ディンプルを構成するリッジ部とを有し、
前記ディンプルは、底部が前記カバー材の表面により構成され、側面が少なくとも前記リッジ部により構成されており、
前記カバー材と、前記リッジ部とは硬度が異なることを特徴とするゴルフボール。 - 前記リッジ部は、その硬度が前記カバー材の表面の表面硬度よりも低い請求項1に記載のゴルフボール。
- 前記カバー材は、2層構造を有し、前記コアの表面に形成される第1カバーと、前記第1カバーの表面に形成される第2カバーとからなるものである請求項1または2に記載のゴルフボール。
- 前記コアは、ポリブタジエンを主成分とするものであり、前記第1カバーは、アイオノマー樹脂により構成されている請求項3に記載のゴルフボール。
- 前記リッジ部は、ウレタンを主成分とするものである請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴルフボール。
- 前記第1カバーは、アイオノマー樹脂からなり、前記第2カバーは、ウレタンアイオノマー樹脂からなるものである請求項3に記載のゴルフボール。
- 前記リッジ部は、その硬度が、ショアD硬度で35〜55である請求項1〜6のいずれか1項に記載のゴルフボール。
- 前記第2カバーは、その硬度が、ショアD硬度で40〜60である請求項3〜7のいずれか1項に記載のゴルフボール。
- 前記第1カバーは、その硬度が、ショアD硬度で40〜60である請求項3〜8のいずれか1項に記載のゴルフボール。
- コアと、前記コアの表面に形成されたカバー材と、
前記カバー材の表面に形成され、ディンプルを構成するリッジ部とを有し、
前記ディンプルは、底部が前記カバー材の表面により構成され、側面が少なくとも前記リッジ部により構成されているゴルフボールの製造方法であって、
前記コアの表面にカバー材を形成する工程と、
前記リッジ部となるリッジを所定のディンプルパターン状に、前記カバー材とは硬度が異なるものにより形成する工程と、
前記カバー材の表面に、前記リッジを固着させ、前記リッジ部を形成する工程とを有することを特徴とするゴルフボールの製造方法。 - 前記リッジ部となるリッジは、その硬度が前記カバー材の表面の表面硬度よりも低いものにより形成される請求項10に記載のゴルフボールの製造方法。
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