JP2008155002A - 低減可能な空隙を備える中棒構造 - Google Patents

低減可能な空隙を備える中棒構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 中棒内部に最小の空隙を備えるように構築された中棒構造の提供。
【解決手段】 本発明は、低減可能な空隙を備える中棒構造に関する。この中棒構造は、複数の節管を備え、これら節管は、互いに他方に挿入される。各節管の接続位置において制限節管が配される。各節管は、対称的な構造を備える。最上段の節管又は最下段の節管を除く残りの節管は、多角形状の断面を備える。これら残りの節管の少なくとも1つの側面は、非内方湾曲凹形状をなす。この構造は、中棒の節管それぞれの間の円滑な嵌め合いを保証するとともに制限節管の配設を容易にする。また、この構造は、中棒の節管それぞれの間の空隙を最大限に低減可能であり、傘を開くためのバネのバランス及び安定性を維持するのに寄与する。これにより、自動開閉式傘の体積を低減することが可能となるだけでなく、安定的に、正常且つ円滑な操作を行うことが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、傘に関する。より詳しくは、自動開閉式の傘の中棒構造に関する。本発明の中棒構造は、中棒の内部空隙を最大限に低減することを可能とする。この内部空隙の低減は、傘を開くためのバネを中棒に配したことによりなされる。したがって、傘を開くのに用いられるバネの据付及び設置を容易に行なうことが可能となる。
自動開閉式傘の中棒構造は、一般的に、多数の節管からなる。節管の一つは他の節管に挿入可能とされ、節管それぞれは連なって他の節管に対して出入りし、傘の開閉効果がもたらされる。
中棒は中空の内部構造を有し、傘を開くためのバネを備える。バネは、中棒略全長にわたって挿通し、傘の自動的な開閉動作をもたらす。
このような構造において、自動開閉式傘の円滑な開閉動作を確保するため、通常2つの解決すべき課題が存する。
第1の課題として、中棒の節管それぞれの間の円滑な噛合いが必要とされる点を挙げることができる。中棒の節管それぞれは、他の節管に対して好適に摺動し、また、他の節管を好適に収容する必要がある。また、節管は、他の節管から脱離するものであってはならない。
第2の課題として、各節管の内部に適切な空隙が設けられる必要があることを挙げることができる。適切な空隙を設けることにより、中棒内部の傘を開くためのバネのバランスを保証する必要がある。節管の内径は小さすぎるものであってはならない。なぜなら、この場合、傘を開くためのバネを適切に据付けることができないからである。また、節管の内径が大きすぎるものであってはならない。この場合には、節管の内部の空隙が大きくなり、傘を開くためのバネが歪み、傘を円滑に閉じることができなくなるとともに、各節管内に配される傘を開くためのバネのバランスが損なわれることとなる。このことは、特に4つ以上の節管を備える自動開閉式傘に当てはまる。節管を4つ以上備えるような自動開閉式傘においては、節管の入れ子状の関係が厳格に要求され、1mm程度のずれが生じても、傘を開くためのバネのバランスが損なわれることとなる。
特許出願第98250247.8号には、多段式の傘が開示されている。この傘は、その先端が円を描いて突出並びに収縮可能な中棒を備える。この傘は、改善された中棒構造を備える。中棒の各節管断面は、弧状に形成された凹部を備える。上側の節管は最も小さな大きさを備える。この上側の節管の部分は、複数の弧状に形成された四分円状の凹部を備える。また、2つの四分円状の凹部の間に突条が形成される。節管の四分円状の凹部は、上部から底部に向けて徐々に大きくなり、最も低い位置に配される節管においては、円形となる。このような中棒の設計は、中棒の占める体積の低減化を図ることを主目的とするものである。しかしながら、このような中棒の設計は、中棒内部の各節管間の間隙に係る問題を考慮するものではない。
特許出願第00263166.0号は、同様の解決法を提案する。この方法では、中棒の軸が内部の四分円状の凹部を形成し、この凹部は各節管内で連続的に連なる。一の節管の内部の四分円状の凹部と、この一の節管の外側の節管の内部の四分円状の凹部の間の差は、1若しくはそれ以上とされる。これにより、傘の開閉の円滑な操作が保証されるともに良好な手への感触を得ることができる。
上記した2つの設計は、その原理において、上述した効果を奏するものであるが、実際の使用上、以下の2つの課題を有する。
まず、中棒の節管それぞれの円滑な嵌め合いについて、節管それぞれの断面構造において、考慮される必要があるのみならず、複数の節管の下方に存する制限節管の据付及び嵌め合いに関しても考慮される必要がある。従来技術において公知の事項であるが、制限節管は、2つの嵌め合い用の節管を制限するために用いられ、円滑な嵌め合いをなすのみならず、各節管それぞれの離脱を防ぐ役割を担う。上述した構造のそれぞれにおいて、制限節管は、引き出されて、内部に形成される四分円状の凹部を構成することとなる。このことは、実際上、困難なことである。このことは、実際に使用される傘において、現状では、上述した構造を採用する傘が皆無であることの理由である。
次に、自動開閉式傘を閉じる制御を行う場合に、傘を開くためのバネに対して、バランスを維持する必要があることを要求されることを、課題として挙げることができる。即ち、傘を開くためのバネは、直線状態を維持し、湾曲してはならない。一方で、多数の節管の嵌め合い及び入れ子構造は、必然的に、節管の間の所定の空隙の存在を必要とする。もし、最小の内径を備える節管と、最大の内径を備える節管との間の空隙が過度に大きい場合、傘を開くためのバネは、傘を閉じる操作工程の間、湾曲し、これに起因して、傘を円滑に閉じることが困難となったり、傘を閉じること自体が困難となったりする。この問題は、4段式以上の畳み構造を備える自動開閉式傘において顕著である。上記した構造では、この問題を解決することは困難である。対称的に、四分円状の凹部により円形を構成する嵌め合い構造に起因して、中棒の各節管の間の間隙は増大する。このことは、傘の中棒により占められる体積を低減させるが、中棒内部の空隙は同時に増大し、これにより、傘を開くためのバネのバランスを保つことが困難となる。
本発明は、上記した課題を鑑みてなされたものであって、中棒内部に最小の空隙を備えるように構築された中棒構造を提供することを目的とする。この構造は、如何なる場合においても、傘を開くためのバネのバランスを維持することを可能とし、これにより、傘の自動開閉動作を好適に行うことが可能となる。
本発明の他の目的は、低減可能な空隙を有する中棒構造を提供することである。この構造は、中棒の節管の入れ子式構造の特徴及び嵌め合い構造を最大限に利用し、中棒内部の適切な空隙を確保し、傘を開くためのバネのバランスを維持することを可能とするのみならず、最大限に中棒の体積を低減せしめる。これにより、4段以上の多段畳み構造を備えるとともに小さな体積を有する自動開閉式傘の製造が容易となる。
本発明は、以下の特徴を以って、実施される。
空隙を低減可能な中棒構造であって、一の節管が他の節管に収まる入れ子構造をなす複数の節管を備え、各節管の収容位置において制限節管が配されてなり、最上段に配される節管と最下段に配される節管を除いて、残りの各節管の断面は対称的な構造をなし、前記対称構造をなす各節管の断面は、多角形状に構成され、少なくとも一の側面は、非内方湾曲凹構造を備える。この構造によれば、傘を開くためのバネを収容するのに十分な中棒内部空間を確保することが可能となる。また、中棒の節管の間の空隙が十分に小さく、傘を開くためのバネがバランスを維持し、湾曲並びに変形しないことを保証可能となる。
非内方湾曲凹構造は、多角形状の少なくとも一の側面が内方に湾曲する凹部でないことを意味する。これにより、節管間の最大空隙が、0.7mm以下となることを保証することができる。
上述した最上段又は最下段の節管は、円形の節管である。円形の節管を除いて、円形の節管を除いた残りの節管は、正多角形の断面を有し、各節管は、内方に湾曲するとともに対称的に配される凹部、又は、新たな多角構造を形成する凸構造を備える。
中棒構造のうち、最小の最内径を有する節管は、低減可能な空隙を備え、円形に構成された断面を有する。
多角形構造は、少なくとも8つの側面を有する構造であり、好ましくは、多角形構造は、10以上の側面を備える。
節管の断面の正多角形の内方に湾曲した部分は、各側面の一部をなし、凹部の両側の側面は対称的である。即ち、各側面の中央部分は、内方に湾曲した凹形状をなしている。
凹部の深さは、各側面の長さの10分の1以上5分の1以下である。これにより、節管の側面が十分な強さを備えることを保証できる。
凹部は、正多角形の各側面に沿って、或いは、正多角形のいくつかの側面に沿って、対称的に配される。
突出構造は、正多角形の角隅部を若干外方に突出させることにより形成される。この角隅部は、弧状に湾曲しながら折り曲げられた形状をなす。この効果は、凹状形状からもたらされるものと同一である。更に、この突出構造は、製造の簡素化に対して寄与するとともに節管の円滑且つ簡素な表面を保証可能となる。
中棒構造の正多角形断面のうち角隅部は突出し、節管のうち外節管と接続する。更に、多角形の平面に対応する外節管の断面部位は、若干内方に湾曲した凹形状をなすように形成され、弧状に湾曲した位置に対応するようになり、弧状に湾曲した部位に対応する部位も弧状に湾曲した構造となる。凹部は、節管間の空隙を低減させる。
中棒構造の好適な実施形態は、以下に示される如くである。
内節管の断面は、円形構造をなす。この内節管に接続する中節管の断面は、正多角形状である。正多角形状の断面の角隅部は、弧状に湾曲した曲面構造をなし、中節管の外径が低減される。中節管に接続する各節管の断面は、中節管の平面部分に対応する位置において、内方に湾曲した凹部を備える。また、弧状に湾曲した構造に対応する位置において、弧状に湾曲した構造を備える。これにより、中棒の体積の低減を更に図ることが可能となるとともに、小さな体積を有する自動開閉式傘を容易に製造可能となる。
中棒構造の他の好適な実施形態は、以下に示される如くである。
内節管の断面は、円形構造をなす。内節管に接続する中節管の断面は、いくつかの円形対称位置において、僅かに内方に湾曲した凹部を形成する。第1の外節管は、中節管に接続し、この第1の外節管の断面は、円形をなしてもよく、中節管の断面形状に基づいて、僅かに外方に突出する形状をなしてもよい。第2の外節管は、第1の外節管に接続する。この第2の外節管は、正多角形状をなし、その角隅部は、弧状に湾曲した構造をなす。第3の外節管は、第2の外節管に接続し、この第3の外節管の断面は、円形或いはいくつかの円形対称位置において、若干内方に湾曲した凹形状をなす。或いは、正多角形状をなし、その角隅部は、弧状に湾曲した曲面構造をなす。
傘の中棒を構成することに対して、第2の外節管及び第3の外節管は、必要不可欠なものではない。また、この第2の外節管及び第3の外節管は、その適用環境が許すならば、適宜、組み込まれて実施されるものである。
上記の本発明の構造は、上記において説明した課題を完全に解決する。即ち、本発明の構造は、中棒の節管それぞれの間の円滑な嵌め合いを保証し、制限節管の配設を容易にするだけでなく、中棒の節管それぞれの間の空隙を最大限に低減し、傘を開くためのバネのバランス及び安定性の維持に寄与するものである。これにより、自動開閉式傘の体積の低減を図ることができるだけでなく、安定的、正常且つ円滑な操作を実現可能となる。
更に、実施上、上記した構造を簡素化並びに簡便化でき、4段以上の多段畳み式傘に関して特に、傘を閉じた状態での体積の低減に最良の解決策を提供することができる。
本発明の特定の実施形態が、以下において、図面を参照しつつ、詳細に説明される。
図1は、本発明の構造を示す。図1に示す例は、3段式の折り畳み構造のみが示されている。即ち、中棒は、3段式の折り畳み構造のみを備える。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示す如く、内径の大きさは、内節管(10)、中節管(20)及び外節管(30)の順で大きくなっていく。内節管(10)の断面(以下、特に他のものを示さない限り、「断面」との用語は、断面形状を意味するものとする)は、円形構造をなし、最小の内径を有する。中節管(20)は、正五角形に基づいて構築された10角形構造をなす。尚、正五角形の全ての角部に対して、変形が加えられ、曲面構造をなしている。したがって、中節管(20)は、平面部(21)と曲面部(22)から構成されることとなる。これにより、中節管(20)の内径の低減を図ることが可能となる。外節管(30)の構造は、中節管(20)の構造に基づいて更に変形を施したものである。中節管(20)の平面部(21)に対応する部位は、若干内方に湾曲した凹状とされる。これにより、凹部(31)が形成される。中棒(20)の曲面部(22)に対応する部位は、同様に、弧状に形成された曲面部(32)となる。これにより、円滑な噛合い構造を構築可能となる。各節管の構造は、図2に明瞭に示されている。
図3及び図4は、本発明の他の実施形態を示す。この実施形態に係る中棒は、5つの節管を備える。節管の内径は、内節管(110)、第1の中節管(120)、第2の中節管(130)、第3の中節管(140)及び外節管(150)の順で、大きくなる。第2の中節管(130)、第3の中節管(140)及び外節管は、図1に示す、内節管(10)、中節管(20)及び外節管(30)の構造とそれぞれ同一である。
内節管(110)の断面は、円形構造をなし、最小の内径を備える構造となる。第1の中節管(120)は、正10角形構造をなす(他の実施形態において、正10角形の角部に変形が施され、弧状の構造や対称位置において弧状の構造が適用されてもよい。これにより、中節管は、平面部と曲面部を備えることとなり、結果として、中節管と他の節管の接続部位の空隙の低減を図ることが可能となる)。その一方で、内節管(110)のみが、通常、円形構造をなす。これにより、製造及び組立が容易になる。また、第1の中節管(120)との接続部位における空隙の最小限化を図ることが可能となる。
第2の中節管(130)の断面は円形である。
第3の中節管(140)は、正五角形に基づいて構成された10角形構造をなす。尚、正五角形の全ての角部に変形が施され、弧状の曲面構造をなしている。したがって、第3の中節管(140)は、平面部(121)と弧状の湾曲した曲面部(122)を備える。これにより、第3の中節管(140)の内径を低減できるとともに、第2の中節管(130)と外節管(150)との接続部における空隙を低減可能となる。
外節管(150)の構造は、図3に示す外節管(30)の構造と同様である。更に、第3の中節管(140)の構造に基づいて、外節管(150)の構造に変更が加えられている。第3の中節管(140)の平面部(121)に対応する部分は、若干内方に窪み、凹部(131)を構成する。第3の中節管(140)の弧状に形成された曲面部(122)に対応する部分は、同様に、弧状に湾曲した曲面部(132)を構成し、円滑な嵌め合い構造を構成している。
図1に示す3段式の中棒構造は、現在の3段畳み構造を採用する傘に適用可能である。図3に示す5段式の中棒構造は、小さな体積を有する自動開閉式傘の製造に好適である。また、この中棒構造は、傘の中棒の円滑な嵌め合い構造を保証するだけでなく、傘を開くためのバネがバランスを維持する程度が最大化するようなバネの配置を保証する。加えて、多段式の入れ子構造によって引き起こされる内径の増大に起因する湾曲や変形といった現象を回避可能となる。
図5に示す如く、この実施形態においては、4段式の傘の中棒構造が採用されている。中棒の外径は、外側から内側に向けて、小さくなる。即ち、第1の中棒(1)、第2の中棒(2)、第3の中棒(3)及び第4の中棒(4)の順で、その外径は小さくなっている。この実施形態は、隣接する中棒それぞれが異なる構造をなすことに特徴付けられる。また、互いに隔てられた2つの中棒は、同一の構造をなしている。
言い換えると、第1の中棒(1)と第3の中棒(3)はともに円形断面を有し、同一構造を採用している。また、第2の中棒(2)と第4の中棒(4)は、正10角形(正8角形であってもよい)の断面を備え、同一の構造を備える。
図4に示す構造において、第2の中棒と第4の中棒は、必ずしも完全に同一でなくともよく、第2の中棒と第4の中棒が異なる形状をなしていてもよい。即ち、これらの複数の対称的な側面が弧状に形成され、組立後に、中棒の空隙が低減されることが容易に行なわれるようにしてもよい。
本発明の好適な実施形態について、上記において詳細に説明してきたが、上記の説明は、本発明の全ての実施態様を代表するものではない。同様の構造を採用する全ての技術的解決手法、同一或いは類似の物を備える技術的解決手法並びに本発明と同様の技術的効果を奏することができる技術的解決手法は、保護されるべき本発明の技術的範囲に属するものである。
本発明は、自動開閉式の折り畳み傘に利用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る組立構造を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る中棒の節管それぞれを示す展開図である。 本発明の第2の実施形態に係る組立構造を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る中棒の節管それぞれを示す展開図である。 本発明の第3の実施形態に係る3次元構造を示す図である。
符号の説明
1・・・・・第1の中棒
2・・・・・第2の中棒
3・・・・・第3の中棒
4・・・・・第4の中棒
10・・・・内節管
101・・・内節管
120・・・第1の中節管
121・・・平面部
122・・・曲面部
130・・・第2の中節管
131・・・凹部
132・・・曲面部
140・・・第3の中節管
150・・・外節管
20・・・・中節管
21・・・・平面部
22・・・・曲面部
30・・・・外節管
31・・・・凹部
32・・・・曲面部

Claims (9)

  1. 空隙を低減可能な中棒構造であって、
    一の節管が他の節管に収まる入れ子構造をなす複数の節管を備え、
    各節管の収容位置において制限節管が配されてなり、
    最上段に配される節管と最下段に配される節管を除いて、各節管の断面は対称的な構造をなし、
    前記対称構造をなす各節管の断面は、多角形状に構成され、各節管は、内方に湾曲した凹形状又は新たな多角構造を形成する凸構造を備えることを特徴とする中棒構造。
  2. 最小の最内径を備える節管が円形の断面構造を備えることを特徴とする請求項1記載の中棒構造。
  3. 前記多角構造が少なくとも8つの側面を有することを特徴とする請求項1記載の中棒構造。
  4. 前記正多角形状の節管断面の内方に湾曲した凹部が、各側面の部分であり、
    前記凹部の両側の側面は対称であり、
    各側面の中央部分が内方に湾曲した凹形状をなすことを特徴とする請求項1記載の中棒構造。
  5. 前記凹部の深さが、前記側面それぞれの長さの10分の1以上5分の1以下であることを特徴とする請求項4記載の中棒構造。
  6. 前記凹部が、前記正多角形の各側面に沿って又は正多角形のいくつかの側面に沿って対称的に配されることを特徴とする請求項4記載の中棒構造。
  7. 前記凸状の構造が、前記多角形の角部を若干外方に突出させることにより形成され、
    該凸状の構造が弧状に湾曲されてなることを特徴とする請求項1記載の中棒構造。
  8. 前記中棒の多角形構造の角部が突出し、これにより、前記節管のうち外節管と外方に向けて接続し、前記多角形の平面部に対応する断面部位が若干内方に湾曲し、弧状に湾曲した曲面部と対応し、弧状に湾曲した構造を構成することを特徴とする請求項7記載の中棒構造。
  9. 前記中棒構造のうち内節管の断面が円形構造をなし、
    前記内節管と接続する中節管の断面が正多角形をなし、
    前記中節管の多角形断面の角部は、弧状に湾曲した構造をなし、
    前記外方に突出することにより中節管と接続する節管それぞれの断面が、前記中節管の平面部に対応する位置において、内方に湾曲する凹部と、前記弧状に湾曲した構造に対応する位置において弧状に湾曲した構造をなすことを特徴とする請求項8記載の中棒構造。
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