JP2008153953A - 映像記録再生装置、その映像特殊再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルTV放送を録画再生する映像記録装置において、Iピクチャの位置情報を持たない場合であっても、MPEGのトランスポートストリームとして記録された番組データについて、早送りなどの特殊再生を行なうこと。
【解決手段】トランスポートストリームの解析をおこなって、Iピクチャを含むパケットを抽出するIピクチャ抽出処理部を設ける。そして、録画データを記憶したHDDから、所定のデータ量の録画データを読み出して、Iピクチャの開始情報と終了情報を検出することにより、Iピクチャを含むパケットを抽出して出力する。これを繰り返すことにより、特殊再生のためのストリームを出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像記録再生装置、その映像特殊再生方法に係り、特に、MPEGのトランスポートストリームを記録して、再生するのに用いて好適な映像記録再生装置、その映像特殊再生方法に関する。
近年、テレビ放送の分野においては、従来のアナログ放送からデジタル放送に移行しつつある。
デジタル放送では、画像データを圧縮して送信する画像圧縮技術を用いており、デジタル放送の画像圧縮技術の事実上の標準としては、MPEG2が広く普及している。
MPEG標準を用いたデジタルテレビ放送では、映像および音声データ(AVデータ)は符号化(エンコード)して処理される。エンコードされたAVデータは比較的に短い伝送単位(パケット)に時分割され多重されたトランスポートストリームとして、放送局から受信機まで伝送される。
受信機で受信されたトランスポートストリームは、デコーダによって復号(デコード)され、AVデータとして表示画面・音声出力装置に出力される。
また、受信されたトランスポートストリームは、一時的に、HDD(ハードディスクドライブ等の記録装置に記録し、視聴者の操作によって、視聴者の望んだときに再生して、視聴することもできる。このとき、ユーザは再生時に、早送り再生、巻戻し再生、ジャンプ再生などの特殊再生を行なうことができる。
ところで、MPEG標準では、画像を符号化する際、全フレームの画像データを直接符号化するだけではなく、すでに符号化された近隣のフレームのデータを参照し、そのデータとの差異のみを符号化することができる。一般的に、動画像は近隣のフレーム同士の相関が高いため、近隣のフレームとの差異のみを符号化することで、符号化後の情報量を大幅に減少させることができることが期待される。
MPEG標準では、画像をI(Intra)ピクチャ、P(Predictive)ピクチャ、B(Bidirectionally predictive)ピクチャの三つのピクチャタイプに分類している。
Iピクチャは、GOP(Group of Pictures)の中で独立性を保ち、他のピクチャのデータを参照せずに符号化をおこなうフレームである。一方、Pピクチャは、過去のIピクチャまたはPピクチャを参照して符号化がおこなわれるピクチャであり、Bピクチャは、過去および未来のIピクチャまたはPピクチャを参照して符号化がおこなわれるピクチャである。符号化効率は、I、P、Bの順に高くなり、Iピクチャが一番符号化効率が悪いことになる。しかしながら、Iピクチャは、独立して画像をデコードできるという特徴を持つ。
したがって、早送りなどの特殊再生をおこなうときには、Iピクチャのみを抜き出して、画像の再生をおこなう。以下の特許文献1には、Iピクチャの位置情報をHDDなどの記録媒体に記憶して、それを読出すことにより、トランスポートストリームを特殊再生する方法が開示されている。
特開2005−197839号公報
上記従来技術は、MPEGの動画像を特殊再生するために、Iピクチャの位置情報を予め記録媒体に記憶して、それを利用する方法について述べている。
しかしながら、上記従来技術においては、特殊再生をするために、データを予めサーチをしておく必要がある。また、記録媒体には、Iピクチャの位置情報を格納するための領域も必要になる。
また、他の機器でポータブルHDD等の着脱可能な記録媒体に録画された番組データにはIピクチャ情報が記録されていない可能性があるが、上記従来技術では、このようなIピクチャの位置情報を持たない番組データの特殊再生については考慮されていなかった。
そこで例えば、Iピクチャの位置情報を持たない場合であっても、MPEG形式で記録した動画データの特殊再生を行なうことができる映像記録再生装置を提供する。
具体的に、HDDなどの記録媒体に記録された番組データを所定の量だけ読み込み、そのデータを順次出力すると共にサーチして、Iピクチャを構成するデータを出力し、それ以降のデータを破棄する。そして、次の指定された位置のデータを所定の量だけ読み込み、Iピクチャを構成するデータを出力する。これを繰り返すことにより、特殊再生の為のデータ出力を行なう。
これにより、特殊再生時に、Iピクチャの再生位置情報を持たない場合であっても、Iピクチャによる映像再生が可能になる。
上記手段によれば、Iピクチャの位置情報を持たない場合であっても、MPEG形式で記録した動画像データの特殊再生を行なうことができる。
以下、本発明に係る各実施形態を、図1ないし図7を用いて説明する。
〔実施形態1〕
以下、第一の実施形態を、図1ないし図4を用いて説明する。
先ず、図1を用いて第一の実施形態に係る映像記録再生装置の構成を説明する。
図1は、第一の実施形態に係る映像記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
本実施形態の映像記録再生装置は、デジタル放送を受信して、視聴と記録・再生をおこなう映像記録再生装置を説明する。また、画像圧縮技術の例としては、MPEG(Moving Picture Experts Group)標準によって符号化され多重化された信号を扱う場合について説明する
図1に示される入力端子10より、トランスポートストリームが入力される。図1には示ていないが、デジタル放送の場合、受信アンテナにより放送局から送出される電波を受信し、チューナで所望の信号を選局し、復調、誤り訂正等を行なってトランスポートストリームを再生する。なお、トランスポートストリームの構造は、後に詳説する。
前記トランスポートストリームはデマルチプレクサ20に入力される。デマルチプレクサ20は入力されたトランスポートストリームから符号化映像データと符号化音声データ及び各種データを抽出する。
ここで、受信した放送をリアルタイムに視聴する場合は、デマルチプレクサ20で抽出した符号化映像データと符号化音声データをデコーダ30に供給する。デコーダ30で復号された映像信号は、グラフィック処理部40に供給され、状況によってグラフィック画面が重畳されて出力される。また、符号化音声データは復号され、音声信号として出力される。グラフィック処理部40の出力映像信号とデコーダ30の出力音声信号は映像出力端子50と音声出力端子60から出力され、再生装置(図示せず)で再生される。これらの処理は入力端子110を経由して入力される図示しないリモコン等からの指示とメモリ(図示せず)に格納された制御プログラムによって動作する制御部120によって制御される。
一方、リモコン等からの指示が入力端子110から制御部120に入力され、この指示によって指定された番組をHDD100に録画する場合は、映像パケット、音声パケット、時間情報PCRのパケット(Program Clock Reference)、及び制御部120によって指定された番組に関連するパケットだけをデマルチプレクサ20によって抽出する。そして、HDD100からの再生時に参照するための新たに作成した、あるいは、予め用意されたパケットを多重して出力する。
録画再生制御部90は、入力されたトランスポートストリームに対して、入力された時刻を示すタイムスタンプデータを付加する。タイムスタンプデータを付加するのは、録画したデータをHDD100から再生してトランスポートストリームとして出力する際に、入力時点のタイミングを正確に再現する為である。これによって、データとして記録したトランスポートストリームを再生し、出力してデコーダ40でデコードする際に参照する時間情報パケットPCRを入力時のタイミングで出力できる。タイムスタンプデータの情報は、後述のIピクチャ抽出のときにも用いられる。タイムスタンプデータを付加したパケットのデータ構造については、後に説明する。また、その他の著作権保護のための暗号化等の、録画に必要な処理をおこない、入力されたトランスポートストリームを番組データとして、HDD100に記録する。
尚、メモリ80は、HDD100から読み出したデータを一時的に展開したり、制御情報を格納するための記憶手段である。
録画した番組を再生して視聴する場合は、制御部120からの制御によって、HDD100に録画されている番組データを録画再生制御部90が読み出し、暗号復号などの処理をおこなった後、トランスポートストリームとして出力する。
次に早送り等の特殊再生方法について説明する。特殊再生をおこなう場合には、Iピクチャ抽出部70によって、Iピクチャをペイロードに格納したトランスポートストリームのパケットを抽出する(以下、単に「Iピクチャ抽出」という)。このIピクチャ抽出処理については、後に詳説する。
そして、Iピクチャをペイロードに格納したパケットを、デマルチプレクサ20に入力し、映像データを抽出する。抽出したデータはデコーダ30に入力される。デコーダ30は入力されたIピクチャデータをデコードし、Iピクチャの映像を出力する。
次に、図2および図3を用いて第一の実施形態に係る映像記録再生装置の取り扱うトランスポートストリームの構造について説明する。
図2は、トランスポートストリームを構成するパケットの構造例を説明する図である。
図3は、図2で示したパケットにタイムスタンプを付加した構造例を説明する図である。
本実施形態の映像記録再生装置の取り扱うの取り扱うトランスポートストリームは、例えば、図2に示すようなTSヘッダとペイロードで構成される188バイトのTSパケットを複数並べて構成されている。
録画再生制御部90では、図3に示されるように、図2に示したパケットに入力された時刻を示すタイムスタンプデータが付加される。
次に、図4および図5を用いて第一の実施形態に係る映像記録再生装置のIピクチャ抽出処理について説明する。
図4は、第一の実施形態に係る映像記録再生装置において、記録されたトランスポートストリームからIピクチャを抽出する処理例を説明する為の模式図である。
図5は、第一の実施形態に係る映像記録再生装置のIピクチャ抽出処理例を示すフローチャートである。
以下の例では、特殊再生として、早送り再生をユーザが選択した場合を説明する。
先ず、リモコンなどの手段により、ユーザが視聴したい番組に対して、再生速度を指定して早送り再生を指示する(S501)。例えば、ユーザが10倍速の早送り再生を指示したものとする。
制御部120では、この指示を受けて、録画再生制御部90に対して、HDD100の中に格納されている該当する番組のデータを読み出す為の命令を発行する。録画再生制御部90は、データリード位置指定をして(S502)、所定のデータ量をリードする(S503)。所定量のデータとしては、例えば、図4では3MB読出すものとしている。ここで「所定量のデータ」は、少なくとも一つのIピクチャが含まれるように設定されたデータ量である。
そして、録画再生制御部90から出力されるデータは、トランスポートストリームとしてIピクチャ抽出部70に入力される。
Iピクチャ抽出部70は、入力されたデータをトランスポートストリームとして、デマルチプレクサ20に出力する(S504)。
Iピクチャ抽出部70は、入力されたトランスポートストリームの、図2に示したパケットのペイロードからIピクチャの開始フラグを検出する(S505)。さらに、その後に入力されるトランスポートストリームから他のピクチャの開始フラグを検出したら(S506)、それ以降のデータは破棄する(S507)。
このS502〜S507までの処理を、サーチの終了を指示されるか、あるいは番組のデータの最後になるまで繰り返し行なう(S508)。
図4の例では、1回目の読み出しでは、Iピクチャデータ100をペイロードに含むパケットまでが出力ストリームとして、デマルチプレクサ20に出力され、2回目の読み出しでは、Iピクチャデータ200をペイロードに含むパケットまでが出力ストリームとして、デマルチプレクサ20に出力される。
ここで、HDD100からデータを読み出す位置を決める為には、データ単位あたりの経過時間を知る必要がある。再生時のデータ単位あたりの経過時間を知るためには、例えばパケットに付加されたタイムスタンプから計算すればよい。
すなわち、例えば最初に読み出したデータの、先頭のパケットに付加されたタイムスタンプと最後尾のパケットに付加されたタイムスタンプの時刻差が、1秒であり、10倍速の早送り再生が指定されていて、次は10秒後のIピクチャを表示する必要がある場合には、30MB先のデータを読み出せばよい。
また、HDDからデータを読み出す位置を求めるために、データのある単位ごと(例えば、1.5Mバイトごと)に、時間情報を付加しておき、それを参照することにしてもよい。
デマルチプレクサ20は、入力されたストリームから映像データを抽出し、デコーダ30に出力する。デコーダ30は、映像データをデコードし、デコードしたIピクチャの映像信号を表示装置などに出力する。
また、このような処理により、Iピクチャ抽出部70によって、ストリーム上のIピクチャのパケット位置を知ることができるため、これをIピクチャ情報として、読み出したコンテンツ情報に付加して、HDD100に記憶してもよい。あるいは、HDD100とは異なる記憶手段を設け、これに記憶するようにしても良い。このようにすれば、それ以降はそのIピクチャ情報により、再生処理ができるため、処理系の負担が軽減される。
本実施形態では、デジタル放送を受信して、HDDなどの記録媒体に記録されたトランスポートストリームを例にして説明したが、その他の利用形態として、インターネットなどの外部ネットワークから、ダウンロードしたコンテンツを再生する場合にも利用することができる。
〔実施形態2〕
以下、第二の実施形態を、図6ないし図8を用いて説明する。
図6および図7は、記録されたトランスポートストリームに対して、第二の実施形態に係る映像記録再生装置のIピクチャ抽出処理例を説明する模式図である。
図8は、第二の実施形態に係る映像記録再生装置のIピクチャ抽出処理例を示すフローチャートである。
第一の実施形態では、リードしたデータをストリームとしてまず出力し、それからIピクチャをサーチして、それ以降のデータを破棄するものであった(図5のS504〜S507)。従って、第一の実施形態では、図4に示されるように、Iピクチャの前の部分に不要なパケットが含まれている。
本実施形態は、そのような不要なパケットが出力されないように、Iピクチャ処理の手順を変えたものである。
なお、第一の実施形態の図1に示したハードウェア構成、図2および図3のデータ構造は、本実施形態でも同じである。
以下の例でも、第一の実施形態と同様に、特殊再生として、早送り再生をユーザが選択する場合を説明する。
先ず、リモコンなどの手段により、ユーザが視聴したい番組に対して、再生速度を指定して早送り再生を指示する(S801)。ここでも、例えば、ユーザが10倍速の早送り再生を指示したものとする。
制御部120では、この指示を受けて、録画再生制御部90に対して、HDD100の中に格納されている該当する番組のデータを読み出す為の命令を発行する。録画再生制御部90は、データリード位置指定をして(S802)、所定量のデータをリードする(S803)。所定量のデータとしては、例えば、図6および図7では3MB読出すものとしている。ここで「所定量のデータ」は、少なくとも一つのIピクチャが含まれるように設定されたデータ量である。
そして、録画再生制御部90から出力されるデータは、ストリームとしてIピクチャ抽出部70に入力される。
Iピクチャ抽出部70は、入力されたデータをスキャンし(S804)、受け取ったストリームの、図2に示したパケットのペイロードの中からIピクチャの開始フラグを検出する(S805)。Iピクチャの開始フラグが検出されたら、それ以降のデータをストリームとして、デマルチプレクサ20に出力する(S806)。そして、次に他のピクチャの開始フラグを検出したら(S807)、それ以降のデータは破棄する(S808)。
なお、S804ではHDD100から読み出したデータは、処理のために一旦SDRAMやLSI上のワークメモリなどのメモリに格納するものとする。
本実施形態では、S805でIピクチャの先頭位置を検出してから、データを出力するようにしているために、余分なパケットが出力されることがない。
図6の例では、1回目の読み出しでは、Iピクチャデータ100をペイロードに含むパケットが出力ストリームとして、デマルチプレクサ20に出力され、2回目の読み出しでは、Iピクチャデータ200をペイロードに含むパケットが出力ストリームとして、デマルチプレクサ20に出力される。図6からわかるように、出力されるストリームはIピクチャを含むパケットのみで構成されている。
これまで説明したきた例は、一度に読み出したデータから一つのIピクチャのデータを出力するものであったが、他のバリエーションとしては、図7に示すように、一度に読み出したデータから複数のIピクチャのデータを出力するようにしてもよい。
この場合は、S805のIピクチャの先頭検出処理とS807までの他のピクチャの先頭検出までのデータを出力する処理を、一度に読み出したデータ全てに対して行なう。
これにより、図7の例のように、1回目の読み出しでは、Iピクチャデータ100、101、102をペイロードに含むパケットまでが出力ストリームとして、デマルチプレクサ20に出力され、2回目の読み出しでは、Iピクチャデータ200、202をペイロードに含むパケットまでが出力ストリームとして、デマルチプレクサ20に出力される。この場合でも、図6と同様に、出力されるストリームはIピクチャを含むパケットのみで構成されている。
この例では、図6と比較して出力されるストリームに複数のIピクチャが含まれているために、ユーザが再生画像を見た場合、よりスムーズに動く映像を視聴できることが期待される。
第一の実施形態に係る映像記録再生装置の構成例を示すブロック図である。 トランスポートストリームを構成するパケットの構造例を説明する図である。 図2で示したパケットにタイムスタンプを付加した構造例を説明する図である。 記録されたトランスポートストリームに対して、第一の実施形態に係る映像記録再生装置のIピクチャ抽出処理例を説明する模式図である。 第一の実施形態に係る映像記録再生装置のIピクチャ抽出処理例を示すフローチャートである。 記録されたトランスポートストリームに対して、第二の実施形態に係る映像記録再生装置のIピクチャ抽出処理例を説明する模式図である(その一)。 記録されたトランスポートストリームに対して、第二の実施形態に係る映像記録再生装置のIピクチャ抽出処理例を説明する模式図である(その二)。 第二の実施形態に係る映像記録再生装置のIピクチャ抽出処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
10…入力端子
20…デマルチプレクサ
30…デコーダ
40…グラフィック処理部
50…映像信号出力端子
60…音声信号出力端子
70…Iピクチャ抽出部
80…メモリ
90…録画再生制御部
100…HDD
110…コマンド入力端子
120…制御部
130…制御バス

Claims (8)

  1. 少なくとも動画データを含む録画データを記憶する録画データ記憶部と、
    前記録画データ記憶部から録画データを読み出して出力する録画再生制御部と、
    前記録画再生制御部を制御する制御部とを有し、
    前記録画再生制御部は、前記録画データ記憶部の、前記制御部によって指定された位置から所定のデータ量の録画データを読み出して順次出力すると共に、該出力するデータからMPEG形式動画データのIピクチャ開始情報と終了情報を検出し、Iピクチャの開始情報と終了情報が共に検出されたら、残りのデータは破棄することを特徴とする映像記録再生装置。
  2. 前記制御部は、前記Iピクチャ検出時に取得したIピクチャの情報を、前記録画制御部を制御することにより前記録画データ記憶部に記録することを特徴とする請求項1記載の映像記録再生装置。
  3. 前記映像記録再生装置は、さらに情報記憶部を有し、
    前記録画再生制御部は、前記Iピクチャ検出時に取得したIピクチャの情報を、前記情報記憶部に記憶することを特徴とする請求項1記載の映像記録再生装置。
  4. 少なくとも動画データを含む録画データを記憶する録画データ記憶部と、
    前記録画データ記憶部から録画データを読み出して出力する録画再生制御部と、
    前記録画再生制御部を制御する制御部とを有し、
    前記録画再生制御部は、前記録画データ記憶部の、前記制御部によって指定された位置から所定のデータ量の録画データを読み出し、該データからMPEG形式動画データのIピクチャ開始情報と終了情報を検出することによりIピクチャの開始データから終了データまでのデータだけを出力することを特徴とする映像記録再生装置。
  5. 前記録画再生制御部は、前記録画データ記憶部から読み出した所定量の録画データから、前記Iピクチャを一つ含むデータを出力することを特徴とする請求項1または4記載の映像記録再生装置。
  6. 前記録画再生制御部は、前記録画データ記憶部から読み出した所定量の録画データから、前記Iピクチャを複数含むデータを出力することを特徴とする請求項4記載の映像記録再生装置。
  7. 少なくとも動画データを含む録画データを記憶する録画データ記憶部と、
    前記録画データ記憶部から録画データを読み出す録画再生制御部と、
    前記前記録画再生制御部を制御する制御部とを有する映像記憶装置の特殊再生方法において、
    前記録画再生制御部が、前記録画データ記憶部から所定量の録画データを読み出す手順と、
    前記所定量の録画データから、MPEG形式の動画データにおけるIピクチャの開始情報と終了情報を検出し、前記Iピクチャを含むデータを抽出して、それ以外のデータを破棄する手順とを有することを特徴とする映像記録再生装置の特殊再生方法。
  8. 前記制御部は、前記録画データに含まれる時間情報に基づいて、前記録画データ記憶部から所定のデータ量の録画データを読み出す位置を決定することを特徴とする請求項7記載の映像記録再生装置の特殊再生方法。
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