JP2008152074A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】静電潜像を形成する感光体1と露光と帯電ローラ3と、潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置5と、トナー画像を像担持体ベルト10に転写する転写ローラ14と、転写残トナーをかきとるクリーニング部材7からなる画像形成ユニットを少なくとも1つ具備する画像形成装置であって、クリーニング時もしくはクリーニング前の転写残トナーを、電圧印加したもしくはグランドに落とした電極であるクリーニング部材7に接触させると同時に光を照射する光源6を備えた。
【選択図】 図1
Description
そのためには、トナーの帯電量を下げトナーと感光体間の鏡像力を下げることにより、感光体とトナーとの付着力や摩擦力をさげることによりブレードへトナーが食い込む力をさげなければならない。
しかし、中間転写体に感光性を持たせたことに関するもので、本発明の光バイアスの転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ既に導電性であるITO電極上トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる技術とは違う。
本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ導電性であるITO電極上の絶縁性トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく異なる。
本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ導電性であるITO電極上の絶縁性トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく違う。
本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ導電性であるITO電極上の絶縁性トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく違う。
本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ既に導電性であるITO電極上の絶縁性トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく違う。
本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ導電性であるITO電極上トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく違う。
本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ導電性であるITO電極上トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく違う。
本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ導電性であるITO電極上トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく違う。
本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ導電性であるITO電極上の絶縁性トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく違う。
本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ導電性であるITO電極上の絶縁性トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく違う。
本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ導電性であるITO電極上トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく違う。
同じ光照射環境であっても、本発明の光バイアスでは転写等のバイアス電界が印加されていて、かつ導電性であるITO電極上トナーに、光を照射したときにのみトナー帯電電荷に変化が見られる点とは大きく違う。
本発明の画像形成装置では、静電潜像を形成する静電潜像形成手段(感光体と露光と帯電ローラから成る)と、前記潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を像担持体に転写する転写手段と、転写残トナー(像担持体に転写できずに感光体に残ってしまったトナー)をかきとるクリーニング部材からなる画像形成ユニットを少なくとも1つ具備する画像形成装置であって、クリーニング時もしくはクリーニング前の転写残トナーを、電圧印加したもしくはグランドに落とした電極に接触させると同時に光を照射する光照射手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、電極の電位はプラスであることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、電極の電位はマイナスであることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、電極の少なくとも一部は光が透過可能な導電性部材であることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、光照射は電極のトナー接触面とは逆側から照射し、電極を光透過してトナーを照射していることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、電極とクリーニング部材とは同一のものであることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、適用されるトナーは光によって導電性が変化する光導電性材料光帯電制御材料を含有することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、光照射手段の発光光量、発光波長、発光頻度のうち少なくとも1つをトナー量及びトナーへ付与する電荷量に応じて制御する光制御手段を有していることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、電極に印加する電圧をトナー量及びトナーへ付与する電荷量に応じて制御する電圧制御手段を有していることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、光制御手段及び電圧制御手段は感光体周辺部の環境条件(温湿度)を検知することにより行うことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、本システムに用いられるトナーは、体積平均粒径が4〜10μmで、体積平均粒径(D4)と個数平均粒径(D1)との比(D4/D1)が1.00〜1.40の範囲にあることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、本システムに用いられるトナーは、形状係数SF−1が100〜180の範囲にあり、計上係数SF−2が100〜180の範囲にあることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置では、さらに、本システムに用いられるトナーは、トナー母体粒子表面に均一一次粒径が50〜500nmで、嵩密度が0.3g/cm3以上の微粒子を外添させて得られたトナーであることを特徴とする。
転写ローラ3により像担持体ベルトへ転写されなかった転写残トナーが、感光体1の回転に伴いクリーニング部材7の方向に送られてくる。クリーニング部材は、導電粒子(酸化スズ等の金属酸化物、イオン導電剤等)を分散させたウレタンゴムを用いたクリーニングブレード7であり、電位を調節することができる。そのクリーニング部材7を透過してトナーを照射するための光照射手段である光源6が配置されている。転写残トナーはクリーニング部材7へと搬送されてくる。ここで転写残トナーは光源6から照射され透明電極であるクリーニング部材7を透過した光を同時に受ける。しかも、転写残トナーはクリーニング部材7と感光体1の間に形成された楔形部を通過する時に弾性力で薄層化されると同時に均一にならされる事になる。この状態ですべてのトナーが光を均一に受けトナー抵抗値が下がるため、トナーとクリーニング部材7との間に生じたバイアスによりトナーとクリーニング部材7間で電子の出入りが生じる。
また、電子の移動量を調節するのが、図示されていない光制御コントローラである。光の強度や波長等によりトナーの抵抗が変化させることにより、単位時間あたりに流入・流出するトナーの量を調節することができる。これらの制御を、トナーの帯電量、環境条件・転写残トナー量等に応じて行う。
弱帯電化したトナーは、クリーニング部材7と感光体1との接触圧を必要以上に上げなくても感光体1から容易に剥ぎ取ることができる。剥ぎ取られたトナーは、搬送路8を通り廃トナーボトルへと送られる。
図2(a)に示すように、トナーの帯電量が大きいときには、トナーと感光体1との間に作用する鏡像力F1は、大きくなる。これに、トナーの帯電量と感光体1における残留電位との間で作用するクーロン力もあるが、ここでは、それは省略した。
さらに、白い矢印で示した感光体1の移動方向と反対方向に、ハッチングした矢印で示したようにトナーが移動している。そのために、このトナーと感光体1との間で作用する電気的な力によって、トナーと感光体1との間の摩擦係数に応じて、トナーと感光体1との間に作用する摩擦力F31も、大きくなる。
また、クリーニング部材7と当たっているトナーは、クリーニング部材7から押圧された反発力F2を受ける。この反発力F2は、感光体1の周速、クリーニング部材7/トナーの硬度等によるもので、トナーの電気的な性質、帯電量等には関係なく決定される値である。さらに、トナーとクリーニング部材7との間にも、摩擦係数に応じて、トナーとクリーニング部材7との間に作用する摩擦力F32があるが、トナーの帯電量等には関係なく決定される値である。
したがって、大きくとらえると、反発力F2と摩擦力F31との差によって、トナーの移動方向におけるトナーに作用する力F4が決まることになる。
同様に、図2(b)に示すように、トナーの帯電量が小さいときには、トナーと感光体1との間に作用する鏡像力F1は小さくなり、これに対応した摩擦力F31も小さくなる。クリーニング部材7がトナーに作用する反発力F2は、帯電量に関係ないために、同じ大きさである。このために、反発力F2と摩擦力F31との差によるトナーの移動方向に作用する力F4が大きくなり、結果としてトナーはクリーニングされやすくなる。
本発明に用いる光導電性トナーは有機物としては感光体1に用いられるフタロシアニン系の各種化合物を又無機物としては酸化亜鉛、アモルファスシリコン等の微粉末をトナー用の樹脂中に適宜溶融混合し必要に応じて増感材を添加し均一に分散する事で容易に作成できる。
粒径について、トナーの体積平均粒径は4〜10μmが好ましい。平均粒径が10μm以下の小粒径トナーを用いると、現像剤のかさ密度を高めることができるため、安定した剤の攪拌・搬送が可能となり、転写残トナーの回収効率も向上する。また粒径分布がシャープであることから、現像剤の流動性が良く、長期的に安定した剤循環を行うことが可能となり、補給トナーの拡散性が向上する。更に、透明電極部での薄層化も容易となり薄層化されたことでトナーへの光り照射・電極との接触が均一化し電荷注入が安定して行えるようになる。このためブラシでの回収・吐き出し及び現像部での捕集も容易となる。一方、トナー同士の間隙が小さくなり画像中のトナーのうまりが良くなるので必要なトナー付着量およびトナー像の高さ(パイルハイト)の低減が図れる。また600dpi以上の微少ドットの再現性について、この範囲では、微小な潜像ドットに対して、十分に小さい粒径のトナー粒子を有していることから、ドット再現性に優れる。画像の安定性が高くなる。
次に、トナー粒子の粒度分布の測定方法について説明する。
コールターカウンター法によるトナー粒子の粒度分布の測定装置としては、コールターカウンターTA−IIやコールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)があげられる。以下に測定方法について述べる。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。ここで、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。得られた分布から、トナーの重量平均粒径(D4)、個数平均粒径(D1)を求めることができる。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4) ・・・式(1)
SF−1の値が100の場合トナーの形状は真球となり、SF−1の値が大きくなるほど不定形になる。
また、形状係数SF−2は、トナーの形状の凹凸の割合を示すものであり、下記式(2)で表される。トナーを2次元平面に投影してできる図形の周長PERIの二乗を図形面積AREAで除して、100/4πを乗じた値である。
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100/4π) ・・・式(2)
SF−2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF−2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
形状係数の測定は、具体的には、走査型電子顕微鏡(S−800:日立製作所製)でトナーの写真を撮り、これを画像解析装置(LUSEX3:ニレコ社製)に導入して解析して計算した。
トナーの形状が球形に近くなると、トナー間の接触状態が点接触となるためにトナー同士の吸着力は弱まりしたがって流動性が高くなり剤とトナーの攪拌効率も向上する。
また、トナーと感光体1との接触状態が点接触になるために、トナーと感光体1との吸着力も弱くなって、転写率は高くなり高画質化に寄与する。更に、透明電極であるクリーニング部材7での薄層化も容易となり薄層化されたことでトナーへの光り照射・電極との接触が均一化し電荷注入が安定して行えるようになる。一方、形状係数SF−1、SF−2のいずれかが180を超えると、流動性が悪化し、剤循環性および補給トナーの拡散性が悪いために好ましくない。また転写率が低下し薄層化が安定せず電荷注入も不安定になるため好ましくない。
本発明の微粒子において、無機化合物としては、SiO2、TiO2、Al2O3、MgO、CuO、ZnO、SnO2、CeO2、Fe2O3、BaO、CaO、K2O、Na2O、ZrO2、CaO・SiO2、K2O(TiO2)n、Al2O3・2SiO2、CaCO3、MgCO3、BaSO4、MgSO4、SrTiO3等を例示することができ、好ましくは、SiO2、TiO2、Al2O3があげられる。特にこれら無機化合物は各種のカップリング剤、ヘキサメチルジシラザン、ジメチルジクロロシラン、オクチルトリメトキシシラン等で疎水化処理が施されていてもよい。
ビニル系樹脂の具体的な例としては、ビニル系モノマーを単独重合また共重合したポリマーで、例えば、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、(メタ)アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体等が挙げられる。
嵩密度(g/cm3)=微粒子量(g/100ml)÷100
本発明の微粒子を、トナー表面に外添し付着させる方法としては、トナー母体粒子と微粒子を各種の公知の混合装置を用いて、機械的に混合して付着させる方法や、液相中でトナー母体粒子と微粒子を界面活性剤などで均一に分散させ、付着処理後、乾燥させる方法などがある。
図4に示す画像形成装置本体の内部において、矢印方向に無端移動する像担持ベルト10を備えた像担持体ユニットが配備されている。像担持ベルト10の下部張架面に、4個の画像形成ユニット1Y、1C、1M、1Kが配備されている。これら画像形成ユニットの番号に沿えたY、C、M、Kは、扱うトナーの色と対応させているもので、Yはイエロー、Cはシアン、Mはマゼンタ、Kはブラックを意味している。画像形成ユニットに備えられ、像担持ベルト10とともに回転する感光体1に対向して像担持ベルト10の内側に14Y、14C、14M、14Kの転写ローラを沿えている。なお感光体1Yから1Kは同間隔で配置され、少なくとも画像形成時にはそれぞれ像担持ベルト10との張架部の一部と接触する。
図1において、画像形成装置の動作時に、不図示の駆動源により、矢印方向に回転するよう回転可能に支持された円筒状の感光体1の周囲に、静電写真プロセスに従い帯電手段である帯電ローラ3、現像装置5、透明電極であるクリ−ニング部材7、光源6等の作像部材や像担持ベルト10を介して転写ローラ14が配設されている。
感光体1は、例えば直径30〜120mm 程度のアルミニウム円筒表面に光導電性物質である有機感光層(OPC)を形成したものである。アモルファスシリコン(a−Si)層を形成した感光体1も採用可能である。またベルト状の感光体1も採用できる。回収ブラシ2は感光体表面に残留するトナー回収する。
帯電手段としてローラ帯電方式のほかに、感光体1に非接触のチャージ方式も採用できる。
本実施例の現像は、トナーとキャリヤからなるニ成分現像剤を採用している現像方式である。負荷電の感光体1に対しレーザビームにより各感光体1の表面に形成された色毎の静電潜像は、感光体の帯電極性と同極性(マイナス極性)の所定の色のトナーで現像され、顕像となる反転現像がおこなわれる。現像装置5の構成の詳細説明については省略する。複数のローラ11、12、13により支持されて矢印方向に走行する、像担持ベルト10が、感光体1Y、1C、1M、1Kの上部に設けられている。この像担持ベルト10は無端状で、各感光体の現像工程後の一部が接触するように張架、配置されている。また像担持ベルト10の内周部には各感光体1Y、1C、1M、1Kに対向させて1次転写ローラ14Y、14C、14M、14Kが設けられている。
さらに上記像担持ベルト10の外周で、支持ローラ13の近傍には、2次転写ローラ16が設けてある。像担持ベルト10と2次転写ローラ16の間に記録媒体(以下用紙P)を通過させながら、2次転写ローラ16にバイアスを印加することで像担持ベルト10が担持するトナー画像が用紙Pに転写される。転写ローラ16に印加される転写電流の極性は、トナーの極性と逆のプラス極性である。
加熱手段を有する定着装置23はローラ内部にヒータを備えるタイプ、加熱されるベルトを走行させるベルト定着装置、また加熱の方式に誘導加熱を採用した定着装置などが採用できる。定着装置はフルカラーとモノクロ画像、あるいは片面か両面かにより定着条件を制御したり、用紙の種類に応じて最適な定着条件となるよう、不図示の制御手段により制御される。定着後の用紙は、排紙ローラ24により、画像形成装置の上部に設けた排紙スタック部に排紙、スタックさせる。
未使用のトナーが収納された各色のトナーカートリッジ31Y、31C、31M、31Kが、着脱可能に増担持体上部の空間に収納される。図示しないモーノポンプやエアーポンプなどのトナー搬送手段により、各現像装置に必要に応じトナーを供給するようになっている。消耗の多いブラックトナー用のトナーカートリッジ31Kを、特に大容量としておくことも可能である。
本実施の形態では画像形成装置の構成から像担持ベルト10に担持させた画像を用紙に転写する場合は記録するべきデータが複数の頁になるケースでも、排紙スタック部上で頁が揃うように画像が用紙の下面に形成される。
画像形成装置を稼動させると、像担持ベルト10画像形成ユニットにおける感光体1Y、1C、1M、1Kが回動する。まず、画像形成ユニットによる画像形成から開始される。レーザーとポリゴンミラー駆動の露光装置の作動により、イエロー用の画像データ対応の光が、帯電ローラ3により一様帯電された感光体1Yの表面に照射されて静電潜像が形成される。
静電潜像は現像ローラ5aによりイエロートナーで現像され、可視像となり、1次転写ローラ14Yの転写作用により感光体1Yと同期して移動する像担持ベルト10上に静電的に1次転写される。このような潜像形成、現像、1次転写動作が感光体1C、1M、1K側でもタイミングをとって順次同様に行われる。
この結果、像担持ベルト10上には、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色トナー画像が、順次重なり合ったフルカラートナー画像として担持され、像担持ベルト10とともに矢印の方向に移動される。同時に給紙装置20のなかの給紙カセットから、記録に使われる用紙Pがその供給のための給紙ローラ21により繰り出され搬送される。用紙の先端がレジストローラ22タイミングをとってレジストローラ22が回転し、用紙を転写領域に搬送する。
その後、像担持ベルト10の表面が、ベルトクリーニング装置15によりクリーニングされる。また1次転写を終了した画像形成ユニットにおける感光体1Y、1C、1M、1Kの表面に残留するトナーは透明電極7から印加された逆極性のバイアスと光源6から透明電極を介して照射された光りを受けて電荷注入され注入電荷と逆極性のバイアスを印加された回収ブラシ2により、各感光体1の表面から除去される。回収ブラシに回収されたトナーは作像終了後の一定のタイミングでブラシに回収時と逆のバイアスを印加することで感光体1上に吐き出され、帯電ローラ3を通過して現像装置5に回収され再使用される。この時、帯電ローラ3は感光体1から離れている事が望ましい。
3 帯電ローラ
4 露光装置
5 現像装置
5a 現像ローラ
6 光源
7 クリーニングブレード
8 搬送スクリュー
14 転写ローラ
Claims (13)
- 静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
前記静電潜像をトナーで現像してトナー画像を形成する現像手段と、
前記トナー画像を像担持体に転写する転写手段と、
前記像担持体に転写されずに残った転写残トナーをクリーニングするクリーニング手段とからなる画像形成ユニットを少なくとも1つ具備する画像形成装置であって、
電圧を印加又はグランドに接地してあって、転写残トナーに接触させるための電極と
同時に、転写残トナーに光を照射する光照射手段とを 備えた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記電極に印加する電位は、正極性である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記電極に印加する電位は、負極性である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記電極は、少なくとも一部が光が透過可能な導電性部材である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記光照射手段は、電極のトナー接触面とは逆側から照射し、電極を透過してトナーに光を照射する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記電極は、クリーニング部材を兼ねる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記トナーは、光によって導電性が変化する光導電性材料又は光帯電制御材料を含有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記光照射手段の発光光量、発光波長、発光頻度のうち少なくとも1つを、トナー量及びトナーへ付与する電荷量に応じて制御する光制御手段を有している
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記電極に印加する電圧をトナー量及びトナーへ付与する電荷量に応じて制御する電圧制御手段を有している
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9に記載の画像形成装置において、
前記光制御手段及び/又は電圧制御手段は、さらに、感光体周辺部の環境条件(温湿度)を検知して制御する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記トナーは、体積平均粒径が4〜10μmで、体積平均粒径(D4)と個数平均粒径(D1)との比(D4/D1)が1.00〜1.40の範囲にあることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜11のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記トナーは、形状係数SF−1が100〜180の範囲にあり、計上係数SF−2が100〜180の範囲にある
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜12のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記トナーは、トナー母体粒子表面に平均一次粒径が50〜500nmで、嵩密度が0.3mg/cm3以上である
ことを特徴とする画像形成装置。
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