JP2008152026A - 定着ローラ及び定着ローラの製造方法 - Google Patents

定着ローラ及び定着ローラの製造方法 Download PDF

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Hidenori Machida
秀則 町田
Haruaki Kondo
玄章 近藤
Koji Kamiya
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Abstract

【課題】立ち上がり時間を短縮するとともに定着ローラ表面の温度分布を一定にすることができる定着ローラ及び定着ローラの製造方法を提供する。
【解決手段】定着ローラ1は、断熱ローラ11とスリーブ12とを備えている。断熱ローラ11は、芯金101と断熱層102とを順次備えている。スリーブ12は、基材103と発熱層104と弾性層105と離型層106とを順次備えている。断熱層102の両端部102a、102bは、基材103の両端部より軸方向において内側になるように設けられている。また、基材103の両端部の内面には規制部材13が設けられ、スリーブ12の軸方向の移動を規制する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置に用いられる定着ローラ及び定着ローラの製造方法に関し、より詳細には電磁誘導加熱方式の定着装置に用いられる定着ローラ及び定着ローラの製造方法に関する。
画像形成装置における電磁誘導加熱方式の定着装置は、定着ローラと、定着ローラを加熱する誘導加熱部と、加圧ローラと、を少なくとも備えている。現像工程を経て表面にトナー像が形成された転写紙等の記録媒体は、誘導加熱部によって加熱された定着ローラと加圧ローラとの間を通過して加熱及び押圧されてトナー像が定着される。
定着ローラは、例えば、円筒状もしくは円柱状の芯金と、芯金の表面に形成された断熱層と、断熱層の表面に形成された発熱層と、発熱層の表面に形成された弾性層と、弾性層の表面に形成された離型層と、を備えている。断熱層と発熱層とは、耐熱性を有する接着剤、例えばシリコーン系の接着剤によって対向面全体が接着されている。
このように対向面全体を接着すると、確実に固定される一方、断熱層と発熱層との弾性率や熱膨張率の違いにより定着ローラ使用時に接触箇所が剥離を起こしてしまう虞がある。また、接着剤の熱容量によって発熱層の所定の温度への発熱に時間がかかり、立ち上がり時間(電源投入時あるいは待機状態から印字可能な状態となるまでの時間)が遅くなる虞がある。
この種の問題を解決するため、様々な定着ローラが用いられている(例えば、特許文献1及び2参照)。この種の定着ローラは、断熱層と発熱層との対向面のうちの一部(例えば軸方向の両端部のみ)を接着剤で固定することにより、前述した問題を回避している。
特開2002−367766号公報 特開2005−92033号公報
しかし、このように接着面積を減少させてしまうと接着箇所に応力が集中することになり、スポンジ状に形成された断熱層が破損してしまう虞があった。また、断熱層と発熱層との間に隙間がないため、両端部に接着剤を塗布するのは作業性が悪かった。また、作業中に端部以外に接着剤がついてしまったり両端部以外の対向面の一部を接着すると、発熱層の温度分布が均一でなくなって定着ローラ表面の温度分布も均一でなくなり定着過程に悪影響を及ぼす虞があった。
したがって、本発明の目的は、立ち上がり時間を短縮するとともに定着ローラ表面の温度分布を一定にすることができる定着ローラ及び定着ローラの製造方法を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の定着ローラは、
(a)芯金、及び、該芯金の表面に形成された断熱層からなる断熱ローラと、(b)基材、該基材の表面に形成された発熱層、該発熱層の表面に形成された弾性層、及び、該弾性層の表面に形成された離型層からなるスリーブと、を順次有する定着ローラにおいて、
(イ)前記断熱層の両端部が前記基材の両端部よりも軸方向において内側になるように設けられ、そして、
(ロ)前記基材の両端部の内面に、前記スリーブの軸方向の移動を規制する円筒状の規制部材が設けられている
ことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の定着ローラは、請求項1に記載の定着ローラにおいて、
前記基材と前記発熱層とを兼ねた発熱層が設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の定着ローラは、請求項1または請求項2に記載の定着ローラにおいて、
前記規制部材が、前記スリーブに接着固定されていることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明の定着ローラは、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の定着ローラにおいて、
前記規制部材の軸方向の内側に、前記規制部材の外面から軸方向の外側に向かって傾斜したテーパ面が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の本発明の定着ローラは、請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の定着ローラにおいて、
前記規制部材が、円筒状に形成された筒部と、前記スリーブと前記断熱層との間に配置されかつ前記筒部に連なった延出部と、を備えていることを特徴としている。
請求項6に記載の本発明の定着ローラは、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の定着ローラにおいて、
前記スリーブと前記断熱層の端部との間及び前記スリーブと前記規制部材との間に亘って、補強部材が設けられていることを特徴としている。
請求項7に記載の本発明の定着ローラは、請求項6に記載の定着ローラにおいて、
前記補強部材がポリイミドから構成されていることを特徴としている。
請求項8に記載した本発明の定着ローラは、請求項1ないし請求項7のうちいずれか一項に記載の定着ローラにおいて、
前記断熱層の両端部が、前記基材の両端部よりも軸方向においてさらに内側になるように設けられているとともに、前記断熱層と前記規制部材との間に、樹脂製または金属製の固定部材が、設けられていることを特徴としている。
請求項9に記載の本発明の定着ローラは、請求項8に記載の定着ローラにおいて、
前記固定部材が、断面L字状に形成されていることを特徴としている。
請求項10に記載した本発明の定着ローラの製造方法は、請求項1ないし請求項9のうちいずれか一項に記載の定着ローラの製造方法において、
(イ)一方の規制部材を前記スリーブの軸方向の一端部に接着固定する工程と、(ロ)前記スリーブを前記断熱ローラの表面に配置する工程と、(ハ)他方の規制部材を前記スリーブの軸方向の他端部に接着固定する工程と、を順次有することを特徴としている。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、断熱層の両端部が基材の両端部よりも軸方向において内側になるように設けられ、基材の両端部の内面にスリーブの軸方向の移動を規制する円筒状の規制部材が設けられているので、スリーブの内面と断熱層との対向面同士を互いに接着固定することなくスリーブを断熱ローラに取り付けることができ、よって、接着剤の熱容量をなくして定着ローラの立ち上がり時間を短縮することができ、また、接着剤がスリーブの内面に誤って付着することがないので定着ローラ表面の温度分布を一定にすることができ、また、強度の弱い断熱層を接着固定しないので断熱層に力がかかっても断熱層の破損を防止することができる。
請求項2に記載の本発明は、基材と発熱層とを兼ねた発熱層が設けられているのでスリーブをより薄く形成することができ、熱容量を小さくして定着ローラの立ち上がり時間を短縮することができる。
請求項3に記載の本発明は、規制部材がスリーブに接着固定されているので、より強固にスリーブを断熱ローラに取り付けることができ、また、接着剤によって定着ローラ表面に凹凸が生じるのを防止して定着ローラと加圧ローラとで確実に記録媒体を加熱及び押圧することができる。
請求項4に記載の本発明は、規制部材の軸方向の内側に規制部材の外面から軸方向の外側に向かって傾斜したテーパ面が設けられているので、規制部材の容積の増加を抑えて規制部材を軸方向及び径方向に厚く設けて断熱層が規制部材を乗り上げないようにして定着ローラの回転中に寄り力Yが大きくなっても定着ローラの破損を防止することができ、また、規制部材の熱容量の増加を抑えかつ規制部材の材料を抑えてコストを抑制することができる。
請求項5に記載の本発明は、規制部材が、円筒状に形成された筒部と、スリーブと断熱層との間に配置されかつ筒部に連なった延出部と、を備えているので、規制部材の容積の増加を抑えて規制部材のスリーブの内面との接着面積を広く設けて規制部材を剥がれにくくして定着ローラの回転中に寄り力Yが大きくなっても定着ローラの破損を防止することができ、また、規制部材の熱容量の増加を抑えかつ規制部材の材料を抑えてコストを抑制することができる。
請求項6に記載の本発明は、スリーブと断熱層の端部との間及びスリーブと規制部材との間に亘って補強部材が設けられているので、スリーブを薄くしても強度を維持して端部が破損するのを防止して定着ローラの回転中に寄り力が大きくなっても定着ローラの破損を防止することができ、また、補強部材をスリーブの両端部に設けるため、中央部の熱容量を増加させることがない。
請求項7に記載の本発明は、補強部材がポリイミドから構成されているので、熱容量を増加させることなく所望の強度を得ることができ、定着ローラの回転中に寄り力が大きくなっても定着ローラの破損を防止することができる。
請求項8に記載の本発明は、断熱層の両端部が、基材の両端部よりも軸方向においてさらに内側になるように設けられているとともに、断熱層と規制部材との間に樹脂製または金属製の固定部材が設けられているので、断熱層が弾性変形して規制部材を乗り越えようとしても固定部材によって確実にスリーブが軸方向にずれることを防止でき、よって、定着ローラの回転中に寄り力Yが大きくなっても定着ローラの破損を防止することができる。
請求項9に記載の本発明は、固定部材が、断面L字状に形成されているので、L字状の一端を規制部材と芯金との間に挟み込んで、固定部材をより確実に断熱層と規制部材との間に取り付けることができる。
請求項10に記載の本発明は、(イ)一方の規制部材をスリーブの軸方向の一端部に接着固定する工程と、(ロ)スリーブを断熱ローラの表面に配置する工程と、(ハ)他方の規制部材をスリーブの軸方向の他端部に接着固定する工程と、を順次有するので、接着剤が断熱層の内面に付着することがなく立ち上がり時間の遅れや温度分布のむらを防止することができ、また、基材と断熱層との狭い隙間に接着剤を塗布する必要がなく作業性を向上させることができる。
以下、本発明の第一の実施形態にかかる定着ローラ1を、図1ないし図4、図9及び図12を参照して説明する。本発明の第一の実施形態にかかる定着ローラ1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置に用いられる定着装置20に搭載される。
定着装置20は、図1に示すように、定着ローラ1と、定着ローラ1と対向するように配置され定着ローラ1との間に記録媒体(図示せず)を挟む加圧ローラ2と、定着ローラ1を加熱する誘導加熱部21と、を少なくとも備えている。
定着ローラ1は、図1に示すように、円筒状に形成されている。定着ローラ1は、図2及び図4に示すように、芯金101、及び、該芯金101の表面に形成された断熱層102からなる断熱ローラ11と、基材103、該基材103の表面に形成された発熱層104、該発熱層104の表面に形成された弾性層105、及び、該弾性層105の表面に形成された離型層106からなるスリーブ12と、を順次有し、断熱層102の両端部102a、102bが基材103の両端部(即ち、スリーブ12の両端部12a、12b)よりも軸方向において内側になるように設けられ、そして、基材103の両端部の内面(即ち、スリーブ12の両端部12a、12bの内面12c)に、スリーブ12の軸方向の移動を規制する円筒状の規制部材13が設けられている。なお、本明細書において、「軸方向」とは、定着ローラ1の長手方向を意味するものとする。
断熱ローラ11は、前述のように、芯金101と、断熱層102と、を備えている。芯金101は、円筒状に形成され、アルミニウム合金等の剛性のある金属から形成される。断熱層102は、シリコーンスポンジ等の弾性材料から形成される。断熱層102の外径は、スリーブ12の内径より若干大きくなるように形成されている。断熱層102の軸方向の長さは、図4に示すように、芯金101の軸方向の長さより短く形成され、断熱層102の両端部102a、102bがそれぞれ芯金101の両端部よりも軸方向において内側になるように形成される。
前述した構成の断熱ローラ11は、断熱層102を弾性変形させてスリーブ12の内部に挿入され、断熱層102の弾性復元力によってスリーブ12の内部に保持される。
スリーブ12は、円筒状に形成され、内部に断熱ローラ11を収容する。スリーブ12は、前述のように、円筒状の基材103と、発熱層104と、弾性層105と、離型層106と、を備えている。
基材103は、強度と耐熱性を有する鉄−クロム系合金、鉄−ニッケル系合金等の金属、もしくはポリイミド、ポリアミドイミド等の樹脂から形成される。基材103は、熱容量を小さくするために薄いことが望ましい。なお、基材103は、円筒状に形成されたスリーブ12の最も内面12c寄り(定着ローラ1の中心軸側)に配置され、基材103の内面はスリーブ12の内面12cに相当する。
発熱層104は、ニッケル、鉄、アルミニウム、銅、もしくはそれらの合金から形成される。弾性層105は、耐熱性を有するシリコーンゴムから形成され、その厚さは数十〜数百μmである。離型層106は、PFA(テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体)、PTEE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂から形成され、その厚さは数〜数十μmである。
前述した構成のスリーブ12の軸方向の長さは、図4に示すように、芯金101の軸方向の長さより短く形成され、かつ、断熱層102の軸方向の長さより長く形成される。スリーブ12の両端部12a、12bは、それぞれ、断熱層102の両端部102a、102bよりも軸方向において外側になるように形成される。即ち、断熱ローラ11にスリーブ12が取り付けられると、芯金101の外面とスリーブ12の内面12cとが対向する部分が生じる。そして、この対向する部分に規制部材13が取り付けられる。
規制部材13は、図9に示すように、円筒状に形成され、シリコーンゴム等から形成される。規制部材13は、内部に芯金101を収容する。規制部材13の外径は、スリーブ12の内径と略等しく形成される。規制部材13の内径は、芯金101の外径より大きく形成される。規制部材13の軸方向の長さは、前述した芯金101の外面とスリーブ12の内面とが対向する部分の軸方向の長さと略等しく形成される。規制部材13は、スリーブ12の軸方向の両端部12a、12bに一対設けられている。
前述した構成の規制部材13は、スリーブ12に接着固定される。規制部材13は、スリーブ12の内面に耐熱性のあるシリコーン系接着剤によって接着固定される。なお、規制部材13の外径をスリーブ12の内径より若干大きく形成して、規制部材13を弾性変形させてスリーブ12に取り付けてもよい。
また、規制部材13は、定着ローラ1が組み立てられると、互いの間に断熱層102を位置付ける。スリーブ12が軸方向に移動しようとすると、規制部材13と断熱層102とが当接してスリーブ12の軸方向の移動が規制される。規制部材13は、図4においては断熱層102と若干間隔をあけて配置されているが、断熱層102と接触するように配置してもよい。規制部材13と断熱層102とを接触させることによって、スリーブ12の軸方向の移動をより確実に規制することができる。
誘導加熱部21は、図1に示すように、幅方向(記録媒体の搬送方向に直交する方向)に延設されたコイル3(励磁コイル3)と、コイル3と対向するように配置されたコア4と、を少なくとも備え、全体として半円筒状に形成されている。誘導加熱部21には、インバータ5から交流電力が供給される。
前述した構成の誘導加熱部21は、定着ローラ1と対向するように配置される。そして、誘導加熱部21のコイル3にインバータ5より発生する高周波の交番電流が流され、コイル3の周囲に磁界が形成されて発熱層104に渦電流が生じる。渦電流が生じると発熱層104の電気抵抗によってジュール熱が発生し、発熱層104が加熱されて定着ローラ1が加熱される。加熱された定着ローラ1は、加圧ローラ2との間に記録媒体を挟んで記録媒体上のトナー像を加熱及び押圧し定着させる。
前述した構成の定着ローラ1の製造方法は、一方の規制部材13をスリーブ12の軸方向の一端部12aに接着固定する工程と、スリーブ12を断熱ローラ11の表面に配置する工程と、他方の規制部材13をスリーブ12の軸方向の他端部12bに接着固定する工程と、を順次有する。
より詳細に述べると、まず、一方の規制部材13をスリーブ12の一端部12aの内面12cに接着固定する。そして、断熱ローラ11をスリーブ12の他端部12b側からスリーブ12内部に挿入し、芯金101の一端を一方の規制部材13の内部に挿入する。最後に、芯金101の他端に他方の規制部材13を通して他方の規制部材13をスリーブ12の他端部12bの内面12cに接着固定する。以上の工程によって、スリーブ12を軸方向に移動しないように、かつ、断熱ローラ11とスリーブ12との対向面に接着剤が付着することなく定着ローラ1を製造することができる。
前述のように製造された定着ローラ1について、図1に示す定着装置20に搭載して立ち上がり時間を評価したところ、従来例の定着ローラ1(図3に示す、断熱ローラ11とスリーブ12との対向面の両端部S同士を互いに接着固定した定着ローラ1)と同等の結果が得られた。また、立ち上がり後の定着ローラ1表面の温度分布を調べたところ、前記従来例よりも均一な温度分布が得られた。
比較例1として、前述した従来例の定着ローラ1について図1に示す定着装置20に搭載し、立ち上がり後の定着ローラ1表面の温度分布を調べたところ、一部で温度が低下しており、温度分布が不均一であった。さらに、耐久性評価を行ったところ、断熱層102のスポンジに亀裂が生じ、定着ローラ1が壊れてしまった。
本実施形態によれば、断熱層102の両端部102a、102bがスリーブ12の両端部12a、12bよりも軸方向において内側になるように設けられ、スリーブ12の両端部12a、12bの内面12cにスリーブ12の軸方向の移動を規制する円筒状の規制部材13が設けられているので、スリーブ12の内面12cと断熱層102との対向面同士を互いに接着固定することなくスリーブ12を断熱ローラ11に取り付けることができ、よって、接着剤の熱容量をなくして定着ローラ1の立ち上がり時間を短縮することができ、また、接着剤がスリーブ12の内面12cに誤って付着することがないので定着ローラ1表面の温度分布を一定にすることができ、また、強度の弱い断熱層102を接着固定しないので断熱層102に力がかかっても断熱層102の破損を防止することができる。
規制部材13がスリーブ12に接着固定されているので、より強固にスリーブ12を断熱ローラ11に取り付けることができ、また、接着剤によって定着ローラ1表面に凹凸が生じるのを防止して定着ローラ1と加圧ローラ2とで確実に記録媒体を加熱及び押圧することができる。
一方の規制部材13をスリーブ12の軸方向の一端部12aに接着固定する工程と、スリーブ12を断熱ローラ11の表面に配置する工程と、他方の規制部材13をスリーブ12の軸方向の他端部12bに接着固定する工程と、を順次有するので、接着剤が断熱層102の内面に付着することがなく立ち上がり時間の遅れや温度分布のむらを防止することができ、また、基材103と断熱層102との狭い隙間に接着剤を塗布する必要がなく作業性を向上させることができる。
本実施形態においては、基材103と発熱層104とを別体で設けていた。しかしながら、本発明では、発熱層104に十分な強度がある場合は基材103を設けることなく発熱層104が基材103を兼ねてもよい。即ち、定着ローラ1に、基材103と発熱層104とを兼ねた発熱層が設けられる。この場合、スリーブ12の最も内面12c寄りには発熱層104が配置され、基材103に接着固定されていた規制部材13は発熱層104に接着固定される。そして、基材103と発熱層104とを兼ねた発熱層が設けられているので、スリーブ12をより薄く形成することができ、熱容量を小さくして定着ローラの立ち上がり時間を短縮することができる。
次に、本発明の第二の実施形態にかかる定着ローラ1を、図4、図5、図10及び図12を参照して説明する。なお、前述した第一の実施形態と同一構成分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の規制部材131には、図5及び図10に示すように、規制部材131の軸方向の内側に、規制部材131の外面から軸方向の外側に向かって傾斜したテーパ面13aが設けられている。即ち、規制部材131の断熱層102と対向する端面が、断熱層102から離れるにしたがって断熱ローラ11の中心軸に近づく方向に傾斜している。
規制部材131の断熱層102と対向する端面が軸方向と直交する規制部材13(図4、第一の実施形態)では、図12に示すように定着ローラ1の回転中にスリーブ12が断熱層102に近づく寄り力Yが働いた際に、スポンジ状に形成された断熱層102が弾性変形して規制部材13を一気に乗り越えて定着ローラ1が壊れてしまう場合がある。これを防ぐために規制部材13を軸方向及び径方向に厚く設けることが考えられるが、材料を多く使用しなければならない。そこで、規制部材131の前記端面をテーパ面13aにすることによって、スリーブ12が寄った時に寄り力Yと反対方向の力が働いて断熱層102が規制部材131を乗り越えてローラが壊れることを防止する。
本実施形態によれば、規制部材131の軸方向の内側に規制部材131の外面から軸方向の外側に向かって傾斜したテーパ面13aが設けられているので、規制部材131の容積の増加を抑えて規制部材131を軸方向及び径方向に厚く設けて断熱層102が規制部材131を乗り上げないようにして定着ローラ1の回転中に寄り力Yが大きくなっても定着ローラ1の破損を防止することができ、また、規制部材131の熱容量の増加を抑えかつ規制部材131の材料を抑えてコストを抑制することができる。
次に、本発明の第三の実施形態にかかる定着ローラ1を、図6及び図12を参照して説明する。なお、前述した第一の実施形態と同一構成分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の規制部材132は、図6に示すように、円筒状に形成された筒部132aと、スリーブ12と断熱層102との間に配置されかつ筒部132aに連なった延出部132bと、を備えている。規制部材132は、軸方向の断面形状がL字状に形成されている。筒部132aの内径は芯金101の内径より大きく形成されている。延出部132bは、筒部132aの一方の端部の外周縁に連なって設けられている。延出部132bの内径は、筒部132aの内径より大きく形成されている。筒部132aの外径と延出部132bの外径とは等しく形成され、筒部132aの外面と延出部132bの外面とは面一に設けられている。延出部132bの径方向の厚さは、筒部132aの径方向の厚さより薄く設けられている。
前述した構成の規制部材132は、内部に芯金101を収容しかつ延出部132bがスリーブ12と断熱層102との間に挟み込まれるように取り付けられ、延出部132bの内面が断熱層102と接触する。規制部材132は、耐熱性のあるシリコーン系の接着剤によってスリーブ12の内面12cと接着固定される。
本実施形態の規制部材132は、第一の実施形態の規制部材13と比較して材料の使用量を極端に増加させずにスリーブ12の内面12cとの接着面積を広げられるため、より強い寄り力Yに耐えることができる。
本実施形態によれば、規制部材132が、円筒状に形成された筒部132aと、スリーブ12と断熱層102との間に配置されかつ筒部132aに連なった延出部132bと、を備えているので、規制部材132の容積の増加を抑えて規制部材132のスリーブ12の内面12cとの接着面積を広く設けて規制部材132を剥がれにくくして定着ローラ1の回転中に寄り力Yが大きくなっても定着ローラ1の破損を防止することができ、また、規制部材132の熱容量の増加を抑えかつ規制部材132の材料を抑えてコストを抑制することができる。
次に、本発明の第四の実施形態にかかる定着ローラ1を、図7及び図12を参照して説明する。なお、前述した第一の実施形態と同一構成分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の定着ローラ1は、図7に示すように、スリーブ12と断熱層102の一端部102a(他端部102b)との間及びスリーブ12と規制部材13との間に亘って補強部材15が設けられている。補強部材15は、円筒状に形成され、スリーブ12の軸方向の両端部12a、12bに一対設けられている。補強部材15は、耐熱性があるシリコーン系の接着剤によってスリーブ12及び規制部材13と接着固定され、断熱層102とは接触するのみで接着固定はされていない。
補強部材15は、耐熱性があり熱伝導率が小さく強度が高い樹脂が望ましい。本実施形態においては、補強部材15は、ポリイミドから構成されている。補強部材15は、厚さ25μmのシート状のポリイミド樹脂がスリーブ12の内面12cに接着されている。ポリイミド樹脂は、前駆体を塗装して形成してもよい。
前述した構成の補強部材15によって、スリーブ12の両端部12a、12bの強度を上げることができる。そして、図12のように定着ローラ1の回転中にスリーブ12が断熱層102に近づく寄り力Yが働いた際に、スリーブ12を開こうとする力Hによってスリーブ12の端部が破損するのを防止することができる。これによって、例えば発熱層104を薄くして、熱容量を低減させてさらに立ち上がり時間を短縮することができる。本実施形態の基材103は、第一の実施形態の基材103と比較してより薄く形成されている。
前述した構成の定着ローラ1を製造する際には、予めスリーブ12の内面12cに補強部材15を接着固定し、一方の規制部材13をスリーブ12の一端部12a側の補強部材15に接着固定する。そして、断熱ローラ11をスリーブ12の他端部12b側からスリーブ12内部に挿入し、芯金101の一端を一方の規制部材13の内部に挿入する。最後に、芯金101の他端に他方の規制部材13を通して他方の規制部材13をスリーブ12の他端部12b側の補強部材15に接着固定する。
本実施形態の定着ローラ1は、第一の実施形態の定着ローラ1よりも立ち上がり時間が早く、第一の実施形態の定着ローラ1と同等の立ち上がり後の温度分布が得られた。また、耐久試験においても問題が生じなかった。
比較例2として、本実施形態の定着ローラ1から補強部材15がない定着ローラ1(即ち、第一の実施形態の定着ローラ1において基材103が薄い定着ローラ1に相当する)を製造し、同様の評価を行った。立ち上がりと温度分布は本実施形態の定着ローラ1と同等であったが、スリーブ12の一端部12aがラッパ状に広がる(端部外径が大きくなる)不具合が発生した。
本実施形態によれば、スリーブ12と断熱層102との間及びスリーブ12と規制部材13との間に亘って補強部材15が設けられているので、スリーブ12を薄くしても強度を維持してスリーブ12が破損するのを防止して定着ローラ1の回転中に寄り力Yが大きくなっても定着ローラ1の破損を防止することができ、また、補強部材15をスリーブ12の両端部12a、12bに設けるため、スリーブ12の中央部の熱容量を増加させることがない。
補強部材15がポリイミドから構成されているので、熱容量を増加させることなく所望の強度を得ることができ、定着ローラ1の回転中に寄り力Yが大きくなっても定着ローラ1の破損を防止することができる。
次に、本発明の第五の実施形態にかかる定着ローラ1を、図8、図11及び図12を参照して説明する。なお、前述した第一の実施形態と同一構成分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の定着ローラ1は、図8に示すように、断熱層102の両端部102a、102bが基材103の両端部(即ち、スリーブ12の両端部12a、12b)よりも軸方向においてさらに内側になるように設けられているとともに、断熱層102と規制部材13との間に、樹脂製または金属製の固定部材14が設けられている。
断熱層102の軸方向の長さは、第一の実施形態の断熱層102と比較してより短く形成されている。即ち、断熱ローラ11にスリーブ12が取り付けられると、芯金101の外面とスリーブ12の内面12cとが対向する部分が生じる。そして、この対向する部分に規制部材13と固定部材14とが軸方向に並んで取り付けられる。
固定部材14は、全体として略円筒状に形成されている。固定部材14は、スリーブ12の軸方向の両端部12a、12b側に一対設けられている。固定部材14は、スポンジのように小さな力で変形しない樹脂もしくは金属材料から形成され、耐熱性と低熱伝導が望まれることからシリコーンゴムや、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂等を使用することが望ましい。
固定部材14は、また、図11に示すように、断面L字状に形成されている。固定部材14は、円筒状に形成された筒部14aと、筒部14aの一方の端部の内周縁に連なった円筒状の延出部14bと、を備えている。筒部14aの外径はスリーブ12の内径より小さく形成され、延出部14bの外径は規制部材13の内径より小さく形成されている。筒部14aの内径と延出部14bの内径とは等しく形成され、筒部14aの内面と延出部14bの内面とは面一に設けられている。延出部14bの径方向の厚さは、筒部14aの径方向の厚さより薄く設けられている。
前述した構成の固定部材14は、軸方向において規制部材13と断熱層102との間に配置され、内部に芯金101を収容するように取り付けられる。筒部14aは規制部材13と断熱層102との間に配置され、外面はスリーブ12の内面12cと相対する。延出部14bは芯金101と規制部材13との間に配置され、外面は規制部材13の内面と相対する。
前述した構成の定着ローラ1を製造する際には、まず、スリーブ12の一端部12aの内面12cに一方の規制部材13を接着固定し、固定部材14を取り付ける。そして、断熱ローラ11をスリーブ12の他端部12b側からスリーブ12内部に挿入し、芯金101の一端を一方の規制部材13の内部に挿入する。最後に、芯金101の他端に固定部材14を取り付け、他方の規制部材13をスリーブ12の他端部12bの内面12cに接着固定する。
前述した構成の定着ローラ1においては、固定部材14は弱い力では変形しないため、スリーブ12に発生する寄り力Yでは断熱層102は固定部材14を乗り越えることはなくスリーブ12の軸方向の動きは確実に規制される。また、このようにして製作した定着ローラ1について、第一の実施形態と同様の方法で温度分布を調べたところ、均一な温度分布が得られた。
本実施形態によれば、断熱層102の両端部102a、102bがスリーブ12の両端部12a、12b(即ち、基材103の両端部)よりも軸方向においてさらに内側になるように設けられているとともに、断熱層102と規制部材13との間に樹脂製または金属製の固定部材14が設けられているので、断熱層102が弾性変形して規制部材13を乗り越えようとしても固定部材14によって確実にスリーブ12が軸方向にずれることを防止でき、よって、定着ローラ1の回転中に寄り力Yが大きくなっても定着ローラ1の破損を防止することができる。
固定部材14が断面L字状に形成されているので、L字状の一端である延出部14bを規制部材13と芯金101との間に挟み込んで、固定部材14をより確実に断熱層102と規制部材13との間に取り付けることができる。
前述した第五の実施形態においては、固定部材14は、筒部14aと延出部14bとによって断面L字状に形成されていた。しかしながら、本発明では、筒部14aのみを備えた固定部材14でも十分な効果を得ることができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の定着ローラが用いられる電磁誘導加熱方式の定着装置の構成を示す断面図である。 図1に示された定着ローラの側面図及び要部を拡大して示す断面図である。 従来の定着ローラの模式的な断面図である。 本発明の第一の実施形態にかかる定着ローラの模式的な断面図である。 本発明の第二の実施形態にかかる定着ローラの模式的な断面図である。 本発明の第三の実施形態にかかる定着ローラの模式的な断面図である。 本発明の第四の実施形態にかかる定着ローラの模式的な断面図である。 本発明の第五の実施形態にかかる定着ローラの模式的な断面図である。 図4に示された規制部材の斜視図である。 図5に示された規制部材の(a)斜視図、及び(b)断面図である。 図8に示された固定部材の斜視図である。 定着ローラに作用する力の説明図である。
符号の説明
1 定着ローラ
11 断熱ローラ
12 スリーブ
12a 一端部
12b 他端部
12c 内面
13 規制部材
13a テーパ面
14 固定部材
15 補強部材
20 定着装置
21 誘導加熱部
101 芯金
102 断熱層
102a 一端部
102b 他端部
103 基材
104 発熱層
105 弾性層
106 離型層
131 規制部材
132 規制部材
132a 筒部
132b 延出部

Claims (10)

  1. (a)芯金、及び、該芯金の表面に形成された断熱層からなる断熱ローラと、(b)基材、該基材の表面に形成された発熱層、該発熱層の表面に形成された弾性層、及び、該弾性層の表面に形成された離型層からなるスリーブと、を順次有する定着ローラにおいて、
    (イ)前記断熱層の両端部が前記基材の両端部よりも軸方向において内側になるように設けられ、そして、
    (ロ)前記基材の両端部の内面に、前記スリーブの軸方向の移動を規制する円筒状の規制部材が設けられている
    ことを特徴とする定着ローラ。
  2. 前記基材と前記発熱層とを兼ねた発熱層が設けられていることを特徴とする請求項1記載の定着ローラ。
  3. 前記規制部材が、前記スリーブに接着固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の定着ローラ。
  4. 前記規制部材の軸方向の内側に、前記規制部材の外面から軸方向の外側に向かって傾斜したテーパ面が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の定着ローラ。
  5. 前記規制部材が、円筒状に形成された筒部と、前記スリーブと前記断熱層との間に配置されかつ前記筒部に連なった延出部と、を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の定着ローラ。
  6. 前記スリーブと前記断熱層の端部との間及び前記スリーブと前記規制部材との間に亘って、補強部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の定着ローラ。
  7. 前記補強部材がポリイミドから構成されていることを特徴とする請求項6記載の定着ローラ。
  8. 前記断熱層の両端部が、前記基材の両端部よりも軸方向においてさらに内側になるように設けられているとともに、前記断熱層と前記規制部材との間に、樹脂製または金属製の固定部材が、設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のうちいずれか一項に記載の定着ローラ。
  9. 前記固定部材が、断面L字状に形成されていることを特徴とする請求項8記載の定着ローラ。
  10. (イ)一方の規制部材を前記スリーブの軸方向の一端部に接着固定する工程と、(ロ)前記スリーブを前記断熱ローラの表面に配置する工程と、(ハ)他方の規制部材を前記スリーブの軸方向の他端部に接着固定する工程と、を順次有することを特徴とする請求項1ないし請求項9のうちいずれか一項に記載の定着ローラの製造方法。
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