JP4593225B2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4593225B2 JP4593225B2 JP2004290973A JP2004290973A JP4593225B2 JP 4593225 B2 JP4593225 B2 JP 4593225B2 JP 2004290973 A JP2004290973 A JP 2004290973A JP 2004290973 A JP2004290973 A JP 2004290973A JP 4593225 B2 JP4593225 B2 JP 4593225B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- fixing roller
- region
- electromagnetic induction
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
定着ローラと、
この定着ローラとともに記録材を挟持して搬送する加圧ローラと、
上記定着ローラの外側に配置されると共に磁束を発生して上記定着ローラを発熱させ、かつ、励磁コイルを有する磁束発生手段と
を備え、
上記定着ローラは、
内側から外側に順に配置された支持層、スポンジ層、電磁誘導発熱層および離型層と、
上記スポンジ層と上記電磁誘導発熱層とを接着する接着剤と
を有し、
上記離型層は、軸方向の中央部に、上記記録材に対向する環状の通紙領域を有し、
上記電磁誘導発熱層は、上記磁束発生手段の磁束により発熱すると共に、軸方向の中央部に、上記励磁コイルに対向する領域である環状の発熱領域を有し、この発熱領域は、上記通紙領域よりも幅広であり、
上記スポンジ層と上記電磁誘導発熱層との間に、上記接着剤のある接着領域と上記接着剤のない非接着領域とは、軸に沿って切断して展開した状態で、交互に配置されると共に両方で少なくとも4つあり、
上記接着領域は、軸方向の両端部のみに配置され、この両端部において、上記接着領域と上記非接着領域とは、周方向に交互に配置され、
上記接着領域は、上記発熱領域よりも軸方向の外側に位置していて、上記発熱領域と径方向に重ならないことを特徴としている。
図1は、この発明の定着装置の一実施形態である断面構成図を示している。図1に示すように、この定着装置は、誘導加熱型であり、電磁誘導発熱式の定着ローラ1と、この定着ローラ1と接触してニップNを形成する加圧ローラ2と、この定着ローラ1の外側に配置されて磁束を発生する磁束発生手段3とを備えている。
図3は、この発明の他の実施形態を示している。上記第1の実施形態の定着ローラと相違する点を説明すると、この第2の実施形態の定着ローラでは、上記接着領域Z1と上記非接着領域Z0とは、周方向に交互に配置されている。
図4は、この発明の別の実施形態を示している。上記第1の実施形態の定着ローラと相違する点を説明すると、この第3の実施形態の定着ローラでは、上記接着領域Z1は、軸方向に沿って螺旋状に形成されている。このように、上記接着領域Z1は、軸方向に沿って螺旋状に形成されているので、上記スポンジ層12と上記電磁誘導発熱層13とは、周方向に均質に接着され、熱分布や画像に対して均質な定着ローラ1になる。
図5は、この発明のさらに他の実施形態を示している。上記第1の実施形態の定着ローラと相違する点を説明すると、この第4の実施形態の定着ローラでは、上記接着領域Z1と上記非接着領域Z0とは、軸方向および周方向に交互に配置されている。具体的に述べると、上記接着領域Z1と上記非接着領域Z0とは、市松模様に形成されている。
図6は、この発明のさらに別の実施形態を示している。上記第4の実施形態の定着ローラと相違する点を説明すると、この第5の実施形態の定着ローラでは、上記接着領域Z1は、軸方向の両端部のみに配置されおり、上記電磁誘導発熱層13の剥がれおよび変形を、一層確実に防ぐことができる。なお、上記両端部にある接着領域Z1の軸方向の長さは、上記定着ローラ1の軸方向の全体長さの1/2以下、望ましくは1/3以下とするのがよく、上記電磁誘導発熱層13の剥離および変形を確実に防止できる。すなわち、上記接着領域Z1の軸方向の長さが上限値を越えると、上記電磁誘導発熱層13の剥離防止、変形防止の効果が得られにくくなる。
図7は、この発明の定着ローラのさらに他の実施形態を示している。上記第5の実施形態の定着ローラと相違する点を説明すると、この第6の実施形態の定着ローラでは、図1と図7に示すように、上記電磁誘導発熱層13は、軸方向の中央部に環状の発熱領域Bを有し、上記接着領域Z1は、上記発熱領域Bよりも軸方向の外側に位置していて、上記発熱領域Bと径方向に重ならない。上記発熱領域Bは、上記励磁コイル31に対向する領域であり、上記発熱領域Bは、上記通紙領域Aよりも幅広である。
11 支持層
12 スポンジ層
13 電磁誘導発熱層
14 弾性層
15 離型層
16 接着剤
2 加圧ローラ
21 支持層
22 スポンジ層
23 離型層
3 磁束発生手段
A 通紙領域
B 発熱領域
P 記録材
t 未定着像
Z0 非接着領域
Z1 接着領域
Claims (1)
- 定着ローラと、
この定着ローラとともに記録材を挟持して搬送する加圧ローラと、
上記定着ローラの外側に配置されると共に磁束を発生して上記定着ローラを発熱させ、かつ、励磁コイルを有する磁束発生手段と
を備え、
上記定着ローラは、
内側から外側に順に配置された支持層、スポンジ層、電磁誘導発熱層および離型層と、
上記スポンジ層と上記電磁誘導発熱層とを接着する接着剤と
を有し、
上記離型層は、軸方向の中央部に、上記記録材に対向する環状の通紙領域を有し、
上記電磁誘導発熱層は、上記磁束発生手段の磁束により発熱すると共に、軸方向の中央部に、上記励磁コイルに対向する領域である環状の発熱領域を有し、この発熱領域は、上記通紙領域よりも幅広であり、
上記スポンジ層と上記電磁誘導発熱層との間に、上記接着剤のある接着領域と上記接着剤のない非接着領域とは、軸に沿って切断して展開した状態で、交互に配置されると共に両方で少なくとも4つあり、
上記接着領域は、軸方向の両端部のみに配置され、この両端部において、上記接着領域と上記非接着領域とは、周方向に交互に配置され、
上記接着領域は、上記発熱領域よりも軸方向の外側に位置していて、上記発熱領域と径方向に重ならないことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004290973A JP4593225B2 (ja) | 2004-10-04 | 2004-10-04 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004290973A JP4593225B2 (ja) | 2004-10-04 | 2004-10-04 | 定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006106238A JP2006106238A (ja) | 2006-04-20 |
JP4593225B2 true JP4593225B2 (ja) | 2010-12-08 |
Family
ID=36376072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004290973A Expired - Fee Related JP4593225B2 (ja) | 2004-10-04 | 2004-10-04 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4593225B2 (ja) |
-
2004
- 2004-10-04 JP JP2004290973A patent/JP4593225B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006106238A (ja) | 2006-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7218884B2 (en) | Fixing device | |
JP4961816B2 (ja) | ベルト定着装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2002123106A (ja) | 定着装置 | |
JP2007226124A (ja) | 定着装置 | |
US7496311B2 (en) | Fixing device with a magnetic flux generating section and a control section | |
JP2007132993A (ja) | 定着装置および定着装置の組立方法 | |
JP4539407B2 (ja) | 定着装置 | |
JP4803962B2 (ja) | 定着装置 | |
JP2004198969A (ja) | 定着ベルト及びこれを用いた定着装置 | |
JP5071019B2 (ja) | 定着装置 | |
JP4593225B2 (ja) | 定着装置 | |
JP5194769B2 (ja) | 誘導加熱装置,定着装置および画像形成装置 | |
JP2002236429A (ja) | 定着装置 | |
JP4832637B2 (ja) | 定着装置 | |
JP2001318546A (ja) | 定着装置 | |
JP3323658B2 (ja) | 加熱装置 | |
JP2007133250A (ja) | 定着装置 | |
JP2005345850A (ja) | 加熱ローラ、加熱装置及び画像形成装置 | |
JP4320617B2 (ja) | 定着ローラおよび定着装置 | |
JP2004102232A (ja) | 定着用ローラ、及び、この定着用ローラを備えた定着装置 | |
JP2004102231A (ja) | 定着用ローラ、及び、この定着用ローラを備えた定着装置 | |
JP5157633B2 (ja) | 誘導加熱装置,定着装置および画像形成装置 | |
JP5082880B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5374877B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2006106401A (ja) | 定着ローラおよび定着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060922 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090423 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090609 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090908 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090915 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20091204 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100915 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4593225 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |