JP2008151225A - 直動案内装置 - Google Patents

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勝 秋山
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Abstract

【課題】スライダの組立に要する時間やコストを低減することのできる直動案内装置を提供する。
【解決手段】レール側ローラ転動面とスライダ側ローラ転動面との間に上側ローラ保持枠231と下側ローラ保持枠232とを有する二つのローラ保持部材23を備えた直動案内装置において、上側ローラ保持枠231の上側端縁部に嵌合する上側掛止溝24と下側ローラ保持枠232の下側端縁部に嵌合する下側掛止溝25とをエンドキャップ19に設けた。
【選択図】図15

Description

本発明は、往復直線運動する物体をその移動方向に案内する直動案内装置に関する。
往復直線運動する物体をその移動方向に案内する直動案内装置は、直線状に形成された案内レールと、案内レールの長手方向に相対移動するスライダと、スライダ内に転動自在に組み込まれた多数の転動体とを具備した構成となっている。そして、スライダは案内レール上に形成された複数のレール側転動体転動面と対向する複数のスライダ側転動体転動面を有するスライダ本体と、スライダ本体の一端と他端に装着された二つのエンドキャップと、レール側転動体転動面とスライダ側転動体転動面との間に形成された転動体負荷転動路に連通すると共にスライダ本体内に形成された転動体戻し通路に連通する複数の湾曲路をエンドキャップとの間に形成する複数のリターンガイドと、レール側転動体転動面とスライダ側転動体転動面との間に介在する転動体を保持する二つの転動体保持部材とを含んで構成され、エンドキャップの各々には、転動体保持部材をエンドキャップの間に掛止する二つの掛止溝が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特公昭63−8330号公報
しかしながら、このような直動案内装置の転動体保持部材としては、従来、金属板を所定の形状にプレス成形したものが用いられている。このため、スライダを組み立てる場合には、スライダ本体の一端にエンドキャップを取り付けて転動体保持部材の長手方向一端部を掛止溝に差し込んだ後、スライダ本体の他端にエンドキャップを取り付けてスライダを組み立てている。このとき、スライダ本体の他端にエンドキャップを取り付ける際には、そのエンドキャップに設けられた掛止溝と転動体保持部材の長手方向他端部との位置を調整しながらスライダ本体の他端にエンドキャップを取り付ける必要があるため、スライダの組立に多くの時間や手間を要していた。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであり、その目的は、スライダの組立に要する時間やコストを低減することのできる直動案内装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、直線状に形成された案内レールと、該案内レールの長手方向に相対移動するスライダと、該スライダ内に転動自在に組み込まれた多数の転動体とを具備し、前記スライダが前記案内レール上に形成された複数のレール側転動体転動面と対向する複数のスライダ側転動体転動面を有するスライダ本体と、該スライダ本体の一端と他端に装着された二つのエンドキャップと、前記レール側転動体転動面と前記スライダ側転動体転動面との間に形成された転動体負荷転動路に連通すると共に前記スライダ本体内に形成された転動体戻し通路に連通する複数の湾曲路を前記エンドキャップとの間に形成する複数のリターンガイドと、前記レール側転動体転動面と前記スライダ側転動体転動面との間に上側転動体保持枠及び下側転動体保持枠を有する二つの樹脂製転動体保持部材とを含む直動案内装置において、前記上側転動体保持枠の上側端縁部に嵌合する二つの上側掛止溝と前記下側転動体保持枠の下側端縁部に嵌合する二つの掛止溝とを、前記エンドキャップに設けたことを特徴とする。
本発明に係る直動案内装置では、スライダ本体の一端と他端にエンドキャップを装着した状態で転動体保持部材の組付け作業を行うことができるので、スライダの組立に要する時間やコストを低減することができる。
以下、図1〜図15を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1及び図2において、本発明の一実施形態に係る直動案内装置は、直線状に形成された案内レール11と、この案内レール11の長手方向に相対移動するスライダ12と、このスライダ12内に転動自在に組み込まれた転動体としての多数のローラ13と、これらローラ13のスキューを防止する多数の保持ピース14(図2参照)とから構成されている。
案内レール11は金属材料からなり、図4に示すように、四つのレール側ローラ転動面15L1,15L2,15R1,15R2を有している。これらのレール側ローラ転動面のうちレール側ローラ転動面15L1,15R1は案内レール11の左右側面上部に形成され、レール側ローラ転動面15L2,15R2は案内レール11の左右側面下部に形成されている。
スライダ12は、図2に示すように、スライダ本体16を備えている。このスライダ本体16は案内レール11と同様に金属材料からなり、レール側ローラ転動面15L1,15L2,15R1,15R2と各々対向する四つのスライダ側ローラ転動面17L1,17L2,17R1,17R2を有しているとともに、レール側ローラ転動面15L1〜15R2とスライダ側ローラ転動面17L1〜17R2との間の転動体負荷転動路を転動したローラ13を循環させるための四つのローラ戻し通路18を有している(図5参照)。
スライダ12は、さらに、図2または図6に示すように、ローラ戻し通路18を閉塞するようにスライダ本体16の一端と他端に装着された一対のエンドキャップ19と、これらのエンドキャップ19内に二個ずつ組み込まれた四つのリターンガイド20とを備えている。これらのエンドキャップ19及びリターンガイド20は合成樹脂材から形成され、リターンガイド20は、図6に示すように、ほぼU字状に湾曲した湾曲路21をエンドキャップ19との間に形成している。
エンドキャップ19とリターンガイド20との間に形成された湾曲路21はレール側ローラ転動面15L1〜15R2とスライダ側ローラ転動面17L1〜17R2との間のローラ負荷転動路に連通すると共にローラ戻し通路18に連通しており、従って、スライダ12の相対的直線運動に伴ってローラ負荷転動路を転動したローラ13は、湾曲路21で方向転換した後、ローラ戻し通路18を転動するようになっている。
保持ピース14は、隣り合う二つのローラ13の間に設けられている。また、保持ピース14は合成樹脂材から形成され、互いに平行な一対の腕部141,141を有している(図7〜図10参照)。これらの腕部141,141はローラ13の端面部と接触または対向しており、ローラ13は保持ピース14の腕部141,141によってスキューが抑制されている。
スライダ12は、また、ローラ戻し通路18内で保持ピース14を案内する四本のガイドスリーブ22を備えている(図3参照)。これらのガイドスリーブ22は合成樹脂材から形成され、保持ピース14の腕部141,141を転動体戻し通路18の長手方向に案内する案内溝221,221をそれぞれ有している(図11参照)。
スライダ12は、さらに、スライダ12からのローラ13の脱落を防止するために、二つのローラ保持部材23を備えている(図3参照)。これらのローラ保持部材23は合成樹脂材から形成され、レール側ローラ転動面15L1(又は15R1)とスライダ側ローラ転動面17L1(又は17R1)との間に介在するローラ13を保持する上側ローラ保持枠231を有しているとともに、レール側ローラ転動面15L2(又は15R2)とスライダ側ローラ転動面17L2(又は17R2)との間に介在するローラ13を保持する下側ローラ保持枠232を有している(図12及び図13参照)。
ローラ保持部材23の上側ローラ保持枠231及び下側ローラ保持枠232はエンドキャップ19の厚さ方向に沿って矩形状に形成されており、エンドキャップ19には、上側ローラ保持枠231の上側端縁部231aと嵌合する二つの上側掛止溝24,24が設けられているとともに、下側ローラ保持枠232の下側端縁部232aと嵌合する二つの下側掛止溝25が設けられている(図14参照)。なお、図14中26はローラ保持部材23に保持されたローラ13をすくい上げて方向転換路としての湾曲路21に導入するためのすくい上げ部を示している。
このような構成において、スライダ本体16の一端と他端にエンドキャップ19を装着した後、ローラ保持部材23の上側ローラ保持枠231及び下側ローラ保持枠232を図15(a)に示すように弾性変形させた状態でエンドキャップ19に設けられた上側掛止溝24及び下側掛止溝25に上側ローラ保持枠231の上側端縁部231aと下側ローラ保持枠232の下側端縁部232aを嵌め入れると、図15(b)に示すように、ローラ保持部材23がスライダ本体16の一端に装着されたエンドキャップ19とスライダ本体16の他端に装着されたエンドキャップ19との間で掛止される。これにより、スライダ本体16の一端と他端にエンドキャップ19を装着した状態でローラ保持部材23の組付け作業を行うことができるので、スライダ12の組立に要する時間やコストを低減することができる。
なお、上側掛止溝24及び下側掛止溝25の形状は図13に示した形状に限られるものでなく、例えば図16の(a)〜(c)に示すような形状であってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置の正面図である。 図1に示す直動案内装置の平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図1に示す案内レールの断面図である。 図2に示すスライダ本体の断面図である。 図1のVI−VI線に沿う断面図である。 図2に示す保持ピースの平面図である。 図8に示す保持ピースの側面図である。 図8に示す保持ピースの正面図である。 図9のX−X線に沿う断面図である。 図 に示すガイドスリーブの断面図である。 図6に示すローラ保持部材の正面図である。 図12に示すローラ保持部材の側面図である。 図2に示すエンドキャップの正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置の作用効果を説明するための図である。 エンドキャップに形成されたローラ保持部材掛止用溝の変形例を示す図である。
符号の説明
11 案内レール
12 スライダ
13 ローラ
14 保持ピース
15L1,15L2,15R1,15R2 レール側ローラ転動面
16 スライダ本体
17L1,17L2,17R1,17R2 スライダ側ローラ転動面
18 ローラ戻し通路
19 エンドキャップ
20 リターンガイド
21 湾曲路
22 ガイドスリーブ
23 ローラ保持部材
231 上側ローラ保持枠
232 下側ローラ保持枠
24 上側掛止溝
25 下側掛止溝

Claims (1)

  1. 直線状に形成された案内レールと、該案内レールの長手方向に相対移動するスライダと、該スライダ内に転動自在に組み込まれた多数の転動体とを具備し、前記スライダが前記案内レール上に形成された複数のレール側転動体転動面と対向する複数のスライダ側転動体転動面を有するスライダ本体と、該スライダ本体の一端と他端に装着された二つのエンドキャップと、前記レール側転動体転動面と前記スライダ側転動体転動面との間に形成された転動体負荷転動路に連通すると共に前記スライダ本体内に形成された転動体戻し通路に連通する複数の湾曲路を前記エンドキャップとの間に形成する複数のリターンガイドと、前記レール側転動体転動面と前記スライダ側転動体転動面との間に上側転動体保持枠及び下側転動体保持枠を有する二つの樹脂製転動体保持部材とを含む直動案内装置において、
    前記上側転動体保持枠の上側端縁部に嵌合する二つの上側掛止溝と前記下側転動体保持枠の下側端縁部に嵌合する二つの掛止溝とを、前記エンドキャップに設けたことを特徴とする直動案内装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009162279A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Nsk Ltd リニアガイド装置

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