JP2008150088A - コンテナ - Google Patents

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JP2008150088A
JP2008150088A JP2006341307A JP2006341307A JP2008150088A JP 2008150088 A JP2008150088 A JP 2008150088A JP 2006341307 A JP2006341307 A JP 2006341307A JP 2006341307 A JP2006341307 A JP 2006341307A JP 2008150088 A JP2008150088 A JP 2008150088A
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Satoshi Togashi
智 富樫
Keiji Sanuki
恵二 佐貫
Takeetsu Sugawara
健悦 菅原
Hajime Nakagawa
一 中川
Koichi Sato
高一 佐藤
Akira Asano
明 浅野
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East Japan Railway Co
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East Japan Railway Co
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Abstract

【課題】コンテナ本体内に配置した有害物質、廃棄物等の収納容器の転倒、衝突を防止し、安全な搬送を行うことが可能なコンテナを提供する。
【解決手段】前面/後面パネル5及び側面パネル6が突き合わされる角部内側に、垂直方向に沿う面取り部15を設け、この面取り部15に、被搬送物を固定するためのロープを支持する穴付き部材17を設ける。そして、この穴付き部材17に被搬送物を固定するためのロープを通すことで、被搬送物をコンテナ本体内に安定的に保持する。
【選択図】図3

Description

本発明は有害物質を安全に搬送できるコンテナに関する。
コンテナによりPCB等の有害物質、廃棄物を運搬することが行われている。この種の有害物質、廃棄物の搬送に利用されるコンテナとして例えば特許文献1(特開平7−2291号公報)に示されるものがある。この公報に示される廃棄物用コンテナは、コンテナ本体にガイドを設けて段積を容易に行えるようにする、また、固縛/ロック機構を設けてコンテナ本体をトラック、鉄道、船舶等の輸送手段に固定できるものである。
特開平7−2291号公報
ところで、上記のようなコンテナはそれ自体の取り扱いを容易にするものであって、例えばコンテナ内に収納した有害物質又は廃棄物の収納容器の転倒、衝突を考慮した構成とはなっておらず、この点において改善が求められていた。
本発明は、従来の有していた問題を解決しようとするものであって、コンテナ本体内に配置した有害物質、廃棄物等の収納容器の転倒、衝突を防止し、安全な搬送を行うことが可能なコンテナの提供を目的とする。
そして、上記目的を達成するために本発明の課題解決手段では、被搬送物が載置される底面パネル、この底面パネルに垂直に立設された4枚の壁面パネル、これら壁面パネルの上部を塞ぐように配置された上面パネルからなるコンテナであって、前記壁面パネルが突き合わされる角部内側に垂直方向に沿う面取り部を設け、さらにこの面取り部に、被搬送物を固定するためのロープ等の線材を支持する支持手段を設ける。
また、本発明の課題解決手段では、前記支持手段を、被搬送物を固定するためのロープ等の線材を支持する穴付き部材とする。
以上説明した本発明の課題解決手段に示されるコンテナでは、壁面パネルが突き合わされる角部内側に垂直方向に沿う面取り部を設け、この面取り部に、被搬送物を固定するためのロープ等の線材を支持する支持手段を設けたことから、この支持手段を例えば穴付き部材とし、この穴付き部材に被搬送物を固定するための線材を通すことで、被搬送物がコンテナ本体内に安定的に保持される。これによって有害物質、廃棄物が収納される被搬送物としての収納容器の転倒、衝突が防止され、この収納容器からの有害物質、廃棄物の漏洩を防止することができる。また、壁面パネルの角部内側に4箇所ある面取り部のそれぞれに、ロープ等の線材を支持する支持手段が設けられることから、コンテナ内の対角線の中心位置に被搬送物を置き、支持手段に対して被搬送物をたすき掛けとなるように縛り付けることができ、安定した状態でコンテナ内に保持することができる。また、これら面取り部は、壁面パネルが突き合わされる角部内側に垂直方向に沿って露出するように設けられているので、角部の洗浄が容易であり、コンテナ内を清潔に保つことも可能である。
以下に本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1はコンテナの全体を示す図であって、図1(a)はその正面図、(b)はその側面図である。これらの図において符号1で示されるコンテナ本体は、被搬送物が載置される底面パネル2、この底面パネル2の縁部に垂直に立設された壁面パネル3、上面に位置して蓋となる上面パネル4とからなり、また、壁面パネル3は、前面/後面パネル5及び2枚の側面パネル6から構成されている。また、これらのパネル2〜4は内部及び縁部に骨組み(符号5A、6Aで示す)を有し、頑丈な四角形状の構造とされている。
このコンテナ本体1の上面パネル4は、内部に被搬送体を出し入れするために、前面/後面パネル5及び側面パネル6からなる壁面パネル3に対して脱着とされ、この壁面パネル3には、蓋となる上面パネル4を壁面パネル3に対して締め付けてロックするためのキャッチクリップ7が設けられている。なお、このキャッチクリップ7では、図1に示すように合計14ヶ所設けられているが、その個数については限定されない。また、上面パネル4の下面にはゴムパッキン(図示略)が設けられ、上面パネル4を、壁面パネル3に取り付けた際に、このゴムパッキンによって、コンテナ本体1内に収納した有害物質、廃棄物が外部に漏れないように、その接触面をシールすることができる。
また、コンテナ本体1の側面パネル6上部にはコンテナ全体を吊り下げるための貫通孔8を有する吊り金具9が設けられている。そして、クレーンが貫通孔8を介して吊り金具9を支持することにより、コンテナ全体がクレーンで吊り下げられるようになっている。なお、この吊り金具9は、2枚の側面パネル6の上部に2個ずつ固定されている。
また、コンテナ本体1の底面パネル2には脚部10が設けられている。この脚部10は底面パネル2の裏側に一定の間隔をおいて設けられたものであって、この脚部10によって、底面パネル2と床面との間に間隙11が形成される。そして、この隙間11内にフォークリフトのフォークを差し込むことによって、コンテナ全体が持ち上げられるようになっている。
次に、コンテナ本体1の内部構造について説明する。図2は図1に示されるコンテナ本体1の上面パネル2を外した状態の平面図、図3(a)〜(e)はその詳細図である。図2、図3(a)において符号15で示すものは、コンテナ本体1の内部に設けられた面取り部である。面取り部15は、前面/後面パネル5及び側面パネル6がそれぞれ突き合わされる角部内側に合計4ヶ所設けられている。また、この面取り部15は、前面/後面パネル5及び側面パネル6が突き合わされる角部内側を埋めるような形で、これらパネル5・6に対して水平方向に45度の角度で配置され(図2参照)、かつ、図3(b)に示されるように全体として長方形状でありその表面が垂直方向に沿うように配置され形成されている。また、この面取り部15を含む前面/後面パネル5及び側面パネル6の角部(図3(a)に符号16で示す箇所参照)はL字鋼などの型鋼で一体に成形されており、従来のような90度の角度を有しかつその角部分で溶接される従来のコンテナと比較して、外部からの衝撃に対して割れを発生させない高い強度を有している。この角部16に位置する面取り部15は、隣接する前面/後面パネル5及び側面パネル6の平面部分と溶接されて、これら前面/後面パネル5及び側面パネル6と連続かつ一体化している。
また、4ヶ所の面取り部15には、コンテナ本体1内の被搬送物を固定するためのロープ(線材)を支持する穴付き部材17が溶接により固定されている。この穴付き部材17は、L型鋼の組み合わせにより、上方から見た場合にT字状に形成され(図3(a)〜(d)参照)、かつその突出部17Aにロープを通すための貫通孔18(図3(e)参照)が設けられている。そして、この穴付き部材17の貫通孔18に、被搬送物を固定するためのロープを通すことで、被搬送物がコンテナ本体内に安定的に保持されるようになっている。なお、この実施形態では、図3(b)〜(d)に示すように、T字状の穴付き部材17の突出部17Aを、面取り部15の長さ方向に沿った垂直方向に配置したが、これに限定されず、図4(a)に示すようにT字状の穴付き部材17の突出部17Aを、面取り部15に対して水平となるように配置しても良い。また、図4(b)に示すように穴付き部材17の貫通孔18に、ロープを結ぶためのリング19をさらに設けても良い。なお、穴付き部材17は1つの面取り部材15に対して上下2箇所、合計で8箇所設けられているが、その数は限定されない。
以上のように構成されたコンテナでは、前面/後面パネル5及び側面パネル6が突き合わされる角部内側に、垂直方向に沿う面取り部15を設け、この面取り部15に、被搬送物を固定するためのロープを支持する穴付き部材17を設けたことから、この穴付き部材17に被搬送物を固定するためのロープを通すことで、被搬送物がコンテナ本体内に安定的に保持される。これによって有害物質、廃棄物等が収納される被搬送物としての収納容器の転倒、衝突が防止され、この収納容器からの有害物質、廃棄物等の漏洩を防止することができる。
また、前面/後面パネル5及び側面パネル6が突き合わされる4箇所の角部内側の面取り部15に、ロープを支持する穴付き部材17がそれぞれ設けられることから、コンテナ内の対角線の中心位置に被搬送物を置き、穴付き部材17に対して被搬送物をたすき掛けとなるようにロープで縛り付けることができ、安定した状態でコンテナ内に保持することができる。また、面取り部15は、前面/後面パネル5及び側面パネル6が突き合わされる角部内側に垂直方向に沿って露出するように設けられているので、角部の洗浄が容易であり、コンテナ内を清潔に保つことも可能である。
なお、被搬送物を支持するための支持手段として穴付き部材17を使用したが、ロープを支持できるのであれば穴付き部材に限定されない。例えばフックのようなロープを引っ掛けるような部材であっても良い。また、上記実施の形態では、コンテナ内の収納容器の転倒を防止するためにロープを使用したが、これに限定されず、ロープ、ワイヤ、ワイヤロープ等の線材が適宜使用される。
コンテナの全体を示す図であって、図1(a)はその正面図、(b)はその側面図。 図1(b)に示されるコンテナのA−A線平面図。 (a)コンテナ角部付近の壁面パネル3の平断面図、(b)は図3(a)をB方向から見た図、(c)は図3(b)の穴付き部材17を上方から見た平面図、(d)は図3(c)の穴付き部材17を正面から見た拡大図、(e)は図3(c)の穴付き部材17を側方から見た図。 (a)及び(b)は支持手段の他の形態を示す図。
符号の説明
1 コンテナ本体
2 底面パネル
3 壁面パネル
4 上面パネル
5 前面/後面パネル
6 側面パネル
15 面取り部
16 角部
17 穴付き部材(支持手段)
18 貫通孔

Claims (2)

  1. 被搬送物が載置される底面パネル、この底面パネルに垂直に立設された4枚の壁面パネル、これら壁面パネルの上部を塞ぐように配置された上面パネルからなるコンテナであって、
    前記壁面パネルが突き合わされる角部内側には垂直方向に沿う面取り部が設けられ、この面取り部には、被搬送物を固定するためのロープ等の線材を支持する支持手段が設けられていることを特徴とするコンテナ。
  2. 前記支持手段は、被搬送物を固定するためのロープ等の線材を支持する穴付き部材であることを特徴とする請求項1記載のコンテナ。
JP2006341307A 2006-12-19 2006-12-19 コンテナ Withdrawn JP2008150088A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016514654A (ja) * 2013-03-28 2016-05-23 コードストラップ ベー.フェー. 重量物を固定する方法及びシステム

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