JP2008149866A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面窓ガラス47からの冷気(コールドドラフト)を有効に解消する(吹き払う)ことのできる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】デフロスタ風量調整手段にてサイドデフロスタ吹出口46、46Rから吹き出す風量を調節できるようにしている。
これによれば、サイドデフロスタ吹出口46、46Rから吹き出す風量を調節できることにより、側面窓ガラス47からの冷気(コールドドラフト)を有効に解消する(吹き払う)ことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調風をサイドデフロスタ吹出口から側面窓ガラスに向けて吹き出して窓ガラスの防曇性能を保持しつつ乗員の快適性を向上させようとする車両用空調装置に関するものである。
従来、暖房を必要とする冬場などの車室内空調において、車室内へ吹き出した空調風が極低温の外気により冷やされた側面窓ガラスによって冷やされて下方へ流れ落ちる冷気(いわゆるコールドドラフト)となり、乗員の肩、腰、膝などが寒くなるという不具合がある。
この不具合を解消する手段として、下記の特許文献1では、サイドフェイス吹出口にアクチュエータ(モータ)が内蔵され、吹出口の風向を側面窓ガラスに向けることでコールドドラフトを解消しようとする方法である。特許文献2は、床から天井方向へ向けて温風を吹き出す構造としたものである。
特許文献3〜5は、全て後席乗員に対するコールドドラフト対策として後席空調ユニットを利用したものである。特許文献6は、バスや電車などの大型車両で、乗員の暖房のみに特化した空調でのコールドドラフト対策である。
特開平11−105542号公報 特開平11−208242号公報 特開2002−67662号公報 特開2006−69269号公報 特開2006−290221号公報 特開2004−338512号公報
上記の特許文献1では、吹出口内にアクチュエータを内蔵する点で高価となる。また、サイドフェイス吹出口は、機械的に吹き出しを閉じることのできる構造となっているため、乗員が吹出口を閉じた状態で使用した場合は所望する効果が得られない。
特許文献2では、膝や腰付近へは有効であるが、温風が到達しない肩付近ではほとんど効果が得られない。また、強制的に風量を上げると床の埃を巻き上げてしまうという不具合を引き起す可能性がある。
特許文献3〜5では、前席乗員にはほとんど効果が得られない。特許文献6では、冷房、暖房、換気、視界確保など、多様な作用を1つの空調装置で行う自動車用の空調装置に適用するには課題が多い。
本発明は、このような従来の技術に存在する課題に着目して成されたものであり、その目的は、側面窓ガラスからの冷気(コールドドラフト)を有効に解消する(吹き払う)ことのできる車両用空調装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、車室内へ向かって空気を送風する送風手段(15)と、
送風手段(15)の送風空気を車両の前面窓ガラス(45)に向けて吹き出すセンタデフロスタ吹出口(44)と、
送風手段(15)の送風空気を車両の側面窓ガラス(47)に向けて吹き出すサイドデフロスタ吹出口(46、46R)と、
送風手段(15)からの送風風量に対して両吹出口(44、46、46R)から吹き出す風量を調節するデフロスタ風量調整手段とを備えた車両用空調装置において、
デフロスタ風量調整手段にてサイドデフロスタ吹出口(46、46R)から吹き出す風量を調節できるようにしていることを特徴としている。
この請求項1に記載の発明によれば、サイドデフロスタ吹出口(46、46R)から吹き出す風量を調節できることにより、側面窓ガラス(47)からの冷気(コールドドラフト)を有効に解消する(吹き払う)ことができる。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用空調装置において、デフロスタ風量調整手段を、センタデフロスタ吹出口(44)から吹き出す風量を調節するセンタ用ドア手段(25、25A、25B)と、サイドデフロスタ吹出口(46、46R)から吹き出す風量を調節するサイド用ドア手段(23、23A、23R、23L、232R、232L)とで構成していることを特徴としている。
この請求項2に記載の発明によれば、センタ用ドア手段(25、25A、25B)とサイド用ドア手段(23、23A、23R、23L、232R、232R)とを分けて並列に構成することにより、本発明のデフロスタ風量調整手段を容易に構成することができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の車両用空調装置において、送風手段(15)を備えた空調ユニットのデフロスタ開口部(22、24)と両吹出口(44、46)とをつなぐデフロスタダクト(43、43R、43L)内にサイド用ドア手段(232R、232L)を構成していることを特徴としている。
この請求項3に記載の発明によれば、サイド用ドア手段(232R、232L)を設けるのは必ずしも空調ユニット内でなくても良く、長尺となるサイドデフロスタダクト(43R、43L)内の何処かに設けても良いことから、構成の自由度を高くすることができる。
また、請求項4に記載の発明では、請求項2または請求項3に記載の車両用空調装置において、サイド用ドア手段(23)を右用ドア手段(23R、232R)と左用ドア手段(23L、232L)とで構成していることを特徴としている。この請求項4に記載の発明によれば、右側席と左側席とでサイドデフロスタ吹出口(46、46R)から吹き出す風量を個別に調節することができる。
また、請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の車両用空調装置において、右用ドア手段(23R、232R)と左用ドア手段(23L、232L)とを連動させていることを特徴としている。この請求項5に記載の発明によれば、サイド用ドア手段(23)の駆動機構やその制御手段を簡素にすることができる。
また、請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の車両用空調装置において、右用ドア手段(23R、232R)の回転軸(231、231a、231b)と左用ドア手段(23L、232L)の回転軸(231、231a、231b)とを一体的に構成していることを特徴としている。この請求項6に記載の発明によれば、ドア構造をより簡素にすることができる。
また、請求項7に記載の発明では、請求項2ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の車両用空調装置において、サイド用ドア手段(23)を軸回動式ドア(23A、232R、232L)で構成していることを特徴としている。この請求項7に記載の発明によれば、ドア機構部を簡素に構成することができる。
また、請求項8に記載の発明では、請求項2ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の車両用空調装置において、サイド用ドア手段(23)をスライド式ドア(23R、23L)で構成していることを特徴としている。この請求項8に記載の発明によれば、ドア機構部を省スペースに構成することができる。
また、請求項9に記載の発明では、請求項8に記載の車両用空調装置において、センタ用ドア手段(25)とサイド用ドア手段(23)とをデフロスタ用スライドドア(240A)として一体的に構成していることを特徴としている。この請求項9に記載の発明によれば、ドア機構部をより簡素で且つ省スペースに構成することができる。
また、請求項10に記載の発明では、請求項1に記載の車両用空調装置において、デフロスタ風量調整手段を、両吹出口(44、46、46R)から吹き出す合計風量を調節するデフロスタ用ドア手段(240B)と、その下流側に配設されてセンタデフロスタ吹出口(44)から吹き出す風量を調節するセンタ用ドア手段(25C)とで構成していることを特徴としている。この請求項10に記載の発明によれば、このようなドア構成によっても本発明のデフロスタ風量調整手段を容易に構成することができる。
また、請求項11に記載の発明では、請求項10に記載の車両用空調装置において、送風手段(15)を備えた空調ユニットのデフロスタ開口部(22、24)と両吹出口(44、46)とをつなぐデフロスタダクト(43)内にセンタ用ドア手段(25C)を構成していることを特徴としている。この請求項11に記載の発明によれば、センタ用ドア手段(25C)設けるのは必ずしも空調ユニット内でなくても良く、デフロスタダクト(43)内に設けても良いことから、構成の自由度を高くすることができる。
また、請求項12に記載の発明では、請求項1ないし請求項11のうちいずれか1項に記載の車両用空調装置において、送風手段(15)を備えた空調ユニットのサイドデフロスタ開口部(22)とサイドデフロスタ吹出口(46)とをつなぐサイドデフロスタダクト(43R、43L)を車両後席側まで延長させて送風空気を後席側面窓ガラス(47R)に向けて吹き出す後席用サイドデフロスタ吹出口(46R)を設けていることを特徴としている。この請求項12に記載の発明によれば、後席も含めた全席で側面窓ガラス(47)からの冷気(コールドドラフト)を有効に解消する(吹き払う)ことができる。
また、請求項13に記載の発明では、請求項1に記載の車両用空調装置において、窓ガラス(45、47)の温度を検出する窓ガラス温度検出手段(50)を有し、窓ガラス温度検出手段(50)で検出される温度に応じてサイドデフロスタ吹出口(46、46R)からの吹出風量を調整することを特徴としている。
この請求項13に記載の発明によれば、コールドドラフトの発生要因であるガラス温度の低下を検出し、その温度低下の度合いに応じてサイドデフロスタ吹出口(46、46R)からの吹出風量を調整することにより、側面窓ガラス(47)からの冷気(コールドドラフト)をより有効に解消する(吹き払う)ことができる。
また、請求項14に記載の発明では、請求項13に記載の車両用空調装置において、窓ガラス温度検出手段(50)で検出される温度に応じてセンタデフロスタ吹出口(44)からの吹出風量を調整することを特徴としている。
この請求項14に記載の発明によれば、コールドドラフトの発生要因であるガラス温度の低下を検出し、その温度低下の度合いに応じてセンタデフロスタ吹出口(44)からの吹出風量を調整することにより、前面窓ガラス(45)からの冷気(コールドドラフト)をより有効に解消する(吹き払う)ことができる。
また、請求項15に記載の発明では、請求項13または請求項14に記載の車両用空調装置において、サイドデフロスタ吹出口(46、46R)、もしくはセンタデフロスタ吹出口(44)からの吹出風量の調節に応じて送風手段(15)の送風風量を調整することを特徴としている。
この請求項15に記載の発明によれば、両デフロスタ吹出口(44、46、46R)からの吹出風量の調節に応じて送風手段(15)の送風風量を調整することにより、他の吹出口からの吹き出し風量が変わらないようにすることができるため、例えばフット吹出口であれば、両デフロスタ吹出口(44、46、46R)からの吹き出し風量の変化が影響して足元が暑くなったり寒くなったりするという現象を防ぐことができる。
また、両デフロスタ吹出口(44、46、46R)とも開けている場合であれば、サイドデフロスタ吹出口(46、46R)からの吹き出し風量の変化が影響して前面窓ガラス(45)曇りが晴れなくなったり乗員の顔がモヤっとなったりするという現象を防ぐことができる。なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について添付した図1〜5を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態における車両用空調装置の概略構成図であり、図2は、車室内の吹出口配置を示す運転席周りの部分図である。また図3は、本発明の第1実施形態におけるデフロスタ部分の構成を示す展開斜視図であり、図4は、図3でのドア開閉構造を説明する部分斜視図である。
最初に、車室内へ向かって空気が流れる通風系の概要を説明する。空調ケース10は、車室内へ向かって流れる空気の通風路を形成するものであり、通風路の最上流部には内外気切替箱11が配置されている。この内外気切替箱11は、内部の内外気切替ドア12によって外気導入口13と内気導入口14とを切替開閉するものである。これにより、内外気切替箱11内に外気(車室外空気)または内気(車室内空気)が切替導入される。なお、内外気切替ドア12は、サーボモータなどの電気駆動装置12aにより駆動される。
内外気切替箱11の下流側には、送風手段としての送風機15が配置され、この送風機15によって導入空気が空調ケース10内を通して車室内へ向かって送風される。送風機15には、遠心式多翼ファン16と、駆動用モータ17とが備えられている。なお、駆動用モータ17への印加電圧(いわゆるブロワ電圧)は、モータ駆動回路17aで調整して送風機15の回転数(つまりは送風風量)を制御するようになっている。
空調ケース10内で送風機15の下流側には、冷房用熱交換器を成すエバポレータ(冷媒蒸発器)18が配置されている。エバポレータ18は周知のように、図示しない冷凍サイクルの減圧手段によって減圧された低圧冷媒が、空調ケース10内を流れる空気から吸熱して蒸発することにより空気を冷却する。
空調ケース10内で、エバポレータ18の下流側にはエアミックスドア19が配置されており、このエアミックスドア19の下流側には図示しない車両エンジンの温水(冷却水)を熱源として空気を加熱する温水式のヒータコア(暖房用熱交換器)20が設置されている。このヒータコア20の側方(上方部)には、ヒータコア20をバイパスして空気を流すバイパス通路21が形成されている。
エアミックスドア19は回動可能な板状ドアであり、サーボモータなどの電気駆動装置19aによって駆動される。エアミックスドア19は、ヒータコア20を通過して温風になる風量と、バイパス通路21を通過する冷風の風量との風量割合を調節するものであり、この冷温風の風量割合の調節によって車室内への吹出空気温度を調節している。
すなわち、ヒータコア20の下流側空間において、ヒータコア20通過後の温風とバイパス通路21からの冷風とを混合させて所望温度の空気を作り出すことができる。従って、本例においては、エアミックスドア19によって車室内への吹出空気の温度調節手段が構成されている。さらに、空調ケース10内で空気混合部の下流側には、吹出モード切替部が構成されている。
まず、空調ケース10の上面部近傍で車両後方側の部位には、フェイス開口部26が形成され、このフェイス開口部26は図示しないフェイスダクトを介して車室内乗員の頭胸部に向けて空気を吹き出すセンターフェイス吹出口48とサイドフェイス吹出口49とにつながっている(図2参照)。そして、フェイス開口部26は、回動自在な板状のフェイスドア27によって開閉調節される。
また、空調ケース10において、フェイス開口部26の下方部位にはフット開口部28が形成され、このフット開口部28は図示しないフットダクトを介して車室内乗員の足元に向けて空気を吹き出す図示しないフット吹出口につながっている(図2参照)。そして、フット開口部28は、回動自在な板状のフットドア29によって開閉調節される。
次に、本発明の要部であるデフロスタ吹き出しに関する部分について説明する。空調ケース10の上面部にはデフロスタ開口部としてのセンタデフロスタ開口部24と、サイドデフロスタ開口部22とが形成されている。より具体的には図3に示すように、車両左右方向の中央部にセンタデフロスタ開口部24を形成し、その左右両側に右側用サイドデフロスタ開口部22Rと左側用サイドデフロスタ開口部22Lとをそれぞれ分離して形成している。
そして、センタデフロスタ開口部24は、図3に示すように、デフロスタダクト43内のセンタデフロスタダクト43Cを介して車両の前面窓ガラス45(図2参照)の内面に空気を吹き出すセンタデフロスタ吹出口44につながっている(図2参照)。また、右側サイドデフロスタ開口部22Rは、図3に示すように、デフロスタダクト43内の右側用のサイドデフロスタダクト43Rを介して車両右側の側面窓ガラス47(図2参照)の内面に空気を吹き出すサイドデフロスタ吹出口46につながっている(図2参照)。
また同様に、左側サイドデフロスタ開口部22Lは、デフロスタダクト43内の左側用のサイドデフロスタダクト43Lを介して車両左側の図示しない側面窓ガラスの内面に空気を吹き出す図示しないサイドデフロスタ吹出口につながっている。そして、図3、図4に示すように、センタデフロスタ開口部24は、センタ用ドア手段25として回動自在な板状のセンタデフロスタドア25Aによって開閉調節され、サイドデフロスタ開口部22R、22Lは、サイド用ドア手段23として回動自在な板状のサイドデフロスタドア23Aによって開閉調節される。
図3に示すように、センタデフロスタドア25Aは、回転軸251の略中央に板状のドア部252を突出させたものであり、サイドデフロスタドア23Aは、回転軸231の両端側に板状のドア部232R(右側用)、232L(左側用)を突出させたものとなっている。つまり、サイドデフロスタドア23Aは、左右用のドア部232R、232Lが回転軸231を共通に一体化して連動するようになっている。
なお、サイドデフロスタドア23を右用ドア232Rと左用ドア232Lとで分けて構成し、別々に開閉調節するようにしても良い。また、図4では空調ケース10の開口面に対して両ドア23A、25Aとも下方に配置しているが、開口面に対して両ドア23A、25Aとも上方に配置しても良いし、開口面の上と下とに配置しても良い。また、各回転軸231、251の配置も何ら限定するものではない。
上記した吹出モードドアのうち、センタデフロスタドア25A、フェイスドア27、フットドア29は、共通の図示しないリンク機構で連結され、このリンク機構を介してサーボモータなどの電気駆動装置30によって駆動され、サイドデフロスタドア23Aだけは単独でサーボモータなどの電気駆動装置23aによって駆動されるようになっている。
次に、本実施形態における電気制御部の概要を説明する。空調用制御装置31は、CPU、ROM、RAMなどからなる周知のマイクロコンピュータと、その周辺回路にて構成されるものである。空調用制御装置31には、センサ群32〜36、50からのセンサ信号、および空調制御パネル37の操作スイッチ38〜41の操作信号が入力される。
センサ群には、内気温Tr、外気温Tam、日射量Ts、温水温度Tw、蒸発器吹出温度Teなどを検出する周知のセンサ32〜36と、本実施形態では窓ガラス45。47の温度を検出する窓ガラス温度検出手段としてのガラス温度センサ50が備えられていてガラス温度TGが入力されるようになっている。
なお、窓ガラス温度検出手段50は、本実施形態のように接触式、非接触式を問わずガラス温度センサで窓ガラス45、47の温度を直接的に測定するものであっても良いし、他の因子(例えば、外気温度と車速)から窓ガラス45、47の温度を間接的に推定するものであっても良い。
空調制御パネル37は、車室内計器盤近傍に設置され、操作スイッチ38〜42は乗員により手動操作される。この操作スイッチ38〜42として、具体的には、温度設定信号Tsetを発生する温度設定スイッチ38、風量切替信号を発生する風量スイッチ39、吹出モード信号を発生する吹出モードスイッチ40、内外気切替信号を発生する内外気切替スイッチ41、図示しない空調用のコンプレッサ(冷媒圧縮機)のオンオフ信号を発生するエアコンスイッチ42などが設けられている。
次に、各吹出モードにおける各吹出モードドアの開度特性を、図5を用いて具体的に説明する。図5は、本発明の第1実施形態における各吹出モードと各ドアの開度との関係を示すパターン図である。横軸に各吹出モードをとり、縦軸には各吹出モードドアの開度(閉:0%〜開:100%)を示す。
横軸は、左側より順にフェイスモード、バイレベル(B/L)モード、フットモード、サイドデフロスタの独立風量制御範囲となっており、ここまではオートエアコンの制御領域である。そして、次いでマニュアル操作領域としてのフットデフロスタ(F/D)モード、デフロスタ(DEF)モードの順となっている。
フェイスモードでは、フェイスドア27の開度を全開として、その他のドアは全て閉とする。送風機15による送風空気は、フェイス開口部26を通ってセンターフェイス吹出口48とサイドフェイス吹出口49とから乗員の頭胸部に向かって吹き出されて、主に車室内の冷房を行う。
バイレベルモードでは、フェイスドア27とフットドア29とを略半々に開け、デフロスタの両ドア23A、25Aは閉とする。この状態でエアミックスドア19は最大冷房位置と最大暖房位置との中間位置に操作する。すると、バイパス通路21からの冷風は主にフェイス開口部26側へと流れ、ヒータコア20を通過した温風は主にフット開口部28側へと流れる。
これにより、フット開口部28側へ向かう空気の温度よりも、フェイス開口部26へ向かう空気の温度が低くなる。その結果、乗員の頭胸部に吹き出される空気温度が乗員の足元に吹き出される空気温度よりも低くなり、バイレベルモードとして頭寒足熱型の快適な温度分布が得られる。
フットモードでは、フットドア29の開度を全開として、その他のドアは全て閉とする。送風機15による送風空気は、フット開口部28を通って図示しないフット吹出口から乗員の足元に向かって吹き出されて、主に車室内の暖房を行う。
続いて、本実施形態の特徴の一つであるサイドデフロスタの独立風量制御範囲がある。これは、フットモードにおいてガラス温度センサ50で検出されるガラス温度が所定値よりも低くなった場合、そのガラス温度の低温度合いに対応させてセンタデフロスタドア25Aは閉じたままでサイドデフロスタドア23Aだけの開度を大きくするものである。
これにより、フット吹出口からの足元暖房に加えて、サイドデフロスタ開口部22R、22Lからの温風はサイドデフロスタダクト43R、43Lを通ってサイドデフロスタ吹出口46から側面窓ガラス47に向けて吹き出される。このため、側面窓ガラス47からの冷気(コールドドラフト)を有効に解消する(吹き払う)ことができ、乗員の肩、腰、膝などが寒くなることのない快適な暖房が提供される。
なお、このとき、サイドデフロスタ吹出口46からの吹き出し風量の変化が影響して足元が暑くなったり寒くなったりするという現象を防ぐため、サイドデフロスタ吹出口46からの吹出風量の調節に応じてフット吹出口からの吹き出し風量が変わらないように送風機15からの送風風量を調整するようになっている。
次に、マニュアル操作によってフットデフロスタモードが選択された場合、フットからの吹出はそのままで、センタデフロスタドア25Aとサイドデフロスタドア23Aとが略半々に開けられる。送風機15からの送風空気は、センタデフロスタ吹出口44から前面窓ガラス45と、サイドデフロスタ吹出口46から側面窓ガラス47と、フット吹出口から乗員足元とに向かって吹き出され、窓ガラス45、47の曇り止めと暖房とが同時に提供される。
また、早急に窓ガラス45、47の曇り止めを行いたい場合にはマニュアル操作によってデフロスタモードが選択される。このときにはセンタデフロスタドア25Aとサイドデフロスタドア23Aとが全開に開けられ、フットドア29およびフェイスドア27は閉じられる。これにより、送風機15からの送風空気はセンタデフロスタ吹出口44から前面窓ガラス45と、サイドデフロスタ吹出口46から側面窓ガラス47とに向かって吹き出され、窓ガラス45、47の曇り止めが提供される。
次に、本実施形態での特徴と、その効果について述べる。まず、デフロスタ風量調整手段にてサイドデフロスタ吹出口46から吹き出す風量を調節できるようにしている。これによれば、サイドデフロスタ吹出口46から吹き出す風量を調節できることにより、側面窓ガラス47からの冷気(コールドドラフト)を有効に解消する(吹き払う)ことができる。
また、デフロスタ風量調整手段を、センタデフロスタ吹出口44から吹き出す風量を調節するセンタデフロスタドア25Aと、サイドデフロスタ吹出口46から吹き出す風量を調節するサイドデフロスタドア23Aとで構成している。これによれば、センタデフロスタドア25Aとサイドデフロスタドア23Aとを分けて並列に構成することにより、本発明のデフロスタ風量調整手段を容易に構成することができる。
また、サイドデフロスタドア23を軸回動式ドア23Aで構成している。これによれば、ドア機構部を簡素に構成することができる。また、窓ガラス45、47の温度を検出するガラス温度センサ50を有し、ガラス温度センサ50で検出される窓ガラス温度に応じてサイドデフロスタ吹出口46からの吹出風量を調整している。
これによれば、コールドドラフトの発生要因であるガラス温度の低下を検出し、その温度低下の度合いに応じてサイドデフロスタ吹出口46からの吹出風量を調整することにより、側面窓ガラス47からの冷気(コールドドラフト)をより有効に解消する(吹き払う)ことができる。
また、サイドデフロスタ吹出口46からの吹出風量の調節に応じて送風機15の送風風量を調整している。これによれば、サイドデフロスタ吹出口46からの吹出風量の調節に応じて送風機15の送風風量を調整することにより、他の吹出口、例えばフット吹出口からの吹き出し風量が変わらないようにすることができるため、サイドデフロスタ吹出口46からの吹き出し風量の変化が影響して足元が暑くなったり寒くなったりするという現象を防ぐことができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態におけるスライドドア25B、23R、23Lを示す展開図であり、各吹出モードでの各デフロスタ開口部24、22R、22Lに対する各スライドドア25B、23R、23Lの開口部252b、232bの関係を表している。なお、以降の各実施形態では、上述した第1実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付して説明を省略し、上述した実施形態と異なる特徴部分について説明する。
第1実施形態では軸回動ドアで構成していたデフロスタ風量調整手段としてのセンタデフロスタドア25Aとサイドデフロスタドア23Aとを、本実施形態では周知のスライド式ドアでセンタデフロスタドア25Bとサイドデフロスタドア23R、23Lとを構成したものである。
本実施形態では、樹脂フィルム製のスライド部材252a、232aの適所に開口部252b、232bを設け、両端側を回転軸251a、251b、231a、231bに巻き取る構造として各スライドドア25B、23R、23Lを構成している。また、本実施形態ではサイドデフロスタドア23を右用スライドドア(右用ドア手段)23Rと左用スライドドア(左用ドア手段)23Lとで構成している。
図6を用いて各吹出モードの説明を行う。但し、フェイスモード〜フットモードまでは第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。まず、サイドデフロスタの独立風量制御範囲では、フットモードにおいてガラス温度センサ50で検出されるガラス温度が所定値よりも低くなった場合、そのガラス温度の低温度合いに対応させてサイドデフロスタドア23R、23Lの開度を大きくする。
より具体的には、図6で左右のサイドデフロスタ開口部22R、22Lに対して、左右用のサイドデフロスタドア23R、23Lの開口部232bをスライドさせることにより、開度を0%〜100%相当にまで可変させるものである。
図7は、本発明の第2実施形態における各吹出モードと各ドアの開度との関係を示すパターン図である。第1実施形態のパターン図(図5)と異なる点は、サイドデフロスタの独立風量制御範囲において全閉としていたセンタデフロスタドア25Aを、本実施形態では前面窓ガラス45からのコールドドラフトも軽減するためにサイドデフロスタドア23R、23Lの開度可変と合せて半開程度までの範囲で開度を可変させている点である。
よってセンタデフロスタも、図6でのセンタデフロスタ開口部24に対して、センタデフロスタドア25Bの開口部252bをスライドさせることにより、開度を0%〜50%相当にまで可変させるものである。
これにより、フット吹出口からの足元暖房に加えてサイドデフロスタ吹出口46から側面窓ガラス47に向けての吹き出しと、センタデフロスタ吹出口44から前面窓ガラス45に向けての吹き出しとが行われるため、窓ガラス45、47からの冷気(コールドドラフト)を有効に解消する(吹き払う)ことができ、乗員の肩、腰、膝などが寒くなることのない快適な暖房が提供される。
次に、マニュアル操作によってフットデフロスタ(F/D)モードが選択された場合は、フットからの吹出はそのままで、センタデフロスタドア25Bと両サイドデフロスタドア23R、23Lとが略半々に開けられる。また、早急に窓ガラス45、47の曇り止めを行いたい場合にはマニュアル操作によってデフロスタモードが選択される。このときにはセンタデフロスタドア25Bと両サイドデフロスタドア23R、23Lとが全開相当に開けられ、フットドア29およびフェイスドア27は閉じられる。これらは第1実施形態と同様である。
次に、本実施形態での特徴と、その効果について述べる。まず、サイドデフロスタドア23を右用スライドドア23Rと左用スライドドア23Lとで構成している。これによれば、右側席と左側席とでサイドデフロスタ吹出口46から吹き出す風量を個別に調節することができる。また、サイドデフロスタドア23をスライド式ドア23R、23Lで構成している。これによれば、ドア機構部を省スペースに構成することができる。
また、ガラス温度センサ50で検出される温度に応じてセンタデフロスタ吹出口44からの吹出風量を調整している。これによれば、コールドドラフトの発生要因であるガラス温度の低下を検出し、その温度低下の度合いに応じてセンタデフロスタ吹出口44からの吹出風量を調整することにより、前面窓ガラス45からの冷気(コールドドラフト)をより有効に解消する(吹き払う)ことができる。
また、サイドデフロスタ吹出口46、もしくはセンタデフロスタ吹出口44からの吹出風量の調節に応じて送風機15の送風風量を調整するようにしている。これによれば、両デフロスタ吹出口44、46からの吹出風量の調節に応じて送風機15の送風風量を調整することにより、他の吹出口からの吹き出し風量が変わらないようにすることができるため、例えばフット吹出口であれば、両デフロスタ吹出口44、46からの吹き出し風量の変化が影響して足元が暑くなったり寒くなったりするという現象を防ぐことができる。
また、両デフロスタ吹出口44、46とも開けている場合であれば、サイドデフロスタ吹出口46からの吹き出し風量の変化が影響して前面窓ガラス45曇りが晴れなくなったり乗員の顔がモヤっとなったりするという現象を防ぐことができる。
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態における左右のスライドドアの構造を示す展開図である。上述した第2実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態では、右用スライドドア23Rと左用スライドドア23Lとを連動させている。より具体的には、左右のスライドドア23R、23Lの回転軸231a、231bを一体的に構成している。なおこれは、連結による一体であっても良い。作動については第2実施形態と同様のため、説明は省略する。これらによれば、サイドデフロスタドア23のドア構造、およびその駆動機構や制御手段を簡素にすることができる。
(第4実施形態)
図9は、本発明の第4実施形態におけるデフロスタ用スライドドアの構造を示す展開図である。上述した第2、第3実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態では、センタデフロスタドア25とサイドデフロスタドア23とをデフロスタ用スライドドア240Aとして一体的に構成している。
これは、樹脂フィルム製のスライド部材252aの適所にセンタデフロスタ用の開口部252bとサイドデフロスタ用の開口部232bとを設け、両端側を回転軸251a、251bに巻き取る構造としてスライドドア240Aを構成したものである。作動については第2実施形態と同様のため、説明は省略する。これによれば、ドア機構部をより簡素で且つ省スペースに構成することができる。
(第5実施形態)
図10は、本発明の第5実施形態におけるデフロスタ部分の概略構成図である。前述した第1実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態は、送風機15を備えた空調ユニットのデフロスタ開口部24、22R、22Lと両デフロスタ吹出口44、46とをつなぐデフロスタダクト43、より具体的にはサイドデフロスタダクト43R、43L内にサイドデフロスタドアとしての右用板ドア(右用ドア手段)232Rと左用板ドア(左用ドア手段)232Lを構成したものである。
これによれば、サイドデフロスタドア23を設けるのは必ずしも空調ユニット内でなくても良く、長尺となるサイドデフロスタダクト43R、43L内の何処かに設けても良いことから、構成の自由度を高くすることができる。
(第6実施形態)
図11は、本発明の第6実施形態におけるデフロスタ部分の概略構成図である。上述した各実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態では、デフロスタ風量調整手段を、両デフロスタ吹出口44、46から吹き出す合計風量を調節するデフロスタ用ドア(デフロスタ用ドア手段)240Bと、その下流側に配設されてセンタデフロスタ吹出口44から吹き出す風量を調節するセンタデフロスタドア(センタ用ドア手段)25Cとで構成している。これによれば、このようなドア構成によっても本発明のデフロスタ風量調整手段を容易に構成することができる。
また、送風機15を備えた空調ユニットのデフロスタ開口部24、22R、22Lと両デフロスタ吹出口44、46とをつなぐデフロスタダクト43内にセンタデフロスタドア25Cを構成している。これによれば、センタデフロスタドア25設けるのは必ずしも空調ユニット内でなくても良く、デフロスタダクト43内に設けても良いことから、構成の自由度を高くすることができる。
(第7実施形態)
図12は、本発明の第7実施形態における車室内の吹出口配置を示す運転席周りの部分図である。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態では、送風機15を備えた空調ユニットのサイドデフロスタ開口部22R、22Lとサイドデフロスタ吹出口46とをつなぐサイドデフロスタダクト43R、43Lを車両後席側まで延長させている。
より具体的には、前席ドア部のダクト430と、後席ドア部のダクト430Rとが連通するようにしている。そして、送られてきた送風空気を後席側面窓ガラス47Rに向けて吹き出す後席用サイドデフロスタ吹出口46Rを設けている。これによれば、後席も含めた全席で側面窓ガラス47、47Rからの冷気(コールドドラフト)を有効に解消する(吹き払う)ことができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、サイドデフロスタ吹出口からの吹出量を自動で制御するようになっているが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、サイドデフロスタ吹出口からの吹出量をマニュアルで操作できる形態としても良い。
本発明の実施形態における車両用空調装置の概略構成図である。 車室内の吹出口配置を示す運転席周りの部分図である。 本発明の第1実施形態におけるデフロスタ部分の構成を示す展開斜視図である。 図3でのドア開閉構造を説明する部分斜視図である。 本発明の第1実施形態における各吹出モードと各ドアの開度との関係を示すパターン図である。 本発明の第2実施形態におけるスライドドアを示す展開図である。 本発明の第2実施形態における各吹出モードと各ドアの開度との関係を示すパターン図である。 本発明の第3実施形態における左右のスライドドアの構造を示す展開図である。 本発明の第4実施形態におけるデフロスタ用スライドドアの構造を示す展開図である。 本発明の第5実施形態におけるデフロスタ部分の概略構成図である。 本発明の第6実施形態におけるデフロスタ部分の概略構成図である。 本発明の第7実施形態における車室内の吹出口配置を示す運転席周りの部分図である。
符号の説明
15…送風機(送風手段)
22…サイドデフロスタ開口部(デフロスタ開口部)
23…サイドデフロスタドア(サイド用ドア手段)
23A…軸回動式ドア
23R…右用スライドドア(右用ドア手段、スライド式ドア)
23L…左用スライドドア(右用ドア手段、スライド式ドア)
231、231a、231b…回転軸
232R…右用板ドア(右用ドア手段、軸回動式ドア)
232L…左用板ドア(左用ドア手段、軸回動式ドア)
24…センタデフロスタ開口部(デフロスタ開口部)
25、25A、25B、25C…センタデフロスタドア(センタ用ドア手段)
42…ガラス温度センサ(窓ガラス温度検出手段)
43…デフロスタダクト
43R、43L…サイドデフロスタダクト
44…センタデフロスタ吹出口
45…前面窓ガラス
46…サイドデフロスタ吹出口
46R…後席用サイドデフロスタ吹出口
47…側面窓ガラス
47R…後席側面窓ガラス
240A…デフロスタ用スライドドア
240B…デフロスタ用ドア(デフロスタ用ドア手段)

Claims (15)

  1. 車室内へ向かって空気を送風する送風手段(15)と、
    前記送風手段(15)の送風空気を車両の前面窓ガラス(45)に向けて吹き出すセンタデフロスタ吹出口(44)と、
    前記送風手段(15)の送風空気を車両の側面窓ガラス(47)に向けて吹き出すサイドデフロスタ吹出口(46、46R)と、
    前記送風手段(15)からの送風風量に対して前記両吹出口(44、46、46R)から吹き出す風量を調節するデフロスタ風量調整手段とを備えた車両用空調装置において、
    前記デフロスタ風量調整手段にて前記サイドデフロスタ吹出口(46、46R)から吹き出す風量を調節できるようにしていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記デフロスタ風量調整手段を、前記センタデフロスタ吹出口(44)から吹き出す風量を調節するセンタ用ドア手段(25、25A、25B)と、前記サイドデフロスタ吹出口(46、46R)から吹き出す風量を調節するサイド用ドア手段(23、23A、23R、23L、232R、232L)とで構成していることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記送風手段(15)を備えた空調ユニットのデフロスタ開口部(22、24)と前記両吹出口(44、46)とをつなぐデフロスタダクト(43、43R、43L)内に前記サイド用ドア手段(232R、232L)を構成していることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記サイド用ドア手段(23)を右用ドア手段(23R、232R)と左用ドア手段(23L、232L)とで構成していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記右用ドア手段(23R、232R)と前記左用ドア手段(23L、232L)とを連動させていることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
  6. 前記右用ドア手段(23R、232R)の回転軸(231、231a、231b)と前記左用ドア手段(23L、232L)の回転軸(231、231a、231b)とを一体的に構成していることを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記サイド用ドア手段(23)を軸回動式ドア(23A、232R、232L)で構成していることを特徴とする請求項2ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  8. 前記サイド用ドア手段(23)をスライド式ドア(23R、23L)で構成していることを特徴とする請求項2ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  9. 前記センタ用ドア手段(25)と前記サイド用ドア手段(23)とをデフロスタ用スライドドア(240A)として一体的に構成していることを特徴とする請求項8に記載の車両用空調装置。
  10. 前記デフロスタ風量調整手段を、前記両吹出口(44、46、46R)から吹き出す合計風量を調節するデフロスタ用ドア手段(240B)と、その下流側に配設されて前記センタデフロスタ吹出口(44)から吹き出す風量を調節するセンタ用ドア手段(25D)とで構成していることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  11. 前記送風手段(15)を備えた空調ユニットのデフロスタ開口部(22、24)と前記両吹出口(44、46)とをつなぐデフロスタダクト(43)内に前記センタ用ドア手段(25D)を構成していることを特徴とする請求項10に記載の車両用空調装置。
  12. 前記送風手段(15)を備えた空調ユニットのサイドデフロスタ開口部(22)と前記サイドデフロスタ吹出口(46)とをつなぐサイドデフロスタダクト(43R、43L)を車両後席側まで延長させて前記送風空気を後席側面窓ガラス(47R)に向けて吹き出す後席用サイドデフロスタ吹出口(46R)を設けていることを特徴とする請求項1ないし請求項11のうちいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  13. 前記窓ガラス(45、47)の温度を検出する窓ガラス温度検出手段(50)を有し、前記窓ガラス温度検出手段(50)で検出される温度に応じて前記サイドデフロスタ吹出口(46、46R)からの吹出風量を調整することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  14. 前記窓ガラス温度検出手段(50)で検出される温度に応じて前記センタデフロスタ吹出口(44)からの吹出風量を調整することを特徴とする請求項13に記載の車両用空調装置。
  15. 前記サイドデフロスタ吹出口(46、46R)、もしくは前記センタデフロスタ吹出口(44)からの吹出風量の調節に応じて前記送風手段(15)の送風風量を調整することを特徴とする請求項13または請求項14に記載の車両用空調装置。
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