JP2008147534A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次コイルにおいて、設計上必要とされるスパーク電圧を確実に確保することができる内燃機関用点火装置を提供すること。
【解決手段】内燃機関用点火装置1は、一次コイル21及び二次コイル22を備えた点火コイル2と、コンデンサ31を用いて放電するCDI方式の点火制御回路3とを有している。内燃機関用点火装置1は、k=(1−L1’/L1)1/2(但し、L1は、一次コイル21のインダクタンスを示し、L1’は、二次コイル22が短絡されたときの一次コイル21のインダクタンスを示す。)の数式によって示される結合係数kを、0.9〜0.97とすることにより、二次コイル22から出力される電圧波形において、コンデンサ31に起因する高周波電圧成分のピークの発生タイミングと、二次コイル22におけるスパーク電圧のピークの発生タイミングとをずらすよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関において、CDI方式の点火制御回路を用いて、スパークプラグにおける一対の電極間にスパークを発生させることができる内燃機関用点火装置に関する。
車両等に用いる点火装置においては、スイッチング素子等を備えた点火制御回路を内蔵したイグナイタを用いて、点火コイルの一次コイルへ電圧を印加している。そして、点火コイルにおいては、ECU(電子制御ユニット)からのパルス状のスパーク発生信号によって、一次コイルに電圧を印加すると共にこの電圧を遮断したときには、誘導磁界が形成され、二次コイルに高電圧の誘導起電力(逆起電力)が発生し、点火コイルに取り付けたスパークプラグにおける一対の電極間にスパークを発生させることができる。
また、一次コイルに流す電力量を増大させるために、CDI方式(コンデンサ放電方式)の点火制御回路を用い、コンデンサに充電した電荷を一次コイルに放電することが行われている。例えば、特許文献1においては、コンデンサ放電方式に、多重点火方式(エネルギー蓄積コイルを用い、このエネルギー蓄積コイルと一次コイルとを交互に断続させて放電させる方式)を組み合わせたものと同等以上の点火性能を実現した多重放電型点火装置が開示されている。この多重放電型点火装置においては、エネルギー蓄積コイルと一次コイルとを交互に断続動作させることにより、一次コイルへの放電時間を安定化させることができる。
しかしながら、CDI方式の点火制御回路を用いて一次コイルへ通電を行う際には、二次コイルの出力電圧に、コンデンサに起因して、特有の高周波電圧成分が重なる。そして、図5に示すごとく、二次コイルの出力電圧波形において、この高周波電圧成分のピークVtが発生するタイミングが、二次コイルにおいてスパーク電圧V2のピークV2maxが発生するタイミングと重なると、二次コイルにおいて必要とするスパーク電圧V2のピークV2maxが確保できないおそれがある。
特許2811781号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、二次コイルにおいて、設計上必要とされるスパーク電圧のピークを確実に確保することができる内燃機関用点火装置を提供しようとするものである。
本発明は、一次コイル及び二次コイルを備えた点火コイルと、コンデンサに充電した電荷を上記一次コイルに放電して上記点火コイルを駆動するよう構成したCDI方式の点火制御回路とを有する内燃機関用点火装置において、
以下の数式1によって示される上記一次コイルと上記二次コイルとの磁気結合の度合いを示す結合係数kを、0.9〜0.97とすることにより、
上記二次コイルから出力される電圧波形において、上記コンデンサに起因する高周波電圧成分のピークの発生タイミングと、上記二次コイルにおけるスパーク電圧のピークの発生タイミングとをずらすよう構成したことを特徴とする内燃機関用点火装置にある(請求項1)。
k=(1−L1’/L1)1/2・・・数式1
但し、L1は、上記一次コイルのインダクタンスを示し、L1’は、上記二次コイルが短絡されたときの上記一次コイルのインダクタンスを示す。
本発明の内燃機関用点火装置は、点火制御回路、一次コイル、二次コイル等に工夫を行って、上記結合係数kの値を適切に設定している。これにより、二次コイルの出力電圧波形において、点火制御回路のコンデンサに起因して発生する高周波電圧成分のピークの発生タイミングと、二次コイルにおけるスパーク電圧のピークの発生タイミングとをずらしている。そして、スパーク電圧のピークに高周波電圧成分のピークが重畳することを防止して、スパーク電圧のピーク値が減少してしまうことを抑制することができる。
それ故、本発明の内燃機関用点火装置によれば、二次コイルにおいて、設計上必要とされるスパーク電圧のピークを確実に確保することができる。
なお、上記結合係数kが0.9未満である場合には、スパーク電圧のピークが著しく低下し、必要とする点火コイルの性能が得られないおそれがある。一方、上記結合係数kが0.97を超える場合には、スパーク電圧のピークに高周波電圧成分が重畳してしまうおそれがある。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記二次コイルから出力される電圧波形においては、上記スパーク電圧のピークを発生させた後に、上記高周波電圧成分のピークを発生させることができる(請求項2)。
この場合には、スパーク電圧のピークに高周波電圧成分のピークが重畳することを容易に防止することができる。
また、上記二次コイルの軸方向長さを上記一次コイルの軸方向長さよりも短くすることにより、上記結合係数kを0.9〜0.97とすることができる(請求項3)。
この場合には、二次コイルの軸方向長さを適切に設定することにより、結合係数kを0.9〜0.97とした点火コイルを容易に形成することができる。
また、上記一次コイル及び二次コイルの軸方向において、当該一次コイルの先端部の位置を、当該二次コイルの高電圧側先端部の位置よりも高電圧側に突出させることが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記結合係数kが0.9〜0.97である点火コイルを容易に形成することができる。また、この場合には、二次コイルの高電圧側先端部からリークする高電圧電流を抑制することができ、高電圧に対する信頼性を確保することができる。
また、上記一次コイルの軸方向長さを上記二次コイルの軸方向長さよりも短くすることにより、上記結合係数kを0.9〜0.97とすることもできる(請求項5)。
この場合には、一次コイルの軸方向長さを適切に設定することにより、結合係数kを0.9〜0.97とした点火コイルを容易に形成することができる。
また、上記一次コイル及び二次コイルの軸方向において、当該二次コイルの高電圧側先端部の位置を、当該一次コイルの先端部の位置よりも高電圧側に突出させることもできる(請求項6)。
この場合にも、上記結合係数kが0.9〜0.97である点火コイルを容易に形成することができる。
また、上記点火制御回路は、エネルギー蓄積用コイルと、該エネルギー蓄積用コイルへの通電を断続して、該エネルギー蓄積用コイルに蓄えた電気エネルギーを上記コンデンサへ充電させるための充電用スイッチング素子と、上記コンデンサに充電した電荷を上記一次コイルへ放電させるための放電用スイッチング素子とを備えた多重点火方式の回路とすることができる(請求項7)。
この場合には、CDI方式(コンデンサ放電方式)及び多重点火方式を採用した点火制御回路において、スパーク電圧のピークに高周波電圧成分が重畳することを防止することができる。
以下に、本発明の内燃機関用点火装置にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
本例の内燃機関用点火装置1は、図1に示すごとく、一次コイル21及び二次コイル22を備えた点火コイル2と、コンデンサ31に充電した電荷を一次コイル21に放電して点火コイル2を駆動するよう構成したCDI(キャパシター・ディスチャージド・イグニッション)方式の点火制御回路3とを有している。本例の点火制御回路3は、多重点火方式を採用している。
本例の内燃機関用点火装置1は、以下の数式1によって示される一次コイル21と二次コイル22との磁気結合の度合いを示す結合係数kを、0.9〜0.97としている。これにより、内燃機関用点火装置1は、二次コイル22から出力される電圧波形において、コンデンサ31に起因する高周波電圧成分のピークVtの発生タイミングと、二次コイル22におけるスパーク電圧V2のピークV2maxの発生タイミングとをずらすよう構成されている。
k=(1−L1’/L1)1/2・・・数式1
但し、L1は、一次コイル21のインダクタンスを示し、L1’は、二次コイル22が短絡されたときの一次コイル21のインダクタンスを示す。
以下に、本例の内燃機関用点火装置1につき、図1〜図7と共に詳説する。
本例の内燃機関用点火装置1は、CDI方式(コンデンサ放電方式)及び多重点火方式を採用した点火制御回路3において、スパーク電圧V2のピークV2maxに高周波電圧成分のピークVtが重畳することを防止する工夫を行っている。
図2に示すごとく、本例の点火コイル2は、互いに重なる位置に同芯状に配置した一次コイル21及び二次コイル22を、コイルケース25内に収容してなる。また、一次コイル21及び二次コイル22の内周側には、軟磁性体からなる中心コア23が配置してあり、一次コイル21及び二次コイル22の外周側には、軟磁性体からなる外周コア24が配置してある。また、点火コイル2の軸方向の一端には、スパークプラグ29(図1参照)を取り付けるためのプラグ取付部26が設けてある。このプラグ取付部26には、二次コイル22の高電圧側先端部221と導通する高電圧ターミナル261及びスプリング262等が設けてあり、二次コイル22の高電圧側先端部221をスパークプラグ29に導通させるよう構成してある。
また、コイルケース25内の間隙には、エポキシ樹脂27が充填してあり、一次コイル21、二次コイル22、中心コア23等の絶縁及び固定を行っている。
本例の内燃機関用点火装置1においては、以下のようにして、スパークを発生させることができる。すなわち、内燃機関用点火装置1において、ECU(電子制御ユニット)から点火制御回路3へのスパーク発生信号により一次コイル21に電流を流したときには、中心コア23及び外周コア24を通過する磁界が形成される。次いで、一次コイル21に流す電流を遮断したときには、上記磁界の形成方向とは反対方向に向けて、中心コア23及び外周コア24を通過する誘導磁界が形成される。そして、この誘導磁界の形成により、二次コイル22に高電圧の誘導起電力(逆起電力)が発生し、点火コイル2に取り付けたスパークプラグ29における一対の電極間にスパークを発生させることができる。
また、本例の点火制御回路3は、図1に示すごとく、一次コイル21へ通電する電荷を蓄えるコンデンサ31と、一次コイル21に接続したエネルギー蓄積用コイル32と、エネルギー蓄積用コイル32への通電を断続する充電用スイッチング素子33と、コンデンサ31に充電した電荷を一次コイル21へ放電させる放電用スイッチング素子34とを備えている。また、エネルギー蓄積用コイル32と一次コイル21との間には、電流の逆流を防止するダイオード35が設けてある。また、符号361、362は、直流電源を示す。
点火制御回路3によりスパークを発生させるに当たっては、まず、所定のスパーク電圧V2を発生させる点火時期よりも前段階において、放電用スイッチング素子34を遮断させた状態において、充電用スイッチング素子33を導通させ、エネルギー蓄積用コイル32に電気エネルギーを蓄える。次いで、充電用スイッチング素子33を遮断させることにより、エネルギー蓄積用コイル32に蓄えられた電気エネルギーをコンデンサ31に充電する。
そして、点火時期において、放電用スイッチング素子34を断続(導通及び遮断)させたときには、二次コイル22にスパーク電圧V2を発生させて、スパークプラグ29における一対の電極間にスパークを発生させることができる。
また、点火時期においては、放電用スイッチング素子34を導通させた後、所定の放電時間の間、充電用スイッチング素子33と放電用スイッチング素子34とを交互に断続することにより、スパーク電圧V2を安定して持続させることができる。
本例においては、図2に示すごとく、二次コイル22の軸方向長さ(巻線幅)A2を一次コイル21の軸方向長さ(巻線幅)A1よりも短くすると共に、一次コイル21及び二次コイル22の軸方向において、一次コイル21の先端部211の位置を、二次コイル22の高電圧側先端部221の位置よりも高電圧側に突出させることにより、結合係数kを0.9〜0.97の範囲内に設定している。また、結合係数kの値は、点火制御回路3、一次コイル21、二次コイル22、中心コア23、外周コア24等を適宜変更することにより調整することができる。
なお、図7に示すごとく、一次コイル21の軸方向長さ(巻線幅)A1を二次コイル22の軸方向長さ(巻線幅)A2よりも短くすると共に、一次コイル21及び二次コイル22の軸方向において、二次コイル22の高電圧側先端部221の位置を、一次コイル21の先端部211よりも高電圧側に突出させることにより、結合係数kを0.9〜0.97の範囲内に設定することもできる。
また、本例の二次コイル22の高電圧側先端部221近傍の形状は、先端に近づくに連れて外径が細くなる斜向巻き状態に形成している。そして、一次コイル21の先端部211の位置を、二次コイル22の高電圧側先端部221の位置よりも高電圧側に突出させることにより、二次コイル22の高電圧側先端部221からリークする高電圧電流を抑制し、高電圧に対する信頼性を確保している。
図3は、横軸に結合係数kをとり、縦軸に二次コイル22における出力電圧(スパーク電圧)V2のピークV2maxをとって、両者の関係を示すグラフである。同図において、結合係数kが0.97以下の範囲においては、結合係数kが大きくなるに伴って出力電圧V2のピークV2maxも大きくなることがわかる。また、結合係数が0.97を超えると、出力電圧V2のピークV2maxも小さくなることがわかる。そして、結合係数の設定範囲を0.9〜0.97とすることにより、目標値とするスパーク電圧V2のピークV2maxを出力することができることがわかる。
また、図4〜図6は、横軸に時間をとり、縦軸に出力電圧V2をとって、スパーク発生時における出力電圧波形を示すグラフである。そして、結合係数kが0.9〜0.97の範囲にあるときには、図4に示すごとく、出力電圧(スパーク電圧)V2のピークV2maxの発生タイミングと、コンデンサ31に起因する高周波電圧成分のピークVtの発生タイミングとをずらすことができる。なお、結合係数kの設定により、出力電圧V2のピークV2maxの発生タイミングに対して、コンデンサ31に起因する高周波電圧成分のほぼ全体が重ならないようにすることもできる。
一方、結合係数kが0.97を超えると、図5に示すごとく、出力電圧(スパーク電圧)V2のピークV2maxの発生タイミングと高周波電圧成分のピークVtの発生タイミングとが重なり、出力電圧V2のピークV2maxが小さくなってしまう。また、結合係数kが0.9よりも小さいと、出力電圧V2のピークV2maxが著しく低下し、必要とする点火コイル2の性能を得ることができないおそれがある。
なお、図4〜図6において、点火コイル2に必要とされる出力電圧V2(出力電圧V2の目標値)は、−30kVとした。
また、本例においては、図4に示すごとく、二次コイル22の出力電圧波形において、スパーク電圧V2のピークV2maxが発生した後に、高周波電圧成分のピークVtが発生した。これに対し、図6に示すごとく、上記点火制御回路3、一次コイル21、二次コイル22、中心コア23、外周コア24等を適宜変更することにより、スパーク電圧V2のピークV2maxが発生する前に、高周波電圧成分のピークVtを発生させるようにしてもよい。
本例の内燃機関用点火装置1は、点火制御回路3、一次コイル21、二次コイル22等に工夫を行って、上記結合係数kの値を適切に設定している。これにより、図4に示したように、二次コイル22の出力電圧波形において、点火制御回路3のコンデンサ31に起因して出力電圧波形に現れる高周波電圧成分のピークVtの発生タイミングと、二次コイル22におけるスパーク電圧V2のピークV2maxの発生タイミングとをずらしている。そして、スパーク電圧V2のピークV2maxに高周波電圧成分のピークVtが重畳することを防止して、ピークV2maxの値が減少してしまうことを抑制することができる。
それ故、本例の内燃機関用点火装置1によれば、二次コイル22において、設計上必要とされるスパーク電圧V2を確実に確保することができる。
実施例における、内燃機関用点火装置を概略的に示す回路図。 実施例における、内燃機関用点火装置における点火コイルを示す断面説明図。 実施例における、横軸に結合係数kをとり、縦軸に出力電圧のピークV2maxをとって、両者の関係を示すグラフ。 実施例における、横軸に時間をとり、縦軸に出力電圧V2をとって、出力電圧のピークV2maxの発生後に高周波電圧成分のピークVtを発生させたときの出力電圧波形を示すグラフ。 実施例における、横軸に時間をとり、縦軸に出力電圧V2をとって、出力電圧のピークV2maxに高周波電圧成分のピークVtが重なったときの出力電圧波形を示すグラフ。 実施例における、横軸に時間をとり、縦軸に出力電圧V2をとって、出力電圧のピークV2maxの発生前に高周波電圧成分のピークVtを発生させたときの出力電圧波形を示すグラフ。 実施例における、内燃機関用点火装置における他の点火コイルを示す断面説明図。
符号の説明
1 内燃機関用点火装置
2 点火コイル
21 一次コイル
22 二次コイル
221 高電圧側先端部
29 スパークプラグ
3 点火制御回路
31 コンデンサ
32 エネルギー蓄積用コイル
33 充電用スイッチング素子
34 放電用スイッチング素子
V2 スパーク電圧(出力電圧)
V2max ピーク
Vt 高周波電圧成分

Claims (7)

  1. 一次コイル及び二次コイルを備えた点火コイルと、コンデンサに充電した電荷を上記一次コイルに放電して上記点火コイルを駆動するよう構成したCDI方式の点火制御回路とを有する内燃機関用点火装置において、
    以下の数式1によって示される上記一次コイルと上記二次コイルとの磁気結合の度合いを示す結合係数kを、0.9〜0.97とすることにより、
    上記二次コイルから出力される電圧波形において、上記コンデンサに起因する高周波電圧成分のピークの発生タイミングと、上記二次コイルにおけるスパーク電圧のピークの発生タイミングとをずらすよう構成したことを特徴とする内燃機関用点火装置。
    k=(1−L1’/L1)1/2・・・数式1
    但し、L1は、上記一次コイルのインダクタンスを示し、L1’は、上記二次コイルが短絡されたときの上記一次コイルのインダクタンスを示す。
  2. 請求項1において、上記スパーク電圧のピークを発生させた後に、上記高周波電圧成分のピークを発生させるよう構成したことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  3. 請求項1又は2において、上記二次コイルの軸方向長さを上記一次コイルの軸方向長さよりも短くすることにより、上記結合係数kを0.9〜0.97としたことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  4. 請求項3において、上記一次コイル及び二次コイルの軸方向において、当該一次コイルの先端部の位置を、当該二次コイルの高電圧側先端部の位置よりも高電圧側に突出させたことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  5. 請求項1又は2において、上記一次コイルの軸方向長さを上記二次コイルの軸方向長さよりも短くすることにより、上記結合係数kを0.9〜0.97としたことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  6. 請求項5において、上記一次コイル及び二次コイルの軸方向において、当該二次コイルの高電圧側先端部の位置を、当該一次コイルの先端部の位置よりも高電圧側に突出させたことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、上記点火制御回路は、エネルギー蓄積用コイルと、該エネルギー蓄積用コイルへの通電を断続して、該エネルギー蓄積用コイルに蓄えた電気エネルギーを上記コンデンサへ充電させるための充電用スイッチング素子と、上記コンデンサに充電した電荷を上記一次コイルへ放電させるための放電用スイッチング素子とを備えた多重点火方式の回路であることを特徴とする内燃機関用点火装置。
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