JP2008144895A - 緩衝器のバルブ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストン速度が高速領域に達する場合にあっても車両における乗り心地を向上することができる緩衝器のバルブ構造を提供することである。
【解決手段】ポート2が形成されるバルブディスク1と、バルブディスク1の軸心部から立ち上がる軸部材4と、内周側に上記軸部材4が挿通されるととともに上記バルブディスク1に積層されポート2を閉塞する環状のリーフバルブ10と、ポート2を閉塞する方向にリーフバルブ10を附勢する附勢手段15とを備えた緩衝器のバルブ構造において、附勢手段15の附勢力に抗してバルブディスク1から後退するリーフバルブ10の後退量を規制するストッパ20を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、緩衝器のバルブ構造の改良に関する。
従来、この種緩衝器のバルブ構造にあっては、たとえば、車両用の緩衝器のピストン部等に具現化され、ピストン部に設けたポートの出口端に環状のリーフバルブを積層し、このリーフバルブでポートを開閉するものが知られている。
そして、特に、リーフバルブの内周を固定支持し外周側を撓ませることによりポートをリーフバルブで開閉する上記緩衝器のバルブ構造では、ピストン速度が中高速領域における減衰力が大きくなりすぎ車両における乗り心地を損なう場合があり、これを解消するため、図3に示すように、リーフバルブLの内周側を固定的に支持せずに、リーフバルブLの内周をピストンロッドRもしくはピストンPをピストンロッドRに固定する筒状のピストンナットNの外周に摺接させ、スプリングSでメインバルブMを介してリーフバルブLの背面を附勢した緩衝器のバルブ構造が提案されるに至っており、図示したところでは、緩衝器の伸側減衰バルブに具現化されている(たとえば、特許文献1参照)。
このバルブ構造にあっては、図示するところではピストンPが上方へ移動する際のピストン速度が低速領域にあるときにはリーフバルブLの外周側がリーフバルブLに積層したメインバルブMの当接部位を支点として撓むので、図4に示すように、内周が固定的に支持されるバルブ構造と略同様の減衰特性を発揮し、ピストン速度が中高速領域に達すると、ポートPoを通過する作動油の圧力がリーフバルブLに作用し、スプリングSの附勢力に抗してリーフバルブLがメインバルブMとともにピストンPから軸方向にリフトして後退するので、内周が固定的に支持される緩衝器のバルブ構造に比較して流路面積が大きくなり、減衰力が過大となること抑制して、車両における乗り心地を向上することができる。
特開平9−291961号公報(図1)
しかしながら、上述のような提案のバルブ構造にあっては、車両における乗り心地を向上できる点で有用な技術ではあるが、以下の不具合があると指摘される可能性がある。
というのは、たとえば、上記ピストンPが上方に移動するときのピストン速度が高速領域に達すると、従来の緩衝器のバルブ構造では、ピストン速度に応じてリーフバルブLがピストンPから軸方向に後退してリフトするのみで、減衰係数は大きくならない。
したがって、ピストン速度が高速領域に達する場合の減衰力が不足気味となり、振動抑制が充分に行われず、車両における乗り心地を悪化させてしまうことになる。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、ピストン速度が高速領域に達する場合にあっても車両における乗り心地を向上することができる緩衝器のバルブ構造を提供することである。
上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段は、ポートが形成されるバルブディスクと、バルブディスクの軸心部から立ち上がる軸部材と、内周側に上記軸部材が挿通されるととともに上記バルブディスクに積層されポートを閉塞する環状のリーフバルブと、ポートを閉塞する方向にリーフバルブを附勢する附勢手段とを備えた緩衝器のバルブ構造において、附勢手段の附勢力に抗してバルブディスクから後退するリーフバルブの後退量を規制するストッパを設けた。
本発明の緩衝器のバルブ構造によれば、ピストン速度が高速領域に達すると、減衰係数を大きくすることができ、ピストン速度が高速領域に達する場合にあっても減衰力が不足することがなく、振動抑制が充分に行われ、車両における乗り心地を向上することができる。
さらに、緩衝器が最伸長するような振幅が大きく、かつ、ピストン速度が高速領域に達するような状況下にあっては、減衰係数を大きくして緩衝器の発生減衰力を大きくすることができるので、ピストン速度を速やかに低減することができ、最伸長時の衝撃を緩和することができる。
以下、本発明のバルブ構造を図に基づいて説明する。図1は、一実施の形態におけるバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部の一部における縦断面図である。図2は、一実施の形態の緩衝器のバルブ構造が具現化した緩衝器における減衰特性を示す図である。
一実施の形態における緩衝器のバルブ構造は、図1に示すように、緩衝器のピストン部の伸側減衰バルブとして具現化されており、ポート2が形成されるバルブディスクたるピストン1と、ピストン1の軸心部から立ち上がる軸部材たるピストンナット4と、内周側に上記ピストンナット4が挿通されるととともにピストン1に積層されポート2を閉塞する環状のリーフバルブ10と、リーフバルブ10に積層されるバルブ抑え部材11と、ポート2を閉塞する方向にバルブ抑え部材11を介してリーフバルブ10を附勢する附勢手段たるコイルスプリング15と、コイルスプリング15の附勢力に抗してピストン1から後退するリーフバルブ10の後退量を規制するストッパたる環状部材20とを備えて構成されている。
他方、バルブ構造が具現化される緩衝器は、周知であるので詳細には図示して説明しないが、具体的にたとえば、シリンダ40と、シリンダ40の上端を封止するヘッド部材(図示せず)と、ヘッド部材(図示せず)を摺動自在に貫通するピストンロッド5と、ピストンロッド5の端部に設けた上記ピストン1と、シリンダ40内にピストン1で区画した上室41と下室42と、シリンダ40の下端を封止する封止部材(図示せず)と、シリンダ40から出没するピストンロッド5の体積分のシリンダ内容積変化を補償する図示しないエア室あるいはリザーバとを備えて構成され、シリンダ40内には流体、具体的には作動油が充填されている。
そして、上記バルブ構造は、シリンダ40に対してピストン1が図1中上方に移動するときに、上室41内の圧力が上昇して上室41から下室42へポート2を介して作動油が移動するときに、その作動油の移動にリーフバルブ10で抵抗を与えて所定の圧力損失を生じせしめて、緩衝器に所定の減衰力を発生させる減衰力発生要素として機能する。
以下、バルブ構造について詳しく説明すると、バルブディスクたるピストン1は、有底筒状に形成され、底部1aの軸心部に緩衝器のピストンロッド5が挿通される挿通孔1bと、ポート2と、ポート2に連通する窓3と、ポート2の出口端となる窓3の外周側に形成された弁座1cと、を備えて構成されている。なお、このピストン1には、緩衝器が収縮するときに下室42から上室41へと向かう作動油の流れを許容する圧側のポート1dが底部1aの伸側のポート2より外周側に設けられている。
このピストン1の挿通孔1b内には上述のようにピストンロッド5が挿通され、ピストンロッド5の先端部はピストン1の図1中下方側に突出させてある。なお、図示はしないが、ピストンロッド5の先端部の外径は、図3に示した従来の緩衝器のピストンロッドRと同様に、図示しない上方側の外径より小径に設定され、上方側と先端部との外径が異なる部分に図示しない段部が形成されている。
つづいて、ピストンナット4は、筒部4aと、図1中下端外周から延設される鍔4bとを備えて構成され、筒部4aの外周径は上端側が小径とされて小径部4cが形成されるとともに、該外周に段部4dが形成されている。
そして、上記ピストンロッド5の先端部を圧側のリーフバルブ(符示せず)、バルブストッパ等(符示せず)とともにピストン1の挿通孔1bに挿入するとともに、ピストン1の図1中下方からピストンナット4をピストンロッド5の先端に設けた螺子部5aに螺着することによって、ピストン1はピストンロッド5の段部とピストンナット4の上端とで挟持されてピストンロッド5に固定されている。
上述のように、ピストン1を有底筒状の形状とすることによって、図示しないピストン1の上端からピストンナット4の下端までの長さを小さくすることができ、ピストン部を小型化することができるが、ピストン1の形状はこれに限定されない。
また、ピストン1の底部1aには、上記ピストンナット4の筒部4aにおける小径部4cの外周に摺接してリーフバルブ10より小径な環状の間座7が複数積層され、この間座7の下方から小径部4cの外周に摺接するリーフバルブ10が積層され、さらに、このリーフバルブ10の下方からリーフバルブ10より小径であって小径部4cの外周に摺接する環状の間座8が複数積層されるとともに、またさらに、この間座8の下方から同じく小径部4cの外周に摺接するバルブ抑え部材11が積層されている。
なお、リーフバルブ10は、環状に形成されこの図1中上面を弁座1cに当接させて、ピストン1のポート2を閉塞することができるようになっている。さらに、詳しくは図示しないが、弁座1cに着座するリーフバルブ10の外周に形成した切欠あるいは弁座1cに打刻されて形成される周知のオリフィスが設けられている。
そして、図1中一番最下方に積層されるバルブ抑え部材11は、鍔11aを備えて筒状に形成され、この鍔11aとピストンナット4の鍔4bとの間には、附勢手段たるコイルスプリング15が介装され、このコイルスプリング15で上記リーフバルブ10を弁座1c側に押し付けている。
すなわち、コイルスプリング15の附勢力を上記バルブ抑え部材11を介してリーフバルブ10の内周側に作用させて、コイルスプリング15でポート2を閉塞する方向にリーフバルブ10を附勢している。
したがって、リーフバルブ10は、ピストン1が図1中上方に移動して、上室41内の圧力と下室42内の圧力との差が大きくなると、上記附勢力に抗してコイルスプリング15を圧縮してリーフバルブ10の全体がピストン1から軸方向に後退、つまり、図1中下方にリフトするようになっている。
なお、ピストン1の底部1aから弁座1cの下端までの軸方向長さよりも、間座7全体の軸方向の厚みを短く設定してあり、内周側に附勢力が作用しているリーフバルブ10に初期撓みを与えている。
この初期撓みの撓み量の設定によって、リーフバルブ10が弁座1cから離れてポート2を開放する時の開弁圧を調節することができ、この初期撓みの撓み量は、間座7の全体の厚みで変更可能であるとともに、緩衝器が適用される車両に最適となるように設定されている。なお、ピストン1の底部1aから弁座1cの下端までの軸方向長さによっては、間座7を省略することも可能である。
さらに、ピストンナット4の小径部4cの外周には、ストッパたる環状部材20が嵌合させてあり、この環状部材20は、筒部4aの段部4dによってピストン1から遠ざかる方向への移動が規制されている。
上記環状部材20は、リーフバルブ10がバルブ抑え部材11を介してコイルスプリング15で附勢されている状態では、バルブ抑え部材11から所定間隔を空けてバルブ抑え部材11に臨んでおり、ピストン1がシリンダ40に対して所定速度以上のピストン速度で上方に移動し、リーフバルブ10が上室41から下室42へとポート2を通過して移動しようとする作動油の圧力を受けてコイルスプリング15の附勢力に抗してピストン1からリフトして後退すると、環状部材20は、バルブ抑え部材11に当接して、リーフバルブ10をそれ以上後退しないように規制している。すなわち、環状部材20は、リーフバルブ10のピストン1からの後退量を規制するようになっている。
そして、上記した所定速度は、コイルスプリング15のバネ定数、環状部材20とバルブ抑え部材11との上記所定間隔の設定によって調節することができる。
具体的には、実用性を勘案すると、たとえば、上記所定速度は、0.6m/s以上であって2m/s以下に設定されるとよい。
なお、上記したところでは、附勢手段をコイルスプリング15としているが、リーフバルブ10に所定の附勢力を作用させればよいので、これを例えば、皿バネやリーフスプリングとしたり、ゴム等の弾性体としたりしてもよい。
また、リーフバルブ10の枚数は、本バルブ構造で実現する減衰特性によって任意とされてよく、たとえば、複数枚でも差し支えなく、また、リーフバルブ10の外径についても、それぞれを任意に設定することができる。
さらに、環状部材20は、断面矩形とされているが、これに限定されず、スナップリング様に形成して、これを筒部4aの外周に環状凹部を形成して所定位置に固定するようにしてもよい。
つづいて、バルブ構造の作用について説明すると、上述したように、ピストン1がシリンダ40に対して図1中上方側に移動すると、上室41内の圧力が高まり、上室41内の作動油はポート2を通過して下室42内に移動しようとする。
そして、ピストン速度が低速領域にある場合、作動油は、ピストン速度が極低速のうちは、上述の弁座1cに着座するリーフバルブ10の外周に設けた切欠あるいは弁座1cに打刻によって形成されるオリフィスを通過し、その後の速度の上昇に伴って、リーフバルブ10の外周を撓ませるが、リーフバルブ10をコイルスプリング15の附勢力に抗してピストン1から後退させてリフトさせることができず、リーフバルブ10はコイルスプリング15によって附勢されてポート2を閉塞するように押し付けられて間座8の外周縁を支点として撓むのみとなる。
したがって、このときの減衰特性(ピストン速度に対する減衰力の関係)は、図2に示すが如くとなり、この低速領域では、減衰係数は比較的大きいものとなる。
他方、ピストン1の速度が中速領域に達して、上室41内の圧力と下室42内の圧力との差が所定値以上となると、作動油のリーフバルブ10を図1中下方へ押し下げる力が大きくなり、該力がコイルスプリング15の附勢力に打ち勝って、リーフバルブ10の全体をピストン1から軸方向に後退させる、すなわち、図1中下方へ移動させることになる。
このとき、リーフバルブ10の全体がピストン1の底部1aから離れ、弁座1cとリーフバルブ10との間の隙間は、ピストン速度が低速領域にあるときよりも大きく、また、ピストン速度に比例して隙間が大きくなることから、ピストン速度が中速領域にあるときの減衰特性は、図2に示すが如くとなり、ピストン速度の増加に対して比例はするものの低速領域より減衰係数は低くなり、減衰特性の傾きが小さくなる。
そして、ピストン速度が所定速度以上の高速領域に達すると、上述したように、バルブ抑え部材11が環状部材20に当接して、リーフバルブ10の図1中下方への移動が規制され、リーフバルブ10は、ピストン1からそれ以上後退することができなくなる。
すると、ピストン速度が中速領域にあるときは、ピストン速度の上昇に比例して弁座1cとリーフバルブ10との間の隙間が大きくなっていたが、高速領域では、弁座1cとリーフバルブ10との間の隙間が変化しないことになり、ピストン速度が高速領域にあるときの減衰特性は、図2に示すように、中速領域より減衰係数は大きくなるので、傾きが大きくなる。
したがって、本実施の形態における緩衝器のバルブ構造にあっては、ピストン速度が所定速度以上となるような高速領域に達すると、減衰係数を大きくすることができ、ピストン速度が高速領域に達する場合にあっても減衰力が不足することがなく、振動抑制が充分に行われ、車両における乗り心地を向上することができる。
さらに、緩衝器が最伸長するような振幅が大きく、かつ、ピストン速度が高速領域に達するような状況下にあっては、減衰係数を大きくして緩衝器の発生減衰力を大きくすることができるので、ピストン速度を速やかに低減することができ、最伸長時の衝撃を緩和することができる。
また、所定速度を高速領域に設定する事で、ピストン速度が中速領域にあるときには、減衰係数を比較的小さく保っておくことができるので、減衰力が大きくなり過ぎることがなく、車両における乗り心地を確保することができる。
なお、減衰係数を大きくする起点である所定速度が0.6m/s以上であって2m/s以下に設定されることで、緩衝器が適用される実車に好適となり、実用性が向上することになる。
なお、本実施の形態にあっては、ピストンナット4の筒部4aの外周にストッパとして別部材である環状部材20を嵌合するようにしているが、環状部材20を廃して段部4dをストッパとして機能させるようにしてもよい。
また、リーフバルブ10およびバルブ抑え部材11を基本的には、ピストンナット4の筒部4aに摺接させているが、筒部4aをピストンナット4から分離して独立した部材としてもよいことは勿論であり、ピストン1をピストンロッド5に別の手段で固定することができる場合には、コイルスプリング15の図1中下端を支承する部材を設けておけば、ピストンロッド5を軸部材として、リーフバルブ10およびバルブ抑え部材11をピストンロッド5の外周に直接摺接させておくようにしてもよく、さらに、ピストン1に挿通孔1aを設けてピストンロッド5の先端部を挿入するようにして、ピストンロッド5を突出させているが、バルブディスクたるピストン1と一体あるいは別体な軸部材をピストン1の軸心部に設けるようにしてもよい。
以上でバルブ構造の一実施の形態についての説明を終えるが、本発明のバルブ構造が緩衝器のピストン部の圧側減衰バルブに具現化することも、また、ベースバルブ部に具現化することも可能であり、およそ減衰力を発生する減衰力発生要素として機能する緩衝器のバルブに適用することが可能なことは勿論である。
なお、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されない。
一実施の形態における緩衝器のバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部の一部における縦断面図である。 一実施の形態の緩衝器のバルブ構造が具現化した緩衝器における減衰特性を示す図である。 従来の緩衝器のバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部の縦断面図である。 従来の緩衝器のバルブ構造が具現化した緩衝器における減衰特性を示す図である。
符号の説明
1 バルブディスクたるピストン
1a 底部
1b 挿通孔
1c 弁座
1d,2 ポート
3 窓
4 軸部材たるピストンナット
4a 筒部
4b,11a 鍔
4c 小径部
4d 段部
5 ピストンロッド
5a 螺子部
7,8 間座
10 リーフバルブ
11 バルブ抑え部材
15 附勢手段たるコイルスプリング
20 ストッパたる環状部材
40 シリンダ
41 上室
42 下室

Claims (3)

  1. ポートが形成されるバルブディスクと、バルブディスクの軸心部から立ち上がる軸部材と、内周側に上記軸部材が挿通されるととともに上記バルブディスクに積層されポートを閉塞する環状のリーフバルブと、ポートを閉塞する方向にリーフバルブを附勢する附勢手段とを備えた緩衝器のバルブ構造において、附勢手段の附勢力に抗してバルブディスクから後退するリーフバルブの後退量を規制するストッパを設けたことを特徴とする緩衝器のバルブ構造。
  2. 附勢部材はバルブ抑え部材と軸部材との間に介装されるコイルスプリングであって、軸部材の外周にストッパを設けたことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器のバルブ構造。
  3. バルブディスクは軸心部にピストンロッドが挿通されるピストンであって、軸部材は筒状に形成されるとともにピストンロッドの先端に螺着されてピストンをピストンロッドに固定するピストンナットとされ、コイルスプリングはバルブ抑え部材とピストンナットの外周に設けた鍔との間に介装され、ストッパは環状であって該ピストンナットの外周に嵌合されるとともにピストンナットの外周に設けた段部によってロッドの先端側への移動が規制されることを特徴とする請求項2に記載の緩衝器のバルブ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08135713A (ja) * 1994-11-14 1996-05-31 Toyota Motor Corp 液圧緩衝装置
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