JP2008144776A - 電気融着継手ジョイント金具の着合方法とジョイント金具 - Google Patents

電気融着継手ジョイント金具の着合方法とジョイント金具 Download PDF

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Abstract

【課題】従来、この種の融着継手は、電気融着継手とジョイント金具との接合面を凹凸面にしたり、樹脂層と金属層との間に代用接着剤樹脂層を形成して行われてきたが、ジョイント金具が抜け落ちたり継手との間で回動し内部流体の漏れを生じたりする問題があった。
【解決手段】先端にOリングを設定し、外周に2条の突条を設けると共に、突条の頂部にローレット加工を施し、後部に嵌入規制フランジを設けたジョイント金具を、導電機構を設けた電気融着継手のソケットに嵌入し、ソケットの外周にかしめリングを圧入してジョイント金具の嵌入部を圧締着するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂製配管部材と金属製配管部材との連結に用いられ、継手嵌入部に挿入される継手管外周と継手内周が電気加熱によって融着接合される電気融着継手にジョイント金具を着合する方法とこれに用いるジョイント金具に関するものである。
従来、電気融着継手にジョイント金具を着合する場合、電気融着継手とジョイント金具との接合面を凹凸面にしたり、樹脂層と金属層との間に代用接着剤樹脂層を形成して行われてきたが、ジョイント金具が抜け落ちたり継手との間で回動し内部流体の漏れを生じたりする問題があった。
この問題に対応して、特許文献1に示されるように、電気融着継手の導電線とジョイント金具と共にかしめリングを装着した金型の中に流動化した成形材料を圧入して樹脂層との接触面に導電線を埋設し、且つ、ジョイント金具とかしめリングを一体に取り付けた電気融着継手を成形し、その成形後にかしめリングをかしめることが提案されている。
特開平08−135877号公報
しかしながら、電気融着継手にジョイント金具とかしめリングを一体にして成形してしまったのでは、様々な種類のあるジョイント金具の汎用性を奪うことになり、ジョイント金具の種類ごとに電気融着継手を成形しなければならず、余計な金型が必要となるうえ、種類ごとに余分な在庫を備えなければならない等多くの問題がある。
また、施工環境に応じて選択しなければならないジョイント金具が、電気融着継手と一体になっていたのでは、現場の状況に対応できず返って多くの時間と労力を要するという問題もある。更に、電気融着継手とジョイント金具が一体固定化されているため、ジョイント金具に装着された配管にねじれを生じた場合など簡単に調整することが困難であるという問題もあった。
本発明は上記した課題に対応しようとするものであり、先端にOリングを設定し、外周円周方向に複数条の突条を設けると共に、その突条の頂部に軸方向に多数条の凹凸条を設ける加工を施し、後部に嵌入規制フランジを設けたジョイント金具を、導電機構を設けた電気融着継手のソケットに嵌入し、ソケットの外周にかしめリングを圧入してジョイント金具の嵌入部を圧締着するようにした。
即ち、これまで電気融着継手とジョイント金具との着合は、接合面を単純な凹凸面に構成してかしめリングのかしめ力と一体成形等による樹脂層と金属層との間に代用接着剤樹脂層の形成によって対応してきたため、着合力が弱く流体漏れや抜け落ち防止も不完全であったことに対応して、かしめリングを圧入してジョイント金具の嵌入部を圧締着するようにし、先端Oリングの設定と外周に設けた複数条の突条の頂部に軸方向に多数条の凹凸条を設ける加工として例えばローレット加工を施すことにより、着合力と気密性を高めたものである。
また、ジョイント金具の嵌入規制フランジ頂部に嵌入溝を設けて割りリングを嵌入すると共に、割りリングの外周突出部と回動可能に嵌合する案内溝を有する金属継手をジョイント金具の後尾部に覆着するるようにしてジョイント金具とこれに接合する金属継手との関係を回動可能にして金属継手に接合される配管部材等のねじれに対応できるようにした。
更に、電気融着継手のソケット外周に、ジョイント金具嵌入部に形成される凹陥部に対応する突部を設け、かしめリングによる圧締着によりソケット外周の前記突部がソケット内周壁をジョイント金具嵌入部の凹陥部に押し出すように構成し、かしめリングの圧入によるジョイント金具嵌入部への圧締着の効果を強化したものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。1は電気融着継手で、筒体の上面側に電極端子杆11、11を突設し、コントローラのコネクターコードに差し込んで電源接続するようになっており、その中間部に通電加熱による融着の終了や良否を判定するためのインジケーター12として、底面が融着界面の近傍に達するくぼみを設けている。
電気融着継手1の本体を構成する筒体の継手嵌入部2の一方にジョイント金具3を嵌入するソケット21が形成されており、継手嵌入部2の内周には挿入される継手管外周と継手内周を通電加熱によって融着接合する発熱部材13が埋設されている。
ジョイント金具3は、銅(CAC903C)等を素材とし、先端に耐熱性ゴムEPDMによって形成されたOリング31を設定し、外周に2条の突条32a、32bを設けると共に、突条32a、32bの頂部には軸方向に多数条の凹凸条を設けるローレット加工33が施され、後部に嵌入規制フランジ34を設け、更に、その後部に配管部材継手機構7を設けている。
この構成により、従来、かしめリングの覆着力に依存していた内部流体の漏れ防止を、耐熱性ゴムEPDMによって形成されたOリング31によって内部流体の漏れ防止を完全にすると共に、外周に設けた2条の突条32a、32bによって抜け止め方向の、その頂部のローレット加工33によって回動方向の滑りが制止されるものである。
また、電気融着継手のソケット21の外周に、ジョイント金具3の嵌入部に突条32a、32bの形成によって形成される凹陥部32c、32dに対応する突部22a、22bを設け、かしめリング4による圧締着によりソケット外周の前記突部22a、22bが、ソケット内周壁をジョイント金具嵌入部の凹陥部32c、32dに押し出して嵌入し抜け止め力を強化すると共に、突条頂部のローレット加工部33の細密凹凸条が当接するソケット内周壁面に食い込んで回動方向への滑動制止力が強化される。
他の実施例として、ジョイント金具3の配管部材継手機構7を分離して金属継手6とすると共に、嵌入規制フランジ34の頂部に嵌入溝35を設けて割りリング5を嵌入し、割りリングの外周突出部51と回動可能に嵌合する案内溝61を上記金属継手6に設けてジョイント金具3の後尾部に覆着する。
この覆着構成により、配管部材(図示しない)を継手した金属継手6がジョイント金具3に対して回動可能となり、配管部材のねじれに対しての調整を自由に行えるので、施工時に金属継手6に配管部材を継手した後にねじれ調整を行いながら配管の固定を行うことができる。
かしめリング4は、ステンレス(SUS)等の硬質金属を素材とし、ソケット21の外径よりやや小径の内径で、ソケット挿入側の内周にテーパー加工41が施されてソケット21の嵌圧入を助けている。
電気融着継手1へのジョイント金具3の着合は、先ず、ソケット21の内周部にジョイント金具3を圧入し、完全に圧入嵌合したところで、ソケット21の外周部にかしめリング4を圧入嵌合することにより圧着してかしめ、嵌合部材の前記凹凸構造が突合密着するようにする。なお、電気融着継手1の継手管嵌入部2に対する樹脂製継手管の継手は現場において行われる。
ねじれ対応のジョイント金具の場合には、嵌入規制フランジ34の頂部に設けた嵌入溝35に割りリング5を嵌入すると共に、割りリングの外周突出部51と回動可能に嵌合する案内溝61を有する金属継手6をジョイント金具3の後尾部に覆着する。
このように構成された電気融着継手は、現場において電極端子杆11、11をコントローラのコネクターコードに差し込んで電源接続し、通電によって発熱部材13を発熱させ、挿入された継手管の外周と継手嵌入部2の内周を通電加熱によって融着接合して固定し、配管施工が行われるものである。
本発明は以上のように構成したので、従来のジョイント金具の着合に対して着合力を飛躍的に強化すると共に、完全な流体漏れや抜け落ち防止ができ、長尺配管部材の配設時におけるねじれ調整にも対応することができたものである。
本発明の実施例による電気融着継手とジョイント金具、かしめリングを示すもので、ジョイント金具について下半分を外観図、他を縦断側面図として、各部材の構造と嵌合状況を示す分解全体説明図 同じく、図1の実施例による各部材の構造と嵌合状況を示すもので、ジョイント金具について下半分を外観図、他を縦断側面図とした嵌合状況の全体説明図 同じく、他の実施例による電気融着継手とジョイント金具、ジョイント金具から分離された金属継手、かしめリングを示すもので、ジョイント金具及び金属継手部分について下半分を外観図、他を縦断側面図として、各部材の構造と嵌合状況を示す分解全体説明図 同じく、図3の実施例による各部材の構造と嵌合状況を示すもので、ジョイント金具及び金属継手部分について下半分を外観図、他を縦断側面図とした嵌合状況の全体説明図
符号の説明
1 電気融着継手
11 電極端子杆
12 インジケーター
13 電気融着継手の埋設発熱部材
2 電気融着継手の継手管嵌入部
21 電気融着継手のソケット
22a 電気融着継手のソケット外周の突部
22b 電気融着継手のソケット外周の突部
3 ジョイント金具
31 ジョイント金具のOリング
32a ジョイント金具外周の突条
32b ジョイント金具外周の突条
32c 突条の形成によって形成される凹陥部
32d 突条の形成によって形成される凹陥部
33 ジョイント金具外周の突条頂部のローレット加工
34 ジョイント金具の嵌入規制フランジ
35 嵌入規制フランジ頂部の嵌入溝
4 かしめリング
41 かしめリングのソケット挿入側内周のテーパー加工
5 嵌入規制フランジ頂部の嵌入溝嵌入の割りリング
51 割りリングの外周突出部
6 配管部材を継手する金属継手
61 金属継手の割りリング嵌合案内溝
7 配管部材継手機構

Claims (5)

  1. 先端にOリングを設定し、外周円周方向に複数条の突条を設けると共に、その突条の頂部に軸方向に多数条の凹凸条を設ける加工を施し、後部に嵌入規制フランジを設けたジョイント金具を、導電機構を設けた電気融着継手のソケットに嵌入し、ソケットの外周にかしめリングを圧入してジョイント金具の嵌入部を圧締着することを特徴とする電気融着継手ジョイント金具の着合方法
  2. ジョイント金具の嵌入規制フランジ頂部に嵌入溝を設けて割りリングを嵌入すると共に、割りリングの外周突出部と回動可能に嵌合する案内溝を有する金属継手をジョイント金具の後尾部に覆着するようにした請求項1記載の電気融着継手ジョイント金具の着合方法
  3. 電気融着継手のソケット外周に、ジョイント金具嵌入部に形成される凹陥部に対応する突部を設け、かしめリングによる圧締着によりソケット外周の前記突部がソケット内周壁をジョイント金具嵌入部の凹陥部に押し出すように構成した請求項1又は請求項2記載の電気融着継手ジョイント金具の着合方法
  4. 先端にOリングを設定し、外周円周方向に複数条の突条を設けると共に、その突条の頂部に軸方向に多数条の凹凸条を設ける加工を施し、後部に嵌入規制フランジを設け、その後部に配管部材継手機構を設けたジョイント金具と、ジョイント金具を嵌入したソケットの外周を圧締着するかしめリングとから成る電気融着継手ジョイント金具
  5. 先端にOリングを設定し、外周円周方向に複数条の突条を設けると共に、その突条の頂部に軸方向に多数条の凹凸条を設ける加工を施し、頂部に割りリングを嵌入する嵌入溝を設けた嵌入規制フランジを設けると共に、割りリングの外周突出部と回動可能に嵌合する案内溝を有する金属継手を覆着するたジョイント金具と、ジョイント金具を嵌入したソケットの外周を圧締着するかしめリングとから成る電気融着継手ジョイント金具
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