JP2008144564A - 木造建築用耐震補強金具 - Google Patents

木造建築用耐震補強金具 Download PDF

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Abstract

【課題】木造建築物の柱において、耐震性や耐荷重性を考慮し長い柱を入手しようとすると、価格や資源の量から困難になってきており、2本以上の柱同志を結合する方法が採用されている。結合法の主は柱に突起や柄を加工し組み立てるものであるが、柱が削られ強度が減少し加工手間も嵩む。
【解決手段】金具により柱と柱を結合する。この金具は柱の長手方向に平行な4面に1つの稜を挟んで、その両側の2面に跨って穴に締付用ボルト及びナット5で締め付て結合する、柱には穴を通してアンカーボル及びナット6を用いて結合し、この工程で4つの稜に金具をひと巻きにする形で結合は出来上がる。この金具は主に鉄を素材にしており、結合方法、結合部、この金具の使用個数から結合する強さは向上する。
【選択図】図8

Description

木造建築において、柱同志の結合力を増大強化させて耐震性を増す方法に関するもの。
現在木造建築構築に際し柱同志の結合は一方の柱を削って突起を作り、他方の
Figure 2008144564
地震や重力に対して耐えうる木造建築を構築しようとすると地面から屋根まで継ぎ目のない太い一本柱を沢山使用するのが望ましい、しかし価格や資源の数を考ると一般には困難である。
柱が地面から屋根まで太くて一本物でなくとも又、比較的数が多くなくとも地震や重力に充分耐えうる低廉な柱が欲しい。
Figure 2008144564
や突起を作るので柱が削られて細くなると同時に強度が減少する。又、費用も嵩む。
発明が解決する為の手段
Figure 2008144564
この金具は金属を素材にして作っている、主に鉄を素材として採用しているため、素材、結合方法、結合部この金具使用個数等から考えて、結合する強さは向上する。
発明の効果
この金具は柱と結合させる部分の長さを柱の太さの最大で2.5倍になるように設
Figure 2008144564
少する。
この金具はアンカーボルト及びナットを装着するように設計している為、結合する柱
Figure 2008144564
Figure 2008144564
に集中応力が発生し外部からの力が増幅されて切り欠き部に働き結合部は脆弱になってし
Figure 2008144564
強度は低下しない。、
Figure 2008144564
一の柱を使った時の結合部に働く力の違いを比較してみる。
Figure 2008144564
倍である。
Figure 2008144564
による結合はその2.5倍である、このことから、条件が同じの柱で、支点と力点間の距
Figure 2008144564
合に比較してこの金具によるは結合は結合部に働く力は小さく有利と考えられる。
この金具は柱の結合部の端末加工は結合本数により変化するが45度の面取りを1面から最多でも4面加工するだけで済み、切り欠きは無いので集中応力は発生させず、加工も単純にして簡単しかも低廉。
この金具を使って12本の柱を立方体状に結合して1ユニットとする、多くのユニットを前後、左右、上下に結合してゆくと、1つ1つのユニットが丈夫であるうえに、結合されたユニットのそれぞれ各々が相互に強度を補完し合って、一層堅固な1つの躯体即ち木造建築物が構築される。
直線部結合用この金具短形の正面図 直線部結合用この金具長形の正面図 直角部結合用この金具短形の正面図 直角部結合用この金具長形の正面図 直角部結合用この金具筋交い穴装備形の正面図 3方向直角部結合用この金具筋交い穴装備形の正面図 図面6の平面図 3方向結合の俯瞰図1例 上下、左右、前後6方向の結合俯瞰図
符号の説明
0−1 図面1の本体
0−2 図面2の本体
0−3 図面3の本体
0−4 図面4の本体
0−5 図面5の本体
0−6 図面6の本体
1 締め付けボルト及びナット用穴
2 アンカーボルト及びナット用穴
3 筋交い取り付け用穴
4 補強梁
5 締め付けボルト及びナット
6 アンカーボルト及びナット
7〜15 この金具によって結合された柱
A−A A A断面矢視図
B−B B B断面矢視図
C−C C C断面矢視図
D−D D D断面矢視図
E−E E E断面矢視図
F−F F F断面矢視図
G−G G G断面矢視図
H−H H H断面矢視図
I−I I I断面矢視図
J−J J J断面矢視図

Claims (2)

  1. 本発明の金具、以後この金具と表現します、は木造建築を構築するに際し柱と柱を結合する時に使用するもので柱とこの金具を結合する方法に狙いの1つが有ります。
    柱とこの金具を結合させる方法は、柱の長手方向に平行な4面に、1つの稜を挟んでその両側の2面に跨って図中1の穴にボルト及びナットで締め付けて結合する。
    この工程で4つの稜にそれぞれ取り付け柱をひと巻きする形にして結合は出来上がる。
    以後、図中1の穴に使用するボルト及びナットを締め付けボルト及びナットと表現します。
    柱とこの金具を図中2の穴を使って間に柱を挟み向かい合ったこの金具の両外側からボルト及びナットで締め付けて結合させる。
    以後、図中2の穴で使うボルト及びナットをアンカーボルト及びナットと表現します。
    この結合方法が狙いのもう1つです。
    柱と柱を結合させる方法は締め付けボルト及びナットで相手方柱のこの金具同志締め付けて結合する。
    この金具で柱同志を結合すれば、結合と同時に相手方柱とこの金具を結合できる構造を有するこの金具です。
    金具の材質は用途により種々の金属を使用することが可能で、一般的には鉄を使用します。
  2. この金具は2本以上の柱を直角方向に結合する種類のものには、筋交いを取り付け可能な図中3の穴を装備している。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0315714U (ja) * 1989-06-30 1991-02-18
JP2001262701A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Sakata Construction Co Ltd 接合金物および木造軸組
JP2006219974A (ja) * 2005-01-17 2006-08-24 Hiroyuki Yamaoka 木造建築用継手

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