JP2008141877A - 電気車制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回路数を削減し装置の小型化と低コスト化を可能にした電気車制御装置を提供する。
【解決手段】電気車用電動機を駆動する複数台のVVVFインバータ59,60と、各VVVFインバータ59,60に個別に設けられるDC/DCコンバータ57,58と、各DC/DCコンバータ57,58の出力に個別に接続されたリアクトル55,56を介して接続された蓄電装置50とを備え、蓄電装置50は、複数台のVVVFインバータ59,60で共通に使用されて、電気車用電動機の回生エネルギーを吸収する。
【選択図】図9
【解決手段】電気車用電動機を駆動する複数台のVVVFインバータ59,60と、各VVVFインバータ59,60に個別に設けられるDC/DCコンバータ57,58と、各DC/DCコンバータ57,58の出力に個別に接続されたリアクトル55,56を介して接続された蓄電装置50とを備え、蓄電装置50は、複数台のVVVFインバータ59,60で共通に使用されて、電気車用電動機の回生エネルギーを吸収する。
【選択図】図9
Description
本発明は、回生エネルギーを吸収する蓄電装置を使用した電気車制御装置に関する。
一般の電気車制御装置は、図17に示すように、パンタグラフ201に接続されたVVVFインバータ202とDC/DCコンバータ203とによって電気車用電動機204を駆動制御する。電気車用電動機204で発生した回生エネルギーは、VVVFインバータ202を介してパンタグラフ201に戻されている。
この電気車制御装置にフィルタコンデンサの過電圧抑制回路と充電回路を追加する構成も考えられるが、この構成では、VVVFインバータ202とDC/DCコンバータ203それぞれ個別に過電圧抑制回路と充電回路を接続することになり、それに伴い回路数の増加によるコストアップと装置が大型化する可能性がある。また、VVVFインバータ202とDC/DCコンバータ203それぞれに過電圧抑制回路、充電回路を個別に設けると、例えばDC/DCコンバータ203が過電圧保護動作時に過電圧抑制回路で放電した後の再起動時に、DC/DCコンバータ203だけ充電する必要があり、その充電時間だけDC/DCコンバータ203の起動のタイミングがVVVFインバータ202に対して遅れ、起動のタイミングを合わせることが難しい。
図17に示す電気車制御装置にフィルタコンデンサを放電するための過電圧抑制回路と充電回路を追加した従来例を図18に示す。
同図に示すように、パンタグラフ201とVVVFインバータ202間には充電回路205が介挿されている。この充電回路205には、開放接触器206、リアクトル207を介してDC/DCコンバータ203からの回生エネルギーが供給されている。また、DC/DCコンバータ203には、フィルタリアクトル208が接続されるとともに、蓄電装置209とリアクトル210が接続されている。さらに、逆流防止用のダイオード211を介して過電圧抑制回路212が接続されている。
そして、放電時には、蓄電装置209に蓄電された電流がリアクトル210、ダイオード211を介して放電電流として過電圧抑制回路212に供給され消費される。
図19に他の従来例を示す。この従来装置では、DC/DCコンバータ203とVVVFインバータ202とが一つの装置としてではなく別体の装置で構成され、両者間はVVVF開放接触器212、DC/DCコンバータ開放接触器206と、フィルタリアクトル207、フィルタリアクトル213を介して接続されている。フィルタコンデンサ214,208はVVVFインバータ202とDC/DCコンバータ203にそれぞれ個別に設けられている。
図20はさらに他の従来例を示している。同図に示すように、この従来例では、放電回路は存在せず、蓄電装置209に蓄えられたエネルギーは力行時にVVVFインバータ202を通して電動機204を加速するエネルギーに使うことで放電するようにしている。
さらに、他の従来例としては、特開2002−305803号(特許文献1)に記載の“電気車”や、特開2003−18702号(特許文献2)に記載の“電気車の駆動システム”が知られている。
特開2002−305803号
特開2003−18702号
しかしながら、上述した特許文献1、2に記載の従来例では、DC/DCコンバータのフィルタコンデンサを放電する回路、充電する回路については記載されていない。
また、特許文献1、2の従来技術では、VVVFインバータとDC/DCコンバータが別装置となっており、DC/DCコンバータを動作させると電流リップルが多く発生し、地上側の信号機器に悪影響を及ぼす可能性がある。このことからVVVFインバータとDC/DCコンバータを別装置として車両に搭載する場合は、装置間の配線にリアクトルを挿入して電流リップルを低減する必要がある。
さらに、特許文献1、2の従来技術では、蓄電装置に蓄えられたエネルギーは電気車が力行中に電気車を加速するエネルギーとして放電する構成となっており、電気車が力行しないと、蓄電装置に蓄えられたエネルギーは放電することはできない。従って、電気車が蓄電装置にエネルギーを蓄えた状態で車庫へ戻ってきて長時間停車している間(制御電源が完全にOFFになっている状態)は、蓄電装置に蓄えられたエネルギーを放電する手段はなかった。蓄電装置はEDLC(Electric Double Layer Capacitors:電気二重層キャパシタ)で構成されているが、長時間エネルギーを蓄え続けると寿命が低下するという特性を持っている。また、長時間停車して電気車を整備する場合等に蓄電装置にエネルギーが蓄えられていると感電のおそれもある。
また、図18に示した従来例では、蓄電装置209に接続されたDC/DCコンバータ203に過電圧抑制回路212を取り付ける場合、蓄電装置209にはVVVFインバータ202の回生動作時のエネルギーが蓄えられているため、過電圧抑制回路動作時に蓄電装置209に蓄えられたエネルギーが、図18に示すように、DC/DCコンバータ203を経由して過電圧抑制回路212に放電されしまい、過電圧抑制回路212が容量オーバーで焼損してしまう可能性がある。
さらに、図19に示した従来例では、DC/DCコンバータ動作時のリップル電流を装置の外に出すので、DC/DCコンバータ203とVVVFインバータ202と間に電流リップル低減用のリアクトルを接続する必要がある。
さらに、図20に示した従来例では、放電回路は存在せず、蓄電装置209に蓄えられたエネルギーは力行時にVVVFインバータ202を通して電動機204を加速するエネルギーに使うことで放電する手段しかない。
本発明は上記事情に鑑み、VVVFインバータとDC/DCコンバータで充電回路、過電圧抑制回路を共有することで回路数を削減し装置の小型化と低コスト化を可能にした電気車制御装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明に係る請求項1に記載の電気車制御装置は、電気車用電動機を駆動する複数台のVVVFインバータと、各VVVFインバータに個別に設けられるDC/DCコンバータと、各DC/DCコンバータの出力に個別に接続されたリアクトルを介して接続された蓄電装置とを備え、前記蓄電装置は、複数台のVVVFインバータで共通に使用されて、前記電気車用電動機の回生エネルギーを吸収することを特徴としている。
請求項2に記載の電気車制御装置は、電気車用電動機を駆動する複数台のVVVFインバータと、各VVVFインバータに個別に設けられたDC/DCコンバータと、各DC/DCコンバータの出力に個別に接続された開放用の接触器とリアクトルを介して接続され、複数台のVVVFインバータで共通に使用されて、前記電気車用電動機の回生エネルギーを吸収する蓄電装置とを備え、DC/DCコンバータの故障時には該当する開放用の接触器を開放することで該当するDC/DCコンバータを開放し冗長性を確保することを特徴としている。
請求項3に記載の電気車制御装置は、電気車用電動機を駆動するVVVFインバータと、前記電気車用電動機の回生エネルギーを吸収するための蓄電装置と、この蓄電装置に接続されたDC/DCコンバータと、このDC/DCコンバータ用に設けられ、前記蓄電装置に蓄えられたエネルギーを放電する過電圧抑制回路とを備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の電気車制御装置は、電気車用電動機を駆動するVVVFインバータと、前記電気車用電動機の回生エネルギーを吸収するための蓄電装置と、この蓄電装置に接続されたDC/DCコンバータと、前記VVVFインバータ用に設けられ、前記蓄電装置に蓄えられたエネルギーを放電する過電圧抑制回路とを備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の電気車制御装置は、請求項3または4に記載の電気車制御装置において、前記過電圧抑制回路は、電気車が停車中に動作して前記蓄電装置に蓄えられたエネルギーを放電することを特徴としている。
本発明によれば、電動機を駆動するVVVFインバータとDC/DCコンバータで充電回路、過電圧抑制回路を共有することで回路数を削減し装置の小型化と低コスト化が可能となる。また、VVVFインバータまたはDC/DCコンバータの故障時には共有化された過電圧抑制回路により双方のフィルタコンデンサの放電を行い、再起動時に共有化された充電回路を動作させることによりDC/DCコンバータとVVVFインバータ双方を同時に充電することができ、その結果、起動のタイミングを合わせることが可能となる。
また、本発明によれば、蓄電装置に放電回路を設けて、その放電回路を電気車が長時間の停車中に動作させることにより蓄電装置に長時間エネルギーを蓄えたまま放置されることを防止し、蓄電装置の寿命を延ばし、さらに電気車の整備も安全に行うことが可能となる。
《第1の実施形態》
図1は本発明に係る電気車制御装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
図1は本発明に係る電気車制御装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、この電気車制御装置は、パンタグラフ1から取り込まれた直流電圧を高速度遮断器2を介して充電する充電回路3と、この充電回路3に対してVVVF開放接触器4、フィルタリアクトル6を介して接続されたVVVFインバータ12とを備え、このVVVFインバータ12によって駆動用電動機15が駆動制御されている。また、充電回路3に対してDC/DCコンバータ開放接触器5、フィルタリアクトル6を介して接続されたDC/DCコンバータ13を備えている。VVVFインバータ12およびDC/DCコンバータ13にはそれぞれフィルタコンデンサ10,11が接続されている。
また、フィルタリアクトル6の出側には、VVVF放電用ダイオード8が接続され、フィルタリアクトル7の出側には、DC/DCコンバータ放電用ダイオード9が接続されている。そして、各ダイオード8,9の出側(カソード側)には、VVVFインバータ12とDC/DCコンバータ13とで共通に使用される過電圧抑制回路14が接続されている。
さらに、DC/DCコンバータ13には、リアクトル16と、電動機15の回転中に発生する回生エネルギーを吸収するために電気二重層コンデンサ(EDLC)やリチウムイオン電池、鉛シール電池等で構成された蓄電装置17が接続されている。
前記充電回路3は、充電回路接触器18と、この充電回路接触器18と並列接続された充電抵抗19とを備えている。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
<過電圧抑制回路の動作>
図1に示すように、VVVFインバータ12とDC/DCコンバータ13とで充電回路3を共有したシステムでは、起動時に双方のフィルタコンデンサ10,11の各電圧を一致させる必要がある。そこで過電圧抑制回路14を共有してVVVFインバータ12のフィルタコンデンサ10とDC/DCコンバータ13のフィルタコンデンサ11は必ず同時に放電させるようにしている。
図1に示すように、VVVFインバータ12とDC/DCコンバータ13とで充電回路3を共有したシステムでは、起動時に双方のフィルタコンデンサ10,11の各電圧を一致させる必要がある。そこで過電圧抑制回路14を共有してVVVFインバータ12のフィルタコンデンサ10とDC/DCコンバータ13のフィルタコンデンサ11は必ず同時に放電させるようにしている。
すなわち、過電圧抑制回路14はVVVFインバータ12とDC/DCコンバータ13で共有されているので、DC/DCコンバータ13のフィルタコンデンサ11の過電圧検知時には過電圧抑制回路14が動作しVVVFインバータ12とDC/DCコンバータ13の双方のフィルタコンデンサ10,11の電圧を放電することができる。
このように過電圧抑制回路を共有することにより装置の小型化と低コスト化を実現した電気車制御装置を提供することが出来る。
図2を用いて第1の実施形態の動作を詳細に示す。DC/DCコンバータ13のフィルタコンデンサ11の過電圧が検出されると(図2(a))、過電圧抑制回路14を動作させ(同図(c))、DC/DCコンバータ13のフィルタコンデンサ11を放電させる。同時に、VVVFインバータ12のフィルタコンデンサ10も放電させる。一方、VVVFインバータ12のフィルタコンデンサ10の過電圧検知(同図(b))時にも過電圧抑制回路14が動作し、DC/DCコンバータ13とVVVFインバータ12のフィルタコンデンサ11,10が放電される。
このように過電圧抑制回路14をVVVFインバータ12とDC/DCコンバータ13で共有することにより、DC/DCコンバータ13またはVVVFインバータ12のフィルタコンデンサ過電圧保護発生時には両方のフィルタコンデンサ11,10を放電することができ、次の再起動のタイミングを合わせることが可能な電気車制御装置を提供することが出来る。
<充電回路の動作>
上述したように、VVVFインバータ12の回生エネルギーを吸収するための電気二重層コンデンサ等で構成される蓄電装置17にはDC/DCコンバータ13が接続され、また、VVVFインバータ12とDC/DCコンバータ13にはそれぞれフィルタコンデンサ10,11が接続されている。それぞれのフィルタコンデンサ10,11にはそれぞれの開放接触器4,5を通して共有化された充電回路3が接続されている。
上述したように、VVVFインバータ12の回生エネルギーを吸収するための電気二重層コンデンサ等で構成される蓄電装置17にはDC/DCコンバータ13が接続され、また、VVVFインバータ12とDC/DCコンバータ13にはそれぞれフィルタコンデンサ10,11が接続されている。それぞれのフィルタコンデンサ10,11にはそれぞれの開放接触器4,5を通して共有化された充電回路3が接続されている。
この状態で、DC/DCコンバータ13の開放接触器5とVVVFインバータ12の開放接触器4を閉じると、それぞれのフィルタコンデンサ11,10には充電回路3内の充電抵抗19を通してパンタグラフ1から電流が供給され充電される。その後、充電回路3内の充電回路接触器18を閉じるとそれぞれのフィルタコンデンサ10,11はパンタグラフ1と同電位となり充電が完了する。このように充電回路3を共有することにより装置の小型化と低コスト化を実現した電気車制御装置を提供することが出来る。
図3を用いて動作を詳述すると、DC/DCコンバータ13の開放接触器5とVVVFインバータ12の開放接触器4を同時に閉じると(図3(c)、(d))、それぞれのフィルタコンデンサ11,10には充電回路3内の充電抵抗19を通してパンタグラフ1から電流が供給され充電される(同図(a)、(b))。その後、充電回路3内の充電回路接触器18を閉じると(同図(e))、それぞれのフィルタコンデンサ11,10はパンタグラフ1と同電位となり充電が完了する(同図(a)、(b))。
このように、共有された充電回路3を動作させることにより、DC/DCコンバータ13とVVVFインバータ12の充電タイミングを一致させることが可能な電気車制御装置を提供することができる。
《第2の実施形態》
図4は本発明に係る電気車制御装置の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図1と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図4は本発明に係る電気車制御装置の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図1と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
第2の実施形態では、蓄電装置17に蓄電装置開放接触器20が接続される構成となっている。過電圧抑制回路14の動作時に蓄電装置開放接触器20を開放することにより、過電圧抑制回路14を通して蓄電装置17の電荷を放電させることができる。これにより、過電圧抑制回路14が容量オーバーで焼損することを防止する電気車制御装置を提供することができる。
《第3の実施形態》
図5は本発明に係る電気車制御装置の第3の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図1、図4と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図5は本発明に係る電気車制御装置の第3の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図1、図4と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
第3の実施形態では、蓄電装置17に対し2台の蓄電装置開放接触器20,21を直列配置するようにしている。これにより、2台の蓄電装置開放接触器20,21の一方が開放されない場合でも他方を開放することで確実に開放でき信頼性が向上し、過電圧抑制回路動作時に確実に蓄電装置を開放することが可能な電気車制御装置を提供することができる。
《第4の実施形態》
図6は本発明に係る電気車制御装置の第4の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図1、図4、図5と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図6は本発明に係る電気車制御装置の第4の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図1、図4、図5と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
第4の実施形態では、2台のVVVFインバータ28,29を設け、これらVVFインバータ28,29と蓄電装置17に接続された1台のDC/DCコンバータ13とで過電圧抑制回路14を共有するようにしたものである。
このように、2台のVVVFインバータ28,29を設ける構成にあっても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
なお、図6はVVVFインバータを2台で構成するようにしているが、VVVFインバータは4台並列に接続するようにしても良い。
《第5の実施形態》
図7は本発明に係る電気車制御装置の第5の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図5と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図7は本発明に係る電気車制御装置の第5の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図5と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図7に示す第5の実施形態では、2台直列に接続する蓄電装置開放接触器の一方の接触器20をリアクトル16の蓄電装置17側へ配し、もう一方の接触器21をDC/DCコンバータ装置13側へ配したものである。その他の構成は図5に示した第3の実施形態と同様である。
このように構成することによっても、2台の蓄電装置開放接触器20,21の一方が開放されない場合でも他方を開放することで確実に開放でき信頼性が向上し、過電圧抑制回路動作時に確実に蓄電装置を開放することが可能な電気車制御装置を提供することができる。
《第6の実施形態》
図8は本発明に係る電気車制御装置の第6の実施形態の構成を示すブロック図である。
図8は本発明に係る電気車制御装置の第6の実施形態の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、この電気車制御装置は、パンタグラフ41から取り込まれた直流電圧を開放接触器42、フィルタリアクトル43を介してDC/DCコンバータ48と、VVVFインバータ46とに導き、VVVFインバータ46によって駆動用電動機49が駆動制御されるように構成されている。
特に、第6の実施形態では、電気二重層コンデンサ等で構成された蓄電装置50にリアクトル44を介して接続されたDC/DCコンバータ48とVVVFインバータ46と双方で共有されたフィルタコンデンサ47を車両制御装置45内に収める構成となっている。
VVVFインバータ46とDC/DCコンバータ48を一つの箱に収めて双方のフィルタコンデンサ47を共有することで装置の小型化が達成できる。さらにVVVFインバータ46とDC/DCコンバータ48が一つの箱に入ることから、DC/DCコンバータ動作時に発生するリップル電流が装置の外へ出ることがなく、また、フィルタリアクトルの数を削減でき、かつ信号機器への悪影響もない電気車制御装置を提供することができる。
《第7の実施形態・・・請求項1に対応》
図9は本発明に係る電気車制御装置の第7の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図8と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第7の実施形態は請求項1に対応する。
図9は本発明に係る電気車制御装置の第7の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図8と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第7の実施形態は請求項1に対応する。
第7の実施形態では、2台のVVVFインバータ59,60に個別にDC/DCコンバータ57,58が配置され、DC/DCコンバータ57とVVVFインバータ59はフィルタコンデンサ61を共有し、DC/DCコンバータ58とVVVFインバータ60はフィルタコンデンサ62を共有するように構成されている。また、2台のDC/DCコンバータ57,58はそれぞれリアクトル55,56を介して共通の蓄電装置50に接続されている。蓄電装置50は、電気二重層コンデンサやリチウムイオン電池等で構成されている。
また、蓄電装置50は、放電スイッチ51を介して放電抵抗52へ接続されている。蓄電装置50に蓄えられたエネルギーは、放電スイッチ51をオンさせることにより、放電抵抗52で消費され、蓄電装置50に蓄えられたエネルギーが放電されるようになっている。
このように、蓄電装置50を複数台のDC/DCコンバータ57,58、VVFインバータ59,60で共有することにより、システムを小型化した電気車制御装置を提供することができる。
また、一般に電気二重層コンデンサ等で構成された蓄電装置50は大きなエネルギーが長時間たまっていると寿命が低下する特性があるため、車両が長時間停車中は放電スイッチ52を閉じて蓄電装置50に蓄えられたエネルギーを放電させ、放電抵抗52で消費させることによって、蓄電装置50に長時間エネルギーが蓄えられて蓄電装置50の寿命が短くなることを防止することができる。さらに電気車の整備時には蓄電装置50のエネルギーは放電されているので、安全に整備作業を行うことができる。
《第8の実施形態・・・請求項2に対応》
図10は本発明に係る電気車制御装置の第8の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図8,9と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第8の実施形態は請求項2に対応する。
図10は本発明に係る電気車制御装置の第8の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図8,9と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第8の実施形態は請求項2に対応する。
第8の実施形態では、2台のVVVFインバータ59,60に個別にDC/DCコンバータ57,58が配置され、DC/DCコンバータ57とVVVFインバータ59はフィルタコンデンサ61を共有し、DC/DCコンバータ58とVVVFインバータ60はフィルタコンデンサ62を共有している。また、DC/DCコンバータ57にはリアクトル55が、DC/DCコンバータ58にはリアクトル56がそれぞれ開放接触器65、66を介して接続されている。リアクトル55とリアクトル56のもう一方の端子には蓄電装置50接続され、2台のDC/DCコンバータ57,58で蓄電装置50を共有する構成となっている。また、蓄電装置50は、放電スイッチ51を介して放電抵抗52へ接続されている。蓄電装置50に蓄えられたエネルギーは、放電スイッチ51をオンさせることにより、放電抵抗52で消費され、蓄電装置50に蓄えられたエネルギーが放電されるようになっている。
したがって、DC/DCコンバータ57,58のとちらか一方が故障した場合には、開放接触器65、66の内で架線側に接続された開放接触器と、蓄電装置50側に接続された開放接触器の何れか一方の開放接触器を開放して電気的に故障装置を開放する。このように動作することにより、共有化された蓄電装置50を故障していないDC/DCコンバータとVVVFインバータで活用することができる。
このような構成とすることによりシステムの冗長性を確保した電気車制御装置を提供することが出来る。
《第9の実施形態・・・請求項2に対応》
図11は本発明に係る電気車制御装置の第9の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図8,9,10と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第9の実施形態は請求項2に対応する。
図11は本発明に係る電気車制御装置の第9の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図8,9,10と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第9の実施形態は請求項2に対応する。
第9の実施形態では、4台のVVVFインバータ59,60,83,84に個別にDC/DCコンバータ57,58,79,80が配置され、それぞれのDC/DCコンバータ57,58,79,80は開放接触器65,66,77,78とリアクトル55,56,75,76を介して、共有された蓄電装置50へ接続されている。DC/DCコンバータ57とVVVFインバータ59はフィルタコンデンサ61を共有し、DC/DCコンバータ58とVVVFインバータ60はフィルタコンデンサ62を共有している。また、DC/DCコンバータ79とVVVFインバータ83はフィルタコンデンサ81を共有し、DC/DCコンバータ80とVVVFインバータ84はフィルタコンデンサ82を共有している。また、蓄電装置50は、放電スイッチ51を介して放電抵抗52へ接続されている。蓄電装置50に蓄えられたエネルギーは、放電スイッチ51をオンさせることにより、放電抵抗52で消費され、蓄電装置50に蓄えられたエネルギーが放電されるようになっている。
DC/DCコンバータ57,58,79,80の何れかが故障した場合は架線側に接続された開放接触器63,64,71,72と蓄電装置50側に接続された開放接触器65,66,77,78のうち該当するDC/DCコンバータに接続された開放接触器のみを開放して電気的に故障装置を開放する。
このように動作することにより、共有化された蓄電装置50を故障していないDC/DCコンバータ57,58,79,80とVVVFインバータ59,60,83,84で活用することができ、これによって、システムの冗長性を確保した電気車制御装置を提供することが出来る。
《第10の実施形態》
図12は本発明に係る電気車制御装置の第10の実施形態の構成を示すブロック図である。
図12は本発明に係る電気車制御装置の第10の実施形態の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、この電気車制御装置は、パンタグラフ91から取り込まれた直流電圧を開放接触器92、フィルタリアクトル93を介してDC/DCコンバータ94と、VVVFインバータ95とに導き、VVVFインバータ95によって駆動用電動機96が駆動制御されるように構成されている。
特に、第10の実施形態では、VVVFインバータ95に接続されたDC/DCコンバータ94は電気二重層コンデンサ等で構成された蓄電装置97にリアクトル100を介して接続され、この蓄電装置97は放電スイッチ98を介して放電抵抗99へ接続されている。蓄電装置97に蓄えられたエネルギーは、放電スイッチ98をオンさせることにより、放電抵抗99で消費され、蓄電装置97に蓄えられたエネルギーは放電される。
このように、蓄電装置97に放電抵抗99を接続することにより、必要に応じて蓄電装置97に蓄えられたエネルギーを放電抵抗99を通して放電することができる。
また、一般に電気二重層コンデンサ等で構成された蓄電装置97は大きなエネルギーが長時間たまっていると寿命が低下する特性があるため、車両が長時間停車中は放電スイッチ98を閉じて蓄電装置97に蓄えられたエネルギーを放電し、放電抵抗99で消費させることによって、蓄電装置97に長時間エネルギーが蓄えられて蓄電装置97の寿命が短くなることを防止することができる。さらに電気車の整備時には蓄電装置97のエネルギーは放電され、安全に整備作業を行うことができる。
《第11の実施形態・・・請求項3に対応》
図13は本発明に係る電気車制御装置の第11の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図12と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第11の実施形態は請求項3に対応する。
図13は本発明に係る電気車制御装置の第11の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図12と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第11の実施形態は請求項3に対応する。
同図に示すように、電気二重層コンデンサやリチウムイオン電池等等で構成された蓄電装置97に接続されたDC/DCコンバータ94は過電圧抑制回路101に接続されている。この過電圧抑制回路101は、回生エネルギーを蓄えた蓄電装置97の電荷を消費する容量を持っており、この過電圧抑制回路101を動作させることにより、DC/DCコンバータフィルタコンデンサ104が放電されると共に、DC/DCコンバータ94を通して蓄電装置97に蓄えられたエネルギーも放電させることができる。
このような構成とすることにより、蓄電装置97の放電回路をDC/DCコンバータ94の過電圧抑制回路101と共用することができ、蓄電装置専用に放電回路を持つ必要がなくなるため、装置の小型化を実現できる。
また、図13において、DC/DCコンバータ94の過電圧抑制回路101を動作させることにより、蓄電装置97に蓄えられたエネルギーを放電し、蓄電装置97に長時間エネルギーが蓄えられることはなくなり、蓄電装置97の寿命を延ばすことができ、また電気車の整備の際に蓄電装置97のエネルギーは放電され安全に整備作業を行うことができる。
《第12の実施形態・・・請求項3に対応》
図14は本発明に係る電気車制御装置の第12の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図12と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第12の実施形態は請求項3に対応する。
図14は本発明に係る電気車制御装置の第12の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図12と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第12の実施形態は請求項3に対応する。
第12の実施形態では、過電圧抑制回路108がDC/DCコンバータ94とVVFインバータ95とで共用される構成となっている。すなわち、過電圧抑制回路108はVVVFインバータ95の直流過電圧抑制とDC/DCコンバータ94の直流過電圧抑制の両方を行う。
この場合、過電圧抑制回路108には、電気二重層コンデンサやリチウムイオン電池等で構成された蓄電装置97で蓄えられた回生エネルギーを消費できるだけの容量を持たせている。これにより、過電圧抑制回路108を動作させたとき、VVVFインバータフィルタコンデンサ107とDC/DCコンバータフィルタコンデンサ104とが放電されると共に、DC/DCコンバータ94を通して蓄電装置97に蓄えられたエネルギーも放電させることができる。
このような構成とすることにより、蓄電装置97の放電回路をDC/DCコンバータ94の過電圧抑制回路108と共用することができ、蓄電装置97専用に放電回路を持つ必要がなくなるため、装置の小型化を実現できる。
《第13の実施形態・・・請求項4に対応》
図15は本発明に係る電気車制御装置の第13の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図12,13,14と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第13の実施形態は請求項4に対応する。
図15は本発明に係る電気車制御装置の第13の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図12,13,14と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。第13の実施形態は請求項4に対応する。
第13の実施形態では、2台のVVVFインバータ112,113と、電気二重層コンデンサやリチウムイオン電池等等で構成された蓄電装置97に接続された1台のDC/DCコンバータ94とでシステムを構成している。また、過電圧抑制回路108は蓄電装置97に蓄えられた回生エネルギーを消費できるだけの容量を持っている。
過電圧抑制回路108が動作すると、VVVFインバータ112とVVVFインバータ113とDC/DCコンバータ94のフィルタコンデンサ電圧が放電されると共に、DC/DCコンバータ94を通して蓄電装置97に蓄えられたエネルギーも放電される。
このように、蓄電装置97の放電回路をDC/DCコンバータ94の過電圧抑制回路108と共用することができ、蓄電装置97専用に放電回路を持つ必要がなくなるため、装置の小型化を実現できる。
なお、図15では、VVVFインバータを2台で説明したが、4台以上であって同様の構成で実現できる。
《第14の実施形態》
図16は本発明に係る電気車制御装置の第14の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図12,13,14,15と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図16は本発明に係る電気車制御装置の第14の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図12,13,14,15と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
第14の実施形態では、4台のVVVFインバータ112,113,132,133とDC/DCコンバータ128,129,130,131とで、電気二重層コンデンサやリチウムイオン電池等等で構成された1台の蓄電装置97を共有している。また、過電圧抑制回路108は、蓄電装置97に蓄えられた回生エネルギーを消費できるだけの容量を持っている。
過電圧抑制回路108が動作すると、4台のVVVFインバータ112,113,132,133のフィルタコンデンサ148,149,150,151と共に蓄電装置97に蓄えられたエネルギーも、4台のDC/DCコンバータ128,129,130,131を通って放電される。このシステムでは冗長性を確保するために、各DC/DCコンバータ128,129,130,131にはその架線側に開放接触器120,121,122,123が、また蓄電装置側には、開放接触器124,125,126,127がそれぞれ設けられている。開放されているDC/DCコンバータ128,129,130,131に接続される開放接触器は開放されている。
過電流抑制回路108を動作させると、開放されていない何れかのDC/DCコンバータ128,129,130,131を通って蓄電装置97に蓄えられたエネルギーが放電される。このような構成とすることにより、蓄電装置97の放電回路をDC/DCコンバータ128,129,130,131の過電圧抑制回路108と共用することができ、蓄電装置97が専用に放電回路を持つ必要がなくなるため、装置の小型化を実現できる
以上の各実施の形態において、一般に電気二重層コンデンサ等で構成された蓄電装置は大きなエネルギーが長時間たまっていると寿命が低下する特性があるため、車両が長時間停車中には過電圧抑制回路108を動作させることにより蓄電装置97に蓄えられたエネルギーを放電し、蓄電装置97に長時間エネルギーが蓄えられて蓄電装置97の寿命が短くなることを防止することができる。さらに電気車の整備時には蓄電装置のエネルギーは放電され、安全に整備作業を行うことができる。
以上の各実施の形態において、一般に電気二重層コンデンサ等で構成された蓄電装置は大きなエネルギーが長時間たまっていると寿命が低下する特性があるため、車両が長時間停車中には過電圧抑制回路108を動作させることにより蓄電装置97に蓄えられたエネルギーを放電し、蓄電装置97に長時間エネルギーが蓄えられて蓄電装置97の寿命が短くなることを防止することができる。さらに電気車の整備時には蓄電装置のエネルギーは放電され、安全に整備作業を行うことができる。
1,41,91:パンタグラフ
2:高速度遮断器
3:充電回路
4,42,92:VVVF開放接触器
5:DC/DCコンバータ開放接触器
6,7,24,25:フィルタリアクトル
8,30,31:VVVF放電用ダイオード
9:DC/DCコンバータ放電用ダイオード
10,26,27:VVVFフィルタコンデンサ
11:DC/DCコンバータフィルタコンデンサ
12,28,29,46,59,60,83,84,95,112,113,132,133:VVVFインバータ
13,48,57,58,79,80,94,128,129,130,131:DC/DCコンバータ
14,108:過電圧抑制回路
15,15−1,15−2、49,49−1,49−2,96,96−1,96−2:駆動用電動機
16:リアクトル
17,50,97:蓄電装置
18:充電回路接触器
19:充電抵抗
20,21:蓄電装置開放接触器
22,23:VVVF開放接触器
51,98:放電スイッチ
52,99:放電抵抗
2:高速度遮断器
3:充電回路
4,42,92:VVVF開放接触器
5:DC/DCコンバータ開放接触器
6,7,24,25:フィルタリアクトル
8,30,31:VVVF放電用ダイオード
9:DC/DCコンバータ放電用ダイオード
10,26,27:VVVFフィルタコンデンサ
11:DC/DCコンバータフィルタコンデンサ
12,28,29,46,59,60,83,84,95,112,113,132,133:VVVFインバータ
13,48,57,58,79,80,94,128,129,130,131:DC/DCコンバータ
14,108:過電圧抑制回路
15,15−1,15−2、49,49−1,49−2,96,96−1,96−2:駆動用電動機
16:リアクトル
17,50,97:蓄電装置
18:充電回路接触器
19:充電抵抗
20,21:蓄電装置開放接触器
22,23:VVVF開放接触器
51,98:放電スイッチ
52,99:放電抵抗
Claims (5)
- 電気車用電動機を駆動する複数台のVVVFインバータと、
各VVVFインバータに個別に設けられるDC/DCコンバータと、
各DC/DCコンバータの出力に個別に接続されたリアクトルを介して接続された蓄電装置とを備え、
前記蓄電装置は、複数台のVVVFインバータで共通に使用されて、前記電気車用電動機の回生エネルギーを吸収する、
ことを特徴とする電気車制御装置。 - 電気車用電動機を駆動する複数台のVVVFインバータと、
各VVVFインバータに個別に設けられたDC/DCコンバータと、
各DC/DCコンバータの出力に個別に接続された開放用の接触器とリアクトルを介して接続され、複数台のVVVFインバータで共通に使用されて、前記電気車用電動機の回生エネルギーを吸収する蓄電装置とを備え、
DC/DCコンバータの故障時には該当する開放用の接触器を開放することで該当するDC/DCコンバータを開放し冗長性を確保する、
ことを特徴とする電気車制御装置。 - 電気車用電動機を駆動するVVVFインバータと、
前記電気車用電動機の回生エネルギーを吸収するための蓄電装置と、
この蓄電装置に接続されたDC/DCコンバータと、
このDC/DCコンバータ用に設けられ、前記蓄電装置に蓄えられたエネルギーを放電する過電圧抑制回路と、
を備えたことを特徴とする電気車制御装置。 - 電気車用電動機を駆動するVVVFインバータと、
前記電気車用電動機の回生エネルギーを吸収するための蓄電装置と、
この蓄電装置に接続されたDC/DCコンバータと、
前記VVVFインバータ用に設けられ、前記蓄電装置に蓄えられたエネルギーを放電する過電圧抑制回路と、
を備えたことを特徴とする電気車制御装置。 - 請求項3または4に記載の電気車制御装置において、
前記過電圧抑制回路は、電気車が停車中に動作して前記蓄電装置に蓄えられたエネルギーを放電する、
ことを特徴とする電気車制御装置。
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2006
- 2006-12-01 JP JP2006326194A patent/JP2008141877A/ja active Pending
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