JP2008141800A - リニアモータの電機子およびリニアモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型化が可能なリニアモータの電機子およびこの電機子を用いた薄型のリニアモータを提供する。
【解決手段】モータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティース6と、磁極ティース6の駆動コイル巻回部60に巻回された駆動コイル8とを備えたリニアモータの電機子5であって、各磁極ティース6の駆動コイル巻回部60は、モータ駆動方向の巻回面にモータ駆動方向の段差Hを設けて、モータ駆動方向の幅が広い巻回部601と、モータ駆動方向の幅が狭い巻回部602とを備えている。
【選択図】図5

Description

この発明は、リニアモータの電機子およびその電機子を用いたリニアモータに係るものであり、特に薄型化を図るための電機子構造に関するものである。
従来のリニアモータの電機子は、磁極ティースにインシュレータを介して巻回される駆動コイルと、各駆動コイルの端末と電気的に接続される複数の結線補助板と、結線補助板を電気的に接続させる複数の結線部材を備え、これらを、駆動コイルの端末が引き出される側のインシュレータのフランジ部に突出して形成される係合突起によって、駆動コイルの上(外側)に配置している(例えば、特許文献1参照)。
また、各電機子コアブロックをコアバック部に設けられた穴を利用して、ボルト等により締結部材と締結しており、該締結部材は駆動コイルの上(外側)に突出するように配置している(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−180381号公報(段落番号[0006]〜[0012]、図1、図2等参照) 特開2005−160148号公報(段落番号[0014]〜[0016]、図6、図7等参照)
上記従来のリニアモータの電機子は、磁極ティースに一様に駆動コイルが巻回され、結線部材や締結部材は、一様に巻回された該駆動コイルの上(駆動コイルの外側)に配置されているため、電機子のコイルエンド方向の寸法が増大してしまい、電機子を薄型化する際の阻害要因となるという問題点があった。
この発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、薄型化が可能なリニアモータの電機子およびこの電機子を用いた薄型のリニアモータを得ることを目的とする。
この発明に係るリニアモータの電機子は、モータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、磁極ティースの駆動コイル巻回部に巻回された駆動コイルとを備えている。そして、駆動コイル巻回部は、モータ駆動方向の巻回面にモータ駆動方向の段差を設けて、モータ駆動方向の幅が広い巻回部と、モータ駆動方向の幅が狭い巻回部とを備えているものである。
この発明のリニアモータの電機子によれば、駆動コイル巻回部が、モータ駆動方向の巻回面にモータ駆動方向の段差を設けて、モータ駆動方向の幅が広い巻回部と、モータ駆動方向の幅が狭い巻回部とを備えていることにより、隣り合う磁極ティースとの間に無駄な空間を生じさせることなく、各巻回部におけるモータ駆動方向の幅がほぼ同じになるように、駆動コイルの巻線層数を変えて駆動コイルを巻回することが可能になり、これによりコイルエンド部には巻線層数の差による段差を設けることができる。そしてこの段差により生じるコイルエンド部の凹部に、駆動コイルの端末を電気的に接続する結線部材や、各磁極ティースを締結するための締結部材等を配置することにより、電機子の性能を低下させることなくリニアモータの電機子の薄型化を図ることができる。
図1はこの発明の実施の形態によるリニアモータの構成を示す平面図である。また、図2は図1のII−II線に沿うリニアモータの構成を示す側断面図、図3は図2のIII−III線に沿うリニアモータの構成を示す平断面図であり固定子を省略したもの、図4は図1におけるリニアモータの構成を示す下面図であり固定子を省略したものである。また、図5はこの発明の実施の形態によるリニアモータの電機子を構成する磁極ティースの形状を示す平面図、図6は図5における磁極ティースに駆動コイルを巻回した状態を示す平断面図である。
図1において、リニアモータの固定子1は、リニアモータの駆動方向(図中の両向き矢印Aの方向)に沿って2列に延在する板状のヨーク2と、このヨーク2上にモータ駆動方向に沿って所定の間隔で配置され交互に極性が異なる複数の永久磁石3および4とから構成されている。
また、図1乃至図4に示されるように、リニアモータの電機子5は、リニアモータの固定子1の2列の永久磁石3、4間に所定の間隔を介して配置され、リニアモータの駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティース6と、これらの各磁極ティース6の周囲を覆うように装着されたインシュレータ7と、該インシュレータ7を介して各磁極ティース6に巻回される駆動コイル8と、複数の磁極ティース6を両端から挟み込んで各磁極ティース6を一体に締結するための締結部材9および連結棒10(図2参照)と、各磁極ティース6に巻回された各駆動コイル8の端末を電気的に接続する結線部材11(図4参照)とから構成されている。
次に、電機子5を構成する磁極ティース6について詳述する。
磁極ティース6は、図2に示すように、電磁鋼板をプレスで打ち抜くとともに抜きカシメなどで鋼板同士を連結して形成されており、2列の永久磁石3、4間中央に位置し隣接する磁極ティース6と当接するコアバック部61と、このコアバック部61から永久磁石3、4と対向する両側に突出して形成される駆動コイル巻回部60とからなる(図5参照)。
そして、駆動コイル巻回部60のモータ駆動方向の巻回面には駆動方向の段差Hを設け、本実施の形態では、コアバック部61の両端にモータ駆動方向の幅が広い幅広巻回部601を、そしてこの幅広巻回部601よりも永久磁石3、4側にモータ駆動方向の幅が狭い幅狭巻回部602を設けている。
また、コアバック部61は、上述の締結部材9および連結棒10に各磁極ティース6を固定するための固定穴61aを備えている。
そして、図6に示すように、各磁極ティース6の駆動コイル巻回部60には、該磁極ティースを覆うように配置されるインシュレータ7を介して駆動コイル8が巻回される。この際、駆動コイル8は、隣り合う磁極ティース間のスロットに無駄な空間が生じないように、各巻回部におけるリニアモータ駆動方向の幅がほぼ同じになるように、幅広巻回部601に比べ幅狭巻回部602側の巻線層数を増やして巻回される。本実施の形態では、幅広巻回部601には駆動コイル8を2層巻回し、幅狭巻回部602には6層巻回しており、幅広巻回部601側の駆動コイル81の駆動方向の幅W1と、幅狭巻回部602側の駆動コイル82の駆動方向の幅W2がほぼ同じとなっている。
インシュレータ7の形状は詳しくは図示していないが、上述の通り各磁極ティース6を覆うように設けられており、磁極ティース6の積層方向両端側から、磁極ティース6の巻回部60を覆うように装着されている。本実施の形態では、図6に示すように、駆動コイル巻回部60の駆動方向側の巻回面に段差Hを設けているため、インシュレータ7の駆動方向側の面もこの段差Hに沿った形状である。また、図2に示すように、インシュレータ7の磁極ティース6の積層方向側の面には、駆動コイル8がコイル巻回部60からはみでて巻き崩れが生じないように、駆動コイル巻回部の端部、すなわちコイル巻回部60のコアバック61側と永久磁石3、4側の両端にそれぞれフランジ部70、71を設けた形状としている。
さらに、インシュレータ7は、駆動コイル巻回部60の幅が変化する境界部分に、上記駆動コイル巻回部60の巻回面に垂直な上記駆動コイルを仕切るための仕切り壁700を設けている。図2および図6に示すように、この仕切り壁700は、インシュレータ7のモータ駆動方向側の面からモータ駆動方向に延びる仕切り壁700aと、インシュレータ7の磁極ティース6の積層方向側の面から磁極ティース6の積層方向に延びる仕切り壁700bとからなり、幅広巻回部601側の駆動コイル81および駆動コイル81の磁極ティース6の積層方向両端面から外部に露出した部分であるコイルエンド部810と、幅狭巻回部602側の駆動コイル82および駆動コイル82の磁極ティース6の積層方向両端面から外部に露出した部分であるコイルエンド部820との間を仕切っている。
そして、上述のように、磁極ティース6の幅広巻回部601、幅狭巻回部602の幅に応じて駆動コイル8が巻線層数を変えて巻回されることにより、磁極ティース6の積層方向両側には段差を有するコイルエンド部810、820が形成される。例えば、本実施の形態のように、幅広巻回部601側を2層巻き(駆動コイル81)とし、幅狭巻回部602側を6層巻き(駆動コイル82)とすると、駆動コイル81のコイルエンド部810と駆動コイル82のコイルエンド部820の間には、巻線層数の差、本実施の形態では4層分の段差が生じ、この段差によりコイルエンド部に凹部13を形成する。そして、このコイルエンド部に生じた凹部13に、上述の磁極ティース6を一体に締結するための締結部材9、および各駆動コイル8を電気的に接続する結線部材11を配置している。
本実施の形態では、磁極ティース6の積層方向上端側のコイルエンド部810a側に形成される凹部13aに締結部材9を配置し、磁極ティース6の積層方向下端側のコアバック部61に接するように連結棒10が配置される。そして、締結部材9に設けられた固定穴9a、各磁極ティース6のコアバック部61に設けられた固定穴61a、そして連結棒10に設けられた固定穴10a、を介して、固定ネジ12により各磁極ティース6が一体に締結されている。また、結線部材11は磁極ティース6の積層方向下端側のコイルエンド部810b側に形成される凹部13bに配置され、駆動コイル8の端末を結線している。
また、締結部材9は、電機子5を被駆動部材(図示せず)に取り付けるためのネジ穴90を有しており、締結部材9は各磁極ティース6を一体締結すると共に、電機子5を被駆動部材(装置)に取り付けるための取付部材としての役割も兼ねている。
なお、本実施の形態では、巻線層数を2層、6層としているが、もちろん巻線層数はこれに限られるものではなく、駆動コイル巻回部60の駆動方向の段差に応じて適宜設定すればよい。
ところで、電機子の性能は、駆動コイルの巻回部に巻回された駆動コイルの巻線ターン数により大きく影響を受ける。そこで、例えば、従来の駆動コイル巻回部に段差がなく磁極ティースに駆動コイルを一様に巻回した電機子の巻線ターン数と、本実施の形態の電機子の幅広巻回部側と幅狭巻回部側の巻線ターン数を合わせた全巻線ターン数とが同数となるように電機子に駆動コイルを巻回した場合を考えると、本実施の形態の電機子は、駆動コイル巻回部に段差を設け、段差により生じる各巻回部に駆動コイルの巻線層数を変えて巻回することで、コイルエンド部に巻線層数差分の段差を形成し、この段差により生じる空間に締結部材等を配置することができるため、従来の電機子の性能に劣ることのない性能を確保しつつ、締結部材等を含む電機子全体の高さ寸法(磁極ティース積層方向の寸法)を従来の電機子に比べて減少させることができる。
次に電機子5の組み立ての一例を説明する。
まず、各磁極ティース6にインシュレータ7を取り付ける。そして、図6に示すように、インシュレータ7を介して、各磁極ティース6の駆動コイル巻回部60に駆動コイル8を巻回する。この時、駆動コイル8は、隣り合う磁極ティース間のスロットに無駄な空間が生じないように、すなわち、各駆動コイル巻回部60(幅広巻回部601、幅狭巻回部602)におけるリニアモータ駆動方向の幅がほぼ同じになるように、幅広巻回部601に比べ幅狭巻回部602側の巻線層数を増やして巻回する。駆動コイル8の巻回の順はどのようなものであってもよいが、例えば、本実施の形態では幅狭巻回部602の幅広巻回部601側から駆動コイル8を巻き始め、6層目まで巻き終えた後に、例えばインシュレータ7の仕切り壁700に設けられたスリット等(図示せず)を介して、幅狭巻回部602側から幅広巻回部601側に駆動コイル8を渡し、幅広巻回部601側に2層を巻回する。そして、駆動コイル8を巻回した各磁極ティース6を、図1、図3に示すように、リニアモータの駆動方向に順次配列し、図2に示すように、磁極ティース6の積層方向上側のコイルエンド部810a側の凹部13aに締結部材9を配置し、磁極ティース6の積層方向下側には連結棒10を配置して、締結部材9と連結棒10で複数の磁極ティース6を磁極ティース6の積層方向両端から挟みこんで、固定ネジ12によりこれらの磁極ティース6を一体に締結する。そして、コイルエンド部810b側の凹部13bに結線部材11を配置し、結線部材11に駆動コイル8の端末を接続する。
以上のように、本実施の形態によれば、駆動コイル巻回部60が、モータ駆動方向の巻回面にモータ駆動方向の段差Hを設けて、モータ駆動方向の幅が広い幅広巻回部601と、モータ駆動方向の幅が狭い幅狭巻回部602とを備えていることにより、隣り合う磁極ティース6との間のスロットに無駄な空間を生じさせることなく、各巻回部601、602におけるモータ駆動方向の幅がほぼ同じになるように、駆動コイル8の巻線層数を変えて駆動コイル8を巻回することが可能になる。
また、隣り合う各磁極ティース6間のスロットに無駄な空間が生じないように、各駆動コイル巻回部60におけるリニアモータ駆動方向の幅がほぼ同じになるように、幅広巻回部601と幅狭巻回部602とで巻線層数を変えて、駆動コイル8を巻回したことにより、スロットに空間ができることによるリニアモータの推力低下を防止するとともに、駆動コイル8のコイルエンド部810、820に駆動コイル8の巻線層数の差による段差を設けることができる。
また、コイルエンド部810、820が、駆動コイル8の巻線層数の差による段差を有し、この段差によりコイルエンド部810、820に凹部13を形成することにより、この凹部13に駆動コイル8の端末を電気的に接続する結線部材11や、各磁極ティース6を一体に締結するための締結部材9等を配置することができる。
また、コイルエンド部810、820の凹部13に駆動コイル8の端末を電気的に接続する結線部材11や、各磁極ティース6を一体に締結するための締結部材9等を配置することにより、電機子5の性能を低下させることなく薄型化を図ることができる。
また、インシュレータ7が、駆動コイル巻回部60の幅が変化する境界部分に、駆動コイル巻回部60の巻回面に垂直な仕切り壁700を設けていることにより、幅広巻回部601側の駆動コイル81と幅狭巻回部602側の駆動コイル82とを仕切ることができる。従って、例えば、幅狭巻回部602側の駆動コイル82が幅広巻回部601側にずれて巻回されたり、巻線層数が異なる境界部分で駆動コイル8が不安定になり崩れてしまうことがなく、駆動コイル8を整列良く巻回部60に巻回することができる。これにより、駆動コイル8の占積率を向上し、リニアモータの電機子5の駆動特性の向上を図ることができる。
また、駆動コイル巻回部60が、モータ駆動方向の巻回面にモータ駆動方向の段差Hを設けて、モータ駆動方向の幅が広い幅広巻回部601と、モータ駆動方向の幅が狭い幅狭巻回部602とを有するような、電機子5を備えたリニアモータにより、隣り合う磁極ティース6との間のスロットに無駄な空間を生じさせることなく、各巻回部601、602におけるモータ駆動方向の幅がほぼ同じになるように、駆動コイル8の巻線層数を変えて駆動コイル8を巻回することが可能になり、これにより駆動コイル8のコイルエンド部810、820に巻線層数の差による段差を設けることができる。そしてこの段差により生じた凹部13に、駆動コイル8の端末を電気的に接続する結線部材11や、各磁極ティースを締結するための締結部材9等を配置することにより、リニアモータの性能を低下させることなく、リニアモータの電機子5の薄型化を図ることができる。
なお、本実施の形態では、駆動コイル巻回部60は、磁極ティース6のコアバック部61の両端にモータ駆動方向の幅が広い幅広巻回部601を設け、この幅広巻回部601よりも永久磁石3、4側にモータ駆動方向の幅が狭い幅狭巻回部602を設けているが、このような形状だけに限らず、例えば、磁極ティース6のコアバック部61の両端にモータ駆動方向の幅が狭い幅狭巻回部設け、幅狭巻回部よりも永久磁石3、4側にモータ駆動方向の幅が広い幅広巻回部602を設ける構成として、磁極ティースを一体に締結するためのの締結部材や、駆動コイルの結線部材等の配置を変えてもよく、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態では、電機子の両側に固定子を設けた両側式リニアモータについて説明しているが、本実施の形態の電機子は、電機子の片側にのみ固定子を設ける片側式リニアモータであっても適用することができ、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態によるリニアモータの構成を示す平面図である。 図1のII−II線に沿うリニアモータの構成を示す側断面図である。 図2のIII−III線に沿うリニアモータの構成を示す平断面図であり、固定子を省略したものである。 図4は図1におけるリニアモータの構成を示す下面図であり固定子を省略したものである。 この発明の実施の形態によるリニアモータを構成する磁極ティースの形状を示す平面図である。 図5における磁極ティースに駆動コイルを巻回した状態を示す平断面図である。
符号の説明
1 固定子、2 固定子ヨーク、3,4 永久磁石、5 電機子、6 ティース、
7 インシュレータ、700 仕切り壁、8 駆動コイル、
810,820 コイルエンド部、11 結線部材。

Claims (6)

  1. モータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、上記磁極ティースの駆動コイル巻回部に巻回された駆動コイルとを備えたリニアモータの電機子であって、
    上記駆動コイル巻回部は、上記モータ駆動方向の巻回面に上記モータ駆動方向の段差を設けて、上記モータ駆動方向の幅が広い巻回部と、上記モータ駆動方向の幅が狭い巻回部とを備えたことを特徴とするリニアモータの電機子。
  2. 上記駆動コイルは、隣り合う上記磁極ティースとの間のスロットに空間が生じないように、上記モータ駆動方向の幅が広い巻回部と上記モータ駆動方向の幅が狭い巻回部の幅に合わせて、上記駆動コイルの巻線層数を変えて巻回されていることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータの電機子。
  3. 上記磁極ティースの外部に露出した上記駆動コイルのコイルエンド部は、上記駆動コイルの巻線層数の差による段差を有し、該段差により上記コイルエンド部に凹部を有することを特徴とする請求項2に記載のリニアモータの電機子。
  4. 上記コイルエンド部の凹部には、上記複数の磁極ティースに巻回された上記各駆動コイルを接続する結線部材を配置したことを特徴とする請求項3に記載のリニアモータの電機子。
  5. 上記駆動コイルは、上記駆動コイルと上記磁極ティースとを絶縁するインシュレータを介して上記磁極ティースに巻回され、
    上記インシュレータは、上記モータ駆動方向の幅が広い巻回部と上記モータ駆動方向の幅が狭い巻回部との境界部分に、上記駆動コイル巻回部の巻回面に垂直な上記駆動コイルを仕切るための壁を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のリニアモータの電機子。
  6. モータ駆動方向に延在する固定子ヨークと、該固定子ヨーク上に上記モータ駆動方向に沿って所定の間隔で配置され交互に極性が異なる複数の永久磁石とを備えた固定子と、上記固定子の上記永久磁石と所定の間隔を介して配置された請求項1乃至5のいずれか1項に記載のリニアモータの電機子とを備えたリニアモータ。
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