JP2008140575A - マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ - Google Patents

マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2008140575A
JP2008140575A JP2006323105A JP2006323105A JP2008140575A JP 2008140575 A JP2008140575 A JP 2008140575A JP 2006323105 A JP2006323105 A JP 2006323105A JP 2006323105 A JP2006323105 A JP 2006323105A JP 2008140575 A JP2008140575 A JP 2008140575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave
lamp
electrodeless lamp
conductor
microwave electrodeless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006323105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4793238B2 (ja
Inventor
豊 ▲高▼田
Yutaka Takada
Kesatoshi Takeuchi
啓佐敏 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006323105A priority Critical patent/JP4793238B2/ja
Publication of JP2008140575A publication Critical patent/JP2008140575A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4793238B2 publication Critical patent/JP4793238B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

【課題】発光効率が高く、高輝度が得られるマイクロ波無電極ランプを提供する。
【解決手段】マイクロ波無電極ランプ10は、発光物質にマイクロ波を照射して発光するマイクロ波無電極ランプであって、非導電性材料からなり、内部に発光物質が封入される封入空間21を有する膨出部20と膨出部20に対向して連設される一対の細管部22,23を有する透明容器と、細管部22,23それぞれの内部に封入される内部導電体31,32と、細管部22,23の外周部に、概ね内部導電体31,32の長手方向範囲に巻回される外部導電体としてのコイル41,42、とから構成され、内部導電体31,32とコイル41,42とが、それぞれ電気的に浮いた状態で配設される。
【選択図】図5

Description

本発明は、マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタに関する。
映像信号に応じた画像または映像情報を投写するプロジェクタは、プレゼンテーションや、シアタなどに多く用いられている。これらプロジェクタの光源には、速やかに明るい投写映像を得るために、素早く点灯し、高輝度で安定した光量を確保することができること、発光スペクトルを変えずに光量を調整可能であること、ランプが長寿命であることが期待されている。このような光源としてマイクロ波無電極ランプ及びマイクロ波無電極ランプを用いた照明装置が提案されている。
マイクロ波無電極ランプ及び照明装置としては、膨出部とそれに連設する細管部を有する放電容器と、細管部に支持されて先端部が膨出部の放電空間内に臨む放電コンセントレータ(内部導電体)とからなるランプがあり、このランプの細管部外周に挿着される筒状の外部導電体に、上述の放電コンセントレータに放電を励起するエネルギーを供給する高周波電源を接続してなる照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、発光管が放電発光する前方に凸レンズを配設し、この凸レンズの周囲を導電体リングで保持し、この導電体リングを共振器の接地用導体ケースに導体アームを介して接続して、導電体リングが共振器先端に発生する電界を発光管に導く補助電極の機能を備える無電極放電ランプというものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、発光物質が封入空間に封入されたバルブ部と封入空間内に設置されて各先端が相互に対向するように配置された二つ以上の内部導電体を含むランプと、マイクロ波を発生させるマグネトロンと上述のランプとを備える無電極照明システムというものも知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−102005号公報(第3頁、図2) 特開2003−272565号公報(第4頁、図4) 特開2004−146338号公報(第4,5頁、図2〜図8)
前述した特許文献1では、内部導電体の外周に筒状の外部導電体を設け、外部導電体に高周波電源を接続し、特許文献2では発光管の前方に導電体リングを設け接地させ、また、特許文献3では内部導電体間の距離やバルブの形状を調整することにより、電界を発光部に集中させて輝度を高めている。しかしながら、このようなランプでは、発光効率が充分ではなく、供給するエネルギーに対して高い輝度が得られないという課題がある。
また、前述した特許文献1〜特許文献3では共に、内部導電体または外部導電体のいずれかが高周波電源あるいはGNDに接地されていることから、照明装置にランプを装着する際の装着構造や接続構造が複雑になるということが考えられる。
さらに、高周波電源としてマグネトロンを用いる場合には、発光の始動タイミングが遅く、所望の輝度に達するまでの時間が長いという課題を有している。
本発明の目的は、上述した課題を解決することを要旨とし、長寿命で、発光効率が高く、高輝度が得られるマイクロ波無電極ランプと、瞬時点灯及び瞬時消灯が可能で、発光スペクトルを変えずに調光可能な照明装置と、この照明装置を搭載する利便性が高いプロジェクタを提供することである。
本発明のマイクロ波無電極ランプは、発光物質にマイクロ波を照射して発光するマイクロ波無電極ランプであって、非導電性材料からなり、内部に発光物質が封入される封入空間を有する膨出部と該膨出部に対向して連設される一対の細管部を有する透明容器と、前記細管部それぞれに封入される内部導電体と、前記細管部の外周に、前記内部導電体の概ね長手方向範囲に設けられる外部導電体と、から構成され、前記内部導電体と前記外部導電体とが、それぞれ電気的に浮いた状態であることを特徴とする。
この発明によれば、マイクロ波無電極ランプにマイクロ波を照射したときに内部導電体にマイクロ波の電界成分が集中する。この内部導電体の外周部にさらに外部導電体を設けることにより、外部導電体が電磁界中に置かれたアンテナと等価の役割を有し、内部導電体及び外部導電体が電気的に浮いた状態(つまり、無給電の状態)であっても、マイクロ波の電界成分を内部導電体に集中してマイクロ波無電極ランプ(以降、単にランプと表すことがある)の発光効率を高めることができる。
また、旧来の放電電極を有するランプ、あるいは、内部導電体または外部導電体に直接電界を与えるランプに比べ、ランプの長寿命化を実現できる。
また、このランプは、後述する照明装置に対して電気的に接続されない独立した形態であるために、支持構造等に制約が少なく、支持構造、配設位置などの自由度が高いという利点がある。
また、前記外部導電体が、前記細管部の外周または前記膨出部の外周部を含んで巻回されるコイルであることが好ましい。
また、前記外部導電体が、前記細管部の外周に挿着される側面にスリット状の開口部を有する筒状部材であることが望ましい。
このように外部導電体がコイルであれば、コイルの断面形状、太さ(断面積)、巻き数など自在に設定することが可能であり、製造しやすく材質も適宜選択することができる。
また、コイルにすること、筒部材にスリット状の開口部を設けることにより外部導電体を軽量化することができ、そのことから後述する照明装置の軽量化も可能である。
また、本発明の照明装置は、非導電性材料からなり、内部に発光物質が封入される封入空間を有する膨出部と該膨出部に対向して連設される一対の細管部を有する透明容器と、前記細管部それぞれの内部に封入される内部導電体と、前記細管部の外周に、概ね前記内部導電体の長手方向範囲に設けられる外部導電体と、から構成され、前記内部導電体と前記外部導電体とが、それぞれ電気的に浮いた状態であるマイクロ波無電極ランプと、前記マイクロ波無電極ランプにマイクロ波を照射するマイクロ波発生装置と、が備えられていることを特徴とする。
この発明によれば、前述した発光効率が高いランプを用いることにより、同じ高周波入射電力であれば高輝度の照明装置を実現できる。また、ランプの装着構造を簡単にできるという効果もある。
また、前記マイクロ波発生装置が、弾性表面波共振子を含む固体高周波発振部と導波部とを備えていることが好ましい。
ここで、弾性表面波共振子としては、例えば、ダイヤモンドSAW共振子が代表される。
弾性表面波共振子、特にダイヤモンドSAW共振子は、弾性表面波の位相速度を高速にすることができるのが特徴であり、より高い周波数で励振させることができること、励振信号入力から励振始動、あるいは停止までの時間が短く、瞬時にランプを点灯あるいは消灯させることができる。
さらに、ダイヤモンドSAW共振子は周波数温度特性が優れており、温度変動に対する周波数変動を抑制することができるので、点灯中においてマイクロ波出力を安定させることができる。従って、安定した輝度を維持することができる。
また、本発明のプロジェクタは、非導電性材料からなり、内部に発光物質が封入される封入空間を有する膨出部と該膨出部に対向して連設される一対の細管部を有する透明容器と、前記細管部それぞれの内部に封入される内部導電体と、前記細管部の外周に、概ね前記内部導電体の長手方向範囲に設けられる外部導電体と、から構成されるマイクロ波無電極ランプと、前記マイクロ波無電極ランプにマイクロ波を照射するマイクロ波発生装置と、が備えられる照明装置と、前記照明装置から射出された光束を入力される画像情報に応じて変調し光学像を形成する光変調部と、前記光変調部により形成された光学像を投写する投写部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、前述した照明装置を採用することにより、ランプ点灯タイミングが早く、しかも高輝度で立ち上がるため、従来のようにスイッチ入力してから所定の輝度にて映像を投写できるまでの待ち時間を格段に短縮することができる。
また、点灯及び消灯を短時間の内に繰り返すことが可能となり、ユーザーの利便性を向上させることができるという効果がある。
さらに、従来の放電式ランプを用いる照明装置を備えたプロジェクタと比較して、照明装置の長寿命化を実現し、照明装置交換の煩わしさや経済的効果を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明に係る照明装置、図5〜図10はランプの実施例を示し、図11〜図13は、照明装置の高周波入射電力と明るさ経過時間との関係を示し、図14は、本発明に係るプロジェクタの概略構成を示している。
(照明装置)
図1は、本発明に係る照明装置の概略構造を示す模式図である。図1において、照明装置60は、マイクロ波発生部100と、発光部500と、マイクロ波発生部100及び発光部500を収容する遮蔽部としての照明ケース80とを有して構成される。また、発光部500は、ランプ10と反射器71とリフレクタ70と支持部90とを有して構成される。
マイクロ波発生部100は、リフレクタ70の背面側に配置されている。
なお、ランプ10の詳しい構造については、後述する図5〜図10を参照して説明する。また、一般に、マイクロ波帯としての慣用的周波数は、3GHz〜30GHzをいうが、本案件では、UHF帯からSHF帯に相当する300MHz〜30GHz帯と定義する。
反射器71は、導電性材料である金属材料で形成され、球面形状の曲面を有するマイクロ波反射面72を有している。そして、反射器71には、マイクロ波の1/4波長以下の口径を有する孔部73が複数形成されている(図示は簡略化している)。また、マイクロ波反射面72の球面形状は、ランプ10の中心部の発光領域21が略焦点となるように構成されている。このマイクロ波反射面72はマイクロ波を反射させる。また、複数の孔部73は、リフレクタ70の光束反射面70aで反射した光束500bを通過させる。なお、マイクロ波反射面72の形状は放物面形状の曲面を有していても良い。なお、マイクロ波反射面72の形状は収束性の面では、放物面形状の曲面を有することが好ましいが、製造簡易性の面では、球面形状の曲面を有する方が有利である。
リフレクタ70は石英ガラスで形成され、内面側には、ランプ10の外面に相対して放物面形状の曲面を有する光束反射面70aが形成されている。光束反射面70aは、マイクロ波を透過し、光束を反射する誘電体多層膜により構成される。また、光束反射面70aの放物面形状は、リフレクタ70の内面側に設置されるランプ10の中心部の発光領域21が略焦点となるように形成されている。なお、光束反射面70aの形状は球面形状の曲面を有していても良い。
ここで、リフレクタ70の開放端部には、反射器71の開放端部が係合することにより、リフレクタ70に反射器71が固定される。
支持部90は棒状の石英ガラスで形成され、一端はランプ10の膨出部20(発光領域21の外周部)を、後述する細管部22,23(図5、参照)の長手方向に対して略垂直に支持固定し、他端はリフレクタ70に支持固定されている。これにより、ランプ10は、リフレクタ70の内面側の所定位置で支持され、内面側に突出した形態でリフレクタ70に固定される。
なお、支持部の構造は図1に示す支持部90に限らずランプ10が支持固定されれば限定されない。例えば、細管部22,23の外側端部をリフレクタ70の所定位置に固定する構造とすることができる。
照明ケース80は、マイクロ波が照明装置60の外部へ漏洩することにより、人体や周辺の電子機器等に悪影響が起きることを防止するために設置されている。このため、照明ケース80は、マイクロ波を遮蔽する導電性材料(金属材料)を用いて形成されている。
また、照明ケース80において、発光部500を構成する反射器71に相対する面側には、略円形状の孔部81が形成されており、孔部81の縁辺は、反射器71の開放端部外面と同様の曲面を有する内面となるように形成されている。これにより、照明ケース80は、孔部81に反射器71の開放端部を係合させて反射器71を固定する。従って、照明装置60は、発光部500の反射器71が照明ケース80から突出した形態となる。また、照明ケース80は、マイクロ波発生部100と発光部500とを収容している。本実施形態では、照明ケース80と反射器71とにより、照明装置60からマイクロ波が漏洩することを防止している。
なお、照明ケース80は、マイクロ波の波長の1/4波長以下の口径を有するような、網目状に編んだものや複数の孔を有するように形成されていても良い。また、照明ケース80は、マイクロ波を遮蔽する構成をとることができるのであれば、他の部材を用いても良い。
マイクロ波発生部100は、高周波信号を生成しマイクロ波として、反射器71へ向けて放射する(マイクロ波発生部100の構成については後述する)。放射されるマイクロ波は、略平面波であり、リフレクタ70の光束反射面70aを透過し、反射器71に進行する。反射器71に到達したマイクロ波は、マイクロ波反射面72により反射される。反射されたマイクロ波は、ランプ10の中心部の発光領域21に収束する。発光領域21に収束されたマイクロ波により、発光領域21において、封入される発光物質が励起(及び電離)されプラズマ発光することにより、発光領域21が発光する。
ランプ10の発光領域21が発光することにより、光束が放射される。放射された光束の一部は、リフレクタ70の光束反射面70aに達して反射される。本実施形態では、光束反射面70aで反射された光束500bは、照明光軸L(一点鎖線で図示)に略平行な平行光束となる。そして、反射器71に形成された複数の孔部73を通過し光束が射出される。
次に、マイクロ波発生部の構成について図面を参照して説明する。
図2は、マイクロ波発生部の概略構成を示すブロック図である。図2において、マイクロ波発生部100は、高周波信号を出力する固体高周波発振部110と、固体高周波発振部110から出力された高周波信号をマイクロ波として放射する導波部150とから構成されている。
固体高周波発振部110は、電源111と、固体高周波発振器としての弾性表面波(Surface Acoustic Wave:SAW)発振器と、第1増幅器112とを有して構成される。本実施形態では弾性表面波発振器としてダイヤモンドSAW発振器202を採用している。導波部150は、アンテナ151と安全器としてのアイソレータ152とを有して構成される。
固体高周波発振部110について詳細に説明する。電源111は、ダイヤモンドSAW発振器202と第1増幅器112とに電力を供給している。ダイヤモンドSAW発振器202の後段は、第1増幅器112の前段に接続されている。そして、ダイヤモンドSAW発振器202から出力された高周波信号は、第1増幅器112で増幅された後に出力される。この第1増幅器112から出力される高周波信号が、固体高周波発振部110から出力される高周波信号となる。本実施形態では、固体高周波発振部110から、ランプ10内に封入される発光物質を励起して発光させる高周波出力レベルに増幅された2.45GHz帯の高周波信号を出力する。
次に、導波部150について詳細に説明する。導波部150は、固体高周波発振部110から出力された高周波信号を導波してマイクロ波100aとして放射するものであり、マイクロ波100aを放射させるアンテナ151と反射波対策としてアイソレータ152とを備えている。
アンテナ151は、本実施形態では、パッチアンテナとして構成されており、単一指向性を有するマイクロ波を放射する平面アンテナとなっている。このアンテナ151により、略平面波のマイクロ波100aを放射することができる。
アイソレータ152は、第1増幅器112の後段で、アンテナ151との間に設置されている。そのため、アンテナ151からマイクロ波100aを放射した結果として、対象物となる反射器71、ランプ10及び照明ケース80などからの反射波が固体高周波発振部110に戻ることを阻止し、第1増幅器112などの故障を防止している。
続いて、ダイヤモンドSAW発振器について図面を参照して説明する。
図3は、固体高周波発振器としてのダイヤモンドSAW発振器の概略構成を示すブロック図である。図3において、ダイヤモンドSAW発振器202は、移相回路210、ダイヤモンドSAW共振子310、第2増幅器220および電力分配器230でループ回路240を構成し、電力分配器230の一方の出力側にバッファ回路250を接続した構成としている。
移相回路210は、電源111から制御電圧を入力してループ回路240の位相を可変させるものである。これら各ブロックは、一定の特性インピーダンス、具体的には50Ωに全て整合接続されている。なお、ダイヤモンドSAW共振子310は、第2増幅器220が飽和状態となる入力電圧が供給されるように第2増幅器220の入力側に接続している。
これにより、ダイヤモンドSAW共振子310を用いてGHz帯での高周波信号をダイレクト発振させることが可能となる。また、整合を保ったまま第2増幅器220の出力パワーを電力分配器230からバッファ回路250を介して外部に出力することができる。
また、この回路構成により、ダイヤモンドSAW共振子310に印加する電力を最小限として連続発振状態を継続することが可能となる。また、移相回路210により、高周波信号に周波数変調をかけることが可能となり、ランプ10に対して、マイクロ波周波数を可変・調整することが可能になる。なお、本実施形態では、ダイヤモンドSAW共振子310は、2.45GHz帯の高周波信号を出力する。また、移相回路210は用いなくても良く、その場合には、固体高周波発振器はダイヤモンドSAW共振子310の特性により一意的に決まる周波数で発振する固定発振器となる。
次に、ダイヤモンドSAW発振器から出力される信号の特性について図面を参照して説明する。
図4は、ダイヤモンドSAW発振器から出力される信号の周波数と強度との関係を示すグラフである。図4において、横軸は周波数を示し、縦軸は出力信号の強度を示している。
ダイヤモンドSAW発振器202から出力される信号は、特定の周波数f1の高周波信号(GHz帯)のみを出力する。また、図4に示すように急峻なダイレクト発振ができる。本実施形態では、特定の周波数f1は、2.45GHz帯の高周波信号を出力する。
続いて、上述した照明装置60に用いるランプ10について具体的な実施例を図面を参照して説明する。
(実施例1)
図5は、実施例1に係るランプの構成を示す正面図である。図5において、ランプ10は、非導電性材料で形成される略球形状の膨出部20と、この膨出部20から外側に対向するように延出される一対の細管部22,23を有する透明容器であり、石英ガラス、透明セラミックス等から形成される。膨出部20には、マイクロ波により発光する発光物質を充填した封入空間21(発光領域21と表すことがある)が形成されている。封入空間21の内径は略1mm〜2mm程度である。
細管部22,23の内部それぞれには、棒状の内部導電体31,32が封入されている。内部導電体31,32は、熱膨張係数が小さく耐熱性が高い材料、具体的にはタングステン合金やステンレス合金等が適している。内部導電体31,32の内側先端部は僅かに封入空間21を臨んでいるが、電気的に浮いている状態(無給電の状態)であるので、本発明のランプ10は、電極を有しない無電極構造である。
なお、封入空間21に封入される発光物質としては、水銀、希ガス及び少量のハロゲンやネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ハロゲン等の希ガスや、これらのガスと共に水銀やナトリウム等の金属や金属化合物等であってもよい。
細管部22,23の外周には膨出部20を挟んで外部導電体としてのコイル41,42が巻回されている。図5では、コイル41,42それぞれは、概ね内部導電体31,32の長手方向範囲に巻回されている。また、本実施例ではコイル41,42の材質としてはCuを採用するが、導電性材料で且つ耐熱性が高い材料であればCuに限らない。
なお、コイル41,42の巻数は4巻きとしているが、巻数は4巻きに限らずもっと多くても少なくしてもよい。
また、コイル41とコイル42の巻数は同じでなくてもよく、どちらか一方のみの片巻き構成としてもよい。さらに、巻き方向を図5に示す方向とは逆巻きとしてもよく、コイル41とコイル42とを逆方向に巻く構成としてもよい。
内部導電体31,32は、マイクロ波を照射したときにマイクロ波の電界成分を集中させるために設けており、外部導電体(つまり、コイル41,42)は電磁界中に置かれたアンテナと等価の役割を有し、マイクロ波の電界成分を内部導電体31,32に集中してランプの発光効率を高めるために備えている。
(実施例2)
次に、実施例2に係るランプの構成について説明する。実施例2は、実施例1に比べコイルの構成のみが異なる。実施例1と共通部分には同じ符号を附している。
図6は、実施例2に係るランプの構成を示す正面図である。図6において、コイル41,42は、巻きピッチを実施例1よりも小さくし、膨出部20側に偏った位置に配設している。
なお、コイル41,42は、概ね内部導電体31,32の長手方向の範囲にあれば、細管部22,23の外側端部方向に偏った位置に配設しても、一方を内側に他方を外側に配設してもよい。
また、コイル41,42の巻数は同じでなくてもよく、どちらか一方のみの片巻き構成としてもよい。さらに、巻き方向を図6に示す方向とは逆巻きとしてもよく、コイル41とコイル42とを逆方向に巻く構成としてもよい。
(実施例3)
次に、実施例3に係るランプの構成について説明する。実施例3は、実施例1,2に比べコイルの構成のみが異なる。実施例1と共通部分には同じ符号を附している。
図7は、実施例3に係るランプの構成を示す正面図である。図7において、コイル43は、実施例1(図5、参照)のコイル41とコイル42とを膨出部20の位置で連続していることに特徴を有している。つまり、膨出部20に対して右側巻回部43aと左側巻回部43bとが、接続部43cで連続した一つのコイルとして構成されている。
なお、コイル43は、実施例2(図6、参照)による狭巻きピッチの左右のコイルを連続する構成としてもよい。
(実施例4)
次に、実施例4に係るランプの構成について図面を参照して説明する。実施例4は、実施例1〜実施例3に比べコイルの構成のみが異なる。実施例1と共通部分には同じ符号を附している。
図8は、実施例4に係るランプの構成を示す正面図である。図8において、外部導電体としてのコイル44は、中央の膨出部20及び細管部22,23の外周を覆うように巻回するように構成されている。コイル44は、図8に示すように全体を同じ巻き外径としても、膨出部20と細管部22,23とで巻き外径を変えてもよい。
前述した実施例1〜実施例4のそれぞれに用いられるコイルの断面形状は、様々な形状のものを使用することができる。
図9は、前述したコイルの断面形状を例示する断面図である。図9において、(a)は断面形状が円形、(b)は正方形、(c)は扁平な四角形、(d)は三角形、(e)は扁平な六角形の場合を示している。ここで、二点差線で表される直線は細管部22,23の外周面である。従って、三角形及び扁平な六角形の場合には底辺が細管部22,23の外周面側になる。
なお、断面形状は、図9に例示する以外の台形、楕円形や他の形状とすることができる。
(実施例5)
次に、実施例5に係るランプの構成について説明する。実施例5は、外部導電体が筒状部材によって構成されているところに特徴を有している。実施例1〜実施例4と共通部分には同じ符号を附している。
図10は、実施例5に係るランプの構成を示す正面図である。図10において、外部導電体は筒状部材51,52によって構成されている。筒状部材51,52は、導電性材料により形成されている。
筒状部材51には複数のスリット状の開口部53が相互に間挿するように開設され、筒状部材52にも複数のスリット状の開口部54が相互に間挿するように開設されている。図10では、筒状部材51,52は共に内部導電体31,32それぞれの長手方向を覆う範囲にわたって配設されている。この筒状部材51,52は、前述した外部導電体としてのコイルと同様な機能を有している。
なお、筒状部材51,52は、図10では、同じ形状で膨出部20に対して対称に配設される場合を例示しているが、左右の形状を変えてもよく、どちらか一方のみの構成としてもよい。
また、開口部53,54の数や大きさ、形状も任意に組み合わせて構成してもよい。
続いて、前述したランプを用いた照明装置における高周波入射電力と明るさと点灯タイミングの関係について図面を参照して説明する。
図11は、外部導電体が無い場合、図12は、実施例3(図7、参照)のコイルを用いた場合、図13は、実施例2の(図6、参照)の巻きピッチが小さいコイル41,42を連続して巻回した場合を示すグラフである。図11〜図13において、横軸には高周波入射電力を入力してからの経過時間(Time:単位秒)、左側縦軸には高周波入射電力(Pf:単位W)及び高周波反射電力(Pr:単位W)、右側縦軸には照明装置の明るさ(Light:単位lm)の実験値を表している。
図11〜図13において、コイルがない場合、コイルがある場合とを比較する。
コイルが無い場合(図11)では、高周波入射電力Pfを入力(スイッチON)してからランプが点灯するまでの時間は約12秒であり、高周波入射電力Pfが100Wの近傍に明るさのピークが存在し、その明るさは概ね500(lm)である。
コイルがある場合(図12)では、高周波入射電力Pfを入力(スイッチON)してからランプが点灯するまでの時間は約5秒であり、高周波入射電力Pfが100Wの近傍に明るさのピークが存在し、その明るさは1000(lm)近い明るさである。
そして、巻きピッチが小さいコイル(図13)がある場合では、点灯までの時間及び明るさは図12の場合とほぼ同じ特性を示している。
従って、図11〜図13から、外部導電体としてコイルを巻回することにより、コイルが無い場合よりも点灯時間が約1/10、明るさが約2倍となっていることが分かる。高周波入射電力Pfは約100Wと同じで、明るさが約2倍であることから、コイルがある場合では、無い場合に対して発光効率が約2倍になっているといえる。
以上から、コイルがある場合には、コイルが無い場合に比べて、瞬時点灯ができることを示している。
(プロジェクタ)
続いて、前述した照明装置を適用したプロジェクタについて図面を参照して説明する。
図14は、本発明のプロジェクタの概略構成を示すブロック図である。図14において、プロジェクタ400は、前述した照明装置60と光学系410とから構成されている。
光学系410は、照明光学系460と、光変調部470と、色合成光学系480と、投写部490とを有して構成されている。また、照明装置60は、マイクロ波発生部100と発光部500とを有して構成される。
次に、プロジェクタ400の動作について説明する。マイクロ波発生部100からはマイクロ波を放射し、発光部500は、マイクロ波発生部100から放射されたマイクロ波により発光する。また、照明光学系460は、照明装置60から射出された光束の照度を均一化し、各色光に分離する。光変調部470は、照明光学系460で分離された各色光の光束に対して画像情報に応じて変調して光学像を形成する。色合成光学系480は、照明光学系460で色分離され光変調部470で変調された各色光の光学像を合成し、投写部490にて光学像を投写する。なお、照明装置60は、マイクロ波発生部100と発光部500とを照明ケース80(図1、参照)によりマイクロ波を遮蔽すると共にユニット化されている。
従って、前述した本発明の実施の形態によれば、ランプ10は、内部導電体31,32と外部導電体としてのコイル41,42、またはコイル43、またはコイル44、または筒状部材51,52を備えることにより、マイクロ波の電界成分を内部導電体31,32に集中して発光効率を高めることができる。
また、旧来の放電電極を有するランプに比べ、あるいは、内部導電体または外部導電体に直接電界を与えるランプに比べ、内部導電体、外部導電体に直接高電位が加わらないことから、これらの消耗を抑制し、ランプ10、つまり照明装置60の長寿命化を実現できる。
また、このランプ10は、照明装置60に対して電気的に接続されない独立した形態であるために、支持構造に制約が少なく、支持構造、配設位置などの自由度が高いという利点がある。
また、外部導電体がコイルであれば、コイルの断面形状、断面積、巻き数など自在に設定することが可能であり、製造しやすく材質も適宜選択することができる。
さらに、外部導電体をコイルにすること、筒状部材にしスリット状の開口部を設けていることによりランプ10を軽量化することができ、照明装置60の軽量化も可能である。
また、マイクロ波発生部100にダイヤモンドSAW発振器202を用いることにより、出力される信号は特定の周波数f1の高周波信号(GHz帯)のみを出力し、急峻なダイレクト発振ができることから、瞬時にランプを点灯させ、短時間で消灯させることができる。
また、高周波入射電力により周波数を変えずに励振強度を調整することが可能であることから発光スペクトルを変えずに調光が可能となる利点を有する。
さらに、ダイヤモンドSAW共振子310は周波数温度特性が優れており、温度変動に対する周波数変動を抑制することができるので、マイクロ波出力を安定させることができる。従って、点灯時において安定した輝度を維持することができる。
また、本発明の照明装置60を搭載するプロジェクタ400は、ランプ点灯タイミングが早く、しかも高輝度で立ち上がるため、従来の放電式ランプを用いる照明装置を用いるプロジェクタよりもスイッチ入力してから所定の輝度にて映像を投写できるまでの待ち時間を格段に短縮することができる。
また、消灯にかかる時間も短くでき、点灯及び消灯を短時間の内に繰り返すことが可能となり、利便性を向上させるという効果がある。
さらに、ランプは、従来の放電式ランプを用いる照明装置を備えたプロジェクタと比較して、照明装置の長寿命化を実現し、照明装置交換の煩わしさや経済的効果を向上させることができる。
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明に係る照明装置の概略構造を示す模式図。 本発明に係るマイクロ波発生部の概略構成を示すブロック図。 本発明に係るダイヤモンドSAW発振器の概略構成を示すブロック図。 本発明に係るダイヤモンドSAW発振器から出力される信号の周波数と強度との関係を示すグラフ。 本発明の実施例1に係るランプの構成を示す正面図。 本発明の実施例2に係るランプの構成を示す正面図。 本発明の実施例3に係るランプの構成を示す正面図。 本発明の実施例4に係るランプの構成を示す正面図。 本発明の実施例1〜実施例4に係るコイルの断面形状を示す断面図。 本発明の実施例5に係るランプの構成を示す正面図。 外部導電体がない場合における高周波入射電力と明るさと点灯タイミングの関係を示すグラフ。 外部導電体がある場合における高周波入射電力と明るさと点灯タイミングの関係を示すグラフ。 外部導電体がある場合における高周波入射電力と明るさと点灯タイミングの関係を示すグラフ。 本発明に係るプロジェクタの概略構成を示すブロック図。
符号の説明
10…マイクロ波無電極ランプ(ランプ)、20…膨出部、21…封入空間(発光領域)、22,23…細管部、31,32…内部導電体、41,42…外部導電体としてのコイル。

Claims (6)

  1. 発光物質にマイクロ波を照射して発光するマイクロ波無電極ランプであって、
    非導電性材料からなり、内部に発光物質が封入される封入空間を有する膨出部と該膨出部に対向して連設される一対の細管部を有する透明容器と、
    前記細管部それぞれに封入される内部導電体と、
    前記細管部の外周に、前記内部導電体の概ね長手方向範囲に設けられる外部導電体と、
    から構成され、
    前記内部導電体と前記外部導電体とが、それぞれ電気的に浮いた状態であることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。
  2. 請求項1に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
    前記外部導電体が、前記細管部の外周または前記膨出部の外周部を含んで巻回されるコイルであることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。
  3. 請求項1に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
    前記外部導電体が、前記細管部の外周に挿着される側面にスリット状の開口部を有する筒状部材であることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。
  4. 非導電性材料からなり、内部に発光物質が封入される封入空間を有する膨出部と該膨出部に対向して連設される一対の細管部を有する透明容器と、前記細管部それぞれの内部に封入される内部導電体と、前記細管部の外周に、概ね前記内部導電体の長手方向範囲に設けられる外部導電体と、から構成され、前記内部導電体と前記外部導電体とが、それぞれ電気的に浮いた状態であるマイクロ波無電極ランプと、
    前記マイクロ波無電極ランプにマイクロ波を照射するマイクロ波発生装置と、
    が備えられていることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項4に記載の照明装置において、
    前記マイクロ波発生装置が、弾性表面波共振子を含む固体高周波発振部と導波部とを備えていることを特徴とする照明装置。
  6. 非導電性材料からなり、内部に発光物質が封入される封入空間を有する膨出部と該膨出部に対向して連設される一対の細管部を有する透明容器と、前記細管部それぞれの内部に封入される内部導電体と、前記細管部の外周に、概ね前記内部導電体の長手方向範囲に設けられる外部導電体と、から構成されるマイクロ波無電極ランプと、前記マイクロ波無電極ランプにマイクロ波を照射するマイクロ波発生装置と、が備えられる照明装置と、
    前記照明装置から射出された光束を、入力される画像情報に応じて変調し光学像を形成する光変調部と、
    前記光変調部により形成された光学像を投写する投写部と、
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
JP2006323105A 2006-11-30 2006-11-30 マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ Expired - Fee Related JP4793238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006323105A JP4793238B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006323105A JP4793238B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008140575A true JP2008140575A (ja) 2008-06-19
JP4793238B2 JP4793238B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=39601838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006323105A Expired - Fee Related JP4793238B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4793238B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146849A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Seiko Epson Corp マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ
WO2010140691A1 (ja) * 2009-06-04 2010-12-09 国立大学法人静岡大学 放電灯及び放電灯装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04229548A (ja) * 1990-05-15 1992-08-19 Gte Lab Inc マイクロ波電力カプラーを有する無電極型hidランプ
JPH097552A (ja) * 1995-06-16 1997-01-10 Osram Sylvania Inc 電界を対称にする装置を有する無電極高輝度放電ランプ
JP2001102005A (ja) * 1999-10-01 2001-04-13 Ushio Inc 高周波励起点光源ランプ装置
JP2004040509A (ja) * 2002-07-03 2004-02-05 Seiko Epson Corp 発振回路及びこの発振回路を用いた電子機器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04229548A (ja) * 1990-05-15 1992-08-19 Gte Lab Inc マイクロ波電力カプラーを有する無電極型hidランプ
JPH097552A (ja) * 1995-06-16 1997-01-10 Osram Sylvania Inc 電界を対称にする装置を有する無電極高輝度放電ランプ
JP2001102005A (ja) * 1999-10-01 2001-04-13 Ushio Inc 高周波励起点光源ランプ装置
JP2004040509A (ja) * 2002-07-03 2004-02-05 Seiko Epson Corp 発振回路及びこの発振回路を用いた電子機器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146849A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Seiko Epson Corp マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ
WO2010140691A1 (ja) * 2009-06-04 2010-12-09 国立大学法人静岡大学 放電灯及び放電灯装置
KR20120030461A (ko) 2009-06-04 2012-03-28 고쿠리츠 다이가꾸 호우진 시즈오까 다이가꾸 방전등 및 방전등 장치
US8466618B2 (en) 2009-06-04 2013-06-18 National University Corporation Shizouka University Discharge lamp and discharge lamp device
JP5534471B2 (ja) * 2009-06-04 2014-07-02 国立大学法人静岡大学 放電灯及び放電灯装置
KR101701538B1 (ko) * 2009-06-04 2017-02-01 고쿠리츠 다이가꾸 호우진 시즈오까 다이가꾸 방전등 및 방전등 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4793238B2 (ja) 2011-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2278482C1 (ru) Безэлектродная осветительная система
JP4254853B2 (ja) ランプ、発光装置及びプロジェクタ
JPH11345598A (ja) 無電極ランプ
JP4215107B2 (ja) 光源装置、プロジェクタ
JP4793238B2 (ja) マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ
JP3173362B2 (ja) マイクロ波放電光源装置
JP3400796B2 (ja) 無電極放電ランプ装置
US6737810B2 (en) Electrodeless discharge lamp apparatus with adjustable exciting electrodes
US20110085147A1 (en) Light source device and projection display device
JP4725499B2 (ja) マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ
JP2006147454A (ja) 無電極放電灯装置
JP2008171658A (ja) マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ
JP2007317398A (ja) 電磁波励起光源装置
JP4259274B2 (ja) マイクロ波無電極放電灯装置
JP5056044B2 (ja) 発光装置及びプロジェクタ
JP2008288025A (ja) マイクロ波放電ランプ装置
JP2011175748A (ja) 光源装置および投射型表示装置
JP2011154931A (ja) 光源装置および投射型表示装置
JP2009181771A (ja) 光源装置、光源装置の発光制御方法、およびプロジェクタ
JP2008146893A (ja) 光源装置及びプロジェクタ
JP2011082043A (ja) 光源装置および投射型表示装置
JP2008140576A (ja) ランプ、発光装置及びプロジェクタ
JPH1167159A (ja) 無電極hidランプ及びその装置
KR100517924B1 (ko) 무전극 램프 시스템의 발광 촉진 장치
JP2004087360A (ja) 無電極放電ランプを用いた光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4793238

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees