JPH04229548A - マイクロ波電力カプラーを有する無電極型hidランプ - Google Patents

マイクロ波電力カプラーを有する無電極型hidランプ

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JPH04229548A
JPH04229548A JP3138653A JP13865391A JPH04229548A JP H04229548 A JPH04229548 A JP H04229548A JP 3138653 A JP3138653 A JP 3138653A JP 13865391 A JP13865391 A JP 13865391A JP H04229548 A JPH04229548 A JP H04229548A
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lamp
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coupling
capsule
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ウォルター・ピー・ラパトビチ
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ティモシ・フォール
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/24Circuit arrangements in which the lamp is fed by high frequency ac, or with separate oscillator frequency

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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気ランプに関し、詳し
くは強力放電ランプに関する。更に詳しくは本発明は、
無線周波誘導式の強力放電型自動車用ヘッドランプのた
めの電力カプラー及びランプカプセルに関する。
【0002】
【従来技術】自動車製造業者はタングステンフィラメン
ト型のヘッドランプを堅牢で、長寿命の、そして効率的
な光源に変えようとしている。自動車は光源にとって過
酷な環境である。自動車の寿命は10年であるのに対し
、現在の光源のそれは実質的にはそれ以下である。理想
的には、ヘッドランプは自動車よりも長持するべきであ
る。仮に自動車が10年持つとすれば、その自動車の光
源の点灯回数は5000回であり、作動時間は5000
時間である。今日使用される代表的なタングステンハロ
ゲンランプに於て可能な点灯回数は1000回であり、
そして作動時間は2000時間である。ヘッドランプは
突然切れたりせず、時間と共に劣化すべきではない。自
動車の光源の明るさのレベルはその使用寿命中維持され
るべきである。現在使用されるタングステンハロゲンラ
ンプはタングステンフィラメントをゆっくりと蒸発させ
る。蒸発したタングステンは次いでリフレクター及びレ
ンズに付着してそれらを暗くし、トータルでの有効光量
を低下させる。従って、自動車の寿命に匹敵する使用寿
命、例えば点灯回数5000回、作動時間5000時間
を有し、その初期出力の損失が、例えばヘッドランプ全
体の光出力の約15%未満である自動車用ヘッドランプ
に対する需要がある。
【0003】自動車のヘッドライトは自動車の前面に沿
って位置決めする必要がある。自動車の前面は自動車が
進行するに際して最初に風の抵抗を受ける場所である。 従ってヘッドランプは自動車の空力学的形状にとって重
要なものである。大型のヘッドランプを特定の空力学的
形状に合わせて造形し得るが、それでは標準化したヘッ
ドランプを大量生産する場合のような経済的利益はない
。それ故、ヘッドランプには風の抵抗を可能な限り小さ
くするための、そしてそれに対応する、ヘッドランプの
標準化を容易とするための寸法上の制限がある。
【0004】ヘッドランプを出来るだけ小さくし、また
出来るだけ安価にするためにレンズ及びリフレクターに
はプラスチックが使用される。プラスチックは安価であ
り且つ精密成型が可能であることから使用されるもので
ある。プラスチックを使用するコンパクトなヘッドラン
プには過熱の問題が生じ得る。プラスチックは過熱によ
って溶融する恐れがある。従って、エネルギーを可能な
限り有効に使用する、出来るだけワット数の小さいラン
プをアセンブリーに組み込むのが望ましい。従って、少
ないエネルギー量を最大限に有効に使用して適切な光量
を創生するヘッドランプに対する需要がある。運転中の
自動車のほぼ一定の揺れは大抵の光源を破壊する応力を
生じさせる。従って、光源の品質或いは効率は耐久性の
ために犠牲とされる。詳しくは、光源が大きい程、それ
が自動車の走行中に発生する自己モーメントは大きくな
るので、光源及びその全てのコンポーネンツを最小限の
ものとしそれによって耐久性を向上させるのが有益であ
る。ヘッドランプを小型化する1つの方法はアーク放電
ランプを使用することである。アーク放電ランプはガス
が加熱されることにより発光する。小型のランプカプセ
ルに於てはガスを加熱するために必要なエネルギーの大
部分が、比較的高い表面対容積比によって失われてしま
う。従って加熱量の少ない小型の放電ランプを作成する
必要がある。電極付きの強力放電(HID)ランプに於
ては電極はゆっくりと蒸発されそして飛散する。失われ
たタングステンはランプ全体に、しかし主としてランプ
カプセルの壁面に付着し、その結果、ランプは徐々に暗
くなる。次でランプはその初期の光度を維持不能となる
。自動車のヘッドランプがその初期の光度を落とすこと
は許されない。暗いヘッドランプが危険なことは明らか
である。ヘッドランプの光度は法律で規制されることか
ら、ヘッドランプの経時的な光度の低下は初期光度を上
げることによっては補償され得ない。従って、その使用
寿命を通して一定水準の光度を維持するHIDヘッドラ
ンプに対する需要がある。電極付きのHIDランプは、
電極の周囲にガラス包囲体をプレスシールすることによ
り一般に作成される。ガラス包囲体の未溶融部分は製造
に際し正確に調整されるが、プレスシール部分の壁肉厚
及び壁の角度は可変とされる。ランプの光の僅かな、し
かし尚、有意の部分はプレスシール部分から漏れ或いは
反射する。これは小さい或いは短い、シールエリアが発
光範囲のより大きい部分を占めるランプに於て特にそう
である。プレスシールの壁が可変であることは、まぶし
さの原因となるコントロールされない光の歪を生じる原
因となる。従って、壁厚及び壁の角度を正確にコントロ
ールしたHIDランプに対する需要がある。
【0005】光学的通路の設計は、理想的な点光源に対
しては3次元にて理想的に為され得る。同様に、理想的
な直線光源に対してはディスプレーシステムの作成が理
想的に為され得る。残念ながら、理想的な点光源或いは
直線光源は存在しない。結局、妥協策としてリフレクタ
ーを使用する光の通路並びにレンズシステムが設計され
た。この妥協策はより大きく複雑な、そしてずっと高価
な、しかしその寸法及び複雑さは空力学的及び製造コス
トと相反するリフレクター及びレンズを使用して実施さ
れた。従って、リフレクター及びレンズを簡素化し得る
、もっと理想に近い点光源或いは直線光源を創出するこ
と或いは光ビームの品質を改良することに対する要望が
ある。従来からの、電極付きの大型のアーク放電ランプ
は1ワット当り80ルーメンスの効率を有し得る。電極
での熱損失量はランプへのエネルギー入力に対しては僅
かである。例えば400ワットのランプに対しては損失
分は20ワットである。ランプの寸法を自動車用途に適
した寸法に低減した場合、例えばトータルでの電力入力
が約20ワットに過ぎないものとした場合には、電極で
の損失量はエネルギー節約上、見過ごし得ない問題を生
じる。
【0006】高いワッテージに対してはHIDランプは
1ワット当り約80ルーメンスを創出する効率的な光源
である。残念なことに、約10或いは20ワットといっ
た低いワッテージの場合は通常の電極付きのHIDラン
プは有効ではない。エネルギーの大半は電極及び包囲体
材料の加熱のために消費されてしまう。高ワッテージ、
例えば30ワット以上ではHIDランプはずっと効率的
に作動し、自動車のヘッドランプのために所望される以
上の光量を発生する。この光源はまた一般的に大型であ
り、ヘッドランプリフレクター光学系と組合わせるには
不都合である。自動車のヘッドランプの光度は、光束及
び方向の両面に於てコントロールされるべきである。余
分な光は、それを吸収する吸収体の有害な過熱を招く。 余分な光はまた歪められ、対向車にまぶしさを感じさせ
る歪んだ光線を発生させる原因となり或いは特に雨、霧
或いは雪の時に散乱するまぶしさとなって運転者に反射
され得る。従って余分の光は問題があり、現在の電極付
きのHIDランプは自動車用には強力過ぎると考えられ
る。従って、20乃至30ワットの範囲に於て約200
0から3000ルーメンスの明るさを効率的に創出する
HIDランプに対する需要がある。
【0007】従来技術例は米国特許第3763392号
、4812702号、4002943号、400294
4号、4041352号、4887008号そして48
87192号に記載される。米国特許第3763392
号には、光伝送性の球体が示され、この球体を取り巻く
インダクションコイルによって放射が誘発される高圧ガ
スがそこに収納されている。米国特許第4812702
号収納容器内にトロイダル放電を誘発するためのトロイ
ダルコイルが記載される。米国特許第4002943号
には調節性のマイクロウエーブキャビティを有する無電
極型のランプが記載される。マイクロウエーブキャビテ
ィは2つの壁部分を相互に溝付けすることにより拡開或
いは収縮し得るよう設計されている。米国特許第400
2944号には、ランプカプセルを格納するための共振
箱を使用する無電極型のランプが記載される。共振箱を
調整するためのチューニング要素が共振箱内部に於て使
用されている。米国特許第4041352号には、ラン
プのスターティングをアシストするためのキャパシター
を含む無電極型のランプが示される。点灯に際しスイッ
チがキャパシターを断続し、全電力を放電ガスに流動可
能としている。米国特許第4887008号には、光伝
送性のメッシュによってシールドされたマイクロ波チャ
ンバー内の無電極型のランプが示される。米国特許第4
887192号には、良好に形状付けされた金属性の複
合式共振箱を具備する無電極型のランプが示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】少ないエネルギー量を
最大限に有効に使用して適切な光量を創生するヘッドラ
ンプを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1様相に従えば
、無電極型ランプのためのランプカプセルであって、放
射エネルギー伝送性の材料が、内側長さが入力電力のガ
イド波長の約1/4であり、内径が、作動時の温度及び
圧力での半径方向の乱流を促成するために十分狭幅であ
る内部空間を画定し、この内部空間には前記放射エネル
ギーを創出するための高周波電磁界によって励起される
ランプ充填物が充填され、前記ランプカプセルは微弱な
波によって無線周波エネルギーとカップリングされそれ
により、ランプ充填物を励起して放射エネルギーを放出
せしめるようになっている前記ランプカプセルが提供さ
れる。
【0010】本発明の他の様相に従えば、マイクロ波電
力を筒状のランプカプセルに送達するためのカップリン
グシステムであって、a)入力するマイクロ波電力を受
けるための第1の端部とランプカプセルを収納するため
のギャップに対面する第2の端部とを有するらせん状の
第1のカプラーと、b)第1のカプラーと同中心に位置
決めされ、入力するマイクロ波電力を受けるための第1
の端部とランプカプセルを収納するためのギャップに対
面し且つ第1のカプラーの第2の端部と対面する第2の
端部と、を有するらせん状の第2のカプラーとを有し、
第1のカプラーの第2の端部及び第2のカプラーの第2
の端部は、その距離が以下の式によって決定される如き
供給電力の圧縮されたガイド波長λg の1/4である
ギャップによって離間される前記カップリングシステム
が提供される。 b>aの場合に限定される式1 λg=λ0 (p / √2 πa){1−(p/ 2
πa )2 }p<aの場合のための式2 λg ≒λ0 (p/√2 πa )
【0011】ここで”a”はらせん状のカプラーの半径
であり、bは外側接地シールド半径であり且つ”a”よ
りも十分に大きい値であり、pはらせん状のカプラーの
コイル部分のピッチ或いは内側間隔であり、λ0 は供
給電力の自由空間波長であり、λg は供給電力の圧縮
されたガイド波長である。
【0012】
【実施例】図1は、無電極型の自動車用ヘッドランプシ
ステム10の部分破除したブロックダイヤグラムである
。無電極型のヘッドランプシステム10は、無線周波源
12と、無線周波伝送ライン14と、サポートカード1
6と、無線周波カプラー18と、無線周波励起式のラン
プ充填物24をそこに含む閉鎖された内部空間22を有
する前記ランプカプセル20とより成り立っている。 サポートカード16は無線周波カプラー18をホールド
し、ランプカプセル20はリフレクターハウジング26
内に位置決めされ或いはカップリングされるよう設計さ
れる。リフレクターハウジング26の反射表面28がラ
ンプカプセル20を包囲するための光学的キャビティ3
0を画定する。この光学的キャビティ30はレンズ32
によってカバーされ得る。別態様のブロックダイヤグラ
ムレイアウトが図2に示され、ここでは単一の無線周波
源12が無線周波伝送ライン14に給電を行う。無線周
波伝送ライン14は電力デバイダー15に導通され、結
局、マルチ伝送ライン17を介して幾つかのヘッドラン
プにカップリングされる。マルチ型のヘッドランプシス
テム全体を単一の包囲構造体として形成することが出来
る。絶縁シール34をこの包囲構造体の周囲部分に配置
し、接地させ得る。
【0013】無線周波源は、選択された周波数及び電気
出力を提供し得る任意の従来形式の電力源とし得る。好
ましい無線周波源12は、ランプ充填物24の破壊を生
じ得る無線周波電力を創生すべきものであり、特に10
MHzから300GHzの周波数を有する高周波源が好
ましい。法的に許容される無線周波ビームの範囲は物理
的に使用可能な範囲よりも狭く、従って周波数は902
MHzから928MHzの如き標準ISM周波数、或い
は2450MHzを中心とするISMバンドに限定され
てしまう。図1に示される具体例のために使用される好
ましい周波数は915MHzである。この周波数は法的
に問題ない。この具体例での無線周波源12のインピー
ダンスは約50オームである。スターティングを確実に
行うために、マイクロ波によってランプカプセル20内
側に生じる電界破壊(フィールドブレークダウン)は、
ランプ充填物の破壊に必要なそれよりも大きくされるべ
きである。その大きさは、標準的なランプ充填物24に
対しては1センチ当り約150ボルトである。フィール
ドブレークダウンに対するこうした要件は、ペニングガ
ス混合物を使用することによって、或いはランプカプセ
ル20に明るい紫外線を適用することによって実質的に
低減され得る。もし必要であれば、無線周波源12をラ
ンプカプセル20に接近したヒートシンク上に取り付け
得る。
【0014】無線周波電力は無線周波伝送ライン14及
び無線周波カプラー18を通してランプカプセル20内
に給送される。好ましい具体例に於ては導波管或いは無
線周波伝送ライン14は、発生された無線周波電力のよ
り多くを可能な限りランプ充填物24に送達するために
大きいカップリング係数を有している。無線周波伝送ラ
イン14は従って、発生した無線周波電力の反射を可能
な限り少なくするべく無線周波源12とマッチングされ
るべきである。導波管を通して無線周波電力を伝送し得
るが、好ましい無線周波伝送ライン14は、例えば91
5MHz或いは2450MHzである選択された作動周
波数に於て100ワットまでの電力を搬送可能な同軸ケ
ーブルである。
【0015】無線周波搬送ライン14からの電力はラン
プカプセル20に電力を適用するカップリングシステム
に送達される。この電力送達系は、例えばGardio
l及びHardyによって説明されるストリップライン
或いはマイクロストリップライン技法を使用するプリン
ト基盤材料から作成され得るものである。ストリップラ
イン或いはマイクロストリップライン技法は、軽量、安
価、そして製造が容易であり、915HHz或いは2.
45GHzでの導波管と比較した場合にコンパクトであ
る。好ましいカップリングシステムは薄肉の、へん平な
絶縁性の基材から形成したサポートカード16である。 サポートカード16の基材は、ファイバーグラス強化エ
ポキシ或いは高周波での電力損失を低減するためにファ
イバーグラスを充填したポリテトラフルオロエチレン(
PTFE)である。こうした基材は電気回路基盤構造の
代表的なものである。他の好適な材料、例えばセラミッ
クス或いは適宜なプラスチックを使用出来る。サポート
カード16は螺旋形状の無線周波カプラー18、44及
びランプカプセル20を支持しつつ給送電力を適切に送
達するのに好都合である。1具体例に於てはサポートカ
ード16は概略矩形形状を有し、その一方の長手方向側
部に沿って切込が形成される。この切込は、無線周波カ
プラー18、44及びランプカプセル20を軸方向に整
列した状態でそこに配置するに十分に大きくされる。
【0016】好ましい具体例に於ては、サポートカード
16の一方の長手方向側部には、無線周波源12と同一
のインピーダンスを有する50オームのマイクロストリ
ップ伝送ラインを形成するに適した寸法形状の伝導性ス
トリップ36が含まれる。無線周波伝送ライン14から
の電力はこの伝導性ストリップ36を介し、その半波長
セクションが並列給電する状態にて螺旋形状の無線周波
カプラー18、44に送達される。マイクロストリップ
伝送ラインの適宜の寸法形状は基材の誘電率及び肉厚に
従って変動する。関連する設計上のルールは周知であり
、標準テキストブック、例えば1979年にヴァージニ
ア州レストンのJ.K.Hardy,Reston  
Data出版社から出版された”高周波回路設計”、或
いは1985年にインディアナポリス州のインディアナ
のHoward  W.Sams&Co.  Inc.
,から発行されたE.C.  Jordan  edの
”エンジニアのための参照データ”に於て議論されてい
る。好ましい具体例では、同軸のストリップラインラン
チャーが入力電力信号を伝導性ストリップ36にカップ
リングし、受けた入力電力を少なくとも最初の無線周波
カプラー18に伝送する。
【0017】好ましい具体例に於てはマイクロストリッ
プライン延長体38が、サポートカード16を廻って次
の無線周波カプラー44へと伸延する。入力電力は次で
、前記マイクロストリップライン延長体38の長さを(
使用する導波管において計算された)波長の約半分、例
えば受けた電力の信号周波数の約半分と等しくすること
により交点に於て分断される。伝導性ストリップ36及
びマイクロストリップライン延長体38は次で、最初の
無線周波カプラー18及び次の無線周波カプラー44間
の位相関係をコントロールする。マイクロストリップラ
イン延長体38の長さを適切に調整することによって、
無線周波カプラー18におけるランプカプセル20への
電力送達の位相を、無線周波カプラー44のそれに関し
て180°ずらすことが出来る。1具体例に於てはマイ
クロストリップライン延長体38は概略”G”字形状と
されサポートカード16の縁部からオフセットされる。
【0018】好ましい具体例に於てはサポートカード1
6はその他方の側部に好ましくは伝導性の、番号42で
示されるように電気的に接地され得る接地ストリップ或
いは接地面40(図示せず)を具備する。サポートカー
ド16は無線周波源12からの入力を受け、受けた電力
を伝導性ストリップ36及びマイクロストリップライン
延長体38に沿って無線周波カプラー18、44に伝達
する一方で、ランプカプセル20を支持するために好都
合である。ランプカプセル20のための他の支持システ
ム、他の位相差電力送達システムを使用可能である。
【0019】半波長を使用する伝導性ストリップ36及
びマイクロストリップライン延長体38は追加的な機能
を提供する。伝導性ストリップ36及びマイクロストリ
ップライン延長体38はHorowitz及びHill
並びにアマチュアラジオハンドブックに記載される如き
バルンインピーダンストランスフォーマーを構成する。 バルンインピーダンストランスフォーマーデバイスは、
無線周波源12及び無線周波伝送ライン14そしてラン
プカプセル20における適切なインピーダンスマッチン
グを可能とする。ランプ充填物24のプラズマインピー
ダンスが始動時から安定状態にかけてかなり変動する間
、バルンインピーダンストランスフォーマーは無線周波
源12へのインピーダンス変動を4対1の比率で低下さ
せる。従って厳しいミスマッチングは発現しない。
【0020】螺旋形状の無線周波カプラー18、44は
以下の式1及び式2に従いランプカプセル20に関して
寸法付けされる。好ましい具体例では無線周波カプラー
18、44は同一方向に巻き廻される。即ち、何れも右
巻き或いは左巻きのコイルとされる。これらの螺旋形状
の無線周波カプラーは互いの巻き方向を反対とし得るが
、ランプの始動及び作動はこの場合には良好ではないと
考えられる。無線周波カプラー18、44の対向端部は
圧縮された作動波長であるλg /4の約1/4の長さ
を有するギャップ46によって分離される。ランプカプ
セル20は無線周波カプラー18、44間で且つこれら
無線周波カプラー18、44と同中心で前記ギャップ4
6に配置される。ランプカプセル20の内部空間22の
各端部は隣り合う無線周波カプラー18、44の各々の
最後のコイル巻き部分或いはターンと概略整列される。
【0021】無線周波カプラー18、44はランプカプ
セル20へのエネルギーをカップリングさせるためのも
のであり、ランプカプセル20と直結させる必要性はな
い。好ましい具体例では無線周波カプラー18、44は
ランプカプセル20とは接触されず、そこから僅かにオ
フセットされる。そうすることでランプカプセル20内
に充満する塩分の電気泳動及び熱伝達損失の最小限化が
助成される。熱伝達損失が減少されることにより、ラン
プカプセル20の急速なウオームアップとそれによるラ
ンプ充填物24の揮発及び明るさが増大される。自動車
用途のためには急速なウオームアップは望ましい特性で
ある。それとは逆に、無線周波カプラー18、44をラ
ンプカプセル20に接近させると、無線周波カプラー1
8、44周囲の微弱な波を介してのランプカプセル20
へのエネルギーの移送が助成される。
【0022】無線周波カプラー18、44は、好適な肉
厚と酸化及び腐食に対する抵抗性とを有する金属から作
成される。ヘッドランプが不活性雰囲気中でシールされ
る場合は酸化及び腐食抵抗性の要件は緩和され得る。ニ
ッケル、タングステン、モリブデン、アロイ42そして
タンタラムの如き金属が適当である。銀或いは金めっき
ワイヤー、例えば銀めっきニッケルワイヤーは無線周波
カプラー18、44のためには良い選択である。こうし
ためっきはそれらワイヤーの電気的伝導性を高め、ラン
プカプセル20に対するエネルギー送達を更に効率的な
ものとする。
【0023】1具体例に於ては、無線周波カプラー18
、44は915MHzで作動するべく設計され、ランプ
カプセルは内径2ミリ、外径3ミリのものが使用される
。無線周波カプラー18、44は直径0.508ミリ(
0.002インチ)の金めっきニッケルワイヤーから作
成される。また無線周波カプラー18、44は外径5ミ
リ、1.22ミリの巻きピッチ5回巻きのコイルであり
、全体長さは6.1ミリ(5×1.22)である。従っ
てその内径は5.0ミリから0.508ミリの2倍を引
いた値、即ち4.0ミリである。このランプカプセルは
無線周波カプラーの最後のコイル部分にそこに接触する
ことなく、その周囲が無線周波カプラーから約0.5ミ
リ離間される状態で嵌合される。無線周波カプラーは約
9ミリの、1/4波長である波長λg /4を発生する
。無線周波カプラー18、44の微弱な波は従って、実
質的に内部空間をカバーする。
【0024】図3にはランプカプセル20の好ましい具
体例が示される。ランプカプセル20は、その内部空間
内への無線周波電力を送通可能とするための無線周波入
力窓を少なくとも1つ具備する状態で形成されるべきで
ある。ランプカプセル20はまた、発生した光を内部空
間22から出すための光学的な窓を少なくとも1つ具備
する状態で形成されるべきである。好ましい具体例では
ランプカプセル20は石英或いは類似の、光透過性を有
するものから成立つ。概略直線構造を為す無線周波源1
2のためには、ランプカプセル20は好ましくは端部シ
ールした円形チューブであり、好ましくは端部が幾何学
的にレギュラーな、例えばへん平或いは球形である。端
部がへん平か或いは球形である円形のチューブというレ
ギュラーな寸法形状によって発光の形態は良好なものと
なり、余分の光は全く或いは殆ど発生しない。
【0025】小型のランプカプセル20は特に有益な特
徴を有することが見出された。小型のランプカプセル2
0は石英の如き放射エネルギー透過性の材料から作成し
得、20ミリ未満、好ましくは9ミリの内側長さ部分4
8を有する内部空間22を有するものとし得る。このラ
ンプカプセル20の長さを例えば15ミリに延長すると
、ランプカプセル20の長さに沿った明るさを維持する
ことは難しくなる。2つの無線周波カプラー18、44
を使用し、これらをランプカプセル20の長手方向に沿
って離間配置することにより、ランプ充填物24の平衡
励起状態の維持が助成される。内部空間22の内側長さ
を9乃至10ミリ未満とすると、915MHzに於て必
要な無線周波カプラー18、44におけるコイルのピッ
チは、アーク放電を維持するために必要な電力レベルに
よってそれら無線周波カプラーの周囲の空気を破壊させ
るためには小さ過ぎる。
【0026】内部空間22の内径50は約5ミリ未満、
好ましくは約1ミリ或いは2ミリである。ランプカプセ
ル20が狭幅である場合、ランプ充填物24の励起部分
は内部空間22全体に充満し、それによってランプカプ
セル20の軸方向を横断しての均一な明るさを生じる。 内部空間22が狭幅であることが、作動時の温度及び圧
力におけるランプ充填物24の半径方向乱流を抑制する
と考えられる。仮にランプカプセル20の内径50を拡
張すれば、形成されるアークラインは恐らくはもっと狭
幅の光源となり、均一に励起されたランプ充填物24に
よるそれよりも位置的に不安定なものとなる。そしてラ
ンプ全体の光学的な信頼性は、ランプカプセル20の内
径50が大きいことで低下する。ランプカプセル20の
色分離及び局部的加熱もまた生じ得る。
【0027】ランプカプセル20は、肉厚を約0.5か
ら1.5ミリとし得、これに応じて外径を約2ミリから
8ミリとし得る。好ましいランプカプセル20では内側
長さ部分48の長さは約9ミリであり、内径50は2ミ
リそして外径52は3ミリである。この好ましいランプ
カプセル20は色及び明るさに関し極めて均一の光源を
提供することが見出された。ランプカプセル20の寸法
上の下限は実際的製造に係わる事項である。ランプカプ
セル20はランプ充填物24を圧縮状態に維持し、ラン
プカプセル20及びランプ充填物24を加熱するために
十分肉厚とすべきである。ランプカプセル20の内側長
さ部分48及び内径50は、励起し得るランプ充填物2
4を問題なく内蔵し得るよう十分に大きくすべきである
。その肉厚は、エネルギー入力、ランプカプセル材料、
ランプ充填物24、外部における対流そしてランプカプ
セルの寸法形状を含む多くの変数による熱的フラックス
を維持するために十分厚くすべきである。
【0028】ランプカプセル20はランプ充填物24を
内蔵する。このランプ充填物24は斯界に既知の種々の
追加的な添加物を含み得るものである。ランプ充填物2
4の配合物には、無線周波電力によって蒸発し且つ励起
して光を放射する材料の少なくとも1つを含むものが選
択される。本発明に於て有益なランプ充填物24の配合
物は、その大半を本発明に於て適用し得ると考えられる
、一般にアーク放電チューブにおいて良く知られたもの
である。好ましいガスはその殆どがネオンであり、残余
の小部分として、1%未満がアルゴンから成るペニング
混合物であるが、キセノン、クリプトン、アルゴン或い
は純ネオンを使用可能である。ランプ充填物は好ましく
は金属塩の如き金属複合物を含んでいる。1つのランプ
充填物配合物は0.3ミリグラムの金属水銀と、0.1
ミリグラムのヨウ化スカンジウムナトリウムである。 ネオン中に0.0048%のアルゴンを含む20トール
のペニングガス混合物が約0.03cm3 の内部空間
に使用された。
【0029】好ましいランプカプセル20はまた、1つ
以上のカップリング用突出部を含む。これらカップリン
グ用突出部は軸方向の各端部位置で軸方向に延長され、
ランプカプセル20の支持を助成するものである。ラン
プカプセル20の胴体部はチューブ状であることから、
このチューブを引伸すのが最も容易なる方法であり、こ
れにより内部空間22に必要なシールも提供される。1
具体例に於てはランプカプセル20にはチューブの中間
セクションにプレスシール54が形成される。シールさ
れないチューブ状の延長部56は内部空間22から軸方
向に離間する方向に伸延される。ランプカプセル20を
サポートカード16に機械的に連結するためにロッド6
0が使用される。ランプカプセルの外側の長さは内部空
間の長さにランプカプセルの肉厚を加えたものに対して
参照されるものであり、任意の好都合な長さとし得る外
部の支持用突起の長さは含まれない。
【0030】ランプカプセル20を機械的に支持するた
めの方法は、サポートカード16を室温硬化セメントの
如きエラストマー系接着材62を使用してランプカプセ
ル20に定着させることである。同様に、誘電性の”V
”ブロックを、ランプカプセルを無線周波カプラー18
、44内部に正確に位置決めするために使用可能である
。既知の形状のスライド、クリップその他類似の機械的
カプラーを適用し得る。好ましくはサポートカード16
及びランプカプセル20間には幾分かの可撓性を持たせ
或いはランプカプセル20の熱膨張を支持するその他手
段を設けるべきである。ランプカプセル20は作動中に
加熱され熱膨張するが、この熱膨張は固定式の支持体に
剛着されることによる不適切な応力を受けるべきではな
い。そうした熱膨張によって引き起こされる応力は早期
のランプ破損或いは光学的要素に関する光源の変形を生
じ、結果的にビームパターンを不安定なものとする。
【0031】最終的に位置決めされた状態に於ては、内
部空間22の各端部は好ましくは対向され、螺旋状の無
線周波カプラー18、44の各自由端の半径方向内側に
位置付けられる。好ましい具体例に於ては、各無線周波
カプラー18、44の端部の約1ターンのコイル部分が
内部空間22の軸方向の各々の端部とオーバーラップす
る。内部空間22の残余の部分は各無線周波カプラー1
8、44間のギャップ46部分を軸方向に同中心に伸延
する。内部空間22の、無線周波カプラー18、44に
よって半径方向に遮蔽される部分は殆ど或いは全くない
【0032】無線周波カプラー18、44が同中心に整
列されることにより、これら無線周波カプラー18、4
4と実質的に同中心の電界コンポーネンツを具備する圧
縮電磁波が提供される。同様に、電界コンポーネンツは
ランプカプセルと整列され得る。無線周波電力がランプ
カプセル20に入り、ランプ充填物24と相互作用する
ことによってランプ充填物24は励起され、プラズマ状
態となる。励起されたランプ充填物24は次いで可視光
線を放射する。該可視光線は光学的な窓を通して外に出
る。放電プラズマは6000°Kもの温度を有し、従っ
てランプカプセル20から適切に分離されるべきである
【0033】アーク放電体即ちランプカプセルは、壁或
いはその他物理的な境界は付設されないが、一般にイン
ダクションフィールドの方向と直交する円形断面を有し
ている。ランプカプセルはインダクションフィールドの
最も大きい場所付近で放電容器内に吊下される。ランプ
カプセルの全体形状は重力、拡散、放射搬送、電気力学
的及び熱力学的力に基いて決定される。小型のランプカ
プセルに於ては、ランプカプセルの内径が狭いことによ
って対流が抑制されると考えられる。その結果、内部空
間22全体及びランプ充填物24を横断しての均一な加
熱が生じそれにより、ランプカプセル20の壁は等温状
況に維持される。測定された温度勾配は上部から下部に
かけて、縦横何れの位置に於ても約50度C未満であっ
た。
【0034】結局、内部空間22及びランプ充填物24
全体を横断しての均一な光が発生した。同様に、化学的
充填物及びガス成分が内部空間に均等に分与されそれが
壁の負荷を均等なものとし、もしあれば色の分離を少な
くしたと考えられる。
【0035】図4にはサポートカード16、2つの無線
周波カプラー18、44そして、反射性表面28を具備
するリフレクター26に取り付けたランプカプセル20
の前方からの斜視図が示される。リフレクター26はそ
の光学軸と平行な平面によって切頭された法物形状を有
し得る。リフレクター26はその軸線を通る縦方向の断
面に於て示されている。このリフレクター26は、その
少なくとも1部分が反射性表面から成る光学的キャビテ
ィ30を画定する内側表面を含み、一般に斯界に既知の
ガラス、セラミックス、プラスチック或いは金属から作
成し得、また無線周波エネルギーを収納するための伝導
性の或いは吸収性の層を具備し得る。反射性表面28は
磨き金属、二色コーティング、付着金属コーティングそ
の他斯界に既知の如き反射性表面構造とし得る。リフレ
クターは好ましくは、ランプカプセル20内で発生した
可視光線を予備決定された投射領域或いは投射パターン
に向けて投射するための、湾曲面或いは多面形状を含み
得る。ヘッドランプは通常、規制されたパターンに従う
光線を投射するよう要求され、リフレクター26の設計
形状は、所望の配向パターンを達成するために内部空間
に於て発生した配向パターンと部分的に協動するよう選
択される。
【0036】光学的キャビティ30はそこに差し渡され
るレンズ32によって閉鎖される。別様にはレンズ32
はリフレクター26の前面に位置決めされ、他の支持手
段によって支持される。レンズ32は発生した光線を所
望の位置に差し向けるのを、或いはビームパターンを助
成するための多面を構成する面、微小凸レンズ或いは類
似のプリズム要素を具備し得る。好ましいレンズ32は
可視光線に対し高度に伝送性を有する材料、例えばガラ
ス或いはプラスチックから構成される。同様に、好まし
いレンズは、先に説明したビームパターンを創出するた
めにリフレクター及びランプカプセルと協動するよう設
計される。
【0037】好ましい具体例に於てはランプカプセル2
0はリフレクター26及びレンズ32内の最適な光学的
位置、例えば法物形状のリフレクター26の焦点位置に
於て適宜の手段によって取り付けられる。サポートカー
ド16はリフレクター26の軸と同一平面となるよう位
置決めし、サポートカード16の縁部に沿ってリフレク
ター26が衝接或いは連結されるように為し得る。サポ
ートカード16をリフレクターの軸と同一平面的に位置
決めすることにより、有効光の損失は殆ど或いは全くな
くなる。ランプカプセル20は、光の発生が実質的にラ
ンプカプセル20の配向に係わらず実質的に同じである
ことから、水平方向でも縦方向でも配向可能である。ヘ
ッドランプの設計者は、その全体の設計形状を光源の物
理形状を収受するために妥協する必要がない。ランプカ
プセル20の特定の配向は従って、リフレクター26、
レンズ32或いは明るさの分野での特性上の利益を考慮
して選択され得る。
【0038】無線周波源12、無線周波伝送ライン14
、そしてランプカプセル20を包囲するリフレクターを
、全体的に或いは部分的に無線周波リフレクター或いは
絶縁性シール34が取り巻く。絶縁性シール34は必ず
しも必要ではないと考えられる。それは、無線周波源1
2のためのシールド用ハウジング、無線周波伝送ライン
14そしてランプカプセル20から成るシステム10は
そこから外に漏れる無線周波信号が殆ど内或いは全くな
いように設計され得るからである。絶縁性シール34は
、水、汚れ、熱その他環境的影響を受けないようにする
ためにより重要である。本件出願人は、本システム10
をそのような液漏れのない構造に於て作成するための困
難さ及び費用を認識するものであり、従って無線周波源
12、無線周波伝送ライン14そしてリフレクター26
の後方部分を包囲するシールされた金属包囲体の使用を
提言するのである。リフレクター26の前面側は発生さ
れた可視光線が照射されるよう開放される必要がある。
【0039】無線周波伝送ラインからの無線信号をラン
プカプセルにカップリングするための多くの手段が知ら
れている。シングルエンドカプラーを使用可能である。 好ましいカップリングシステムは、ギャップ46によっ
て分離され且つ電力を相互に向けて差し向けるために同
中心に位置決めされた2つの無線周波カプラー18、4
4を有する。無線周波カプラー18、44はサポートカ
ード16から吊下され得或いはリフレクター26によっ
て支持され得る。好ましい無線周波カプラー18、44
はらせん状のスローウエーブ形式のものであり、ギャッ
プ46に於て必要とされる電磁界を維持するための同中
心にて位置決めされる。対向状態に位置付けた無線周波
カプラー18、44を使用することにより、電力の位相
が180度ずれる。これはランプカプセル20内に均一
な放電を励起するために特に有効である。無線周波カプ
ラーの形状は選択されたランプカプセル20の構造と関
連付けされる。もしランプカプセル20が約9ミリ未満
の長さを有する場合は、選択される作動周波数は915
MHzであり、従って、無線周波カプラー18、44に
おけるピッチは各々のカプラーのコイル巻き部分のエア
ギャップ間隔は適切な絶縁体としては小さ過ぎるものと
なる。その場合はエアギャップはランプカプセル内のア
ーク放電を維持するために必要な電力水準では破壊して
しまう。
【0040】ランプカプセル20はマイクロ波電力、好
ましくはスローウエーブ式の無線周波カプラー28、4
4によってランプカプセルの各端部にシンメトリカリー
に適用されるマイクロ波電力を使用して賦活される。そ
うしたマイクロ波の適用の好ましい方法は、米国特許第
4178534号によって教示されるそれと類似のもの
である。2つの端部での励起が、米国特許第42661
62号によって示されるようにアークを安定化させる。 本発明の新規な特徴は非常に短いアークチューブを2つ
の端部で励起することにある。非常に短いアークチュー
ブの2端での励起は、白熱フィラメントと比較して極め
て真直な、狭幅なアーク放電を創生することが見出され
た。加えるに、創生されるアーク放電は全方向バーナー
であり、これはランプカプセル20が配向上の制限がな
いことを意味し、従って縦横の何れでも、またその間の
位置に於ても作動可能である。好ましい配向は縦方向で
ある。
【0041】アーク放電が直線的な性質を有することは
、2つの無線周波カプラー18、44上を合成電磁界的
な波が伝播することによるものであると考えられる。 合成電磁界的な波は、一般的な横断方向の電磁波とは対
照的に、エネルギー流れの方向に於て電界及び磁界を共
に有している。その結果、一般に無線周波カプラー18
、44と同中心の電界に沿って電子が加速される。同中
心的な電子の加速は電極でのアークにおける電子の加速
と類似している。電極でのアークとは対照的に、同中心
的な電子の加速は次回の軸方向成分によってランプカプ
セルの軸方向に制限される。その結果、電子の加速は電
極付きのアーク放電ランプカプセルの電極間に形成され
るアーク放電よりも軸方向に於てより強力である。電界
及び磁界の方向はランプの方向と共に移動し、重力の影
響に打ち勝つ傾向を有する。強力な軸方向のアーク放電
はまた、アークの明るさの均一性を助長する。内部空間
の直径を狭くすることによって半径方向の対流が抑制さ
れ従って、アークの明るさの均一性は一層助長される。
【0042】スローウエーブ形式の螺旋形状の無線周波
カプラーは伝播する波の波長を圧縮する作用を為す。圧
縮された波長を使用する場合、共振箱は自由空間での波
長に関して非常に小型に作成可能である。小型の共振箱
は本発明における有益な特徴であり、これが殆どフィラ
メントサイズの放電を可能とするのである。例えば、9
15MHzの自由空間波長λ0 は約320ミリである
一方、圧縮されたガイド波長λg は約40ミリである
。従って、共振箱(ランプカプセルの内側区間)構造を
、無線周波カプラー18、44間のギャップ46が約1
0ミリである1/4のものとすることができる。小型の
共振箱寸法形状はランプカプセルと概略同一であり、従
ってランプカプセルを2つの無線周波カプラー18、4
4の間のギャップ46に位置決め可能である。ランプカ
プセル20の小型化は、915MHz及び2450MH
zを中心とする許容ISMバンドでの好ましい作動周波
数では、従来通りの矩形あるいは筒状キャビティの如き
共振箱構造をしては達成し得ないものである。
【0043】無線周波カプラーにおいて設計上使用され
るスローウエーブ構造は距離の長い接地平面を有してい
る。従って、無線周波カプラー18、44に於て発生さ
れた軸方向の場での波長のための等式の範囲は、その大
きな接地シールド半径bに近似される。詳しくは、接地
シールド半径bは螺旋半径aの10乃至100倍の間で
変動し、その比率b/aのlogは1及び2の間である
。小さいlog変数タームは残余のターム及び大きなb
の値に対するa/bの比率との比較上実質的に無視され
る。
【0044】結局、螺旋形状の無線周波カプラーに沿っ
た波長λg は以下のように書き直され得る。 b>aの場合に限定される式1 λg=λ0(p/√2 πa){1−(p/2 πa)
2}p<aの場合の式2 λg=λ0(p/√2 πa )  限界に於ては外側の接地シールド半径がらせん状の無線
周波カプラーの半径よりも大きい、即ちb>a(aは無
線周波カプラーの半径、bは通常の同中心の外側接地シ
ールドの半径)である。無線周波カプラーのピッチ或い
はコイル巻き部分の間隔はpであり、自由空間波長はλ
0 である。限界に於ては外側接地シールドは無線周波
カプラーのそれよりもずっと大きい。即ちb>>aであ
る。この場合、接地シールドは筒状或いは螺旋状の無線
周波カプラーと同中心でなくとも良い。実際上、アルミ
化された或いは実質的に金属或いは導電性のリフレクタ
ー、例えば、ランプカプセル20を取り付けた、典型的
なリフレクターランプである法物形状のリフレクターを
接地平面として使用可能である。
【0045】マイクロ波は、無線周波カプラーの端部の
スローウエーブ型の軸方向の場によってランプカプセル
20内に連結される。ランプカプセル20の効率的な作
動のために、ランプカプセル20は無線周波カプラー1
8、44によって画定される内部空間内に正確に位置決
めする必要はない。図5にはランプカプセルを2つの無
線周波カプラー間に、それらから発生される対応する軸
方向の電界のチャートと整列状態で位置決めした状態が
示される。ランプカプセル20の無線周波カプラー18
、44間での位置決めに際しては、一方の無線周波カプ
ラー18によって創出される第1の電界64は内部空間
22の一方の或いは第1の端部付近の、ランプカプセル
の一方の或いは第2のシール58に概略隣り合う位置に
於て最大の場66を有し、一方、反対側の、内部空間の
他方の或いは第1のシール54の近辺の他方の或いは第
2の端部には最小の場68が生じる。好ましい具体例に
於ては、一方の無線周波カプラー18によって発生され
た微弱な場は、内部空間22を丁度カバーするに十分で
あり且つランプ充填物を破壊せしめるに丁度十分なもの
である。好ましい具体例に於ては同様の、同時的な、第
2の電界70が他方のらせん状の無線周波カプラー44
によって創出される。この第2の電界70は内部空間2
2の第1のシール54に接近した端部に於て最大の場7
2を有し、一方、第2のシール58付近の暗部に於て最
小の場74を生じる。第1の電界64及び第2の電界7
0を重ね合わせることにより、図5に示されるような正
味の場の分布76が創出され得る。”z”は無線周波カ
プラーによって画定される軸と一致する。生じた電界に
おける極大及び極小値は実験的に観察された。
【0046】好ましい具体例では無線周波カプラー18
、44の各々の電磁的励起の位相は互いに180度ずれ
ている。無線周波カプラー18、44の各々での瞬間的
なマイクロ波電圧は、マイクロストリップ伝送ライン延
長部38によって形成される1/2波長ディレーライン
により180度位相がずれる。結局、ランプカプセル2
0を横断する電圧の大きさは倍になる。ランプカプセル
20を横断しての電圧が倍になることにより、ランプカ
プセル20の寒冷時のスターティングが助成される。
【0047】無線周波伝送ライン14からの電力は無線
周波カプラー18、44の各々の端部からの微弱波を介
してランプカプセル20内にカップリングされる。螺旋
形状のスローウエーブ型アンテナは1965年のWal
terの”Traveling  Wave  Ant
ennas”に於て既知である。無線周波カプラー18
、44の寸法形状は、放射電力を実質的に低減しそれに
より、ANSI(C95.1−1982)の如き健康及
び安全上の明細に適合する螺旋形状の無線周波カプラー
非放射デバイスを作成する目的上選択される。無線周波
カプラーの寸法形状は従って、各々の無線周波カプラー
が無害な放射体であるよう選択される。結局、負荷がそ
れらの無線周波カプラー18、44に対しその各々を取
り巻く微弱波の範囲に十分接近している場合は、無線周
波カプラー18、44からの電力はランプカプセル20
及びランプ充填物24の如き負荷に対して最も多く送達
され得る。例えば、各々のランプカプセルの端部を無線
周波カプラー18、44と同中心に位置決めし、ランプ
カプセルの内部空間の軸方向端部を、らせん状の無線周
波カプラーによって画定される凸状の内部の軸方向限界
に接近させ得る。
【0048】図6にはやや大きめの、しかし尚、代表的
な無電極型のランプの寸法形状を有する無電極型のラン
プからの光度のチャートである。この無電極型のランプ
は水平方向にて点灯試験された。チャートにはランプ壁
からランプ軸に向けて光度が滑らかに上昇する様子が示
される。軸方向端部付近に幾分かの上昇が示されるにも
かかわらず上昇は一様である。チャートにはランプカプ
セルの各々の端部付近における、ランプ軸と平行な滑ら
かな光度の上昇もまた示される。各々の半径方向に対し
てはランプカプセルの長手方向に於てその光度は概略一
定である。ランプカプセルの壁に隣り合う部分での光度
は小さく、一方中央付近での光度は大きい。チャートは
全体的に、滑らかな光度面が無電極型のランプカプセル
の端部から端部に、そして側部から側部にかけて伸延す
ることを示している。光度面は、励起されたランプ充填
物がランプカプセルの壁に向けて伸延するが、しかしこ
のランプカプセルの壁によって束縛されていることから
、長時間に渡り極めて安定している。ランプカプセルか
らのこうしたスムーズで安定した光線は、リフレクター
及びレンズ設計上容易に受け入れられ得るものである。 光源が安定していることから、光学的な設計に際しては
、アークのふらつきに於て生じ得るような光学的に理想
とされる位置からの変動は考慮しなくて良くなる。 類似の結果は好ましい具体例に於て見出し得るものであ
る。
【0049】これとは対照的に、図7に示される類似の
チャートには類似寸法の電極付きのHIDランプを水平
方向で点灯した際の光度が示される。図6に示されるデ
ータが無電極型の例よりも大型の電極付きのHIDラン
プのものであるが、このデータは電極付きの放電ランプ
の代表的なものである。この電極付きのHIDランプの
チャートにはぎざぎざの光度面が示され、粗い端部領域
が電極チップに相当し、高くなった、しかし狭幅の軸方
向のピークがアークラインに相当している。電極付きH
IDランプのアークは揺動し、従ってチャートには特定
の瞬間のみが表わされる。
【0050】図8には、本発明の無電極型のランプと比
較し得る寸法の電極付きのアーク放電ランプの光源分布
が示される。ここでは光源の、理想点或いは光学的設計
のために最も望ましい光軸からの光の逸脱状況が示され
る。軸状部は光源の幅及び長さを表わし、パターンの暗
部は特定帯域内での光源の強さを表わしている。電極付
きのアーク放電ランプのパターンは概略菱形であり、一
方の長さは幅方向の長さの約2倍である。コーナー部分
からはテール状部分が不規則に伸延している。
【0051】図9には、本発明に従うマイクロ波放電デ
バイスの対応する光の分布パターンが示される。マイク
ロ波放電デバイスの前記分布パターンは概略直線であり
、一端が円形形状を為している。無電極型のランプにお
ける光の分布パターンの長さはアーク放電ランプのパタ
ーンの長さと大体同じであるが、その幅は、前記円形形
状の部分で比較した場合後者のそれの約2/3であり、
或いは直線部分での後者のそれの約1/6から1/4で
ある。何れの場合でも、無電極型のランプにおける光の
パターンは実質的により収束的である。無電極型のラン
プは理想点或いは直線光源により近似したものであり、
従ってよりよい配向パターンを生じ得るものである。
【0052】実用例における寸法の幾つかはおよそ以下
の如くである。無線周波源は15ボルトの直流電源によ
って駆動され、915MHzで25ワットの電力を創出
するために要した電力は100ワットであった。無線周
波源は915MHzで作動するソリッドステートマイク
ロ波源を有する。電源は、市販入手し得るコンポーネン
ツから組み立てたソリッドステート型の3ステージオシ
レーター増幅器形状を有し、無線周波伝送ラインは標準
型のRG142ダブルシールド式同軸ケーブルであった
。カプラーは、2つの同中心の螺旋コイルと半波長位相
ラインとを含み、これらの螺旋形状のカプラーは直径0
.508ミリ(0.020インチ)の金メッキニッケル
ワイヤーから作成された。カプラーは外径5ミリ、ピッ
チpが1.22ミリ、そして巻数が5であり、全体の長
さが6.1ミリ(5×1.22)であった。カプラーの
内径は従って、5ミリから0.508ミリ(0.020
インチ)の2倍を差し引いたもの、即ち約0.4ミリで
あった。この螺旋形状のカプラーは約9ミリである1/
4波長、即ちλg /4を発生した。ランプカプセルは
小型のシリカ(石英)アークチューブであり、内径2ミ
リ、内側長さ9ミリそして外径3ミリ、端部支持体を除
く外側長さ11ミリであった。次いでランプカプセルは
螺旋形状のカプラーの最終コイル巻き部分にそこに接触
することなく貫入され、その周囲から約0.5ミリ離間
された。
【0053】ランプカプセルはマイクロストリップ伝送
ラインを具備する回路基盤に取付けられた。同調回路、
そして螺旋形状のカプラーが無線周波信号を内部空間の
ガスに伝導するために使用された。リフレクターはプラ
スチック製であり、付着アルミニュームによって形成さ
れた内側反射表面を有していた。リフレクター表面は互
いに平行な且つ回転軸に対して平行な2つの平面によっ
て切頭された放物回転形状であった。2つの平面は互い
に約50ミリ離間し、またリフレクターの回転軸から等
距離とされた。無電極型のヘッドランプシステムは、許
容され得るパターンに於て約2600ルーメンスのビー
ムを創出した。記載された形式のランプカプセルは入力
電力約20ワットに於て作動され、数百回点灯され、そ
して1100時間点灯された。これらのランプカプセル
は85%以上が維持された。発生したアークの光学的イ
メージは軸方向の強度分布において極めて均一であるこ
とが示された。そうした光学的イメージは電極付のHI
Dヘッドランプよりもまぶしさの少い、優れた前方ビー
ムパターンを提供すると考えられる。
【0054】低い電力で作動されるマイクロ波ランプカ
プセルの写真によれば、極小の場はイオン化を維持する
ために必要な正味の場以下に低下することが示される。 その結果、極小の場には暗い領域が出現し、場の大きさ
が放電を維持するに十分な場所では明るい領域(pra
smoids)が出現する。電力が増大するに従い、結
合された場は、どの場所に於てもイオン化の維持及びプ
ラズマの均一化のために十分なものとなる。
【0055】この小さいアーク源は1ワット当り100
ルーメンスを越える高率で光を発生した。これは、大抵
の金属ハロゲンランプが容積及び電力消費量の増大と共
に高率的になることからすれば思いがけない結果である
。小型の無電極型のアーク放電ランプは、約10ワット
の電力を使用して1ワット当り約20ルーメンスの高率
に維持可能である。これは、Waymouth及びEl
enbassが、熱損失だけでも金属アーク放電ランプ
のアーク長さの1センチメートル値約10ワットである
ことを示したことからして驚くべき結果である。小型の
マイクロ波アークのフィラメント状のコアは15ミリの
アーク長さにわたってさえも殆ど湾曲されない。湾曲さ
れない点は、アーク長さが4ミリの、小型の電極付きの
金属アークランプに於てさえも実質的な湾曲が示され、
ワッテージの大きな金属アークランプではアークが重力
によって変形されること無しに水平方向に於ては使用し
得ないことから、新規な結果である。前記結果を変化さ
せることなくどの方向にも位置決めし得るランプとして
、小型のマイクロ波ランプカプセルは特に自動車のヘッ
ドランプの如き、発生した光を特定の証明領域に正確に
差し向ける必要がある光学的システムに於て特に有益で
ある。
【0056】アークチューブ内の温度勾配もまた驚くほ
ど低いことが見出された。水平方向に整列させた場合、
ランプカプセルの上部は底部よりも約50℃高温である
。更には、壁面温度はアークチューブ表面全体で驚くほ
ど均一である。壁面温度が一定であることは、限定的な
湾曲及び高高率の一つの説明となる。小型の、狭幅なア
ークチューブにおける750℃乃至880℃という壁面
温度もまた、1平方センチ当り約36ワットの大きな壁
負荷に対して予測された温度である約1000℃よりも
低い。壁の温度が予測されたよりも低いことは新規であ
りまたそれによって、石英が大きな負荷を受ける壁のた
めに使用可能とされることは興味深い。通常1平方セン
チあたり26から30ワットである壁負荷は石英のため
には過剰であると考えられる。記載された寸法、形状そ
して具体例は例示されただけのものであり、他の好適な
形状及び関係事項を本発明の構成上使用出来る。以上本
発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内で多く
の変更を成し得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】無電極型のHIDヘッドランプシステムの部分
破除した断面図である。
【図2】その幾つかのヘッドランプが電力デバイダーを
使用する単一電源によって給電される、無電極型のヘッ
ドランプシステムの別態様のブロックダイヤグラムであ
る。
【図3】無電極型のHIDカプセルの好ましい具体例の
、軸方向における断面図である。
【図4】無電極型のHIDヘッドランプシステムの横断
方向で切断した状態における斜視図である。
【図5】2つのらせん状カプラー間に位置決めされたラ
ンプカプセルを示す平面図であり、ここでは前記2つの
らせん状のカプラーによって発生された対応する軸方向
の電界のチャートとの整合状態が示される。
【図6】代表的な無電極アーク放電ランプの明るさの輪
郭の特徴を表す図である。
【図7】代表的な電極付きアーク放電ランプの明るさの
輪郭の特徴を表す図である。
【図8】代表的な電極付きアーク放電ランプの光分布チ
ャート特性を示す図である。
【図9】代表的な無電極アーク放電ランプの光分布チャ
ート特性を示す図である。
【符号の説明】
16:サポートカード 18:無線周波カプラー 20:ランプカプセル 26:リフレクター 28:反射性表面 30:光学的キャビティ 32:レンズ 34:絶縁性シール 36:伝導性ストリップ 38:マイクロストリップライン延長体44:無線周波
カプラー 46:ギャップ

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  無電極型ランプのためのガスカプセル
    であって、放射エネルギー伝送性の材料が、内側長さが
    入力電力のガイド波長の約1/4であり、内径が作動時
    の温度及び圧力における半径方向の乱流を抑制するため
    に十分狭幅である内部空間を画定し、該内部空間には、
    前記放射エネルギーを創出するための高周波電磁界によ
    って励起されるランプ充填物が充填され、前記ガスカプ
    セルは微弱な波によって無線周波エネルギーとカップリ
    ングされそれによりランプ充填物を励起して放射エネル
    ギーを放出せしめるようになっている前記ガスカプセル
  2. 【請求項2】  無電極型ランプのためのガスカプセル
    であって、放射エネルギー伝送性の材料にして、内側長
    さ10ミリ未満、内径2ミリ未満、外径3ミリ未満であ
    る包囲された筒状の空間を画定する前記放射エネルギー
    伝送性の材料と、軸方向に伸延する第1のカップリング
    端部と、該第1のカップリング端部とは反対方向に軸方
    向に伸延する第2のカップリング端部と、高周波電磁界
    によって励起され放射エネルギーを創出するランプ充填
    物によって充填される内部空間と、第1のカップリング
    端部及び第2のカップリング端部に位置決めされた第1
    のカップリング手段及び第2のカップリング手段間に配
    置されるようになっているガスカプセルにして、ランプ
    充填物が微弱な波によって励起され放射エネルギーを放
    出せしめられるところの前記ガスカプセルとを包含する
    前記無電極型ランプのためのガスカプセル。
  3. 【請求項3】  無電極型のHIDランプであって、a
    )無線周波伝送性の且つ光学伝送性の、ランプ充填物空
    間を包囲する内側表面を含む包囲体と、b)ランプ充填
    物空間内に収納されたランプ充填物にして、無線周波エ
    ネルギーによって励起されて可視光線を放射する前記ラ
    ンプ充填物と、 c)リフレクターキャビティを画定する反射性のハウジ
    ング内側表面を具備し、前記包囲体が前記リフレクター
    キャビティ内部に位置決めされてなるリフレクターハウ
    ジングと。 d)微弱な波によって無線周波エネルギーをランプ充填
    物にカップリングするためのカップリング手段にして、
    それによってランプ充填物を励起し可視光線を放出せし
    める前記カップリング手段とによって成り立つ前記無電
    極型のHIDランプ。
  4. 【請求項4】  無線周波信号を創出し、それをカップ
    リング手段にカップリングするための手段を含んでいる
    請求項3の無電極型のHIDランプ。
  5. 【請求項5】  包囲体を包囲するためのリフレクター
    キャビティを覆うレンズを含んでいる請求項3の無電極
    型のHIDランプ。
  6. 【請求項6】  ランプは、包囲体によって発生された
    光線を受、それを自動車の照明のためのビームパターン
    に投射するべく光学的に設計されたヘリフレクター及び
    レンズを具備するヘッドランプである請求項5の無電極
    型のHIDランプ。
  7. 【請求項7】  ランプ充填物は実質的には水銀を付加
    したネオンである請求項3の無電極型のHIDランプ。
  8. 【請求項8】  ランプの効率は1ワット当り100ル
    ーメンスよりも大きい請求項3の無電極型のHIDラン
    プ。
  9. 【請求項9】  無電極型のランプであって、a)無線
    周波伝送性及び光学伝送性の包囲体にして、ランプ充填
    物空間を包囲する内側表面を有し、第1のカップリング
    単及び第2のカップリング端を具備する前記包囲体と、 b)ランプ充填物空間内に収納されたランプ充填物にし
    て、無線周波エネルギーによって励起されて可視光線を
    放射する前記ランプ充填物と、 c)前記包囲体の第1のカップリング端に位置決めされ
    た第1のカップリング手段と、 d)前記包囲体の第2のカップリング端に位置決めされ
    た第2のカップリング手段とを含み、前記第1及び第2
    のカップリング手段が無線周波エネルギーを微弱な波に
    よってランプ充填物にカップリングし、それによりラン
    プ充填物を励起して可視光を放射せしめ、前記ランプ充
    填物空間は入力電力の圧縮ガイド波長の1/4と概略等
    しい内側長さを有している前記無電極型のランプ。
  10. 【請求項10】  無線周波信号を創出し、それを第1
    及び第2のカップリング手段にカップリングするための
    手段を含んでいる請求項9の無電極型のHIDランプ。
  11. 【請求項11】  マイクロ波電力を筒状のランプカプ
    セルに送達するためのカップリングシステムであって、
    a)らせん状の第1のカプラーにして、入力するマイク
    ロ波電力を受けるための第1の端部とランプカプセルを
    収納するためのギャップに対面する第2の端部とを有す
    る前記第1のカプラーと、 b)第1のカプラーと同中心に位置決めされたらせん状
    の第2のカプラーにして、入力するマイクロ波電力を受
    けるための第1の端部とランプカプセルを収納するため
    のギャップに対面し、且つ第1のカプラーの第2の端部
    と対面する第2の端部とを有する前記第1のカプラーと
    を有し、第1のカプラーの第2の端部及び第2のカプラ
    ーの第2の端部は、その距離が式: b>aの場合に限定される式1 λg=λ0( p /√2 πa){1−(p/ 2π
    a )2 }そして、p<aに対するものとしての式2
    、λg =λ0( p/ √2 πa )ここでaはら
    せん状のカプラーの半径、bは外側接地シールド半径且
    つaよりも十分に大きい値、pはらせん状のカプラーの
    コイル部分のピッチ或いは内側間隔、λ0 は供給電力
    の自由空間波長、λg は供給電力の圧縮されたガイド
    波長によって決定される如き供給電力の、圧縮されたガ
    イド波長λg の1/4であるギャップによって離間さ
    れる前記カップリングシステム。
  12. 【請求項12】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    は同一の回転方向を有している請求項11のカップリン
    グシステム。
  13. 【請求項13】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    におけるランプカプセルへの電力の送達の位相は電気的
    に180度ずれている請求項11のカップリングシステ
    ム。
  14. 【請求項14】  第1のカプラーは、第1のカプラー
    と同中心の電界成分を有する圧縮された電磁波を提供す
    る請求項11のカップリングシステム。
  15. 【請求項15】  第1のカプラーはランプカプセルと
    同中心の電界成分を有する圧縮された電磁波を提供する
    請求項11のカップリングシステム。
  16. 【請求項16】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    は単一のマイクロ波電源によって給電され、第1のカプ
    ラーへの入力は、第2のカプラーへの電力を第1のカプ
    ラーでの電圧及び第2のカプラーでの電圧の位相を概略
    180度ずらすに十分遅延させる電気的接続によって、
    第2のカプラーへの入力からは分離される請求項11の
    カップリングシステム。
  17. 【請求項17】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    はマイクロ波伝送ラインを介して単一のマイクロ波電源
    によって給電され、第1のカプラーへの入力は、ランプ
    カプセル及びマイクロ波電源間のバルンインピーダンス
    変換器を含む電気的接続によって分離され、マイクロ波
    伝送ラインはカップリングシステムに電力を送達する請
    求項11のカップリングシステム。
  18. 【請求項18】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    は単一のマイクロ波電源によって給電され、第1のカプ
    ラーへの入力はマイクロストリップラインによって第2
    のカプラーへの入力とは分離される請求項11のカップ
    リングシステム。
  19. 【請求項19】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    は絶縁性のカードによって支持され、該絶縁性のカード
    の一方側にはマイクロストリップラインが形成され、他
    方の側には接地面が形成される請求項11のカップリン
    グシステム。
  20. 【請求項20】  マイクロ波によって作動されるラン
    プであって、 a)入力するマイクロ波電力を受ける第1の端部とラン
    プカプセルを収納するためのギャップと対面する第2の
    端部とを有する螺旋形状の第1のカプラーと、b)第1
    のカプラーと同中心に位置決めされた螺旋形状の第2の
    カプラーにして、入力するマイクロ波電力を受ける第1
    の端部とランプカプセルを収納するためのギャップと対
    面する第2の端部とを有し、第1のカプラーと対面する
    螺旋形状の第2のカプラーと、c)一方の側にマイクロ
    ストリップラインが形成され、他方の側に接地面が形成
    された絶縁性のカードにして、前記一方の側が入力した
    電力を第1のカプラーの第1の端部に送達する前記絶縁
    性のカードと、d)内部空間を有するランプカプセルに
    して、前記内部空間が入力する電力の圧縮された波長の
    1/4に概略等しい内側長さを有し、マイクロ波の適用
    に際し励起して光線を放射するランプ充填物を含み、第
    1のカプラー及び第2のカプラー間に位置決めされてい
    る前記ランプカプセルとによって構成される前記マイク
    ロ波によって作動されるランプ。
  21. 【請求項21】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    は同一の回転方向を有している請求項20のマイクロ波
    によって作動されるランプ。
  22. 【請求項22】  第1のカプラーの第2の端部及び第
    2のカプラーの第2の端部は、その距離が式:b>aの
    場合に限定される式1 λg=λ0( p /√2 πa){1−(p/ 2π
    a )2 }そして、p<aに対するものとしての式2
    、λg =λ0( p/ √2 πa )ここでaはら
    せん状のカプラーの半径、bは外側接地シールド半径且
    つaよりも十分に大きい値、pはらせん状のカプラーの
    コイル部分のピッチ或いは内側間隔、λ0 は供給電力
    の自由空間波長、λg は供給電力の圧縮されたガイド
    波長によって決定される如き供給電力の、圧縮されたガ
    イド波長λg の1/4であるギャップによって離間さ
    れる請求項20のマイクロ波によって作動されるランプ
  23. 【請求項23】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    はランプカプセルへの電力送達の位相が180度ずれる
    よう、電気的にカップリングされる請求項20のマイク
    ロ波によって作動されるランプ。
  24. 【請求項24】  第1のカプラーは、該第1のカプラ
    ーと実質的に同中心の電界成分を有する圧縮された電磁
    界波を提供する請求項20のマイクロ波によって作動さ
    れるランプ。
  25. 【請求項25】  第1のカプラーは該第1のカプラー
    と実質的に同中心の磁界成分を有する圧縮された電磁界
    波を提供する請求項20のマイクロ波によって作動され
    るランプ。
  26. 【請求項26】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    は単一のマイクロ波電源によって給電され、第1のカプ
    ラーへの入力は、第2のカプラーへの電力を第1のカプ
    ラーでの電圧及び第2のカプラーでの電圧の位相を概略
    180度ずらすに十分遅延させる電気的接続によって、
    第2のカプラーへの入力からは分離される請求項20の
    マイクロ波によって作動されるランプ。
  27. 【請求項27】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    はマイクロ波伝送ラインを介して単一のマイクロ波電源
    によって給電され、第1のカプラーへの入力は、ランプ
    カプセル及びマイクロ波電源間のバルンインピーダンス
    変換器を含む電気的接続によって分離され、マイクロ波
    伝送ラインはカップリングシステムに電力を送達する請
    求項20のマイクロ波によって作動されるランプ。
  28. 【請求項28】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    は単一のマイクロ波電源によって給電され、第1のカプ
    ラーへの入力はマイクロストリップラインによって第2
    のカプラーへの入力とは分離される請求項20のマイク
    ロ波によって作動されるランプ。
  29. 【請求項29】  第1のカプラー及び第2のカプラー
    は絶縁性のカードによって支持され、該絶縁性のカード
    の一方側にはマイクロストリップラインが形成され、他
    方の側には接地面が形成される請求項20のマイクロ波
    によって作動されるランプ。
  30. 【請求項30】  ランプカプセルは少なくとも1つの
    機械的カップリング用突出部を含んでいる請求項20の
    マイクロ波によって作動されるランプ。
  31. 【請求項31】  ランプは、ランプは、包囲体によっ
    て発生された光線を受、それを自動車の照明のためのビ
    ームパターンに投射するべく光学的に設計されたヘリフ
    レクター及びレンズを具備するッドランプである請求項
    28のマイクロ波によって作動されるランプ。
  32. 【請求項32】  反射性表面は放物形状の部分セクシ
    ョンであり、ランプカプセルの一部は放物形状の焦点に
    位置付けられる請求項27のマイクロ波によって作動さ
    れるランプ。
  33. 【請求項33】  レンズは、光線を予備決定方向に差
    し向けるために設計されたプリズムセクションを具備し
    ている請求項27のマイクロ波によって作動されるラン
    プ。
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