JP4725499B2 - マイクロ波無電極ランプ、照明装置、プロジェクタ - Google Patents
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Description
ここで、弾性表面波共振子としては、例えば、ダイヤモンドSAW共振子が代表される。
図1〜図4は本発明に係る照明装置、図5〜図13はランプの実施例を示し、図14は、本発明に係るプロジェクタの概略構成を示している。
なお、以下の説明で参照する図は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。
(照明装置)
なお、一般に、マイクロ波帯としての慣用的周波数は、3GHz〜30GHzをいうが、本発明では、UHF帯からSHF帯に相当する300MHz〜30GHz帯をマイクロ波帯と定義する。
図2は、マイクロ波発生部の概略構成を示すブロック図である。図2において、マイクロ波発生部100は、高周波信号を出力する固体高周波発振部110と、固体高周波発振部110から出力された高周波信号をマイクロ波として放射する導波部150とから構成されている。
図3は、固体高周波発振器としてのダイヤモンドSAW発振器の概略構成を示すブロック図である。図3において、ダイヤモンドSAW発振器202は、移相回路210、ダイヤモンドSAW共振子310、第2増幅器220および電力分配器230でループ回路240を構成し、電力分配器230の一方の出力側にバッファ回路250を接続した構成としている。
図4は、ダイヤモンドSAW発振器から出力される信号の周波数と強度との関係を示すグラフである。図4において、横軸は周波数を示し、縦軸は出力信号の強度を示している。
(ランプの構造)
(実施例1)
(実施例2)
図6は、実施例2に係るランプの構造を示す正面図である。図6において、透明容器20の外周には、ほぼ対向する位置に二つの窪みとしての凹部25a,25bが形成されている。
(実施例3)
図7は、実施例3に係るランプの構造を示す平面図である。図7において、3本の導電体31,32,33は、封入空間21の中央部に向かってほぼ等間隔にて配設されている。
(実施例4)
図8は、実施例4に係るランプの構造を示す正面図である。図8において、先端部31a,32aが対向する導電体31,32それぞれは、絶縁性材料からなる絶縁体22,23によって全周囲を覆われている。
(実施例5)
図9は、実施例5に係るランプの構造を示す正面図である。図9において、導電体31,32を含む絶縁体22,23の外周には、外部導電体としてのコイル41,42が巻回されている。
なお、図9ではコイル41,42の巻数を4巻きとしているが、巻数は4巻きに限らずもっと多くても少なくてもよい。
(実施例6)
図10は、実施例6に係るランプの構造を示す正面図である。図10において、透明容器20には、対向する一対の細管部35,36が突設されている。この細管部35,36それぞれには、導電体31,32を挿入する穴35a,36aが穿設されている。そして、穴35a,36aそれぞれは、導電体31,32の先端部31a,32aが、透明容器20の内側まで達することができる深さ位置で封止されており、この封止位置まで導電体31,32が挿入される。
また、導電体31,32を細管部35,36にインサート成形する構造としてもよい。
(実施例7)
図11は、実施例7に係るランプの構造を示す正面図である。図11において、棒状の導電体31,32には、絶縁性材料からなる筒状部材27,28が挿着されている。導電体31,32と筒状部材27,28の貫通孔27a,28aとは、遊嵌の関係であり、筒状部材27,28を挿着した後、耐熱性を有する接着剤にて固定する。
(実施例8)
図12は、実施例8に係るランプの構造を示す正面図である。図12において、導電体31,32を覆う絶縁体22,23には、金属(具体的にはCu)からなる筒状部材の外部導電体51,52が挿着されている。外部導電体51には複数のスリット状の開口部53が相互に間挿するように開設され、外部導電体52にも複数のスリット状の開口部54が相互に間挿するように開設されている。図12では、外部導電体51,52は共に導電体31,32それぞれの長手方向を覆う範囲にわたって配設されている。この外部導電体51,52は、前述したコイルと同様な機能を有する。
また、開口部53,54の数や大きさ、形状も任意に組み合わせて構成してもよい。
また、外部導電体をコイルにすること、スリットを有する筒状部材にすることにより外部導電体を軽量化することができる。
(実施例9)
図13は、実施例9に係るランプの構造を示す正面図である。ランプ10は、透明容器20と、絶縁体22,23に封止された導電体31,32と、外部導電体としてのコイル41,42とを有して構成されている。
(実施例9の変形例)
(プロジェクタ)
図14は、本発明のプロジェクタの概略構成を示すブロック図である。図14において、プロジェクタ400は、前述した照明装置60と光学系410とから構成されている。
光学系410は、照明光学系460と、光変調部470と、色合成光学系480と、投写部490とを有して構成されている。また、照明装置60は、マイクロ波発生部100と発光部500とを有して構成される。
例えば、前述した実施の形態では、ランプ10は、照明装置60に対して支持部90または支持柱29を介して固定した例を示したが、導電体31,32を絶縁材を介して直接リフレクタ70に固定する構造としてもよい。
Claims (14)
- 発光物質にマイクロ波を照射して発光するマイクロ波無電極ランプであって、
非導電性材料からなり、内部に発光物質が封入される封入空間を有し、外周部から前記封入空間に入り込む窪みが設けられた透明容器と、
前記窪みの内部に先端部が挿入され、それぞれが電気的に独立した複数の導電体と、
を備えていることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 請求項1に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
前記窪みが、前記透明容器の外周に設けられた溝であることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 請求項1に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
前記窪みが、複数の凹部であることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
前記導電体が、絶縁性材料によって被覆されていることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
前記導電体が、絶縁性材料からなる筒状部材に挿入されていることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 請求項1に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
前記透明容器が、該透明容器の外周から突設される細管部を有し、
前記細管部が、前記透明容器との接続部において、前記窪みに相当する位置を封止した穴を有し、前記穴に前記導電体が挿入されていることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
前記透明容器が、該透明容器の外周から突設され、前記透明容器を照明装置に固定する支持柱を備えていることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 請求項7に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
前記支持柱が、前記透明容器の封入空間に連通する発光物質封入孔を備えていることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
前記導電体の長手方向周囲に、前記導電体とは離間して配設された外部導電体がさらに備えられていることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 請求項9に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
前記外部導電体が、該外部導電体の長手方向周囲に巻回される導電性材料からなるコイルであることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 請求項9に記載のマイクロ波無電極ランプにおいて、
前記外部導電体が、前記導電体の外周に挿着される筒状部材であり、側面にスリット状の開口部を有していることを特徴とするマイクロ波無電極ランプ。 - 非導電性材料からなり、内部に発光物質が封入される封入空間を有し、外周部から前記封入空間に入り込む窪みが設けられた透明容器と、
前記窪みに先端部が挿入され、それぞれが電気的に独立した複数の導電体と、
を備えていることを特徴とするマイクロ波無電極ランプと、
前記マイクロ波無電極ランプにマイクロ波を照射するマイクロ波発生部と、
が備えられていることを特徴とする照明装置。 - 請求項12に記載の照明装置において、
前記マイクロ波発生部が、弾性表面波共振子を含む固体高周波発振部と導波部を備えていることを特徴とする照明装置。 - 非導電性材料からなり、内部に発光物質が封入される封入空間を有し、外周部から前記封入空間に入り込む窪みが設けられた透明容器と、前記窪みに先端部が挿入され、それぞれが電気的に独立した複数の導電体と、を備えるマイクロ波無電極ランプと、前記マイクロ波無電極ランプにマイクロ波を照射するマイクロ波発生部と、が備えられる照明装置と、
前記照明装置から射出された光束を、入力される画像情報に応じて変調し光学像を形成する光変調部と、
前記光変調部により形成された光学像を投写する投写部と、
が備えられていることを特徴とするプロジェクタ。
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