JPH113604A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH113604A
JPH113604A JP15409997A JP15409997A JPH113604A JP H113604 A JPH113604 A JP H113604A JP 15409997 A JP15409997 A JP 15409997A JP 15409997 A JP15409997 A JP 15409997A JP H113604 A JPH113604 A JP H113604A
Authority
JP
Japan
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arc tube
light
electrodeless discharge
light emitting
discharge lamp
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Pending
Application number
JP15409997A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikihito Sekiguchi
幹仁 関口
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無電極放電ランプ13の発光管21からの光の放
射効率を向上する。 【解決手段】 少くとも発光物質および放電ガスを封入
した発光管21を備える。発光管21の中心部に対して変位
した位置に励起コイル22を配設する。発光管21の中心部
に対応する最外周部から光を放射し、発光管21からの光
の放射効率を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、励起コイルにて発
光管を点灯させる無電極放電ランプを使用する照明器具
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無電極放電ランプでは、例えば、
特開平6−251753号公報に記載されているよう
に、発光物質および放電ガスが封入された発光管の周囲
に励起コイルを配設し、この励起コイルに高周波電力を
供給することにより、発光管内にプラズマ放電を生起さ
せて点灯させる構成が採られている。
【0003】発光管の形状としては一般的に球形、楕円
球形などがあり、これら発光管の中心部に対応した位置
に励起コイルが配設されている。
【0004】また、無電極放電ランプと反射鏡とを組み
合わせて照明器具を構成する場合には、照射方向に向け
て発光管の表面が臨ませられるとともに、照射方向に対
して直交する方向に励起コイルが配設される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、無電極放電
ランプでは、発光管の点灯により、発光管の表面全体か
ら光が放射されるが、この光の一部は発光管の周囲に配
設される励起コイルによって遮られてしまう。また、無
電極放電ランプと反射鏡とを組み合わせて照明器具を構
成する場合、発光管の照射方向と反対の後方に放射され
て反射鏡で反射される反射光の多くが励起コイルによっ
て遮られてしまう。
【0006】従来の無電極放電ランプでは、励起コイル
が発光管の中心部に対応して配設されているため、発光
管の中心部に対応する最外周部から放射される光を遮
り、放射効率を低下させている。
【0007】また、無電極放電ランプと反射鏡とを組み
合わせて照明器具を構成する場合、励起コイルが発光管
の中心部に対応して配設されているため、発光管の照射
方向に臨む表面から放射される光と同程度の光が発光管
の照射方向と反対の後方に臨む表面から放射され、後方
に臨む表面から放射された光が反射鏡で反射されても、
その反射光の多くは励起コイルによって遮られてしまう
ので、照射方向への照射効率が低い問題がある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、発光管からの光の放射効率を向上させ、一定の方
向への照射効率の向上も可能とする無電極放電ランプを
備えた照明器具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、少くとも発光物質および放電ガスが封入された発光
管、および発光管の中心部に対して変位した位置に配設
される励起コイルを備えた無電極放電ランプと;励起コ
イルに高周波を供給して無電極放電ランプを励起させる
点灯装置と;無電極放電ランプから放射される光を反射
する反射鏡と;を具備しているものである。
【0010】無電極放電ランプは、発光管の中心部に対
して変位した位置に励起コイルを配設することにより、
発光管の中心部に対応する最外周部から放射される光を
遮ることがなく、発光管の中心部に対応する最外周部か
ら放射される光を有効に利用して、発光管からの光の放
射効率が向上し、一定の方向への照射効率の向上も可能
となる。なお、励起コイルの位置の変位は、発光管との
電気的結合が許容される範囲内とする。照明器具は、発
光管からの光の放射効率が高く、照射効率が向上する。
反射鏡により、照射方向への照射効率が向上する。
【0011】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、発光管は始動用細管を有し、励起
コイルは始動用細管の方向に変位した位置に配設される
ものであり、発光管が始動用細管を有する場合に、発光
管からの光の放射効率が最も向上する。
【0012】請求項3記載の照明器具は、請求項1また
は2記載の照明器具において、点灯装置は、無電極放電
ランプの後方に配設される始動回路部と、無電極放電ラ
ンプの側方に配設される点灯回路部とを有しているもの
であり、始動回路部と点灯回路部とを分離することによ
り、発熱量の多い発光管と点灯回路部とを分離し、放熱
効果が向上するとともに、照明器具として小形化が可能
となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0014】図1は照明器具の断面図、図2は点灯装置
の回路図、図3は配光特性図である。
【0015】図1において、11は器具本体で、この器具
本体11の前面開口に透光性を有する前面ガラス12が配設
され、この前面ガラス12の後方の器具本体11内に、無電
極放電ランプ13、点灯装置14、反射鏡15がそれぞれ配設
されている。
【0016】無電極放電ランプ13は、発光管21と励起コ
イル22とを有している。
【0017】発光管21は、例えば合成石英などのような
高融点ガラスやアルミナなどのような透明セラミックス
材料により球形または楕円球形に形成されている。発光
管21の内部には、プラズマにより誘起されるアーク放電
によって発光する発光物質として例えばハロゲン化金
属、NaI−CeI3 が封入されているとともに、アル
ゴン、キセノン、クリプトンあるいはネオンのような始
動用希ガス(放電ガス)が少なくとも1種類封入されて
いる。また、発光管21の後端には中心線上に位置して始
動用細管23が接続され、この始動用細管23も発光管21と
同一材料で形成されている。
【0018】励起コイル22は、例えば合成石英などのよ
うな高融点ガラスやアルミナなどのような透明セラミッ
クス材料により板状に形成された2枚の基板24にて、全
体として2巻以上の導電経路を有するように形成されて
いる。基板24には発光管21の周囲に嵌合する開口部25が
形成され、その開口部25の周囲に銀や白金などのペース
ト状の導電材料を塗布した後に焼結して励起コイル22の
2巻以上の導電経路が形成されている。
【0019】そして、励起コイル22は、その中心軸線L
1 が、発光管21の中心部を通る中心軸線L2 に対して後
方の始動用細管23の方向に変位した位置に配設されてい
る。なお、励起コイル22の位置の変位は、発光管21との
電気的結合が許容される範囲内とされる。
【0020】また、点灯装置14は、始動回路部31と点灯
回路部32とに分離され、反射鏡15の外側において、始動
回路部31が無電極放電ランプ13の後方に対応して配設さ
れているとともに、点灯回路部32が無電極放電ランプ13
の側方に対応して配設されている。始動回路部31により
発光管21の始動用細管23が支持され、点灯回路部32によ
り励起コイル22の基板24が支持されている。
【0021】また、反射鏡15は、無電極放電ランプ13を
内包する反射面41が回転対称放物面に形成され、この回
転対称放物面の焦点に発光管21の中心が一致するように
配設されている。反射面41には、発光管21の始動用細管
23が挿通される通孔42、励起コイル22の基板24が挿通さ
れる通孔43がそれぞれ形成されている。
【0022】図2において、点灯装置14の回路図を示
し、直流電源Eの両端子間に点灯回路部32のハーフブリ
ッジ型の高周波電源であるインバータ回路51が接続さ
れ、このインバータ回路51は電界効果トランジスタ52の
ドレイン、ソースおよび電界効果トランジスタ53のドレ
イン、ソースの直列回路が接続され、これら電界効果ト
ランジスタ52および電界効果トランジスタ53のゲートに
は駆動回路54が接続され、これら電界効果トランジスタ
52のソースおよび電界効果トランジスタ53のドレインの
接続点にはインピーダンスマッチング用のコンデンサ55
が接続されている。さらに、コンデンサ55は、インピー
ダンスマッチング用のコンデンサ57および励起コイル22
が並列に接続されている。
【0023】また、励起コイル22の両端には始動回路部
31が接続されている。この始動回路部31は、コンデンサ
58を介して接続される始動用のスイッチ59とコイル60、
コンデンサ61および抵抗62の並列共振回路とにより構成
されている。
【0024】そして、電界効果トランジスタ52のゲート
および電界効果トランジスタ53のゲートに駆動回路54に
より交互にトリガを与えてインバータ回路51で高周波を
発生し、無電極放電ランプ13の始動時には、スイッチ59
を閉成することにより、コンデンサ58を介してコイル6
0、コンデンサ61および抵抗62で共振を生じさせ、この
共振により始動用細管23に電圧を印加し、始動用細管23
にプラズマ放電を生起させる。さらに、励起コイル22か
らのエネルギー供給と相俟って発光管21にプラズマ放電
を生起し、リングプラズマが発光管21内に生じて点灯状
態に至る。
【0025】したがって、発光管21の点灯状態では、図
1において、発光管21の前方に臨む表面から放射された
光が直接および反射鏡15で反射され前面ガラス12を通じ
て照射されるとともに、発光管21の後方に臨む表面から
放射された光の一部が反射鏡15で反射して前面ガラス12
を通じて照射される。
【0026】図3において、発光管21と励起コイル22と
の位置による配光特性を測定した結果を示し、励起コイ
ル22を発光管21の中心部に対応させた場合の配光特性
A、励起コイル22を発光管21の中心部に対して前方に5
mm変位させた場合の配光特性B、励起コイル22を発光管
21の中心部に対して後方に5mm変位させた場合の配光特
性Cを示す。
【0027】この結果、励起コイル22を発光管21の中心
部に対して後方に5mm変位させた場合の配光特性Cが全
体として最も効率がよく、励起コイル22によって遮られ
る光が削減されたことが示された。
【0028】このように、発光管21の中心部に対して後
方に変位した位置に励起コイル22を配設することによ
り、発光管21の中心部に対応する最外周部から放射され
る光を励起コイル22で遮ることがなく、発光管21の中心
部に対応する最外周部から放射される光を有効に利用し
て、発光管21からの光の放射効率を向上できるととも
に、照射方向への照射効率を向上できる。
【0029】特に、発光管21が始動用細管23を有する場
合、励起コイル22を発光管21の始動用細管23の方向に変
位した位置に配設することにより、発光管21からの光の
放射効率を最も向上できる。
【0030】しかも、無電極放電ランプ13を反射鏡15と
組み合わせて前方(照射方向)に光を照射する場合、励
起コイル22が発光管21の中心部に対して後方に変位した
位置に配設することにより、発光管21の前方に臨む表面
積が後方に臨む表面積より増大し、発光管21の前方に放
射される光が増大するとともに、発光管21から後方に放
射される光が減少し、発光管21から後方に放射されて反
射鏡15で反射する反射光が励起コイル22によって遮られ
てしまうのが減少し、前方への照射効率を向上できる。
【0031】また、点灯装置14の始動回路部31を無電極
放電ランプ13の後方に配設するとともに点灯回路部32を
無電極放電ランプ13の側方に配設し、始動回路部31と点
灯回路部32とを分離することにより、発熱量の多い発光
管21と点灯回路部32とを分離でき、放熱効果を向上でき
るとともに、照明器具として小形にできる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、無電
極放電ランプは、発光管の中心部に対して変位した位置
に励起コイルを配設したため、発光管の中心部に対応す
る最外周部から放射される光を遮ることがなく、発光管
の中心部に対応する最外周部から放射される光を有効に
利用して、発光管からの光の放射効率を向上でき、一定
の方向への照射効率を向上できる。照明器具は、この無
電極放電ランプの励起コイルに点灯装置から高周波を供
給して励起させるため、発光管からの光の放射効率が高
く、照射効率を向上できる。さらに、反射鏡により、照
射方向への照射効率を向上できる。
【0033】請求項2記載の照明器具によれば、請求項
1記載の効果に加え、発光管が始動用細管を有する場
合、励起コイルを発光管の始動用細管の方向に変位した
位置に配設することにより、発光管からの光の放射効率
を最も向上できる。
【0034】請求項3記載の照明器具によれば、請求項
1または2記載の効果に加え、点灯装置の始動回路部を
無電極放電ランプの後方に配設するとともに点灯回路部
を無電極放電ランプの側方に配設し、始動回路部と点灯
回路部とを分離することにより、発熱量の多い発光管と
点灯回路部とを分離でき、放熱効果を向上できるととも
に、照明器具として小形にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す照明器具の断面図
である。
【図2】同上点灯装置の回路図である。
【図3】同上配光特性図である。
【符号の説明】
13 無電極放電ランプ 14 点灯装置 15 反射鏡 21 発光管 22 励起コイル 23 始動用細管 31 始動回路部 32 点灯回路部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも発光物質および放電ガスが封入
    された発光管、および発光管の中心部に対して変位した
    位置に配設される励起コイルを備えた無電極放電ランプ
    と;励起コイルに高周波を供給して無電極放電ランプを
    励起させる点灯装置と;無電極放電ランプから放射され
    る光を反射する反射鏡と;を具備していることを特徴と
    する照明器具。
  2. 【請求項2】 発光管は始動用細管を有し、励起コイル
    は始動用細管の方向に変位した位置に配設されることを
    特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 点灯装置は、無電極放電ランプの後方に
    配設される始動回路部と、無電極放電ランプの側方に配
    設される点灯回路部とを有していることを特徴とする請
    求項1または2記載の照明器具。
JP15409997A 1997-06-11 1997-06-11 照明器具 Pending JPH113604A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1491817A2 (en) 2003-06-25 2004-12-29 Osram Sylvania Inc. Mounting assembly for high output electrodeless lamp
US11702826B2 (en) 2016-07-20 2023-07-18 Fortune Brands Water Innovations LLC Fixture fittings that automatically fill a vessel to a desired depth

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