JP2008140243A - 情報処理装置及び情報処理方法及び印刷制御システム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法及び印刷制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】 従来、ユーザに対応する周辺装置の機能・サービス利用に対する権限制御が可能なシステムにおいて、周辺装置の機能やサービスの利用制限と利用促進の双方が、柔軟に適用できなかった。
【解決手段】 上記課題を解決するため、本発明におけるユーザごとの周辺装置の機能の利用を制御するためのアクセス制御情報(ACT)に基づく処理を行う情報処理装置は、ユーザの指定した前記周辺装置の機能の利用に関する設定情報と、前記ユーザに対応するACTとを取得し、ユーザの指定した設定情報がACTにより許可されており、かつ、ACTで許可されている設定情報がユーザの指定した設定情報で設定されていない場合、ACTに基づきユーザの指定した設定情報を設定変更可能なことを示す表示画面を表示することを特徴とする。
【選択図】 図10

Description

本発明は、複写機やプリンタなどの周辺装置(印刷装置)において、ユーザが実行可能な機能の柔軟な制御を行う情報処理装置及び情報処理方法及び印刷制御システムに関する。
近年、コンピュータを相互に接続した、インターネットなどのコンピュータネットワーク(以下、単にネットワーク)が普及している。このようなネットワークは、ビルのフロアまたはビル全体、ビル群(構内)、地域、あるいはさらに世界規模の大きいエリアにわたって構築される。
また、ネットワークではコンピュータの他に、プリンタ、ファクシミリおよび複写機といったコンピュータ周辺装置(印刷装置)も接続されていることが多く、コンピュータからネットワーク経由で利用可能である。ネットワーク経由での印刷(ネットワーク印刷)では、大型の高速プリンタや高価なカラープリンタを複数のコンピュータで共有可能になる、離れた場所から印刷が可能となるといった利点があり、昨今では一般的に利用されるようになってきている。
さらに、近年の複写機などの印刷装置は原稿をコピーする機能にとどまらず、外部のクライアントからの印刷ジョブを印刷する機能、さらにはスキャンした原稿を電子メールやファイル転送の機能を用いて電子的に外部に送信する機能などを持つようになった。このような複写機はMFP(Multi Function Peripheral。多機能周辺装置。)と呼ばれている。
一方、MFPでスキャンした情報を外部に対して送ることができるようになったことので、情報漏洩の危険性が増すなど管理上の問題が生じている。また、これは古くからの課題であるが、印刷枚数が増加するにつれて消費される紙やトナーのコストも上昇するため、ユーザ毎の印刷機能や印刷可能枚数を制限したいという要求がある。これらは、TCO(Total Cost of Ownership。所有に伴う総合コスト)削減の観点から重要な課題である。
これらの課題に関して、既にいくつかの解決方法が提案されている。例えば、特許文献1(特開平11−134136号公報)では、各ユーザをIDで管理し、IDごとに複写機やプリンタの利用可能な機能、資源、時間を制限する方法が提案されている。
また、前述のように多機能化したMFPの機能のうち、利用制限したい機能が存在する一方、システム管理者以外の一般的なユーザは、MFPがどのような機能を有しているのか、知らないケースも多い。つまり、システム構築者が高機能なMFPを導入したとしても、その機能が十分に活用されない、もしくはその機能のニーズがあるかどうかわからないという課題もある。
この課題に関しても、いくつかの解決策が提案されている。例えば、特許文献2(特開2004−007477号公報)では、ユーザの周辺装置の機能やオプションの利用頻度などを検出して、例えばカラー/モノクロごとに出力装置を変更するなどの提案をサービスセンタからユーザに対して行っている。
特開平11−134136号公報 特開2004−007477号公報
従来技術のようなシステムの場合、機能の制限に関しては、一般的にはシステム管理者がユーザ毎の制限情報を設定し、システム内にテーブル形式のデータを持つことで管理し、運用されることになる。また、プリントジョブの設定値を参照することで、必要と思われる機能・能力・オプションを識別可能としている。
しかしながら、システム管理者としては、現在有しているMFPの機能のうち、利用を制限させたい場合と、利用を促進させたい場合がある。例えば、部署などで共有する専用用紙や、ユーザに対しての利便性を考えステープルを使用させたい場合などがある。
よって、本発明は、ユーザに対応する周辺装置の機能・サービス利用に対する権限制御が可能なシステムにおいて、周辺装置の備える機能やサービスの利用制限と利用促進の双方が、ユーザに対して柔軟に適用可能な印刷制御方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明におけるユーザごとの周辺装置の機能の利用を制御するためのアクセス制御情報に基づく処理を行う情報処理装置は、ユーザの指定した前記周辺装置の機能の利用に関する設定情報を取得する第1の取得手段と、前記ユーザに対応するアクセス制御情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得した設定情報が第2の取得手段により取得したアクセス制御情報により許可されており、かつ、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第1の取得手段により取得した設定情報で設定されていない場合、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得手段により取得した設定情報を設定変更可能なことを示す表示画面を表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
よって、本発明により、周辺装置の備える機能やサービスの利用制限と利用促進の双方が、ユーザに対して柔軟に適用可能な印刷制御方法を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下で、図面を用いて、本発明にかかる実施形態について説明する。
図1は、本発明のシステムの全体構成を示した図である。図1は、UML(Universal Modeling Language)の記法を用いて記述されている。
なお、本実施形態のシステムは、ネットワーク上に接続された周辺装置とサーバPC、クライアントPCから構成されるシステムである。また、このシステムは周辺装置を利用するユーザのアクセス制限、印刷枚数等のジョブ実行制限を行う印刷管理システムである。なお、ここでのユーザとは、個人ユーザ、部門、組織等を含む。
100は、システム管理者ユーティリティ(以下、AU)である。AU100は、サーバPC上で動作するものとし、本システムの設定・管理を行う。特に、ユーザ情報サーバ101のアクセス制御情報の設定を行うことができる。
101は、ユーザ情報サーバ(以下、AD)である。ここにはユーザIDやパスワードといったユーザ情報、さらにはシステム内でのユーザ毎や周辺装置毎にどの機能の使用が許可されているかというアクセス制御情報(ACL)が管理されている。AD101は、例えばLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバあるいはActive Directoryサーバなどを用いて実現される。本実施形態においては、アクセス制御情報はAD101内のACLデータベース107によって、ユーザ情報と関連付けられ保持されている。尚、ACLデータベース107は外部のデータベースサーバとして、AD101とネットワーク経由で接続されていてもよい。また、アクセス制御情報に関しては、後述する。
102は、チケット発行サーバ(以下、SA)である。AD101に格納されているACLに基づいて、使用可能な機能についての情報を記述したチケットを発行する。このチケットはAccess Contorol Token(以下、ACT)と呼ばれる。ACTにはシステム上で利用可能なユーザに対する周辺装置などのアクセス制御情報が記述されている。
103は、プリンタドライバ(以下、Drv)である。Drv103は、クライアントPC上で動作し、ページ記述言語(PDL)で記述されたプリントジョブを発行するものである。また、クライアントPCを使用する際には、クライアントPCを使用しているユーザを特定するためにユーザログイン処理を行うものとする。尚、ユーザの特定するための処理を行わない場合でも、ゲストユーザなどとして、一般ユーザとは異なるアクセス制御情報を割り当てることで例外的に後述する処理を実現することも可能である。さらにDrv103は、プリントジョブ設定値のルールを規定したジョブポリシー108を包含しており、そのジョブポリシー108にしたがって、プリントジョブの設定値を適切に変更する。なお、ジョブポリシー108に関しては、後述で詳細に説明する。
104は、周辺装置である多機能複写機(以下、MFP)である。MFP104は、紙原稿を複写する機能や、外部のプリンタドライバから送付された印刷データを印刷する機能を有する。また、MFP104は、紙原稿を読み込んで、その画像データを外部のファイルサーバあるいはメールアドレス宛に送信する機能(SEND機能、リモートスキャン機能)を有する。更に、他のMFPに読み込んでデータを送信して、送信先のMFPで印刷する機能(リモートコピー機能)などを持つものとする。
105は、SA102により発行されるAccess Control Token(以下、ACT)である。ACT105は、ユーザのMFP104などの周辺装置におけるアクセス制御情報が記述され、実行可能な(または制限される)機能やサービスを制御するための情報である。ACT105は、SA102で発行され、ネットワークを経由してクライアントPCやMFP104に対して送信される。ユーザからの印刷要求などについては、このACT105に基づき、各周辺装置において実行される。
106は、周辺装置のデバイス構成情報である。MFP106のオプション情報など、周辺装置の機能や能力に関する情報である。デバイス構成情報106は、MFPで管理されていても、クライアントPCとMFP104とで共有されていてもよい。
図2は、図1で説明したシステム内の各機能要素の配置例を示す配置図である。
201は、本実施形態の各端末が接続されているネットワークである。一般的にはイーサネット(登録商標)等の接続により、ある建物内のある階又は連続した複数の階でのユーザグループ等の、幾分ローカルなユーザグループにサービスを提供する。例えば、ユーザが他の建物や遠隔地に居る場合など、あるユーザが他のユーザから離れるに従って、ワイドエリアネットワーク(WAN)を作ってもよい。WANは、基本的には、いくつかのLANを広域イーサネット(登録商標)やISDN電話線等の高速度デジタルラインで接続して形成された集合体である。これらの接続は、数本のバスによる単純な電気的接続である。
本実施形態において、ネットワーク201はイーサネット(登録商標)で構成されているものとする。
202は、ネットワーク201に接続された、サーバPCである。AU100、SA102は、サーバPC202上で動作する。サーバPC202は、Microsoft Windows(登録商標)などのOSに対応したコンピュータと、OSおよび管理機能を実現するためのアプリケーションプログラム等で構成される。
203は、ディレクトリサーバである。AD101は、ディレクトリサーバ203上で動作する。したがって、アクセス制御情報(ACL)およびユーザ情報も、ディレクトリサーバ203内に保持されている。
206、および207は、ネットワーク201内でのサブネットである。
208、および209は、サブネットを構成するために、ネットワークのパケットを制御するルータである。
211〜213、および221〜223はクライアントPCである。Drv103は、それらクライアントPC上で動作する。
214〜216、および224〜226は複写機であり、MFP104に相当する。
尚、MFP104以外のSA,Drvは全てクライアントコンピュータで実現してもよいし、複数のサーバコンピュータに分散して実現してもよい。つまり、Drv103およびSA102間のインタフェース、SA102およびAD101の間のインタフェースは、ネットワークやローカルインタフェース、CPUバスなどの物理的な通信媒体であってもよい。あるいは、前述のインタフェースは、ソフトウェア的に構成されるメッセージ通信のための論理インタフェースにより構成されてもよい。また、前述の各機能ブロックは、プログラムをCPUで実行することにより、各機能を実行しても良いし、ハードウェアの回路で実装されていてもよい。
図3は、サーバPC202やクライアントPCなどのPC、及びMFP104などの周辺装置がネットワークなどを介して通信可能に接続されている様子を示す。
まず、PCの構成について説明する。尚、図3に示されるハードウェアブロック図は一般的な情報処理装置のハードウェアブロック図に相当するものとし、本実施形態のPCには一般的な情報処理装置のハードウェア構成を適用できる。
図3において、CPU1201は、ROM1203のプログラム用ROMに記憶された、或いはハードディスク1211からRAM1202にロードされたOSやアプリケーション等のプログラムを実行する。ここでOSとはコンピュータ上で稼動するオペレーティングシステムの略語であり、以下オペレーティングシステムのことをOSと呼ぶ。後述する各フローチャートの処理はこのプログラムの実行により実現できる。RAM1202は、CPU1201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)1205は、キーボード1209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)1206は、CRTディスプレイ1210の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)1207は各種データを記憶するハードディスク(HD)1211やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等におけるデータアクセスを制御する。PRTC1208は、接続された周辺装置との間の信号の交換を制御する。NIC1212はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
次に、周辺装置の構成について説明する。図示するように、周辺装置において、1301は周辺装置のCPUであり、ROM1302や、外部メモリ1303に記憶された制御プログラムに基づいてシステムバス1304に接続される各ブロックを制御する。CPU1301の処理により生成された画像信号が、印刷部I/F1305を介して、印刷部(画像形成装置エンジン)1306に出力情報として出力される。また、CPU1301は、入力部1307を介してホストPCとの通信処理が可能となっており、周辺装置内の情報等をホストPCに通知できる。
ROM1302内のプログラムROMには、CPU1301の制御プログラム等を記憶している。ROM1302内のフォント用ROMには、出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶している。ROM1302内のデータ用ROMには、ハードディスク等の外部メモリ1303がない周辺装置の場合、ホストPC上で利用される情報等を記憶している。
RAM1308は、CPU1301の主メモリや、ワークエリア等として機能するRAMであり、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。また、RAM1308は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。
外部メモリ1303は、メモリコントローラ(MC)1309によりアクセスを制御される。外部メモリ1303は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、操作パネル1311は操作のためのスイッチ及びLED表示器等で構成されている。
スキャナI/F1312は、スキャナ部1313から受取った画像データに対して、補正、加工、及び編集を行う。スキャナ部1313は、原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をCCDに入力することで画像の情報を電気信号に変換する。さらに電気信号をR,G,B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとして読み込む。ユーザが操作部1311から読み取り開始を指示すると、スキャナ部1313に原稿読み取り指示が与えられる。スキャナ部1112は、この指示を受けると原稿の読み取り動作を行う。尚、原稿の読み取り方法は原稿フィーダ(不図示)にセットされる自動送り方式の形態であってもよい。また、原稿を不図示のガラス面上に載せ、露光部を移動させることで原稿の走査を行う方法であってもよい。
次に図1で示したシステム全体の動作概要について説明する。
具体的な各装置の動作のシーケンスの例は以下のとおりになる。
AU100が、AD101に対し、ユーザ毎のアクセス制御情報を設定し、AD101内にアクセス制御情報(ACL)が保存される。
MFP104が、電源起動時/リセット時などに、SA102に対して、MFP104のアクセス制御情報が記述されたACTの発行を依頼する。
SA102は、AD101のACLデータベース107に格納されているMFP104に関するアクセス制御情報を取得する。そして、取得したアクセス制御情報を含んだACT105を発行し、SA102が発行したことを証明するための電子署名を施してMFP104に返送する。
MFP104は、取得したACT105に記載されているアクセス制御情報の内容に基づいて、MFP内部の初期設定を行う。例えば、MFPの初期画面など、デフォルト設定に関するものである。
Drv103は、MFP104への印刷ジョブを発行する前に、SA102に対して、ジョブを発行しようとするユーザに関してのACT発行を依頼する。
SA102は、AD101のACLデータベース107より、ACTの発行を依頼したユーザに対応するアクセス制御情報を取得する。そして、ユーザに許可するべき設定を反映したACT105を生成し、SA102が発行したことを証明するための電子署名をして、Drv103に返送する。
Drv103は、MFP104に対して、デバイス構成情報106の発行を要求する。MFP104は、機器内の能力を参照し、デバイス構成情報106を生成し、Drv103に返送する。
Drv103は、ジョブポリシー108を参照し、ジョブの設定値を決定し、ACT105をジョブのヘッダとして付加して、MFP104にジョブを送信する。
ジョブを受信したMFP104は、電源起動時に取得したACT内に記載されているアクセス制御情報と、ジョブ内のACT105に記載されているアクセス制御情報と、ジョブで実際に実行しようとしている依頼内容とを比較する。この際に、依頼内容が使用可能な機能に含まれていればその依頼を実行する。もしそうでない場合には、そのジョブをキャンセルする。または、ACTに記載されるアクセス制御情報で許可される機能内でユーザのジョブの実行を行う。具体的には、ACLでは白黒印刷のみが許可されているユーザが、カラー印刷のジョブを実行しようとした場合は、強制的に白黒印刷を行うことを示す。
尚、本実施形態においては、MFP104が電源起動時などに取得するが、この取得のタイミングはジョブ実行時に毎回ACTを取得してもよい。または、ジョブ内のACT105のみを用いて、ユーザのジョブの実行を制御してもよい。
図4は、ACT105の内容の一例を示す図である。
401は、このACTを取得したユーザに関する情報を示す部分である。この例では、ユーザはmizunoであり、PowerUserというロールが割り当てられている。更にメールアドレスはmizuno@xxx.yyyであることが示されている。また、MFP104が電源起動時などにACTの発行を依頼した場合、401は含まなくてもよい。
402は、MFP104における機能に関して、機能の属性情報とその属性情報に対応する適用モードとACTを取得したユーザの権限について記述されている部分である。機能の適用モードには、「機能制限モード」と「機能活用モード」があり、詳細は後述する。この例では、各機能の属性情報に対しての適用モードと権限が以下のように設定されている。
・PDLプリント(PCからの印刷機能の一種):機能制限モード、かつ、該ユーザ(mizuno)は使用可能
・カラープリント:機能制限モード、かつ、該ユーザ(mizuno)は使用不可
・ステープル:機能活用モード、かつ、該ユーザ(mizuno)は使用可能
図5は、ジョブポリシー108の内容の一例を示す図である。この例では、機能の属性情報として、ステープルに関して記述している。ここでは、ACT、デバイス構成情報、およびジョブ設定に関する条件をそれぞれ定義している。各条件は、図9で後述する機能活用処理において、ユーザに周辺装置の機能をより活用させるか否かを判断する際に用いるものである。
501は、ACTに関しての条件である。この例では、ACT内の属性名が“Staple”であり、値が“Permit”であることが条件となる。
502は、デバイス構成情報に関しての条件である。この例では、デバイス構成情報内の属性名が“id_finishing_info”であり、値が“Staple”であることが条件となる。
503はジョブの設定に関する条件である。この例では二つの条件がある。ひとつは属性名“id_finishing_mode”の値が”NonStaple”であることである。もうひとつは属性名“id_copies”の値が“2”以上であることである。
尚、このジョブポリシー108は、Drv103が包含しているが、管理者ユーザが設定してもよい。
図6はACLデータベース107に格納されるアクセス制御情報(ACL)がテーブルに保持されている状態例を示す図である。
アクセス制御情報には、MFP104の各機能に関して、機能の適用モードと、ユーザ毎の機能利用の属性または許可/不許可などの制御情報が設定されている。
この例では、コピー、SEND、ファックス、プリントの機能に加え、印刷処理時の印刷設定に関して、機能の適用モードとユーザ毎の利用設定が可能である。尚、ここで利用設定を行う機能に関しては、BOX機能など、MFPで提供される機能であれば何れも適用可能である。
前述のとおりアクセス制御情報は、AU100にて管理者ユーザがあらかじめ設定を行う。
図7にユーザの指示に基づき発行されるジョブの一例を示す。
ジョブは、ヘッダ部とボディ部から構成される。ヘッダ部は、ジョブを発行したユーザが誰であるかを示す認証情報部601(ユーザIDなど)、ACT105が格納(記載)されたACT部602などを含む。ボディ部は、複写機に依頼する作業内容を示すPDLデータ部603などから構成される。この例では、ボディ部に含まれるデータを印刷することを依頼している。ここで、ACT部602は、Drv103がSA102から受領したACT105を格納(記載)する。
以上が、本実施形態における、システム構成およびシステムの動作概要である。
図8、図9を用いて本実施形態の各装置によって行われる詳細な処理について説明する。
図8は、Drv103がMFP104にプリントジョブを発行する際の処理に係る制御プログラムに基づくフローチャートを示している。尚、制御プログラムは、クライアントPCのROMやRAM、HDなどに格納され、CPU1201(またはDrv103)により実行されることにより、制御プログラム記載の処理を実現する。
ここで、前提として図2において、クライアントPC211上にてDrv103が動作するものとし、214がMFP104であるものとする。
S101において、ユーザからDrv103に対して、アプリケーションなどを介して印刷開始が指示され、プリントジョブの生成を開始する。
S102において、Drv103がSA102へACT105の取得要求を行う。この要求に基づき、SA102より発行・送信されるACT105を受信することで、Drv103はACT105を取得する。
S103において、Drv103がMFP104からデバイス構成情報106を取得する。デバイス構成情報106は、SNMPなどを利用して取得したデータを抽象化したものである。SNMP(Simple Network Management Protocol)は、IETF RFC1157等で規定されているネットワークプロトコルである。このプロトコルとMIBと呼ばれる構造化データを使用することでネットワーク上のノードの情報を取得することが可能である。
S104において、Drv103はS102で取得したACT105を参照して、ACT105の402部から、機能の属性情報を1つずつ取り出す。例えば、機能の属性情報としてカラープリントやステープルなどの情報を取り出す。
S105において、機能の属性情報の適用モード(ConfigMode)を参照する。Drv103は、適用モードに機能制限モード(Restriction)が設定されているか否かを判断し、機能制限モードが設定されている場合、S106に遷移する。それ以外は、S107に遷移する。
S106において、Drv103は、ジョブの設定値が、ACT105で規定されたアクセス制御情報(カラーなどの印刷権限)に反しないようにジョブの設定値を変更する。また、ジョブの設定の変更を行う際には、CRT1210などのディスプレイに対して、アクセス制御情報に基づきユーザ指定の印刷設定が許可されていない旨を表示し、ユーザに通知する。ここで、ユーザ指定の印刷設定を変更する前に、アクセス制御情報で許可されていない旨を表示し、ユーザの許可を受けてから設定変更を行うといった実装を行ってもよい。その際には、ユーザに新たに印刷設定を指示しなおす、強制的に設定変更を自動で行うなどといった制御を行ってもよい。例えば、ACT105の402部の場合、カラー印刷は「機能制限モード」に設定されており、ユーザの権限ではカラー印刷の不許可が設定されている。よって、ユーザがジョブへの設定値として、カラー印刷を指定していた場合、モノクロ印刷へジョブ設定値が変更される。また、ユーザがモノクロ印刷を指定していた場合は、モノクロ印刷のままとなる。尚、ここでは印刷設定をACTに基づき変更しているが、ユーザに対して印刷不可を通知し、ジョブをキャンセルしてもよい。
S107において、Drv103は、機能の属性情報の適用モード(ConfigMode)を参照し、機能活用モード(Useful)が設定されているか否かを判断している。機能活用モードが設定されていた場合、S108に遷移し、それ以外の場合はS109に遷移する。
S108において、適用モードが「機能活用モード」に設定されていた場合の処理として、機能活用処理を行う。詳細は図9で後述する。
S109において、Drv103が、ACT105の402部における全ての機能の属性情報が、S104〜S108での処理を終えたか否かを判断する。全て処理された場合はS110に遷移し、そうでない場合はS104に遷移して、次の属性の処理を継続する。
S110において、以上の処理を終えたジョブの設定値をユーザにCRT1210などを介して提示し、該ジョブをMFP104へ送信する。
図9は、機能の適用モードが「機能活用モード」に設定されていた場合の機能活用処理に係る制御プログラムに基づくフローチャートを示している。尚、制御プログラムは、クライアントPCのROMやRAM、HDなどに格納され、CPU1201(またはDrv103)により実行されることにより、制御プログラム記載の処理を実現する。
S201において、Drv103は、ジョブポリシー108を参照して、機能の属性情報に該当するルールを取り出す。
以下、ステープルに関する処理に関して、図5を例に挙げて説明する。
S202では、Drv103がS102で取得したACTを参照し、ジョブポリシーの条件に該当するか否かを判別する。該当する場合はS203に遷移し、該当しない場合は本処理を終了する。図5のジョブポリシーにおいては、ACTのアクセス制御情報においてステープルの権限が許可されている場合に、条件を満たすことになりS203に遷移する。
S203では、Drv103が、S103で取得したデバイス構成情報を参照し、ジョブポリシーの条件に該当するか否かを判別する。該当する場合はS204に遷移し、該当しない場合は本処理を終了する。ここで具体的には、デバイス構成情報のフィニッシング機能として、ステープルが含まれている場合、S204に遷移することになる。
S204では、Drv103が、対象ジョブの設定を参照し、ジョブポリシーの条件に該当するか否かを判別する。該当する場合はS205に遷移し、該当しない場合は本処理を終了する。ここで具体的には、ユーザにより設定されたプリントジョブの設定値として、フィニッシングモードにおいてステープル設定が無く、印刷部数が2部以上の場合、S205に遷移する。
S205では、ジョブポリシーで定義されている全ての条件が該当した場合の処理であり、Drv103がジョブ設定に関し、ユーザに対して周辺装置の機能を活用できるようにジョブの設定情報を変更する。ここで具体的には、プリントジョブの設定値であるフィニッシングモードのステープル設定を有効にする。また、ジョブの設定の変更を行う際には、CRT1210などのディスプレイに対して、アクセス制御情報に基づきユーザ指定の印刷設定とは異なる設定が可能な旨を表示し、ユーザに通知する。ここで、ユーザ指定の印刷設定を変更する前に、アクセス制御情報で許可されていて、かつユーザにとって便利であろうユーザ指定の印刷設定とはことなる設定が可能な旨を表示し、ユーザの許可を受けてから設定変更を行うといった実装を行ってもよい。その際には、ユーザに新たに印刷設定を指示しなおす、強制的に設定変更を自動で行うなどといった制御を行ってもよい。
上記処理では、主にステープル機能を例に挙げ、印刷ジョブの印刷設定をユーザが活用するようにジョブを設定変更する処理を説明した。尚、上記処理で設定変更が可能なものとしては、カラー設定やNup印刷などの一般的な印刷設定に加え、SEND、FAX又はBOX機能など周辺装置の提供する機能やサービスであれば、柔軟に適用可能である。
図10は、本実施形態におけるジョブの設定の変化を模式的に表したものである。
プリンタドライバでは、ジョブの情報、ユーザのACTの情報、出力先デバイスの構成情報を取得する。
ここでは図示されるように、ジョブ情報としては、モノクロ、印刷部数10部、ステープルOFFの設定がされている。ACTの情報としては、カラー印刷とステープルが許可されている。デバイスの構成情報としては、カラー/ステープル両機能が具備されている。
ここではジョブポリシーにおいて、ユーザ又は管理者の考えとして、ステープル機能を活用した方が望ましいというポリシーになっている。よって、ジョブの設定値としてステープルを有効にするという設定値に変更することになる。
その際には、設定変更可能なことをユーザに通知して確認をする。ここで、ユーザが了承すると、最終的に、ジョブの設定値として、モノクロ、印刷部数10部、ステープルONといった設定となる。具体的には、図11で示すステイプル設定を有効にするか否かの確認画面を表示し、OKをユーザが指定するとステイプルが有効になり、キャンセルを指定するとステイプルが無効なまま、印刷が実行される。この際に、同様な画面においてACTによりステイプル設定を有効にすることが許可されていることをユーザに明示するような画面であってもよい。
(実施形態2)
また、図8、図9における処理はMFP104の操作パネルにより、直接ジョブを発行して処理する際のMFP104内部の処理としても実現可能である。その際には、各処理を実現するための制御プログラムは、MFP104のROMやRAM、HDなどに格納され、CPU1301により実行されることにより、制御プログラム記載の処理を実現される。
クライアントPC上での処理の差異としては、各処理の主体がCPU1301となり、S103やS110が主に異なる。S103では、自身の保持しているデバイス構成情報を取得する。S110では、処理を終えたジョブの設定値をユーザに操作部1311などを介して提示し、その後自身でそのジョブを処理することになる。
(応用例)
実施形態1、2では、周辺装置の機能に関する適用モードを図6のように機能毎に設定可能とした。しかしながら、適用モードをシステム全体、周辺装置毎、周辺装置グループ毎、またはユーザ毎に対して設定可能としてもよい。もちろん、これらの組み合わせ、もしくは全てを実現可能としても良い。
本発明の第1の実施形態における、システムの全体構成を示した図である。 図1で説明したシステム内の各機能要素の配置例を示す配置図である。 本発明に適用可能なサーバPC202やクライアントPCなどのPC、及びMFP104などの周辺装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、ACT105の内容の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、ジョブポリシー108の内容の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、ACLデータベース107に格納されるアクセス制御情報(ACL)がテーブルに保持されている状態例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、ユーザの指示に基づき発行されるジョブの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、Drv103がMFP104にプリントジョブを発行する際の処理に係る制御プログラムに基づくフローチャートを示す図である。 本発明の第1の実施形態における、機能の適用モードが「機能活用モード」に設定されていた場合の機能活用処理に係る制御プログラムに基づくフローチャートを示す図である。 本発明におけるジョブの設定の変化を模式的に表した一例を示す図である。 本発明におけるジョブの設定を変更可能である際のユーザへの設定変更の確認を行うための表示を示す図である。
符号の説明
102 チケット発行サーバ(SA)
103 プリンタドライバ(Drv)
104 多機能複写機(MFP)
105 Access Control Token(ACT)
106 デバイス構成情報
107 ACLデータベース
108 ジョブポリシー

Claims (13)

  1. ユーザごとの周辺装置の機能の利用を制御するためのアクセス制御情報に基づく処理を行う情報処理装置であって、
    ユーザの指定した前記周辺装置の機能の利用に関する設定情報を取得する第1の取得手段と、
    前記ユーザに対応するアクセス制御情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得した設定情報が第2の取得手段により取得したアクセス制御情報により許可されており、かつ、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第1の取得手段により取得した設定情報で設定されていない場合、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得手段により取得した設定情報を設定変更可能なことを示す表示画面を表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. ユーザごとの周辺装置の機能の利用を制御するためのアクセス制御情報に基づく処理を行う情報処理装置であって、
    ユーザの指定した前記周辺装置の機能の利用に関する設定情報を取得する第1の取得手段と、
    前記ユーザに対応するアクセス制御情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得した設定情報が第2の取得手段により取得したアクセス制御情報により許可されており、かつ、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第1の取得手段により取得した設定情報で設定されていない場合、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得手段により取得した設定情報を設定変更する設定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記周辺装置の構成情報を取得する第3の取得手段を備え、
    前記設定手段は、前記第1の取得手段により取得した設定情報が第2の取得手段により取得したアクセス制御情報により許可されており、かつ、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第1の取得手段により取得した設定情報で設定されていない、かつ、当該前記第1の取得手段により取得した設定情報で設定されていない前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第3の取得手段で取得した構成情報に基づき前記周辺装置により処理可能な設定である場合、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得手段により取得した設定情報を設定変更することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記アクセス制御情報には制御する対象である前記周辺装置の機能ごとに適用モードが設定され、適用モードが機能活用モードである場合、前記設定手段は、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得手段により取得した設定情報を設定変更することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記アクセス制御情報において前記ユーザがステイプル設定の有効と無効をともに許可されており、前記第1の取得手段により取得した設定情報においてステイプル設定が無効であった場合、前記設定手段は前記第1の取得手段により取得した設定情報のステイプル設定を有効に設定変更することを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記アクセス制御情報において前記ユーザがカラー印刷とモノクロ印刷をともに許可されており、前記第1の取得手段により取得した設定情報においてモノクロ印刷設定であった場合、前記設定手段は前記第1の取得手段により取得した設定情報のモノクロ印刷設定をカラー印刷設定に設定変更することを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. ユーザごとの周辺装置の機能の利用を制御するためのアクセス制御情報に基づく処理を行う情報処理装置における情報処理方法であって、
    ユーザの指定した前記周辺装置の機能の利用に関する設定情報を取得する第1の取得工程と、
    前記ユーザに対応するアクセス制御情報を取得する第2の取得工程と、
    前記第1の取得工程で取得した設定情報が第2の取得工程で取得したアクセス制御情報により許可されており、かつ、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第1の取得工程で取得した設定情報で設定されていない場合、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得工程で取得した設定情報を設定変更可能なことを示す表示画面を表示する表示制御工程とを備えることを特徴とする情報処理方法。
  8. ユーザごとの周辺装置の機能の利用を制御するためのアクセス制御情報に基づく処理を行う情報処理装置における情報処理方法であって、
    ユーザの指定した前記周辺装置の機能の利用に関する設定情報を取得する第1の取得工程と、
    前記ユーザに対応するアクセス制御情報を取得する第2の取得工程と、
    前記第1の取得工程で取得した設定情報が第2の取得工程で取得したアクセス制御情報により許可されており、かつ、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第1の取得工程で取得した設定情報で設定されていない場合、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得工程で取得した設定情報を設定変更する設定工程とを備えることを特徴とする情報処理方法。
  9. 前記周辺装置の構成情報を取得する第3の取得工程を備え、
    前記設定工程は、前記第1の取得工程で取得した設定情報が第2の取得手段により取得したアクセス制御情報により許可されており、かつ、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第1の取得工程で取得した設定情報で設定されていない、かつ、当該前記第1の取得手段により取得した設定情報で設定されていない前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第3の取得手段で取得した構成情報に基づき前記周辺装置により処理可能な設定である場合、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得工程で取得した設定情報を設定変更することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 前記アクセス制御情報には制御する対象である前記周辺装置の機能ごとに適用モードが設定され、適用モードが機能活用モードである場合、前記設定工程は、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得工程で取得した設定情報を設定変更することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の情報処理方法。
  11. ユーザごとの周辺装置の機能の利用を制御するためのアクセス制御情報に基づく処理を行う情報処理装置における情報処理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラムであって、
    ユーザの指定した前記周辺装置の機能の利用に関する設定情報を取得する第1の取得工程と、
    前記ユーザに対応するアクセス制御情報を取得する第2の取得工程と、
    前記第1の取得工程で取得した設定情報が第2の取得工程で取得したアクセス制御情報により許可されており、かつ、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第1の取得工程で取得した設定情報で設定されていない場合、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得工程で取得した設定情報を設定変更可能なことを示す表示画面を表示する表示制御工程とをコンピュータに実行させるためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラム。
  12. ユーザごとの周辺装置の機能の利用を制御するためのアクセス制御情報に基づく処理を行う情報処理装置における情報処理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラムであって、
    ユーザの指定した前記周辺装置の機能の利用に関する設定情報を取得する第1の取得工程と、
    前記ユーザに対応するアクセス制御情報を取得する第2の取得工程と、
    前記第1の取得工程で取得した設定情報が第2の取得工程で取得したアクセス制御情報により許可されており、かつ、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第1の取得工程で取得した設定情報で設定されていない場合、前記第2の取得工程で取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得工程で取得した設定情報を設定変更する設定工程とをコンピュータに実行させるためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラム。
  13. ユーザごとの周辺装置の機能の利用を制御するためのアクセス制御情報に基づく印刷処理を行う印刷制御システムであって、
    ユーザの指定した前記周辺装置の機能の利用に関する設定情報を取得する第1の取得手段と、
    前記ユーザに対応するアクセス制御情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得した設定情報が第2の取得手段により取得したアクセス制御情報により許可されており、かつ、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報で許可されている設定情報が前記第1の取得手段により取得した設定情報で設定されていない場合、前記第2の取得手段により取得したアクセス制御情報に基づき、第1の取得手段により取得した設定情報を設定変更可能なことを示す表示画面を表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示された表示画面に基づきユーザから設定変更を指示された場合、前記第1の取得手段により取得した設定情報を設定変更して印刷を行う印刷手段とを備えることを特徴とする印刷制御システム。
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