JP3703460B2 - 提案処理システム - Google Patents

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    • G06F3/1288Remote printer device, e.g. being remote from client or server in client-server-printer device configuration

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク等の通信回線(通信媒体)を利用して、ユーザ装置先でのプリンタや複写機等の画像形成装置の不具合に即した最適提案を提示する運用管理の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、製品の置き換えまたは各種オプション類の増設、システムの増設等は、図18に示すように、テレビコマーシャルによるアピール、新聞や広告によるアピール並びに営業マンによる交渉及び説明等によるところが大きかった。また、研究開発力による拡張性の追及がなくてはならないことはいうまでもない。
【0003】
また、実際に使用している間にユーザが不都合を感じ、サービスセンタや販売店に、電話、メール、FAX等の手段を使って問い合わせを行い、その際のやり取りにより製品の置き換えまたは増設等が行われる場合もあった。
【0004】
また、アクションプリンタをユーザに効率よく提示する仕組みとして、例えば、特許文献1には、サービスの運用状態にトラブルが発生した場合には、どの部分がトラブルの原因と考えられるのか自動的に判断し、対策方法を立案し、影響を受けているユーザへの報告も自動的に行う仕組みが記載されている。
【0005】
また、特許文献2においては、コンピュータのメモリやCPU使用率の稼動情報を収集して、それに応じた最適な製品をユーザに紹介する仕組みが記載されている。
【0006】
さらに、特許文献2では、ユーザ先のホストコンピュータに予め設けられたパーツのスペックをコンピュータの使用状況に応じて向上するようにする提言する仕組みが記載されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−229396号公報
【特許文献2】
特開平10−283209号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような特許文献1,2になどで知られる従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0009】
ユーザ先での画像形成装置における不都合等は、一旦販売してしまうと十分にフィードバックすることは難しく、ユーザが問い合わせ等のアクションをおこさない限り、なかなかその内容を把握することができなかった。
【0010】
またメールやFAXによる問い合わせにおいても、時間によっては翌日または休み明け迄メールやFAXが読まれず、すぐに処理することができない場合が多々あった。
【0011】
また、上記対応は必ず人を介して行っていたために、人件費もかなりかかってしまっていた。
【0012】
また、特許文献1によれば、エラーの原因を特定し、エラーを解除する対策方法を提言するにとどまり、以後も同じトラブルの発生が想定された。
【0013】
さらに、特許文献2によれば、ホストコンピュータにおいて既に設定されている設備の理想のスペックをユーザに提示するのみに留まるものであり、ユーザ先で利用される画像形成装置の不具合に応じて最適な運用を提示するには至っていなかった。
【0014】
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザの運用方法を把握し、より良い運用を行うための提案を抽出できる仕組みを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の提案処理システムは、印刷ジョブを実行可能な画像形成装置に係る提案処理を行う提案処理システムであって、印刷ジョブにおける能力外の指定の履歴を記録する記録手段と、機能追加情報を記憶したデータベース手段と、前記記録手段に記録された前記能力外の指定の履歴に基づく機能追加情報を前記データベース手段から抽出する抽出手段と、を有することを特徴とする提案処理システムである。
【0016】
本発明の処理方法は、印刷ジョブを実行可能な画像形成装置に係る提案処理を行う提案処理システムにおける処理方法であって、印刷ジョブにおける能力外の指定の履歴を記録する記録工程と、前記記録工程に記録された前記能力外の指定の履歴に基づく機能追加情報を、機能追加情報を記憶したデータベース手段から抽出する抽出工程と、を有することを特徴とする処理方法である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、レーザプリンタを用いたシステムにおける運用管理システムについて説明するが、本発明の範囲を記載例に限定する趣旨のものではなく、例えば画像形成装置としてはレーザプリンタに限定されるものではなく、デジタル複合機、コピー機、ファクシミリ、インクジェットプリンタなど、様々な種別の画像形成装置に適用が可能である。
【0021】
[レーザプリンタにおける運用管理システムの構成]
図1は、第1の実施の形態におけるレーザプリンタの最適運用を提案するシステムの一例であり、自動提案を行うまでの処理を示す概念図である。
【0022】
まず、図1を参照して本実施の形態における運用管理の概要を説明する。図1において、IP(Internet Protocol)アドレスが「111.2.33.44」のコンピュータであるユーザ装置としてのホスト101とIPアドレスが「111.2.33.55」のコンピュータであるユーザ装置としてのホスト102と画像形成装置としてのプリンタ103が同一LAN104に構成されている。
【0023】
また、IPアドレス「222.33.4.111」の情報処理装置である運用管理サーバとしてのサーバ105がサービスセンタのLAN106内に構成されている。
【0024】
さらにそれぞれのLAN104,106は、通信媒体としてインターネット108を介して接続されている。
【0025】
LAN104は、ユーザの構築したシステム例であり、LAN106は、コンピュータ機器のサービスセンタに構築したシステムである。
【0026】
なお、以下の説明はユーザシステムが1つのみの例を説明するが、これは説明を簡略するためであり、インターネット108を介して多くのユーザシステムがサービスセンタ109と接続可能であることはもちろんである。
【0027】
[サーバの具体的な構成例]
図2は、サーバ105のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0028】
同図に示されるように、サーバ105は、概略、CPU(Central Processing Unit)1と、主記憶装置2と、補助記憶装置3と、入力装置4と、表示装置5と、ネットワークI/F6と、を備えて構成される。この構成は、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用のコンピュータにより実現することができる。
【0029】
CPU1は、クロック装置(不図示)が発するクロックのタイミングに従い、補助記憶装置3に記憶されているデータ、入力装置4から入力されたデータ若しくはネットワークI/F6を介して受信したデータまたは補助記憶装置3に記憶されているプログラム若しくはネットワークI/F6を介して受信したプログラムを主記憶装置2に読み込み、この読み込んだ内容に基づいて演算処理等を行う部分である。
【0030】
また、CPU1は、この演算処理の結果に基づき、主記憶装置2、補助記憶装置3、表示装置5、ネットワークI/F6等の内部の機器や外部の機器等の制御を行う部分でもある。
【0031】
主記憶装置2は、別名メモリとして観念される部材であり、当該サーバ105においてプログラム命令を実行するために使われるアドレス可能な記憶空間のすべてを指すものである。
【0032】
この主記憶装置2は、主としてRAM(Random Access Memory)等の高速な半導体記憶素子により構成され、CPU1の実行対象となっているプログラムやデータを一時的に格納・保持するものである。
【0033】
補助記憶装置3は、主記憶装置2の記憶容量を補うための部材であり、例えば磁気ディスク装置(ハードディスク,フロッピー(登録商標)ディスク等)、光ディスク装置(CD−ROM,CD−R,CD−R/W,DVD−ROM,DVD−RAM等)、光磁気ディスク装置(MO等)、半導体ディスク装置(メモリカード等)等が該当する。
【0034】
入力装置4は、各種データを入力するための機器であり、例えばキーボード,マウス,ポインティングデバイス,タッチパネル,CCDカメラ,カード読み取り機,紙テープ読み取り装置,磁気テープ装置等が考えられる。
【0035】
表示装置5は、CPU1の演算結果等を出力するための装置であり、例えばCRT,液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ等が該当する。
【0036】
ネットワークI/F6は、サーバ105をLAN,WAN,インターネット等のコンピュータネットワークに接続するための機器であり、例えばネットワークアダプタ,TA,モデム等が該当する。
【0037】
ここで、上記各装置は、アドレスバスまたはデータバスにより相互に接続されている。
【0038】
また、上記主記憶装置2および補助記憶装置3の個数は各1つに限定されるものではなく、任意の個数であって良い。これら、上記主記憶装置2および補助記憶装置3の個数が増えればそれだけサーバの耐障害性が向上することとなる。
【0039】
なお、サーバ105に後述の処理を実行させるための各種プログラムは、補助記憶装置3に格納されており、実行時には主記憶装置2に読み込まれる。したがって、サーバ105に後述の処理を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体は、上記主記憶装置2または補助記憶装置3の少なくともいずれかが該当する。
【0040】
また、後述の説明において、特に断りのない限り、サーバ105における処理の実行の主体はCPU1である。また、サーバ105に後述の処理を行わせるためのプログラムは、単一のプログラムで構成してもよいし、複数のモジュールプログラムを組み合わせて実現したものであっても構わない。
【0041】
[ホストの具体的な構成例]
ホスト101,102は、図2に示すサーバ105と同様に、概略、CPU1と、主記憶装置2と、補助記憶装置3と、入力装置4と、表示装置5と、ネットワークI/F6と、を備えて構成される。これらの部材は、図2に示したサーバ105を構成する部材と同一の機能・作用をなすものであるので、詳しい説明については省略する。
【0042】
[運用管理の手順]
図3は、図1の運用管理システムを用いてレーザプリンタの最適な運用に関する自動提案を行うまでの流れを説明するためのイベントトレース図である。
【0043】
図1のシステム下において、ユーザが印刷を行うためにホスト101から印刷データを接続されているプリンタ103に対して送信し、印刷処理を実行させた際にトラブルが発生した場合のインターネット108を介した運用管理の手順の例を図3を参照して説明する。
【0044】
まず、ユーザは、ホスト101から印刷指示を行い、プリンタ103に向けてデータを送信する(ステップS301)。
【0045】
その際に、例えば、印刷実行中にプリンタ103において印刷エラー等のトラブルが発生し印刷できなくなった場合には、プリンタ103のパネルに発生したエラー内容を表示する(ステップS302)。
【0046】
そして、プリンタ103は、ホスト101に対して発生したトラブル内容をエラー通知として通知する(ステップS303)。
【0047】
次に、トラブル通知を受けたホスト101は、トラブル内容を、例えば、プリンタ103のパネル表示上では表示できないような詳細な情報を、ホスト101の備える表示装置のウインドウ上に表示し、ユーザに発生したトラブル内容がわかりやすく理解できるようにする(ステップS304)。
【0048】
なお、上記トラブル内容は表示装置に表示すると共にホスト101の備える音声装置にて併せてユーザに伝達しても良い。
【0049】
ここまでの処理は、従来のプリンタ等の印刷システムでも一般的に行われているトラブルに対する処理である。
【0050】
本実施の形態の特徴は、ステップS305以降で述べる処理にあり、ステップS305以降の処理を行うことにより、できるだけ多くのユーザの運用方法、問題点について一元的に把握し、その情報を元にユーザの運用方法について診断し、最適運用の提案を自動で行うとともに、ネットワークを介して最適運用のための購買依頼をも可能にすることにより、ユーザの利便性を高めるところにある。
【0051】
すなわち、ステップS304の後、エラー通知を受けたホスト101は、サービスセンタ109にアクセスしてサーバ105に対してトラブル発生を不具合情報として通知する(ステップS305)。ステップS305の通知は、自動的に行われたり、ユーザの指示に応じて行われたりする(半自動的)。
【0052】
トラブルの通知には、プリンタ103から受信したエラー内容を併せて送信する。
【0053】
次に、エラー通知を受けたサービスセンタ109のサーバ105は、受け取った情報を元にそのユーザの運用方法について診断する(ステップS306)。
【0054】
そして、診断に基づき所定ユーザのデータベース情報を更新する(ステップS307)。
【0055】
ここで、ステップS305でユーザ側よりサービスセンタ109に不具合情報として送信される転送情報400には、例えば、図4に示すように、ユーザ情報401、機種情報402、エラー情報403、ジョブ情報404等が含まれる。
【0056】
ユーザ情報401は、主にデータベース107のユーザ情報とのリンク、診断結果の返信先情報として利用される。ユーザ情報401の「ユーザ名」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」は、後述する図11の1101に示される「お名前」、「住所」、「電話」、「メール」に夫々対応する。
【0057】
機種情報402は、主に受信した運用に関する情報に対して最適運用があるかどうかの診断材料として利用される。機種情報402の「プロダクトID」、「バージョン」、「構成情報」は図11の1102に示される「製品名」、「バージョン」、「構成情報」に夫々対応する。
【0058】
またエラー情報403およびジョブ情報404は、機種ごとに管理されているデータベース中の特定エラー情報に関するデータベースにアクセスするための情報として利用される。
【0059】
そして、ユーザ側よりサービスセンタ109に送信されるこれらの情報を元に、サーバ105は最適運用の提案を行うかどうか判断する。
【0060】
なお、ステップS305におけるホスト101からサービスセンタ109のサーバ105に送信される情報データのフォーマット形式は、ホスト101が使用するソフトおよびサーバ105が使用するソフトが互いに解析可能なものならどのような形式で送信してもよい。例えば、メールにてテキスト形式で送信しても、MIB、インターネットファクシミリ(IFAX)、ジョブ制御言語(JL)等の形式で送信しても、独自の言語形式で送信してもかまわないし、これらを組み合わせた形式で送信してもよい。
【0061】
データベース107における診断の結果、オプション機器の拡張等により、さらによい運用方法があるにもかかわらず、最適でない運用実績がある閾値を越えた場合には、提案すべきユーザのホスト101に対して最適な運用方法を通知する(ステップS308)。
【0062】
このサービスセンタ109からの最適な運用方法を受信したユーザのホスト101は、受信した内容を解析して、ホスト101の表示画面に提案する運用方法を自動的に表示する(ステップS309)。
【0063】
そして、そのままホスト101の表示画面にて、購買申し込みの受け付けを行う(ステップS310)。
【0064】
S310においてボタンクリックによって購買申し込みがなされると、サービスセンタ109のサーバ105に対して申し込み内容が送信される(ステップS311)。
【0065】
サービスセンタ109は受け取った注文に対して、在庫情報等を確認して発注処理を実行する(ステップS312)。
【0066】
さらに発注が完了したら、注文の内容及び商品の納品予定日、料金等の情報をユーザに通知する(ステップS313)。
【0067】
このように、本発明によれば、ユーザ側において利用される画像形成装置(プリンタ103)に対して、最適な運用を提示するばかりでなく、サーバ105はユーザの発注に対して受注処理を行うことができる。これにより、ユーザは自分が必要とすべき画像形成装置のオプション等を最適なタイミングで購入することができ、ユーザにとって使い勝手の良い画像形成装置を構築することができる。
【0068】
[最適提案のUI画面例]
図5、図6に示すUI(User Interface)画面の例は、複数ユーザによる仕分けを行えるように排紙オプションの増設を提案する例である。
【0069】
本実施の形態における最適提案のUI画面は、提案が複数のウインドウに分割されており、図5は排紙オプション増設に関する導入画面であり、提案のおおまかな内容が表示されている。この画面を見てユーザが興味を示した場合にはさらに次の詳細な情報を表示する画面に移るようになっている。また図5の画面においては、同じ提案を繰り返し行わないようにブロックすることも可能になっている。
【0070】
図5において、ユーザが興味を示し「はい」ボタンを押下すると図6の詳細画面へと切り替わる。図6の画面においては排紙オプションを装着した場合にどのような運用がさらに可能になるかの説明がなされている。さらにそれに付随してプリンタの状態監視やホストコンピュータ上からプリンタを操作可能にするアプリケーションソフトについての提案も行っており、ユーザの現在の運用に即した新たな提案になっている。さらに上記提案に必要なオプション類の購買依頼をも同じ画面で可能になっているので、オプション増設に関して電話による注文やFAX送信等のユーザの手間を省くことができる。
【0071】
尚、サービスセンタ109側の図5、図6の提案の検索処理を含む運用診断処理については、後述で、図8及び図9を用いて詳しく説明することとする。
【0072】
また、本実施の形態の最適提案は、以上の例に限定するものではなくあらゆる提案に対して対応可能であることはもちろんである。
【0073】
[提案例]
図7は、図1の運用管理システムを用いてカラープリンタの最適な運用に関する提案例を示す図である。
【0074】
図7では、ユーザが標準装備のカラープリンタを運用している例である。このカラープリンタの運用方法の違いによって、以下A、B、C、Dの4つの提案例を示す。
【0075】
まず始めの例は、モノクロのワープロ文書印刷とイメージデータや表・グラフ等のカラーデータ印刷とが混在して頻繁に行われる例であり、例えば提案Aのように、モノクロプリンタの増設を促し、カラープリンタとモノクロプリンタを並べて設置しカラー印刷とモノクロ印刷をプリンタ毎に分けるようにしてもよい。
【0076】
また、ユーザの運用にて複数部指定のデータが多い場合、又は処理の重いデータの割合が多くメモリ不足により内部処理に時間がかかってしまう頻度が高い場合、又はホストコンピュータから何度も同じデータの繰り返し印刷が行われる場合等は、提案Bに示すようにハードディスク及び拡張メモリを増設し、プリンタ内でデータをスプールし何度も使いまわし可能なRIP−Once処理(トランスレート1回で複数部印刷)やTransmit−Once処理(データ送信1回で複数部印刷)を可能にしたり、メモリ不足による圧縮処理への移行を押さえ高速化の提案を行うようにしたりしても良い。
【0077】
さらに、紙なしや用紙交換要求のオペレータコール頻度が高い場合は、提案Cのように給紙オプションの増設を促し、給紙能力を高めるようにしても良い。
【0078】
また、満載が頻繁に起こったり、大人数でプリンタを共有して使用したりする場合や複数部数指定が多い場合は、提案Dのように排紙オプションの増設を促し、排紙容量の拡大と、ユーザセパレートやソート等による仕分け可能な環境を作り出し、利便性を高めるようにしても良い。
【0079】
上記例はオプション拡張に関する一例であり、提案例は上記A、B、C、Dに限ったものではなく、上記A、B、C、Dの組み合わせの提案を行っても良いし、さらに別の提案であっても良いことは言うまでもない。
【0080】
[運用診断処理]
次に、図8を用いて、サービスセンタ109のサーバ105における運用診断処理について説明する。
【0081】
まず、ユーザ先からサービスセンタ109に対して運用情報が送られてくるまで待機し、例えば図4に示すような転送情報400のデータが送られてきたらステップS802に進む(ステップS801)。
【0082】
次に、転送情報400のデータのユーザ情報401をサーチし、対象データベースを特定する(ステップS802)。
【0083】
次に、機種情報402を元にユーザの現状の装置構成に対する上位提案についてピックアップを行う(ステップS803)。ここでの上位提案とは、転送情報400に応じて特定される、より使い勝手の良い、カラープリンタの運用提案などの意味を含む。
【0084】
さらに、不具合情報の主要情報であるエラー情報403およびジョブ情報404を元に、どの上位提案にマッチするかを特定し、マッチする上位提案に対してカウントアップを行う(ステップS804)。
【0085】
このカウントアップによりカウンタがある閾値を越すか否か判断する(ステップS805)。カウンタがある閾値を越えなかった場合はそのまま終了となる。
【0086】
そして、カウンタがある閾値を越した場合に、ユーザの不都合が多発しているとみなし、上位提案のリストを作成する(ステップS806)。
【0087】
この作成したリストを用いてユーザに上位提案を行う(ステップS807)。
【0088】
ここで、図9、図10を参照しながら図8のフローチャートを用いて、ユーザ装置(ホストコンピュータ)と通信媒体を介して接続可能な運用管理の処理を行う情報処理装置(サーバ105)が画像形成装置の最適運用の提案を格納するデータベースを備え、ユーザ装置から通知された画像形成装置の不具合情報を受信し、受信した不具合情報に基づきデータベースから抽出される画像形成装置の最適運用の提案を提示する処理について詳しく説明する。
【0089】
先ずステップS801においてサービスセンタ109のサーバ105に通知されてくる転送情報400の詳細を図9に示す。
【0090】
903は図4の機種情報402のうちのプロダクトIDに対応するものである。ステップS802では、この機種情報402及び転送情報400に含まれるユーザ情報を元にデータベースの中からアクセスすべき情報が特定される。
【0091】
そしてステップS803では、ユーザの現状の装置構成に対する上位提案がピックアップされる。この際にサーバ105は、図10(a)及び(b)のようなデータベースを参照する。図10(a)及び(b)のデータベースは図1のデータベース107に相当する。
【0092】
図9に示される905は転送情報400に対応する期間を示す。図9中では、「200X/n/m〜200X/n/y」となっているが、期間の幅はユーザ側からの転送情報400の通知タイミングに応じたものとなっている。
【0093】
904は903の「XXXプリンタ」の構成情報を示す。装着情報906は構成情報904の装着状況を示す。図中「×1」は1つ装着していることを意味し、「×0」は装着されていないことを示す。また、構成情報904はデータベース107において、常にオンライン接続等によって最新の情報を取得して更新されており、ユーザ毎及び機種毎に最新の状態が保持されている。このため、何時、転送情報400が送られてきても、常に最新の構成情報904により提案を行うことができる。
【0094】
また、サーバ105には各々の機種毎の画像形成装置に新たにオプションが発売されたことに応じて、機種毎の構成情報を更新する更新手段が備えられている。そして更新手段により新たな構成情報がデータベース107に追加された場合には、既に蓄積されたユーザ際のプリンタの不具合情報と更新された構成情報とに基づき最適運用を提示することが可能となる。
【0095】
例えば、ユーザが画像形成装置を購入した時には、未だ「7ビンソータ」の排紙オプションが発売されていないケースでも、発売され次第、ユーザ先の画像形成装置の以前から蓄積された不具合情報(カウンタ値)が「7ビンソータ」を購入するべく条件に合致していれば最適な運用を提示することができる。
【0096】
エラー情報907には複数種類の項目のエラーが含まれており、図中では「メモリエラー」や「エラーB」や「総エラー数」が示されている。尚、総エラー数とは各項目のエラーの発生回数を総計したものに該当する。
【0097】
これらエラー情報は、プリンタ内やホストコンピュータ内に設けられた検知手段や、エラー認識手段によって認識された情報に基づく。検知手段や認識手段は、例えばプリンタに設けられたセンサーであったり、プリンタからの通知情報に基づきエラーを判断するホストコンピュータのプログラムであったり、印刷データの生成の際にユーザにより設定された印刷設定と、プリンタの構成情報の不一致を認識するホストコンピュータのプログラムであったりする。
【0098】
不具合情報908は、図4中の機種情報403や、ジョブ情報404などに含まれる不具合に係る情報が管理される項目に対応する。図9中には、不具合に使用環境909に「使用環境」の詳細な項目や、能力指定外910に「能力外指定」の詳細な項目が示されている。図4中のエラー情報403の所定の項目を適宜不具合の項目に含めるようにしても良い。
【0099】
さらに具体的には使用環境909の詳細項目には「使用ユーザ数」と「大量ジョブ数」が含まれる。「使用ユーザ数」はカラープリンタを利用したユーザ数を示し、カラープリンタにおいてジョブに付されたユーザ識別子の数を記録することに基づき得られる。「大量ジョブ数」は、例えば500ページを超えるジョブの数をカラープリンタにおいて印刷することに基づき得られる。
【0100】
能力指定外910の情報は第2の実施の形態において詳しく説明するが、図9中には、能力外指定の項目として「A3用紙サイズ指定」と「ステイプル」の詳細項目が示されている。何れも各項目の能力外指定がカラープリンタに指示されたことをカラープリンタが印刷することに基づいて得られる。
【0101】
912はカウンタであり、エラー情報907やジョブ情報908の各詳細項目毎のカウンタ値を示す。また、期間905を一日に設定するようにして、ユーザ側から転送情報400をサーバ105に通知するようにすれば、カウンタ912の各項目のカウンタ値は、一日あたりの事象発生数となる。
【0102】
尚、図9に示される転送情報400は「XXXプリンタ」に関するもののみとなっているが、ユーザ側で複数の種類の画像形成装置が利用される場合には、機種毎の転送情報400がサーバ105に通知される。
【0103】
図10はサーバ105が利用するデータベース107に蓄積保存される情報の様子を示す。図10はカラープリンタの構成情報等を参照するための情報であり、この情報に基づいて最適な提案がなされる。
【0104】
図10の(a)は、図9に示される転送情報400に基づき、ユーザ毎且つ機種情報402毎に更新される。すなわち、データベース107では各装置毎に、エラー情報907、不具合情報908が登録されて履歴管理される。これにより、転送情報400が伝達されると、各装置毎に最適な提案がなされる。ここでの更新は上述のステップS801、S803、S804の処理に対応する。
【0105】
ユーザID1002はユーザ情報402に基づき特定されたユーザを識別するための情報を示す。
【0106】
装着情報1006や、カウンタ1012における各項目の情報は、図9におけるカウンタ装着情報906や、カウンタ912における各項目の情報911に基づいて作成される(ステップS804に対応)。
【0107】
図10の(b)は、機種情報402によって特定された構成条件に対応する上位提案を検索するための情報を示し、データベース107に保持される情報に対応する。
【0108】
1003、1004、1007乃至1010の各項目は先に説明した図9の903、904、907乃至910の各項目に対応するので、詳細な説明は省略する。
【0109】
1005は図10(a)の蓄積されたデータの対応する期間を示す。
【0110】
装着情報1006は、図9において説明した装着情報906に対応する。即ち、転送情報400における装着情報906が更新されていれば、装着情報1006も同期して更新される。
【0111】
カウンタ1012に対応する管理値1011は、図9の転送情報400に基づき随時更新される。カウンタ1012に対応する管理値1011には、所定期間おける「累積値」と、「一日辺りの平均値」とが管理される。サーバ105はカウンタの累積手段とカウンタの所定期間辺りの平均を計算する計算手段を備えることとなる。
【0112】
このカウンタ1012に対応する管理値1011は後述する図10(b)の上位提案を検索するためのテーブルを参照する際に利用される。
【0113】
図10(b)は、上位提案と、カウンタ1012の管理値1011と、の対応関係を特定するためのテーブルを示すものであり、機種情報402の「XXXプリンタ」の情報に基づいて特定されるテーブルに相当する。即ち、機種毎に図10(b)に対応するテーブルがデータベース107に検索可能な形態で保持されていることとなる。
【0114】
1014、1021乃至1023の夫々に対応する各項目は、図9において説明した907、908乃至910、図10(a)において説明した1007、1008乃至1010の夫々に対応するものとなっている。
【0115】
1015に示される各詳細項目は、図9、図10(a)のエラー情報907,1007、不具合情報908,1008に含まれる各詳細項目に対応するものなので、詳細な説明は省略する。
【0116】
カウンタ閾値1016と、構成条件1017とは、上位提案をユーザに提示するか否かを判断する判断値に対応する。言い換えれば、転送情報400に含まれる画像形成装置を特定する情報に基づき特定された画像形成装置の構成情報が参照され、参照された構成情報と不具合情報(カウンタ値)とに基づく最適運用の提示が図10(b)のデータベースに基づき実行される。尚、カウンタ閾値1016の条件を満たすか否かの判断は、カウンタ1012の各項目毎の値に基づき行われる。また、構成条件1017を満たすか否かの判断は、構成情報1004、それに対応する装着情報1006の各項目を参照することに基づき判断される。
【0117】
例えば、図10(a)で管理される使用ユーザ数のカウンタ値1012は、累積200、一日辺りの平均が10で、且つ、構成情報1004における7ビンソータの装着がなされていないので、カウンタ閾値1016及び構成条件1017の双方の条件を満たす(S805のYesに対応する)ことになり、対応する1024のメッセージを上位提案として抽出し、ユーザに通知(ステップS807に対応)する。尚、1024の上位提案は、図5における提案内容に対応する。また、1025及び1020の上位提案を並べたものが図6の提案内容に対応する。
【0118】
また、サーバ105とデータベース107が協働することにより、所定の構成情報と組み合わせる不具合情報の種別を異ならせることにより、異なる最適運用を提示することができる。即ち、構成条件1017が同じであっても、不具合情報1008の種別が異なることで、例えば図10の1024,1025のように、異なる最適な上位提案をユーザに提示することもできる。
【0119】
尚、カウンタ1012の値がカウンタ閾値1016の条件を満たすか否かの判断に関しては、「累積値」、「一日辺りの平均値」の何れか片方のみに着目して判断を行うようにしても良いし、双方ともの条件を満たすか否かを判断するようにしても良い。
【0120】
また、ユーザの意思情報に応じて、所定種類の画像形成装置に対して、通常とは異なるカウンタ閾値(条件)を採用する設定手段を設けるようにしても良い。ユーザの意思情報の項目は後述する図11のUI画面に含めるようにし、図11のUI画面を介してサーバ105に通知された意思情報に基づきカウンタ閾値を設定することが想定される。例えば、ユーザの意思の項目に「印刷出力が業務で重要である」や「印刷エラーが発生すると非常に困る」などのクレーム内容が含まれ、この意思情報がサーバ105に通知された場合には、サーバ105の設定手段は、通常よりもカウンタ閾値を低く設定し、通常よりも早いタイミングで最適な運用を提示する。また、ユーザ意思情報は、図4の使用環境や運用目的の項目に含めるようにしても良い。
【0121】
このように図9及び図10に説明してきた仕組みにより、ユーザ側から通知されてくる不具合情報としての転送情報400から導かれるエラー情報907,1007と、能力指定外910,110を含む不具合情報908,1008と、を用いてサーバ105は使用するカラープリンタの最適運用の提案を行う。
【0122】
なお、以上説明した本実施の形態においては、サービスセンタ109のサーバ105は、1つであるが、サーバ105を複数持ち、製品毎、地域毎等の区分けを行って並列で処理を行えるようにしてもよいことは言うまでもない。また、先に説明した図7における最適な運用を提案できるように図10(a)(b)の構成を構築することも想定される。即ち、図10(a)の転送情報400に含まれる1004、1007、1008の項目種類、及び図10(b)の1016、1017、1018の各項目における条件をデータベース107に適宜含めるようすることが応用例として想定される。
【0123】
[登録処理]
次に、図11において、自動提案するためのユーザ登録を行うUI画面の例を示す。
【0124】
図11は、図4に示した転送情報400のユーザ情報401および機種情報402の登録例を示している。図11で登録するユーザ情報1101は、サービスセンタ109のサーバ105が診断通知を受けた場合にその返答先の判断を行ったり、サービスマンの派遣場所を判断したりするための情報であり、図11で登録する機種情報1102は、データベース107のどの部分にアクセスを行うべきか、又はトラブルが発生した状況を絞込み、できるだけ早く正確な診断を行うための情報である。
【0125】
また、図11には、図4中の「使用環境」、「運用目的」、「購入日」を入力する欄が図示されていないが、適宜入力欄を設け、ユーザの登録時にサービスセンタ109のデータベース107にアクセス可能な形態で記憶させておくようにしても良い。また、先にも述べたように、使用環境、運用目的などの項目にユーザ意思の内容が含まれる場合には、カウンタ閾値の設定に際して、ユーザ意思情報がサーバ105によって利用される。尚、閾値の設定は自動的にサーバ105によって行わせても良いし、操作者の操作指示に応じて設定するようにしても良い。
【0126】
これらの情報は、サービスセンタ109で管理を行ってもよいし、ホスト101上のアプリケーションにて管理し、運用情報400を送信する時に常に送信するようにしてもよい。
【0127】
以上の様にトラブル発生時に、インターネット108を介してトラブル内容をサービスセンタ109に通知し、サービスセンタ109で、図4の機種情報402、エラー情報403およびジョブ情報404を元に上位提案を検索し、ユーザ情報401を元に回答を行い、ユーザに新規提案を示しさらに便利な運用方法があることを伝えることで、ユーザは電話やFAX等の手間なく、不都合が解消できるようになる。
【0128】
さらに、ユーザ先で発生する運用情報をサービスセンタ109は自動で把握できるようになるので、ユーザの運用方法を容易に把握でき、ニーズに対して迅速に対応できるようになる。
【0129】
(第2の実施の形態)
以上説明した第1の実施の形態では、不具合の内のエラー発生をトリガにした例について説明をしたが、各ユーザ装置で表示されるエラーのみを判断基準とするのではなく、例えば能力外の指定を内部的に実行可能な指定に丸めを行った場合、またはエラーではないが、さらに高速化、仕上げ処理等の利便性について改善できる運用が存在する場合は、そのようなジョブが投入されたことをトリガとして、サービスセンタに不具合情報を通知しユーザの運用について診断を行うようにしてもよい。
【0130】
尚、以下の本実施の形態では、先の実施の形態で説明したものについては同符号を付して省略し、本実施の形態の特徴について詳述する。
【0131】
第2の実施の形態について、図12を用いて説明を行う。
【0132】
例えばステイプル不可能な機器構成のプリンタに対してステイプル指定のデータが送信された場合、ステイプルの指定は無視されそのまま印刷される場合がある。このような場合でも、能力外の指定を受信したことを判断し、ホスト101,102を経由または直接サービスセンタ109に運用情報を通知する。通知を受け取ったサービスセンタ109のサーバ105は、第1の実施の形態の場合と同様に診断、閾値の判断を行って、必要なタイミングでユーザに対して、最適な運用方法の提案を行う。
【0133】
すなわち、まず、ユーザは、ホスト101から印刷指示を行い、プリンタ103に向けてデータを送信する(ステップS1201)。
【0134】
その際に、例えば、印刷実行する際にプリンタ103において印刷可能かどうかを判断する(ステップS1202)。
【0135】
そして、印刷指示が処理範囲外であった場合には、プリンタ103は、直接サーバ105に対して印刷指示が印刷処理範囲外であった旨を通知する(ステップS1203)。尚、印刷指示が処理範囲外であることを含む不具合情報の通知は、第1の実施の形態のステップS303、S305でも説明したように、画像形成装置(プリンタ)からホストコンピュータを介してサーバ105に通知するような形態が適用可能なことは言うまでもない。
【0136】
次に、印刷処理範囲外通知を受けたサービスセンタ109のサーバ105は、受け取った情報を元にそのユーザの運用方法について診断する(ステップS1204)。
【0137】
そして、診断に基づき所定ユーザのデータベース情報を更新する(ステップS1205)。
【0138】
ここで、ユーザ側よりサービスセンタ109に送信される転送情報400には、例えば、図4に示すように、ユーザ情報401、機種情報402、エラー情報403、ジョブ情報404等が含まれる。
【0139】
ユーザ情報401は、主にデータベース107のユーザ情報とのリンク、診断結果の返信先情報として利用される。機種情報402は、主に受信した運用に関する情報に対して最適運用があるかどうかの診断材料として利用される。またエラー情報403およびジョブ情報404は、機種ごとに管理されているデータベース中の特定エラー情報に関するデータベースにアクセスするための情報として利用される。
【0140】
そして、ユーザ側よりサービスセンタ109に送信されるこれらの情報を元に、サーバ105は最適運用の提案を行うかどうか判断する。
【0141】
なお、ステップS1203におけるホスト101からサービスセンタ109のサーバ105に送信される情報データのフォーマット形式は、ホスト101が使用するソフトおよびサーバ105が使用するソフトが互いに解析可能なものならどのような形式で送信してもよい。例えば、メールにてテキスト形式で送信しても、MIB、インターネットファクシミリ(IFAX)、ジョブ制御言語(JL)等の形式で送信しても、独自の言語形式で送信してもかまわないし、これらを組み合わせた形式で送信してもよい。
【0142】
データベース107における診断の結果、オプション機器の拡張等によりさらによい運用方法があるにも関わらず、最適でない運用実績がある閾値を越えた場合には、提案すべきユーザのホスト101に対して最適な運用方法を通知する(ステップS1206)。
【0143】
このサービスセンタ109よりの最適な運用方法を受信したユーザのホスト101は、受信した内容を解析してホスト101の表示画面に提案する運用方法を自動的に表示する(ステップS1207)。
【0144】
そして、そのままホスト101の表示画面にて、購買申し込みの受け付けを行う(ステップS1208)。
【0145】
S1208においてボタンクリックによって購買申し込みがなされると、サービスセンタ109のサーバ105に対して申し込み内容が送信される(ステップS1209)。
【0146】
サービスセンタ109は受け取った注文に対して、在庫情報等を確認して発注処理を実行する(ステップS1210)。
【0147】
さらに発注が完了したら、注文の内容及び商品の納品予定日、料金等の情報をユーザに通知する(ステップS1211)。
【0148】
以上のようにエラー発生だけでなく、能力外の指定ジョブ、またはそれ以外の通常ジョブに関しても、更なる上位提案が可能かどうかを診断することによって、診断範囲の幅を広げることが可能となる。
【0149】
(第3の実施の形態)
以上説明した第1、第2の実施の形態では、カラープリンタを用いたシステムにおけるユーザに最適提案を行うまでの運用管理システムについて説明した。しかし本発明は以上の例に限定されるものではない。
【0150】
以下、第1の実施の形態で用いたホストコンピュータを使用せず代わりにコピー機やファクシミリ(FAX)等にホストコンピュータの役割を持たせ、ユーザ装置と画像形成装置(使用装置)とが同じ装置として構成された本発明に係る第3の実施の形態の運用管理システムについて説明する。尚、第3の実施の形態におけるコピー機、ファクシミリ(FAX)等は、第1、第2の実施の形態で説明した画像形成装置(プリンタ)やホストコンピュータが備える機能を基本的に備えているものとする。
【0151】
尚、以下の本実施の形態では、先の実施の形態で説明したものについては同符号を付して省略し、本実施の形態の特徴について詳述する。
【0152】
図13は、本発明に係る第3の実施の形態におけるコピー機1301やファクシミリ(FAX)1302を運用する最適運用管理システムの一例を示す図であり、最適運用の提示から新規注文の発注完了までの処理の概念を示している。
【0153】
また、図14は、第3の実施の形態の図13の運用管理システムを用いて、コピー機1301やファクシミリ(FAX)1302のトラブルの発生から最適運用に関する自動提案を行うまでの流れを説明するイベントトレース図である。
【0154】
[運用管理システムの構成]
まず、図13を参照して第3の実施の形態のシステム構成例を説明する。図13において、IP(Internet Protocol)アドレスが「111.2.33.44」のユーザ装置としてのコピー機1301とIPアドレスが「111.2.33.55」のユーザ装置としてのファクシミリ(FAX)1302が同一LAN1103に構成される。
【0155】
また、IPアドレス「222.33.4.111」の運用管理サーバとしてのサーバ1305がサービスセンタ1309のLAN1306内に構成されている。
【0156】
さらに、それぞれのLAN1303,1306は、インターネット1304を介して接続されている。
【0157】
[運用管理の手順]
以上の構成を備える第3の実施の形態のシステム下において、ユーザがコピーを行っている際にトラブルが発生した場合の運用管理又はユーザがファクシミリ(FAX)の送受信時にトラブルが発生した場合の運用管理の手順を図14を用いて説明する。
【0158】
図14に示す第3の実施の形態の運用管理は、図3に示す第1の実施の形態の運用管理システムと基本的にほぼ同じである。ただし、第3の実施の形態の運用管理は、ホストコンピュータを介さないで動作可能なので、第1の実施の形態においてホストコンピュータ上で行っていた処理は全て、コピー機1301やファクシミリ(FAX)1302自身が行うことになる。
【0159】
例えば、エラー表示は、コピー機1301やファクシミリ(FAX)1302等の表示パネルに表示を行い、サービスセンタ1309への運用情報の通知も直接コピー機1301やファクシミリ(FAX)1302が行うことになる。この点が、第3の実施の形態と第1の実施の形態との異なる点である。
【0160】
まず、ユーザは、例えば、コピー機1301にて複写指示を行う、あるいはファクシミリ(FAX)1302にてファクシミリ(FAX)送信を指示する(ステップS1401)。
【0161】
その際に、コピー機1301またはファクシミリ(FAX)1302においてエラー等のトラブルが発生し、複写またはファクシミリ(FAX)送信ができなくなった場合には、コピー機1301またはファクシミリ(FAX)1302の表示パネルにそのエラー内容をユーザにわかりやすく理解できるよう表示する(ステップS1402)。
【0162】
ここまでの処理は、従来のコピー機やファクシミリ(FAX)等でも一般的に行われているトラブルに対する処理である。本実施の形態の特徴は、ステップS1403以降で述べる処理にあり、ステップS1403以降の処理を行うことにより、できるだけ多くのユーザの運用方法、問題点について把握し、その情報を元にユーザの運用方法について診断し、最適運用の提案を自動で行うと共に、ネットワークを介して最適運用のための購買依頼をも可能にすることにより、ユーザの利便性を高めるところにある。
【0163】
次に、コピー機1301またはファクシミリ(FAX)1302は、サービスセンタ1309のサーバ1305に対して直接トラブル通知を行う(ステップS1403)。
【0164】
次に、エラー通知を受けたサービスセンタ1309のサーバ1305は、受け取った情報を元にそのユーザの運用方法について診断する(ステップS1404)。
【0165】
そして、診断に基づき所定ユーザのデータベース情報を更新する(ステップS1405)。
【0166】
ここで、ユーザ側よりサービスセンタ1309に送信される転送情報400には、例えば、図4に示すように、ユーザ情報401、機種情報402、エラー情報403、ジョブ情報404等が含まれる。
【0167】
ユーザ情報401は、主にデータベース1307のユーザ情報とのリンク、診断結果の返信先情報として利用される。機種情報402は、主に受信した運用に関する情報に対して最適運用があるかどうかの診断材料として利用される。またエラー情報403およびジョブ情報404は、機種ごとに管理されているデータベースの中の特定のエラー情報に関するデータベース1307にアクセスするための情報として利用される。
【0168】
そして、ユーザ側よりサービスセンタ1309に送信されるこれらの情報を元に、サーバ1305は、最適運用の提案を行うかどうか判断する。
【0169】
データベース1307における診断の結果、オプション機器の拡張等によりさらによい運用方法があるにも関わらず、最適でない運用実績が、ある閾値を越えた場合には、提案すべきユーザのコピー機1301またはファクシミリ(FAX)1302に対して最適な運用方法を通知する(ステップS1406)。
【0170】
このサービスセンタ1309よりの最適な運用方法を受信したコピー機1301またはファクシミリ(FAX)1302は、受信した内容を解析してコピー機1301またはファクシミリ(FAX)1302の表示画面に提案する運用方法を自動的に表示する(ステップS1407)。
【0171】
そして、さらに購買申し込みの受け付けを行う(S1408)。
【0172】
S1408においてボタンクリックによって申し込みされると、サービスセンタ1309に対して申し込み内容が送信される(ステップS1409)。
【0173】
サービスセンタ1309は受け取った注文に対して、在庫情報等を確認して発注処理を実行する(ステップS1410)。
【0174】
さらに発注が完了したら、注文の内容及び商品の納品予定日、料金等の情報をユーザに通知する(ステップS1411)。
【0175】
図15、図16に示す提案の例は、複数ユーザによる仕分けを行えるように排紙オプションの増設を提案しており、図15はFAXにて印刷された例、図16はコピー機の操作パネルにされた例である。
【0176】
これらの提案においては排紙オプションを装着した場合にどのような運用がさらに可能になるかの説明がなされている。さらにそれに付随してコピー機やFAXの状態監視やホストコンピュータ上からコピー機やFAXを操作可能にするアプリケーションソフトについての提案も行っており、ユーザの現在の運用に即した新たな提案になっている。
【0177】
さらに上記提案に必要なオプション類の購買依頼をも同じ画面で可能になっているので、オプション増設に関して電話による注文やFAX送信等のユーザの手間を省くことができる。
【0178】
(第4の実施の形態)
上述した実施の形態では、ネットワーク接続機器における運用管理の例を示した。しかし、本発明は以上の例に限定されるものではなく、例えば、ホストコンピュータとプリンタだけで構築されるシステム(第4の実施の形態のシステム)のようにネットワークを介さず直接I/O機器が接続されている機器のみを使用するシステムであっても適応可能である。尚、第4の実施の形態における画像形成装置やプリンタは、第1乃至第3の実施の形態で説明してきた購買に係る機能を除く他の機能は備えているものとする。
【0179】
第4の実施の形態は、第1の実施の形態等で説明したようなサービスセンタのサーバを使用しないで運用管理を実行するシステムであり、第4の実施の形態における運用管理は、第1の実施の形態等のように提案のあったオプション機器について購買依頼はできないが、最適な運用に関する自動提案までは実行可能となる。
【0180】
第4の実施の形態では、運用管理に関する情報および診断プログラムを例えば、ホストコンピュータのアプリケーションプログラム中かあるいは画像形成装置内に格納しておき、診断結果、現在の運用よりさらに良い提案が可能であると判断した場合には、上記ホストコンピュータまたは画像形成装置内に格納された情報を検索して、第1の実施の形態等で説明した手順と同様の手順で、必要な情報を入手することにより、最適な運用方法を表示、印刷、音声等の手段ユーザに伝えることが可能となる。
【0181】
(第5の実施の形態)
上記実施の形態においては、ネットワーク接続機器における運用管理システムについて説明した。第5の実施の形態では、デジタルカメラ等のようにネットワークに接続されていない機器における運用管理システムについて説明する。
【0182】
[運用管理システムの構成]
図17は、本発明に係る第5の実施の形態のデジタルカメラ1702における最適運用を提案するシステムの一例であり、自動提案を行うまでの処理を示す概念図である。
【0183】
図17を参照して第5の実施の形態のシステム構成を説明する。第5の実施の形態では、IP(Internet Protocol)アドレスが「111.2.33.44」のコンピュータであるユーザ装置としてのホスト1701とIPアドレスが「111.2.33.55」のプリンタ1703が同一LAN1704に構成される。
【0184】
また、IPアドレス「222.33.4.111」の運用管理サーバとしてのサーバ1705がサービスセンタ1709のLAN1706内に構成されている。
【0185】
さらに、それぞれのLAN1704,1706は、インターネット1708を介して接続されている。
【0186】
[運用管理の手順]
以上に示すシステム構成の第5の実施の形態におけるユーザが非ネットワーク製品を使用している際にトラブルが発生した場合の処理の手順について説明する。
【0187】
デジタルカメラ1702のような非ネットワーク製品のトラブル発生時には、その機器が有するメモリなどの記憶部にトラブル内容、運用方法を保持しておく。
【0188】
そして、データのダウンロードや加工等のためにホストコンピュータと接続した際に、デジタルカメラ1702を図17のホスト1701に示すパソコンあるいはプリンタ1703、コピー機(図示しない)等のネットワーク製品に接続し、接続をトリガとしてトラブル発生時に保存しておいた運用情報が存在する場合に、サービスセンタ1709へ通知を行うようにすることで自動通知が可能となる。
【0189】
なお、その他の内容は、これまでの実施の形態にて説明した内容と同じであるので、ここではその運用管理の方法についての説明を省略する。
【0190】
(第6の実施の形態)
上述した実施の形態では、プリンタ、コピー機、ファクシミリ(FAX)等の出力装置など主に事務機における運用管理システムについて説明した。
【0191】
しかし、上記運用管理システムは、事務機に限ることはなく、例えば、テレビ、パソコン、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ステレオコンポ、電子ピアノ、ゲーム機等の家庭製品などの使用装置における運用管理システムであってもよい。
【0192】
また、上記運用管理システムは、パソコンやゲーム機等で動作するアプリケーションソフトに関する上位提案を行うための運用管理システムであってもよい。
【0193】
そこで、上記のような家庭製品における運用管理システムを第6の実施の形態として以下説明する。
【0194】
第6の実施の形態における運用管理システムは、例えば、第1の実施の形態における図1および図3のプリンタ103の代わりに、例えば、上記テレビ、パソコン、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ステレオコンポ、電子ピアノ、ゲーム機等の家庭製品のいずれか1つを置き換えて接続された構成である。
【0195】
したがって、第6の実施の形態における運用管理システムにおけるトラブル処理の方法は、例えば、第1の実施の形態における図1および図3で説明した内容と同じである。
【0196】
なお、第6の実施の形態における運用管理システムおよびその上位提案の方法についての説明は、重複するので、ここでの説明は省略する。
【0197】
(第7の実施の形態)
上述した実施の形態での運用管理システムでは、各種機器においてエラー発生や印刷するたび毎に運用情報をサービスセンタに通知し、リアルタイムで運用方法を診断する例について説明した。
【0198】
しかし、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなくリアルタイムでトラブル処理を行わないシステムにも適用可能である。
【0199】
リアルタイム以外のトラブル処理を行う本発明に係る第7の実施の形態のシステムについて以下説明する。
【0200】
第7の実施の形態の運用管理システムは、例えば、図1に示す第1の実施の形態の構成と同じである。ただし、第7の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、第1の実施の形態のようにリアルタイムで運用の診断を実行するのではなく、例えばプリンタで生じる個々のエラー又はジョブ投入に対してはリアルタイムで対応せずに、プリンタで生じる個々のエラーの発生回数、又は印刷回数を予めユーザ装置、又はホストコンピュータなどにカウントしておき、この発生回数が所定の回数を超えた場合に、図1および図3を用いて第1の実施の形態で説明した上位提案を実行するシステムである。
【0201】
なお、上記の違い以外には、第7の実施の形態と第1乃至第6の実施の形態との違いはない。
【0202】
なお、第7の実施の形態における運用管理システムについての説明は、第1の実施の形態の説明と重複するので、ここでの説明は省略する。
【0203】
上記説明では、トラブルの発生回数を予めホストコンピュータなどにカウントしておく例について説明したが、プリンタ、コピー機、ファクシミリ(FAX)等が持つ記憶装置にログ情報としてトラブル発生回数や印刷回数を保存しておき、パネル指定、ホストコンピュータのアプリケーションプログラムからのボタン押下等の簡単な操作で、ユーザの任意のタイミングで診断を行うようにしてもよい。
【0204】
以上説明したように、上記実施の形態の運用管理システムでは、ユーザの運用方法に関する情報をサービスセンタへ自動通知しその内容を診断することにより、ユーザの運用に関する最適提案が可能である。
【0205】
また、上記診断の自動化を行うことにより、最適な処理方法を24時間体制で迅速にユーザに通知することも可能である。
【0206】
また、上記提案に即した購買依頼をそのまま受け付けることが可能になり、ユーザの不都合の抜本解決に至るまでの時間が大幅に短縮される。
【0207】
さらに、ユーザの運用方法について容易に把握することも可能であり、ユーザの満足度を高めるべく、生産調整、価格調整だけでなく、開発の進むべき方向の指針をできるだけ早急に見つけ出すことも可能である。
【0208】
(第8の実施の形態)
第1乃至第7の実施の形態では、ユーザ先の装置に新たに購入すべき製品情報を最適運用情報としてユーザに通知する形態を説明してきたが、本発明はこれに限定される趣旨のものではなく、ユーザにとって、不要なオプション等の不要製品情報を提示する形態にも適用される。
【0209】
先ず、第1乃至第3の実施の形態の如く、サーバ105はユーザ先から転送情報400(図9)を受信し、データベース107の図10(a),(b)の情報を参照する。そして、構成情報1006に基づきユーザ先で所定の構成(オプション)が装着されているにも係らず、所定の構成に対するカウンタ値1006がカウンタ閾値1016を所定値以上下回る場合は、所定の構成が不要である旨の最適運用の提言をサーバ105は実行する。
【0210】
このような機能を備えることにより、提示手段はスペック向上のみならずスペックダウンも含む最適な画像形成装置の運用をユーザ先に提示することができるという格別の効果を奏する。
【0211】
(他の実施の形態)
なお、本発明の目的は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0212】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0213】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0214】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0215】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、ユーザの運用方法を把握し、より良い運用を行うための提案を抽出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における運用の最適提案および申し込みを完了するまでの運用管理システムを説明するための概念図である。
【図2】第1の実施の形態におけるサーバの内部構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態におけるレーザプリンタの運用の最適提案および申し込みを完了するまでの運用管理システムを説明するためのイベントトレース図である。
【図4】第1の実施の形態におけるサービスセンタへ転送する転送情報の一例を示す図である。
【図5】第1の実施の形態における最適提案を行うUI画面の例を示す図である。
【図6】第1の実施の形態における最適提案を行うUI画面の例を示す図である。
【図7】第1の実施の形態における提案の例を示す図である。
【図8】第1の実施の形態におけるサービスセンタでの診断処理を説明するフローチャートである。
【図9】第1の実施の形態における転送情報の詳細を説明するための図である。
【図10】第1の実施の形態におけるサービスセンタにおけるデータベースの詳細を説明するための図である。
【図11】第1の実施の形態における自動サービスを受けるためのユーザ登録を行うUI画面の例を示す図である。
【図12】第2実施の形態における運用の最適提案および申し込みを完了するまでの運用管理システムを説明するイベントトレース図である。
【図13】第3実施の形態におけるコピー機やファクシミリ(FAX)の運用の最適提案および申し込みを完了するまでの運用管理システムを説明するための概念図である。
【図14】第3の実施の形態におけるコピー機やファクシミリ(FAX)の運用の最適提案および申し込みを完了するまでの運用管理システムを説明するイベントトレース図である。
【図15】第3の実施の形態におけるFAXでの最適提案例である。
【図16】第3の実施の形態における操作パネルでの最適提案例である。
【図17】第5の実施の形態における運用の最適提案および申し込みを完了するまでの運用管理システムを説明する概念図である。
【図18】従来のトラブル発生から解決するまでの仕組みを説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 主記憶装置
3 補助記憶装置
4 入力装置
5 表示装置
6 ネットワークI/F
101,102 ホスト
103 プリンタ
104 LAN
105 サーバ
106 LAN
107 データベース
108 インターネット
109 サービスセンタ
400 転送情報
401 ユーザ情報
402 機種情報
403 エラー情報
404 ジョブ情報
904,1004 構成情報
906,1006 装着情報
907,1007,1014 エラー情報
908,1008,1021 不具合情報
909,1009,1022 使用環境
910,1010,1023 能力制定外
1101 ユーザ情報
1102 機種情報
1301 コピー機
1302 ファクシミリ(FAX)
1303 LAN
1304 インターネット
1305 サーバ
1306 LAN
1307 データベース
1309 サービスセンタ
1701 ホスト
1702 デジタルカメラ
1703 プリンタ
1704 LAN
1705 サーバ
1706 LAN
1708 インターネット
1709 サービスセンタ

Claims (18)

  1. 印刷ジョブを実行可能な画像形成装置に係る提案処理を行う提案処理システムであって、
    印刷ジョブにおける能力外の指定の履歴を記録する記録手段と、
    機能追加情報を記憶したデータベース手段と、
    前記記録手段に記録された前記能力外の指定の履歴に基づく機能追加情報を前記データベース手段から抽出する抽出手段と、
    を有することを特徴とする提案処理システム。
  2. 画像形成装置に係る機能の有無を示す情報を取得する取得手段を有し、前記抽出手段は前記取得手段で取得した有無を示す情報が無で、且つ、前記能力外の指定の履歴が閾値を超えている場合に、機能追加情報を前記データベース手段から抽出することを特徴とする請求項1に記載の提案処理システム。
  3. 前記取得手段により取得された前記機能の有無を示す情報が有にもかかわらず、該有の機能に対するカウンタ値が所定値より下である場合にスペックダウンの提示を行う提示手段を有することを特徴とする請求項2に記載の提案処理システム。
  4. 前記能力外の指定は画像形成装置が搭載していないシートサイズのシートの指定、或いは、ステイプル指示が含まれることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の提案処理システム。
  5. 印刷ジョブを実行可能な画像形成装置に係る提案処理を行う提案処理システムであって、
    画像形成装置を利用するユーザ数或いは所定ページ数を超える印刷ジョブ数の履歴を記録する記録手段と、
    機能追加情報を記憶したデータベース手段と、
    前記記録手段に記録された前記ユーザ数或いは所定ページ数を超える印刷ジョブ数の履歴に基づく機能追加情報を前記データベース手段から抽出する抽出手段と、
    を有することを特徴とする提案処理システム。
  6. 新たな機能追加情報を追加すべく前記データベース手段を更新する更新手段を有し、前記抽出手段は前記更新手段による更新前の前記履歴に基づく更新後の機能追加情報を前記データベース手段から抽出することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の提案処理システム。
  7. 前記履歴はユーザ装置から通知されたものであり、前記ユーザ装置は、画像形成装置或いは画像形成装置と通信可能な外部装置であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の提案処理システム。
  8. 前記機能追加情報には、画像形成装置のオプション或いはソフトウェアが含まれることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の提案処理システム。
  9. 印刷ジョブを実行可能な画像形成装置に係る提案処理を行う提案処理システムにおける処理方法であって、
    印刷ジョブにおける能力外の指定の履歴を記録する記録工程と、
    前記記録工程に記録された前記能力外の指定の履歴に基づく機能追加情報を、機能追加情報を記憶したデータベース手段から抽出する抽出工程と、
    を有することを特徴とする処理方法。
  10. 画像形成装置に係る機能の有無を示す情報を取得する取得工程を有し、前記抽出工程は前記取得工程で取得した有無を示す情報が無で、且つ、前記能力外の指定の履歴が閾値を超えている場合に、機能追加情報を前記データベース手段から抽出することを特徴とする請求項9に記載の処理方法。
  11. 前記取得工程により取得された前記機能の有無を示す情報が有にもかかわらず、該有の機能に対するカウンタ値が所定値より下である場合にスペックダウンの提示を行う提示工程を有することを特徴とする請求項10に記載の処理方法。
  12. 前記能力外の指定は画像形成装置が搭載していないシートサイズのシートの指定、或いは、ステイプル指示が含まれることを特徴とする請求項9乃至11の何れかに記載の処理方法。
  13. 印刷ジョブを実行可能な画像形成装置に係る提案処理を行う提案処理システムにおける処理方法であって、
    画像形成装置を利用するユーザ数或いは所定ページ数を超える印刷ジョブ数の履歴を記録する記録工程と、
    前記記録工程において記録された前記ユーザ数或いは所定ページ数を超える印刷ジョブ数の履歴に基づく機能追加情報を、機能追加情報を記憶したデータベース手段から抽出する抽出工程と、
    を有することを特徴とする処理方法。
  14. 新たな機能追加情報を追加すべく前記データベース手段を更新する更新工程を有し、前記抽出工程は前記更新工程における更新前の前記履歴に基づく更新後の機能追加情報を前記データベース手段から抽出することを特徴とする請求項9乃至13の何れかに記載の処理方法。
  15. 前記履歴はユーザ装置から通知されたものであり、前記ユーザ装置は、画像形成装置或いは画像形成装置と通信可能な外部装置であることを特徴とする請求項9乃至14の何れかに記載の処理方法。
  16. 前記機能追加情報には、画像形成装置のオプション或いはソフトウェアが含まれることを特徴とする請求項9乃至15の何れかに記載の処理方法。
  17. 請求項9乃至16の何れかに記載の処理方法をコンピュータに実行させる為のプログラムをコンピュータ可読の形態で記憶した記憶媒体。
  18. 請求項9乃至16の何れかに記載の処理方法をコンピュータに実行させる為のプログラム。
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