JP2008139419A - 像保持体清掃装置及び画像形成装置 - Google Patents

像保持体清掃装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008139419A
JP2008139419A JP2006323628A JP2006323628A JP2008139419A JP 2008139419 A JP2008139419 A JP 2008139419A JP 2006323628 A JP2006323628 A JP 2006323628A JP 2006323628 A JP2006323628 A JP 2006323628A JP 2008139419 A JP2008139419 A JP 2008139419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
image carrier
image
transfer belt
cleaning brush
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006323628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4997941B2 (ja
Inventor
Kiyotoshi Kanayama
清俊 金山
Masaaki Takahashi
政明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006323628A priority Critical patent/JP4997941B2/ja
Publication of JP2008139419A publication Critical patent/JP2008139419A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4997941B2 publication Critical patent/JP4997941B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】清掃装置の構成を簡易にする。
【解決手段】第1清掃ブラシ60と第2清掃ブラシ62との間を通過する中間転写ベルト46は、その外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物が、第1清掃ブラシ60によって、掻き取られて清掃される。また、第2清掃ブラシ62によって、中間転写ベルト46の内周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物が掻き取られて清掃される。第2清掃ブラシ62は、第1清掃ブラシ60に対向する部材を兼ね、第1清掃ブラシ60から中間転写ベルト46の内周側へ付与される圧力に対抗する。第2清掃ブラシ62が第1清掃ブラシ60に対向する部材を兼ねるので、部品点数を減らせ構成が簡易となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、像保持体清掃装置及び画像形成装置に関する。
画像形成装置としては、特許文献1に開示される画像形成装置が公知である。特許文献1の画像形成装置は、2個の支持ローラ間に張架され感光体ドラムの転写領域に近接配置された転写ベルトと、この転写ベルトの裏面側に作用して転写ベルトの裏面を清掃するベルトクリーニングブラシとを備えている。
特開平11−38774号公報
本発明は、構成が簡易な像保持体清掃装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る像保持体清掃装置は、循環移動する無端帯状の像保持体と、該像保持体の外周面を清掃する第1清掃部材と、前記像保持体を挟んで前記第1清掃部材に対向して配置され、前記像保持体の内周面を清掃する第2清掃部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る像保持体清掃装置は、請求項1の構成において、前記第1清掃部材が円筒状に形成された回転ブラシであることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る像保持体清掃装置は、請求項1または2の構成において、前記像保持体の内周面に接触する部位が変更できるように構成されてなることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る像保持体清掃装置は、請求項1〜3のいずれか1項の構成において、前記第1清掃部材に比べて清掃時の変形量が小さいことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る像保持体清掃装置は、前記像保持体の外周面を清掃する第3清掃部材と、前記像保持体を挟んで前記第3清掃部材に対向して配置された円筒状の対向部材とを備え、前記第2清掃部材は、前記対向部材の外周面を清掃することを特徴とする。
本発明の請求項6に係る像保持体清掃装置は、請求項5記載の像保持体清掃装置において、前記第1清掃部材と前記第3清掃部材が前記像保持体に対して一体的に取り外し出来るように構成されてなることを特徴とする。
本発明の請求項7に係る像保持体形成装置は、請求項1〜6のいずれか1項の構成において、前記像保持体が巻き掛けられて回転し、前記像保持体を駆動する駆動部材を備え、前記第2清掃部材は、前記駆動部材の外周面に接触して清掃することを特徴とする。
本発明の請求項8に係る画像形成装置は、前記像保持体を含む像保持体部分と、前記第1清掃部材を含む、前記像保持体部分に対して取り外し可能な清掃部分を有し、前記第2清掃部材は、該清掃部分を取り外した際に前記像保持体部分に残留することを特徴とする。
本発明の請求項9に係る画像形成装置は、前記像保持体に画像を形成する画像形成手段と、前記像保持体上の画像を記録媒体に転写する転写手段と、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の像保持体清掃装置と、を有し、前記画像保持体清掃手段は、前記像保持体上で前記転写手段より下流、かつ画像形成手段より上流に配置されたことを特徴とする。
本発明の請求項1の構成によれば、第2清掃部材が第1清掃部材に対向する部材を兼ねるので、本発明の構成を有しない場合に比較して、部品点数を減らせ構成が簡易となる。
本発明の請求項2の構成によれば、第1清掃部材の清掃力を安定させることができる。
本発明の請求項3の構成によれば、第2清掃部材の複数の部位で清掃するので、第2清掃部材の汚染に応じて適宜部位を変更することで清掃力が向上する。
本発明の請求項4の構成によれば、本発明の構成を有しない場合に比較して、第1清掃部材の清掃力を安定したものをすることができる。
本発明の請求項5の構成によれば、本発明の構成を有しない場合に比較して、第3清掃部材と像保持体が接触する際の像保持体の損傷を減少させることが出来る。
本発明の請求項6の構成によれば、本発明の構成を有しない場合に比較して、像保持体及び像保持体清掃装置の保守性を向上させることが出来る。
本発明の請求項7の構成によれば、本発明の構成を有しない場合に比較して、駆動部材の表面に付着した異物に起因する像保持体の損傷を減少させることが出来る。
本発明の請求項8の構成によれば、本発明の構成を有しない場合に比較して、保守性の向上した画像形成装置を得ることが出来る。
本発明の請求項9の構成によれば、像保持体の清掃力が向上した画像形成装置を得ることが出来る。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る画像形成装置の全体構成)
まず、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を説明する。図1には、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成が概略図にて示されている。
画像形成装置10は、像保持体の一例としての無端帯状の中間転写ベルト46と、中間転写ベルト46に転写されるトナー像を形成する、本実施例における画像形成手段としてのトナー像形成部12Y、12M、12C、12K(以下、12Y〜12Kという)と、トナー像形成部12Y〜12Kで形成されたトナー像を中間転写ベルト46へ転写する第1転写部材30Y、30M、30C、30K(以下、30Y〜30Kという)と、第1転写部材30Y〜30Kによって中間転写ベルト46へ転写されたトナー像を記録媒体Kに転写する第2転写部材48と、中間転写ベルト46を清掃する像保持体清掃装置58とを備えている。
トナー像形成部12Y〜12Kは、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の4色に対応しており、トナー像形成部12Y〜12Kには、各色のトナー像を保持する像保持体の一例としての感光体ドラム22Y、22M、22C、22K(以下、22Y〜22Kという)がそれぞれ設けられている。
感光体ドラム22Y〜22Kは、所定方向に回転し、感光体ドラム22Y〜22Kの周囲には、感光体ドラム22Y〜22Kの回転方向に沿って、感光体ドラム22Y〜22K上を帯電させる帯電装置24Y、24M、24C、24K、帯電した感光体ドラム22Y〜22Kの表面を露光して感光体ドラム22Y〜22Kの表面に静電潜像を形成する露光装置26Y、26M、26C、26Kと、感光体ドラム22Y〜22Kの表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置28Y、28M、28C、28Kと、第1転写部材30Y〜30Kと、感光体ドラム22Y〜22Kに残留した残留トナーを除去するトナー除去装置32Y、32M、32C、32Kと、感光体ドラム22Y〜22Kの表面を除電する除電装置34Y、34M、34C、34Kがそれぞれ設けられている。
中間転写ベルト46は、回転駆動する駆動ロール36、従動ロール38、第2転写部材48に対向する対向ロール40及び中間転写ベルト46に一定の張力を付与する張力付与ロール44に巻き掛けられており、駆動ロール36が回転駆動することにより循環移動する構成となっている。これらは共通の保持部材に保持され、像保持体部分として、本実施例においては画像形成装置本体から一体的に取り外せるように構成されている。
中間転写ベルト46の内周側には、感光体ドラム22Y〜22Kに対向して第1転写部材30Y〜30Kが配置されており、感光体ドラム22Y〜22Kの表面に形成されたトナー像は、第1転写部材30Y〜30Kにより中間転写ベルト46に転写される。
中間転写ベルト46に転写されたトナー像は、中間転写ベルト46により第2転写部材48と対向ロール40との間へ搬送される。
また、画像形成装置10は、記録媒体Kを収容する記録媒体収容部50と、記録媒体収容部50から中間転写ベルト46と第2転写部材48と間へ記録媒体Kを搬送する搬送部18と、第2転写部材48によってトナー像が転写された記録媒体Kにそのトナー像を定着させる定着装置20と、第2転写部材48によってトナー像が転写された記録媒体Kを定着装置20へ搬送する搬送部16とを備えている。
搬送部18は、記録媒体収容部50から記録媒体Kを送り出す送出しロール52と、送出しロール52により記録媒体収容部50から送り出された記録媒体Kを中間転写ベルト46と第2転写部材48と間へ搬送する複数の搬送ロール54とを備えている。
搬送ロール54により中間転写ベルト46と第2転写部材48と間へ搬送された記録媒体Kは、中間転写ベルト46で搬送されたトナー像が第2転写部材48によって転写される。
搬送部16は、無端状の複数の搬送ベルト56を備えている。搬送ベルト56は、複数のロール56Aに巻き掛けられ、いずれかのロール56Aが回転することにより循環移動する構成となっており、第2転写部材48によってトナー像が転写された記録媒体Kを定着装置20へ搬送する。定着装置20へ搬送された記録媒体Kは、定着装置20でトナー像が定着される。
(中間転写ベルト46を清掃する清掃装置58の構成)
次に、中間転写ベルト46を清掃する清掃装置58の構成について説明する。図2には、本実施形態に係る清掃装置58の構成が概略図にて示されている。
本実施形態に係る清掃装置58は、各構成部品を収容する、清掃部材部分としての筐体59を備えている。この筐体59内には、中間転写ベルト46の外周面を清掃する第1清掃部材の一例としての第1清掃ブラシ60が設けられている。
第1清掃ブラシ60は、軸部60Aの外周にその全周にわたってブラシ60Bが巻き付けられて構成されており、軸部60Aが回転可能に支持されている。また、第1清掃ブラシ60は、中間転写ベルト46の外周側に配置され、ブラシ60Bの先端部が中間転写ベルト46の外周面に接触するようになっている。
さらに、第1清掃ブラシ60は、図示しない駆動部からの駆動力が伝達され、中間転写ベルト46に沿う方向に回転駆動される。すなわち、中間転写ベルト46が、図2における反時計方向に循環移動するのに対して、第1清掃ブラシ60は、中間転写ベルト46とは反対回りである時計方向に回転する。
第1清掃ブラシ60の周速度は、中間転写ベルト46の周速度よりも速く設定されている。この周速度比により、第1清掃ブラシ60は、中間転写ベルト46の外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物を掻き取る。
なお、ブラシ60Bは、アクリル、その他の樹脂等からなる繊維で形成されている。ブラシ60Bとしては、中間転写ベルト46との接触により摩擦帯電させ、摩擦帯電による静電気により紙粉やトナーを電気的に吸着できる材料を選択してもよい。
中間転写ベルト46の内周側には、中間転写ベルト46の内周面を清掃する第2清掃部材の一例としての第2清掃ブラシ62が、第1清掃ブラシ60に対向して配置されている。
第2清掃ブラシ62は、ブラシ62Bの先端部が中間転写ベルト46の内周面に接触している。これにより、第2清掃ブラシ62及び第1清掃ブラシ60の間に、中間転写ベルト46が配置され、第2清掃ブラシ62及び第1清掃ブラシ60で、中間転写ベルト46の外周面及び内周面から中間転写ベルト46を挟んでいる。
第2清掃ブラシ62は、軸部62Aにブラシ62Bが巻き付けられて構成されている。
第2清掃ブラシ62は軸方向に移動可能となっており、第2清掃ブラシ62の軸部62Aの軸方向一端部は、図2及び図3に示すように、多角形状に形成されている。筐体59の側面には、この多角形状にされた端部が差し込まれる差込部が設けられている。なお、図2及び図3に示す例では、軸部62Aの端部は、四角形状に形成されており、また、図2及び図3において差込部の図示は省略している。
多角形状の端部が差込部に差し込まれることにより、第2清掃ブラシ62は、所定の回転位置で固定される。これにより、循環移動する中間転写ベルト46の内周面と第2清掃ブラシ62のブラシ部分が擦れて、中間転写ベルト46の外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物を掻き取る。
また、第2清掃ブラシ62を軸方向に移動させて、差込部から多角形状の端部を抜いて、所定角度回転させてから、差込部に多角形状の端部に差し込むことにより、第2清掃ブラシ62は、中間転写ベルト46の内周面に接触する部位が変更される。
なお、本実施形態では、軸部の端部は、四角形状に形成されているので、90度ずつ回転させることにより、4箇所の部位を使用することが可能である。図3では、使用させる各部位を二点鎖線で示している。
なお、ブラシ62Bは、アクリル、その他の樹脂等からなる繊維で形成されている。ブラシ62Bとしては、中間転写ベルト46との接触により摩擦帯電させ、摩擦帯電による静電気により紙粉やトナーを電気的に吸着できる材料を選択してもよい。本実施例では第2清掃部材の一例としてブラシ62Bを例示したが、第2清掃部材は不織布や発泡樹脂などを用いることも出来る。また形状も円筒形である必要はなく、多角形などを適宜適用可能である。
第2清掃ブラシ62は、第1清掃ブラシ60に比較して押圧時の変形が小さくなるよう、ブラシの長さや剛性が選択されている。これにより第1清掃部材によるベルト表面の清掃力を安定させるように構成されている。
また、筐体59内には、中間転写ベルト46の外周面を清掃する第3清掃部材の一例としての清掃ブレード64が設けられている。
清掃ブレード64は、中間転写ベルト46の外周側であって、第1清掃ブラシ60よりも中間転写ベルト46の回転方向の上流側に配置されている。清掃ブレード64は、その先端部が、中間転写ベルト46の外周面に接触する位置に支持部65により支持されている。
これにより、循環移動する中間転写ベルト46の外周面と清掃ブレード64の先端部が接触して、中間転写ベルト46の外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物を掻き取る。なお、清掃ブレード64は、ゴム、金属等で形成されている。
中間転写ベルト46の内周側には、清掃ブレード64に対向して配置された円筒状の対抗部材である対向ロール66が設けられている。この対向ロール66は、その外周面が中間転写ベルト46の内周面に接触している。これにより、対向ロール66及び清掃ブレード64の間に、中間転写ベルト46が配置され、対向ロール66及び清掃ブレード64で、中間転写ベルト46の外周面及び内周面から中間転写ベルト46を挟んでいる。
また、対向ロール66には、第2清掃ブラシ62のブラシ62Bの先端部が接触しており、対向ロール66は中間転写ベルト46に従動して回転するようになっている。これにより、対向ロール66の外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物を掻き取り、清掃される。
また、筐体59内には、回転する第1清掃ブラシ60のブラシ60Bに当たってブラシ60Bを弾き、ブラシ60Bに付着した付着物を落下させる落下部68が設けられている。
第1清掃ブラシ60の軸方向と交差する方向には、落下部68により筐体59内に落下した付着物及び清掃ブレード64が掻き取って筐体59内に落下した付着物を、第1清掃ブラシ60の軸方向と交差する方向に搬送する第1搬送部70が設けられている。第1搬送部70は、図2における反時計方向に回転すると共に、付着物を運ぶ羽根70Aを備えており、第1搬送部70が回転することにより付着物が搬送される。
また、第1搬送部70によって搬送された付着物を第1清掃ブラシ60の軸方向に沿って搬送する第2搬送部72が設けられている。第2搬送部72で搬送された付着物は、図示しない回収部により回収される。
本実施形態の構成によれば、第2転写部材48によってトナー像が転写された後の中間転写ベルト46は、清掃装置58へ循環移動する。中間転写ベルト46は、清掃装置58において、第1清掃ブラシ60と第2清掃ブラシ62との間及び清掃ブレード64と対向ロール66との間を通過する。
第1清掃ブラシ60と第2清掃ブラシ62との間を通過する中間転写ベルト46は、その外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物が、第1清掃ブラシ60によって、掻き取られて清掃される。また、第2清掃ブラシ62によって、中間転写ベルト46の内周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物が掻き取られて清掃される。
第2清掃ブラシ62は、第1清掃ブラシ60に対向する部材を兼ね、第1清掃ブラシ60から中間転写ベルト46の内周側へ付与される圧力に対抗する。また、第1清掃ブラシ60は、第2清掃ブラシ62に対向する部材を兼ね、第2清掃ブラシ62から中間転写ベルト46の外周側へ付与される圧力に対抗する。
清掃ブレード64と対向ロール66との間を通過する中間転写ベルト46は、その外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物が、清掃ブレード64によって、掻き取られて清掃される。対向ロール66は、清掃ブレード64から中間転写ベルト46の内周側へ付与される圧力に対抗すると共に、中間転写ベルト46に従動して回転する。
対向ロール66が回転することにより、対向ロール66の外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物が、第2清掃ブラシ62によって掻き取られて清掃される。
第1清掃ブラシ60によって掻き取られた付着物は、落下部68により筐体59内に落下し、その落下した付着物及び清掃ブレード64が掻き取って筐体59内に落下した付着物は、第1搬送部70から第2搬送部72を通じて回収部へ運ばれて回収部で回収される。
なお、実施形態に係る清掃装置58では、第2清掃ブラシ62が対向ロール66も清掃する構成であったが、第2清掃ブラシ62が対向ロール66に接触せず、対向ロール66の外周面を清掃しない構成であってもよい。
次に、中間転写ベルト46を清掃する清掃装置58の変形例について説明する。なお、上記の実施形態と同様の部分には、同一の符号を付し説明を省略する。図4には、変形例に係る清掃装置78の構成が概略図にて示されている。
変形例に係る清掃装置78では、清掃ブレード64が駆動ロール36に対向して配置されており、駆動ロール36が、清掃ブレード64に対向する対向ロールとして機能するようになっている。
また、第2清掃ブラシ62は、ブラシ62Bの先端部が、対向ロール66として機能する駆動ロール36の外周面に接触しており、駆動ロール36の外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物を掻き取り、清掃されるようになっている。
また、清掃装置78は、図5に示すように、第2清掃ブラシ62を回転させると共に第2清掃ブラシ62を所定の回転位置で停止させる駆動制御部63を備えた構成であっても良い。この駆動制御部63が所定時間で第2清掃ブラシ62を回転させ、第2清掃ブラシ62を所定の回転位置で停止させることにより、中間転写ベルト46の内周面に接触する部位が変更される。

変形例の構成によれば、第2転写部材48によってトナー像が転写された後の中間転写ベルト46は、清掃装置78において、第1清掃ブラシ60と第2清掃ブラシ62との間及び清掃ブレード64と駆動ロール36との間を通過する。
第1清掃ブラシ60と第2清掃ブラシ62との間を通過する中間転写ベルト46は、その外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物が、第1清掃ブラシ60によって、掻き取られて清掃される。また、第2清掃ブラシ62によって、中間転写ベルト46の内周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物が掻き取られて清掃される。
第2清掃ブラシ62は、第1清掃ブラシ60に対向する部材を兼ね、第1清掃ブラシ60から中間転写ベルト46の内周側へ付与される圧力に対抗する。また、第1清掃ブラシ60は、第2清掃ブラシ62に対向する部材を兼ね、第2清掃ブラシ62から中間転写ベルト46の外周側へ付与される圧力に対抗する。
清掃ブレード64と駆動ロール36との間を通過する中間転写ベルト46は、その外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物が、清掃ブレード64によって、掻き取られて清掃される。駆動ロール36は、清掃ブレード64から中間転写ベルト46の内周側へ付与される圧力に対抗する。
駆動ロール36が回転することにより、駆動ロール36の外周面に付着した紙粉や残留トナー、外添剤等の付着物が、第2清掃ブラシ62によって掻き取られて清掃される。
第1清掃ブラシ60によって掻き取られた付着物は、落下部68により筐体59内に落下し、その落下した付着物及び清掃ブレード64が掻き取って筐体59内に落下した付着物は、第1搬送部70から第2搬送部72を通じて回収部へ運ばれて回収部で回収される。
なお、駆動制御部63を備える変形例の構成は、図2に示す上記の実施形態に係る清掃装置58においても適用可能である。
また、変形例に係る清掃装置78は、第2清掃ブラシ62が駆動ロール36も清掃する構成であったが、第2清掃ブラシ62が駆動ロール36に接触せず、駆動ロール36の外周面を清掃しない構成であってもよい。
また、変形例に係る清掃装置78は、第2清掃ブラシ62が駆動ロール36も清掃する構成であったが、この駆動ロール36は、中間転写ベルト46に従動して回転する従動ロールであってもよい。
また、実施形態に係る清掃装置58及び変形例に係る清掃装置78では、清掃ブレード64を設けた構成であったが、清掃ブレード64がない構成であっても良い。
また、実施形態に係る清掃装置58及び変形例に係る清掃装置78では、第1清掃部材及び第2清掃部材の一例として清掃ブラシを用いたが、例えば、清掃ブレード等であっても良く、ベルトを清掃する部材であれば良い。
また、実施形態に係る清掃装置58及び変形例に係る清掃装置78では、第3清掃部材一例として清掃ブレードを用いたが、例えば、清掃ブラシ等であっても良く、ベルトを清掃する部材であれば良い。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
実施形態に係る清掃装置58及び変形例に係る清掃装置78では、ベルトの一例として中間転写ベルトを清掃する清掃装置について説明したが、例えば、記録媒体K等を搬送する搬送ベルトを清掃する清掃装置においても、上記の構成は適用可能である。また、ベルト状の感光体を用いた画像形成装置においては、画像形成手段としての現像器と、像保持体としての感光体と、感光体上の転写残留トナーを清掃する清掃手段に対して本発明を適用できる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 図2は、本実施形態に係る清掃装置を示す概略図である。 図3は、本実施形態に係る第2清掃ブラシの構成を示す図である。 図4は、本実施形態に係る変形例に係る清掃装置の構成を示す概略図である。 図5は、本実施形態に係る変形例に係る清掃装置の構成において、第2清掃ブラシを回転させる駆動部を設けた構成を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
36 駆動ロール
46 中間転写ベルト(ベルト)
58 清掃装置
60 第1清掃ブラシ(第1清掃部材)
62 第2清掃ブラシ(第2清掃部材)
64 清掃ブレード(第3清掃部材)
66 対向ロール
78 清掃装置

Claims (9)

  1. 循環移動する無端帯状の像保持体と、
    該像保持体の外周面を清掃する第1清掃部材と、
    前記像保持体を挟んで前記第1清掃部材に対向して配置され、前記像保持体の内周面に接触して清掃する第2清掃部材と、
    を備えたことを特徴とする像保持体清掃装置。
  2. 前記第1清掃部材は、円筒状に形成された回転ブラシであることを特徴とする、請求項1記載の像保持体清掃装置。
  3. 前記第2清掃部材は、前記像保持体の内周面に接触する部位が変更できるように構成されてなることを特徴とする、請求項1または2に記載の像保持体清掃装置。
  4. 前記第2清掃部材は、前記第1清掃部材に比べて清掃時の変形量が小さいことを特徴とする、請求項1乃至3いずれか1項記載の像保持体清掃装置。
  5. 前記像保持体の外周面を清掃する第3清掃部材と、
    前記像保持体を挟んで前記第3清掃部材に対向して配置された円筒状の対向部材と、
    を備え、
    前記第2清掃部材は、前記対向部材の外周面を清掃することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の像保持体清掃装置。
  6. 前記第1清掃部材と前記第3清掃部材が前記像保持体に対して一体的に取り外し出来るように構成されてなることを特徴とする、請求項5記載の像保持体清掃装置。
  7. 前記像保持体が巻き掛けられて回転し、前記像保持体を駆動する駆動部材を備え、
    前記第2清掃部材は、前記駆動部材の外周面に接触して清掃することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の像保持体清掃装置。
  8. 前記像保持体を含む像保持体部分と、
    前記第1清掃部材を含む、前記像保持体部分に対して取り外し可能な清掃部材部分を有し、
    前記第2清掃部材は、該清掃部材部分を取り外した際に前記像保持体部分に残留することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記像保持体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記像保持体上の画像を記録媒体に転写する転写手段と、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の像保持体清掃装置と、を有し、
    前記画像保持体清掃手段は、前記像保持体上で前記転写手段より下流、かつ画像形成手段より上流に配置されたことを特徴とする画像形成装置。
JP2006323628A 2006-11-30 2006-11-30 像保持体清掃装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP4997941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006323628A JP4997941B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 像保持体清掃装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006323628A JP4997941B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 像保持体清掃装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008139419A true JP2008139419A (ja) 2008-06-19
JP4997941B2 JP4997941B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=39600977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006323628A Expired - Fee Related JP4997941B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 像保持体清掃装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4997941B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102467021A (zh) * 2010-11-15 2012-05-23 富士施乐株式会社 粉末容器、清洁装置和图像形成设备
CN111971625A (zh) * 2018-04-23 2020-11-20 惠普发展公司,有限责任合伙企业 用于中间转印带的清洁装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845554U (ja) * 1981-09-21 1983-03-26 株式会社リコー ベルト状記録体のクリ−ニング装置
JPS6098858U (ja) * 1983-12-13 1985-07-05 富士ゼロックス株式会社 ベルト状感光体の裏面クリ−ニング装置
JPH01312579A (ja) * 1988-06-13 1989-12-18 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置の下部シール部材保護ガイド
JPH0619372A (ja) * 1992-07-01 1994-01-28 Fuji Xerox Co Ltd 透光性無端ベルトのクリーニング装置
JP2002229408A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2003084639A (ja) * 2001-09-14 2003-03-19 Ricoh Co Ltd ベルト駆動装置、および画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845554U (ja) * 1981-09-21 1983-03-26 株式会社リコー ベルト状記録体のクリ−ニング装置
JPS6098858U (ja) * 1983-12-13 1985-07-05 富士ゼロックス株式会社 ベルト状感光体の裏面クリ−ニング装置
JPH01312579A (ja) * 1988-06-13 1989-12-18 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置の下部シール部材保護ガイド
JPH0619372A (ja) * 1992-07-01 1994-01-28 Fuji Xerox Co Ltd 透光性無端ベルトのクリーニング装置
JP2002229408A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2003084639A (ja) * 2001-09-14 2003-03-19 Ricoh Co Ltd ベルト駆動装置、および画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102467021A (zh) * 2010-11-15 2012-05-23 富士施乐株式会社 粉末容器、清洁装置和图像形成设备
JP2012108200A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Fuji Xerox Co Ltd 粉体収容装置、清掃装置、および画像形成装置
CN111971625A (zh) * 2018-04-23 2020-11-20 惠普发展公司,有限责任合伙企业 用于中间转印带的清洁装置
CN111971625B (zh) * 2018-04-23 2023-02-17 惠普发展公司,有限责任合伙企业 用于中间转印带的清洁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4997941B2 (ja) 2012-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5750423B2 (ja) クリーニング装置及びそれを備えたベルト搬送装置並びに画像形成装置
JP6432555B2 (ja) クリーニング装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2008203366A (ja) クリーニング装置、画像形成装置、クリーニング装置の制御方法、制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体
JP4921129B2 (ja) クリーニングユニット・ベルトユニット・画像形成装置
JP4046141B1 (ja) 回転体清掃装置及び画像形成装置
JP2013190550A (ja) 清掃装置およびそれを用いた画像形成装置
JP2002304097A (ja) クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5633322B2 (ja) 清掃装置および画像形成装置
JP4997941B2 (ja) 像保持体清掃装置及び画像形成装置
JP6101588B2 (ja) 画像形成装置
JP2005275086A (ja) クリーニング装置及びクリーニング装置のブラシ適用方法
JP2014174227A (ja) クリーニング装置および画像形成装置
JP2010210859A (ja) 画像形成装置
JPH0968901A (ja) 残留トナー回収装置
JP2010102273A (ja) 線材の清掃装置並びにこれを用いた帯電装置及び画像形成装置
JP2009116119A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP6021408B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP6635065B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JPH04270371A (ja) クリーニング装置
JP2006330553A (ja) 画像形成装置
JP2004219872A (ja) 画像形成装置
JP2004354683A (ja) クリーニング装置
JPH09319278A (ja) 画像形成装置
JP2001255796A (ja) 電子写真装置のクリーニング装置
JP2004069812A (ja) クリーニング装置及びそれを用いる画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4997941

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees