JP2008138734A - 回転ハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転ハンドルの回転方向の組付位置の調整を、回転ハンドルを取り外すことなく容易に行なうことのできる回転ハンドル装置を提供する。
【解決手段】 回転ハンドル98と、操作軸16と、ハンドル側噛合歯110と、軸側噛合歯96とを有し、それらの噛合いにより回転ハンドル98と操作軸16とが一体回転状態に連結される回転ハンドル装置において、回転ハンドル98は、操作軸16に対してハンドル側噛合歯110と軸側噛合歯96とが噛合う噛合位置と、噛合いが解除される噛合解除位置との間で軸方向に相対移動可能とされ、且つ噛合解除位置で操作軸16に対して独立して回転可能とされているとともに、ハンドル側噛合歯110と軸側噛合歯96とが、操作軸16に対する回転ハンドル98の回転方向の何れの位置でも噛合い可能となす。
【選択図】 図6

Description

この発明は回転ハンドル装置に関し、特に湯水混合弁の温度調節ハンドルに適用して好適な回転ハンドル装置に関する。
従来水と湯とを混合し且つその混合比率を変化させて吐水の温度調節を行なう湯水混合弁が広く用いられている。
この湯水混合弁では、通常、温度調節ハンドル(以下単に温調ハンドルと略す)が回転ハンドルとされ、温調ハンドルの回転位置に応じて吐水の温度が設定される。
この場合、温調ハンドルの回転位置と吐水の温度とは正しく対応していることが求められる。
温調ハンドルの回転位置、具体的には温調ハンドルの回転位置によって表示される温度と実際の吐水温度とが異なっていると、使用者が求める温度で吐水を行なうことができない。
そのため、湯水混合弁を備えた水栓の設置施工に際して、施工業者は温調ハンドルの回転位置で表示される温度の混合水が吐水されるように、温調ハンドルの回転位置即ち温調ハンドルの回転位置にて表示される表示温度と、実際の吐水温度とが一致するように、温調ハンドルの回転方向の位置を調整した状態で回転ハンドルを組み付ける作業を行うが、この作業は面倒な作業である。
またたとえ水栓の設置施工時にハンドル位置を調整しても、実際の吐水の温度は給水圧や給湯圧その他の条件の変動によって変化してしまうこともあり、またその他様々な事情により後において温調ハンドルの回転方向の組付位置を再調整する必要の生じる場合がある。
しかしながら従来の温調ハンドル装置ではその調整作業が非常に困難を伴うものであった。
従来の温調ハンドル装置の場合、温調ハンドルの回転方向の位置調整を行なうには一旦温調ハンドルを湯水混合弁ないし水栓の本体から取り外した上で、即ち温調ハンドルの取付構造を一旦ばらした上で、ハンドル位置を変えて組付けを行なう必要があり、このことが作業を困難化していた。
図21は従来公知の温調ハンドル装置(回転ハンドル装置)の一例を示したもので(下記特許文献1に開示)、200は湯水混合弁の回転式の温調ハンドル、202は水栓の本体で、204は回転可能な操作軸であり、この操作軸204が回転することで混合弁の位置が調節され、混合水の温度即ち吐水の温度が所定温度に設定されないし設定変更される。
206はリング状をなすセレーション部材で、内周面に全周に亘って雌セレーション部(噛合歯)208が連続して形成され、また外周面に全周に亘って雄セレーション部(噛合歯)210が連続して形成されている。
一方、操作軸204の軸端部の外周面には全周に亘って雄セレーション部(噛合歯)212が連続して形成されていて、そこにセレーション部材206の雌セレーション部208が噛合わされている。
他方、温調ハンドル200には内周面全周に亘って雌セレーション部(噛合歯)214が連続して形成されており、そこにセレーション部材206の雄セレーション部210が噛合わされている。
そしてこれらセレーション部の噛合いに基づいて、温調ハンドル200が操作軸204に一体回転状態に連結されている。
ここで温調ハンドル200は、固定ねじ215にて操作軸204に軸方向に固定され、操作軸204から抜け止めされている。
温調ハンドル200は、凹所216を有していて、そこに固定ねじ215の頭部が収容され、そしてこの凹所216の図中左端の開口が脱着可能な化粧キャップ218にて閉鎖されている。
この温調ハンドル装置の場合、温調ハンドル200の回転位置にて表示される温度と、実際の吐水温度とを合せるための調整を行なうに際しては、先ず化粧キャップ218を取り外した上で、小さなマイナスドライバを用いて凹所216の開口から固定ねじ215を回転操作して固定ねじ215を取り外し、その上で温調ハンドル200をセレーション部材206から軸方向に抜いて外した上で、これを別の回転位置に持ち来たし、その回転位置で再びセレーション部材206にこれを嵌め合わせて、その後固定ねじ215をマイナスドライバを用いて締め込み、更に化粧キャップ218を取り付けるといった作業が必要で、温調ハンドル200の調整のための作業に多大な手間と時間を伴い、同作業が困難な作業となっていた。
また温調ハンドル200の回転方向の組付位置を調整するためにマイナスドライバ等の工具を用いて行なうことから、その工具にて温調ハンドル200その他周辺の部材を傷つけてしまう恐れも生じる。
以上は温調ハンドル装置の一例であるが、従来一般の温調ハンドル装置の場合、温調ハンドルが締結部材にて操作軸204に締結された状態で固定されており、またその多くは固定ねじを隠蔽するための化粧キャップ等が設けられていて、温調ハンドルの位置調節のために上記と同様の困難を伴っていた。
更に以上は湯水混合弁の温調ハンドル装置の場合の例であるが、吐水流量を調節する流調ハンドル(流量調節ハンドル)装置その他の回転ハンドル装置においても同様の問題を生ずる。
尚、本発明の先行技術として下記特許文献2,下記特許文献3に開示されたものがある。
しかしながら特許文献2に開示のものは、通常は回転ハンドルを回転操作不能として悪戯等を防止し、必要な場合にだけ押圧操作駒を押すことで回転ハンドルと操作軸とを一体回転する状態となしたもので、本発明とは目的が異なり、また回転ハンドルを任意の位置に再組付けできるようにしたものでもなく、本発明と異なっている。
また特許文献3に開示のものも、特許文献2と同様の目的の下に構成されたもので、その目的、解決のための手段も本発明とは異なっている。
特開2001−90128号公報 特開2002−285595号公報 特開2002−167818号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、回転ハンドルの回転方向の組付位置を、回転ハンドルを取り外すことなく容易に調整することのできる回転ハンドル装置を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、(イ)回転ハンドルと、(ロ)該回転ハンドルと連結される回転可能な操作軸と、(ハ)該回転ハンドルの側に設けられたハンドル側噛合歯と、(ニ)前記操作軸の側に設けられ、該ハンドル側噛合歯と噛合う軸側噛合歯とを、有し、それらハンドル側噛合歯と軸側噛合歯との噛合いにより、該回転ハンドルと該操作軸とが一体回転状態に連結されるハンドル装置において、前記回転ハンドルは、前記操作軸に対して前記ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とが噛合う噛合位置と、噛合いが解除される噛合解除位置との間で軸方向に相対移動可能とされ、且つ該噛合解除位置で該操作軸に対して独立して回転可能とされているとともに、前記ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とが、前記操作軸に対する前記回転ハンドルの回転方向の何れの位置でも噛合い可能となしてあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記回転ハンドルが湯水混合弁における温度調節ハンドルであることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯との少なくとも一方が回転方向の全周に亘って連続して形成されていることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とを前記噛合位置にロックし、解除操作によってロックを解除する安全ロック機構を有していることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項1〜4の何れかにおいて、前記噛合解除位置の前記回転ハンドルを前記噛合位置に向けて付勢し、該噛合位置に復帰させるハンドル復帰用の付勢手段が設けられていることを特徴とする。
請求項6のものは、請求項4において、前記安全ロック機構が、(a)前記操作軸に設けられた掛止部と、(b)前記噛合位置で該掛止部に弾性的に掛止する、前記回転ハンドルと一体に軸方向に移動する弾性爪片と、(c)前記ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とを噛合状態にロックするロック位置とロック解除位置との間で移動可能に設けられ、該ロック位置で前記掛止部に対する前記弾性爪片の掛止を保持し、ロック解除位置で該保持を解除するロック部材と、を有していることを特徴とする。
請求項7のものは、請求項6において、前記ロック部材が、前記ロック位置で前記掛止部に対して前記弾性爪片を掛止状態に押圧し、ロック解除位置で該押圧を解除する押圧部を備えていることを特徴とする。
請求項8のものは、請求項6,7の何れかにおいて、前記ロック部材を前記ロック位置側に付勢するロック用の付勢手段が設けられていることを特徴とする。
請求項9のものは、請求項6〜8の何れかにおいて、前記安全ロック機構が、前記回転ハンドルと別体をなし、該回転ハンドルに固定される本体を有していて、該本体に前記弾性爪片と前記ロック部材とが保持されており、それら本体,弾性爪片及びロック部材が1つの組付体としてのユニットを構成していることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、回転ハンドルの側のハンドル側噛合歯と操作軸の側の軸側噛合歯とが噛合う噛合位置と噛合解除位置との間で、回転ハンドルが操作軸に対し軸方向に相対移動可能とされ、そして噛合解除位置で回転ハンドルが操作軸に対して独立して回転可能とされるとともに、ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とが、操作軸に対する回転ハンドルの回転方向の何れの位置でも噛合い可能となしてあるもので、本発明によれば、回転ハンドルの回転方向の組付位置を調整するに際し、回転ハンドルを軸方向に僅かに移動して、ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とを噛合解除し、そして所望の回転位置で再びそれらを噛合せることで、回転ハンドルの回転方向の組付位置の調整を行なうことができる。
従って本発明によれば、回転ハンドルを取り外したり、ハンドル取付構造を分解しばらすことなく極めて簡単に回転ハンドルの回転方向の位置調節を行なうことができる。
また本発明では、極めて簡単に回転ハンドルの回転方向の組付位置の調整を行なうことができることから、専門的な知識を有する施工業者等でなくても、使用者が自らの意思に基づいて容易にこれを行ない得る利点が得られる。
また本発明によれば、小さなマイナスドライバ等の工具を用いることなく、容易に回転ハンドルの組付位置の調整作業を行うことができる。
従ってその専用の工具にて回転ハンドル自体或いは周辺の部材を傷つけてしまう恐れも解消することができる。
本発明は、流調ハンドル等の回転ハンドル装置にも適用可能であるが、特に湯水混合弁における温調ハンドル装置に適用して好適なものである(請求項2)。
流調ハンドルの回転位置による流量の表示と、実際の吐水の流量とが多少相違していたとしても、その相違は使用者にとって分り辛く、またそれほど気にもならないし、また必要であれば単に流調ハンドルを大流量側または小流量側に回転操作するだけで良い。
しかるに温調ハンドルの場合、例えば40℃に温度設定してあるにも拘わらず、これとは異なった温度の混合水が吐水されると、使用者は直ちにこれを感じ取って不快感を感じるとともに、湯水混合弁ないし水栓に対して不信感を抱いてしまう。
また求める温度の吐水が出るように温調ハンドルを操作したとしても、目的とする温度の混合水が吐水されるまでに時間を要することもあり、従って温調ハンドルの場合、特に温調ハンドルによる表示温度と実際の吐水温度とを合せておく必要性の高いものであり、それ故、本発明はかかる回転式の温調ハンドル装置に適用して効果の大なるものである。
本発明では、ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とを回転ハンドルの任意の位置で噛合い可能となすに当って、必ずしもそれら係合歯を全周に亘って連続して設けておかなくても良いが、請求項3に従ってハンドル側噛合歯と軸側噛合歯との少なくとも一方を、回転方向の全周に亘って連続してに形成しておくことが望ましい。
このようにすることで、ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯との位置関係や周方向の形成位置を特に考えなくても、確実に任意の回転位置でハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とを噛合い状態とすることができる。
尚、ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯との何れをも回転方向の全周に亘って連続して形成しておくことができる。
本発明では、ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とを噛合位置にロックし、解除操作によってロックを解除する安全ロック機構を設けておくことができる(請求項4)。
このようにしておけば、回転ハンドルに不意な外力が加わったりして回転ハンドルが噛合解除位置に移動してしまい、そこで回転ハンドルが空転してしまって、回転ハンドルの回転方向の組付位置がずれてしまい、回転ハンドルによる設定値が変ってしまうのを有効に防止することができる。
本発明ではまた、噛合解除位置の回転ハンドルを噛合位置に向けて付勢し、噛合位置に復帰させるハンドル復帰用の付勢手段を設けておくことができる(請求項5)。
このようにすれば、噛合解除して回転ハンドルの位置調整をした後、その付勢手段により容易に回転ハンドルを噛合位置、即ち通常の使用位置に復帰させることができる。
本発明では、上記安全ロック機構を、操作軸に設けられた掛止部と、上記噛合位置でその掛止部に弾性的に掛止する回転ハンドル側の弾性爪片と、ハンドル側噛合歯及び軸側噛合歯を噛合い状態にロックするロック位置とロック解除位置との間で移動可能、且つロック位置で掛止部に対する弾性爪片の掛止を保持するロック部材とを含んで構成することができる(請求項6)。
このようにすれば、簡単な機構で安全ロック機構を構成することができるとともに、ロック部材を操作することでロック状態を容易に解除することができる。
この場合においてロック部材は、上記ロック位置で弾性爪片を操作軸の掛止部に対し掛止状態に押圧し、またロック解除位置でその押圧を解除する押圧部を備えたものとなしておくことができる(請求項7)。
更にこの場合において、その押圧部はロック部材に備えた弾性押圧片にて構成しておくことができる。
次に請求項8は、ロック部材をロック位置側に付勢するロック用の付勢手段を設けたもので、この請求項8によれば、操作力を加えてロック部材をロック解除位置にもち来した後、ロック部材から手を放すだけでロック部材をもとのロック位置に簡単に戻すことができる。
また不意の外力によってロック部材がロック解除位置に移動させられてしまうのを有効に防止することができる。
次に請求項9は、上記安全ロック機構を、回転ハンドルと別体をなし、回転ハンドルに固定される本体を備えて、その本体に上記の弾性爪片とロック部材とを保持させ、それら本体,弾性爪片及びロック部材にて一つの組付体としてのユニットを構成するようになしたものである。
このようにしておけば、安全ロック機構の主要素をなす上記の弾性爪片やロック部材等を各回転ハンドル装置ごとに専用に設けておかなくても良く、それらを単一のユニットとして様々な種類や形状の回転ハンドル装置に共通に用い得る利点が得られる。
次に本発明を湯水混合弁の温調ハンドル装置(回転ハンドル装置)に適用した場合の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は湯水混合弁を温調ハンドル装置付きの状態で示し、図2は温調ハンドル装置を取り外した状態の湯水混合弁を、また図3は温調ハンドル装置をそれぞれ示している。
図1において、10は自動温度調節機能付き(サーモスタット式)の湯水混合弁で、12は弁ケースである。
弁ケース12は、図中中央部の円筒形状をなす第1部材12-1と、図中左端側の円筒形状をなす第2部材12-2と、右端側のばね受けを兼ねたキャップ状の第3部材12-3とを有している。
ここで第1部材12-1と第2部材12-2とはねじ結合されており、そしてそれらの間がOリング14にて水密にシールされている。
一方第3部材12-3は図中左端に掛止爪13を有し、その掛止爪13が、第1部材12-1の掛止孔15に掛止されることで、かかる第1部材12-1に組み付けられている。
弁ケース12には、後述の混合弁38を弁ケース12の内部で軸方向即ち左右方向に移動させて、混合水の温度を設定操作する操作軸(回転操作軸)16が組み付けられている。
この操作軸16は、弁ケース12の内部に円筒部18を有している。また中間部に弁ケース12の嵌合孔20に回転可能に嵌合する嵌合軸部22を有し、更に図中左端側に弁ケース12から突き出したハンドル連結部24を有している。
ハンドル連結部24には雄セレーション部(噛合歯)26が外周面に沿って全周に亘り連続して形成されている。
尚、嵌合軸部22と嵌合孔20との間はOリング14にて水密にシールされている。
弁ケース12には水流入口25,湯流入口28が弁ケース12を内外に貫通する状態で形成されている。
水流入口25から流入した水の流れは図中右向きに流れ、そしてその下流側で湯流入口28から流入した湯の流れが水の流れとともに混合室34に流れ込み、そこで水と湯とが混合されて、その混合水が流出部36から吐水部に向けて流出する。
弁ケース12の内部には、混合弁38が図中左右方向に移動可能に設けられている。
混合弁38は、軸方向に離隔して設けられた水弁40,湯弁42及びそれらを軸方向に連繋する連繋部44を有している。
ここで水弁40と湯弁42との外周面にはシール部材46が装着され、それらシール部材46にて水弁40と弁ケース12との間、及び湯弁42と弁ケース12との間が水密にシールされている。
この実施形態では、連繋部44が湯弁42と一体に成形され、水弁40に対し嵌合状態で組み付けられている。
ここで水弁40には嵌合部52が形成されており、その嵌合部52が、連繋部44に外嵌状態に嵌合され組み付けられている。
連繋部44にはには雌ねじ部が形成されており、そこに弁軸58の先端部に形成された雄ねじ部がねじ込まれている。
この弁軸58には、環状の鍔状をなす押え部62が形成されており、弁軸58の雄ねじ部が連繋部44の雌ねじ部にねじ込まれることにより、この押え部62が水弁40を連繋部44に対して軸方向に押え付けている。
即ちこれら雌ねじ部と雄ねじ部及び押え部62とによって、水弁40が連繋部44に対して組付固定されている。
弁ケース12には水弁40,湯弁42の間の位置において、それらに各対応した水側弁座64,湯側弁座66が設けられており、それらに対して水弁40,湯弁42がそれぞれ当接するようになっている。
上記混合弁38は、鋼製のコイルばねからなるバイアスばね68にて図中右向き、即ち水弁40を閉弁させる方向に付勢されており、また混合室34内に設けられた形状記憶合金製のコイルばねからなる感温ばね70により、これとは反対方向の図中左向き、即ち湯弁42を閉弁させる方向に付勢されている。
上記操作軸16における円筒部18には、その内周面に雌ねじ部69が形成されており、この雌ねじ部69に対して円筒形状をなす進退部材71が、その外周面の雄ねじ部72において螺合されている。
従って操作軸16を回転させると、これら雌ねじ部69と雄ねじ部72との螺合によるねじ送り作用で、進退部材71が図中左右方向に進退移動させられる。
この進退部材71には、図中左端部に段付部75が内向きに形成されており、そこにストッパリング77が図中左向きに当接させられている。
そしてこのストッパリング77と、円筒形状をなすばね受け74の図中右端の内向き且つ環状の鍔状部83との間に、上記のバイアスばね68が介装されている。
バイアスばね68は、水弁40に軸方向に当接するばね受け74を介して混合弁38に対し、その付勢力を図中右向きに及ぼしている。
ばね受け74は、図中左端に内向き且つ環状の係合部76を有し、この係合部76が、進退部材71の上記雄ねじ部72と図中右端の環状且つ外向きのストッパ部78との間を軸方向に相対移動可能とされている。
このばね受け74は、係合部76が進退部材71のストッパ部78に当接することで軸方向位置が規制され、進退部材71から抜け防止される。
尚、上記弁軸58の図中左端部には大径の頭部81が設けられている。この頭部81は、ストッパリング77の内径よりも大径である。
この実施形態の湯水混合弁10では、操作軸16を正方向に回転して進退部材71を図中右方向に前進移動させると、バイアスばね68が圧縮せしめられて、混合弁38に対する図中右向きの付勢力を増大させる。
また操作軸16を逆方向に回転させると、進退部材71が図中左向きに後退移動させられて、バイアスばね68が伸びる方向に変位し、混合弁38に対する図中右向きの付勢力を弱くする。
この実施形態の湯水混合弁10では、このようにして操作軸16を正方向又は逆方向に回転させることで、混合弁38がバイアスばね68の図中右向きの付勢力と、感温ばね70による図中左向きの付勢力とが釣り合う位置に左右方向にシフトせしめられる。即ち湯水混合弁10における混合水の温度が設定され或いは設定変更される。
そしてそのシフト位置において、感温ばね70が混合水温度に感応してその付勢力を増減させることにより、即ち混合水温度が設定温度よりも高温側であるときには付勢力を増大させ、また混合水温度が設定温度よりも低温側であるときにはその付勢力を弱くすることによって、混合弁38を図中左右方向に微動させ、混合水温度を自動的に設定温度に調節する。
図3に示しているように、操作軸16は軸方向に突き出した小径の突出部86を有している。この突出部86には、軸方向の異なった位置に括れ形状の第1の掛止部88及び第2掛止部90をが形成されており、更にその軸端には後述の弾性爪片126を引っ掛けて抜け止めする抜止部91が形成されている。
92は円形のリング状をなすセレーション部材で、その内周面に沿って雌セレーション部(噛合歯)94が全周に亘り連続して形成されている。また外周面に沿って雄セレーション部(噛合歯)96が全周に亘り連続して形成されている。そしてこの雌セレーション部94においてセレーション部材92が、操作軸16の雄セレーション部26に噛合わされ、かかるセレーション部材92が操作軸16と一体回転状態で操作軸16に組み付けられている。
この実施形態では、このセレーション部材92の外周面の雄セレーション部96が操作軸16側の軸側噛合歯となる。
98は回転式の温調ハンドルで、ここではレバー部100を備えている。
温調ハンドル98は、その中心部に図中下向きに開口した凹所102を有しており、また凹所102内部で略コ字形状で屈曲した弾性爪片104を一体に有している。
ここで弾性爪片104の底部は、ハンドル連結部24及びセレーション部材92への当接部106とされている。
またこの弾性爪片104の上端には、上記突出部86の第1の掛止部88及び第2掛止部90に嵌り込んで掛止する爪部108が設けられている。
この当接部106の図中下側において、凹所102の内周面には雌セレーション部110が全周に亘り連続して形成されており、この雌セレーション部110(ハンドル側噛合歯)が、セレーション部材92の雄セレーション部96(軸側噛合歯)噛合わされ、これにより温調ハンドル98が操作軸16に対し一体回転状態とされている。
温調ハンドル98にはまた、図中上向きに開口した第2の凹所112が形成され、この凹所112の図中上端の開口が化粧キャップ114にて閉鎖されている。
この化粧キャップ114の中心部には嵌込孔116が形成されており、そこに押ボタン式のロック部材118が図中上下に移動可能に嵌め込まれている。
ここでロック部材118は、図4(I)に示すロック位置と(II)に示すロック解除位置との間で図中上下方向、即ち操作軸16の軸方向に移動可能とされている。
尚図4(I)に示すロック位置では、ロック部材118の上面は化粧キャップ114の上面と同一面を形成する。
このロック部材118が、ロック位置において化粧キャップ114の上面から突き出していると、不意の外力などによってロック部材118が図中下向きに、即ちロック解除位置に向けて押し込まれてしまう危険性が生じるが、ここではロック部材118の上面が図4(A)に示すロック位置で化粧キャップ114の上面と同一面(面一面)を形成するようになしてあるため、そうした不具合が防止される。
ロック部材118は、上部が概略ハット形状をなしており、外向きの鍔部120が、化粧キャップ114の下向きの立下り部122に当ることによってロック位置が規制され、且つ化粧キャップ114から抜け防止される。
ロック部材118は、図中下向きに延び出した弾性押圧片(押圧部)124を有している。ここで弾性押圧片124は、その先端部に内向きに突出した爪部126を備えている。
この弾性押圧片124及び爪部126は次のように働く。
即ち、弾性押圧片124の爪部126は、図4(I)のロック位置で温調ハンドル98側の弾性爪片104の爪部108を内向きに押圧し、操作軸16における突出部86の第1の掛止部88に対する爪部108の掛止を保持し、弾性爪片104の爪部108が第1の掛止部88から軸方向に外れるのを防止する働きをなす。
その結果として、温調ハンドル98はハンドル側噛合歯としての雌セレーション部110が、軸側噛合歯としてのセレーション部材92の雄セレーション部96に噛合う噛合位置にロックされる。
尚、ロック部材118と温調ハンドル98との間には、コイルスプリングから成るロック用付勢手段としてのばね128が介装されており、このばね128により、ロック部材118がロック位置に向けて付勢され且つそのロック位置に位置保持されるようになっている。
この実施形態では、操作軸16側の突出部86に設けられた第1の掛止部88,温調ハンドル98側の弾性爪片104,ロック部材118及びばね128を含んで安全ロック機構が構成されている。
次にこの実施形態の温調ハンドル装置において、温調ハンドル98の回転方向の組付位置の調整のための手順を装置の作用とともに以下に説明する。
図4(I)のロック位置では、温調ハンドル98はロック部材118のロック作用により噛合位置、即ち温調ハンドル98側の雌セレーション部110とセレーション部材92の雄セレーション部96とが噛合った位置から図中上向きに移動することができない。
そこで図4(II)に示しているようにロック部材118をばね128の図中上向きの付勢力に抗してこれを下向きに押込み操作する。
するとロック部材118の弾性押圧片124及びその先端に形成された爪部126が図中下向きに移動し、ここにおいて温調ハンドル98側の弾性爪片104の爪部108に対し、弾性押圧片124による第1の掛止部88への掛止状態の保持が解除される。
そこで図5(III)に示しているように温調ハンドル98を一定距離上向きに引き上げ、リフトアップさせる。
このとき、温調ハンドル98側の雌セレーション部110が、セレーション部材92の雄セレーション部96から図中上向きに離れ、それらの噛合いが解除される。即ち温調ハンドル98が、図4(I)の噛合位置から図5(III)の噛合解除位置へと移動し、ここにおいて温調ハンドル98が操作軸16に対し空回転状態となる。
尚、この図5(III)に示す状態でロック部材118に加えていた押込力を除くと、ロック部材118はばね128の図中上向きの付勢力によって、図5(IV)に示すように図中上向きに移動し、外向きの鍔状部120が化粧キャップ114の立下り部122に当接して、そこで移動停止する。
ここで温調ハンドル98を、図4(I)の噛合位置から図5(III)の噛合解除位置までリフトアップさせる際、温調ハンドル98側の弾性爪片104は、ロック部材118による押圧が解除されることによって、突出部86の第1の掛止部88から図中上向きに離脱し、そして図5(III)の噛合解除位置で、再び弾性爪片104の爪部108が操作軸16側の突出部86の第2の掛止部90に掛止した状態となる。
そしてロック部材118が図5(III)の押込み位置から図5(IV)の上昇位置に上昇したとき、ロック部材118の弾性押圧片124の爪部126が、再び弾性爪片104の爪部108を内向きに押圧し、弾性爪片104の爪部108を第2の掛止部90に掛止させた状態に保持する。
ここにおいて温調ハンドル98が、今度は噛合解除位置に位置保持された状態となる。
温調ハンドル98の回転位置の調整はこの状態で行なう。
即ち、温調ハンドル98の回転位置による温度の表示が、実際の吐水温度と一致するように、温調ハンドル98の回転位置を調節する。
尚、温調ハンドル98を図4(I)の噛合位置から図5(III)の噛合解除位置まで引き上げる際、弾性爪片104の爪部108が、操作軸16における突出部86の抜止部91に引っ掛ることによって、温調ハンドル98が図中上方に抜けるのが防止される。
以上のようにして温調ハンドル98の回転位置を定めたら、次に図6(V)に示しているように再びロック部材118を図中下向きに押し込み操作する。
ここにおいて温調ハンドル98の噛合解除位置への位置保持が解除され、これと同時にロック部材118に加えられた押込操作力がばね128を介して温調ハンドル98に伝えられて、温調ハンドル98が下向きに押動され、ここにおいて温調ハンドル98の雌セレーション部110がセレーション部材92の雄セレーション部96に再び噛合った状態となる。即ち温調ハンドル98が再度噛合位置に持ち来される。
またこのとき同時に、温調ハンドル98の弾性爪片104が突出部86に沿って下向きに移動し、そしてその上端の爪部108が再び突出部86の第1の掛止部88に嵌り合って掛止した状態となる。そして第1の掛止部88に掛止した弾性爪片104の爪部が、ロック部材118の弾性押圧片124の爪部126にて内向きに押圧され、第1の掛止部88に掛止した状態に押圧保持される。
即ち温調ハンドル98が、再び噛合位置にロックされる。図6(VI)はこのときの状態を表している。
尚、コ字形状をなす弾性爪片104は、図中上向きに開口した円環状の挿入空間130を成形しており、ロック部材118を下向きに押込操作したとき、ロック部材118の弾性押圧片124がその内部に挿入される。
このとき、挿入空間130の外周側の内面は弾性押圧片124の移動に対するガイド面132として働く。厳密にはこのガイド面132の働きによって、弾性押圧片124の爪部126が温調ハンドル98側の弾性爪片104の爪部108を第1の掛止部88に向けて押圧すように作用する。
本実施形態によれば、温調ハンドル98の回転方向の組付位置を調整するに際し、温調ハンドル98を軸方向に僅かに移動して噛合解除位置に持ち来すことで、これを独立して回転させることができ、これにより温調ハンドル98の回転方向の位置を適正に合せた上で、再びこれを噛合位置に移動させることで、温調ハンドル98の回転方向の組付位置の調整を行なうことができる。
従ってこの実施形態によれば、温調ハンドル98を取り外したりハンドル取付構造を分解しばらすことなく、極めて簡単に温調ハンドル98の回転方向の位置調整を行なうことができる。
また極めて簡単に温調ハンドル98の回転方向の組付位置の調整を行なうことができることから、専門的な知識を有する施工業者等でなくても、使用者が自らの意志に基づいて容易にこれを行なうことができる。
加えてその際にマイナスドライバ等の工具を用いることなく、容易に温調ハンドル98の組付位置の調整作業を行なうことができる。
従ってその工具にて温調ハンドル98自体、或いは周辺の部材を傷つけてしまう恐れも解消することができる。
またこの実施形態では、ハンドル側噛合歯としての雌セレーション部110と、軸側噛合歯としての雄セレーション部96とが全周に亘って連続して形成してあるため、噛合解除した温調ハンドル98を、何れの回転位置でも再度それらを噛合状態とすることができる。
更にこの実施形態では、安全ロック機構が設けてあることによって、不意な外力が加わったりした場合であっても、その外力により温調ハンドル98が噛合解除位置に移動してしまってそこで空転してしまい、回転方向の位置がずれてしまって、温調ハンドル98による設定値が変ってしまうのを有効に防止することができる。
またこの実施形態では、安全ロック機構におけるロック部材118をロック位置側に付勢するばね128が設けられているため、ロック部材118をロック解除位置に操作した後、ロック部材118から手を離すだけで、ロック部材118を元のロック位置に簡単に戻すことができる。
また不意の外力によって、ロック部材118がロック解除位置に移動させられてしまうのを有効に防止することができる。
次に図7〜図11は本発明の他の実施形態を示している。
図7に示しているように、この実施形態では安全ロック機構が、温調ハンドル98とは別体をなす本体134を備えており、この本体134に、図中上向きに起立する弾性爪片104が一体に形成され、そしてこの弾性爪片104の上端部に爪部108が形成されている。
本体134にはまた、ロック部材136が組み付けられている。
このロック部材136は図中下向きに延びる弾性押圧片124を一体に有し、そしてこの弾性押圧片124の図中下端部に爪部126が一体に形成されている。
そしてこのロック部材136と本体134との間にばね128が介装され、ロック部材136がこのばね128により図中上向きに、即ちロック位置に向けて付勢されている。
即ちここでは、安全ロック機構に備えられた本体134に弾性爪片104,ロック部材136及びばね128が保持されており、それらが一つの組付体としてのユニット138を構成している。
このユニット138は、温調ハンドル98を着脱するための着脱ユニットとなる。
上記ロック部材136には、本体134への組付用の図中下向きの弾性片140が一体に形成されている。
この弾性片140の図中下端部には爪部142が備えられており、この爪部142が、本体134に形成された抜止部144に掛止することで、ロック部材136が本体134から抜け防止される。
尚本体134にはガイド孔145が形成されており、ロック部材136の移動時において、弾性片140に備えられた爪部142が、このガイド孔145内部を図中上下方向に移動する。
ユニット138はまた、操作軸16に形成された後述の微小括れ形状をなす第3の掛止部160(図7(A)参照)と弾性爪片104との掛止を解除して、ユニット138ごと、操作軸16から取り外すための組付解除部材146を備えており、この組付解除部材146が、ロック部材136を介して本体134に図中上下に移動可能に保持されている。
ここで組付解除部材146は、ロック部材136の内面に沿って上下に移動可能に保持されており、その図中下端部には、操作軸16の突出部86と弾性爪片104との間に挿入されて、第3の掛止部160への弾性爪片104の掛止を強制的に解除する挿入爪148を有している。
図7(A)において、温調ハンドル150にはユニット138の本体134を、その外周面において嵌合状態に保持する嵌合保持部152が設けられており、温調ハンドル150の凹所154内でユニット138を軸方向に挿脱することで、ユニット138全体が温調ハンドル150に組み付けられ、或いは取り外されるようになっている。
156はロック部材136を押込操作するための押ボタン式の操作部で、この操作部156は、凹所154の上端開口を閉鎖するキャップも兼ねている。
尚、157は温調ハンドル150を回転操作する際の安全ボタンで、この安全ボタン157を押し込むことで一定温度、例えば42℃よりも高温側へ温調ハンドル150を回転操作することが可能となる。
ここで安全ボタン157は、板ばね158にて常時突出し方向に付勢されている。
この実施形態において、ユニット138を含む安全ロック機構の作用は基本的に上記実施形態と同様であり、図8及び図9にその作用のみを表して詳しい説明は省略する。
図10及び図11は、温調ハンドル150をユニット138ごと操作軸16から取り外す際の作用を表している(但しこれらの図では温調ハンドル150が省略して示してある)。
図10(I)は通常の使用状態、即ち操作軸16に組み付けられたときのユニット138の状態を表しており、このとき温調ハンドル150に取付保持された本体134の弾性爪片(ハンドル側の弾性爪片)104が、爪部108において操作軸16における突出部86の第1の掛止部88に掛止した状態にある。
またロック部材136はロック位置にあって、弾性押圧片124が、爪部126において弾性爪片104の爪部108を内向きに押圧し、第1の掛止部88に対して弾性爪片104の爪部108を掛止状態に押圧保持した状態にある。
この状態で、図10(II)に示しているようにロック部材136及び組付解除部材146を図中下向きに押し下げる。
ここにおいてロック部材136による弾性爪片104の第1の掛止部88への掛止状態の保持が解除される。
そこで温調ハンドル150を、弾性爪片104の爪部108が突出部86の微小括れ形状をなす第3の掛止部160に至るまでユニット138とともに全体的に僅かに持ち上げる。
このとき、弾性爪片104の爪部108が第3の掛止部160に掛止した状態となって、そこに温調ハンドル150がユニット138とともに仮保持される。
そこで図11(IV)に示しているように組付解除部材146を図中下向きに押し下げる。
このとき、組付解除部材146の挿入爪148が、突出部86と弾性爪片104との間に強制的に挿入されて、弾性爪片104が拡開変形せしめられる。
ここにおいて弾性爪片104と第3の掛止部160との係止が解かれ、ユニット138が突出部86に対して自由に軸方向に移動可能となる。
そこで図11(V)に示しているように、ユニット138を突出部86から図中上方に抜き出す。
ここにおいてユニット138と操作軸16との組付状態が解除されてユニット138が操作軸16から分離される。
尚、ユニット138と温調ハンドル150との組付けの解除は、単に本体134を温調ハンドル150から軸方向に抜き出せばよい。
本実施形態によれば、安全ロック機構の主要素をなす弾性爪片104,ロック部材136,ロック用付勢手段としてのばね128などが一つの組付体としてのユニット138を構成しており、本実施形態によれば、それらの要素を温調ハンドル装置ごとに専用に設けておかなくても良く、単一のユニット138として様々な種類や形状の温調ハンドル装置に共通に用い得る利点が得られる。
図12〜図14は本発明の更に他の実施形態を示している。
この実施形態において、温調ハンドル150は図12に示す噛合位置と、図14に示す噛合解除位置との間で軸方向に移動可能とされており、通常時は温調ハンドル150と水栓本体162との間に介装された安全リング(安全機構)164にて噛合位置にロックされ保持されている。
ここで温調ハンドル150は、図12に示す噛合位置で温調ハンドル150側の雌セレーション部110が、セレーション部材92の外周面の雄セレーション部96に全周に亘って噛合っている。
また温調ハンドル150は、そのセレーション部材92と温調ハンドル150に跨って装着されたコイルスプリングから成る復帰ばね(ハンドル復帰用の付勢手段)166にて常時図12に示す噛合位置に付勢されている。
温調ハンドル150には、雌セレーション部110に対して図中左側に隣接する位置に、環状の噛合解除溝168が設けられており、温調ハンドル150は、図14に示す噛合解除位置でこの噛合解除溝168が、セレーション部材92と軸方向の同じ位置する。
尚、安全リング164は全体として弾性を有するCリング状をなしており、その弾性に基づいて温調ハンドル150と水栓本体162との間に嵌着され、或いはまたそこから取り外される。
温調ハンドル150には、温度の表示部170が一体回転する状態に設けられており、また水栓本体162には、現在の設定温度を指示するための指示部167が設けられている。
図12(A)に示す状態において、温調ハンドル150は温度40℃の混合水が吐水されるように、即ち設定温度が40℃となるように操作されている。
このような温度の表示部170が温調ハンドル150に設けられ、また水栓本体162に指示部167が設けられている点は、上記の実施形態においても同様である。
この実施形態において、温調ハンドル150の回転方向の組付位置を調整する作業は次のようにして行なう。
図12は通常の状態、即ち温調ハンドル150が噛合位置にあって、温調ハンドル150を回転させると操作軸16が一体回転して、混合弁38の位置が調節される状態を表している。
この状態から、図13に示しているように安全リング164を取り外すと、温調ハンドル150が図14に示す噛合解除位置に向って移動可能となる。
そこで温調ハンドル150を図中右向きに押し込むと、ここにおいて温調ハンドル150側の雌セレーション部110とセレーション部材92の雄セレーション部96との噛合いが外れ、温調ハンドル150の噛合解除溝168とセレーション部材92とが径方向に対向した状態となる。
ここにおいて温調ハンドル150は空回転する状態となる。
そこで温調ハンドル150が回転操作して適正な回転位置までこれを持ち来し、そしてその後温調ハンドル150に加えていた力を除くと、復帰ばね166によって温調ハンドル150が再び図12に示す噛合位置まで図中左向きに押し出される。
ここにおいて温調ハンドル150側の雌セレーション部110と操作軸16側の、即ちセレーション部材92の雄セレーション96とが再び噛合った状態となる。
そこで一旦外した安全リング164を、温調ハンドル150と水栓本体162との間に嵌着し、温調ハンドル150をその噛合位置にロックする。
このときの状態が図12に示した状態である。
次に図15及び図16は、本発明の更に他の実施形態を示している。
この実施形態は、セレーション部材92を温調ハンドル150と一体に軸方向に移動する状態に設け、そしてセレーション部材92との噛合解除のための噛合解除溝168を、操作軸16側に設けた例である。
他の点については図12〜図14に示す実施形態と基本的に同様である。
但しこの実施形態では、図12〜図14に示す復帰ばね166に相当するものは設けられていない。
この実施形態において、温調ハンドル150の回転方向の組付位置を調整するには、図12〜図14の実施形態と同様に安全リング164を取り外し、その上で図16に示すように温調ハンドル150を図中右方向に押し込んで、温調ハンドル150と一体に移動するセレーション部材92を、操作軸16に設けた噛合解除溝168に対向する噛合解除位置に持ち来す。
このとき温調ハンドル150は空回転可能な状態となり、そこで温調ハンドル150を所望の回転位置まで持ち来たして、その後再びこれを図中左方向に引くと、再び温調ハンドル150が図15に示す噛合位置に至って、ここにおいて温調ハンドル150と操作軸16とが一体回転状態となる。
その後、温調ハンドル150と水栓本体162との間に安全リング164を嵌着し、温調ハンドル150を図15に示す噛合位置にロックする。
尚、この実施形態においても温調ハンドル150を噛合位置に向けて付勢する復帰ばねを設けておくことも可能である。
次に図17及び図18は、本発明の更に他の実施形態を示している。
この例は、セレーション部材92の外周面の雄セレーション部96を、操作軸16側のセレーション部とし、そして温調ハンドル150を、その内周面の雌セレーション部110が、セレーション部材92の雄セレーション部96に噛合う噛合位置(図17に示す位置)と、温調ハンドル150側に設けた噛合解除溝168がセレーション部材92に対して径方向に対向する噛合解除位置との間で図中左右方向に移動可能となし、そして図18に示す噛合解除位置で、温調ハンドル150を空回転可能となした例である。
尚、図17(B)に示しているようにセレーション部材92と温調ハンドル150との間には復帰ばね166が設けられており、温調ハンドル150は、この復帰ばね166によって常時噛合位置に向けて付勢されている。
次に図19及び図20は、本発明の更に他の実施形態を示している。
この例は、操作軸16の外周面の雄セレーション部26に対し、セレーション部材92の内周面の雌セレーション部94を、温調ハンドル150側のセレーション部とし、この雌セレーション部94が雄セレーション部26に噛合う図19(B)の噛合位置と、図20に示す噛合解除位置、即ち雌セレーション部94が雄セレーション部26から軸方向に離れた位置との間で、温調ハンドル150を図中左右方向に移動可能となした例である。
具体的にはこの実施形態では、図19に示しているようにハンドル150が、水栓本体62側に押し込まれた位置が噛合位置となり、この状態で温調ハンドル150を回転操作することによって温度調節操作が行なわれる。
この状態から、図20に示しているように温調ハンドル150を図中左向きに引くと、ここにおいて温調ハンドル150が噛合解除位置に至って、温調ハンドル150側の、具体的にはセレーション部材92の雌セレーション部94が、操作軸16の雄セレーション部26から離脱した状態となり、ここにおいて温調ハンドル150が空回転状態となる。
そこでこの状態で温調ハンドル150を回転させて、これを目的の回転位置まで持ち来し、そこで再び温調ハンドル150を図中右向きに押し込んで図19に示す噛合位置に持ち来す。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明は上記例示したものとは種々異なった湯水混合弁の回転式の温調ハンドル装置に適用することが可能であるし、或いはまた場合によって回転式の流調ハンドル(流量調節ハンドル)装置に対しても適用可能であり、更に上記セレーション部以外の噛合歯を設けるといったことも可能であるなど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態の温調ハンドル装置を湯水混合弁に組み付けた状態で示した図である。 図1の湯水混合弁を単独で取り出して示した図である。 図1の温調ハンドル装置を拡大して示した図である。 図3の温調ハンドル装置における温調ハンドルの組付位置の調整の手順の一部を示す図である。 図4に続く手順を示した図である。 図5に続く手順を示した図である。 本発明の他の実施形態の要部を拡大して示した図である。 図7の温調ハンドル装置におけるハンドル位置調整の手順の一部を示した図である。 図8に続く手順を示した図である。 図7のユニットの取り外しの手順の一部を示した図である。 図10に続く手順を示した図である。 本発明の更に他の実施形態の要部を示した図である。 図12の温調ハンドル装置のハンドル位置調整のための手順の一部を示した図である。 図13に続く手順を示した図である。 本発明の更に他の実施形態の要部を示した図である。 図15の温調ハンドル装置の回転位置調整のための手順を示した図である。 本発明の更に他の実施形態の要部を示した図である。 図17の温調ハンドル装置の回転位置調整のための手順を示した図である。 本発明の更に他の実施形態の要部を示した図である。 図19の温調ハンドル装置の回転位置調整のための手順を示した図である。 従来の温調ハンドル装置の一例を示した図である。
符号の説明
16 操作軸(回転操作軸)
26,96 雄セレーション部(噛合歯)
88 掛止部
92 セレーション部材
94,110 雌セレーション部(噛合歯)
98,150 温調ハンドル
124 弾性押圧片(押圧部)
126,142 爪部
128 ばね(ロック用の付勢手段)
134 本体
136 ロック部材
138 ユニット
166 復帰ばね(ハンドル復帰用の付勢手段)

Claims (9)

  1. (イ)回転ハンドルと、(ロ)該回転ハンドルと連結される回転可能な操作軸と、(ハ)該回転ハンドルの側に設けられたハンドル側噛合歯と、(ニ)前記操作軸の側に設けられ、該ハンドル側噛合歯と噛合う軸側噛合歯とを、有し、それらハンドル側噛合歯と軸側噛合歯との噛合いにより、該回転ハンドルと該操作軸とが一体回転状態に連結されるハンドル装置において
    前記回転ハンドルは、前記操作軸に対して前記ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とが噛合う噛合位置と、噛合いが解除される噛合解除位置との間で軸方向に相対移動可能とされ、且つ該噛合解除位置で該操作軸に対して独立して回転可能とされているとともに、前記ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とが、前記操作軸に対する前記回転ハンドルの回転方向の何れの位置でも噛合い可能となしてあることを特徴とする回転ハンドル装置。
  2. 請求項1において、前記回転ハンドルが湯水混合弁における温度調節ハンドルであることを特徴とする回転ハンドル装置。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯との少なくとも一方が回転方向の全周に亘って連続して形成されていることを特徴とする回転ハンドル装置。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とを前記噛合位置にロックし、解除操作によってロックを解除する安全ロック機構を有していることを特徴とする回転ハンドル装置。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記噛合解除位置の前記回転ハンドルを前記噛合位置に向けて付勢し、該噛合位置に復帰させるハンドル復帰用の付勢手段が設けられていることを特徴とする回転ハンドル装置。
  6. 請求項4において、前記安全ロック機構が、(a)前記操作軸に設けられた掛止部と、(b)前記噛合位置で該掛止部に弾性的に掛止する、前記回転ハンドルと一体に軸方向に移動する弾性爪片と、(c)前記ハンドル側噛合歯と軸側噛合歯とを噛合状態にロックするロック位置とロック解除位置との間で移動可能に設けられ、該ロック位置で前記掛止部に対する前記弾性爪片の掛止を保持し、ロック解除位置で該保持を解除するロック部材と、を有していることを特徴とする回転ハンドル装置。
  7. 請求項6において、前記ロック部材が、前記ロック位置で前記掛止部に対して前記弾性爪片を掛止状態に押圧し、ロック解除位置で該押圧を解除する押圧部を備えていることを特徴とする回転ハンドル装置。
  8. 請求項6,7の何れかにおいて、前記ロック部材を前記ロック位置側に付勢するロック用の付勢手段が設けられていることを特徴とする回転ハンドル装置。
  9. 請求項6〜8の何れかにおいて、前記安全ロック機構が、前記回転ハンドルと別体をなし、該回転ハンドルに固定される本体を有していて、該本体に前記弾性爪片と前記ロック部材とが保持されており、それら本体,弾性爪片及びロック部材が1つの組付体としてのユニットを構成していることを特徴とする回転ハンドル装置。
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